JPH034206Y2 - - Google Patents

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JPH034206Y2
JPH034206Y2 JP1986063639U JP6363986U JPH034206Y2 JP H034206 Y2 JPH034206 Y2 JP H034206Y2 JP 1986063639 U JP1986063639 U JP 1986063639U JP 6363986 U JP6363986 U JP 6363986U JP H034206 Y2 JPH034206 Y2 JP H034206Y2
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spring
leaf spring
shaft
plates
fitted
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JP1986063639U
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JPS61188563U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押圧開閉操作が容易に行なわれる使
い易いプラスチツク製押圧鋏のバネ受装置に係る
ものである。
〔従来の技術〕
従来、実公昭45−7597号、実開昭48−8790号、
実開昭50−156888号公報で示す鋏は、基部内に戻
し用の巻きバネを設けた握持柄をバネ作用に抗し
て開閉自在に設けた押圧タイプの鋏が開示されて
いるが、このような鋏のバネ装置はその装着と組
立が極めて厄介で、且つ耐久的なバネ作用が維持
されない欠点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、かかる欠点を解決したもので、握持
柄板の戻しバネにU字状の板バネを使用し、この
板バネの装置構造によつて耐久的にして装着も組
立も容易なバネ受装置を有するプラスチツク製押
圧鋏のバネ受装置を提供することが技術的課題で
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案を実施の一例を示す図面と対比し易いよ
うに図面の符号を付して説明すると次の通りであ
る。
プラスチツク製の握持柄板3,3′の先端対向
面に刃板1,1′を対向面と平らに止着した2体
一組の鋏半体a,a′を重合し、その基部を軸9で
軸着し、軸着基部に板バネ11を設け、この板バ
ネ11のバネ作用に抗して鋏半体a,a′を開閉自
在に設けたプラスチツク製押圧鋏において、握持
柄板3,3′の基部対向面にU字状の板バネ11
の巾1/2ずつが丁度嵌合される深さとバネ受垂直
壁を有するバネ嵌着凹部14,14′を形成し、
このバネ嵌着凹部14,14′の湾曲下端部の内
側に板バネ11が嵌合される巾を介在して下面を
湾曲面に形成したバネ係止突部16,16′を突
設し、このバネ係止突部16,16′に軸孔8,
8′を穿孔し、かかる一方の握持柄板3′のバネ嵌
着凹部14′内に板バネ11の片側1/2を嵌着し、
この握持柄板3′の対向面に他方の握持柄板3を
重合し、板バネ11の残る片側1/2をバネ嵌着凹
部14内に嵌着し、軸孔8,8′に軸9を通して
軸着して鋏半体a,a′を板バネ11のバネ作用に
抗して開閉自在に設けた事と特徴とするプラスチ
ツク製押圧鋏のバネ受装置に係るものである。
〔作用〕
第5図は板バネ11が開いた状態で、握持柄板
3′のバネ嵌着凹部14′とバネ係止突部16′と
の間に片側半分だけが嵌着された板バネ11の一
端部11aがバネ嵌着凹部14′の一方のバネ垂
直壁に係止し、同じく板バネ11の他端部11b
が反対側のバネ嵌着凹部14のバネ受垂直壁に係
止しているから鋏半体a,a′は開いた状態にな
い。
この状態で鋏半体a,a′を内側に板バネ11の
バネ作用に抗して押圧すると板バネ11の一端部
11a、他端部11bが内側に押し曲げられ、鋏
半体a,a′は閉成される。
〔実施例〕
図面は、握持柄板3,3′は、その対向面の長
さ方向に刃板嵌着凹部4,4′を形成し、この刃
板嵌着凹部4,4′の中程にかしめ杆5,5′を一
体に設け、対向面下端部に刃板1,1′の摺り合
わせの良好を計る突起10,10′を一体に設け
た場合を図示している。
刃板1,1′はその基部に止着柄板2,2′を一
体に連設し、この止着柄板2,2′の上部に止着
孔6,6′、下端部に軸通孔7,7′を穿孔し、止
着柄板2,2′の下端部を湾曲面に形成してバネ
係止突部16,16′に重合して握柄柄3,3′の
基部対向面と平らにした場合を図示している。
この止着柄板2,2′を刃板嵌着凹部4,4′内
に嵌着し、止着孔6,6′よりかしめ杆5,5′を
突出させ、かしめ杆5,5′先端部をかしめて止
着柄板2,2′を握持柄板3,3′の対向面に止着
している。
また、バネ係止突部16,16′は中心線に対
して一方に傾斜している状態に設けて板バネ11
の広狭を可能にし、且つバネ係止突部16,1
6′とバネ嵌着凹部14,14′との間に片側には
バネ止め溝12,12′を形成し、反対側にはバ
ネ遊び溝13,13′を形成して開放時のストツ
パー作用を発揮するように設けた場合を図示して
いる。
図中、15,15′は握持柄板3,3′の側面に
設けた滑り止めである。
〔考案の効果〕
本考案は上述の様に握持柄板3,3′の対向面
基部に形成したバネ嵌着凹部14,14′とその
内側に設けたバネ係止突部16,16′との湾曲
面同志の間にU字状の板バネ11を巾1/2ずつを
嵌着して止着するものであるから、板バネ11は
単に折り返し部を湾曲面同志の間に押し込むだけ
で板バネ装着が完了し、鋏半体a,a′を対向状態
に合わせて軸孔8,8′に軸9を通して枢着すれ
ば簡単に鋏の組立も完了することになり、バネ嵌
着凹部14,14′び内にバネ係止突部16,1
6′を特定した配置関係にの形成することは握持
柄板3,3′をプラスチツク成型する時に一緒に
形成することが出来るから簡単であり、それだ
け、製作も容易となり、量産を可能にし、製品を
安価に提供することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものにして、第
1図は分解斜視図、第2図は要部の分解正面図、
第3図は組立状態の側断面図、第4図はA−A線
断面図、第5図は正面図である。 a,a′……鋏半体、1,1′……刃板、3,
3′……握持柄板、8,8′……軸孔、9……軸、
11……板バネ、14,14′……バネ嵌着凹部、
16,16′……バネ係止突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク製の握持柄板3,3′の先端対向
    面に刃板1,1′を対向面と平らに止着した2体
    一組の鋏半体a,a′を重合し、その基部を軸9で
    軸着し、軸着基部に板バネ11を設け、この板バ
    ネ11のバネ作用に抗して鋏半体a,a′を開閉自
    在に設けたプラスチツク製押圧鋏において、握持
    柄板3,3′の基部対向面にU字状の板バネ11
    の巾1/2ずつが丁度嵌合される深さとバネ受垂直
    壁を有するバネ嵌着凹部14,14′を形成し、
    このバネ嵌着凹部14,14′の湾曲下端部の内
    側に板バネ11が嵌合される巾を介存して下面を
    湾曲面に形成したバネ係止突部16,16′を突
    設し、このバネ係止突部16,16′に軸孔8,
    8′を穿孔し、かかる一方の握持柄板3′のバネ嵌
    着凹部14′内に板バネ11の片側1/2を嵌着し、
    この握持柄板3′の対向面に他方の握持柄板3を
    重合し、板バネ11の残る片側1/2をバネ嵌着凹
    部14内に嵌着し、軸孔8,8′に軸9を通して
    軸着して鋏半体a,a′を板バネ11のバネ作用に
    抗して開閉自在に設けた事と特徴とするプラスチ
    ツク製押圧鋏のバネ受装置。
JP1986063639U 1986-04-26 1986-04-26 Expired JPH034206Y2 (ja)

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