JPH0342136Y2 - - Google Patents

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JPH0342136Y2
JPH0342136Y2 JP9494385U JP9494385U JPH0342136Y2 JP H0342136 Y2 JPH0342136 Y2 JP H0342136Y2 JP 9494385 U JP9494385 U JP 9494385U JP 9494385 U JP9494385 U JP 9494385U JP H0342136 Y2 JPH0342136 Y2 JP H0342136Y2
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inner cylinder
water
sliding shaft
valve body
spout
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水洗式もしくは簡易水洗式便所にお
ける便器等に付着した汚物を水道水の噴射力を利
用して取り除く水洗便所用洗浄ガンに関する。
(従来の技術) 従来、この種の洗浄ガンとしては、例えば実開
昭59−84075号公報及び実開昭60−36463号公報に
記載のように、水道管に接続されたホースの端部
にピストン型洗浄器が取付けられて使用されてお
り、このピストン型洗浄ガンは、第6図に示すよ
うに、洗浄ガン1′内の流水通路2′内に弁体3′
を弁座4′に当接して流水通路2′を閉塞可能とす
るような押圧ばね5′が設けられものが汎用され
ている。
(本考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような洗浄ガンにおいて、
洗浄ガン内の流水通路内に設けられた押圧ばねは
流水通路内の水と常時接触しているので、ばねは
腐食し易く、従つてばねの押圧力が弱くなつて弁
体の止水能力を損ない、洗浄ガンを使用しない時
でも洗浄ガンの吐水口より水が漏れて便所室内が
水浸しとなる。
本考案の目的は、叙上の従来の洗浄ガンにおけ
る欠点を解消すべくなされたものである。
(問題点を解決するための手段) 次に、本考案水洗便所用洗浄ガンの一例を図面
を参照しながら説明する。
第1図及び第2図において、1は2分割された
ケースA,Bにより洗浄水の流水通路を構成する
部品を囲うよう構成された把手部2と砲身部3と
からなる洗浄ガン本体である。
洗浄ガン本体1には、把手部2に操作用レバー
4と把手部2の下方にホース取付部5が設けら
れ、砲身部3の先端に噴射ノズル7が取付けられ
ている。
第3図は第5図に示すような2分割された片方
のケースA内における洗浄水の流水通路の構成を
示すものである。
把手部2側には給水口21が設けられた第1内
筒22が、砲身部3側には吐水口31が設けられ
た第2内筒32が夫々同軸上に配設されている。
第1内筒22の給水口21と把手部2の下方の
ホース取付部5とは通水管8により接続されてお
り、第2内筒32は、砲身部3の先端側で通水路
のような吐水口31が形成されるよう円筒321
とノズル取付具322との間に環状パツキン32
3を介在させたものからなつている。
第1内筒22と第2内筒32の内部には摺動軸
6の両端部61,62が夫々摺動可能に挿入され
ており、摺動軸6の両端部61,62の外周にO
リング等の密封リング63,64を設けること
で、摺動軸6の両端部61,62と第2内筒32
及び第1内筒22との摺動部における水漏れを封
ずるものである。
この例において密封リング63,64は摺動軸
6の両端部61,62の外周に環状溝を設けて装
着されているが、密封リングを第1内筒22又は
第2内筒32の内周面に環状溝を設けて装着して
もよい。
摺動軸6の軸芯には中空の流水通路65が形成
され、その一端621が第1内筒22側の給水口
21に連通しており、摺動軸6の他端部61には
第2内筒32の内径より小さい外径の外周面が形
成され、更にその先端面に円錐形状の弁体66が
設けられ、流水通路65からその外周面に向かつ
て複数個開口した噴出口67,67……が穿設さ
れている。
摺動軸6の長手方向中央部外周には弁体66を
弁座に相当する環状パツキン323に常時付勢し
て吐水口31を閉塞可能としたばね68が設けら
れており、且つ中央に係止溝69を有しており、
摺動軸6の係止溝69には把手部2に設けた操作
用レバー4の係止片41が係合されている。
噴射ノズル7は砲身部3の先端において第2内
筒32の先端に設けられたノズル取付具322に
螺着されている。
次に、上記のように構成された本考案洗浄ガン
の組立手順について説明する。
先ず、洗浄ガン本体1のケースA内に、第1内
筒22と第2内筒32を配設するには、第1内筒
22の給水口21とホース取付部5とを通水管8
で接続し、この第1内筒22とノズル取付具32
2が取付けられた第2内筒32の内部に、密封リ
ング63,64が設けられた摺動軸6の外周にバ
ネ68を装着し、且つ摺動軸6の係止溝69に操
作用レバー4の係止片41を装着してから、第1
内筒22を把手部2側にし、第2内筒32のノズ
ル取付具322を砲身部3の先端側にしてホース
取付部5を把手部2の下方に納まるようにして配
設する。続いて、ケースBをケースAに合わせ
て、上記の流水通路を構成する部品を覆い隠し、
第1図に示すようにビス10,11,12でケー
スBとケースAとを固着してから、砲身部3の先
端に突出するノズル取付具322に噴射ノズル7
を螺着する。尚、分解は叙上の組立手順の逆の手
順をふむことにより可能である。
このようにして組立られた洗浄ガンは、水道管
側に接続されるホース(図示しない)を洗浄ガン
本体1のホース取付部5に取付けて便器の掃除に
使用する。
便器の掃除の際は、洗浄ガンの把手部2を手で
握り、指で操作用レバー4を引くことにより、摺
動軸6の係止溝69と掛合つているが、係止片4
1がばね68の弾発に抗して第2内筒32側から
第1内筒22へと摺動軸6を後退させるため、摺
動軸6の流水通路内の水は噴出口67から噴出し
て第2内筒32の吐水口31に入り込み噴射ノズ
ル7の噴射孔71より噴射して、洗浄水は便器の
汚れを洗い落とす。操作用レバー4を暖めると摺
動軸6の弁体66が環状パツキン323に押圧す
ることによりの吐水口31を閉塞し、噴射ノズル
7からの洗浄水の噴射は停止する。
(考案の効果) 本考案によれば、摺動軸の両端部に配された密
封リングにより水漏れを防ぐと共に、摺動軸を作
動するばねは、該摺動軸の中央部外周に装着され
ているので、ばねが水により腐食したりしてばね
の押圧力が弱くなることがなく、弁体の止水能力
は長期にわたつて維持できて、洗浄ガンを使用し
ない時でも洗浄ガンの吐水口より水が漏れてばね
のるということがない。
従つて、水洗式もしくは簡易水洗式便所におけ
る清掃等に用いると好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案水洗便所用洗浄ガン
の一例を示す側面図及び正面図、第3図は第1図
の−線で切断し矢印方向にみた断面図、第4
図は本考案洗浄ガンで使用する摺動軸を示す一部
切り欠き断面図、第5図は本考案洗浄ガンで使用
する2分割ケースの片方を示す側面図、第6図は
従来例を示す断面図である。 符合の説明、1……洗浄ガン本体、2……把手
部、21……給水口、22……第1内筒、3……
砲身部、31……吐水口、32……第2内筒、3
21……円筒、322……ノズル取付具、323
……環状パツキン、4……操作用レバー、41…
…係止片、6……摺動軸、61,62……端部、
63,64……密封リング、65……流水通路、
66……弁体、67……噴出口、68……ばね、
7……噴射ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手部と砲身部とからなるケース内に、把手部
    側には給水口が設けられた第1内筒が、砲身部側
    には吐水口が設けられた第2内筒が夫々同軸上に
    配設され、第1内筒と第2内筒の内部には、摺動
    軸の両端部外周面が密封リングを介して夫々嵌入
    され、摺動軸は中空とされて流水通路が形成さ
    れ、その一端が第1内筒側の給水口に連通してお
    り、摺動軸の他端は端面に弁体が設けられ且つ周
    面に向かつて開口した噴出口が穿設され、摺動軸
    の中央部外周には弁体を弁座に押圧して上記吐水
    口を閉塞可能としたばねが装着され且つ把手部に
    設けたレバーの係止片が係合され、該レバーの操
    作によりばねの弾発力に抗して弁体の弁座からの
    離脱が可能とされ、砲身部の先端には噴射ノズル
    が螺着されてなる水洗便所用洗浄ガン。
JP9494385U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH0342136Y2 (ja)

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JP9494385U JPH0342136Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JPS623876U JPS623876U (ja) 1987-01-10
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JPH0545400Y2 (ja) * 1988-07-25 1993-11-19

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JPS623876U (ja) 1987-01-10

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