JPH0327172Y2 - - Google Patents

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JPH0327172Y2
JPH0327172Y2 JP11669584U JP11669584U JPH0327172Y2 JP H0327172 Y2 JPH0327172 Y2 JP H0327172Y2 JP 11669584 U JP11669584 U JP 11669584U JP 11669584 U JP11669584 U JP 11669584U JP H0327172 Y2 JPH0327172 Y2 JP H0327172Y2
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JP
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crushing
crusher
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crushed
blades
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JP11669584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は油圧シヨベルのアームに装着され、コ
ンクリート構造物、道路路盤の破砕作業に使用さ
れる油圧シヨベルの破砕機に関する。
〔従来の技術〕
第6図、第7図は油圧パワーシヨベルのアーム
に俯仰自在に装着の油圧式破砕機として一般的に
使用されている破砕機1である。第8図は第6図
における破砕刃3,4の−断面図、第9図は
第7図の破砕刃5の方向矢視図である。
ビル解体の場合は被破砕物もコンクリートに限
定される道路路盤の場合は被破砕物がコンクリー
ト、アスフアルトの両者が使用され互いに異なつ
た性質を有している。たとえばコンクリートの場
合曲げには弱いがアスフアルトでは特に高温時に
は非常に粘くなり曲げによる破砕は相当困難であ
る。第8図に示す如く波形破砕刃3は破砕機1の
フレーム1′の破砕部の両端部に固着され又波形
破砕刃4は破砕可動アーム2の破砕部の中心に1
条固着している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような破砕刃を形成する破砕機でのアスフ
アルト破砕はフレーム1′に固着した2条の波形
破砕刃3の空間にアスフアルトが完全に埋つてし
まい破砕不可能となる。又第9図は可動アーム2
の中心に円錐破砕刃5が複数個固着している。こ
の場合コンクリート破砕時円錐破砕刃5は被破砕
物に対し点接触に近い状態で噛むため大きな破砕
力が得られるがアスフアルトの場合は被破砕物の
粘いと云つた特性、更に第10図に示す如く円錐
形状刃では破砕刃間にて相対する力が等分布にて
発生し、且つ被破砕物を外側へ押しやるベクトル
が小さいため、被破砕物に穴があくだけで有効な
破砕に至らない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、特に道路路盤において被破砕物であ
るコンクリート、アスフアルトの両者に共通した
破砕力を発揮し、作業効率の向上を計る油圧シヨ
ベルの破砕機を提供することを目的としたもので
ある。
本考案は、本体に設けた固定歯部と、該固定歯
部に対向して本体に回動可能に設けた可動歯部と
よりなり、前記本体を油圧シヨベルのアームに俯
仰自在に設けた油圧シヨベルの破砕機において、
複数個の角錐刃を歯部にそれぞれの刃の角部の一
つが対向するように着脱可能に取付けたことを特
徴とする油圧シヨベルの破砕機である。
〔作用〕
油圧シヨベルのアームに俯仰自在に設けられた
破砕機の可動歯部を回動して、可動歯部と固定歯
部との間に被破砕物を噛み込み、可動歯部を閉じ
る方向に回動すると複数個の角錐刃の角と角が相
対する向きにある為、互いの刃面が外向きとな
り、破砕力も被破砕物を外側に押しやる方向に働
く。従つて二次破砕の必要もなく、非常に破砕力
が効果的に働く。
〔実施例〕
本考案の実施例を以下図面に従つて詳細に説明
する。
第1図は本考案の破砕刃6を具備し、油圧シヨ
ベルのアームに俯仰自在に設けた破砕機の全体図
で、第2図は可動アーム2に破砕刃6を取付けた
平面図である。破砕刃6は図に示す如く4角錐で
面のなる角度α゜は比較的鋭角に形成されている。
又破砕刃6の取付けは第2図に示すように可動ア
ーム2の破砕面に破砕刃6の角が互に対向するよ
うに第3図における溶着もしくは摩耗時の交換容
易のため第4図におけるボルトにて固着されてい
る。なお破砕刃6は正面角錐であるが、角錐であ
れば良い。また1は破砕機本体、1′は固定歯部
である。
このように構成された破砕機の作用、効果は次
の通りである。
第5図は本考案による破砕刃6装着の破砕機に
よる被破砕物(アスフアルト)10の破砕状態を
示したものである。破砕刃6の配列を破砕刃6の
角と角が相対する向きにあるため互の破砕刃6の
刃面は可動アーム2の中心に対し45゜外向きとな
りこれによつて破砕力が矢印の方向に働く。破砕
刃6における4本の稜線6−1は被破砕物の亀裂
生成に、面6−2は被破砕物を外側に押しやる役
割を受けもつ。これより被破砕物(アスフアル
ト)10の破砕状況は概ね亀裂11の如くに進展
し、高温時の粘い特性を有する場合でも破砕刃6
部に附着することなく容易にしかも小さく破砕可
能となり二次破砕の必要もなくなり非常に効果的
である。
〔考案の効果〕
本考案は、本体に設けた固定歯部と、該固定歯
部に対向して本体に回動可能に設けた可動歯部と
よりなり、前記本体を油圧シヨベルのアームに俯
仰自在に設けた油圧シヨベルの破砕機において、
複数個の角錐刃を歯部にそれぞれの刃の角部の一
つが対向するように着脱可能に取付けたことによ
り、道路路盤の解体作用時に特に高温時における
粘い特性を有するアスフアルト又はコンクリート
の両者に対向する向きに取付けられた角錐刃の角
部と角部が有効に破砕力を伝達し、効果的に破砕
作業が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は第1図方向矢視図、第3,4図は可動アーム
への刃の取付状態の例を示す斜視図、第5図は本
破砕機による破砕状態を示す説明図、第6図は従
来の破砕機を示す側面図、第7図はその破砕機の
破砕時における側面図、第8図は第6図−に
おける断面図、第9図は第7図方向矢視図、第
10図は本体破砕機による破砕状態を示す説明図
である。 1……破砕機本体、1′……固定歯部、2……
可動歯部、6……角錐刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に設けた固定歯部と、該固定歯部に対向し
    て本体に回動可能に設けた可動歯部とよりなり、
    前記本体を油圧シヨベルのアームに俯仰自在に設
    けた油圧シヨベルの破砕機において、複数個の角
    錐刃を歯部にそれぞれの刃の角部の一つが対向す
    るように着脱可能に取付けたことを特徴とする油
    圧シヨベルの破砕機。
JP11669584U 1984-07-30 1984-07-30 油圧シヨベルの破砕機 Granted JPS6132351U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11669584U JPS6132351U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 油圧シヨベルの破砕機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11669584U JPS6132351U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 油圧シヨベルの破砕機

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Publication Number Publication Date
JPS6132351U JPS6132351U (ja) 1986-02-27
JPH0327172Y2 true JPH0327172Y2 (ja) 1991-06-12

Family

ID=30675631

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11669584U Granted JPS6132351U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 油圧シヨベルの破砕機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184667A (ja) * 1987-01-26 1988-07-30 三五重機株式会社 把持機兼コンクリ−ト破砕機
JPH068400B2 (ja) * 1988-12-26 1994-02-02 新日本製鐵株式会社 塗装金属板用塗料組成物
JP5881881B1 (ja) 2015-05-10 2016-03-09 油圧機工業有限会社 破砕機用の刃板及び破砕機

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JPS6132351U (ja) 1986-02-27

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