JPH0342116B2 - - Google Patents

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JPH0342116B2
JPH0342116B2 JP60240882A JP24088285A JPH0342116B2 JP H0342116 B2 JPH0342116 B2 JP H0342116B2 JP 60240882 A JP60240882 A JP 60240882A JP 24088285 A JP24088285 A JP 24088285A JP H0342116 B2 JPH0342116 B2 JP H0342116B2
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sewing machine
hand pulley
machine frame
hook
pulley
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/30Details
    • D05B69/34Hand-wheel clutches
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20732Handles
    • Y10T74/20834Hand wheels
    • Y10T74/20846Slidable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は収納可能なハンドプーリを備えたミ
シンに関し、更に詳しくは、少なくとも縫製の準
備中は、ミシン上軸に連結したハンドプーリをミ
シン機枠の外方に突出させて手動による回転操作
を可能とし、それ以外の場合には、前記ハンドプ
ーリをミシン機枠中に収納し得るよう構成したミ
シンに関するものである。
従来技術 加工布の縫製に使用される家庭用ミシンおよび
工業用ミシンには、一般にミシン機枠の右側に突
出するハンドプーリが設けられ、このハンドプー
リは上軸に接続してこれと一体的に回転するよう
になつている。前記ハンドプーリは、ミシンによ
る縫製開始の準備時に、使用者の手動操作により
僅かに正逆方向に回転されて、前記上軸にクラン
ク機構を介して接続する針棒を上下方向に変位さ
せる。例えば針棒を下降させて、加工布上の縫製
開始位置の縫針の落下点に一致するように、加工
布を位置決めする作業を容易にしたり、また針棒
を上昇させて、押え足および縫針の交換を容易に
する等のために、針棒の上下位置をハンドプーリ
の回転により変化させる。
発明が解決しようとする問題点 このハンドプーリは、前述の如く縫製の準備に
際してのみ、手動操作のために必要とされるもの
であつて、一旦縫製が開始された後は使用される
ことはない。このようにハンドプーリは使用頻度
が少ない存在であるにも拘わらず、ミシン機枠の
右側面部から常に突出しているので、ミシンの外
観形状に関するデザインの面からは旧態依然とし
たもがあり、斬新な意匠を施す余地に乏しかつ
た。またミシンを移動させる際に、ミシン機枠か
ら外方に突出するハンドプーリが外部の障害物に
当つて破損することもあつて、ミシン不使用時に
はハンドプーリは一般に邪魔な存在になつてい
る。
しかも縫製作業中は、前記ハンドプーリは常に
ミシン機枠の外方に突出した状態で回転している
ので、作業者にとつて危険であり、またミシンカ
バーによりミシンを被覆する場合は、当該ミシン
カバーはハンドプーリの厚み分だけ収納空間を予
め設けておく必要があり、従つてスペース的に大
型化する欠点があつた。
発明の目的 この発明は、ハンドプーリを備えたミシンに内
在している前記欠点に鑑み、これを良好に解決す
るべく提案されたものであつて、少なくとも縫製
準備中は、常にハンドプーリがミシン機枠から外
方に突出して手動操作をなし得るようにし、縫製
中にその他のミシン不使用時には、必要に応じて
このハンドプーリをミシン機枠中に収納し得るよ
うにして、ミシン外観形状のデザインに革新的な
変化を与えると共に、ミシン全体の小型化および
安全性の向上を達成することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記目的を達成するため本発明に係る収納可能
なハンドプーリを備えたミシンは、ミシンの主軸
に軸方向に移動可能で、かつ当該主軸と一体的に
回転するように設けたハンドプーリと、前記主軸
とハンドプーリとの間に介装され、常には前記ハ
ンドプーリをミシン機枠外方に突出させるべく付
勢する弾性部材と、ミシン機枠の背面に開設した
糸駒収納部を開放可能に閉成する蓋体と、前記ミ
シン機枠中に回動可能に枢支され、前記ハンドプ
ーリを軸方向に押圧した際に、当該ハンドプーリ
をミシン機枠の中の収納位置に係合固定する作動
部材と、この作動部材に設けられ、前記蓋体の開
放操作に伴う該蓋体の回動により付勢されて、前
記ハードプーリに対する係合を解除し、該ハンド
プーリを前記弾性部材の復帰弾力によりミシン機
枠外方の突出位置に移動させる作動片とから構成
したことを特徴とする。
作 用 本発明のミシンでは、ハンドプーリを軸方向内
方に押圧すれば、当該ハンドプーリは上軸に対し
所定距離だけ移動して、前記作動部材との係合作
用下にミシン機枠中の収納位置において固定され
る。またミシン機枠に開設した糸駒収納部の開閉
自在な蓋体を開放する操作によつて、前記作動部
材のハンドプーリに対する係合が解除され、上軸
に介装した弾性部材の弾力作用下に前記ハンドプ
ーリは移動してミシン機枠外方に突出する。
実施例 次に本発明に係るミシンにつき好適な実施例を
挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
(糸駒収納部および蓋体について) 本発明に係るミシンは、後述する如く、ミシン
機枠中に収納されたハンドプーリを機枠外方に突
出させるための動機付け手段として、第8図に示
す糸駒収納部の開閉自在な蓋体を使用するので、
先ずこの構成の概略につき説明する。本発明が好
適に実施されるミシンは、第8図に示すように、
ベツド面を上部に形成した下方アーム10と、こ
の下方アーム10から立設した脚柱部12と、ア
ーム10の上方に水平に張り出した上方アーム1
4とからなるミシン機枠16を備えている。この
ミシン機枠16における上方アーム14の後方背
面部で、かつ前記脚柱部12の上方に該当する個
所には、上糸供給源となる糸駒18を水平状態で
収納可能な糸駒収納部20が開設されている。
前記糸駒収納部20の後方開口22は、第4図
に示すように、断面L字型の蓋体24により被蓋
し得るようになつている。この蓋体24は、直立
壁24aの下端部において、前記ミシン機枠16
に突設した支軸26,26により開閉可能に嵌装
支持されている。そしてミシンの縫製準備および
縫製中は、この蓋体24が図示の如く水平に開放
されて、前記直立壁24aの内面に載置した糸駒
18から上糸の供給がなされる。また蓋体24の
直立壁24aの下部内方には、ミシン機枠16内
に臨んで水平に延出する係合片28が形成されて
いる。なおこの糸駒収納部の基本構成について
は、本件出願人によつて、実願昭59−158891号考
案「ミシンの糸駒収納装置」として既に出願が完
了している。
(スプライン機構について) 第1図〜第3図に明確に示すように、ミシン機
枠16中には主軸となる上軸30が軸受32を介
して水平に配設され、図示しない駆動源により回
転駆動されるようになつている。この上軸30の
一端部には前記ハンドプーリ34がスプライン結
合されて、前記上軸30と一体的に回転すると共
に、軸方向には移動可能に構成されている。例え
ばハンドプーリ34のボス34aに穿設した有底
の中心孔36に、前記上軸30が摺動自在に挿通
されている。前記ボス34aには、第1図に示す
如く中心孔36に連通する案内溝38が形成さ
れ、上軸30に直交配置した突出ピン40を、こ
の案内溝38中に臨ませることにより、前記ハン
ドプーリ34は、上軸30に対して軸方向に移動
可能で、かつ回転時には該上軸30と一体的に回
転する。
前記ボス34aには、第2図から判明するよう
に、大小2つの直径を画成する段部が形成されて
おり、この段部境界位置にこのボス34aの直径
よりも大きい径に設定した座金42が嵌装固定さ
れている。この座金42は、ボス34aの小径段
部に挿通され、当該座金42の第4図に示す舌片
42を前記小径段部の案内溝38中に強制的に嵌
挿させることにより、ハンドプーリ34と一体的
に固定されている。そして座金42は前記突出ピ
ン40と相俟つて、上軸30がハンドプーリ34
から脱落しないよう位置規制する機能も果してい
る。
また前記軸受32側に位置して、ばね受座金4
4が上軸30に挿通配置されている。このばね受
座金44と前記ハンドプーリ34に固定した座金
42との間には、円筒状の圧縮コイルばねからな
る弾性部材46が介装され、ハンドプーリ34を
弾力的に付勢して、常には第3図に示す如く、ミ
シン機枠16の右側面に形成した円筒状の収納凹
部48から外方へ突出させている。なお前記収納
凹部48は、ハンドプーリ34を上軸30の軸方
向に押圧した際に、第2図に示す如く、ハンドプ
ーリ34の本体部がそつくり収納される寸法に設
定されている。
(作動部材について) 次に前記ハンドプーリ34をミシン機枠16中
の収納位置に係合固定し、また前記蓋体24の開
放により前記係合を解除して、前記弾性部材46
の弾力作用下に該ハンドプーリ34をミシン機枠
16の外方に突出させるべく機能する作動部材5
0につき説明する。この作動部材50は、基本的
に第1図に示す如き形状を有し、第5図の平面図
に示すように、ミシン機枠16内にあつて、前記
上軸30と蓋体24に形成した係合片28との間
に支軸50b,50bを介して、所要中心角だけ
回動可能に枢支されている。なお各支軸50bを
枢支する部材はミシン機枠16中に適宜設けられ
ているが、図示は省略してある。
前記作動部材50は、例えばポリプロピレンの
如く適度の弾力を備えた合成樹脂を材質とする射
出一体成形品であつて、基本的に、前記支軸50
b,50bを前後に備えた円筒状の基部50a
と、この基部50aから半径方向に所要角度で延
出する第1アーム52および第2アーム54とか
ら構成される。これらの第1アーム52および第
2アーム54の先端部には、夫々第1フツク56
および第2フツク58が形成されている。前記第
1アーム52とその第1フツク56は、後述する
如く座金42と係合・離脱してハンドプーリ34
をミシン機枠16中の収納位置に係合固定する作
動片として機能する。また第2アーム54とその
第2フツク58は、後述する如く蓋体24の係合
片28と係合・離脱して、ハンドプーリ34をミ
シン機枠16の外方へ突出させる作動片として機
能する。なお前記第1アーム52は、作動部材5
0の一方の回動方向における回動を規制するため
の第1規制片60が突出形成されており、また前
記基部50aから半径方向に、別の第2規制片6
2が突出して、作動部材50の他方向への回動を
規制するようになつている。
(第1フツクの形状等について) 殊に第1図および第3図から判明する如く、前
記第1フツク56は、垂直な係合端部56aを有
すると共に、該係合端部56aの背面に所要の角
度を付した傾斜面56bが形成されている。この
係合端部56aは、後述する如く作動部材50の
所定方向の回動により、前記座金42と係合して
ハンドプーリ34をミシン機枠16中の収納位置
に固定し、また該作動部材50の逆方向の回動に
より、前記座金42との係合を解除すべく機能す
る。
この機能を果すため、第1フツク56の係合端
部56aは、第3図および第5図に示すように、
ハンドプーリ34に固定した座金42の直接移動
軌跡に臨むように位置設定がなされている。ま
た、第3図に示すように、ハンドプーリ34が弾
性部材46の弾力作用下にミシン機枠16から突
出した状態において、該ハンドプーリ34に固定
した座金42は、第1フツク56の傾斜面56b
側に位置するようになつている。
なお作動部材50は支軸50b,50bを中心
として回動可能であるが、所要中心角内での回動
のみが許容され、、それ以上の回動は規制される
ようになつている。すなわち第4図から判るよう
に、前記ミシン機枠16内には夫々係合突起6
4,66が設けられ、前記作動部材50の反時計
方向の回動は、前記第1規制片60が係合突起6
4に係合することにより規制され、また時計方向
の回動は第2規制片62が係合突起66に係合す
ることにより規制される。
(第2フツクの形状等について) 作動部材50の第2フツク58は、第1図に示
すように、該作動部材50の枢支状態において、
下方に指向する水平な係合端部58aと、その背
面部に所要角度で形成した傾斜面58bとを備え
ている。そして前記係合端部58aは、前記蓋体
24に形成されてミシン機枠16中に臨んでいる
係合片28に、係合および離脱し得る位置に設け
られている。すなわち第2図に示しかつ後述する
如く、第1フツク56の係合端部56aが前記座
金42と係合して、ハンドプーリ34をミシン機
枠16内に収納した状態において、蓋体24を糸
駒収納部20に向けて閉成すると、その係合片2
8が前記傾斜面58bに当接して第2アーム54
を僅かに外方に撓曲させた後、前記係合端部58
aが弾力復帰して前記係合片58に係合するよう
になつている。なお蓋体24を開放すれば、後述
のように作動部材50が回動して、その係合端部
58aが係合片28から離脱して係合を解除し、
これにより第1フツク56による座金42に対す
る係合も解除する。
(実施例の作用) 次に本発明の一実施例の作用につき説明する。
先ず第3図および第7図に示すように、作動部材
50の第1フツク56が、前記座金42との係合
を解除している場合から説明する。このとき座金
42およびハンドプーリ34は、前記弾性部材4
6の圧縮弾力の作用下に上軸30に対して所定距
離だけ軸方向に移動させられ、当該ハンドプーリ
34をミシン機枠16の収納凹部48から外方へ
突出させている。従つてこの状態の下で、ハンド
プーリ34を手動で操作して縫針の高さ調節を行
ない、前述した縫針および押え足の交換等の縫製
準備を好適に実施することができる。
次いで縫製準備の完了後や、ミシン使用終了後
の如くハンドプーリ34をミシン機枠16中に収
納する場合は、当該ハンドプーリ34を上軸30
の軸方向に押圧する。すなわちハンドプーリ34
は、第2図に示すように、弾性部材46の弾力に
抗しつつ上軸30上を所要距離だけ移動する。こ
のとき前述した如く、作動部材50の第1フツク
56は前記座金42の移動軌跡に位置しているの
で、前記ハンドプーリ34の軸方向への移動に伴
い座金42は、第1フツク56の傾斜面56bに
当接してこれを押圧するに至る。これにより作動
部材50は、第4図に示すように反時計方向に若
干回動して、前記座金42が傾斜面56bを通過
するのを許容する。ところで作動部材50が反時
計方向に所要中心角だけ回動した際に、前述した
第1規制片60がミシン機枠16に設けた係合突
起64と当接してその回動は規制される。従つて
前記座金42が傾斜面56を通過した直後に、作
動部材50は第1規制片60の弾性力により時計
方向に回動復帰し、第1フツク56の係合端部5
6を座金42に係合させる。これにより前記座金
42が固定されたハンドプーリ34は、第2図お
よび第6図に示すように、弾性部材46を圧縮し
た状態でミシン機枠16に形成した収納凹部48
中の所定位置に係止固定される。
また、この第1フツク56が座金42に係合し
て、ハンドプーリ34をミシン機枠16中に収納
した状態において、糸駒収納部20の蓋体24を
閉成すると、該蓋体24に設けた前記係合片28
が第2フツク58に係合してその状態を保持す
る。すなわち蓋体24の閉成動作により、係合片
28が前記第2フツク58の傾斜面58bに当接
してこれを押圧する結果、ポリプロピレン等の合
成樹脂から成形した前記第2アーム54は係合片
28から離間する方向に撓曲し、該係合片28が
第2フツク58を越えて通過するのを許容する。
その直後に第2アーム54は弾力復帰して、第2
フツク58の係合端部58aが前記係合片28に
係合する(第6図参照)。
ミシン縫製の準備のためハンドプーリ34を使
用する必要が生じたときは、閉成状態にある蓋体
24を開放することにより、ハンドプーリ34は
ミシン機枠16の外方に突出する。すなわちミシ
ン縫製の準備時には、糸駒18から上糸を供給す
るために、糸駒収納部20を被蓋していた蓋体2
4を開放する必要がある。そしてこの開放操作に
より前記係合部28は、第4図および第6図に示
すように、これと係合している第2フツク58を
介して、作動部材50をその軸50bを中心とし
て反時計方向に回動させる。このため作動部材5
0の第1フツク56は、今まで係合していた座金
42から離脱するに至り、これにより前記弾性部
材46の圧縮弾力が一挙に解放されて、座金42
と共にハンドプーリ34を軸方向へ移動させ、ミ
シン機枠16の収納凹部48外方に突出させる。
発明の効果 以上説明した如く本発明によれば、少なくとも
縫製の準備中は、前記ハンドプーリをミシン機枠
の外方に突出させて手動による回転操作を可能と
し、それ以外の場合には、前記ハンドプーリをミ
シン機枠中に収納することを可能としたので、ミ
シンの外観形状のデザインに革新的な変化を与え
ることができる。またミシン携行時に、ハンドプ
ーリを外部の障害物に打ち当てて破損することも
ない。しかしミシンケースにより被覆する場合で
あつても、当該ミシンケースにハンドプーリを受
容するためのスペースを不要とするので、ミシン
全体の小型化を図ることができる。更にミシン縫
製中にハンドプーリを収納しておけば、回転部が
外部に露出しないので、安全性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るミシンの一実施例を示すも
のであつて、第1図は作動部材に設けた第1フツ
クと座金との係合状態並びに第2フツクと係合片
との係合状態を夫々示す概略斜視図、第2図は本
実施例の要部縦断面図であつて、第1フツクが座
金に係合してハンドプーリをミシン機枠内に収納
している状態を示し、第3図は本実施例の要部縦
断面図であつて、第1フツクが座金から離脱して
ハンドプーリをミシン機枠外に突出させている状
態を示し、第4図は第3図の−線横断面図、
第5図は第2図の−線断面で示す平面図、第
6図は第2図に対応する状態での本実施例の斜視
図、第7図は第3図に対応する状態での本実施例
の斜視図、第8図は糸駒収納部および蓋体を設け
た本実施例に係るミシンの背面側から観察した斜
視図である。 16……ミシン機枠、20……糸駒収納部、2
4……蓋体、28……係合片、30……上軸、3
4……ハンドプーリ、42……座金、46……弾
性部材、50……作動部材、56……第1フツ
ク、58……第2フツク、60……第1規制片、
62……第2規制片、64,66……係合突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシンの主軸30に軸方向に移動可能で、か
    つ当該主軸30と一体的に回転するように設けた
    ハンドプーリ34と、 前記主軸30とハンドプーリ34との間に介装
    され、常には前記ハンドプーリ34をミシン機枠
    16外方に突出させるべく付勢する弾性部材46
    と、 ミシン機枠16の背面に開設した糸駒収納部2
    0を開放可能に閉成する蓋体24と、 前記ミシン機枠16中に回動可能に枢支され、
    前記ハンドプーリ34を軸方向に押圧した際に、
    当該ハンドプーリ34をミシン機枠16の中の収
    納位置に係合固定する作動部材50と、 この作動部材50に設けられ、前記蓋体24の
    開放操作に伴う該蓋体24の回動により付勢され
    て、前記ハンドプーリ34に対する係合を解除
    し、該ハンドプーリ34を前記弾性部材46の復
    帰弾力によりミシン機枠16外方の突出位置に移
    動させる作動片54,58と、 から構成したことを特徴とする収納可能なハンド
    プーリを備えたミシン。 2 前記上軸30には弾性部材46を介してハン
    ドプーリ34に弾力的に押圧される大径の座金4
    2が挿通され、 前記作動部材50は第1フツク56および第2
    フツク58を備えてミシン機枠16中に回動可能
    に枢支され、 この第1フツク56は前記ハンドプーリ34を
    ミシン機枠16中の収納位置にまで移動させた際
    に前記座金42と係合して当該ハンドプーリ34
    をその位置に固定し、 第2フツク58は前記蓋体24を閉成した際
    に、その蓋体24に形成した係合片28と係合可
    能に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の収納可能なハンドプーリを備えたミシ
    ン。 3 前記ミシン機枠16には収納凹部48が形成
    され、この収納凹部48にハンドプーリ34が突
    出可能に収納される特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の収納可能なハンドプーリを備えたミ
    シン。 4 前記作動部材50には第1規制片60および
    第2規制片62が夫々形成され、この作動部材5
    0の一方向への回動は、第1規制片60がミシン
    機枠16に形成された係合突起64に係合するこ
    とにより規制され、また作動部材50の他方向へ
    の回動は、第2規制片62がミシン機枠16に形
    成された別の係合突起66に係合することにより
    規制される特許請求の範囲第1項〜第3項の何れ
    かに記載の収納可能なハンドプーリを備えたミシ
    ン。
JP60240882A 1985-10-28 1985-10-28 収納可能なハンドプ−リを備えたミシン Granted JPS62101292A (ja)

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JP60240882A JPS62101292A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 収納可能なハンドプ−リを備えたミシン
US06/910,596 US4700646A (en) 1985-10-28 1986-09-23 Sewing machine with retractable handwheel
GB8622848A GB2182362B (en) 1985-10-28 1986-09-23 Sewing machine with a retractable handwheel

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