JPH0614773Y2 - 噴射ノズル - Google Patents

噴射ノズル

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JPH0614773Y2
JPH0614773Y2 JP16148188U JP16148188U JPH0614773Y2 JP H0614773 Y2 JPH0614773 Y2 JP H0614773Y2 JP 16148188 U JP16148188 U JP 16148188U JP 16148188 U JP16148188 U JP 16148188U JP H0614773 Y2 JPH0614773 Y2 JP H0614773Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体の噴射ノズル、詳しくは直射放出と噴霧拡
散放出とに切替えができ、特に消火用として好適な噴霧
ノズルに関するものである。
(従来の技術) 従来より消火用として切替操作によって水を直射放出と
噴霧放出を行なうことができる噴射ノズルは種々知られ
ている。その代表例としてノズル本体に直射流路と噴霧
拡散流路とを備えたコック弁が装着され、該コック弁を
角度回動操作にすることによって上記2種の放水ができ
るようになした噴射ノズルが挙げられる。ところでこの
コック弁タイプの噴射ノズルは、コック弁とその嵌合部
に高精度の仕上加工が要求され、製作費が嵩むばかりで
なく、コック弁の操作ハンドルがノズル本体の外側に突
出するため操作ハンドル部の破損が多発するという欠点
があり、近年においては、本考案者が先に提案(特開昭
60−71058号公報)しているように、ノズル本体
の外周部に筒状の操作管を螺合させ、この操作管を回動
操作して直射放出と噴霧拡散放出とを選択的に行ない得
るようになしたタイプの噴射ノズルが好んで使用される
に至っている。即ち特開昭60−71058号公報記載
の筒状操作管を備えた噴射ノズルは、第8図〜第10図に
示しているように、筒状本体30の先端部の内周に噴霧
吐出管31が正逆回動自在に螺着され、軸心部に直射用
通路32が形成され、また先端部外周にフランジ部33
を備える直射吐出管34が該噴霧吐出管31内に遊嵌さ
れ、該直射吐出管34の基部35が筒状本体30の基部
に軸方向の連通穴36を有する取付部材37でもって固
定されて、該直射吐出管34と該噴霧吐出管31との間
に噴霧放出用の通路38が形成され、さらに該直射吐出
管32のフランジ部33と該噴霧吐出管31の先端部内
周面39とが該噴霧吐出管31の筒状本体30に対する
回動により接離可能に構成され、それにより該噴霧放出
用の通路38の吐出口40が開閉され、該直射吐出管3
4の基端部外周部の該取付部材37よりも先端側に第1
ポペット弁41が形成されて該噴霧吐出管31の回動に
よって該噴霧吐出管31の基端部端面42が該第1ポペ
ット弁41の斜面43と接離可能に構成されて該噴霧放
出用の通路38の吸込口44が開閉されるようになって
いる。また該直射吐出管34の直射用通路32の下端吸
込口45に対して接離し該吸込口45を開閉する第2ポ
ペット弁46が軸方向の連通穴47を有する支持部材4
8を介して該本体30内に摺動自在に設けられて該第2
ポペット弁46をバネ49でもって上記吸込口45に弾
圧せしめられ、該支持部材48に押杆50が立設されて
上記噴霧吐出管31の後退時に該噴霧吐出管31の基端
部端面42が該押杆50を押圧して該第2ポペット弁4
6が開口されるように構成されていて、該噴霧吐出管3
1の回動操作により第1ポペット弁41が開かれると第
9図の状態となって吐出口40から水が噴霧放出され、
またさらに該噴霧吐出管31の回動操作によって該噴霧
吐出管31が筒状本体30側に移動されると第10図のご
とく第1ポペット弁41が閉じられ、第2ポペット弁4
6が開かれて直射用通路32から水が棒状に直射放出さ
れるようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記した液体の噴射ノズルの噴霧用吐出口
の開閉、および直射用吐出口の開閉を行なうポペット弁
は、この種の噴射ノズルにおいて完全止水を行なうため
の構造が複雑であると共に、加工仕上げが困難であるば
かりでなく、噴霧放出用経路と直射放出用経路のいずれ
か一方をノズル本体内において大きく迂回させなければ
ならず、上記した従来のノズルのように噴霧放出用経路
が迂回している場合には吐出圧の低下が避けられず、遠
くへ勢よく放水することが困難となり噴霧放水の効果を
充分発揮することができない。
本考案は上記した従来のノズルの不都合が改善された噴
射ノズルを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はノズル本体内に軸方向に延びる環状の水路を形
成し、ポペット弁を用いることなくその環状の水路から
選択的に噴霧放出用通路または直射放出用通路に流入せ
しめるようになしたものである。即ち、本考案による噴
射ノズルは、送水ホースが接続されるノズル本体の外周
に筒状の操作管が回動自在に螺合され、該ノズル本体内
の軸心位置に、上方に向って突出する円錐状部と該円錐
状部の周囲に通水穴とを中間部に備え、上部に該通水穴
と連通する中心孔を備えた小径の芯部材が固着され、該
操作管の上部開口内に、上下に間隔をおいて上方開口部
と下方開口部とを有する筒状部材がその上部において固
着され、その筒状部が上記芯部材の外周に嵌合されて該
筒状部材の外周と上記ノズル本体の内周との間に環状の
送水路が形成され、さらに上記芯部材の上部に、該操作
管の上部内径よりも僅かに小さい外径を有し、操作管内
周との間に環状空隙を備えた傘部又は前記環状空隙を有
し、外周部に噴霧放水用の複数の吐出孔を備えた傘部と
中心部に上記芯部材の中心孔と連通する直射放水用の吐
出通路を備えた筒状部とからなるT字状の放水管が該筒
状部の下端部において結合され、該操作管の回動操作に
よる該筒状部材の軸方向の移動により、該筒状部材の上
部開口が該放水管の傘部の下面から離脱または傘部の下
面に密着することによって、上記環状の送水路から、操
作管の内周と放水管の傘部外周との間の環状空隙又は該
環状空隙及び傘部の外周部に設けられた噴霧放水用の複
数の吐出孔に通じる筒状部材の上部開口が開閉され、さ
らに該操作管の回動操作による該筒状部材のノズル本体
側への移動により、上記芯部材の上端部が該筒状部材の
上部開口に位置して該上部開口を閉塞するとともに該筒
状部材の下方開口部が該芯部材の通水穴に位置して直射
放水用通路が開放されるように構成したものである。
(作用) 操作管をノズル本体から最前進位置に進行させると、芯
部材の通水穴が筒状部材の周壁によって閉塞され、また
筒状部材の上部開口は放水管の傘部の下面によって閉塞
されて止水状態となる。この状態から操作管を回動させ
てノズル本体側に後退させると、該操作管と共に筒状部
材も後退し、該筒状部材の上部が放水管の傘部下面から
離れて上部開口が開放され、ノズル本体の基部から上記
環状の送水路に圧送されている水は、該筒状部材の上方
開口部を通って上部開口から放水管の傘部下面空間に吐
出され、該傘部の外周と該操作管の内周との間の環状空
隙又は前記環状空隙および傘部の外周部に設けられた噴
霧放水用の複数の吐出孔から放出されて噴霧放水作用を
奏する。
次にこの状態から該操作管を回動してさらにノズル本体
側に後退させると、筒状部材の上部開口内に芯部材の上
端部が位置して該上部開口が閉塞され、該筒状部材の上
方開口部と該上部開口との連通が遮断されて上記した噴
霧放出が停止されるとともに、該筒状部材の下方開口部
が芯部材の通水穴の位置に到達し、環状の送水路と芯部
材の通水穴とを連通せしめて該送水路の水を該芯部材の
中心孔に導入し、直射放水用吐出通路を通ってノズルの
中心から棒状に直射放水するという直射放出作用を奏す
る。
その後操作管を前進方向に回動操作をすると、直射放出
が停止されて再び噴霧放出となり、さらに回動すると止
水状態に復帰する。
(実施例) 以下本考案の実施例を示している第1図〜第6図につい
て説明する。第1図は放水停止状態、第2図は噴霧放水
状態、そして第3図は直射放水状態を示している本考案
噴射ノズルのそれぞれ断面図を示しているものであり、
本考案の噴射ノズルは、後端部に送水ホース(図示せ
ず)が接続されるノズル本体1と、該ノズル本体1の上
半部外周に回動自在に螺合された操作管2と、該ノズル
本体1の下半部内に設けられた支持部1aに下端部が固
定されて該ノズル本体1の軸心位置に配された芯部材3
と、該芯部材3の外周に密接嵌合され上部において該操
作管2の上部内周に螺合固着された筒状部材4および、
該芯部材3の上端部に螺合固着された放水管5とから構
成されている。
上記ノズル本体1内の軸心位置に固定された芯部材3は
第4図に示しているように、上方に向って突出する円錐
状部3Aを備えた下半部3aと、該円錐状部3Aの周囲
にいくつかの通水穴6,6を備え、該通水穴6,6と連
通する中心孔7を有する上半部3bとからなり、外周に
間隔をおいて数本のシールリング8,8が嵌合されてい
る。
筒状部材4は第5図に示しているように、筒状部の中間
部分の上下に間隔をおいて上方開口部9と下方開口部1
0が設けられ、上記にフランジ部11が形成されてい
て、該フランジ部11において上記操作管2に螺合固着
され、上記芯部材3の外周に密接嵌合されるようになっ
ている。
放水管5は第6図に示しているように、筒状部12と上
記操作管2の上部内径部に嵌入可能な外径を備えた傘部
13とからなるT字状をなし、該筒状部12の下端部が
上記芯部材3の上部に螺合固着されて該放水管5の中心
孔、即ち直射放水用吐出通路15が上記芯部材3の中心
孔7と連通されるようになっている。尚放水管5には第
7図に示す如く、該放水管5の傘部13の外周寄りの周
方向に間隔をおいて噴霧放水用の複数の吐出孔14を設
けることもある。
上記したノズル本体1、操作管2、芯部材3、筒状部材
4および放水管5は次のようにして結合され、本考案の
噴射ノズルが構成される。
まずノズル本体1の下半部に設けられた支持部1aに芯
部材3の下端ネジ部16を挿入してナット17でもって
固定し、該ノズル本体1の軸心位置に該芯部材3を取付
ける。次に操作管2の上方開口部分から上記筒状部材4
を挿入して該筒状部材4のフランジ部11を該操作管2
の上部内周に螺合させるとともに該操作管2の支持縁1
8上にパッキング19を介して締付け、両者2,4を一
体化する。続いて上記ノズル本体1に固定した芯部材3
の外周に上記操作管2と一体化した筒状部材4を該芯部
材3の外周に嵌合しながら該ノズル本体1の外周に形成
している雄ネジ部20に該操作管2の内周に設けた雌ネ
ジ部21を螺合させ、該ノズル本体1に対し該操作管2
を回転自在に取付ける。しかるのち該操作管2の上方開
口部から上記放水管5を挿入し、その下端ネジ部を芯部
材3の上部に挿入螺合して該芯部材3の上部に固着する
ことによって組立てられ、かくして組立てられた噴射ノ
ズルは、ノズル本体1の軸心位置に芯部材3および放水
管5が固定され、また該芯部材3の外周に嵌合している
筒状部材4が該ノズル本体1の外周に螺合した操作管2
に保持され、該操作管2をノズル本体1に対して回動さ
せることにより該筒状部材4が該操作管2と共に該ノズ
ル本体1の軸方向に進退でき、また、該筒状部材4と該
ノズル本体1の内周との間に環状の送水路22が形成さ
れた構造となっている。そして第1図に示すごとく該操
作管2を該ノズル本体1から最前進させた状態において
は、前記した芯部材3の通水穴6,6は該筒状部材4の
周壁によって閉塞され、また該筒状部材4の上部開口部
9は該放水管5の傘部13の下面によって閉塞されてい
て、ノズル本体1内に圧送している水の放出は停止され
た状態を保持している。
続いて放水要領について述べると、上記した第1図の状
態から操作管2を回動させて該操作管2をノズル本体1
側に後退させると該操作管2と共に筒状部材4も後退
し、第2図、第7図に示したごとく、該筒状部材4の上
部開口23が開放され、上記送水路22内に圧送されて
いる水は矢印で示したごとく該筒状部材4の上方開口部
9を通って上部開口23から該放水管5の傘部13の下
面空間に吐出し、第2図のものは、該傘部13の外周と
該操作管2の内周との間の環状空隙24から噴出し噴霧
拡散する。また、第7図のものは、該環状空隙24およ
び該傘部13の噴霧放水用の複数の吐出孔14から噴出
し、環状隙間24から筒状膜の状態で噴出された水と該
吐出孔14,14から噴出された線状の水とが噴霧状と
なってノズルから放出される。
次にこの状態から該操作管2を回動して該操作管2をさ
らにノズル本体1側に後退させると、第3図に示してい
るように筒状部材4の上部開口23内に芯部材3の上端
部25が位置して該上部開口23が閉塞され、該筒状部
材4の上方開口部9と該上部開口23との連通が遮断さ
れて上記した噴霧放出が停止されるとともに、該筒状部
材4の下方開口部10が芯部材3の通水穴6の位置に到
達し、環状の送水路22と該芯部材3の通水穴6とが連
通して該送水路22の水は該通水穴6および中心孔7を
通って放水管5の直射放水用吐出通路15に向って流動
し、該直射放水用吐出通路15から棒状に直射放出され
る。
そして操作管2を逆方向に回動して前方に移動させる
と、芯部材3の通水穴6は筒状部材4の下半部周壁によ
って閉塞されて上記直射放出が停止され、さらに該操作
管2を逆回動すると再び第2図や第7図の噴霧放出の状
態となり、さらに操作管2の逆方向の回動を継続すると
筒状部材4の上部開口23が放水管5の傘部13の下面
に当接して該上部開口23が閉塞されて第1図の放出停
止状態となる。
(考案の効果) このように本考案の噴射ノズルは、送水ホースが接続さ
れる筒状のノズル本体1の外周に筒状の操作管2が回動
自在に螺合され、該ノズル本体1内の軸心位置に、上方
に向って突出する円錐状部3Aと該円錐状部3Aの周囲
に通水穴6とを中間部に備え上部に該通水穴6と連通す
る中心孔7を備えた芯部材3が固着され、該操作管2の
上部開口内に、上下に間隔をおいて上方開口部9と下方
開口部10とを有する筒状部材4がその上部において固
着され、その筒状部が上記芯部材3の外周に嵌合されて
該筒状部材4の外周と上記ノズル本体1の内周との間に
環状の送水路22が形成され、さらに上記芯部材3の上
端部に、該操作管2の上部内径よりも僅かに小さい外径
を有し操作管の内周との間に環状空隙24を備えた傘部
13又は前記環状空隙24及び外周部に噴霧放水用の複
数の吐出孔14を備えた傘部13と、中心部に直射放水
用吐出通路15を備えた筒状部12とからなるT字状の
放水管5が該筒状部12の下端部において結合され、該
操作管2の回動操作による該筒状部材4の軸方向の移動
により、該筒状部材4の上部開口9が該放水管5の傘部
13の下面から離脱または傘部13の下面に密着するこ
とによって上記環状の送水路22から該放水管5の内周
面と傘部13の外周との間の環状空隙24又は前記環状
空隙24及び噴霧放水用の複数の吐水孔14に通じる筒
状部材4の上部開口23が開閉され、さらに該操作管2
の回動操作による該筒状部材4のノズル本体1側への移
動により、上記芯部材3の上端部が該筒状部材4の上部
開口23に位置して該上部開口23を閉塞するととも
に、該筒状部材4の下方開口部10が該芯部材3の通水
穴6に位置して直射放水用通路15が開放されるように
構成してなるものであり、殊に送水ホースからノズル本
体1内に圧送された水を環状の送水路22に導入し、該
環状の送水路22から噴霧放出、または直射放出の流路
に導入して放出されるため、ノズル内での水の迂回が小
さくなり同じ送水圧でもって従来のノズルよりも遠くに
噴射することができる。そのうえノズルの送水制御部に
ポペット弁を使用せず、筒状部材の前後動によって行な
われるからノズルの製作が容易となり安価に提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の実施例を示しているものであ
り、第1図は止水状態、第2図は噴霧放出状態、第3図
は直射放出状態を示したそれぞれ断面図、第4図は芯部
材の斜視図、第5図は筒状部材の斜視図、第6図は放水
管の斜視図、第7図は他の例の噴霧放出状態を示した断
面図、そして第8図、第9図および第10図は従来のノ
ズルの止水状態、噴霧放出状態、および直射放出状態の
それぞれ断面図である。 1…ノズル本体、2…操作管、 3…芯部材、3A…円錐状部、 4…筒状部材、5…放水管 6…通水穴、7…中心孔、 9…上方開口部、10…下方開口部、 12…筒状部、13…傘部、 14…噴霧放水用吐出孔、 15…直射放水用吐出通路、 22…環状の送水路、23…上部開口、 24…環状空隙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送水ホースが接続される筒状のノズル本体
    の外周に筒状の操作管が回動自在に螺合され、該ノズル
    本体内の軸心位置に、上方に向って突出する円錐状部と
    該円錐状部の周囲に通水穴とを中間部に備え上部に該通
    水穴と連通する中心孔を備えた小径の芯部材が固着さ
    れ、該操作管の上部開口内に、上下に間隔をおいて上方
    開口部と下方開口部とを有する筒状部材がその上部にお
    いて固着され、その筒状部が上記芯部材の外周に嵌合さ
    れて該筒状部材の外周と上記ノズル本体の内周との間に
    環状の送水路が形成され、さらに上記芯部材の上端部
    に、該操作管の上部内径よりも僅かに小さい外径を有
    し、操作管内周との間に環状空隙を備えた傘部と、中心
    部に上記芯部材の中心孔と連通する直射放水用吐出通路
    を備えた筒状部とからなるT字状の放水管が該筒状部の
    下端部において結合され、該操作管の回動操作による該
    筒状部材の軸方向の移動により、該筒状部材の上部開口
    が該放水管の傘部の下面から離脱または傘部の下面に密
    着することによって上記環状の送水路から操作管の内周
    と放水管の傘部外周との間の環状空隙に通じる筒状部材
    の上部開口が開閉され、さらに該操作管の回動操作によ
    る該筒状部材のノズル本体側への移動により、上記芯部
    材の上端部が該筒状部材の上部開口に位置して該上部開
    口を閉塞するとともに該筒状部材の下方開口部が該芯部
    材の通水穴に位置して直射放水用通路が開放されるよう
    に構成したことを特徴とする噴射ノズル。
  2. 【請求項2】送水ホースが接続される筒状のノズル本体
    の外周に筒状の操作管が回動自在に螺合され、該ノズル
    本体内の軸心位置に、上方に向って突出する円錐状部と
    該円錐状部の周囲に通水穴とを中間部に備え上部に該通
    水穴と連通する中心孔を備えた小径の芯部材が固着さ
    れ、該操作管の上部開口内に、上下に間隔をおいて上方
    開口部と下方開口部とを有する筒状部材がその上部にお
    いて固着され、その筒状部が上記芯部材の外周に嵌合さ
    れて該筒状部材の外周と上記ノズル本体の内周との間に
    環状の送水路が形成され、さらに上記芯部材の上端部
    に、該操作管の上部内径よりも僅かに小さい外径を有
    し、操作管内周との間に環状空隙を有し、外周部に噴霧
    放水用の複数の吐出孔を備えた傘部と、中心部に上記芯
    部材の中心孔と連通する直射放水用吐出通路を備えた筒
    状部とからなるT字状の放水管が該筒状部の下端部にお
    いて結合され、該操作管の回動操作による該筒状部材の
    軸方向の移動により、該筒状部材の上部開口が該放水管
    の傘部の下面から離脱または傘部の下面に密着すること
    によって上記環状の送水路から操作管の内周と放水管の
    傘部外周との間の環状空隙及び傘部の複数の吐出孔に通
    じる筒状部材の上部開口が開閉され、さらに該操作管の
    回動操作による該筒状部材のノズル本体側への移動によ
    り、上記芯部材の上端部が該筒状部材の上部開口に位置
    して該上部開口を閉塞するとともに該筒状部材の下方開
    口部が該芯部材の通水穴に位置して直射放水用通路が開
    放されるように構成したことを特徴とする噴射ノズル。
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