JPH034254B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH034254B2
JPH034254B2 JP59281396A JP28139684A JPH034254B2 JP H034254 B2 JPH034254 B2 JP H034254B2 JP 59281396 A JP59281396 A JP 59281396A JP 28139684 A JP28139684 A JP 28139684A JP H034254 B2 JPH034254 B2 JP H034254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
teeth
holder
fixed
crusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59281396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61157367A (ja
Inventor
Tatsuo Hagiwara
Takashi Imai
Shigenori Nagaoka
Shigeto Fukumura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP28139684A priority Critical patent/JPS61157367A/ja
Publication of JPS61157367A publication Critical patent/JPS61157367A/ja
Publication of JPH034254B2 publication Critical patent/JPH034254B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粘着性のある板状の廃材を解砕する
解砕機に関する。
[従来の技術] 粘着性のある板状の廃材として、例えば道路工
事中に掘り起されるアスフアルトがある。
このアスフアルトは、不規則な形、大きさをし
た板状になつており、夏季には、柔軟でかつ粘着
性をもつた板状になる一方、冬季には、これが硬
化しかつ粘着性をもつた板状になる。
このような粘着性のある板状の廃材を解砕する
従来の解砕機は、第2図及び第3図に示すように
概略構成されており、粘着性のある板状の廃材
は、投入口1より投入される。投入された廃材
は、軸受5によつて軸支されたホルダ2の表面に
固定されている多数の解砕歯3によつて引掻かれ
ながら固定歯4の間に押しつけられ、解砕歯3と
3又は固定歯4と4の間に廃材がかけ渡された状
態で、相手方の固定歯4と4又は解砕歯3と3に
よつて折り曲げられながら解砕される。
この従来の解砕機において、解砕歯3は第4図
に示すような配置でホルダ2に固定されていた。
図はホルダ2の表面を展開して示したものであ
る。図において、6は線は、円筒状のホルダ2を
輪切にした仮想線(以下、輪切線という)、7の
線は、ホルダ2の軸線8に平行にホルダ2の周方
向表面を分割した仮想線(以下、ホルダ周方向表
面分割線という)を示す。解砕歯3は、輪切線6
に沿つて複数列に固定され、各列の数又は間隔が
規則正しくかつホルダ周方向表面分割線7上に複
数個が一列置きに位置する千鳥状に配置されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の解砕機においては、
例えば第4図に示すように、粘着性のある板状の
廃材9が、解砕歯イ,ロ,ハの上に乗つたような
場合は、ホルダ2の回転に伴つて廃材9が解砕歯
3に下面を安定して支持され、かつ下端部を固定
歯取板に当接された傾斜した状態となり、解砕歯
3と固定歯4との間に噛み込まれず、解砕される
のに時間がかかり、解砕効率が悪いという欠点が
あつた。
一方、冬季において廃材が硬化した場合は、第
5図に示すように、複数の解砕歯3と相手方の固
定歯4との間の複数個所での三点曲げによつて解
砕されるので、大きな解砕力を必要とし、その結
果、過負荷となつて解砕不能となる。このため、
動力及び強度の点で充分余裕をもつた解砕機で解
砕しなければならないという問題があつた。
そこで、本発明は、粘着性のある板状の廃材の
噛み込みを良好ならしめて解砕効率を向上せしめ
ると共に、冬季に硬化した廃材を解砕する場合に
おいて過負荷にならないようにした解砕機の提供
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、本発明は、軸支され
たホルダの表面に多数の解砕歯を輪切線に沿つて
複数列に固定して成る解砕機において、上記解砕
歯を、各列の数又は間隔を不規則に異ならせ、か
つ任意のホルダ周方向分割線上に1個ずつ配置し
たものである。
[作用] 上記手段においては、解砕歯の取付に粗の部分
と密の部分とが不規則に生じるため、粘着性のあ
る板状の廃材は解砕歯に乗つても不安定となり、
ホルダの表面に接する部分を生じる一方、解砕歯
と固定歯の噛合が間欠的となりり、かつ固定歯と
同時に噛合する解砕歯が1個となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図と共に説明す
る。同図は、ホルダ2の表面を展開して解砕歯3
の配列を示した図である。
図において、多数の解砕歯3は、各列の数又は
間隔を不規則に異ならせ、かつ任意のホルダ周方
向分割線上に1個ずつ配置され、ホルダ2の輪切
線6に沿つて複数列に固定されている。
上記構成の解砕機において、掘り起された路盤
材であるアスフアルトのように、形、大きさが不
規則な粘着性のある板状の廃材9が投入され、回
転しているホルダ2上に落下すると、解砕歯の取
付に粗の部分と密の部分とが不規則に生じるた
め、廃材9は、解砕歯3に乗つても不安定とな
り、ホルダの表面に接する部分を生じるので、こ
のホルダ2の表面と接する部分が後続の解砕歯3
によつて固定歯4に押し付けられたり、向きを変
えられたりし、廃材9の解砕歯3と固定歯4との
間への噛込みが良好となる。又、例えば粗の部分
Cにある廃材は、一層噛込みが良好となる。
一方、解砕歯3と固定歯4の噛合が間欠的とな
り、かつ固定歯4と同時に噛合する解砕歯3が1
個となるので、必ず1個所で2個の固定歯4の間
に1個の解砕歯3が噛み合うことになり、両者間
の廃材9は、2個の固定歯4と1個の解砕歯3に
よる1個所での三点曲げによつて解砕されること
となり、冬季に硬化した粘着性のある板状の廃材
9を解砕する場合にも過負荷となることはない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、解砕歯の取付に
粗の部分と密の部分とが不規則に生じるため、粘
着性のある板状の廃材は、解砕歯に乗つても不安
定となり、ホルダの表面に接する部分を生じるの
で、このホルダの表面と接する部分が後続の解砕
歯によつて固定歯に押し付けられたり、向きを変
えられたりし、廃材の解砕歯と固定歯との間への
噛込みが良好となる。又、解砕歯と固定歯の噛合
が間欠的となり、かつ固定歯と同時に噛合する解
砕歯が1個となるので、必ず1個所で2個の固定
歯の間に1個の解砕歯が噛み合うことになり、両
者間の廃材は、2個の固定歯と1個の解砕歯によ
る1個所での三点曲げによつて解砕されることに
なり、冬季に硬化した粘着性のある板状の廃材を
解砕する場合でも、過負荷となることなく容易に
解砕できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す解砕機のホル
ダ表面を展開して解砕歯の配列を示す平面図、第
2図は解砕機全体の概略縦断側面図、第3図は第
2図の−線縦断正面図、第4図及び第5図は
従来例であり、第4図はホルダの表面を展開して
解砕歯の配列を示した平面図、第5図は解砕歯と
固定歯との間で多点曲げにより解砕する状態を部
分拡大して示した縦断面図である。 2……ホルダ、3……解砕歯、6……輪切線、
7……ホルダ周方向表面分割線、8……ホルダの
軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸支されたホルダの表面に多数の解砕歯を輪
    切線に沿つて複数列に固定して成る解砕機におい
    て、上記解砕歯を、各列の数又は間隔を不規則に
    異ならせ、かつ任意のホルダ周方向表面分割線上
    に1個ずつ配置したことを特徴とする解砕機。
JP28139684A 1984-12-27 1984-12-27 解砕機 Granted JPS61157367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28139684A JPS61157367A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 解砕機

Applications Claiming Priority (1)

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JP28139684A JPS61157367A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 解砕機

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Publication Number Publication Date
JPS61157367A JPS61157367A (ja) 1986-07-17
JPH034254B2 true JPH034254B2 (ja) 1991-01-22

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ID=17638557

Family Applications (1)

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JP28139684A Granted JPS61157367A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 解砕機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7240690B2 (ja) * 2019-12-27 2023-03-16 平田機工株式会社 再生装置及び再生移動体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819752B2 (ja) * 1974-03-30 1983-04-19 カガクギジユツチヨウ キンゾクザイリヨウギジユツケンキユウシヨチヨウ ドウデンカイホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5819752U (ja) * 1981-07-24 1983-02-07 株式会社松井製作所 粗砕装置

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JPS61157367A (ja) 1986-07-17

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