JPH0342561Y2 - - Google Patents

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JPH0342561Y2
JPH0342561Y2 JP1985190177U JP19017785U JPH0342561Y2 JP H0342561 Y2 JPH0342561 Y2 JP H0342561Y2 JP 1985190177 U JP1985190177 U JP 1985190177U JP 19017785 U JP19017785 U JP 19017785U JP H0342561 Y2 JPH0342561 Y2 JP H0342561Y2
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JP
Japan
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housing
opening
front glass
breathing pipe
lamp
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JP1985190177U
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JPS6298101U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は前面ガラスの裏面に付着しやすい結露
を防止した車両用灯具に関する。
従来の技術 従来の車両用灯具例として、例えば日産自動車
(株)発行のサービス周報第538号「C22型系車の紹
介」(昭和60年9月発行)によれば、第2図〜第
4図に示した灯具例が開示されている。同図にお
いて、1は前面ガラス、2は前面ガラス1を支持
するハウジングであり、上記前面ガラス1とハウ
ジング2とによつて灯具本体3を形成している。
上記ハウジング2の後面開口部2aにゴムカバー
4が装着されて、このゴムカバー4の略中央部を
貫通するソケツト5に光源ランプ6を取付けてあ
る。7はソケツト支持台でありゴムカバー4の内
側4aに固着されている。8は反射鏡であつて、
中心部8aが前記ソケツト5により貫通支持され
ている一方、周縁部8bが前記前面ガラス1とハ
ウジング2との接合部9に嵌入支持されている。
尚前記ゴムカバー4の任意部分に、前面ガラス1
の結露防止用呼吸口10,10を開口形成するこ
ともある。一方第2図の−線に沿う断面図で
ある第4図に示した如く、ハウジング2の後面に
形成した開口部11に呼吸パイプ12を嵌着し、
灯具本体3の内方と外気との流通をはかるように
している。この呼吸パイプ12は1個のみに限定
されるものではなく、複数個取付けた構成例も知
られている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の車両用灯具の構
成にあつては、呼吸口10,10又は呼吸パイプ
12による外気の流通が、灯具本体3内で完全に
行われるものとはいい難く、特に高湿度の外気が
灯具本体3の内方に侵入して第3図、第4図に示
した如く前面ガラス1の内面下方の結露13を発
生した場合、上記結露13を除去するために長時
間を要し、光源ランプ6の照射効率が低下すると
いう問題点があつた。
そこで本考案は上記した如き従来の車両用灯具
が有している問題点を解消して、灯具本体の前面
ガラス内面に結露を発生しにくくすることのでき
る車両用灯具を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、前面ガラ
ス及び該前面ガラスを支持するハウジングとによ
つて形成された灯具本体の内方に、光源ランプ及
び反射鏡を配備した車両用灯具において、前記灯
具本体を構成するハウジングの下側部適宜位置に
呼吸パイプ挿通用の開口部を形成して、この開口
部に、ハウジングの外部で下側への開口部を有す
るとともにハウジングの内部で前記前面ガラスの
下側部近傍位置まで延長されて、この前面ガラス
に近接した位置に開口部を有する呼吸パイプを嵌
合固定した車両用灯具の構成にしてある。
作 用 ハウジングの下側部適宜位置に形成された開口
部に嵌合固定された呼吸パイプは、該ハウジング
の内部で前面ガラスの下側部近傍位置まで延長さ
れているので、該前面ガラスの内面が結露しにく
くなり、仮に結露があつても該呼吸パイプを介し
て低湿度の外気が直接結露部分に導入されて、結
露が素早く取り除かれるという作用が得られる。
更に上記呼吸パイプは、ハウジングの外部では
下側への開口部を有しているので、この呼吸パイ
プを経由して外部からハウジングの内方への水分
の浸入が防止される。
実施例 以下図面を参照して本考案に係る車両用灯具の
一実施例を説明する。
第1図は本考案の要部を示すものであつて、第
2図の−線に相当する部位の断面図である。
即ち1は前面ガラス、2はハウジングであり、上
記前面ガラス1とハウジング2とによつて灯具本
体3を形成している。又、前面ガラス1とハウジ
ング2との接合部20にシール材14′を介在さ
せて、前記前面ガラス1とハウジング2を密封し
ている。このハウジング2の下側部適宜位置に開
口部2bを貫通して、灯具本体3の内方にまで延
びる呼吸パイプ14が嵌合固定されている。この
呼吸パイプ14はハウジング2の後方で下向きの
開口部14aを有する一方、ハウジング2の内部
で前面ガラス1の下側部近傍位置まで延長され
て、この前面ガラス1に近接した位置に開口部1
4bが形成されている。一方15はハウジング2
の任意の位置に取付けた空気流通パイプであつ
て、ハウジング2の後方で、下向きの開口部15
aを有している。尚、この空気流通パイプ15
は、必ずしも設けなくとも良いものであつて、前
記のゴムカバーに設けた呼吸口10(第3図)を
代用させてもよい。
かかる構成を有する車両用灯具によれば、外方
から灯具本体3の内方にまで延びる呼吸パイプ1
4を通して、外気が矢印Aの如く流入し、更に空
気流通パイプ15もしくは前記呼吸口10を介し
て、矢印Bの如く流出するので、前面ガラス1の
内面下側部に結露13が生じにくく、仮に生じた
場合に、前記した外気の流入、流出にともなつて
該結露13が素早く乾燥除去されるという作用を
もたらす。
尚、前記呼吸パイプ14は、図示の位置に限定
されるものではなく、ハウジング2の後面もしく
は側面の下側部位置に取り付けることができる。
更に該呼吸パイプ14を複数個所に取り付けるこ
とによつて、結露除去効率をより一層高めること
が可能となるものである。
考案の効果 以上詳細に説明した如く、本考案に係る車両用
灯具は、前面ガラス及び該前面ガラスを支持する
ハウジングとによつて形成された灯具本体を構成
するハウジングの下側部適宜位置に呼吸パイプ挿
通用の開口部を形成して、この開口部に、ハウジ
ングの外部で下側への開口部を有するとともにハ
ウジングの内部で前記前面ガラスの下側部近傍位
置まで延長されて、この前面ガラスに近接した位
置に開口部を有する呼吸パイプを嵌合固定したの
で、前記前面ガラスの内面に結露が発生しにく
く、仮に発生した場合に、この結露を素早く除去
させるという効果を発揮する。即ち呼吸パイプは
灯具本体の外方から流入する外気を、直接結露部
へ導くことが可能であるので、外気による乾燥効
率が極めて大きくなり、短時間にて該結露を蒸発
させ得る。又、上記呼吸パイプはハウジングの外
部で下側への開口部を有しているので、この呼吸
パイプを経由して外部からハウジングの内方へ水
分が浸入することが防止される。従つて光源ラン
プの照射効率を高く保つことが可能となつて、夜
間の走行安全性を向上させ得る利点をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具の一実施例を
示す要部断面図、第2図は従来の車両用灯具例を
示す正面図、第3図は第2図の−線の沿う断
面図、第4図は第2図の−線に沿う断面図で
ある。 1……前面ガラス、2……ハウジング、3……
灯具本体、6……光源ランプ、8……反射鏡、2
b……一端開口部、14……呼吸パイプ、14
a,14b……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面ガラス及び該前面ガラスを支持するハウジ
    ングとによつて形成された灯具本体の内方に、光
    源ランプ及び反射鏡を配備した車両用灯具におい
    て、 前記灯具本体を構成するハウジングの下側部適
    宜位置に呼吸パイプ挿通用の開口部を形成して、
    この開口部に、ハウジングの外部で下側への開口
    部を有するとともにハウジングの内部で前記前面
    ガラスの下側部近傍位置まで延長されて、この前
    面ガラスに近接した位置に開口部を有する呼吸パ
    イプを嵌合固定したことを特徴とする車両用灯
    具。
JP1985190177U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0342561Y2 (ja)

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JP1985190177U JPH0342561Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP1985190177U JPH0342561Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6298101U JPS6298101U (ja) 1987-06-23
JPH0342561Y2 true JPH0342561Y2 (ja) 1991-09-06

Family

ID=31143156

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JP1985190177U Expired JPH0342561Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS478795U (ja) * 1971-02-25 1972-10-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS478795U (ja) * 1971-02-25 1972-10-02

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Publication number Publication date
JPS6298101U (ja) 1987-06-23

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