JPH0341579Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341579Y2 JPH0341579Y2 JP12387685U JP12387685U JPH0341579Y2 JP H0341579 Y2 JPH0341579 Y2 JP H0341579Y2 JP 12387685 U JP12387685 U JP 12387685U JP 12387685 U JP12387685 U JP 12387685U JP H0341579 Y2 JPH0341579 Y2 JP H0341579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sides
- guide
- interlocking
- guide rail
- movable locking
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はパネル降下防止装置に係り、たとえば
車庫、倉庫、出入口など間口を開閉するシヤツタ
ーパネル、オーバーヘツドドアなどのパネルを間
口の上部に引き上げた際にこれを係止するものに
関する。
車庫、倉庫、出入口など間口を開閉するシヤツタ
ーパネル、オーバーヘツドドアなどのパネルを間
口の上部に引き上げた際にこれを係止するものに
関する。
従来、この種のパネル降下防止装置としては、
たとえば、実公昭59−11566号公報に記載の構造
が知られている。この公報の構造は、取付基板の
両側下端部にシヤツターパネルを係止する可動係
止体をコイルスプリングを介して水平方向進退自
在に設け、この両側の可動係止体の間に作動体を
上下動自在に設けるとともに、この作動体の両側
上部に突設した連動軸に上記取付基板の両側に回
動自在に軸支した連動体の一端部を係合し、この
両側の連動体の他端部をそれぞれ上記可動係止体
に回動自在に連繋し、上記作動体をコイルスプリ
ングにて常時下方に附勢した構造である。
たとえば、実公昭59−11566号公報に記載の構造
が知られている。この公報の構造は、取付基板の
両側下端部にシヤツターパネルを係止する可動係
止体をコイルスプリングを介して水平方向進退自
在に設け、この両側の可動係止体の間に作動体を
上下動自在に設けるとともに、この作動体の両側
上部に突設した連動軸に上記取付基板の両側に回
動自在に軸支した連動体の一端部を係合し、この
両側の連動体の他端部をそれぞれ上記可動係止体
に回動自在に連繋し、上記作動体をコイルスプリ
ングにて常時下方に附勢した構造である。
そして、両側の可動係止体をガイドレール内に
突出し、この可動係止体で間口の上方に上昇した
シヤツターパネルを係止するようにし、また上記
作動体の下端部の押動部が中柱の上端部で上方に
押動されると、作動体は、可動係止体のコイルス
プリング及び作動体を附勢したコイルスプリング
に抗して上方に押上げられるとともに、両側の連
動体を介して両側の可動係止体をガイドレール内
から後退させ、シヤツターパネルを下降できるよ
うにガイドレールを開口するようにしたものであ
る。
突出し、この可動係止体で間口の上方に上昇した
シヤツターパネルを係止するようにし、また上記
作動体の下端部の押動部が中柱の上端部で上方に
押動されると、作動体は、可動係止体のコイルス
プリング及び作動体を附勢したコイルスプリング
に抗して上方に押上げられるとともに、両側の連
動体を介して両側の可動係止体をガイドレール内
から後退させ、シヤツターパネルを下降できるよ
うにガイドレールを開口するようにしたものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の構造では、シヤツターパネルを係脱
する両側の可動係止体は、内端部にコイルスプリ
ングを介在するとともに、この両側の可動係止体
を連動する連動体は、作動体の両側の連動軸にそ
れぞれ別々に係合する構造であるため、全体的に
は横に広い横長の形態となり、したがつて、両側
に配設するガイドレールの間隔が大きくなるから
この両側のガイドレールに連通させる中柱の両側
のガイドレールの間隔も大きくなり、すなわち中
柱の巾が全体的に横に大きくなり、開口の有効開
口巾を狭めるとともに、中柱が大形化して重くな
り、かつまた施工もしずらく、コストアツプとな
るなどの問題が生じた。
する両側の可動係止体は、内端部にコイルスプリ
ングを介在するとともに、この両側の可動係止体
を連動する連動体は、作動体の両側の連動軸にそ
れぞれ別々に係合する構造であるため、全体的に
は横に広い横長の形態となり、したがつて、両側
に配設するガイドレールの間隔が大きくなるから
この両側のガイドレールに連通させる中柱の両側
のガイドレールの間隔も大きくなり、すなわち中
柱の巾が全体的に横に大きくなり、開口の有効開
口巾を狭めるとともに、中柱が大形化して重くな
り、かつまた施工もしずらく、コストアツプとな
るなどの問題が生じた。
そこで、本考案は上記点に鑑みなされたもの
で、装置の全体を縦長の形態に形成して横巾を狭
くし、これにより巾の狭い中柱を用いて間口の有
効開口巾を可及的に広げ、かつ中柱を軽量小型し
てコストダウンを図ることができるようにしたパ
ネル降下防止装置を提供することを目的としたも
のである。
で、装置の全体を縦長の形態に形成して横巾を狭
くし、これにより巾の狭い中柱を用いて間口の有
効開口巾を可及的に広げ、かつ中柱を軽量小型し
てコストダウンを図ることができるようにしたパ
ネル降下防止装置を提供することを目的としたも
のである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、間口の上部にこの間口を開閉するパ
ネルを昇降案内するガイドレールを固着し、この
ガイドレールに近接して両側下部に上記開口の上
部に上昇されたパネルの下部を係止する可動係止
体を水平方向進退自在に設けた本体ベースを固着
し、この本体ベースの中央部に下端部に押動部を
形成するとともに中間部に連動軸を突出した作動
体を上下動自在に設け、この作動体の両側部に連
動体を回動自在に枢支し、この両側の連動体の一
端部を上記可動係止体に回動自在に連繋するとと
もに、その他端部を上記連動軸に係合し、上記作
動体の上部にこの作動体を常時下方に附勢するス
プリングを設け、このスプリングによつて作動体
の押動部を下方に突出させるとともに、両側の可
動係止体を上記ガイドレール内に突出させるよう
にしてなるものである。
ネルを昇降案内するガイドレールを固着し、この
ガイドレールに近接して両側下部に上記開口の上
部に上昇されたパネルの下部を係止する可動係止
体を水平方向進退自在に設けた本体ベースを固着
し、この本体ベースの中央部に下端部に押動部を
形成するとともに中間部に連動軸を突出した作動
体を上下動自在に設け、この作動体の両側部に連
動体を回動自在に枢支し、この両側の連動体の一
端部を上記可動係止体に回動自在に連繋するとと
もに、その他端部を上記連動軸に係合し、上記作
動体の上部にこの作動体を常時下方に附勢するス
プリングを設け、このスプリングによつて作動体
の押動部を下方に突出させるとともに、両側の可
動係止体を上記ガイドレール内に突出させるよう
にしてなるものである。
本考案は上記のように構成したことにより、作
動体の押動部が中柱によつて押動されると、作動
体は上部のスプリングに抗して上方に押上げられ
るとともに、この作動体の連動軸に係合した両側
連動体の回動を介してこれに連繋された両側の可
動係止体がガイドレール内から退出され、間口の
上方に押上げられたパネルはガイドレール及びこ
れに連通した中柱のガイドレールにそつて下降で
きるようになる。またを間口の上方に押上げた後
に、中柱を間口から取外すと、作動体はスプリン
グの蓄勢された附勢力によつて押動下降されると
ともに、連動体を介して両側の可動係止体は再び
ガイドレール内に進出して突出され、この両側の
可動係止体によつてパネルの下部が係止されこれ
が降下することが防止される。
動体の押動部が中柱によつて押動されると、作動
体は上部のスプリングに抗して上方に押上げられ
るとともに、この作動体の連動軸に係合した両側
連動体の回動を介してこれに連繋された両側の可
動係止体がガイドレール内から退出され、間口の
上方に押上げられたパネルはガイドレール及びこ
れに連通した中柱のガイドレールにそつて下降で
きるようになる。またを間口の上方に押上げた後
に、中柱を間口から取外すと、作動体はスプリン
グの蓄勢された附勢力によつて押動下降されると
ともに、連動体を介して両側の可動係止体は再び
ガイドレール内に進出して突出され、この両側の
可動係止体によつてパネルの下部が係止されこれ
が降下することが防止される。
以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
説明する。
図において1は縦長に形成された本体ベース
で、この本体ベース1の前面中央下部に上下方向
を開口した断面コ字形状の案内枠2が取付けられ
ているとともに、この本体ベース1の前面上端部
に突出した案内板3の両側に案内孔4が貫通して
形成されている。
で、この本体ベース1の前面中央下部に上下方向
を開口した断面コ字形状の案内枠2が取付けられ
ているとともに、この本体ベース1の前面上端部
に突出した案内板3の両側に案内孔4が貫通して
形成されている。
また上記案内枠2内に作動体5の摺動板部6が
上下摺動自在に挿通され、この摺動板部6の下端
部に押動部7が形成され、この摺動板部6の上部
に形成された案内枠2より巾広の取付板部8の上
部に係止板9が水平状に一体に連結され、この係
止板9の両側部上に上記案内孔4内に上部を進退
自在に挿通した案内杆10が一体に立設され、さ
らに上記取付板部8に連動軸11が前面に向つて
水平状に突設されている。また上記作動体5の上
記両側の案内杆10にスプリングとしてのコイル
スプリング12が捲装され、コイルスプリング1
2の上下端部は上記係止板9及び案内板3に圧接
されている。そしてこの両側のコイルスプリング
12によつて作動体5は常時下方に附勢されてそ
の取付板部8の端部が案内枠2の上端縁に係止さ
れるとともに、その押動部7が本体ベース1の下
端縁より下方の間口に対して突出されるようにな
つている。
上下摺動自在に挿通され、この摺動板部6の下端
部に押動部7が形成され、この摺動板部6の上部
に形成された案内枠2より巾広の取付板部8の上
部に係止板9が水平状に一体に連結され、この係
止板9の両側部上に上記案内孔4内に上部を進退
自在に挿通した案内杆10が一体に立設され、さ
らに上記取付板部8に連動軸11が前面に向つて
水平状に突設されている。また上記作動体5の上
記両側の案内杆10にスプリングとしてのコイル
スプリング12が捲装され、コイルスプリング1
2の上下端部は上記係止板9及び案内板3に圧接
されている。そしてこの両側のコイルスプリング
12によつて作動体5は常時下方に附勢されてそ
の取付板部8の端部が案内枠2の上端縁に係止さ
れるとともに、その押動部7が本体ベース1の下
端縁より下方の間口に対して突出されるようにな
つている。
また上記本体ベース1の下端背面部に中空角筒
状の案内横枠13が左右両端部を開口して水平状
に取付けられ、この案内横枠13内に両端開口部
から円柱状に形成された左右一対の可動係止体1
4が水平方向進退自在に挿着されている。この左
右一対の可動係止体14は、相互の内端部14a
を当接した状態ではそれぞれの外端部が案内横枠
13の開口縁に位置するかまたは開口縁よりわず
かに外方に突出する長さで形成されている。
状の案内横枠13が左右両端部を開口して水平状
に取付けられ、この案内横枠13内に両端開口部
から円柱状に形成された左右一対の可動係止体1
4が水平方向進退自在に挿着されている。この左
右一対の可動係止体14は、相互の内端部14a
を当接した状態ではそれぞれの外端部が案内横枠
13の開口縁に位置するかまたは開口縁よりわず
かに外方に突出する長さで形成されている。
また上記案内横枠13に対応した本体ベース1
の前面両側部に案内長溝15が水平状に形成され
ている。
の前面両側部に案内長溝15が水平状に形成され
ている。
つぎに、上記本体ベース1の両側部に支軸16
を介して略逆L字形状の連動体17が回動自在に
枢支され、この両側の連動体17の内方に延在し
た連動片18の先端部に形成した係合凹部19が
左右方向から重合した状態で上記連動軸11に回
動自在に係合されているとともに、上記両側の連
動体17の下方に延在した連動片20の下端部に
形成した係止凹部20aが上記可動係止体14の
途中から上記案内長溝15を介して外方に突出し
たねじ軸21に回動自在に係止されている。
を介して略逆L字形状の連動体17が回動自在に
枢支され、この両側の連動体17の内方に延在し
た連動片18の先端部に形成した係合凹部19が
左右方向から重合した状態で上記連動軸11に回
動自在に係合されているとともに、上記両側の連
動体17の下方に延在した連動片20の下端部に
形成した係止凹部20aが上記可動係止体14の
途中から上記案内長溝15を介して外方に突出し
たねじ軸21に回動自在に係止されている。
つぎに、車庫、倉庫、出入口などの間口におけ
る上部の所定取付位置に本体ベース1を固着する
とともに、この本体ベース1の左右両端部にガイ
ドレール22を上下方向平行状に固着する。この
両側のガイドレール22は、断面略コ字形状に形
成され、その開口部をそれぞれ外側に向けて固着
されているとともに、上端部は彎曲して形成さ
れ、またこの両側のガイドレール22の下端部の
内側には案内溝23が形成され、この両側の案内
溝23からガイドレール22内に上記可動係止体
14の先端部が出没するように可動係止体14が
進退自在に挿着されている。
る上部の所定取付位置に本体ベース1を固着する
とともに、この本体ベース1の左右両端部にガイ
ドレール22を上下方向平行状に固着する。この
両側のガイドレール22は、断面略コ字形状に形
成され、その開口部をそれぞれ外側に向けて固着
されているとともに、上端部は彎曲して形成さ
れ、またこの両側のガイドレール22の下端部の
内側には案内溝23が形成され、この両側の案内
溝23からガイドレール22内に上記可動係止体
14の先端部が出没するように可動係止体14が
進退自在に挿着されている。
また上記両側のガイドレール22の上部に巻取
軸24が回動自在に設けられ、この巻取軸24に
巻取ドラム25が固着され、この巻取ドラム25
にワイヤ26の一端部が係止されているととも
に、このワイヤ26の他端部がパネルとしてのシ
ヤツターパネル27の下端部に突出した支軸28
に係止されている。また上記両側の支軸28の内
端部にガイドローラ29が回動自在に軸架され、
この両側のガイドローラ29は上記ガイドレール
22内に上下動自在に係合されている。しかし
て、上記シヤツターパネル27は、多数のスラツ
トを上下方向に連繋して一連に構成され、その両
端部には上記ガイドレール22内に係合した上記
ガイドローラ29及び上記ガイドレール22に対
する両端部のガイドレール内に係合したガイドロ
ーラ(図示せず)が上下に所定の間隔をおいて回
動自在に軸架されている。
軸24が回動自在に設けられ、この巻取軸24に
巻取ドラム25が固着され、この巻取ドラム25
にワイヤ26の一端部が係止されているととも
に、このワイヤ26の他端部がパネルとしてのシ
ヤツターパネル27の下端部に突出した支軸28
に係止されている。また上記両側の支軸28の内
端部にガイドローラ29が回動自在に軸架され、
この両側のガイドローラ29は上記ガイドレール
22内に上下動自在に係合されている。しかし
て、上記シヤツターパネル27は、多数のスラツ
トを上下方向に連繋して一連に構成され、その両
端部には上記ガイドレール22内に係合した上記
ガイドローラ29及び上記ガイドレール22に対
する両端部のガイドレール内に係合したガイドロ
ーラ(図示せず)が上下に所定の間隔をおいて回
動自在に軸架されている。
さらに、30は中柱で、この中柱30は本体基
板31の内側に断面コ字形状の補強枠32が一体
に固着され、この補強枠32の両側上下方向に上
記ガイドレール22の下端部に連通係合して上記
シヤツターパネル27を案内する断面略コ字形状
のガイドレール33が一体に固着されている。
板31の内側に断面コ字形状の補強枠32が一体
に固着され、この補強枠32の両側上下方向に上
記ガイドレール22の下端部に連通係合して上記
シヤツターパネル27を案内する断面略コ字形状
のガイドレール33が一体に固着されている。
つぎに、上記構造の作用を説明する。
第3図に示すように、間口の上部のガイドレー
ル22に対して中柱30をセツトすると、中柱3
0の両側のガイドレール33が上記両側のガイド
レール22に連通されるとともに、この中柱30
の上端部34が作動体5の押動部7を上方に押し
上げる。すると作動体5が案内杆10に捲装した
コイルスプリング12に抗して上方に押し上げら
れるとともに、この作動体5の連動軸11が連動
軸17の連動片18を上方に連動しこの両側の連
動体17が支軸16を支点として回動され、この
連動体17の下方に延在した連動片20が内側に
回動される。また上記連動片20の回動で、ねじ
軸21を介してこれに連結した両側の可動係止体
14が案内溝枠13にそつてそれぞれ内側に強制
的に後退され、ガイドレール22内に突出してシ
ヤツターパネル27のガイドローラ29を係止し
た状態の可動係止体14の先端部がガイドレール
22内から退出される。これにより、シヤツター
パネル27の各ガイドローラ29は上部ガイドレ
ール22及びこれと一連の中柱30のガイドレー
ル33にそつて下降される状態となる。したがつ
て巻取ドラム25を回動しこれに捲き込んだワイ
ヤ26を捲戻することにより、シヤツターパネル
27は下降され、このシヤツターパネル27で間
口が閉塞される。
ル22に対して中柱30をセツトすると、中柱3
0の両側のガイドレール33が上記両側のガイド
レール22に連通されるとともに、この中柱30
の上端部34が作動体5の押動部7を上方に押し
上げる。すると作動体5が案内杆10に捲装した
コイルスプリング12に抗して上方に押し上げら
れるとともに、この作動体5の連動軸11が連動
軸17の連動片18を上方に連動しこの両側の連
動体17が支軸16を支点として回動され、この
連動体17の下方に延在した連動片20が内側に
回動される。また上記連動片20の回動で、ねじ
軸21を介してこれに連結した両側の可動係止体
14が案内溝枠13にそつてそれぞれ内側に強制
的に後退され、ガイドレール22内に突出してシ
ヤツターパネル27のガイドローラ29を係止し
た状態の可動係止体14の先端部がガイドレール
22内から退出される。これにより、シヤツター
パネル27の各ガイドローラ29は上部ガイドレ
ール22及びこれと一連の中柱30のガイドレー
ル33にそつて下降される状態となる。したがつ
て巻取ドラム25を回動しこれに捲き込んだワイ
ヤ26を捲戻することにより、シヤツターパネル
27は下降され、このシヤツターパネル27で間
口が閉塞される。
つぎに、シヤツターパネル27が捲き上げら
れ、その下端部のガイドローラ29が中柱30の
ガイドレール33から脱れてこれより上方のガイ
ドレール22に係合しかつ間口を開放した状態で
中柱30をガイドレール22から取りはずすと、
コイルスプリング12の復帰力によつて作動体5
が下方に押動されるとともにその押動部7が下方
に突出される。またこの作動体5の下降動作でこ
の作動体5の連動軸11が連動体17の連動片1
8を下方に連動し、この両側の連動体17が支軸
16を支点として回動される。またこの両側の連
動体17の回動で下方に延在したそれぞれの連動
片20が外方に回動され、この連動片20に連結
した両側の可動係止体14が案内横枠13にそつ
て外方に強制的に押し出され、その先端部がガイ
ドレール22内に突出して最下部のガイドローラ
29を支持しこのガイドローラ29を介してシヤ
ツターパネル27の下降が防止される。
れ、その下端部のガイドローラ29が中柱30の
ガイドレール33から脱れてこれより上方のガイ
ドレール22に係合しかつ間口を開放した状態で
中柱30をガイドレール22から取りはずすと、
コイルスプリング12の復帰力によつて作動体5
が下方に押動されるとともにその押動部7が下方
に突出される。またこの作動体5の下降動作でこ
の作動体5の連動軸11が連動体17の連動片1
8を下方に連動し、この両側の連動体17が支軸
16を支点として回動される。またこの両側の連
動体17の回動で下方に延在したそれぞれの連動
片20が外方に回動され、この連動片20に連結
した両側の可動係止体14が案内横枠13にそつ
て外方に強制的に押し出され、その先端部がガイ
ドレール22内に突出して最下部のガイドローラ
29を支持しこのガイドローラ29を介してシヤ
ツターパネル27の下降が防止される。
前記実施例では、本考案のパネル降下防止装置
を、多数のスラツトを連繋したシヤツターパネル
に対して取付け、このシヤツターパネルの下降を
防止する場合について説明したが、本考案のパネ
ル降下防止装置はこれに限らず、オーバーヘツド
ドアに対して取付け、このオーバーヘツドドアの
下降を防止するようにしてもよい。
を、多数のスラツトを連繋したシヤツターパネル
に対して取付け、このシヤツターパネルの下降を
防止する場合について説明したが、本考案のパネ
ル降下防止装置はこれに限らず、オーバーヘツド
ドアに対して取付け、このオーバーヘツドドアの
下降を防止するようにしてもよい。
本考案によれば、可動係止体を連動する両側の
連動体は作動体の連動軸を共通の連動軸としてこ
れに係合するとともに、この作動体を上方に設け
たスプリングにて上方から下方に附勢するように
したので、両側の可動係止体の内端部にコイルス
プリングを介在するとともに、両側の連動体を作
動体の両側に設けた連動軸に係合したものに比
べ、装置の全体が縦長に形成されその横巾を確実
に狭くすることができ、そのため、本体ベースの
両側のガイドレールに連設する中柱の巾を狭くし
て間口の有効開口巾を可及的に広げることがで
き、しかも中柱を軽量小型化してコストダウンを
図ることができる。
連動体は作動体の連動軸を共通の連動軸としてこ
れに係合するとともに、この作動体を上方に設け
たスプリングにて上方から下方に附勢するように
したので、両側の可動係止体の内端部にコイルス
プリングを介在するとともに、両側の連動体を作
動体の両側に設けた連動軸に係合したものに比
べ、装置の全体が縦長に形成されその横巾を確実
に狭くすることができ、そのため、本体ベースの
両側のガイドレールに連設する中柱の巾を狭くし
て間口の有効開口巾を可及的に広げることがで
き、しかも中柱を軽量小型化してコストダウンを
図ることができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
パネル降下防止装置の正面図、第2図は同上中央
断面図、第3図はガイドレールに対して取付け中
柱をセツトした状態の正面図、第4図は同上中柱
を取りはずした状態の一部を切欠いた拡大正面図
である。 1……本体ベース、4……案内孔、5……作動
体、7……押動部、9……係止板、10……案内
杆、11……連動軸、12……スプリング、14
……可動係止体、17……連動体、22……ガイ
ドレール、30……中柱。
パネル降下防止装置の正面図、第2図は同上中央
断面図、第3図はガイドレールに対して取付け中
柱をセツトした状態の正面図、第4図は同上中柱
を取りはずした状態の一部を切欠いた拡大正面図
である。 1……本体ベース、4……案内孔、5……作動
体、7……押動部、9……係止板、10……案内
杆、11……連動軸、12……スプリング、14
……可動係止体、17……連動体、22……ガイ
ドレール、30……中柱。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 間口の上部に固着され上記間口を開閉するパ
ネルを昇降案内するガイドレールと、このガイ
ドレールに近接して固着され両側下部に上記間
口の上部に上昇されたパネルの下部を係止する
可動係止体を水平方向進退自在に設けた本体ベ
ースと、この本体ベースの中央部に上下動自在
に設けられ下端部に押動部を形成するとともに
中間部に連動軸を突出した作動体と、この作動
体の両側部において回動自在に枢支され一端部
を上記可動係止体に回動自在に連繋するととも
に、他端部を上記連動軸に係合した連動体と、
上記作動体の上部に設けられこの作動体を常時
下方に附勢して作動体の押動部を下方に突出さ
せるとともに、両側の可動係止体を上記ガイド
レール内に突出させるスプリングとを具備した
ことを特徴とするパネル降下防止装置。 (2) 作動体は、連動軸より上方部に係止板を有す
るとともに、この係止板の両側上部に本体ベー
スの案内孔内に上下動自在に挿通した案内杆を
有し、かつこの両側の案内杆に捲装したコイル
スプリンングによつて常時下方に附勢されてい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載のパネル降下防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12387685U JPH0341579Y2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12387685U JPH0341579Y2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232171U JPS6232171U (ja) | 1987-02-26 |
JPH0341579Y2 true JPH0341579Y2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=31015380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12387685U Expired JPH0341579Y2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341579Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2591731Y2 (ja) * | 1991-09-17 | 1999-03-10 | 大成ロテック株式会社 | 舗装材運搬車の荷下ろし装置 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP12387685U patent/JPH0341579Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6232171U (ja) | 1987-02-26 |
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