JP3149897B2 - ランプ構造 - Google Patents

ランプ構造

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JP3149897B2
JP3149897B2 JP19620393A JP19620393A JP3149897B2 JP 3149897 B2 JP3149897 B2 JP 3149897B2 JP 19620393 A JP19620393 A JP 19620393A JP 19620393 A JP19620393 A JP 19620393A JP 3149897 B2 JP3149897 B2 JP 3149897B2
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祥一 岸川
祐次 松本
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はランプ構造、特に2つ
の灯室の間に境界部を設けたランプ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のランプ構造としては、例えば図2
に示すようなものが知られている(類似技術として、実
開昭58−73503号公報参照)。このランプ1は自
動車の前面に設けられるものであり、内部に2つのバル
ブ2、3を有している。すなわち、ハウジング4の底部
の左右両側に各々リフレクタ5、6を設け、該リフレク
タ5、6の中心にバルブ2、3がそれぞれ設けられて
る。このハウジング4の中間位置には底部から一対の隔
壁7、8が形成され、ハウジング4内を前記各バルブ
2、3に対応した2つの灯室9、10に区画している。
また、前記隔壁7、8の先端部7a、8aは所定間隔L
だけ離間し、且つ連結部11にて連結された状態になっ
ている。そして、この隔壁7、8の先端部7a、8aと
連結部11にて、両灯室9、10間に境界部12を形成
している。
【0003】そして、このような構造のハウジング4の
開口は、周縁部13aをハウジング4の開口縁に形成さ
れた溝部4a内へ、いわゆる「ホットメルト」と称され
いるシール材Sを用いて密着させたレンズ13にて覆
われる。境界部12を形成する隔壁7、8の先端部7
a、8aはレンズ13に対して十分に接近した状態とな
っており、また先端部7a、8a同士が前記のように所
定間隔Lだけ離間していることから、各灯室9、10の
光が他方側へ入り込むことはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、各灯室9、10の光が他方
側へ悪影響を与えるおそれはないが、各灯室9、10内
で暖められた空気Aが他方側へ至り、そこでくもりFを
発生させるおそれがある。例えば、バルブ2だけを点灯
させた場合、バルブ2側の灯室9で暖められた空気A
は、先端部7a、7bとレンズ13とのわずかな隙間か
ら、バルブ3が非点灯の灯室10側へも至り、この非点
灯の灯室10で前記空気Aが冷やされてレンズ13の内
面にくもりFを発生させるおそれがある。そのための対
策として、灯室9、10内の熱気を外部へ排出するため
の呼吸孔(図示せず)をハウジング4の数カ所に設けな
ければならず、ランプ1の設計及びコストの面において
不利となる。
【0005】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、レンズのくもり発生を確実に防
止することができるランプ構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るランプ構
造は、上記の目的を達成するために、レンズ内面の境界
部と対応する部位に、該境界部内へ突出するリブを境界
部内の高温となりうるバルブ寄り位置に形成すると共
に、該リブの先端をシール材を介して境界部に密着させ
たものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、レンズの内面に境界部内へ
突出するリブを境界部内の高温となりうるバルブ寄り位
置に形成し、このリブの先端をシール材を介して境界部
に密着させたため、一方の灯室で暖められた空気が他方
の灯室へ至ることがなく、該他方側におけるくもり発生
を確実に防止することができる。また、リブの先端を挿
入する溝部が形成されることにより、リブの幅方向の位
置決めが容易になり、且つリブの先端を密着させるシー
ル材の量を適量に抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1に基づ
いて説明する。尚、従来と重複する説明は省略する。ま
た、図は横断面を上から見た図であり、紙面直角方向が
上下方向に該当する。
【0009】この実施例のランプ14は、内部にフォグ
ランプ用のバルブ15と、ターニングランプ用のバルブ
16とが設けられるものであり、点灯時はターニングラ
ンプ用のバルブ16よりも、フォグランプ用のバルブ1
5の方が高温となる。このランプ14は自動車前面の両
側の取付けられるものであり、図示のものは正面から見
て右側のものである。このランプ14のハウジング17
を覆うレンズ18は、自動車前面の形状に応じて右側が
後方へ傾斜した状態となっている。従って、このレンズ
18を取付けるために、シール材Sを介して接続される
レンズ18の周縁部18aと、ハウジング17の開口縁
に形成された溝部17aも、それぞれ右側の方が左側よ
りも後方に位置している。
【0010】また、ハウジング17にはその中間位置
、フォグランプ側の灯室19と、ターニングランプ側
の灯室20とを区画形成するための一対の隔壁21、2
2が形成されている。フォグランプ側の灯室19には、
大きめのリフレクタ23が備えられており、このリフレ
クタ23の中心に前記フォグランプ用のバルブ15が取
付けられている。このリフレクタ23をレンズ18にあ
まり近づけると、該リフレクタ23の状態がレンズ18
を通して外から見えてしまうため、リフレクタ23とレ
ンズ18との間には所定の間隔dが確保されている。一
方、ターニングランプ側の灯室20にも、その底部にア
ルミ蒸着によるリフレクタ24が接合されており、その
リフレクタ24の中心に前記ターニングランプ用のバル
ブ16が取付けられている。
【0011】両灯室19、20を区画する隔壁21、2
2の先端部21a、22aは所定間隔Lだけ離間した状
態となっており、該先端部21a、22aはレンズ18
の内面に十分に接近した状態とされている。そして、こ
の先端部21a、22a付近は連結部25にて連結され
ており、両先端部21a、22aと連結部25とで、灯
室19、20間に境界部26を形成している。尚、連結
部25もあまりレンズ18に近づけると、連結部25
状態がレンズ18を通して見えてしまい、見映え上好ま
しくないので、この連結部25も前記リフレクタ23の
間隔dと同じ程度、レンズ18から離れている。
【0012】そして、この境界部26内におけるフォグ
ランプ寄り位置には、上下方向に沿って溝部27が形成
されている。一方、レンズ18の前記溝部27と対応す
る位置に、先端がシール材Sにて前記溝部27内に密着
されるリブ28が上下方向に沿って形成されている。
尚、先端部21aの溝部27に対応する位置には、わず
かな段差27aが形成されており、シール材Sを入れる
場合の基準になっている。
【0013】このように、左右の灯室19、20はこの
リブ28にて完全に区画されるため、両灯室19、20
間での空気の移動はなくなる。従って、例えばフォグラ
ンプ側のバルブ15だけを点灯し、ターニングランプ側
のバルブ16を非点灯状態にしても、フォグランプ側の
灯室19で暖められた空気が、他方の灯室20側へ流れ
込まないので、該非点灯側の灯室20におけるレンズ1
8にくもりを発生させるようなことはない。
【0014】逆に、ターニングランプ側のバルブ16だ
けが点灯し、フォグランプ側のバルブ15を非点灯とし
た場合は、ターニングランプ側のバルブ16にて暖めら
れた空気が境界部26までは入り込んでしまうが、ター
ニングランプ側のバルブ16が点灯してもあまり高温に
ならないこと、また点灯時間が短いことから、ターニン
グランプ側の灯室20において空気があまり暖められな
いので、境界部26に対応するレンズ18の内面にくも
りを発生させることはない。レンズ18のリブ28を高
温のフォグランプ寄り位置に形成したのは、このような
理由による。加えて、この実施例のレンズ18はその中
間部が追加したリブ28を介してハウジング17の境界
部26に接続されるため、従来よりもレンズ18の支持
強度が高くなっている。
【0015】尚、以上の説明では、自動車の前面に取付
けるランプ構造を例としたが、本発明はリヤ側ランプに
も適用できるし、自動車以外のランプにも適用できる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、レンズの内面に境界
部内へ突出するリブを境界部内の高温となりうるバルブ
寄り位置に形成し、このリブの先端をシール材を介して
境界部に密着させたため、一方の灯室で暖められた空気
が他方の灯室へ至ることがなく、該他方側におけるくも
り発生を確実に防止することができる。また、リブの先
端を挿入する溝部が形成されることにより、リブの幅方
向の位置決めが容易になり、且つリブの先端を密着させ
るシール材の量を適量に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るランプ構造を示す断
面図である。
【図2】従来のランプ構造を示す断面図である。
【符号の説明】
17 ハウジング 18 レンズ 19、20 灯室 21a、22a 隔壁の先端部 21、22 隔壁 25 連結部 26 境界部 28 リブ S シール材 L 所定間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面にレンズが取付けられたハウジング
    内を2つの灯室に区画すべく、該ハウジングの中間位置
    に先端部が所定間隔だけ離間し且つ該先端部がレンズ内
    面に対して十分に接近した状態の一対の隔壁を形成し、
    これらの区画にそれぞれバルブを収容し、そのバルブの
    一方は他方よりも高温となりうるバルブとすると共に、
    該各隔壁の先端部付近同士を連結部にて連結し、前記隔
    壁の両先端部と連結部とで両灯室の境界部を形成したラ
    ンプ構造において、 前記レンズ内面の境界部と対応する部位に、該境界部内
    へ突出するリブを境界部内の前記高温となりうるバルブ
    寄り位置に形成すると共に、該リブの先端をシール材を
    介して境界部に密着させたことを特徴とするランプ構
    造。
  2. 【請求項2】 高温バルブ側の隔壁にはリブの先端を挿
    入する溝部が上下方向に形成され、該溝部にリブを密着
    させるシール材が入っていることを特徴とする請求項1
    記載のランプ構造。
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