JPH0342353A - パッシブシートベルトの制御装置 - Google Patents
パッシブシートベルトの制御装置Info
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- JPH0342353A JPH0342353A JP1178234A JP17823489A JPH0342353A JP H0342353 A JPH0342353 A JP H0342353A JP 1178234 A JP1178234 A JP 1178234A JP 17823489 A JP17823489 A JP 17823489A JP H0342353 A JPH0342353 A JP H0342353A
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- Japan
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- door
- belt
- lock
- solenoid
- switch
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、パッシブシートベルトの制御装置に係り、更
に詳しくは、車輌のドアの開閉に応じてシート上の乗員
を自動的に開放拘束する所謂ドアマウント型のパッシブ
シートベルトの制御装置に関する。
に詳しくは、車輌のドアの開閉に応じてシート上の乗員
を自動的に開放拘束する所謂ドアマウント型のパッシブ
シートベルトの制御装置に関する。
車輌のドア開閉に応じてベルトの装着・解除が自動的に
行われるドアマウント型のパッシブシートベルト装置は
、面倒な操作を必要とすることなくシートベルトの着用
を半強制的にするものであり、シートベルト着用を奨励
する利点がある。
行われるドアマウント型のパッシブシートベルト装置は
、面倒な操作を必要とすることなくシートベルトの着用
を半強制的にするものであり、シートベルト着用を奨励
する利点がある。
この種のシートベルト装置としては、通常時はベルト端
部を弾性的に巻き込んで当該ベルトに適度の張力を与え
、必要に応じて容易に引き出すことができるとともに、
衝突時など車輌に急激な加減速度が生じるとき及びベル
トが急激に引き出されるときには車輌の加減速度とベル
トの引き出しを感知して、ベルトをロックする巻出回転
緊急停止機能(緊急ロック機能)を備えたりトラクタを
ドアの後部開放側下部に装備したものが、比較的良く知
られている。このドアにリトラクタが装備された構造の
場合、ドアを急激に開けるときのベルトの引き出し速度
及びドア開閉時のドア自体の加減速度によって、ベルト
がロックしてしまうおそれがある。このため、例えば、
特公昭57−33186号公報に記載の発明等のように
、リトラクタと車輌のセンターピラー下部近傍に介装さ
れたドアスイッチによりドアが閉じているときにのみ上
記緊急ロック機能が働くようにし、ドア開放(開扉)時
にはベルトの緊急ロック機能を解除してベルトにロック
がかからないようにしたものがある。かかる緊急ロック
機能の解除は、通常、リトラクタに内蔵されたベルトロ
ック解除用ソレノイドを用いて行われる。
部を弾性的に巻き込んで当該ベルトに適度の張力を与え
、必要に応じて容易に引き出すことができるとともに、
衝突時など車輌に急激な加減速度が生じるとき及びベル
トが急激に引き出されるときには車輌の加減速度とベル
トの引き出しを感知して、ベルトをロックする巻出回転
緊急停止機能(緊急ロック機能)を備えたりトラクタを
ドアの後部開放側下部に装備したものが、比較的良く知
られている。このドアにリトラクタが装備された構造の
場合、ドアを急激に開けるときのベルトの引き出し速度
及びドア開閉時のドア自体の加減速度によって、ベルト
がロックしてしまうおそれがある。このため、例えば、
特公昭57−33186号公報に記載の発明等のように
、リトラクタと車輌のセンターピラー下部近傍に介装さ
れたドアスイッチによりドアが閉じているときにのみ上
記緊急ロック機能が働くようにし、ドア開放(開扉)時
にはベルトの緊急ロック機能を解除してベルトにロック
がかからないようにしたものがある。かかる緊急ロック
機能の解除は、通常、リトラクタに内蔵されたベルトロ
ック解除用ソレノイドを用いて行われる。
上記従来例の特公昭57−33186号公報記載の発明
等にあっては、確かにドア「開」時に不要なドアロック
がかかるのを有効に回避し得るが、ベルトの緊急ロック
は通常リトラクタに内蔵されたGセンサ(加速度センサ
)の出力の値に応じて「ロック(LOCK)、、rアン
ロック(UNLOCK、が制御されていることから、ド
ア閉鎖時の瞬間的な高い衝撃値によってベルトがロック
されてしまうことがあり、このため、乗員がベルトを装
着する前にベルトがロックされてしまうという不都合が
あった。
等にあっては、確かにドア「開」時に不要なドアロック
がかかるのを有効に回避し得るが、ベルトの緊急ロック
は通常リトラクタに内蔵されたGセンサ(加速度センサ
)の出力の値に応じて「ロック(LOCK)、、rアン
ロック(UNLOCK、が制御されていることから、ド
ア閉鎖時の瞬間的な高い衝撃値によってベルトがロック
されてしまうことがあり、このため、乗員がベルトを装
着する前にベルトがロックされてしまうという不都合が
あった。
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、乗車時等のドア閉鎖時の衝撃によりベルトの緊急ロッ
ク機能が働くのを有効に回避し得るパッシブシートベル
トの制御装置を提供することにある。
、乗車時等のドア閉鎖時の衝撃によりベルトの緊急ロッ
ク機能が働くのを有効に回避し得るパッシブシートベル
トの制御装置を提供することにある。
本発明では、ドアの加減速度とベルトの引き出し速度を
感知してベルトをロックする巻出回転緊急停止機能を有
するリトラクタの前記巻出回転緊急停止機能解除用のベ
ルトロック解除用ソレノイドと、ドアの開閉を検出する
ドアスイッチと、このドアスイッチがドアの開放状態を
検出した場合にベルトロック解除用ソレノイドを作動せ
しめる主制御部とを備えている。更に、この主制御部が
、ドアスイッチがドア開放状態を検出して後ドア閉鎖状
態を検出した場合にも、ベルトロック解除用ソレノイド
を一定時間続けて作動せしめる制御機能を備えるという
構成を採っている。これによって、前述した目的を達成
しようとするものである。
感知してベルトをロックする巻出回転緊急停止機能を有
するリトラクタの前記巻出回転緊急停止機能解除用のベ
ルトロック解除用ソレノイドと、ドアの開閉を検出する
ドアスイッチと、このドアスイッチがドアの開放状態を
検出した場合にベルトロック解除用ソレノイドを作動せ
しめる主制御部とを備えている。更に、この主制御部が
、ドアスイッチがドア開放状態を検出して後ドア閉鎖状
態を検出した場合にも、ベルトロック解除用ソレノイド
を一定時間続けて作動せしめる制御機能を備えるという
構成を採っている。これによって、前述した目的を達成
しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
て説明する。
この実施例では、第3図に示すように、運転席例のドア
50の開放側下部に、ベルト巻取り収納用のりトラクタ
21を装備している。このリトラクタ21は、通常はベ
ルト22の一端部を弾性的に巻き込んでベルト22に適
度の張力を与えており、必要に応じて容易に引き出すこ
とができるが、衝突時など車輌に急激な加減速度が生じ
るとき及びベルト22が急激に引き出されるときには車
輌の加減速度とベルト22の引き出し速度を感知してベ
ルト22をロックする巻出回転緊急停止機能(緊急ベル
トロック機能)を有するものである。
50の開放側下部に、ベルト巻取り収納用のりトラクタ
21を装備している。このリトラクタ21は、通常はベ
ルト22の一端部を弾性的に巻き込んでベルト22に適
度の張力を与えており、必要に応じて容易に引き出すこ
とができるが、衝突時など車輌に急激な加減速度が生じ
るとき及びベルト22が急激に引き出されるときには車
輌の加減速度とベルト22の引き出し速度を感知してベ
ルト22をロックする巻出回転緊急停止機能(緊急ベル
トロック機能)を有するものである。
ベルト22は、その一端部がリトラクタ21に巻き込ま
れ、その他端側か第3図に示す連結スルーリング23内
を通って、シート24上を横切り、環状係止部材25を
通過して折り返された後、同図の斜め上方に延び、スリ
ップアンカー26内を通過して下方に延び、前述した連
結スルーリング23に固着されている。
れ、その他端側か第3図に示す連結スルーリング23内
を通って、シート24上を横切り、環状係止部材25を
通過して折り返された後、同図の斜め上方に延び、スリ
ップアンカー26内を通過して下方に延び、前述した連
結スルーリング23に固着されている。
前記環状係止部材25は、シート24の側方に装備され
且つ車床に取付けられたバックル31に着脱可能に係合
している。また、連結スルーリング23と環状係止部材
25との間のベルト22部分には、ストッパ27が設け
られている。このストッパ27は、ドア50閉鎖時、即
ち、ベルト22装着時に、連結スルーリング23をリト
ラクタ21の方へ連行する機能を有する。
且つ車床に取付けられたバックル31に着脱可能に係合
している。また、連結スルーリング23と環状係止部材
25との間のベルト22部分には、ストッパ27が設け
られている。このストッパ27は、ドア50閉鎖時、即
ち、ベルト22装着時に、連結スルーリング23をリト
ラクタ21の方へ連行する機能を有する。
スリップアンカー26は、ドア50の開放側上部に固着
されたサツシブラケット28に取りつけられ、ベルト2
2の支点をドア50側に構成している。サツシブラケッ
ト28は、ドア50を閉じた時に、車輌のセンターピラ
ー29に設けられたピラーアンカー30に嵌合し、それ
によって、スリップアンカー26の取付は強度が増強さ
れる構造になっている。ここで、ベルト22と環状係止
部材25との間の滑り摩擦係数は、ベルト22と連結ス
ルーリング23およびスリップアンカー30との間の摩
擦係数より大きく設定されている。
されたサツシブラケット28に取りつけられ、ベルト2
2の支点をドア50側に構成している。サツシブラケッ
ト28は、ドア50を閉じた時に、車輌のセンターピラ
ー29に設けられたピラーアンカー30に嵌合し、それ
によって、スリップアンカー26の取付は強度が増強さ
れる構造になっている。ここで、ベルト22と環状係止
部材25との間の滑り摩擦係数は、ベルト22と連結ス
ルーリング23およびスリップアンカー30との間の摩
擦係数より大きく設定されている。
本実施例では、このようにして、リトラクタ21から連
結スルーリング23に達する連続した一本のベルト22
によって、ラップベルト部22Aとショルダベルト部2
2Bを形成し、ドア50の開閉に応じて前記ベルト22
の装着・解除が自動的になされるようになっている。
結スルーリング23に達する連続した一本のベルト22
によって、ラップベルト部22Aとショルダベルト部2
2Bを形成し、ドア50の開閉に応じて前記ベルト22
の装着・解除が自動的になされるようになっている。
ここまでの説明では、便宜上車輌の右側(運転席側)に
ついてのみ説明したが、実際には、上記と同様の構成の
シートベルト装置が助手席側にも装備されているので、
ここからの説明では、両者を含んで説明することとにす
る。
ついてのみ説明したが、実際には、上記と同様の構成の
シートベルト装置が助手席側にも装備されているので、
ここからの説明では、両者を含んで説明することとにす
る。
次に、本実施例の主要部を威す回路部の構成及び動作に
ついて第1図ないし第2図に基づき説明する。
ついて第1図ないし第2図に基づき説明する。
以下の説明において、「運転席側(ドライバ側)」をr
Dr」、r助手席側(パラセンジャ側)」をrPs」、
rスイッチ」をrsw」と便宜上略述する。
Dr」、r助手席側(パラセンジャ側)」をrPs」、
rスイッチ」をrsw」と便宜上略述する。
・この第1図に示す回路20は、イグニションSW1と
、DrドアロックSW2と、PsドアロックSW3と、
DrソレノイドSW4と、PsソレノイドSW5とDr
バックルSW6と、PsバックルSW7と、これらの各
スイッチが接続された主制御部としてのコントローラ8
とを備えている。
、DrドアロックSW2と、PsドアロックSW3と、
DrソレノイドSW4と、PsソレノイドSW5とDr
バックルSW6と、PsバックルSW7と、これらの各
スイッチが接続された主制御部としてのコントローラ8
とを備えている。
この内、DrドアロックSW2は、実際には、第3図に
示すように、運転席例のドア50を車体に係止する図示
しない掛金の部分(ラッチ部)に装備されており、ドア
50が車体に係止されたか否かを検知することによりド
ア50の開閉を検出するためのものである。このDrド
アロックSW2は、運転席側のドア50が車体に係止さ
れた時。
示すように、運転席例のドア50を車体に係止する図示
しない掛金の部分(ラッチ部)に装備されており、ドア
50が車体に係止されたか否かを検知することによりド
ア50の開閉を検出するためのものである。このDrド
アロックSW2は、運転席側のドア50が車体に係止さ
れた時。
即ち、該ドア50が閉じた場合に接点が開成し、ドア5
0が車体に係止されていない時には、接点が閉成するよ
うになっている。PsドアロックSW3は、助手席側の
ほぼ同位置に設けられDrドアロッノSW2と同一の機
能を有するものである。
0が車体に係止されていない時には、接点が閉成するよ
うになっている。PsドアロックSW3は、助手席側の
ほぼ同位置に設けられDrドアロッノSW2と同一の機
能を有するものである。
DrソレノイドSW4は、後述するDrキャンセルソレ
ノイド9とともに一種のリレーを構成するもので、Dr
キャンセルソレノイド9の作動時に、当該可動接点が吸
引されてその接点が開成する構造となっている。また、
このDrソレノイドSW4は、リトラクタ21内に装備
された図示しない加速度センサの出力側に接続され、当
該加速度センサの出力信号をコントローラ8に伝達する
回路のrON−OFF、を行うものである。本実施例で
は、前記加速度センサの出力値が所定の値を超えた場合
に、コントローラ8が、図示しないベルト緊急ロック手
段を作動させることにより前述した巻出回転緊急停止が
行われてベルト22の緊急ロックが行われるようになっ
ている。PsソレノイドSW5は、後述するPsキャン
セルソレノイド10とともに一種のリレーを構成するも
ので、DrソレノイドSW4と同一の機能を有している
。
ノイド9とともに一種のリレーを構成するもので、Dr
キャンセルソレノイド9の作動時に、当該可動接点が吸
引されてその接点が開成する構造となっている。また、
このDrソレノイドSW4は、リトラクタ21内に装備
された図示しない加速度センサの出力側に接続され、当
該加速度センサの出力信号をコントローラ8に伝達する
回路のrON−OFF、を行うものである。本実施例で
は、前記加速度センサの出力値が所定の値を超えた場合
に、コントローラ8が、図示しないベルト緊急ロック手
段を作動させることにより前述した巻出回転緊急停止が
行われてベルト22の緊急ロックが行われるようになっ
ている。PsソレノイドSW5は、後述するPsキャン
セルソレノイド10とともに一種のリレーを構成するも
ので、DrソレノイドSW4と同一の機能を有している
。
前記DrパンクルSW6は、前述したバックル31に装
備され、運転席側のベルト22が該バックル31に装着
されている時にその接点が開威し。
備され、運転席側のベルト22が該バックル31に装着
されている時にその接点が開威し。
装着されていない時にはその接点が閉成する構造となっ
ている。このDrバックルSW6のrON・OFF、に
応じて、コントローラ8が後述するDrベベルランプ1
2の「点灯・消灯」を制御するようになっている。Ps
バックルSW7は、図示しない助手席側のバックルに装
備され、DrバックルSW6と同一の機能を有している
。
ている。このDrバックルSW6のrON・OFF、に
応じて、コントローラ8が後述するDrベベルランプ1
2の「点灯・消灯」を制御するようになっている。Ps
バックルSW7は、図示しない助手席側のバックルに装
備され、DrバックルSW6と同一の機能を有している
。
コントローラ8は、マイコン等を内蔵して構成されてお
り、回路全体の制御を行うものである。
り、回路全体の制御を行うものである。
このコントローラ8には、ドアウオーニングランプ11
.Drベベルランプ12.Psベルトランプ13.ウオ
ーニングチエツク5W14が接続されている。これらの
各ランプ等は、実際には、第3図に示すフロントパネル
32に装備されている。
.Drベベルランプ12.Psベルトランプ13.ウオ
ーニングチエツク5W14が接続されている。これらの
各ランプ等は、実際には、第3図に示すフロントパネル
32に装備されている。
この内、ドアウオーニングランプ11は、後述するDr
ドアスイッチ15.Psドアスイッチ16の何れかが「
ON」の場合、点灯して搭乗者に半ドアの警告を行うも
のである。Drベベルランプ12、PSベルトランプ1
3は、前述したDrバックルSW6.PsバックルSW
7がrON、になっているとき、コントローラ8により
点灯されて搭乗者に「シートベルトの装着或いはシート
ベルトがバックルに正常に装着されていない旨の警告」
を行うものである。ウオーニングチエツク5W14は、
スタータ信号入力時にその接点が「ON」となり、ドア
ウオーニングランプ11等の各種の警告ランプ等が正常
に作動しているか否かをチエツクするためのものである
。
ドアスイッチ15.Psドアスイッチ16の何れかが「
ON」の場合、点灯して搭乗者に半ドアの警告を行うも
のである。Drベベルランプ12、PSベルトランプ1
3は、前述したDrバックルSW6.PsバックルSW
7がrON、になっているとき、コントローラ8により
点灯されて搭乗者に「シートベルトの装着或いはシート
ベルトがバックルに正常に装着されていない旨の警告」
を行うものである。ウオーニングチエツク5W14は、
スタータ信号入力時にその接点が「ON」となり、ドア
ウオーニングランプ11等の各種の警告ランプ等が正常
に作動しているか否かをチエツクするためのものである
。
更に、コントローラ8には、運転席例のドア50に装備
されたりトラクタ21の巻出回転緊急停止機能を解除す
るベルトロック解除用ソレノイドとしてのDrキャンセ
ルソレノイド9と、図示しない助手席側のドアに装備さ
れたりトラクタの巻出回転緊急停止機能を解除するPs
キャンセルソレノイド10とが併設されている。この内
、Drキャンセルソレノイド9は、第3図に示すリトラ
クタ2■に内蔵され、コントローラ8により「作動・非
作動」が制御され、作動時には前述したDrソレノイド
SW4の接点を開成させる。このため、図示しない加速
度センサからの出力信号がコントローラ8に伝達されな
くなる。即ち、加速度センサの出力が零となるためコン
トローラ8は図示しない緊急ロック手段を作動させるこ
とがない。
されたりトラクタ21の巻出回転緊急停止機能を解除す
るベルトロック解除用ソレノイドとしてのDrキャンセ
ルソレノイド9と、図示しない助手席側のドアに装備さ
れたりトラクタの巻出回転緊急停止機能を解除するPs
キャンセルソレノイド10とが併設されている。この内
、Drキャンセルソレノイド9は、第3図に示すリトラ
クタ2■に内蔵され、コントローラ8により「作動・非
作動」が制御され、作動時には前述したDrソレノイド
SW4の接点を開成させる。このため、図示しない加速
度センサからの出力信号がコントローラ8に伝達されな
くなる。即ち、加速度センサの出力が零となるためコン
トローラ8は図示しない緊急ロック手段を作動させるこ
とがない。
更に、本実施例では、Drキャンセルソレノイド9.P
sキャンセルソレノイド10に逆止ダイオード17.1
8をそれぞれ介してDrドア5W15、Psドア5W1
6が、直列に接続されている。この内、Drドア5W1
5は、第3図に示すように、運転席例のドア50の開放
側の下部、具体的には、ドア50を閉し・たときに当該
ドア50と対向する車体フレームの部分に装備され、当
該ドア50の開閉を検出するためのものである。このD
rドア5W15は、所謂常閉スイッチから戒り、ドア5
0を閉じた時、当該可動接点がドア50により原位置復
帰バネに抗して固定接点と反対側に押圧されその接点が
開成する構造となっている。Psドア5W16は、図示
しない助手席側の上記とほぼ同一の位置に装備され、D
rドア5W15と同一の機能を有している。これらのD
rドア5W15.Psドア5W16は、通常と同様、図
示しないルームミラーのrON−OFFJスイッチを兼
ねている。
sキャンセルソレノイド10に逆止ダイオード17.1
8をそれぞれ介してDrドア5W15、Psドア5W1
6が、直列に接続されている。この内、Drドア5W1
5は、第3図に示すように、運転席例のドア50の開放
側の下部、具体的には、ドア50を閉し・たときに当該
ドア50と対向する車体フレームの部分に装備され、当
該ドア50の開閉を検出するためのものである。このD
rドア5W15は、所謂常閉スイッチから戒り、ドア5
0を閉じた時、当該可動接点がドア50により原位置復
帰バネに抗して固定接点と反対側に押圧されその接点が
開成する構造となっている。Psドア5W16は、図示
しない助手席側の上記とほぼ同一の位置に装備され、D
rドア5W15と同一の機能を有している。これらのD
rドア5W15.Psドア5W16は、通常と同様、図
示しないルームミラーのrON−OFFJスイッチを兼
ねている。
第1図において、符号19は、電源としてのバッテリを
示し、符号33.34はヒユーズを示し、符号35は、
イグニション・マーカ・ランプを示す。
示し、符号33.34はヒユーズを示し、符号35は、
イグニション・マーカ・ランプを示す。
次に、上記回路20の動作について説明する。
イグニションSWIが「○NJとなり、スタータモータ
が駆動されると、ウオーニングランプチエツク5W14
がrONJとなり、ドアウオーニングランプ11等のラ
ンプ11〜13が点灯する。
が駆動されると、ウオーニングランプチエツク5W14
がrONJとなり、ドアウオーニングランプ11等のラ
ンプ11〜13が点灯する。
そして、エンジンの始動とともに、ウオーニングランプ
チエツク5W14がrOFFJとなるため、ランプ11
〜14は消灯する。この時、エンジンは始動しているた
め、イグニション・マーカ・ランプ35は点灯中である
。
チエツク5W14がrOFFJとなるため、ランプ11
〜14は消灯する。この時、エンジンは始動しているた
め、イグニション・マーカ・ランプ35は点灯中である
。
この場合において、何れかのドアスイッチ、Drドア5
W15(若しくはPsドア5W16)が「○NJ、即ち
ドアが開いていればコントローラ8は第1図のA点(若
しくはB点)の入力が「ロー(L)Jになるため、これ
を検知してドアウオーニングランプ11を点灯させる。
W15(若しくはPsドア5W16)が「○NJ、即ち
ドアが開いていればコントローラ8は第1図のA点(若
しくはB点)の入力が「ロー(L)Jになるため、これ
を検知してドアウオーニングランプ11を点灯させる。
これにより、搭乗者は半ドアを知ることができる。また
、この時、DrバックルSW6 (若しくはPsバック
ル5W7)が「○NJ、即ち、ベルト22がバックル3
1に正常に装着されていなければ、コントローラ8はこ
れを検知してDrベベルランプ12(若しくはPsベベ
ルランプ13)を点灯させる。
、この時、DrバックルSW6 (若しくはPsバック
ル5W7)が「○NJ、即ち、ベルト22がバックル3
1に正常に装着されていなければ、コントローラ8はこ
れを検知してDrベベルランプ12(若しくはPsベベ
ルランプ13)を点灯させる。
これにより搭乗者は、シートベルトが正常に装着されて
いないことを知ることができる。ベルト22がバックル
31に正しく装着されるとDrバックルSW6 (若し
くはPsバックル5W7)が「OFF、となるため、コ
ントローラ8は点灯中のDrベベルランプ12(若しく
はPsベベルランプ13)を消灯させる。
いないことを知ることができる。ベルト22がバックル
31に正しく装着されるとDrバックルSW6 (若し
くはPsバックル5W7)が「OFF、となるため、コ
ントローラ8は点灯中のDrベベルランプ12(若しく
はPsベベルランプ13)を消灯させる。
次に、ベルトの緊急ロック機能を解除する必要がある下
車時等には、運転席例のドア50を急激に開けてベルト
22がリトラクタ21から急激に引き出されても、Dr
ドア5W15及びDrドアロンクSW2がともにrON
jとなっているため、コントローラ8はDrキャンセル
ソレノイド9を駆動してDrソレノイドSW4をrOF
F、する(第2図参照)。このため、前述したように加
速度センサの出力が零と、なり、シートベルトの緊角、
ロック機能が解除される。これは、助手席側についても
同様である。
車時等には、運転席例のドア50を急激に開けてベルト
22がリトラクタ21から急激に引き出されても、Dr
ドア5W15及びDrドアロンクSW2がともにrON
jとなっているため、コントローラ8はDrキャンセル
ソレノイド9を駆動してDrソレノイドSW4をrOF
F、する(第2図参照)。このため、前述したように加
速度センサの出力が零と、なり、シートベルトの緊角、
ロック機能が解除される。これは、助手席側についても
同様である。
更に、本実施例においては、運転者が乗車のため、車外
からドア50を開けると上記と同様にしてベルトの緊急
ロック機能が解除されるが、乗車後ドア50をしめると
、Drドア5W15が「0FFJとなり、第1図のA点
の入力が「L−+H」になるため、コントローラ8がこ
れを検出し、この時点から一定時間(を秒間)Drキャ
ンセルソレノイド9を作動させ続ける。このため、Dr
ソレノイドSW4が開成し続ける。これは、助手席側に
ついても同様である。第2図は、この時のドア5W15
(若しくは16)と、ドアロック5W2(若しくは3)
と、キャンセルソレノイド9(若しくは10)と、ソレ
ノイドSW4 (若しくは5)との関係を示す。この第
2図から、明らかなように、キャンセルソレノイド9(
若しくは10)は、ドア5W15(若しくは16)及び
ドアロックSW2 (若しくは3)が両者ともに「ON
」の時にrON」 (作動状態)となり、ドアスイッチ
2(若しくは3)がrOFFJとなって1秒間の後rO
FF、となるよう、コントローラ8に制御されている。
からドア50を開けると上記と同様にしてベルトの緊急
ロック機能が解除されるが、乗車後ドア50をしめると
、Drドア5W15が「0FFJとなり、第1図のA点
の入力が「L−+H」になるため、コントローラ8がこ
れを検出し、この時点から一定時間(を秒間)Drキャ
ンセルソレノイド9を作動させ続ける。このため、Dr
ソレノイドSW4が開成し続ける。これは、助手席側に
ついても同様である。第2図は、この時のドア5W15
(若しくは16)と、ドアロック5W2(若しくは3)
と、キャンセルソレノイド9(若しくは10)と、ソレ
ノイドSW4 (若しくは5)との関係を示す。この第
2図から、明らかなように、キャンセルソレノイド9(
若しくは10)は、ドア5W15(若しくは16)及び
ドアロックSW2 (若しくは3)が両者ともに「ON
」の時にrON」 (作動状態)となり、ドアスイッチ
2(若しくは3)がrOFFJとなって1秒間の後rO
FF、となるよう、コントローラ8に制御されている。
この一方、走行時等は、DrドアロックSW2゜Psド
アロックSW3.Drドアスイッチ15及びPsドアス
イッチ■6がいずれもrOFFJとなっているため、コ
ントローラ8はDrキャンセルソレノイド9若しくはP
sキャンセルソレノイド10を駆動させることがない。
アロックSW3.Drドアスイッチ15及びPsドアス
イッチ■6がいずれもrOFFJとなっているため、コ
ントローラ8はDrキャンセルソレノイド9若しくはP
sキャンセルソレノイド10を駆動させることがない。
これがため、走行時等必要な場合にベルトロックが解除
されるという危険性を有効に回避できるという利点があ
る。
されるという危険性を有効に回避できるという利点があ
る。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これに
よると、ドアスイッチがドア開放状態を検出して後ドア
閉鎖状態を検出した場合、即ち5乗車時等のドアを一旦
開きその徐閉じた場合に、主制御部がベルトロック解除
用ソレノイドを一定時間続けて作動せしめるようになっ
ていることから、ドア閉鎖時の衝撃によりベルトの緊急
ロック機能が働くのを有効に回避することができ、ベル
トの装着を円滑に行うことができるという従来にない(
量れたパッシブシートベルトの制御装置を提供すること
ができる。
よると、ドアスイッチがドア開放状態を検出して後ドア
閉鎖状態を検出した場合、即ち5乗車時等のドアを一旦
開きその徐閉じた場合に、主制御部がベルトロック解除
用ソレノイドを一定時間続けて作動せしめるようになっ
ていることから、ドア閉鎖時の衝撃によりベルトの緊急
ロック機能が働くのを有効に回避することができ、ベル
トの装着を円滑に行うことができるという従来にない(
量れたパッシブシートベルトの制御装置を提供すること
ができる。
第1図は本発明の第1実施例の主要部である回路部の構
成を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の主要な
制御機能を説明するためのタイミングチャート、第3図
は第1図の回路を有する装置の外観を示す説明図である
。 8・・・・・・主制御部としてのコントローラ、9・・
・・・・ベルトロック解除用ソレノイドとしてのDrキ
ャンセルソレノイド、10・・・・・・ベルトロック解
除用ソレノイドとしてのPsキャンセルソレノイド、1
5・・・・・・DrドアSW、16・・・・・・Ps
ドア5W121・・・・・・リトラクタ、22・・・・
・・ベルト、50・・・・・・ドア。
成を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の主要な
制御機能を説明するためのタイミングチャート、第3図
は第1図の回路を有する装置の外観を示す説明図である
。 8・・・・・・主制御部としてのコントローラ、9・・
・・・・ベルトロック解除用ソレノイドとしてのDrキ
ャンセルソレノイド、10・・・・・・ベルトロック解
除用ソレノイドとしてのPsキャンセルソレノイド、1
5・・・・・・DrドアSW、16・・・・・・Ps
ドア5W121・・・・・・リトラクタ、22・・・・
・・ベルト、50・・・・・・ドア。
Claims (1)
- (1)、ドアの加減速度とベルトの引き出し速度を感知
してベルトをロックする巻出回転緊急停止機能を有する
リトラクタの前記巻出回転緊急停止機能解除用のベルト
ロック解除用ソレノイドと、前記ドアの開閉を検出する
ドアスイッチと、このドアスイッチがドアの開放状態を
検出した場合に前記ベルトロック解除用ソレノイドを作
動せしめる主制御部とを備えたパッシブシートベルトの
制御装置において、 前記主制御部が、前記ドアスイッチがドア開放状態を検
出して後ドア閉鎖状態を検出した場合に、前記ベルトロ
ック解除用ソレノイドを一定時間続けて作動せしめる制
御機能を備えていることを特徴としたパッシブシートベ
ルトの制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1178234A JPH0342353A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | パッシブシートベルトの制御装置 |
US07/534,461 US5088769A (en) | 1989-06-30 | 1990-06-07 | Control apparatus of passive seat belt |
CA002018627A CA2018627C (en) | 1989-06-30 | 1990-06-08 | Control apparatus of passive seat belt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1178234A JPH0342353A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | パッシブシートベルトの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342353A true JPH0342353A (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=16044941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1178234A Pending JPH0342353A (ja) | 1989-06-30 | 1989-07-11 | パッシブシートベルトの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003285719A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Mazda Motor Corp | 自動車のシートベルト装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112341A (en) * | 1980-02-12 | 1981-09-04 | Nippon Soken Inc | Seat belt apparatus |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP1178234A patent/JPH0342353A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112341A (en) * | 1980-02-12 | 1981-09-04 | Nippon Soken Inc | Seat belt apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003285719A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Mazda Motor Corp | 自動車のシートベルト装置 |
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