JPS646060B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646060B2 JPS646060B2 JP54150546A JP15054679A JPS646060B2 JP S646060 B2 JPS646060 B2 JP S646060B2 JP 54150546 A JP54150546 A JP 54150546A JP 15054679 A JP15054679 A JP 15054679A JP S646060 B2 JPS646060 B2 JP S646060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retractor
- seat belt
- acceleration
- vehicle
- switch
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/41—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means for preventing locking during unwinding under predetermined conditions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車輛のシートベルト装置に関する。
車輛のシートベルト装置は、通常、牽引器(レ
トラクタ)を有し、ベルトは、使用のためレトラ
クタのばねの張力に抗してレトラクタから引出し
可能である。従つて、ベルトは、緊急の際に使用
者をその座席に保持し、レトラクタは、通常、引
出し方向へのベルトの過度な加速および/または
車輛の過度な加速(ここでは、加速とは、適当な
場合には、減速をも包含する如く使用される)、
従つて、車輛に装着されるレトラクタの過度な加
速に応答して、ベルトの引出しをロツクする。
トラクタ)を有し、ベルトは、使用のためレトラ
クタのばねの張力に抗してレトラクタから引出し
可能である。従つて、ベルトは、緊急の際に使用
者をその座席に保持し、レトラクタは、通常、引
出し方向へのベルトの過度な加速および/または
車輛の過度な加速(ここでは、加速とは、適当な
場合には、減速をも包含する如く使用される)、
従つて、車輛に装着されるレトラクタの過度な加
速に応答して、ベルトの引出しをロツクする。
特定の環境では、緊急状態でのロツクを保証す
るのに必要なレトラクタの感度は、不都合な結果
を招き得る。その一例は、市販の大型道路車輛の
運転室で使用されるシートベルト装置に関して生
じる。該運転室は、車輛の車台に対して運動の特
定の自由度を有し、従つて、常態の運転状態の下
でも、運転室、従つて、レトラクタは、比較的高
いレベルの加速を受ける。運転室がこのような高
いレベルの加速を受けると、レトラクタのロツク
を生じさせて運転手の動きを拘束してしまう。し
かし、運転室が高いレベルの加速を受けても、車
台も同じ加速を受けるとは限らず、運転手の拘束
が不要な場合にまでもレトラクタのロツクが生じ
てしまう可能性がある。このような不当なレトラ
クタのロツクは、運転操作に支障をきたすので好
ましくない。
るのに必要なレトラクタの感度は、不都合な結果
を招き得る。その一例は、市販の大型道路車輛の
運転室で使用されるシートベルト装置に関して生
じる。該運転室は、車輛の車台に対して運動の特
定の自由度を有し、従つて、常態の運転状態の下
でも、運転室、従つて、レトラクタは、比較的高
いレベルの加速を受ける。運転室がこのような高
いレベルの加速を受けると、レトラクタのロツク
を生じさせて運転手の動きを拘束してしまう。し
かし、運転室が高いレベルの加速を受けても、車
台も同じ加速を受けるとは限らず、運転手の拘束
が不要な場合にまでもレトラクタのロツクが生じ
てしまう可能性がある。このような不当なレトラ
クタのロツクは、運転操作に支障をきたすので好
ましくない。
シートベルト装置は、いわば「受動的」なも
の、即ち、使用者がその目的に対して任意の特定
の操作を行う必要なしに使用される様に構成され
るものである。例えば、該装置は、着座する結果
として機械的または電気的な力の下で車輛の座席
の占有者にベルトが装着される様なものでもよ
い。該装置が、レトラクタの加速に感応するロツ
ク機構を有するレトラクタを備えるとき、車輛が
傾斜地に駐車する際および/または人が運転室を
出入するときのレトラクタの運動の結果として、
ロツクが偶々発生し得る。また、これ等の環境で
のロツクは、着座と離座との運動および/または
該受動的装置の適正な作用が阻害ないし阻止され
得るので望ましくない。この望ましくないロツク
は、該装置が受動的なものでない場合でも、レト
ラクタの加速に応答してロツクするレトラクタを
有する該環境で発生可能である。
の、即ち、使用者がその目的に対して任意の特定
の操作を行う必要なしに使用される様に構成され
るものである。例えば、該装置は、着座する結果
として機械的または電気的な力の下で車輛の座席
の占有者にベルトが装着される様なものでもよ
い。該装置が、レトラクタの加速に感応するロツ
ク機構を有するレトラクタを備えるとき、車輛が
傾斜地に駐車する際および/または人が運転室を
出入するときのレトラクタの運動の結果として、
ロツクが偶々発生し得る。また、これ等の環境で
のロツクは、着座と離座との運動および/または
該受動的装置の適正な作用が阻害ないし阻止され
得るので望ましくない。この望ましくないロツク
は、該装置が受動的なものでない場合でも、レト
ラクタの加速に応答してロツクするレトラクタを
有する該環境で発生可能である。
総てのこれ等の環境は、シートベルトの使用を
思いとどまらせるか、または該装置が受動的なも
のであればその使用を避けようとするのを助長す
る。
思いとどまらせるか、または該装置が受動的なも
のであればその使用を避けようとするのを助長す
る。
従つて、本発明は、所定の加速状態に応答して
ベルトの引出しをロツクするレトラクタを備え、
望ましくないロツクが、シートベルト装置の与え
る保護の低減なしに簡単な態様で防止されるシー
トベルト装置の提供に関する。
ベルトの引出しをロツクするレトラクタを備え、
望ましくないロツクが、シートベルト装置の与え
る保護の低減なしに簡単な態様で防止されるシー
トベルト装置の提供に関する。
本発明によると、車両の車台に関して相対運動
可能な運転室内に位置したシートベルト用レトラ
クタを有するシートベルト装置が提供され、その
シートベルト装置は、レトラクタが第1の所定値
を越えたこのレトラクタの加速を感知する第1加
速感知装置による感知に応答してレトラクタから
のシートベルトの引出しを阻止するロツク作用を
行なうロツク装置と、車台の加速に応答する第2
加速感知装置が第1の所定値に等しいかまたはそ
れより僅かに小さい第2の所定値を越えた車台の
加速を感知するまでは、ロツク装置によるロツク
作用を阻止するロツク阻止装置とを有する。
可能な運転室内に位置したシートベルト用レトラ
クタを有するシートベルト装置が提供され、その
シートベルト装置は、レトラクタが第1の所定値
を越えたこのレトラクタの加速を感知する第1加
速感知装置による感知に応答してレトラクタから
のシートベルトの引出しを阻止するロツク作用を
行なうロツク装置と、車台の加速に応答する第2
加速感知装置が第1の所定値に等しいかまたはそ
れより僅かに小さい第2の所定値を越えた車台の
加速を感知するまでは、ロツク装置によるロツク
作用を阻止するロツク阻止装置とを有する。
従つて、運転室に装着されるレトラクタが車台
6で経験されるものを越える加速に晒される大型
車輛では、電気的なロツク防止装置、例えば、ロ
ツク部材に作用するソレノイドは、車台に位置す
る無能化装置、例えば、慣性スイツチの制御の下
でレトラクタに設置可能である。
6で経験されるものを越える加速に晒される大型
車輛では、電気的なロツク防止装置、例えば、ロ
ツク部材に作用するソレノイドは、車台に位置す
る無能化装置、例えば、慣性スイツチの制御の下
でレトラクタに設置可能である。
レトラクタのロツク装置は、ベルト引出しの加
速、またはレトラクタの加速のいづれか、または
これ等の両者に応答可能である。しかしながら、
便利に、ロツク装置は、両者の加速に感応し、ロ
ツク防止装置は、レトラクタの加速にのみ応答す
るロツクを阻止する。
速、またはレトラクタの加速のいづれか、または
これ等の両者に応答可能である。しかしながら、
便利に、ロツク装置は、両者の加速に感応し、ロ
ツク防止装置は、レトラクタの加速にのみ応答す
るロツクを阻止する。
本発明は、無能化装置の状態に関係なく、関連
する車輛扉の扉開口運動、または扉のハンドルの
操作に応答してロツク防止装置を作用可能にする
可能化装置を有するシートベルト装置をも提供可
能である。
する車輛扉の扉開口運動、または扉のハンドルの
操作に応答してロツク防止装置を作用可能にする
可能化装置を有するシートベルト装置をも提供可
能である。
従つて、該可能化装置の設置は、例えば、扉が
急速に開口されたとき、その結果のベルトおよ
び/またはレトラクタの加速のため、扉に装着さ
れるレトラクタに生じ得る望ましくないレトラク
タのロツクを防止可能である。該ロツクは、レト
ラクタが受動的装置に設けられ、扉の開口運動中
にベルトがレトラクタから引出される場合に、非
常に不都合であり得る。
急速に開口されたとき、その結果のベルトおよ
び/またはレトラクタの加速のため、扉に装着さ
れるレトラクタに生じ得る望ましくないレトラク
タのロツクを防止可能である。該ロツクは、レト
ラクタが受動的装置に設けられ、扉の開口運動中
にベルトがレトラクタから引出される場合に、非
常に不都合であり得る。
望ましくないロツクは、車輛の扉または車体の
いづれに装着されるにしても、傾斜にも応答可能
なレトラクタ加速感応性装置を有するレトラクタ
により、車輛が急な傾斜に駐車する際にも生じ得
る。また、これ等の環境では、ロツクは、レトラ
クタが受動的装置に設けられる際に、特に不都合
であり得る。
いづれに装着されるにしても、傾斜にも応答可能
なレトラクタ加速感応性装置を有するレトラクタ
により、車輛が急な傾斜に駐車する際にも生じ得
る。また、これ等の環境では、ロツクは、レトラ
クタが受動的装置に設けられる際に、特に不都合
であり得る。
本発明のこの特徴によると、扉のハンドルで操
作されるスイツチは、ロツク防止装置を構成する
ソレノイドの付勢を行う如く配置されてもよく、
従つて、レトラクタのロツクを阻止する如くこれ
等の装置を作用可能にする。
作されるスイツチは、ロツク防止装置を構成する
ソレノイドの付勢を行う如く配置されてもよく、
従つて、レトラクタのロツクを阻止する如くこれ
等の装置を作用可能にする。
本発明は、添附図面を参照して下記に詳細に説
明される。
明される。
第1図に図式的に示す如く、関節式トラツクま
たはローリであつてもなくてもよい市販の大型車
輛1は、車輪8が装着される車台6の上の比較的
高い位置に装置される運転者と1またはそれ以上
の乗客との運転室2を有している。運転室2は、
運転者用座席10と、隣接する座席とを有し、各
座席は、受動的なシートベルト装置を備えてい
る。運転者用座席のシートベルト装置と同乗者用
座席のシートベルト装置とは同様の構成であり、
運転者用座席に関連するもののみが説明される。
シートベルト装置は、座席の間の運転室の床上で
中心に近く装着されるレトラクタ12を有し、シ
ートベルト14は、レトラクタから座席を横切つ
て対角的に上方へ延び、運転室の扉9の上部後方
の隅に位置する端部固定具11へ戻る。運転室の
扉の開口位置と、閉鎖位置とを夫々示す第5図の
左右の側部を比較することで明瞭な如く、扉の開
口は、レトラクタのばねの引張りに抗してレトラ
クタ12からベルト14を引出す。着座する際、
占有者は、ベルト14と座席もたれとの間に自身
を位置させねばならない。扉が閉鎖されるとき、
レトラクタのばねは、ベルト14を引張り、ベル
ト14は使用者の胴体をぴつたりと横切る。
たはローリであつてもなくてもよい市販の大型車
輛1は、車輪8が装着される車台6の上の比較的
高い位置に装置される運転者と1またはそれ以上
の乗客との運転室2を有している。運転室2は、
運転者用座席10と、隣接する座席とを有し、各
座席は、受動的なシートベルト装置を備えてい
る。運転者用座席のシートベルト装置と同乗者用
座席のシートベルト装置とは同様の構成であり、
運転者用座席に関連するもののみが説明される。
シートベルト装置は、座席の間の運転室の床上で
中心に近く装着されるレトラクタ12を有し、シ
ートベルト14は、レトラクタから座席を横切つ
て対角的に上方へ延び、運転室の扉9の上部後方
の隅に位置する端部固定具11へ戻る。運転室の
扉の開口位置と、閉鎖位置とを夫々示す第5図の
左右の側部を比較することで明瞭な如く、扉の開
口は、レトラクタのばねの引張りに抗してレトラ
クタ12からベルト14を引出す。着座する際、
占有者は、ベルト14と座席もたれとの間に自身
を位置させねばならない。扉が閉鎖されるとき、
レトラクタのばねは、ベルト14を引張り、ベル
ト14は使用者の胴体をぴつたりと横切る。
この簡単な受動的装置は、所望により、ベルト
が機械的または電気的の装置で引出されて使用者
に装着される一層複雑な装置に置換えられてもよ
い。このベルト装置は、任意の所望の形状、例え
ば、扉と膝とのベルト部分が使用者を横切つて延
びる所謂る3点形状を有してもよい。
が機械的または電気的の装置で引出されて使用者
に装着される一層複雑な装置に置換えられてもよ
い。このベルト装置は、任意の所望の形状、例え
ば、扉と膝とのベルト部分が使用者を横切つて延
びる所謂る3点形状を有してもよい。
図示のレトラクタ12は、特願昭54−115809号
(特開昭55−88773号公報参照)に開示される種類
のものであり、それにその詳細が記載されてい
る。
(特開昭55−88773号公報参照)に開示される種類
のものであり、それにその詳細が記載されてい
る。
第3、第4図に示す如く、レトラクタは、ベル
ト14が巻付けられる主軸45を有している。該
軸は、主フレームの側部フランジに支承される。
1つの側部フランジの外側で、レトラクタのばね
(図示せず)は、軸45に作用し、他の側部フラ
ンジ46の外側で、軸45は、加速感応性ロツク
機構に結合される。該機構は、主軸45に固定さ
れるラチエツトホイール18の歯16に係合する
ロツク位置へ図示の不使用位置から旋回する如く
側部フランジの孔を貫通して収容されるロツクバ
ー15を備えている。ロツクバー15は、リング
部材40から突出る歯48に係合する延長部49
を有し、リング部材40は、引出し方向でのベル
ト14の所定の加速または任意の水平方向での全
体としてのレトラクタの所定の加速のいづれか、
または両者の検出に応答して図示の如く反時計方
向へ回転可能である。
ト14が巻付けられる主軸45を有している。該
軸は、主フレームの側部フランジに支承される。
1つの側部フランジの外側で、レトラクタのばね
(図示せず)は、軸45に作用し、他の側部フラ
ンジ46の外側で、軸45は、加速感応性ロツク
機構に結合される。該機構は、主軸45に固定さ
れるラチエツトホイール18の歯16に係合する
ロツク位置へ図示の不使用位置から旋回する如く
側部フランジの孔を貫通して収容されるロツクバ
ー15を備えている。ロツクバー15は、リング
部材40から突出る歯48に係合する延長部49
を有し、リング部材40は、引出し方向でのベル
ト14の所定の加速または任意の水平方向での全
体としてのレトラクタの所定の加速のいづれか、
または両者の検出に応答して図示の如く反時計方
向へ回転可能である。
第3図に最も明瞭に示す如く、その1つのリン
クが爪部材22を有する2つのレバーのリンクは
その中間位置で部材21によつて軸45に枢着さ
れる。部材22は重い部分30を有するるフライ
ホイール28に29で枢着される連結レバー26
に一端を23で枢着され、フライホイール28は
主軸45と共に常時回転するが、ベルト14が所
定の加速以上で引出されるとき、軸に対して遅れ
る。フライホイール28のこの遅れは、25にお
ける爪部材22と、32における部材21の延長
部との間に作用するばね34の引張りに抗してリ
ンク22,26を伸延する。この運動は、部材2
2の他端の歯24が、カツプ部材35の内側のま
わりの一連の歯39の1つに係合する様にさせ
る。カツプ部材35は、軸45に同心状にフラン
ジ46で支持され、リング部材40内に収容され
る。カツプ部材と、リング部材とは、それ等から
夫々延びる半径方向突出部41に装着されるピン
42に保持されるばね44を介して一体に結合さ
れる。歯39の1つと、歯24との係合は、ベル
トの引出しが継続するとき、軸45の回転をカツ
プ部材35に伝達し、リング部材40を介してロ
ツクバー15の突出部49に伝達し、従つて、レ
トラクタは、ベルトの引出しに抗して位置決めさ
れる。カツプ部材35と、リング部材40とは、
主軸からのロツク駆動と、該駆動を受ける実際の
ロツク装置との間に空動き結合を提供する如く協
働する。
クが爪部材22を有する2つのレバーのリンクは
その中間位置で部材21によつて軸45に枢着さ
れる。部材22は重い部分30を有するるフライ
ホイール28に29で枢着される連結レバー26
に一端を23で枢着され、フライホイール28は
主軸45と共に常時回転するが、ベルト14が所
定の加速以上で引出されるとき、軸に対して遅れ
る。フライホイール28のこの遅れは、25にお
ける爪部材22と、32における部材21の延長
部との間に作用するばね34の引張りに抗してリ
ンク22,26を伸延する。この運動は、部材2
2の他端の歯24が、カツプ部材35の内側のま
わりの一連の歯39の1つに係合する様にさせ
る。カツプ部材35は、軸45に同心状にフラン
ジ46で支持され、リング部材40内に収容され
る。カツプ部材と、リング部材とは、それ等から
夫々延びる半径方向突出部41に装着されるピン
42に保持されるばね44を介して一体に結合さ
れる。歯39の1つと、歯24との係合は、ベル
トの引出しが継続するとき、軸45の回転をカツ
プ部材35に伝達し、リング部材40を介してロ
ツクバー15の突出部49に伝達し、従つて、レ
トラクタは、ベルトの引出しに抗して位置決めさ
れる。カツプ部材35と、リング部材40とは、
主軸からのロツク駆動と、該駆動を受ける実際の
ロツク装置との間に空動き結合を提供する如く協
働する。
また、この機構は、レトラクタの加速に応答し
てロツクを行う装置を備え、該装置は、フライホ
イールを拘束する如く作用するベルト感応機構を
介して作用し、従つて、ロツクは、フライホイー
ルがそれ自体の慣性により軸で遅れるのと同様な
態様で生じる。
てロツクを行う装置を備え、該装置は、フライホ
イールを拘束する如く作用するベルト感応機構を
介して作用し、従つて、ロツクは、フライホイー
ルがそれ自体の慣性により軸で遅れるのと同様な
態様で生じる。
第4図に明瞭に示す如く、振り子の形態の慣性
質量50は、環状キヤツプ52から垂下するステ
ムにより、側部フランジ46の外側に固定される
サブフレーム51から懸吊され、従つて、振り子
は、所定の値以上の加速に応答してキヤツプの外
周の点のまわりに傾く。この様な加速が生じると
き、キヤツプ部材52は、サブフレーム51に枢
着されるレバー54を旋回する如くレバー54に
係合し、部材20に回転可能に装着されるラチエ
ツトホイール56のリムの外側ラチエツト歯55
にその歯の部分を係合させる。また、ホイール5
6は、その弾力的に可撓性の内側腕60でフライ
ホイール28に結合され、腕60の自由端は、フ
ライホイールに62で固定される。歯55の1つ
とのレバー54の係合は、ホイール56の回転を
停止し、主軸と一緒のフライホイール28のベル
ト引出し方向への連続的な回転は、フライホイー
ルはブレーキ作用を生じ、その際、腕60は、内
方に撓み、空動き結合として作用する。
質量50は、環状キヤツプ52から垂下するステ
ムにより、側部フランジ46の外側に固定される
サブフレーム51から懸吊され、従つて、振り子
は、所定の値以上の加速に応答してキヤツプの外
周の点のまわりに傾く。この様な加速が生じると
き、キヤツプ部材52は、サブフレーム51に枢
着されるレバー54を旋回する如くレバー54に
係合し、部材20に回転可能に装着されるラチエ
ツトホイール56のリムの外側ラチエツト歯55
にその歯の部分を係合させる。また、ホイール5
6は、その弾力的に可撓性の内側腕60でフライ
ホイール28に結合され、腕60の自由端は、フ
ライホイールに62で固定される。歯55の1つ
とのレバー54の係合は、ホイール56の回転を
停止し、主軸と一緒のフライホイール28のベル
ト引出し方向への連続的な回転は、フライホイー
ルはブレーキ作用を生じ、その際、腕60は、内
方に撓み、空動き結合として作用する。
レバー54は、一体の下方へ延びる腕64を有
することが第4図から認められる。これは、側部
フランジ46の外側に装着されるソレノイド66
のアーマチユアとして作用する。ソレノイド66
は、付勢の際、如何なる加速が慣性質量50で経
験されるにしても、旋回に抗してレバー54を保
持するか、または旋回位置から図示の位置へ戻る
如く、腕64に充分な引付け力を加える。
することが第4図から認められる。これは、側部
フランジ46の外側に装着されるソレノイド66
のアーマチユアとして作用する。ソレノイド66
は、付勢の際、如何なる加速が慣性質量50で経
験されるにしても、旋回に抗してレバー54を保
持するか、または旋回位置から図示の位置へ戻る
如く、腕64に充分な引付け力を加える。
ソレノイド66は、フユーズ68と、便利に車
輛の蓄電池で構成可能な電源70と、慣性スイツ
チ72と、座席スイツチ74と直列に、第2図に
示す回路に接続される。第1図に図式的に示す如
く、慣性スイツチ72は、車輛の車台6に装着さ
れる。慣性スイツチは、振り子として作用する如
く装着される加速に応答可能な慣性質量73を備
えている。質量73は、充分な加速を経験すると
き、傾いて、慣性スイツチ72の常時閉鎖接点を
開く。座席スイツチ74は、常時開いているが座
席10を占めた際に着座者の重量で閉じる接点を
有している。スイツチ74は、車輛が駆動されて
いないときに不作用に回路を保持するため、電源
70の不必要な消耗を防止する如く作用するが、
この代りに、回路の付勢は、車輛の点火キーの回
転に依存して行われてもよい。
輛の蓄電池で構成可能な電源70と、慣性スイツ
チ72と、座席スイツチ74と直列に、第2図に
示す回路に接続される。第1図に図式的に示す如
く、慣性スイツチ72は、車輛の車台6に装着さ
れる。慣性スイツチは、振り子として作用する如
く装着される加速に応答可能な慣性質量73を備
えている。質量73は、充分な加速を経験すると
き、傾いて、慣性スイツチ72の常時閉鎖接点を
開く。座席スイツチ74は、常時開いているが座
席10を占めた際に着座者の重量で閉じる接点を
有している。スイツチ74は、車輛が駆動されて
いないときに不作用に回路を保持するため、電源
70の不必要な消耗を防止する如く作用するが、
この代りに、回路の付勢は、車輛の点火キーの回
転に依存して行われてもよい。
座席1が占められると、直ちにスイツチ74の
閉鎖は、ソレノイド66を付勢し、従つて、レト
ラクタ12は、慣性スイツチ72が、閉くのに充
分な加速(第2の加速状態)を経験しなければ、
レトラクタの加速(第1の加速状態)に応答する
ロツクに抗して保持される。この時間中、レトラ
クタ12の加速は、慣性質量50のレバー54を
旋回しようとする如何なる傾向にも拘らず、レバ
ー54が第4図に示す解放位置に保持されるた
め、ベルトの引出しに抗するロツクを生じ得な
い、従つて、運転室2は、著しい加速が車台6で
も経験されなければ、極めて大きい加速を経験可
能である。慣性スイツチ72は、緊急状態の際に
経験される様な加速レベルで作用する如く設定さ
れ、従つて、慣性質量73がスイツチ72を開く
如く移動するとき、直ちに、ソレノイド66は付
勢を除去され、慣性質量50は、レトラクタのロ
ツクを生じさせる如く解放される。例えば質量5
0を0.4Gで作用するように設定した場合には質
量73はこれと等しいかまたはそれより僅かに小
さい質量で作用するように設定しなければならな
い。全体を通じて、レトラクタ12は、それが有
するベルト加速の感応装置に応答してロツク可能
である。
閉鎖は、ソレノイド66を付勢し、従つて、レト
ラクタ12は、慣性スイツチ72が、閉くのに充
分な加速(第2の加速状態)を経験しなければ、
レトラクタの加速(第1の加速状態)に応答する
ロツクに抗して保持される。この時間中、レトラ
クタ12の加速は、慣性質量50のレバー54を
旋回しようとする如何なる傾向にも拘らず、レバ
ー54が第4図に示す解放位置に保持されるた
め、ベルトの引出しに抗するロツクを生じ得な
い、従つて、運転室2は、著しい加速が車台6で
も経験されなければ、極めて大きい加速を経験可
能である。慣性スイツチ72は、緊急状態の際に
経験される様な加速レベルで作用する如く設定さ
れ、従つて、慣性質量73がスイツチ72を開く
如く移動するとき、直ちに、ソレノイド66は付
勢を除去され、慣性質量50は、レトラクタのロ
ツクを生じさせる如く解放される。例えば質量5
0を0.4Gで作用するように設定した場合には質
量73はこれと等しいかまたはそれより僅かに小
さい質量で作用するように設定しなければならな
い。全体を通じて、レトラクタ12は、それが有
するベルト加速の感応装置に応答してロツク可能
である。
また、第2図の回路は、スイツチ72,74に
並列に回路の腕に接続されるスイツチ75を有し
ている。スイツチ75は、常時開であるが、扉の
或る開口量に先立ち、内側ハンドル76または外
側ハンドル78のいづれかが操作される際に閉じ
る如く構成される。第5図に図式的に示す如く、
スイツチ75は、扉ラツチ77にハンドル76,
78を共に結合する扉内のリンクに作用可能に関
連する。
並列に回路の腕に接続されるスイツチ75を有し
ている。スイツチ75は、常時開であるが、扉の
或る開口量に先立ち、内側ハンドル76または外
側ハンドル78のいづれかが操作される際に閉じ
る如く構成される。第5図に図式的に示す如く、
スイツチ75は、扉ラツチ77にハンドル76,
78を共に結合する扉内のリンクに作用可能に関
連する。
常態の環境では、車輛が、適度なレベルの地面
上に停止しているときは、スイツチ72は、閉じ
られ、レトラクタ12のレトラクタ加速感応機構
は、不作用に保持される。しかしながら、車輛1
が急な傾斜上に駐車するとすれば、慣性質量50
は、レバー54を傾け、従つて、扉9の開口は、
ベルト14がレトラクタから引出し得ないため、
阻止される。ソレノイド66は、慣性質量73が
同様に傾き、スイツチ72が開くため、これを阻
止する如く勿論付勢されない。同様な状態は、車
輛が事故でその側部へ転動したとすれば、得られ
る。しかしながら、扉9のハンドルの操作は、ス
イツチ75の閉鎖を生じさせ、従つて、ソレノイ
ド66は、該スイツチを介して付勢される。従つ
て、レバー54は、歯55を解放し慣性質量をそ
の常態位置に戻す如く移動し、従つて扉の開口運
動は、レトラクタのロツクで阻害されない。常態
の扉開口中のベルトの加速は、レトラクタのロツ
クをそれ自体で行うには不充分である。
上に停止しているときは、スイツチ72は、閉じ
られ、レトラクタ12のレトラクタ加速感応機構
は、不作用に保持される。しかしながら、車輛1
が急な傾斜上に駐車するとすれば、慣性質量50
は、レバー54を傾け、従つて、扉9の開口は、
ベルト14がレトラクタから引出し得ないため、
阻止される。ソレノイド66は、慣性質量73が
同様に傾き、スイツチ72が開くため、これを阻
止する如く勿論付勢されない。同様な状態は、車
輛が事故でその側部へ転動したとすれば、得られ
る。しかしながら、扉9のハンドルの操作は、ス
イツチ75の閉鎖を生じさせ、従つて、ソレノイ
ド66は、該スイツチを介して付勢される。従つ
て、レバー54は、歯55を解放し慣性質量をそ
の常態位置に戻す如く移動し、従つて扉の開口運
動は、レトラクタのロツクで阻害されない。常態
の扉開口中のベルトの加速は、レトラクタのロツ
クをそれ自体で行うには不充分である。
スイツチ75は、扉9がその閉鎖位置を回復す
る際に、その常態の開いた位置に勿論戻り、従つ
て、扉が再度開口されるまで電源70の消耗が存
在しない。
る際に、その常態の開いた位置に勿論戻り、従つ
て、扉が再度開口されるまで電源70の消耗が存
在しない。
異なる構成では、スイツチ75は、扉9の閉鎖
の際に常態の開いた状態を有するが扉の開口の際
に閉鎖位置へ移動される如く位置する扉スイツチ
75′と置換えられる。この回路の作用は、上述
の如くであるが、扉ハンドル制御のスイツチは、
扉が移動し始める以前にレトラクタを解放する如
く作用可能になる利点を有し、一方、扉スイツチ
は、扉が少くとも数度にわたり移動するまで、そ
の様に作用しない。
の際に常態の開いた状態を有するが扉の開口の際
に閉鎖位置へ移動される如く位置する扉スイツチ
75′と置換えられる。この回路の作用は、上述
の如くであるが、扉ハンドル制御のスイツチは、
扉が移動し始める以前にレトラクタを解放する如
く作用可能になる利点を有し、一方、扉スイツチ
は、扉が少くとも数度にわたり移動するまで、そ
の様に作用しない。
座席の占有者が運転室2を去つた後に扉9が閉
鎖されるとき、回路は、扉が再度開口されるまで
付勢されず、レトラクタは、扉が再度閉鎖される
まで、ロツクを再度阻止される。
鎖されるとき、回路は、扉が再度開口されるまで
付勢されず、レトラクタは、扉が再度閉鎖される
まで、ロツクを再度阻止される。
スイツチ75または75′は、シートベルト装
置が受動的なものではないとき、所望により省略
可能である。
置が受動的なものではないとき、所望により省略
可能である。
座席10に隣接する座席に関連するシートベル
ト装置のソレノイドは、例えば、並列に接続され
ることにより、部品の重復を排除する如く、ソレ
ノイド66と同一の回路に便利に設けられてもよ
い。
ト装置のソレノイドは、例えば、並列に接続され
ることにより、部品の重復を排除する如く、ソレ
ノイド66と同一の回路に便利に設けられてもよ
い。
特に図示説明された装置が、本発明の範囲内で
多くの態様に変更可能なことは明瞭である。例え
ば、ソレノイドは、ロツクバー15に作用する如
く配置されてもよく、従つて、レトラクタ12の
ベルト感応性と、ストラツプ感応性との両者の機
構は、慣性スイツチ72が車台6の充分な加速を
検出するか、または扉が開口するまで、不作用に
保持される。ベルト加速感応性ロツク機構は、所
望により省略されてもよく、このとき、例えば、
レバー54は、ラチエツトホイール18ひ直接ま
たは間接に作用する。
多くの態様に変更可能なことは明瞭である。例え
ば、ソレノイドは、ロツクバー15に作用する如
く配置されてもよく、従つて、レトラクタ12の
ベルト感応性と、ストラツプ感応性との両者の機
構は、慣性スイツチ72が車台6の充分な加速を
検出するか、または扉が開口するまで、不作用に
保持される。ベルト加速感応性ロツク機構は、所
望により省略されてもよく、このとき、例えば、
レバー54は、ラチエツトホイール18ひ直接ま
たは間接に作用する。
以上の如く本発明によるシートベルト装置は、
レトラクタが第1の所定値を越えたこのレトラク
タの加速を感知する第1加速感知装置による感知
に応答してレトラクタからのシートベルトの引出
しを阻止するロツク作用を行うロツク装置と、車
台の加速に応答してロツク装置によるロツク作用
を阻止するロツク阻止装置とを有するので、車両
自体が危険加速値に達していないのにシートベル
ト装置が作動してしまうという欠点を除去してい
る。そして、本願発明においては、車台の加速に
応答する第2加速感知装置が感知する加速の所定
値は第1の所定値に等しいかまたはそれより僅か
に小さくなつているので、通常の運転時における
制動のようなときにシートベルト装置が不必要に
作動することを防止すると同時に、瞬間急制動を
行つてこれをすぐに解除したような場合に車台が
大きな加速値となりこれと独立に動ける運転室で
は慣性のためそのような大きな加速値とはならな
い場合に於いて運転室の加速値が危険限界値に達
していないようなときにも不必要なシートベルト
装置の作動を防止することが出来る。
レトラクタが第1の所定値を越えたこのレトラク
タの加速を感知する第1加速感知装置による感知
に応答してレトラクタからのシートベルトの引出
しを阻止するロツク作用を行うロツク装置と、車
台の加速に応答してロツク装置によるロツク作用
を阻止するロツク阻止装置とを有するので、車両
自体が危険加速値に達していないのにシートベル
ト装置が作動してしまうという欠点を除去してい
る。そして、本願発明においては、車台の加速に
応答する第2加速感知装置が感知する加速の所定
値は第1の所定値に等しいかまたはそれより僅か
に小さくなつているので、通常の運転時における
制動のようなときにシートベルト装置が不必要に
作動することを防止すると同時に、瞬間急制動を
行つてこれをすぐに解除したような場合に車台が
大きな加速値となりこれと独立に動ける運転室で
は慣性のためそのような大きな加速値とはならな
い場合に於いて運転室の加速値が危険限界値に達
していないようなときにも不必要なシートベルト
装置の作動を防止することが出来る。
第1図は本発明のシートベルト装置を有する市
販の大型道路車輛の内部を示すために一部を破断
した図式的な側面図、第2図は同上のシートベル
ト装置の回路図、第3図、第4図は説明の便宜
上、一部が省略または破断された同上のシートベ
ルト装置に包含されるレトラクタの側面図、第5
図は第1図に示す車輛の運転室の部分的な図式的
平面図を示す。 1……大型車輛、2……運転室、6……車台、
9……扉、10……座席、12……レトラクタ、
14……シートベルト、15……ロツクバー、3
0……重い部分、45……主軸、50……慣性質
量、54……レバー、64……レバーの腕、66
……ソレノイド、72……慣性スイツチ、74…
…座席スイツチ、75……ハンドル操作のスイツ
チ、75′……扉スイツチ、76,78……内、
外側ハンドル。
販の大型道路車輛の内部を示すために一部を破断
した図式的な側面図、第2図は同上のシートベル
ト装置の回路図、第3図、第4図は説明の便宜
上、一部が省略または破断された同上のシートベ
ルト装置に包含されるレトラクタの側面図、第5
図は第1図に示す車輛の運転室の部分的な図式的
平面図を示す。 1……大型車輛、2……運転室、6……車台、
9……扉、10……座席、12……レトラクタ、
14……シートベルト、15……ロツクバー、3
0……重い部分、45……主軸、50……慣性質
量、54……レバー、64……レバーの腕、66
……ソレノイド、72……慣性スイツチ、74…
…座席スイツチ、75……ハンドル操作のスイツ
チ、75′……扉スイツチ、76,78……内、
外側ハンドル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両の車台6に関して相対運動可能な運転室
2内に位置したシートベルト用レトラクタから成
るシートベルト装置において、 前記レトラクタが第1の所定値を越えた該レト
ラクタの加速を感知する第1加速感知装置50,
52による該感知に応答して前記レトラクタから
のシートベルトの引出しを阻止するロツク作用を
行なうロツク装置54,55と、前記車台6の加
速に応答する第2加速感知装置72,73が前記
第1の所定値に等しいかまたはそれより僅かに小
さい第2の所定値を越えた前記車台の加速を感知
するまでは、前記ロツク装置54,55による前
記ロツク作用を阻止するロツク阻止装置64,6
6と、から成ることを特徴とするシートベルト装
置。 2 特許請求の範囲第1項に記載のシートベルト
装置において、前記ロツク装置はロツク部材54
と慣性質量52とを有し、前記慣性質量は前記第
1の所定値を越えた加速に応答して動くように配
置され、この慣性質量の動きにより前記ロツク部
材を動かして前記レトラクタをロツクし、前記ロ
ツク阻止装置は、前記ロツク部材の一部64と協
働する電磁石66と、この電磁石を付勢する回路
とを有し、この電磁石の付勢によつて前記ロツク
部材をロツク作用に対して阻止し、前記第2加速
感知装置は、前記回路に含まれる常態開の慣性ス
イツチ72を有することを特徴とするシートベル
ト装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載のシートベルト
装置において、前記回路は、前記慣性スイツチ7
2の存在にもかかわらず前記ロツク阻止装置6
4,66を動作させるように構成されたスイツチ
75を有し、このスイツチは車両の扉9の操作に
応答することを特徴とするシートベルト装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載のシートベルト
装置において、前記シートベルト装置は受動的な
装置であり、前記スイツチ75は、車両の前記扉
9のハンドル76,78の操作に応答することを
特徴とするシートベルト装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB7845187 | 1978-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55106839A JPS55106839A (en) | 1980-08-16 |
JPS646060B2 true JPS646060B2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=10501167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15054679A Granted JPS55106839A (en) | 1978-11-20 | 1979-11-20 | Seat belt device |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4302030A (ja) |
JP (1) | JPS55106839A (ja) |
AU (1) | AU531879B2 (ja) |
DE (1) | DE2946869A1 (ja) |
ES (1) | ES486152A1 (ja) |
FR (1) | FR2441393B1 (ja) |
GB (1) | GB2035054B (ja) |
IT (1) | IT1220951B (ja) |
NZ (1) | NZ192161A (ja) |
SE (1) | SE7909593L (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3046888A1 (de) * | 1980-12-12 | 1982-07-15 | Keiper Automobiltechnik Gmbh & Co Kg, 5630 Remscheid | Gelenkbeschlag fuer sitze, insbesondere kraftfahrzeugsitze |
JPS6114155U (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-27 | 日本精工株式会社 | ウエビングクランプ付緊急ロツク式リトラクタ |
JPS61157044U (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-29 | ||
GB8521413D0 (en) * | 1985-08-28 | 1985-10-02 | Autoliv Dev | Seat belt |
JPS62185162U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 | ||
JPH0798474B2 (ja) * | 1988-10-26 | 1995-10-25 | マツダ株式会社 | 自動車のシートベルト装置 |
JPH0757592B2 (ja) * | 1988-10-26 | 1995-06-21 | マツダ株式会社 | 自動車のシートベルト装置 |
DE4300678B4 (de) * | 1992-01-24 | 2006-02-16 | Volkswagen Ag | Aktivierungsstromkreis für eine Insassen-Schutzvorrichtung in einem Kraftfahrzeug |
US5318146A (en) * | 1992-01-24 | 1994-06-07 | Volkswagen Ag | Electric circuit for activating an occupant safety device in an automotive vehicle |
US8393982B2 (en) * | 2009-09-16 | 2013-03-12 | Michael D. Ferguson | Miniature locator device for use with hunting arrows |
GB2544863B (en) * | 2014-06-30 | 2018-05-30 | Jaguar Land Rover Ltd | Seat belt management system and method |
US10969210B2 (en) | 2018-04-25 | 2021-04-06 | Pro-Tracker Ip Holding, Llc | System and method for adjusting the trajectory of an arrow |
US11686563B2 (en) | 2019-02-20 | 2023-06-27 | Pro-Tracker Ip Holding, Llc | System and method for adjusting the trajectory of an arrow |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB795517A (en) * | 1955-12-02 | 1958-05-28 | American Seating Co | Inertia-operated safety equipment for aircraft or other vehicles |
US3814875A (en) * | 1971-07-12 | 1974-06-04 | Takata Kojyo Co | Pendulum operated inertia switch for safety belt mechanism with reciprocating cam follower |
DE2423398A1 (de) * | 1974-05-14 | 1975-11-27 | Audi Nsu Auto Union Ag | Abrollsperre fuer sicherheitsgurte in kraftfahrzeugen |
FR2279589A1 (fr) * | 1974-07-24 | 1976-02-20 | Peugeot & Renault | Commande a distance de retracteurs de sangles de ceinture de securite |
DE2525144A1 (de) * | 1975-06-06 | 1976-12-23 | Roemer Wingard Autogurte Gmbh | Halte- und sicherungsvorrichtung fuer das bedienungspersonal in der kabine von erdbaumaschinen |
GB1563702A (en) * | 1975-09-10 | 1980-03-26 | Kangol Magnet Ltd | Vehicle soat belt retractors |
US4083581A (en) * | 1976-04-19 | 1978-04-11 | Kangol Magnet Limited | Emergency release systems |
US4181326A (en) * | 1978-01-25 | 1980-01-01 | American Safety Equipment Corporation | Vehicle sensing inertia reel lockup inhibitors |
US4209186A (en) * | 1978-10-16 | 1980-06-24 | American Safety Equipment Corporation | Lock-up inhibitor for door mounted retractor |
-
1979
- 1979-11-19 GB GB7939961A patent/GB2035054B/en not_active Expired
- 1979-11-19 AU AU52948/79A patent/AU531879B2/en not_active Ceased
- 1979-11-19 NZ NZ192161A patent/NZ192161A/xx unknown
- 1979-11-20 US US06/095,941 patent/US4302030A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-11-20 DE DE19792946869 patent/DE2946869A1/de not_active Withdrawn
- 1979-11-20 JP JP15054679A patent/JPS55106839A/ja active Granted
- 1979-11-20 SE SE7909593A patent/SE7909593L/xx unknown
- 1979-11-20 FR FR7928629A patent/FR2441393B1/fr not_active Expired
- 1979-11-20 ES ES486152A patent/ES486152A1/es not_active Expired
- 1979-11-20 IT IT27435/79A patent/IT1220951B/it active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2441393A1 (fr) | 1980-06-13 |
JPS55106839A (en) | 1980-08-16 |
NZ192161A (en) | 1983-07-15 |
SE7909593L (sv) | 1980-05-21 |
DE2946869A1 (de) | 1980-05-29 |
FR2441393B1 (fr) | 1986-07-25 |
IT1220951B (it) | 1990-06-21 |
AU5294879A (en) | 1980-05-29 |
IT7927435A0 (it) | 1979-11-20 |
US4302030A (en) | 1981-11-24 |
GB2035054A (en) | 1980-06-18 |
AU531879B2 (en) | 1983-09-08 |
GB2035054B (en) | 1982-11-03 |
ES486152A1 (es) | 1980-05-16 |
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