JPH0341605Y2 - - Google Patents

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JPH0341605Y2
JPH0341605Y2 JP1985142180U JP14218085U JPH0341605Y2 JP H0341605 Y2 JPH0341605 Y2 JP H0341605Y2 JP 1985142180 U JP1985142180 U JP 1985142180U JP 14218085 U JP14218085 U JP 14218085U JP H0341605 Y2 JPH0341605 Y2 JP H0341605Y2
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JP
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storage tank
main body
supply main
liquid
recess
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JP1985142180U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、給液口を有する凹所が上面に設けら
れた供給本体と、注入口が上面に設けられ、か
つ、連通口を有する凸部が下面に設けられた貯蔵
タンクとを備え、貯蔵タンクの凸部が供給本体の
凹所に挿入された状態で貯蔵タンクを供給本体上
に載置し、貯蔵タンクの液体を連通口及び給液口
を介して供給本体内に補強する液体供給装置に関
する。
(ロ) 従来の技術 従来の此種液体供給装置は、実開昭59−55927
号公報に開示されているが、貯蔵タンクの清掃時
には該タンクを取外すことにより、簡単に清掃が
行なえる反面、使用時・運搬時に供給本体を持た
ず直接タンクを持つとタンクだけ外れ、内部貯蔵
液体が外にこぼれるという問題があつた。
勿論供給本体と貯蔵タンクの堅固な固定も考え
られるが、該タンクの清掃がしにくいということ
がある。また、実公昭56−8343号公報に開示され
ている酒燗装置のように、供給本体と貯蔵タンク
との間に設置台を介在させ、設置台の内部でバル
ブ付きのアタツチメントを用いて供給本体の酒注
入口と貯蔵タンクの口部とを接続すれば、タンク
を設置台とともに持ち上げた際に、アタツチメン
トのバルブが閉じ、貯蔵タンク内の酒がこぼれな
いようにできる。しかしながら、このものでは、
供給本体と貯蔵タンクとの間に両者を接続するた
めの余分なスペースを必要とし、酒燗装置が縦長
となつて不安定になるばかりでなく、設置台やバ
ルブ付きのアタツチメントが必要となり、コスト
高となる欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は上述した事実に鑑みて成されたもので
あり、装置の高さ寸法を増大させたり、バルブ付
きのアタツチメントを用いることなく、貯蔵タン
クを持ち上げた際の液漏れを防止できるように
し、かつ、貯蔵タンクの清掃が簡単に行えるよう
にすることを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 このために本考案では、給液口を有する凹所が
上面に設けられた供給本体と、注入口が上面に設
けられ、かつ、連通口を有する凸部が注入口直下
の下面に設けられた貯蔵タンクとを備え、貯蔵タ
ンクの凸部が供給本体の凹所に液密に挿入された
状態で貯蔵タンクを供給本体上に載置し、貯蔵タ
ンクの液体を連通口及び給液口を介して供給本体
内に補給する液体供給装置において、下端部が供
給本体の凹所底面に固定され、かつ、上端部が貯
蔵タンク内の底部との面一になるように連通口か
ら凸部内に挿入された固定具と、貯蔵タンクの連
通口の直径より大きな長さを有する板材よりな
り、貯蔵タンクの内部で固定具の上端部に着脱自
在に結合された押圧具とを備えた構成である。
(ホ) 作用 このように構成すると、供給本体と貯蔵タンク
とが固定具と押圧具とによつて一体化されている
ため、貯蔵タンク自体を持ち上げても、貯蔵タン
クが供給本体から外れ、貯蔵タンクの液体が連通
口からこぼれる心配がない。しかも、供給本体と
貯蔵タンクの接続は互いに嵌合する供給本体の凹
所と貯蔵タンクの凸部を利用して行われるため、
装置全体の高さ寸法が大きくならないようにで
き、装置を安定した状態で設置可能である。ま
た、固定具と板体よりなる押圧具とを用いて接続
するので、従来のように設置台やバルブ付きのア
タツチメントを用いるものに比べて安価に構成で
き、両者を強固に結合することもできる。さらに
また、清掃の際には、注入口から貯蔵タンク内の
直下へ工具等を入れ、押圧具と固定具との結合を
解いて貯蔵タンクを供給本体本体から離し、夫々
を清掃することが可能であり、清掃作業を簡単に
行えるものである。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を図に基づき説明する。
1は液体供給装置としての酒燗器の供給本体で、
上面2に円筒状の凹所3を形成すると共に内部に
ヒータ4を巻装した液体加熱器5を設けている。
前記凹所3の底面3A中央には前記加熱器5に接
続した導出パイプ6に連通する給水口7を形成し
ている。また前記加熱器5の上面部には外部に開
口した供給パイプ8を連結し、且つ該パイプ8の
適所に開閉弁9を設けている。10は供給本体1
底面を前方へ延出して形成した載置板で、受容器
である徳利11を載置する。12は前記導出パイ
プ6に連通する排水パイプで、13は排水弁であ
る。
14は前記本体1上に載置固定される貯蔵タン
クで、前記凹所3内に液密的に着脱されると共に
連通口15が開設された円筒状の凸部16が下部
に形成されている。また凸部16の外周壁には環
状の挿入溝を形成して環状のパツキング17を配
設し、該凹所3内に凸部16が液密的にシールさ
れる。18は貯蔵タンク14の上面に開設した注
入口19を閉塞する蓋体である。
20は断面がコ字形状の固定具で、その両端部
が前記給水口7を跨いで凹所3の底面3A上に溶
接される。21,21は該固定具20の両側片2
0A,20A下端部に開設された切欠である。ま
た該固定具20の水平面たる取付面20Bの略中
央には透孔22を、該透孔22の両脇には取付孔
23A,23Bを開設している。該透孔22は前
記給水口7の直上方に位置することになる。24
は平板状の押圧具で、中間部に前記透孔22に合
致する透孔25と前記取付孔26A,26Bが開
設されている。そしてビス27,27により前記
取付孔26A,26B,23A,23Bを介して
固定具20に押圧具24を取付ける際に、前記タ
ンク14下部を上方から前記供給本体1に押圧す
るとになる。従つて押圧具24の長手方向の寸法
は、前記貯蔵タンク14の連通口15の直径より
も長く設定してあるものとする。また押圧具24
の両長辺中間部には夫々折曲片28,28を垂下
させている。該垂下片28,28の長手方向の長
さは前記連通口15の直径よりも短かく設定して
おり、平板状の押圧具24の強度を増すようにす
るものの、該折曲片28,28自体が貯蔵タンク
14に当接しないようにして損傷を防いでいる。
次に貯蔵タンク14の取付け手順について述べ
ると、先ず供給本体1の凹所3に貯蔵タンク14
の凸部16を挿入する。すると、凸部16内に固
定具20が挿入された状態となり、該凹所3の底
面2からの固定具20の高さと、貯蔵タンク14
の底面14Aの上面までの高さとが略一致するこ
とになる。そして蓋体18を外して、注入口19
より押圧具24をその取付孔26A,26Bと固
定具20の取付孔23A,23Bを合致させてビ
ス27,27を締付けて固定具20に取付ける。
このとき、押圧具24がタンク14を供給本体1
に押圧することになるものである。
そして貯蔵タンク14内に酒が入れられ、ヒー
タ4により加熱されると、程良い燗酒が出来上が
り、開閉弁9を開くことにより、外部の徳利11
に供給できるものである。
次に供給本体1の上部、貯蔵タンク14を清掃
する動作について述べると、先ず排水弁13を開
くことによつて供給本体1内及び貯蔵タンク14
内の酒を回収することができる。このとき、固定
具20の両側片20A,20A下部には切欠2
1,21があるために、排水だまりがなく、漏れ
なく給水口7へと導かれることになる。そして蓋
体18を取つて、注入口19を介してドライバー
等の工具を用いてビス27,27を緩めて固定具
20より押圧具24を取外した後、貯蔵タンク1
4を持上げれば供給本体1から分離でき、この分
離後供給本体1及び貯蔵タンク14を夫々清掃す
ればよい。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案は、持運び・移動の際には
貯蔵タンクだけを持つても該タンクと供給本体と
は分離できないから、従来のように分離すること
によりタンクより液体がこぼれることもない。ま
た、供給本体と貯蔵タンクとの接続が互いに嵌合
する供給本体の凹所と貯蔵タンクの凸部を利用し
て行われるため、装置全体の高さ寸法が大きくな
らないようにでき、装置を安定した状態で設置す
ることができる。また、固定具と板体よりなる押
圧具とを用いて接続するので、従来のように設置
台やバルブ付きのアタツチメントを用いるものに
比べて安価に構成できるばかりでなく、両者を強
固に結合することもできる。さらにまた清掃時に
は容易に貯蔵タンクのみ外すことができるから、
保守・点検に好適である。また、上述した実施例
のように、固定具が供給本体の給液口を跨ぐよう
に凹所底面に固定される2つの側片を有するもの
とし、これらの側片の下端部には切欠を設けるこ
とにより、貯蔵タンク内の液体を供給本体を介し
て回収する際、供給本体の凹所の液体を切欠を通
して給液口に導き、凹所に排液溜りが生じないよ
うにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は酒燗器の縦断面図、第2図は本考案の
一実施例の要部分解斜視図を夫々示す。 1……供給本体、3……凹所、7……給水口
(給液口)、14……貯蔵タンク、15……連通
口、16……凸部、19……注入口、20……固
定具、20A,20B……側片、21,21……
切欠、24……押圧具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 給液口を有する凹所が上面に設けられた供給
    本体と、注入口が上面に設けられかつ、連通口
    を有する凸部が注入口直下の下面に設けられた
    貯蔵タンクとを備え、貯蔵タンクの凸部が供給
    本体の凹所に液密に挿入された状態で貯蔵タン
    クを供給本体上に載置し、貯蔵タンクの液体を
    連通口及び給液口を介して供給本体内に補給す
    る液体供給装置において、下端部が供給本体の
    凹所底面に固定され、かつ、上端部が貯蔵タン
    ク内の底部と面一になるように連通口から凸部
    内に挿入された固定具と、貯蔵タンクの連通口
    の直径より大きな長さを有する板材よりなり、
    貯蔵タンクの内部で固定具の上端部に着脱自在
    に結合された押圧具とを備えたことを特徴とす
    る液体供給装置。 (2) 固定具は供給本体の給液口を跨ぐように凹所
    底面に固定される2つの側片を有し、かつ、こ
    れらの側片の下端部には切欠が設けられている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の液体供給
    装置。
JP1985142180U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH0341605Y2 (ja)

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JP1985142180U JPH0341605Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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JP1985142180U JPH0341605Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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JPS6250529U JPS6250529U (ja) 1987-03-28
JPH0341605Y2 true JPH0341605Y2 (ja) 1991-09-02

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ID=31050658

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568343U (ja) * 1979-06-29 1981-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955927U (ja) * 1982-10-07 1984-04-12 三洋電機株式会社 貯蔵タンクの取付装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568343U (ja) * 1979-06-29 1981-01-24

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JPS6250529U (ja) 1987-03-28

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