JP2581759Y2 - 開き窓ステー装置のロック機構 - Google Patents

開き窓ステー装置のロック機構

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JP2581759Y2
JP2581759Y2 JP1991054942U JP5494291U JP2581759Y2 JP 2581759 Y2 JP2581759 Y2 JP 2581759Y2 JP 1991054942 U JP1991054942 U JP 1991054942U JP 5494291 U JP5494291 U JP 5494291U JP 2581759 Y2 JP2581759 Y2 JP 2581759Y2
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JP
Japan
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stay device
frame rail
window
small arm
lock mechanism
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JP1991054942U
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JPH0654874U (ja
Inventor
川島 育雄 山崎産業株式会社内
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山崎産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建造物等の開き窓ステー
装置において開き窓を自在に開閉し、かつ窓閉止時にお
いて外からの風圧等による応力を強化したロック機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】開き窓の開閉は、窓の開口部に取着した
枠レールに摺動案内子と連杆アームよりなるステー装置
により窓を自在に開閉する装置手段をとっている。しか
し従来開き窓を開閉するステー装置のロック機構は、枠
レールに付属物を取着し、この付属物にステー装置を係
止して開閉する機構を手段としていた。例えば図4に示
す出願人が開発したロック手段は枠レール1の端部に掛
止片2を取り付け、この掛止片に斜設した略U状の掛止
凹部3に摺動案内子4に取着したステー装置の小アーム
5を掛け止めして窓を開閉自在にロックするステー装置
と、他の手段としては図5に示すように枠レール1に取
着したピン6にステー装置の案内アーム7に設けた係合
凹部8を掛け止めしてステー装置をロックする特公昭5
9−第49994号発明等がある。
【0003】
【本考案の解決すべき課題】大別して上記ステー装置に
おける従来機構のロック手段は、図4の場合は掛止片2
の掛止凹部3がステー装置にロックする係止応力aが弱
く風力等の矢視外圧によりステー装置を揺動して窓が開
く難点があり、これを解消する掛止力を強化した機構に
する課題と、又特公昭59−第49994号について
は、図5のアルミサッシレール枠1上に設けた突出ピン
6とこれにロックするアルミサッシ案内アーム7が金属
競合し、使用中の摩耗によりロック機能が減衰して風圧
で窓が開いたり、あるいはピン6が外れて窓のロック作
用ができない技術上の難点があり、これを解決する必要
があった。
【0004】他方においてこれらのロック機構が枠レー
ルに取着する付属機構を必要としたのはステー装置の材
質は殆ど工場の量産加工を伴ったアルミサッシを材料と
する押出成形のため変形加工は価格や成形技術において
限界があり止むを得ず枠レールやアームに余分の付属物
を取着してロックする機構を主体としていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する技
術的手段として、出願人は材質変換による成形加工によ
って従来の附属機構を手段とせずステー装置の枠レール
の折り返し部に形成した係止部にステー装置の小アーム
を嵌合係止して窓のロック作用の増大と耐久構造による
ロック機構手段を開発した窓ステーの開き止め装置を開
発し実開平1−第145466号による新規装置として
登録第2128175号実用新案権な取得した。本考案
は前記考案を更に強化した考案に係るもので枠レールの
折返し部に嵌合部21を設け、その嵌合部に小アームに
設けた嵌合突部と係止凹部を設けて嵌合し窓ステー閉止
時の風力(圧)に対する応力を強化したロック機構を要
旨とするものである
【0006】
【作用】枠レールに窓のステー装置が折畳まれて開き窓
が閉止してロックされる際は、小アームの先端に設けた
嵌合部17係止凹部18が枠レールの折返し部16
設けた係止凹部19と突出部20にそれぞれ嵌合係止
し、図3に示す矢視方向の外圧(風力)に対する応力b
が強化されて強力なロック作用により窓を閉止する。
【0007】
【実施例】以下図面により本考案の実施例を説明する。
図面において10は本考案ステー装置で、11は開き窓
の開口部に取着する枠レールで材質は耐蝕処理した鋼板
より打ち抜き加工する量産製品とする。硬質材であれば
他の材質でもよい。12は連杆アーム、13は小アー
ム、14は枢着ピン、15はステー装置の摺動案内子で
小アーム13を介して連結する。摺動案内子15は枠レ
ールの折り返し部16により形成された空間部22に取
着されて枠レールを左右に摺動する。小アーム13には
図3で示すように嵌合部17と係止凹部18を設けた構
造とし、枠レールの折り返し部16の上縁16′を切欠
いた切欠凹部19と折り返し部の上縁16′より突出形
成した円弧状の突出部20にそれぞれ嵌合係止させて
ール枠16に小アーム13を嵌脱自在に係着させ、開き
窓ステー装置10の閉止時に窓外よりの矢視方向の風力
(風圧)Cに対し応力bが生ずるようにしたロック機構
とした21は小アームに被着したカバー体で嵌脱時の
摩耗、損傷を緩衡する。
【0008】以上本考案の実施例はステー装置の小アー
ム13と、枠レール11とを嵌脱自在に係止する構造体
として従来技術によるステー装置のロック機能を更に強
化した組立て機構であり、その形状、係着態様について
は実施例に限定されることなく適宜設計変更して実施す
る。
【0009】
【効果】以上本考案は従来開き窓ステー装置のロック手
段において、そのロック機能と構造、組み立てにおいて
持っていた難点を解消したもので、(1)余分の附属装
置を加えない新規の考案に基づいた構成であり、従来構
造に比較し風等の外圧に対する強度性と機能性が遥かに
向上したものである。(2)第2に材質変換によっても
成形加工の省力化と材質的強化が図られ耐久性を昂める
利点があり実用性にすぐれている。第3にロック機能が
強化されるので構造上補助アームを省略化した簡易なス
テー装置によっても目的を達する効果があり省資材とユ
ーザーに対する低廉な価格設定に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すステー装置の組み立て
全体図である。
【図2】枠レールの側面図である。
【図3】小アームと枠レールのロック作用を示す要部図
である。
【図4】従来のステー装置の組み立て機構を示す実施例
である。
【図5】従来の他の組み立て構成を示す実施例図であ
る。
【符号の説明】
10 ステー装置 11 枠レール 13 小アーム 15 摺動案内子 16 折返し部16′ 折返し上端縁 17 嵌合部 18 係止凹部 19 切欠凹部 20 突出部 21 カバー体22 空間部 a 従来機構の応力部位 b 本考案の応力部位

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステー装置10を構成する枠レール11
    の折返し部16の上端級16′を切欠いて形成した切欠
    凹部19にステー装置の小アームを嵌脱自在に係着する
    ステー装置のロック機構において、前記枠レールの折返
    し部16に設けた切欠凹部19の基部の一方に折返し部
    の上端縁16′より突出した円弧状の突出部20を構成
    すると共に、前記小アーム13の先端を前記切欠凹部1
    9に係合する嵌合部17と、その嵌合部17の基部に、
    前記円弧状の突出部20に嵌合する円弧状の係止凹部1
    8を設け、開き窓ステー装置10の閉止時において、窓
    外よりの風力等の外圧Cに対し枠レール11の折り返
    し部16に設けた切欠凹部19及び円弧状の突出部20
    に係合した小アームの嵌合部17、係止凹部18により
    応力bが形成されるように設けたことを特徴とする開き
    窓ステー装置のロック機構。
JP1991054942U 1991-06-20 1991-06-20 開き窓ステー装置のロック機構 Expired - Lifetime JP2581759Y2 (ja)

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JPH0654874U JPH0654874U (ja) 1994-07-26
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JPH04108772U (ja) * 1991-03-08 1992-09-21 中西金属工業株式会社 窓ステー

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