JPH034209Y2 - - Google Patents
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- JPH034209Y2 JPH034209Y2 JP1981144528U JP14452881U JPH034209Y2 JP H034209 Y2 JPH034209 Y2 JP H034209Y2 JP 1981144528 U JP1981144528 U JP 1981144528U JP 14452881 U JP14452881 U JP 14452881U JP H034209 Y2 JPH034209 Y2 JP H034209Y2
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Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転式電気かみそりにおけるヒゲ屑処
理構造、つまりクリーニング構造に関する。
理構造、つまりクリーニング構造に関する。
従来の電気かみそりでヒゲ屑掃除を簡単に行う
方法として、実公昭49−9507のような構造が提案
されている。該提案では、ひげ剃り動作を行うと
き、該ひげを切削するため外刃に圧接摺動する内
刃と一体的に回転する回転翼体が設けられ、ひげ
剃り時には内刃と一体的に回転し切削された毛屑
を別に設けた収塵室に導入させ剃られた毛屑を処
理するときは回転翼体のみ単独に高速回転させる
ようにし切削室内の毛屑を収塵室に導入すると共
に、該収塵室とケース外部とを開閉するための蓋
体を解放状態にした時、前記収塵室内に堆積した
毛屑をケース外部に飛散処理させるというもので
ある。以上の構造では収塵室に切削した毛屑を順
時ためていくわけだが、毛屑の中には肌からの脂
肪やヒゲと一緒に削られた皮膚の一部(角質層)
が多量に混入しており収塵室に蓄積された毛屑は
時間を経るに伴ない硬化するため、収塵室の外で
回転翼体が高速回転して風を送つても、毛屑をケ
ース外部へ飛散処理することは不可能となつてい
た。これを解決する方法として、第6図に示す様
に前記収塵室をなくし回転翼体50、外刃、内刃
(図示せず)、ケース52で構成される切削室53
内で通常は内刃のみが回転しヒゲを切削し、毛屑
を掃除しようとする時、前記回転翼体50がクラ
ツチを介して駆動部と係合し、高速回転され、切
削室53とケース52外部とを開閉する蓋体54
を解放状態にすることで切削室53内の毛屑、脂
肪、皮膚(角質層)を回転翼体50が撹拌しなが
ら排出口55から飛散排出するというものがあつ
た。この構造では、毛屑を排出することは可能と
なつたがケースに明けられた毛屑の排出孔から毛
屑が排出される方向が図中の矢印C方向つまり前
記回転翼50の半径方向に対し略45゜〜90゜方向で
あるので毛屑がケース52又は蓋体54外周の外
観面は静電気等の影響で付着してしまい不快感を
与えていた。又、ヒゲ屑が排出される方向の矢印
cに対する排出口55の側壁56が矢印c方向と
同一の傾斜であればよいが、略直交する面になつ
ていると、回転翼体50によるヒゲ屑排出時に、
この側壁56部にヒゲ屑が圧着状態となりヒゲ屑
排出効果が損なわれるばかりか、排出口55を塞
いでしまいヒゲ屑が排出不可能となつてしまう。
かと言つて前述の様に、側壁56を矢印c方向と
同一の傾斜にすれば前述の様な外観面にヒゲ屑が
付着してしまうという問題点を有していた。
方法として、実公昭49−9507のような構造が提案
されている。該提案では、ひげ剃り動作を行うと
き、該ひげを切削するため外刃に圧接摺動する内
刃と一体的に回転する回転翼体が設けられ、ひげ
剃り時には内刃と一体的に回転し切削された毛屑
を別に設けた収塵室に導入させ剃られた毛屑を処
理するときは回転翼体のみ単独に高速回転させる
ようにし切削室内の毛屑を収塵室に導入すると共
に、該収塵室とケース外部とを開閉するための蓋
体を解放状態にした時、前記収塵室内に堆積した
毛屑をケース外部に飛散処理させるというもので
ある。以上の構造では収塵室に切削した毛屑を順
時ためていくわけだが、毛屑の中には肌からの脂
肪やヒゲと一緒に削られた皮膚の一部(角質層)
が多量に混入しており収塵室に蓄積された毛屑は
時間を経るに伴ない硬化するため、収塵室の外で
回転翼体が高速回転して風を送つても、毛屑をケ
ース外部へ飛散処理することは不可能となつてい
た。これを解決する方法として、第6図に示す様
に前記収塵室をなくし回転翼体50、外刃、内刃
(図示せず)、ケース52で構成される切削室53
内で通常は内刃のみが回転しヒゲを切削し、毛屑
を掃除しようとする時、前記回転翼体50がクラ
ツチを介して駆動部と係合し、高速回転され、切
削室53とケース52外部とを開閉する蓋体54
を解放状態にすることで切削室53内の毛屑、脂
肪、皮膚(角質層)を回転翼体50が撹拌しなが
ら排出口55から飛散排出するというものがあつ
た。この構造では、毛屑を排出することは可能と
なつたがケースに明けられた毛屑の排出孔から毛
屑が排出される方向が図中の矢印C方向つまり前
記回転翼50の半径方向に対し略45゜〜90゜方向で
あるので毛屑がケース52又は蓋体54外周の外
観面は静電気等の影響で付着してしまい不快感を
与えていた。又、ヒゲ屑が排出される方向の矢印
cに対する排出口55の側壁56が矢印c方向と
同一の傾斜であればよいが、略直交する面になつ
ていると、回転翼体50によるヒゲ屑排出時に、
この側壁56部にヒゲ屑が圧着状態となりヒゲ屑
排出効果が損なわれるばかりか、排出口55を塞
いでしまいヒゲ屑が排出不可能となつてしまう。
かと言つて前述の様に、側壁56を矢印c方向と
同一の傾斜にすれば前述の様な外観面にヒゲ屑が
付着してしまうという問題点を有していた。
本考案は以上の欠点を除去し、ケース外周の外
観面に毛屑が付着せず清潔にして確実なヒゲ屑排
出を可能とする実用的なクリーニング構造を提供
できるものである。
観面に毛屑が付着せず清潔にして確実なヒゲ屑排
出を可能とする実用的なクリーニング構造を提供
できるものである。
本考案を一実施例にもとづいて、図をもつて詳
細に説明すると、第1図は本考案の一実施例を示
す部分断面図である。第2図は第1図より集毛皿
が回転浮上しヒゲ屑排出状態になつた部分断面図
である。第3図はケース貫通孔と集毛皿のピン部
が貫通係合している状態を示す側面図である。第
4図は第1図におけるA−A断面図である。第5
図は第2図におけるB−B断面図である。第6図
は第5図と同じ状態で従来例を示す断面図であ
る。第7図は第5図における排出口部分の拡大図
である。
細に説明すると、第1図は本考案の一実施例を示
す部分断面図である。第2図は第1図より集毛皿
が回転浮上しヒゲ屑排出状態になつた部分断面図
である。第3図はケース貫通孔と集毛皿のピン部
が貫通係合している状態を示す側面図である。第
4図は第1図におけるA−A断面図である。第5
図は第2図におけるB−B断面図である。第6図
は第5図と同じ状態で従来例を示す断面図であ
る。第7図は第5図における排出口部分の拡大図
である。
第1図において、1はケース、2は該ケース1
にネジ21により固定されたモーター、3は外
刃、4は外刃3内面を摺接回転する内刃体、5は
該内刃体4を支持し、該内刃体4を外刃3に圧接
させるバネ6を固着した内刃支持具で、その下部
にはクラツチ部7が一体に形成されている。8は
集毛皿で、内刃体4下部におけるケース1の内側
に回転自在に内接している。9は掃除片であり前
記集毛皿8の内壁面に多少のスキマを持ち、集毛
皿中央部を軸として回動自在に遊嵌している。掃
除片9の上面には前記内刃支持具5の下部に一体
形成されたクラツチ7と係合離脱可能な凸部10
が一体形成されている。11は前記外刃3を固定
するための外枠、12は前記モーター2の軸に固
定され、内刃支持具5にモーター2の駆動力を伝
達する接続具、13はケース1の外面を回動可能
にとりまいたリングで、第3図乃至第5図に見ら
れるようにケース1の内側に配設された集毛皿8
より一体的に突出したピン14が該ケース1の側
壁に明いた貫通孔15を貫通し前記リング13と
係合している。16は集毛皿8の側壁に明いた排
出口17はケース側壁に明いた排出口、18はリ
ング13に明いた排出口である。19は前記排出
口16,17,18における掃除片9の回転方向
に向かう側壁である。20はリング13の排出口
18の外端部側方には外方へ突出して一体形成さ
れ、ヒゲ屑排出時の誘導距離(半径方向の排出口
16,17,18により形成される厚さ寸法)を
長くしヒゲ屑排出時にケース外面にヒゲ屑が不着
するのを防ぐためヒゲ屑排出方向を変換するヒゲ
屑誘導用凸部である。以上の構造において通常の
ひげ剃り時には第1図、第4図に示すようにリン
グ13、集毛皿8が位置しているので各排出口1
6,17,18は一致しない。又内刃支持具5の
下部に形成されたクラツチ部7と掃除片9に形成
された凸部10とは係合しない。一方、第3図に
示すケース1の側壁に明いた貫通孔15は傾斜し
た長孔であり、前記集毛皿8より一体的に突出し
たピン14が貫通孔15を貫通すると共に係合案
内され、ケース1の外面側でリング13の内面に
形成された段部と係止している。前記ピン14が
第3図の貫通孔15の最下位(左端)にある第1
図、第4図の時は、排出口16,17,18は一
致せず、最上位(右端)まで回動移動する第2
図、第5図の時は前記各々の排出口16,17,
18が一致すると共に集毛皿8が傾斜した前記貫
通孔15に沿つて浮上するため前記クラツチ部7
と凸部10が係合し掃除片9が内刃支持具5と共
に回転し集毛皿8内面に付着した毛屑等を前記排
出口16,17,18から飛散排出する。又第5
図、第7図に示す通り、リング13の排出口18
のほぼ中心と内刃体4の回転中心を結ぶ中心線P
に対し各排出口16,17,18における掃除片
9の回転力によりヒゲ屑排出方向Cに向かうよう
に設けられた側壁19のなす角度θが、集毛皿8
側では大きく、リング13側では小さくなる様
徐々に変化させてあるので、ヒゲ屑は徐々に方向
転換され矢印C方向から中心線P方向に変化する
ようになる。又、排出口18の開いたリング13
の外周部には前記ヒゲ屑排出用の排出方向を変換
するためのヒゲ屑誘導用凸部20が形成されるこ
とにより前記側壁19が長く確保されることか
ら、ヒゲ屑排出方向を徐々に変換することが容易
となりヒゲ屑排出方向誘導効果を高める。前述の
凸部20が無く側壁19が半径方向に薄い場合に
は、側壁19と中心線Pのなす角度θをどのよう
に変化させてもヒゲ屑矢印C方向にしか排出され
ない。又、リング13、ケース1、集毛皿8の
各々の肉厚を厚くしてヒゲ屑誘導を行なうことも
考えられるが、各部品は樹脂成形品であるので成
形条件や外観上の見栄えからはあまり厚くはでき
ない。又、肉厚を厚くすることはコストアツプに
もなる。このようにすることで排出されたヒゲ屑
がケース外面に付着しないようになつている。
又、第7図に示す通り排出口がリング13、ケー
ス1、集毛皿8というような多部品に渡る場合、
外側方向に向かうにしたがつて連続状に排出口1
6,17,18が広がつていくことで、ヒゲ屑排
出方向Cに対し吹溜り部がなくなり、排出口1
6,17,18の内側にヒゲ屑が残ることがな
い。又、前記排出口16,17,18のヒゲ屑排
出方向Cに向かう側壁19は斜面であつても、
徐々に変化する曲面であつてもよく、曲面にする
場合は掃除片9によるヒゲ屑排出方向Cに対し中
心線Pと各部材の側壁19のなす角度θを集毛皿
8側では大きく(ヒゲ屑排出方向Cの略平行程
度)し、リング13側に行くに従い徐々に小さく
なるように構成すれば掃除片9の回転力、遠心力
によるヒゲ屑排出がスムーズに排出され排出口1
6,17,18内にヒゲ屑が残りにくくなる。
にネジ21により固定されたモーター、3は外
刃、4は外刃3内面を摺接回転する内刃体、5は
該内刃体4を支持し、該内刃体4を外刃3に圧接
させるバネ6を固着した内刃支持具で、その下部
にはクラツチ部7が一体に形成されている。8は
集毛皿で、内刃体4下部におけるケース1の内側
に回転自在に内接している。9は掃除片であり前
記集毛皿8の内壁面に多少のスキマを持ち、集毛
皿中央部を軸として回動自在に遊嵌している。掃
除片9の上面には前記内刃支持具5の下部に一体
形成されたクラツチ7と係合離脱可能な凸部10
が一体形成されている。11は前記外刃3を固定
するための外枠、12は前記モーター2の軸に固
定され、内刃支持具5にモーター2の駆動力を伝
達する接続具、13はケース1の外面を回動可能
にとりまいたリングで、第3図乃至第5図に見ら
れるようにケース1の内側に配設された集毛皿8
より一体的に突出したピン14が該ケース1の側
壁に明いた貫通孔15を貫通し前記リング13と
係合している。16は集毛皿8の側壁に明いた排
出口17はケース側壁に明いた排出口、18はリ
ング13に明いた排出口である。19は前記排出
口16,17,18における掃除片9の回転方向
に向かう側壁である。20はリング13の排出口
18の外端部側方には外方へ突出して一体形成さ
れ、ヒゲ屑排出時の誘導距離(半径方向の排出口
16,17,18により形成される厚さ寸法)を
長くしヒゲ屑排出時にケース外面にヒゲ屑が不着
するのを防ぐためヒゲ屑排出方向を変換するヒゲ
屑誘導用凸部である。以上の構造において通常の
ひげ剃り時には第1図、第4図に示すようにリン
グ13、集毛皿8が位置しているので各排出口1
6,17,18は一致しない。又内刃支持具5の
下部に形成されたクラツチ部7と掃除片9に形成
された凸部10とは係合しない。一方、第3図に
示すケース1の側壁に明いた貫通孔15は傾斜し
た長孔であり、前記集毛皿8より一体的に突出し
たピン14が貫通孔15を貫通すると共に係合案
内され、ケース1の外面側でリング13の内面に
形成された段部と係止している。前記ピン14が
第3図の貫通孔15の最下位(左端)にある第1
図、第4図の時は、排出口16,17,18は一
致せず、最上位(右端)まで回動移動する第2
図、第5図の時は前記各々の排出口16,17,
18が一致すると共に集毛皿8が傾斜した前記貫
通孔15に沿つて浮上するため前記クラツチ部7
と凸部10が係合し掃除片9が内刃支持具5と共
に回転し集毛皿8内面に付着した毛屑等を前記排
出口16,17,18から飛散排出する。又第5
図、第7図に示す通り、リング13の排出口18
のほぼ中心と内刃体4の回転中心を結ぶ中心線P
に対し各排出口16,17,18における掃除片
9の回転力によりヒゲ屑排出方向Cに向かうよう
に設けられた側壁19のなす角度θが、集毛皿8
側では大きく、リング13側では小さくなる様
徐々に変化させてあるので、ヒゲ屑は徐々に方向
転換され矢印C方向から中心線P方向に変化する
ようになる。又、排出口18の開いたリング13
の外周部には前記ヒゲ屑排出用の排出方向を変換
するためのヒゲ屑誘導用凸部20が形成されるこ
とにより前記側壁19が長く確保されることか
ら、ヒゲ屑排出方向を徐々に変換することが容易
となりヒゲ屑排出方向誘導効果を高める。前述の
凸部20が無く側壁19が半径方向に薄い場合に
は、側壁19と中心線Pのなす角度θをどのよう
に変化させてもヒゲ屑矢印C方向にしか排出され
ない。又、リング13、ケース1、集毛皿8の
各々の肉厚を厚くしてヒゲ屑誘導を行なうことも
考えられるが、各部品は樹脂成形品であるので成
形条件や外観上の見栄えからはあまり厚くはでき
ない。又、肉厚を厚くすることはコストアツプに
もなる。このようにすることで排出されたヒゲ屑
がケース外面に付着しないようになつている。
又、第7図に示す通り排出口がリング13、ケー
ス1、集毛皿8というような多部品に渡る場合、
外側方向に向かうにしたがつて連続状に排出口1
6,17,18が広がつていくことで、ヒゲ屑排
出方向Cに対し吹溜り部がなくなり、排出口1
6,17,18の内側にヒゲ屑が残ることがな
い。又、前記排出口16,17,18のヒゲ屑排
出方向Cに向かう側壁19は斜面であつても、
徐々に変化する曲面であつてもよく、曲面にする
場合は掃除片9によるヒゲ屑排出方向Cに対し中
心線Pと各部材の側壁19のなす角度θを集毛皿
8側では大きく(ヒゲ屑排出方向Cの略平行程
度)し、リング13側に行くに従い徐々に小さく
なるように構成すれば掃除片9の回転力、遠心力
によるヒゲ屑排出がスムーズに排出され排出口1
6,17,18内にヒゲ屑が残りにくくなる。
本考案は以上のように構成されており、毛屑が
皮膚からの脂肪等を含んでいても掃除片がモータ
ーの強力な力で回転しヒゲ屑を撹拌し集毛皿の内
面に付着したヒゲ屑をきれいに取り排出口から確
実に排出する。又、リングの排出口の外端部側方
には前述のヒゲ屑誘導用凸部が形成されているこ
とから排出口の半径方向の厚さが厚くなりヒゲ屑
排出方向の誘導効果が高まり、又、前述の角度θ
がリング側で小さく集毛皿では大きく形成されて
いるので、ヒゲ屑は徐々に方向転換され最終的に
は中心線P方向に排出されるので、従来の第6図
に示すように排出口55付近においてケース52
又は蓋体54の外周面の円周方向にヒゲ屑が排出
されないこととなりケース52や蓋体54等の外
周面にヒゲ屑が不着することがなく、又、排出口
55内にもヒゲ屑が残らないので、不快感をあた
えることもなく、しかもヒゲ屑に手をふれること
なく、ワンタツチでヒゲ屑排出が可能となる。な
お、前記掃除片の回転方向は時計方向でも反時計
方向でもよく、回転方向に合わせて排出口の形状
をきめればよいものである。このように、本考案
は実用的な電気かみそりのクリーニング機構をも
たらすものである。
皮膚からの脂肪等を含んでいても掃除片がモータ
ーの強力な力で回転しヒゲ屑を撹拌し集毛皿の内
面に付着したヒゲ屑をきれいに取り排出口から確
実に排出する。又、リングの排出口の外端部側方
には前述のヒゲ屑誘導用凸部が形成されているこ
とから排出口の半径方向の厚さが厚くなりヒゲ屑
排出方向の誘導効果が高まり、又、前述の角度θ
がリング側で小さく集毛皿では大きく形成されて
いるので、ヒゲ屑は徐々に方向転換され最終的に
は中心線P方向に排出されるので、従来の第6図
に示すように排出口55付近においてケース52
又は蓋体54の外周面の円周方向にヒゲ屑が排出
されないこととなりケース52や蓋体54等の外
周面にヒゲ屑が不着することがなく、又、排出口
55内にもヒゲ屑が残らないので、不快感をあた
えることもなく、しかもヒゲ屑に手をふれること
なく、ワンタツチでヒゲ屑排出が可能となる。な
お、前記掃除片の回転方向は時計方向でも反時計
方向でもよく、回転方向に合わせて排出口の形状
をきめればよいものである。このように、本考案
は実用的な電気かみそりのクリーニング機構をも
たらすものである。
第1図は本考案の一実施例を示す部分組立断面
図である。第2図は第1図における集毛皿が回動
浮上しヒゲ屑排出状態になつた部分組立断面図で
ある。第3図はケースの貫通孔と集毛皿のピン部
が貫通係合している側面図である。第4図は第1
図におけるA−A断面図である。第5図は第2図
におけるB−B断面図である。第6図は第5図と
同じ状態の従来例を示す断面図である。第7図は
第5図における排出口部の拡大図である。 1……ケース、2……モーター、3……外刃、
4……内刃体、5……内刃支持具、6……バネ、
7……クラツチ部、8……集毛皿、9……掃除
片、10……凸部、11……外枠、12……接続
具、13……リング、14……ピン、15……貫
通孔、16,17,18……排出口、19……側
壁、20……ヒゲ屑誘導用凸部、21……ネジ。
図である。第2図は第1図における集毛皿が回動
浮上しヒゲ屑排出状態になつた部分組立断面図で
ある。第3図はケースの貫通孔と集毛皿のピン部
が貫通係合している側面図である。第4図は第1
図におけるA−A断面図である。第5図は第2図
におけるB−B断面図である。第6図は第5図と
同じ状態の従来例を示す断面図である。第7図は
第5図における排出口部の拡大図である。 1……ケース、2……モーター、3……外刃、
4……内刃体、5……内刃支持具、6……バネ、
7……クラツチ部、8……集毛皿、9……掃除
片、10……凸部、11……外枠、12……接続
具、13……リング、14……ピン、15……貫
通孔、16,17,18……排出口、19……側
壁、20……ヒゲ屑誘導用凸部、21……ネジ。
Claims (1)
- ケース1と、ケース1の上部に取着された外刃
3と、外刃3内面を摺接回転する内刃体4と、内
刃体4下部におけるケース1内側に回動自在に配
設されヒゲ屑を溜める集毛皿8と、ケース1の外
周部に回動自在に配設され前記集毛皿8と係合し
て集毛皿8を回動し且つ集毛皿8の周壁に設けら
れたヒゲ屑排出のための排出口16とケース1の
周壁に設けられたヒゲ屑排出のための排出口17
と連通しうるヒゲ屑排出のための排出口18が周
壁に設けられたリング13と、集毛皿8内に回転
自在に配設された掃除片9とを有し、前記各々の
排出口16,17,18は、ヒゲ剃り時における
リング13の一方への回動により連通せず、ヒゲ
屑排出時におけるリング13の他方への回動によ
り連通する位置に設けられている電気かみそりの
クリーニング構造において、前記リング13の排
出口18の外端部側方には外方へ突出しているヒ
ゲ屑誘導用凸部20が形成されており、更に前記
リング13の排出口18のほぼ中心部と前記内刃
体4の回動中心とを結ぶ中心線Pに対し各排出口
16,17,18における前記掃除片9の回転力
によるヒゲ屑が吹き付けられるヒゲ屑排出方向C
に向かう側壁19のなす角度θが、集毛皿8側で
は大きく、リング13側では小さくなる様徐々に
変化して形成されていることを特徴とする電気か
みそりのクリーニング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14452881U JPS5849670U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 電気かみそりのクリ−ニング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14452881U JPS5849670U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 電気かみそりのクリ−ニング構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849670U JPS5849670U (ja) | 1983-04-04 |
JPH034209Y2 true JPH034209Y2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=29937487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14452881U Granted JPS5849670U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 電気かみそりのクリ−ニング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849670U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631784A (en) * | 1979-08-23 | 1981-03-31 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric razor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS471397U (ja) * | 1971-01-11 | 1972-08-14 |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP14452881U patent/JPS5849670U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631784A (en) * | 1979-08-23 | 1981-03-31 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric razor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849670U (ja) | 1983-04-04 |
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