JPH0341555A - ベクトル命令生成方式 - Google Patents

ベクトル命令生成方式

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JPH0341555A
JPH0341555A JP17764089A JP17764089A JPH0341555A JP H0341555 A JPH0341555 A JP H0341555A JP 17764089 A JP17764089 A JP 17764089A JP 17764089 A JP17764089 A JP 17764089A JP H0341555 A JPH0341555 A JP H0341555A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しよう 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 とする課題 〔1既要〕 スカラ命令を処理するスカラユニット(SU)と、ベク
トル命令を処理するベクトルユニット(VU)と、主記
憶袋ff(MSU)とから構成される計算機システムに
おいて、例えば、仮想計算機(VM)機構を構築した際
に必要となるドメイン毎のアドレスの「げた履かせ」処
理に使用されるアドレスペースレジスタ、アドレスリミ
ットレジスタの内容を、スカラユニット(SU)からベ
クトルユニット(V 11 )内の複製レジスタに設定
する為のベクトル命令生成方式ベクトル処理装置に仮想
計算機(VM)機構を構築した際に必要となるドメイン
毎のアドレスの「げた履かせJ動作をスカラ命令の場合
と同しハードウェア機構で実行できるようにすることを
目的とし、 上記ベクトルユニット(VU)内に、スカラユニット(
SU) (1)に存在する制御レジスタの複製レジスタ
を設けると共に、上記スカラユニット(Stl)で、上
記制御レジスタに制御データを設定するスカラ命令の実
行時に、例えば、該制御データと、該制御データが有効
であることを示すバリッド信号(AV)を、ヘクトルユ
ニッl−(VU)に送出する手段■。
■と、上記ベクトルユニット(VU)には、上記バリッ
ド信号(AV)を検出したとき、特定のベクトル命令の
操作コードを生成する手段[相]を設けて、上記スカラ
ユニット(SU)内の制御レジスタに制御ゲタを設定す
るスカラ命令の実行時に、上記送出手段■、■によって
、該制御データと、該制御ゲタのバリッド信号(AV)
をベクトルユニット(VU)に送出し、該ベクトル命令
ッ) (VU)では、該送出されてきた上記バリッド信
号(AV)を検出して、上記制御データと、操作コー(
゛生成手段0のにより、上記特定のベクトル命令を生成
、実行して、−上記ベクトルユニット(VU)内の複製
レジスタに、上記スカラユニット内の制御データを設定
するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スカラ命令を処理するスカラユニット(SU
)と、ベクトル命令を処理するベクトルユニット(VU
)と、主記憶装置(MSII)とから構成される計算機
システムで、例えば、仮想計算機(VM)機構を構築す
る際に必要となるドメイン毎のアドレスの「ゲタ履かせ
」処理に使用されるアドレスベスレジスタ(八BR) 
、アドレスリミットレジスタ(八LR)の内容をスカラ
ユニッl−(SU)からベクトルユニット(vυ)内の
複製レジスタに設定する為のベクトル命令生成方式に関
する。
最近の計算機システムに対する使い勝手の良さに対する
要求から、本来は、科学技術計算用として開発されたベ
クトル処理装置においても、複数個のオペレーティング
システム(O3)の元で実行できる仮想計II機(目)
機構の導入が要求されるようになっている。
該仮想計算機(VM)機構をベクトル処理装置に4人す
る場合、それぞれの仮想計1′14機(ν旧毎に、特定
の制御レジスタ(ECI?)を変更する必要があるが、
汎用計算機システムの世界では、該変更処理を該計算機
システムのVM機構管理プログラムが実行していた。
ベクトル処理装置においても、該制御レジスタ(ECR
)の殆どは、該VMII構管理プログラムの管理の元に
運用してよいが、主記憶装置(1’1sU)上の使用領
域であるドメインの開始アドレスを指示するアドレスヘ
ースレジスタ(ABIυ と、その限度アドレスを指示
するアドレスリミットレジスタ(ALR)の内容につい
ては、各仮想計算4i (VM)で使用するヘクトルデ
ータの各エレメントをアクセスするのに必要となること
から、」二記スカラユニノト(SU)と、ベクトルユニ
ット(VU)と、主記憶装置(MSU) とからなる計
算機システム、即ち、ベクトル処理装置においては、ヘ
クトルデータを処理するベクトルユニット(VU)内に
、該アドレスペースレジスタ(八ft11)、アトレス
リミ・ントレジスタ(ALR) と同等機能のレジスタ
、例えば、該アドレスペースレジスタ(八BR) 、ア
ドレスリ旦・ントレジスタ(八LR)の複製レジスタを
設ける必要がある。
所が、該スカラユニノ1〜(VU)からベクトル命令ッ
1−(νI0に送出することかできるのはベクトル命令
に関連する情報のみである為、上記計算機システムにお
いて、仮想計算a (VM)を構築する為には、該アド
レスヘースレジスタ(ABR)、アドレスペースレジス
タ(ALR)の内容をスカラユニット(SU)からベク
トルユニット(vU)に送出する為の、効果的な手段が
必要とされる。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕第3図は
通常のベクトル処理装置の構成例を示した図であり、第
4図は従来のスカラーベクトルインタフェースを説明す
る図であり、第5図は従来の各ドメイン毎の「げた履か
せ」方式を説明する図である。
通常、ベクトル処理装置では、ベクトル命令だけではな
く、スカラ命令、又は、スカラデータも処理することか
ら、第3図に示したように、スカラ命令を処理するスカ
ラユニット(SU) 1と、ベクトル命令を処理するベ
クトルユニット(Vtl)2と。
主記憶装置(MSU) 3どから構成されている。
先ず、スカラユニン) (Stl) Iで、ヘクトル命
令が検出されると、ベクトルユニット(vU)2に送出
され、命令管理部2aの命令管理制御部(ν■)21に
おいて、該ベクトル命令がデコードされ、例外事象のチ
ェソク等が行われた後、ベクトルロード/ストア命令と
いった主記憶装置(MSU) 3をアクセスする命令は
、アクセス命令実行制御部(VS) 22に発信され、
そこで、ヘクトルデータの先頭アドレス、距離から、各
エレメントのアドレスが計算された後、該アクセスアド
レスの論理アドレス→実アドレス変換が行われて、記憶
制御装置(MCU)31に送出されると共に、命令実行
部2bにも送出されて、ロード/ストアパイプライン(
LD/ST)が起Φ力されることで、言亥ベクトルロー
ド/ストア命令が実行される。
又、ベクトル演算命令については、上記命令管理制御部
21から直接、命令実行部2bに送出され、演算パイプ
ライフ (AI)D、l’1ULTl、Dm を起動す
ることで、該ヘクトル演算命令が実行される。
このような計箕機システムにおける、従来のスカラユニ
ン1−(SU)1と、ベクトルユニット(VU) 2と
の間のインタフェースを第4図を元に以下に説明する。
スカラユニット(SU) 1の命令制御部(Sl) 1
1 と、ベクトルユニット(VU) 2の命令管理制御
部(Vl) 21との間には、図示されている如くに、
命令バリッド(m■と、データバリッド(DV)■と、
共通ハス(INST/DATA)■が張られており、該
スカラユニ7 ト(SU) lの命令制御部(Sl) 
11の、図示されていない命令パイプラインでベクトル
命令が検出されると、該ベクトル命令を実行する上で必
要な情報(例えば、ベクトル命令と、スカラ汎用レジス
タ(GR)、浮動小数点レジスタ(PR)の値、主記憶
アクセスの先頭アドレス、距離(デイスタンス)、プロ
グラムステータス語(+)SW)の特定の制御ヒント等
のスカラデータ)を読み取り、それぞれのバリッド(I
V、DV)■、■を付勢して、該共通ハス(INST/
DATA)■に、ベクトル命令、及び、スカラデータを
送出する。
ベクトルユニット(VU) 2においては、スカラユニ
ット(Stl) Iからベクトル命令が送出されてきた
ことを、ベクトル命令入力ステージ制御部21aで上記
各バリッド(IV)のに基づいて検山すると、共通ハス
■に載せられている該ベクトル命令は、ヘクトルフエッ
チステージレジスタ(VFS) 210を介して、ベク
トルプリデコードステージレジスタ(VPS) 211
に設定され、該ステージにおいて、ベクトル命令の解読
と、例外事象のチエツク等が行われた後、ベクトルキュ
ーステージレジスタ(VQS)212に送出され、そこ
から、前述のアクセス命令実行制御部(VS) 22.
或いは、命令実行部2bにベクトル命令が発信される。
ベクトルフエツチステージバンファ (命令)(VFB
4) 211aは、上記ベクトルプリデコードステシレ
ジス1vps) 211で1つのヘクトル命令を処理中
に、次のベクトル命令が送出されてきた場合にバッファ
リングされるレジスタである。ベクトルキューステージ
ハソファ(VQB) 212aについても同しである。
同様にして、スカラユニント(SU)■から、該ベクト
ル命令に関連する上記スカラデータが送られてきた場合
には、上記ベクトル命令に同期して、ヘクトルフェッチ
ステージハソファ (データ) (VFII−[1) 
213. スカラデータハッファ(SDB)214ニハ
ンフアリングされ、上記ベクトル命令と同期して発信さ
れる。
このように、従来のベクトル処理を行う計算機システム
においては、スカラユニット(SU) 1で、ベクトル
命令であることが認識された情報についてのみしか、上
記共通バス■を介して、ヘクトルユニント(VLI) 
2に送出することかできなかった。
このようなベクトル処理を行う計算機システムにおいて
、仮想計算機(VM)を構築した場合のベクトルデータ
の各エレメントのアドレス計算には、以下の方法がとら
れていた。(第5図参照)一般に、汎用計算機システム
の世界では、各仮想計算機(VM)で使用される主記憶
装置(MSU)3の領域、即ち、システム絶対アドレス
を、次のようにして得ている。
先ず、論理アドレスは、動的アドレス変換機構(rlA
T)により実アドレスに変換され、更に、プレフィクシ
ングによって、各ドメイン毎の絶対アドレスに変換され
、更に、前述のアドレスペースレジスタ(ABR)によ
るアドレス修飾により、所謂、「げた履かせ」をしてシ
ステム絶対アドレスに変換していた。
然し、上記の如き、スカラユニット(Sll) 1と、
ベクトルユニット(Vtl) 2と、主記憶装置(MS
U) 3とから構成される計算機システムにおいては、
スカラユニノト(SIJ) lにはアドレスペースレジ
スタ(ABI?) 120.アドレス計算・ントレジス
タ(八LR) 121が設けられている(具体的には、
後述するように、拡張制御レジスタ(ECIυの一部を
構成している)が、ベクトルユニット(VU) 2には
、工亥当機能を有するレジスタは存在しない為、かかる
計算機システムで仮想計算機(vN)機構を構築し、あ
る仮想計算i (VM)が、ベクトルデータ処理を実行
する場合には、第5図に示したように、該計算機システ
ムのオペレーティングシステム(O5)により、予め、
主記憶装置(MSU) 3上で作I戊されている、ドメ
イン毎の「げた履かせ」情報(アドレスペースレジスタ
(ABR)の値が足し込まれアドレス情報)を、特定の
ベクトル命令、例えば、前述のヘクトル制御命令(アド
レス変換レジスタ(TR) 222に主記憶装置(MS
U) 3からロードする命令)を実行して、ベクトルユ
ニ7 ト(VU) 2のアクセス命令実行制御部(ν5
)22にある該アドレス変換テーブル(TR) 222
にロードすることで得ていた。
以降は、該アドレス変換レジスタ(Tlυを参照して、
各エレメント毎の論理アドレスから各仮想計算a(VM
)に対応したドメインのシステ1、絶対アドレスを1す
るようにしていた。
従って、スカラユニット(SU) 1と、ベクトルユニ
ット(VU) 2と、主記憶装置(MSU) 3とから
なる計算機システムで、仮想計算機(VM)を構築する
場合には、該計算機システムのオペレーティングシステ
ム(O3)で、予め、「げた履かせ」処理の行われてい
るドメイン毎のアドレス情報をアドレス変換レジスタ(
’rR) 222にロードするだけで、ベクトルデータ
のシステム絶対アドレスを得ている為、アプリケーショ
ン側からみると、ドメイン毎のアドレス取得に拡張性が
ないという問題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、スカラ命令を処理する
スカラユニッl−(SU)と、ベクトル命令を処理する
ベクトルユニット(VU)と、主記憶装置(MSO)と
から構成される計算機システムにおいて、例えば、仮想
計算機(VM)機構を構築した際に必要となるドメイン
毎のアドレスの「げた履かせ」処理に使用されるアドレ
スペースレジスタ(ABR)、アドレスリミットレジス
タ(ALR)の内容を、スカラユニット(SU)からベ
クトルユニット(VU)内の複製レジスタに設定して、
ドメイン毎のアドレスの取得に拡張性を持たせる為の特
定のベクトル命令を生成する方式、例えば、スカラユニ
ッ) (SIJ)からムク1−ルユニツ1−(VU)に
、通常のスカラデータを送出して、該へクトルユニン)
 (VLI)で特定のベクトル命令を生成、実行するこ
とができるベクトル命令生成方式を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
上記の問題点は下記の如くに構成されたベクトル命令生
成方式によって解決される。
(1)  スカラ命令を処理するスカラユニット(SU
)■と、ベクトル命令を処理するベクトルユニット(V
U) 2と、主記憶装置(MSU) 3とから構成され
る計算機システムにおいて、 上記ベクトルユニット(VU)2内に、スカラユニン)
(SU)1に存在する制御レジスタ120.121の複
製レジスタ220,221を設けると共に、上記スカラ
ユニッh(SU)1で、上記制御レジスタ120.12
1に制御データを設定するスカラ命令の実行時に、該制
御データと、該制御データが有効であることを示すバリ
ッド信号(AV)を、ベクトルユニット(VU)2に送
出する手段■、■と、上記ベクトルユニット(VU) 
2には、上記バリッド信号(AV)を検出したとき、特
定のベクトル命令の操作コートを生成する手段[相]と
を設けて、上記スカラユニット(SIJ) 1内の制御
レジスタ120、121に制御データを設定するスカラ
命令の実行時に、上記送出手段■、■によって、該制御
ブタと、該制御データのバリッド信号(AV)をベクト
ルユニット(VU)2に送出したとき、該ベクトルユニ
ット(VU) 2では、該送出されてきた上記バリッド
信号(AV)を検出して、上記送出されてきた制御デー
タと、操作コード生成手段([相])で生成された操作
コードにより、特定のベクトル命令を生成実行して、上
記へクトルユニッ)(VU)2内の複製レジスタ220
,221に、上記スカシユニット1内の制御データを設
定するように構成する。
(2)  スカラ命令を処理するスカラユニット(SU
)1と、ベクトル命令を処理するベクトルユニット(V
U) 2と、主記憶装置(MSIJ) 3とから構成さ
れる計算機システムにおいて、 上記ベクトルユニット(VU)2内に、スカラユニット
(SU)1に存在する制御レジスタ120.121の複
製レジスタ220,221を設けると共に、−上記スカ
ラユニッI−(SU)1で、上記制御レジスタ120.
121に制御データを設定するスカラ命令の実行時に、
特定のベクトル命令を生成する手段■。
■を設け、 上記スカラユニット(SU) 1内の制御レジスタ12
0.121に制御データを設定するスカラ命令の実行時
に、上記生成手段■、■によって、特定のベクトル命令
を生成し、該生成された特定のベクトル命令と、上記制
御データとをベクトルユニット(VU) 2に送出し、
上記ベクトルユニ71−(VU) 2においては、上記
送出されてきた特定のベクトル命令を実行し、1−記ス
カラユニット(SU) 1内の上記制御データを、該へ
クトルユニッ1−(Vtl)2内の複製レジスタ220
.221に設定するように構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、スカラユニント(SU)と、ベ
クトルユニ7ト(Vtl)と、主記憶装置(MSII)
  とからなる計算機システムにおいて、スカラユニノ
ト(SU)のアクセス制御部にある拡張制御レジスタ(
ECR)の一部を構成しているアドレスペースレジスタ
(ABR)アドレスリごソトレジスタ(ALR)に、各
仮想計算機(ν旧毎のドメインに対応した値を、主記憶
装置(MSU)からロードする場合、ロードECR命令
を実行する。
本発明においては、ムク1〜ルユニント(VU)のアク
セス命令実行制御部CVS)に、1−記スカラユニ。
ト(SU)内の拡張制′41■レジスタ(ECIυの一
上記ア)・レスペースレジスタ(ABR) 、アドレス
リミットレジスタ(ALR)の複製レジスタを設けると
共に、スカラユニッ) (SU)で、上記ロート’ I
EcR命令を実行した際、例えば、スカラユニット(S
U)からヘクトル:Lニント(VU)に対して、ペース
・リミットバリッド(AV)■を“オン1にすると同時
に、通常、ベク;・ル命令や、スカラデータを載せる共
通ハス■に、−L:3己”Eii己1a装置(MSU)
からロードしてきたアドレスヘ−スレシスタ(Af3R
)、アドレスリミットレジスタ(A L R)の値を載
せるようにする。
ベクトルユニント(Vll)では、該バリッド(AV)
がオン゛になったことを検出すると、上記、アドレスペ
ースレジスタ(八BR)、アトルースリ池・ントレジス
ク(ALR)の値を、本発明の複製レジスタに設定する
為の、特定のヘクトル命令の操作コードを、本発明の操
作コート生成dΦから読み出して、ヘクトルフェンチス
テ=ジハンファ (命令)(VFR−1)に設定する。
同し、タイミングで、スカラユニッ1−(Sll)から
送6れ、ヘクトルフエンチステーシレジスタ(VFS)
に設定されている上記アドレスペースレジスタ(ABR
)、アドレスリミットレジスタ(ALR)のイ直を、ヘ
クトルフエッチステージハンファ (データ)(シF1
1−D)に設定する。
以後、通常のヘクトル命令の実行過程と同しように動作
して、L記アクセス命令実行制御部(VS)内に設けら
れている、本発明の上記複製レジスタに、スカラユニン
ト(SU)でロートされたアドレスペースレジスタ(八
BR) 、アドレスリミットレジスタ(ALR)の値が
設定される。
従って、ベクトルユニント(V[I)においては、該複
製レジスタを用いて、ベクトルデータの各エレメントの
アドレスに対する上記「げた履かせ」動作を汎用計算機
と同様の態様で実行することができる。
上記の例は、特定のヘクトル命令の操作コードをベクト
ルデータl−(V(1)内で生成する例であるが、スカ
ラユニント(S11)内で生成して、上記共通ハス■に
載せ、ベクトルフエンチステージハンファ(命令)(V
FR−1)に設定するようにしてもよい。
このように、本発明においては、新たなヘクトル命令を
論理仕様に定義することなく、スカラユニ7 ) (S
ll)内の拡張制御レジスタ(E(J?)の一部を構成
しているアドレスペースレジスタ(ABR)、アドレス
リミットレジスタ(A L [? )にf直を設定する
スカラ命令(ロードECR命令)を実行するだけで、例
エバ、ベクトルデータl−(’1llJ)で、ヘクトル
ユニン1− (VU)内に設けた複製レジスタに該アド
レスペースレジスタ(AIIR)、アドレスリミットレ
ジスタ(八LR)の値を設定できるヘクトル命令を生成
、実行して、3i 1k 製レジスタに、アドレスペー
スレジスタ(ABR)、’アドレスリミットレジスタ(
All のイ直を設定でき、仮想計算機(VM)機構に
必要なヘクトル命令の上記1り参p、aアドレスの「げ
た膣かせ」動作を、スカラ命令の場合と同しハードウェ
ア機構で実行できる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
前述の第1図は本発明の原理説明図であり、第2図は本
発明の一実施例を示した図であって、(a)は、特定の
ムク1〜ル命令の民作コートをヘクトルユニント(vU
)で生成する場合を示し、(b)は該操作コードをスカ
ラユニン) (SIJ)で生成する場合を示しており、
スカラユニソl1SU) 1内の拡張制?:[Ilレジ
スタ(ECR)の一部を構成しているアドレスペースレ
ジスタ (以下、All7という) 120.7ドレス
リ1ットレジスタ (以下、ALPという)121の?
jf製レジスタ220,221をベクトル、:lL ニ
ット(VU)2のアクセス命令実行制御部(ν5)22
に設け、該へBR/ALR120,121に値を設定す
るスカラ命令(ロードECR命令)を実行することで、
ベクトルユニット(VLI) 2ニ該A B R/ A
 L Rにロードする値を転送し、ベクトルユニット(
VU) 1では、ハードウェアで生成した操作コードと
、上記スカラユニット(SU)1から送られてきた^B
R/ALR120,121の値とで、特定のベクトル命
令を生成、実行して、該ABR/ALR120,121
の値を、複製レジスタ220,221に設定するか、又
は、特定のベクトル命令をスカラユニット(SU) 1
で生成して、」−記スカラ命令(ロードECR命令)を
実行したとき、該ABR/ALI? 120,121の
値と共に、該ハードウェアで生成した特定のベクトル命
令を、ベクトル命令ッ1−(VU)2に転送し、ベクト
ルユニット(VU) 1では、上記スカラユニッ) (
SU) 、1から送られてきた、特定のベクトル命令を
実行して、該ABR/ALR120,121の値を、複
製レジスタ220.221に設定する手段が、本発明を
実施するのに必要な手段である。尚、全図を通して同し
符号は同し対象物を示している。
以下、本発明のベクトル命令生成方式を、第1図を参照
しながら、第2図によって説明する。
本発明を実施しても、スカラユニッI−(SU)1と。
ヘクトルユニソ)(VU)2と、主記憶装置(MSU)
 3とから構成される計算機システムでの、ベクトルデ
ータ処理の基本的な動作は特に変わることはないので省
略し、ここでは、スカラユニッI−(SU)1で通常の
スカラ命令(ロードECR命令)を実行するだけで、ベ
クトルユニット(VU)2で特定のベクトル命令を生成
して、実行するか、或いは、スカラユニット(SU) 
1で生成した特定のベクトル命令をベクトルユニット(
VU)で実行するベクトル命令生成方式を説明する。
先ず、第2図(a)によって、ベクトル命令の操作コー
ドをベクトルユニット(VU)2で生成する場合につい
て説明する。
第1図に示したスカラユニット(SU) 1のアクセス
制御部12にある拡張制御レジスタ(ECR)の−部を
構成しているABR/ALR120,121に、各仮想
計算機(ν旧毎のドメインに対応した値を、主記憶装置
(MSU) 3からロードするロードECI+命令を、
命令制御部11で実行する。(第1図、第2図参照)本
発明においては、第1図に示したように、ベクトルユニ
ット(VU)2のアクセス命令実行制御部(VS) 2
2に、スカラユニット(SU) 1内の拡張制御レジス
タ(ECR)の、例えば、ABR120,ALR121
の復製レジスタ210,211を設けると共に、スカラ
ユニン1−(Stl)1で、上記ロードECR命令を実
行した際、該スカラユニント(SU) 1からヘクトル
ユニッ!−(VU)2に対して、本発明のベース・リミ
ットバリッド(^V)■を°オン゛にすると同時に、通
常、ベクトル命令や、スカラデータを載せる共通バス■
に、上記主記憶装置(MSU) 3からロードしてきた
ABR/ALR120,121の値を載せるように構成
する。
(具体的な回路は、通常の技術で実現できる為図示せず
) ベクトルユニット(VU)2の命令管理制御部(Vl)
21のベクトル命令人力ステージ制御部21aにおいて
、該バリッド(AV)■が゛オン゛になったことを検出
すると、上記、本発明の複製レジスタ210211に設
定する為の、特定のベクトル命令の操作コードを操作コ
ード生成部[相]から読み出して、ベクトルフェッチス
テージバッファ (命令) (VFR−1)211aに
設定する。
同じ、タイミング(該タイミング制御は、説明の便宜上
、図示せず)で、スカラユニット(Sll)1から送ら
れ、ベクトルフエンチステージレジスタ(VFS) 2
10 ニ設定されティる、上記^BR/ALR120゜
121にロードされているの値を、ベクトルフェッチス
テージバッファ (データ)(VFB−D) 213に
設定する。
以後、通常のベクトル命令の実行過程と同じように動作
して、本発明によって生成されたベクトル命令の操作コ
ード[相]と、オペランドに相当する上記ABR/^L
Rの値とからなるベクトル命令が実行されることで、上
記アクセス命令実行制御部(VS)22内に設けられて
いる、本発明の複製レジスタ210.211に、上記ス
カラユニント(Sll) 1でロードされた八Bl’l
/ALI? 120,121の値が設定される。
従って、ベクトルユニッ1−(VU)2のアクセス命令
実行制御部22においては、仮想計算機(VM)毎のベ
クトルロード/ストア命令といった主記憶アクセス命令
が到来した時、該複製レジスタ220.221を用いて
、ベクトルデータの各エレメントのアドレスに対する上
記「げた履かせ」動作を、汎用計算機での動作と同じ態
様で実行することができる。
上記の例は、特定のベクトル命令の操作コードをベクト
ルユニット(V(1) 2内で生威する例であるが、ス
カラユニッ1−(Stl)1内で生成して、上記共通バ
ス■に載せ、通常のベクトル命令と同様にベクトルユニ
ット(VU)に転送するようにしてもよい。
この場合の動作を、第2図(b)を用いて説明する。こ
の場合には、スカラユニット(VU) 1でベクトル命
令を生成する為、上記生威したベクトル命令を送るとき
は、通常のベクトル命令と同様る命令バリッド(m■を
 ゛オフ’  とし、ABl?/ALR120゜121
を送出するときには、データバリッド(DV)■を゛オ
ン“にして送出する為、前述のベース・リミットバリッ
ド(AV)■は必要としない。
従って、スカラユニッ1−(SU)1において、ロドE
CR命令を実行すると、先ず、アクセス制御部12のA
B11/ALR120,121に、ロードした値を設定
すると共に、本発明のABR/^LRバリッド■を“オ
ン゛にして、命令制御部11の命令パイプライン110
からベクトル命令転送制御部111に、該ABR/AL
R120,121にロードされた値を送出する。
ベクトル命令転送制御部111では、該ABR/ALR
バリッド■を命令パイプライン110から受は取ると、
特定のベクトル命令の操作コードを、操作コード生成部
■で生成し、命令バリッド(IV)■を゛オン゛にする
と共に、共通ハス■に該生威した特定のベクトル命令を
ベクトルユニッI−(VU)2に転送する。
その後、データバリ・ンド(DV)■を°オン° にし
て、共通ハス■に、該^BR/ALR120,121の
値を載せてベクトルユニット(VU) 2に転送する。
ベクトルユニット(VU) 2においては、命令バリッ
ド(m■、データバリッド(DV)■が“オン゛になっ
たことを検出すると、通常のベクトル命令の場合と同様
にして、該生成されたベクトル命令が実行され、アクセ
ス命令実行制御部(VS) 22に設けられている、本
発明の複製レジスタ210,211に、上記ABR/A
LR120,121に設定された値が設定される。以降
の動作は、前述の第2図(a)の場合と同しである。
このように、本発明は、スカラユニット(SU)と5ベ
クトルユニッl−(Vll)ど、主記憶装置(MSU)
とから構成されている計算機システムにおいて、該スカ
ラユニット(Sll)とベクトルユニット(VU)との
間に、共通バス■に、通常のベクトル命令に関する情報
とは異なる情報を載せたことを識別するバス・リミット
バリッド(AV)■を設け、拡張制御レジスタ(ECR
)の一部を構成しているABR/ALRの複製レジスタ
をベクトルユニット(VU)に設けて、該スカラユニッ
ト(Stl)で、例えば、該ABR/ALRに主記憶装
置(MSU)から、各仮想計算機(VM)に対応したド
メインを指定するデータ(ABR/ALI?の値)をロ
ドするロードIECR命令を実行したとき、上記バス・
リミットバリッド(AV)を“オン°として、対応する
データ (ABR/ALRの値)を共通バス■に載せる
ことで、ベクトルユニッl−(V[I)では該バリッド
が“オン゛になったことを検出して、特定のベクトル命
令を生成し、スカラユニッ) (SU)から送られてき
た^BR/ALRO値を上記複製レジスタに設定するか
、スカラユニッl−(SU)内に特定のベクトル命令を
生成する手段■、■を設けて、上記ロードECR命令を
実行して、該^BR/^しRにロードした値を設定した
とき、該ABR/ALRにドメインの値をロードしたこ
とを示す^BR/八LRへリンド■をオン′ とし、該
ABR/八LRへリ・ンド■の °オン゛を契機として
、上記ベクトル命令生成手段■、■でベクトル命令を生
威し、通常の命令バリッド(IV)■、データバリッド
(DV)■を゛オン″ として、通常のベクトル命令送
出方法と同じようにして、該生成したベクトル命令と、
ロードされたABl?/ALRの(Jをベクトルユニッ
ト(VU)に送出し、ベクトルユニット(VU)では、
該特定のベクトル命令を検出したとき、スカラユニット
(SU)から送られてきたABR/ALIiの値を上記
複製レジスタに設定するようにした所に特徴がある。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明のヘクトル命令生
成方式は、スカラ命令を処理するスカラユニット(SU
)と、ベクトル命令を処理するベクトル命令ッ) (V
U)と、主記憶装置(MS[I)とから構成される計算
機システムにおいて、例えば、仮想計算機(νH)機構
を構築した際に必要となるドメイン毎のアドレスの「げ
た履かせ」処理に使用されるアドレスベースレジスタ(
ABR)、アドレスリミットレジスタ(ALR)の内容
を、スカラユニット(SU)からベクトルユニット(V
U)内の複製レジスタに設定する為のベクトル命令を生
成するのに、上記ベクトルユニット(VU)内に、スカ
ラユニント(SU) (1)に存在する制御レジスタの
複製レジスタを設けると共に、上記スカラユニッI−(
SU)で、上記制御レジスタに制御データを設定するス
カラ命令の実行時に、例えば、該制御データと、該制御
データが有効であることを示すベース・リミットバリッ
ド信号(AV)を、ベクトルユニット(VU)に送出す
る手段■、■を設け、上記ベクトルユニット(VU)に
は、上記バリッド信号(AV)を検出したとき、特定の
ベクトル命令の操作コードを生成する手段[相]を設け
て、上記スカラユニッl−(SU)内の制御レジスタに
制御データを設定するスカラ命令の実行時に、上記送出
手段■、■によって、該制御データと、該制御データの
バリッド信号(AV)をベクトルユニット(VU)に送
出し、該ベクトルユニット(VU)では、該送出されて
きた上記バリッド信号(AV)を検出して、上記操作コ
ード生成手段[相]により、特定のベクトル命令を生成
、実行して、上記ベクトルユニット(VU)内の複製レ
ジスタに、上記スカラユニット内の制御データを設定す
るようにしたものであるので、仮想計算機(VM)機構
に必要なベクトル命令の主記憶参照アドレスの「げた履
かせ」動作を、スカラ命令の場合と同しハードウェア機
構で高速に、且つ、拡張性を持たせて実行できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図。 第2図は本発明の一実施例を示した図。 第3図は通常のヘクトル処理装置の構成例を示した図。 第4図は従来のスカラーベクトルインタフェースを説明
する図。 第5図は従来の各ドメイン毎の「げた履かせ」方式を説
明する図。 である。 図面において、 lはスカラユニット(Sll) 。 11は命令制御部、     12はアクセス制御部。 120はアドレスペースレジスタ(ABI?) 。 121はアドレスリミットレジスタ(ALR) 。 2はベクトルユニット 21は命令管理制御部(m。 21aはベクトル命令人力ステージ制御部。 210はベクトルフェッチステージレジスタ(VFS)
。 211はベクトルプリデコードステージレジスタ(VP
S) 211aはへクトルフエッチステージハッファ (命令
)(VI?B−1) 。 212はベクトルキューステージレジスタ(VQS) 
。 213はベクトルフエツチステージハンファ (データ
) (VFR−D) 。 214はスカラデータバッファ(SDR)。 22はアクセス命令実行制御部(VS) 。 220.221は複製レジスタ。 222はアドレス変換レジスタ(TR) 。 3は主記憶装置(MSU) 。 ■は命令バリッド(Vl)、■はデータバリンド(DV
) 。 ■はベース・りごットバリ・ンド(八v)、又は、バリ
ッド(AV)、又は、同バリッド(AV)の送出手段。 ■シよ操作コード生成手段、又は、特定のベクトル命令
生成手段。 ■は共通バス(INST/DATA) 。 ■は へBl?/^LRハリ ト。 [相]は操作コ ド生成部 又は、 操作コード をそれぞれ示す。 第 図 SUから 第 図 (その1) (b) 本発明の一実施例を示した図 第 2 図 (その2) 通常のヘクトル処理装置の構成例を示した図SU U 従来のスカラーヘクトルインタフエ スを説明する図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スカラ命令を処理するスカラユニット(SU)(
    1)と、ベクトル命令を処理するベクトルユニット(V
    U)(2)と、主記憶装置(MSU)(3)とから構成
    される計算機システムにおいて、 上記ベクトルユニット(VU)(2)内に、スカラユニ
    ット(SU)(1)に存在する制御レジスタ(120、
    121)の複製レジスタ(220、221)を設けると
    共に、上記スカラユニット(SU)(1)で、上記制御
    レジスタ(120、121)に制御データを設定するス
    カラ命令の実行時に、該制御データと、該制御データが
    有効であることを示すバリッド信号(AV)を、ベクト
    ルユニット(VU)(2)に送出する手段([3]、[
    5])と、 上記ベクトルユニット(VU)(2)には、上記バリッ
    ド信号(AV)を検出したとき、特定のベクトル命令の
    操作コードを生成する手段([10])とを設けて、上
    記スカラユニット(SU)(1)内の制御レジスタ(1
    20、121)に制御1データを設定するスカラ命令の
    実行時に、上記送出手段([3]、[5])によって、
    該制御データと、該制御データのバリッド信号(AV)
    をベクトルユニット(VU)(2)に送出し、該ベクト
    ルユニット(VU)(2)では、該送出されてきた上記
    バリッド信号(AV)を検出したとき、上記送出されて
    きた制御データと、操作コード生成手段([10])で
    生成された操作コードにより、特定のベクトル命令を生
    成、実行して、上記ベクトルユニット(VU)(2)内
    の複製レジスタ(220、221)に、上記スカラユニ
    ット(1)内の制御データを設定することを特徴とする
    ベクトル命令生成方式。
  2. (2)スカラ命令を処理するスカラユニット(SU)(
    1)と、ベクトル命令を処理するベクトルユニット(V
    U)(2)と、主記憶装置(MSU)(3)とから構成
    される計算機システムにおいて、 上記ベクトルユニット(VU)(2)内に、スカラユニ
    ット(SU)(1)に存在する制御レジスタ(120、
    121)の複製レジスタ(220、221)を設けると
    共に、上記スカラユニット(SU)(1)で、上記制御
    レジスタ(120、121)に制御データを設定するス
    カラ命令の実行時に、特定のベクトル命令を生成する手
    段([6]、[4])を設け、 上記スカラユニット(SU)(1)内の制御レジスタ(
    120、121)に制御データを設定するスカラ命令の
    実行時に、上記生成手段([6]、[4])によって、
    特定のベクトル命令を生成し、該生成された特定のベク
    トル命令と、上記制御データとをベクトルユニット(V
    U)(2)に送出し、上記ベクトルユニット(VU)(
    2)においては、上記送出されてきた特定のベクトル命
    令を実行し、上記スカラユニット(SU)(1)内の上
    記制御データを、該ベクトルユニット(VU)(2)内
    の上記複製レジスタ(220、221)に設定すること
    を特徴とするベクトル命令生成方式。
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