JPH0342475A - シート材給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は複写機、フアツジξす、プリンター等の画像形
成装置に適用されるシート材給送装置に関するものであ
る。

〈従来の技術〉 従来より、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像
形成装置としては様々なものが開発され実用化されてい
る。その中で原稿画像をシート材の両面に順次複写可能
な両面複写機が広く用いられている。

上記両面複写機は第３図に示す如く、カセット５０１！
２いはペーパーデツキ５１から給送されたシート材Ｓは
、像担持体である感光ドラム５２により原稿画像が転写
され、更に搬送装置５３を介して定着機５４により転写
画像が永久定着される。

上記複写機は片面モードの場合、シート材Ｓはそのまま
トレイ５５上に排出されるが、両面或いは多重モードの
場合にはフラッパ５６に導かれて両面多重搬送装置５７
に搬送される。

上記両面多重搬送装置５７に於いては、両面モードの場
合は反転トレイ５８を介してシート材Ｓを反転させて中
間トレイ５９に排出し、多重モードの場合にはシート材
Ｓのサイズに応したいずれかのフラッパ６０よりシート
材Ｓを直接中間トレイ５９に排出し、いずれの場合にも
複写枚数に対応したシート材Ｓが上記中間トレイ５９に
一時的に積載される。

そして、所定枚数の片面複写が終了すると、上記中間ト
レイ５９の背面側に設けられた送り出しローラー６１、
及び上記中間トレイ５９よりシート材Ｓの搬送方向下流
側に設けられた給送ローラー６２及び分離ローラー６３
が図示せざる駆動手段により同期して駆動される。

上記送り出しローラー６１が駆動されると、第４に示す
如く、中間トレイ５９上に積載されたシート材Ｓの最下
側から一枚宛シート材Ｓの搬送方向下流に設けられた正
逆回転する給送ローラー６２及び分離ローラー６３に搬
送される。そして、上記分離ローラー６３により中間ト
レイ５９上の上側のシート材Ｓの給送が阻止されると共
に、最下側のシート材Ｓから給送ローラー６２により一
枚宛再搬送路６４に給送される。上記シート材Ｓは前記
感光ドラム５２に搬送されて再び原稿画像が転写され、
両面或いは多重複写が行われていた。

前記給送ローラー６２より給送されたシート材Ｓの後端
が給送ローラー６２及び分離ローラー６３の当接部を離
れる前に祇づまり　（ジャム）が生じた場合には、中間
トレイ５９側からジャムを生じたシート材Ｓを取り除く
ことは困難である。蓋し、給送ローラー６２及び分離ロ
ーラー６３は一定の圧力で当接し、かつ各ローラーは一
方向のみ回転するからである。

そこで、従来は前記給送ローラー６２及び分離ローラー
６３の回転軸に連結した図示せざる摘みを持って回転さ
せることによりジャムを生したシート材Ｓを給送方向に
送り出した後、ガイド部材６５を開放して取り除く作業
が行われている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来技術に於いては、ジャムを生したシー
ト材Ｓを取り除く作業に際し、ガイド部材６５を開放す
るための装置内に広いスペースを必要とし、かつ上記ガ
イド部材６５も適当な長さを要求され装置のレイアウト
上困難な場合が多く、またシート材Ｓを取り除くまでの
手順が多く作業性が悪い等の課題があった。

本発明は上記従来技術の課題を解決し、中間トレイ側の
広い空間からジャム処理を可能にしたシート材給送装置
を提供するものである。

く課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、シート材を積載するための回動可能に
支持されたトレイと、前記トレイ上に積載されたシート
材を分離するための分離手段と、前記分離手段に当接す
ると共に該分離手段により分離されたシート材を一枚宛
給送するための給送手段と、前記分離手段と前記給送手
段とを当接させる押圧力を供給するための押圧手段と、
前記押圧手段に連結すると共に、前記トレイの回動動作
に連動して前記分離手段と給送手段との押圧状態を解除
し得る解除手段とを設けたことを特徴とする。

く作用〉 上記手段によれば、分離手段と給送手段とを当接させる
押圧力を供給する押圧手段に連結すると共に、トレイの
回動動作に連動して上記分離手段と給送手段との押圧状
態を解除し得る解除手段を設けたので、トレイを回動さ
せて解除手段を連動せしめることによって、分離手段と
給送手段との押圧状態を容易に解除することが出来る。

従って、トレイ側の広い空間を利用してシート材のジャ
ム処理をすることが出来、作業性を著しく向上させるこ
とが出来る。

〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用したシート材給送装
置の一実施例について説明する。

第を図（ａ）　（ｂ）シート材給送装置の動作を示す説
明図、第２図は上記シート材給送装置を適用した両面複
写機の概略構成を示す説明図である。

先ず、第２図を参照してシート材給送装置を適用した両
面複写機の概略構成について説明する。

ｌは原稿画像を普通紙、プラスチツクシート等のシート
材Ｓに両面複写可能な複写機である。

該複写機ｌには、像担持体である感光ドラム２を有して
おり、該感光ドラム２の周囲に一次４Ｂ電器３．現像装
置４．転写・分離帯電器５及びクリーナー６が配設され
ている。

原稿照射ランプ７からの原稿露光がミラー８を介して上
記感光ドラム２上に結像され、更に現像装置４により可
視像化される。

また、上記複写機ｌの一側面にはシート材Ｓを積載した
複数のカセット９及びペーパーデツキ１０が配設されて
おり、該カセット９等からシート材Ｓが感光ドラム２へ
給送され、該ドラム２上に形成された可視像が転写分＃
ｊｅ電器５によってシート材Ｓに転写される。転写後の
シート材Ｓはベルトからなる搬送装置１１により定着器
１２に送られ、該定着器１２のローラ一対間を通過する
ことにより、前記転写画像がシート材Ｓに永久定着され
る。

そして、上記定着器１２のシート材Ｓの搬送方向下流側
（以下単に下流側と言う）の搬送路にはフラッパ１３が
配設されている。該フラッパ１３は図示せざる制御部か
らの信号により、片面複写モードの場合はシート材Ｓを
排紙トレイ１４に排出するように、また両面或いは多重
複写モードの場合にはシート材Ｓを再搬送路１５に導く
ように切り換えられるものである。

また、上記再搬送路１５の下流側にはベルト１６、複数
のフラッパ１７、及び反転ガイド１８を有する両面多重
搬送装置１９が斜めに配設されている。

上記両面多重搬送装ｆｉ１９は両面複写モードの場合に
は上記フラッパ１７を閉じてシート材Ｓを反転ガイド１
８を介してシート材給送装置２０に印字面を上側にして
排出され、また多重複写モードの場合には搬送されて来
るシート材Ｓのサイズに応じた所定のフラッパ１７を開
いて、シート材Ｓを反転させることなく印字面を下側に
してシート材給送装置２０に排出される。

上記シート材給送装置２０に搬送されたシート材Ｓは、
搬送路２１を介して再び前記感光ドラム２に給送される
如く構成されている。

次に、第１図及び第２図を参照して前記シート材給送装
置２０の構成について説明する。

２１は前記両面多重搬送装置１９の下方に比較的急勾配
に傾斜して配設され、該両面多重搬送装置１９より排出
されたシート材Ｓを一時的に積載するための中間トレイ
である。該中間トレイ２１はその背面側より支持部材２
２により支持されている。また、上記支持部材２２には
図の矢印Ａ、Ｂ方向に回動自在なレバー２２ａが連結さ
れており、該レバー２２ａを回動させることにより上記
支持部材２２も連動して回動する如く構成されている。

上記中間トレイ２１の下端部には、該トレイ２１上に積
載されたシート材Ｓを分離するための分離手段である分
離ローラー２３、及び該分離ローラー２３に当接すると
共に分離されたシート材Ｓを一枚宛給送するための給送
手段である給送ローラー２４が上下に設けられている。

また、上記中間トレイ２１の背面側には該トレイ２１に
積載された最下側のシート材Ｓから上記分離ローラー２
３及び給送ローラー２４に搬送するための送り出しロー
ラー２５が設けられている。

上記分離ローラー２３及び給送ローラー２４は図示せざ
る駆動手段により駆動されて夫々シート材Ｓの給送方向
に対して正逆回転方向に回転するものである。また、上
記分離ローラー２３は支軸２６を中心に回動自在に取り
付けられたＬ字状のアーム２７の一端に連結されている
。更に、上記アーム２７の他端に突設された軸２８には
、前記分離ローラー２３と給送ローラー２４とを当接さ
せる押圧力を俳給するための押圧手段である装置内に固
定された引張ばね２９が連結されている。

従って、上記アーム２７は引張ばね２９の弾性力によっ
て図の矢印ａ方向に軸２８を引っ張ることによって図の
矢印α方向に回転し、前記分離ローラー２３を前記給送
ローラー２４に一定の圧力で押圧している。

また、上記軸２８には連結棒３０．バネ３１が順に連結
して、前記分離ローラー２３と給送ローラー２４との押
圧状態を解除し得るＭ除手段である解除レバー３２の先
端に連結している。上記連結棒３０．バネ３１は記録中
にあっては無負荷状態にあり、従ってバネ３１は略自然
長に保たれている。

上記解除レバー３２は、装置内に固定された回転軸３３
を中心に図の矢印Ｔ、δ方向に回動自在に取り付けられ
ている。上記解除レバー３２は前記レバー２２ａを図の
矢印入方向に回転させて支持部材２２を連動して回転さ
せた際に、トレイ２１の支持状態が解除されて該トレイ
２１の自重によりレバー３２を図の矢印Ｔ方向に回転さ
せ、前記アーム２７を矢印β方向に回転させることによ
り、前記分離ローラー２３の給送ローラー２４への押圧
状態を解除し得るものである。

次に、上述の如く構成されたシート材給送装置２０の動
作について説明する。

先ず、画像記録中にあっては、第１図に示す如く、中間
トレイ２１に排出され一時的に積載されたシート材Ｓは
、送り出しローラー２５１分離ローラー２３．及び給送
ローラー２４が同期して駆動され、トレイ２１の最下側
のシート材Ｓから正方向（シート材Ｓの搬送方向）に回
転する送り出しローラー２５によりトレイ２１の下端に
搬送される。また、逆方向（シート材Ｓの搬送方向と逆
方向）に回転する分離ローラー２３により下側のシート
材Ｓの給送を阻止すると共に、正方向に回転する給送ロ
ーラー２４により最上側のシート材Ｓを一枚宛下流側の
再搬送路３４に給送する。

次に、シート材Ｓが前記分離ローラー２３と給送ローラ
ー２４との間でジャムを生した場合には、給送ローラー
２４は一方向のみに回転するので、シート材Ｓを第１図
（ａ）の矢印す方向には引き抜くことは出来ない。

そこで、第１図（ｂ）に示す如く、レバー２２ａを図の
矢印Ａ方向に回転させると中間トレイ２１を支持する支
持部材２２も連動して図の矢印入方向に回転する。また
、中間トレイ２１も同様に回転して解除レバー３２を支
軸３３を中心に第１図（ａ）の矢印Ｔ方向に該トレイ２
１の自重により回転させる。すると、自然長にあったバ
ネ３１は引き伸ばされて連結棒３０を介してアーム２７
に突設されたＩＴｏ２８は第２図の矢印Ｃ方向に引っ張
られる。

従って、上記アーム２７は支ｔｈｌ＋２６を中心に図の
β方向に回転し、分離ローラー２３の給送ローラー２４
への押圧が解除される。よって、この状態では中間トレ
イ２１側の広い空間よりジャムを生したシート材Ｓを矢
印す方向に容易に取り除くことが出来る。

尚、上記ジャム処理が終了した場合には、前記レバー２
２ａを矢印β方向に回転させると、支持部材２２も連動
して図の矢印β方向に回転する。そして、上記支持部材
２２により中間トレイ２１を再び支持することにより、
該トレイ２１による解除レバー３２への押圧が解除され
るので、該解除レバー３２はバネ３１の弾性力により第
１図の矢印β方向に復帰する。また、アーム２７も引張
バネ２９の弾性力により支軸２６を中心に矢印α方向に
回転し、再び分離ローラー２３を給送ローラー２４に押
圧する。

また、上記実施例ではシート材給送装置を両面複写機に
適用したが、他の装置に適用することも可能である。

〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、分離手段と給送手段とを当接させ
る押圧力を供給する押圧手段に連結すると共に、トレイ
の回動動作に連動して上記分離手段と給送手段との押圧
状態を解除し得る解除手段を設けたので、トレイを回動
させて解除手段を作動せしめることによって、分離手段
と給送手段との押圧状態を容易に解除することが出来る
。

従って、トレイ側の広い空間を利用してシー１材のジャ
ム処理をすることが出来、作業性を著しく向上させるこ
とが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　（ｂ）はシート材給送装置の動作を示す
説明図、第２図は上記シート材給送装置を適用した両面
複写機の概略構成を示す説明図、第３図及び第４図は従
来例の説明図である。 Ｓはシート材、■は複写機、２は感光ドラム、３は一次
帯電器、４は現像装置、５は転写・分離帯電！、６はク
リーナー、７は原稿照射ランプ、８はミラー、９はカセ
フト、１０はペーパーデツキ、１１は搬送装置、１２は
定着器、１３．１７はフラッパ、１４は排紙トレイ、１
５は再搬送路１５．１８は反転ガイド、１９は両面多重
搬送装置、２０はシート材給送装置、２Ｌは中間トレイ
、２２は支持部材、２２ａはレバ、２３は分離ローラー
、 送り出しローラー、２６゜ ２８は軸、２９．３１はばね、 ２４は始送ローラー、２５は ３３は支軸、２７はアーム、 ３２は解除レバーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シート材を積載するための回動可能に支持されたトレイ
   と、 前記トレイ上に積載されたシート材を分離するための分
   離手段と、 前記分離手段に当接すると共に該分離手段により分離さ
   れたシート材を一枚宛給送するための給送手段と、 前記分離手段と前記給送手段とを当接させる押圧力を供
   給するための押圧手段と、 前記押圧手段に連結すると共に、前記トレイの回動動作
   に連動して前記分離手段と給送手段との押圧状態を解除
   し得る解除手段と、 を有するシート材給送装置。