JPH0364903B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0364903B2 JPH0364903B2 JP16452284A JP16452284A JPH0364903B2 JP H0364903 B2 JPH0364903 B2 JP H0364903B2 JP 16452284 A JP16452284 A JP 16452284A JP 16452284 A JP16452284 A JP 16452284A JP H0364903 B2 JPH0364903 B2 JP H0364903B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask information
- register
- instruction
- output
- mask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 claims 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F15/00—Digital computers in general; Data processing equipment in general
- G06F15/76—Architectures of general purpose stored program computers
- G06F15/80—Architectures of general purpose stored program computers comprising an array of processing units with common control, e.g. single instruction multiple data processors
- G06F15/8053—Vector processors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の属する技術分野
本発明は、オペランドまたはオペランド処理結
果等の有効、無効を示すマスク情報を保持して、
保持したマスク情報を順次取り出して処理の参照
とするためのベクトルマスク情報制御装置に関す
る。
果等の有効、無効を示すマスク情報を保持して、
保持したマスク情報を順次取り出して処理の参照
とするためのベクトルマスク情報制御装置に関す
る。
従来技術
コンピユータの応用分野が拡大するにつれて、
コンピユータのデータ処理の高速性に対する要請
は、際限なく高まつている。このような要請に応
えるために、近年スーパーコンピユータの開発が
活発化している。これらのスーパーコンピユータ
においては、処理すべき膨大なデータをベクトル
データとしてとらえ、ベクトル処理装置が、パイ
プライン方式によつて高速処理を行なつている。
コンピユータのデータ処理の高速性に対する要請
は、際限なく高まつている。このような要請に応
えるために、近年スーパーコンピユータの開発が
活発化している。これらのスーパーコンピユータ
においては、処理すべき膨大なデータをベクトル
データとしてとらえ、ベクトル処理装置が、パイ
プライン方式によつて高速処理を行なつている。
このようなベクトルデータを処理する場合、す
べてのデータが有効なデータであることは少な
く、演算すべきデータと演算する必要のないデー
タが混在している場合が多い。このため、各オペ
ランドに対応して、ベクトルマスク情報(以下単
にマスク情報という)を生成し、このマスク情報
を参照しながら対応するオペランドのデータにつ
いて演算制御を行なう方式が採用されている。
べてのデータが有効なデータであることは少な
く、演算すべきデータと演算する必要のないデー
タが混在している場合が多い。このため、各オペ
ランドに対応して、ベクトルマスク情報(以下単
にマスク情報という)を生成し、このマスク情報
を参照しながら対応するオペランドのデータにつ
いて演算制御を行なう方式が採用されている。
一般に、ベクトル演算処理装置で実行する命令
には、マスク情報を参照しないタイプの命令と、
各データの演算結果に対応するマスクデータを生
成するタイプの命令と、データの取出しに対応し
てマスクデータを取り出して参照するタイプの命
令とがある。このような命令が組合わされたプロ
グラムを実行する場合、命令語の取出し、解読お
よび実行指示を制御する命令制御部は、マスク情
報の生成タイミングと参照タイミングを監視し
て、矛盾がないように命令を発行することが必要
である。
には、マスク情報を参照しないタイプの命令と、
各データの演算結果に対応するマスクデータを生
成するタイプの命令と、データの取出しに対応し
てマスクデータを取り出して参照するタイプの命
令とがある。このような命令が組合わされたプロ
グラムを実行する場合、命令語の取出し、解読お
よび実行指示を制御する命令制御部は、マスク情
報の生成タイミングと参照タイミングを監視し
て、矛盾がないように命令を発行することが必要
である。
マスク情報を生成するサイクルと同一のサイク
ルでマスク情報を参照する場合は、矛盾なく命令
処理することができるが、例えばマスク付ベクト
ルストア命令のような、マスク情報を参照しなが
らベクトルデータを記憶装置に書込む命令では、
メモリアクセス時間に対応してマスク情報を参照
するため、マスク参照サイクルが一定ではなく、
またマスク生成サイクルより長くなることが多
い。このため、命令語を取出した順に命令を発行
すると、マスク情報を参照しながらベクトルスト
ア命令を実行している最中に、後続のマスク情報
生成命令によつて生成されたマスク情報によつて
マスク情報が更新されてしまうことがある。そう
すると、それ以後は更新されたマスク情報を参照
してベクトルデータを格納するという矛盾が生じ
る。このような、矛盾を生じないためには、実行
中のベクトルストア命令が終了するまで、次の命
令発行を待たせることが必要となる。
ルでマスク情報を参照する場合は、矛盾なく命令
処理することができるが、例えばマスク付ベクト
ルストア命令のような、マスク情報を参照しなが
らベクトルデータを記憶装置に書込む命令では、
メモリアクセス時間に対応してマスク情報を参照
するため、マスク参照サイクルが一定ではなく、
またマスク生成サイクルより長くなることが多
い。このため、命令語を取出した順に命令を発行
すると、マスク情報を参照しながらベクトルスト
ア命令を実行している最中に、後続のマスク情報
生成命令によつて生成されたマスク情報によつて
マスク情報が更新されてしまうことがある。そう
すると、それ以後は更新されたマスク情報を参照
してベクトルデータを格納するという矛盾が生じ
る。このような、矛盾を生じないためには、実行
中のベクトルストア命令が終了するまで、次の命
令発行を待たせることが必要となる。
第2図A〜Dは、マスク情報生成命令1と、マ
スク付ベクトルストア命令2の命令発行時点と命
令間干渉の関係を示すタイムチヤートである。同
図Aのように、マスク情報生成命令1の終了後に
マスク付ベクトルストア命令2が発行される場合
は、勿論問題はない。同図Bに示すように、マス
ク情報生成命令1より遅れてマスク付ベクトルス
トア命令2が発行される場合も矛盾なくマスク情
報を参照することができる。同図Cに示すよう
に、マスク情報生成命令1がマスク付ベクトルス
トア命令2の終了より後に終了するような時点で
発行された場合も、マスク付ベクトルストア命令
2は、以前に格納されたマスク情報を参照して処
理することが可能である。しかし、同図Dに示す
ように、マスク付ベクトルストア命令2の開始
後、間もなくマスク情報生成命令1が発行される
と、マスク付ベクトルストア命令2の実行が終了
する前に、マスク情報生成命令1の実行によつて
マスク情報が更新されるため、マスク付ベクトル
ストア命令2は、正常に実行されないのである。
このため、従来のベクトルマスク情報制御装置
は、マスク付ベクトルストア命令2の実行が終了
するまで、マスク情報生成命令1の発行を禁止す
るように制御している。すなわち、従来のベクト
ルマスク情報制御装置は、マスク付ベクトルスト
ア命令2のような実行時間の長い命令の場合は、
ベクトル演算装置の処理能力を著しく低下させる
という欠点がある。
スク付ベクトルストア命令2の命令発行時点と命
令間干渉の関係を示すタイムチヤートである。同
図Aのように、マスク情報生成命令1の終了後に
マスク付ベクトルストア命令2が発行される場合
は、勿論問題はない。同図Bに示すように、マス
ク情報生成命令1より遅れてマスク付ベクトルス
トア命令2が発行される場合も矛盾なくマスク情
報を参照することができる。同図Cに示すよう
に、マスク情報生成命令1がマスク付ベクトルス
トア命令2の終了より後に終了するような時点で
発行された場合も、マスク付ベクトルストア命令
2は、以前に格納されたマスク情報を参照して処
理することが可能である。しかし、同図Dに示す
ように、マスク付ベクトルストア命令2の開始
後、間もなくマスク情報生成命令1が発行される
と、マスク付ベクトルストア命令2の実行が終了
する前に、マスク情報生成命令1の実行によつて
マスク情報が更新されるため、マスク付ベクトル
ストア命令2は、正常に実行されないのである。
このため、従来のベクトルマスク情報制御装置
は、マスク付ベクトルストア命令2の実行が終了
するまで、マスク情報生成命令1の発行を禁止す
るように制御している。すなわち、従来のベクト
ルマスク情報制御装置は、マスク付ベクトルスト
ア命令2のような実行時間の長い命令の場合は、
ベクトル演算装置の処理能力を著しく低下させる
という欠点がある。
発明の目的
本発明の目的は、上述の従来の欠点を解決し、
第1のレジスタの他に第2のレジスタを設けて、
マスク情報を第1のレジスタと第2のレジスタと
に格納しておき、マスク情報の取出しは第2のレ
ジスタから行なうようにして、第2のレジスタか
らマスク情報を順次取出している最中に、次のマ
スク情報書込みアドレスが読取しアドレスに追い
ついた場合は、第2のレジスタへの書込みを禁止
するようにして矛盾なくマスク情報を参照するこ
とができるようにして命令間干渉を防止し、ベク
トル演算装置の性能低下をできるだけ少なくする
ベクトルマスク情報制御装置を提供することにあ
る。なお、マスク情報参照サイクルが生成サイク
ルと同一であるような参照命令の場合は、前記第
1のレジスタからマスク情報を取出しても良いこ
とは勿論である。
第1のレジスタの他に第2のレジスタを設けて、
マスク情報を第1のレジスタと第2のレジスタと
に格納しておき、マスク情報の取出しは第2のレ
ジスタから行なうようにして、第2のレジスタか
らマスク情報を順次取出している最中に、次のマ
スク情報書込みアドレスが読取しアドレスに追い
ついた場合は、第2のレジスタへの書込みを禁止
するようにして矛盾なくマスク情報を参照するこ
とができるようにして命令間干渉を防止し、ベク
トル演算装置の性能低下をできるだけ少なくする
ベクトルマスク情報制御装置を提供することにあ
る。なお、マスク情報参照サイクルが生成サイク
ルと同一であるような参照命令の場合は、前記第
1のレジスタからマスク情報を取出しても良いこ
とは勿論である。
発明の構成
本発明のベクトルマスク情報制御装置は、ベク
トルマスク情報生成サイクルで入力されるマスク
情報を順次格納保持させるための第1のレジスタ
と、入力マスク情報または前記第1のレジスタの
出力を択一的に選択出力する選択回路と、該選択
回路の出力を格納する第2のレジスタと、上記第
1および第2のレジスタの書込み制御を行なうマ
スク情報書込み制御部と、前記第2のレジスタの
読出しアドレス等を出力する参照アドレス発生部
と、該参照アドレス発生部の出力する読出しアド
レスと前記マスク情報書込み制御部の出力する書
込みアドレスの一致を検出する比較回路と、該比
較回路の一致検出出力によつてセツトされマスク
参照終了指示信号によつてリセツトされるフリツ
プフロツプとを備えて、前記マスク情報書込み制
御部は、前記比較回路の一致検出出力によつて前
記第2のレジスタへの書込みを禁止し、該第2の
レジスタの保持するマスク情報の参照が終了した
とき、前記選択回路に前記第1のレジスタの出力
を選択させて前記第1のレジスタの保持内容を上
記第2のレジスタに一括転送することを特徴とす
る。
トルマスク情報生成サイクルで入力されるマスク
情報を順次格納保持させるための第1のレジスタ
と、入力マスク情報または前記第1のレジスタの
出力を択一的に選択出力する選択回路と、該選択
回路の出力を格納する第2のレジスタと、上記第
1および第2のレジスタの書込み制御を行なうマ
スク情報書込み制御部と、前記第2のレジスタの
読出しアドレス等を出力する参照アドレス発生部
と、該参照アドレス発生部の出力する読出しアド
レスと前記マスク情報書込み制御部の出力する書
込みアドレスの一致を検出する比較回路と、該比
較回路の一致検出出力によつてセツトされマスク
参照終了指示信号によつてリセツトされるフリツ
プフロツプとを備えて、前記マスク情報書込み制
御部は、前記比較回路の一致検出出力によつて前
記第2のレジスタへの書込みを禁止し、該第2の
レジスタの保持するマスク情報の参照が終了した
とき、前記選択回路に前記第1のレジスタの出力
を選択させて前記第1のレジスタの保持内容を上
記第2のレジスタに一括転送することを特徴とす
る。
発明の実施例
次に、本発明について、図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
である。すなわち、ベクトルマスク情報生成サイ
クルで入力されるマスク情報100を順次格納保
持させるための第1のレジスタ10と、第1のレ
ジスタ10へのマスク情報書込み等を制御するマ
スク情報書込み制御部40と、マスク情報書込み
制御部40の出力する選択制御信号420によつ
て入力マスク情報100または前記1のレジスタ
の出力を択一的に選択出力する選択回路1sと、
セツト信号430によつて選択回路1sの出力を
格納する第2のレジスタ20と、第2のレジスタ
20の読出しアドレス510を出力する参照アド
レス発生部50と、読出し信号500によつて第
2のレジスタの対応するマスク情報を1ビツトず
つ順次読出してフリツプフロツプ2Fにセツトす
るマスク情報取出し回路2Sと、マスク情報取出
し回路2Sの出力を格納してマスク情報として出
力するフリツプフロツプ2Fと、参照アドレス発
生部50の出力する読出しアドレス510と前記
マスク情報書込み制御部40の出力する書込みア
ドレス440の一致を検出する比較回路80と、
該比較回路80の一致検出出力800によつてセ
ツトされマスク参照終了指示信号に620によつ
てリセツトされるフリツプフロツプ90と、フリ
ツプフロツプ90の出力によつて開かれていると
き、終了指示信号620を転送指示信号740と
してマスク情報書込み制御部40に入力させるア
ンドゲートG1と、マスク情報生成命令の実行開
始信号710によつてセツトされ、終了信号72
0によつてリセツトされてマスク生成中を表示す
るフリツプフロツプ70と、マスク情報参照命令
の実行開始指示信号610によつてセツトされ終
了指示信号620によつてリセツトされて制御線
60によつて、参照アドレス発生部50を活性化
するフリツプフロツプ60と、参照命令300に
よつて、マスク情報生成サイクルと同じ参照サイ
クルで第1のレジスタの読出しアドレスを出力す
る参照アドレス発生部30と、参照アドレス発生
部30の出力するアドレス信号310によつて第
1のレジスタの各要素を順次読出してフリツプフ
ロツプ3Fにセツトするマスク情報を取出し回路
3Sと、マスク情報取出し回路3Sの出力を格納
しマスク情報を出力するフリツプフロツプ3Fと
から構成される。
である。すなわち、ベクトルマスク情報生成サイ
クルで入力されるマスク情報100を順次格納保
持させるための第1のレジスタ10と、第1のレ
ジスタ10へのマスク情報書込み等を制御するマ
スク情報書込み制御部40と、マスク情報書込み
制御部40の出力する選択制御信号420によつ
て入力マスク情報100または前記1のレジスタ
の出力を択一的に選択出力する選択回路1sと、
セツト信号430によつて選択回路1sの出力を
格納する第2のレジスタ20と、第2のレジスタ
20の読出しアドレス510を出力する参照アド
レス発生部50と、読出し信号500によつて第
2のレジスタの対応するマスク情報を1ビツトず
つ順次読出してフリツプフロツプ2Fにセツトす
るマスク情報取出し回路2Sと、マスク情報取出
し回路2Sの出力を格納してマスク情報として出
力するフリツプフロツプ2Fと、参照アドレス発
生部50の出力する読出しアドレス510と前記
マスク情報書込み制御部40の出力する書込みア
ドレス440の一致を検出する比較回路80と、
該比較回路80の一致検出出力800によつてセ
ツトされマスク参照終了指示信号に620によつ
てリセツトされるフリツプフロツプ90と、フリ
ツプフロツプ90の出力によつて開かれていると
き、終了指示信号620を転送指示信号740と
してマスク情報書込み制御部40に入力させるア
ンドゲートG1と、マスク情報生成命令の実行開
始信号710によつてセツトされ、終了信号72
0によつてリセツトされてマスク生成中を表示す
るフリツプフロツプ70と、マスク情報参照命令
の実行開始指示信号610によつてセツトされ終
了指示信号620によつてリセツトされて制御線
60によつて、参照アドレス発生部50を活性化
するフリツプフロツプ60と、参照命令300に
よつて、マスク情報生成サイクルと同じ参照サイ
クルで第1のレジスタの読出しアドレスを出力す
る参照アドレス発生部30と、参照アドレス発生
部30の出力するアドレス信号310によつて第
1のレジスタの各要素を順次読出してフリツプフ
ロツプ3Fにセツトするマスク情報を取出し回路
3Sと、マスク情報取出し回路3Sの出力を格納
しマスク情報を出力するフリツプフロツプ3Fと
から構成される。
次に、本実施例の動作について説明する。図示
されない処理装置で、第2図Aに示すマスク情報
生成命令1が実行開始されると実行開始指示信号
710によつてフリツプフロツプ70が、“1”
にセツトされ、制御線730によつてマスク情報
書込み制御部40が起動される。マスク情報書込
み制御部40は、1サイクルごとに0番地から順
次書込みアドレス440を発生し、同時にセツト
信号410によつて一定のマスク情報生成サイク
ルで入力されるマスク情報100を1ビツトずつ
順次第1のレジスタの各要素に書込む。このとき
選択回路1sは、マスク情報100を選択してお
り、マスク情報書込み制御部40の出力するセツ
ト信号430によつて第2のレジスタの各要素に
も同時にマスク情報100が順次格納される。す
なわち、マスク情報生成命令1の命令実行時、第
1および第2のレジスタ10と20には同時にマ
スク情報がベルトル長だけ書込まれることにな
る。そしてマスク情報生成命令1の終了時点で、
終了指示信号720によつてフリツプフロツプ7
0が“0”にリセツトされ、マスク情報書込み制
御部40は動作を終了する。
されない処理装置で、第2図Aに示すマスク情報
生成命令1が実行開始されると実行開始指示信号
710によつてフリツプフロツプ70が、“1”
にセツトされ、制御線730によつてマスク情報
書込み制御部40が起動される。マスク情報書込
み制御部40は、1サイクルごとに0番地から順
次書込みアドレス440を発生し、同時にセツト
信号410によつて一定のマスク情報生成サイク
ルで入力されるマスク情報100を1ビツトずつ
順次第1のレジスタの各要素に書込む。このとき
選択回路1sは、マスク情報100を選択してお
り、マスク情報書込み制御部40の出力するセツ
ト信号430によつて第2のレジスタの各要素に
も同時にマスク情報100が順次格納される。す
なわち、マスク情報生成命令1の命令実行時、第
1および第2のレジスタ10と20には同時にマ
スク情報がベルトル長だけ書込まれることにな
る。そしてマスク情報生成命令1の終了時点で、
終了指示信号720によつてフリツプフロツプ7
0が“0”にリセツトされ、マスク情報書込み制
御部40は動作を終了する。
次に、マスク付ベクトルストア命令2が発行さ
れると、実行開始指示信号610によつてフリツ
プフロツプ60が“1”にセツトされれ、制御線
630によつて参照アドレス発生部50が起動さ
れる。参照アドレス発生部50は、参照指示信号
520に応答して、0番地から順次参照アドレス
を発生し、かつアドレス信号500をマスク情報
取出し回路2Sに供給する。マスク情報取出し回
路2Sは、第2のレジスタの各要素から順次マス
ク情報を取出してフリツプフロツプ2Fにセツト
し、フリツプフロツプ2Fの出力はマスク情報と
して参照される。ベクトル長に相当するマスク情
報の参照が終了すると、終了指示信号620によ
つてフリツプフロツプ60が“0”にリセツトさ
れ、参照アドレス発生部50の動作が終了する。
なお、この場合は、参照命令300によつて参照
アドレス発生部30を動作させ、マスク情報取出
し回路3Sで第1のレジスタ10の各要素を順次
読出してフリツプフロツプ3Fを介してマスク情
報を出力するようにしてもよい。
れると、実行開始指示信号610によつてフリツ
プフロツプ60が“1”にセツトされれ、制御線
630によつて参照アドレス発生部50が起動さ
れる。参照アドレス発生部50は、参照指示信号
520に応答して、0番地から順次参照アドレス
を発生し、かつアドレス信号500をマスク情報
取出し回路2Sに供給する。マスク情報取出し回
路2Sは、第2のレジスタの各要素から順次マス
ク情報を取出してフリツプフロツプ2Fにセツト
し、フリツプフロツプ2Fの出力はマスク情報と
して参照される。ベクトル長に相当するマスク情
報の参照が終了すると、終了指示信号620によ
つてフリツプフロツプ60が“0”にリセツトさ
れ、参照アドレス発生部50の動作が終了する。
なお、この場合は、参照命令300によつて参照
アドレス発生部30を動作させ、マスク情報取出
し回路3Sで第1のレジスタ10の各要素を順次
読出してフリツプフロツプ3Fを介してマスク情
報を出力するようにしてもよい。
第2図B,C,Dに示すように、マスク情報生
成命令1とマスク付ベクトルストア命令2とが並
列に発行された場合は、マスク情報生成命令1と
マスク付ベクトルストア命令2の命令が並列に実
行される。この場合も前述と同様にして、マスク
情報100が第1のレジスタ10と第2のレジス
タ20に同時に格納され、第2のレジスタからは
マスク情報が順次読出される。第2図Bに示すよ
うにマスク情報生成命令1よりもマスク付ベクト
ルストア命令2が遅れて開始され、マスク情報生
成命令1の実行が終了した後にマスク付ベクトル
ストア命令2が終了するような場合は、第2のレ
ジスタに格納されたマスク情報は、前述と同様に
して矛盾なく参照することができる。また、同図
Cに示すように、命令マスク付ベクトルストア命
令2が発行されて、第2のレジスタ20に以前に
格納されたマスクデータが順次参照された後にマ
スク情報生成命令1が発行されて第2のレジスタ
のマスクデータが読出された後に更新され、マス
ク付ベクトルストア命令2が終了した後にマスク
情報生成命令1が終了するような場合は、第2の
レジスタ20からは前述と同様にして更新前のマ
スク情報が読出されるから問題はない。
成命令1とマスク付ベクトルストア命令2とが並
列に発行された場合は、マスク情報生成命令1と
マスク付ベクトルストア命令2の命令が並列に実
行される。この場合も前述と同様にして、マスク
情報100が第1のレジスタ10と第2のレジス
タ20に同時に格納され、第2のレジスタからは
マスク情報が順次読出される。第2図Bに示すよ
うにマスク情報生成命令1よりもマスク付ベクト
ルストア命令2が遅れて開始され、マスク情報生
成命令1の実行が終了した後にマスク付ベクトル
ストア命令2が終了するような場合は、第2のレ
ジスタに格納されたマスク情報は、前述と同様に
して矛盾なく参照することができる。また、同図
Cに示すように、命令マスク付ベクトルストア命
令2が発行されて、第2のレジスタ20に以前に
格納されたマスクデータが順次参照された後にマ
スク情報生成命令1が発行されて第2のレジスタ
のマスクデータが読出された後に更新され、マス
ク付ベクトルストア命令2が終了した後にマスク
情報生成命令1が終了するような場合は、第2の
レジスタ20からは前述と同様にして更新前のマ
スク情報が読出されるから問題はない。
しかし、同図Dに示すように、マスク付ベクト
ルストア命令2によつて、以前に第2のレジスタ
に格納されているマスク情報を順次読出して参照
している途中に、マスク情報生成命令1が発行さ
れ、マスク付ベクトルストア命令2が終了する前
にマスク情報生成命令1が終了するような場合
は、第2のレジスタの書込みアドレスが読出しア
ドレスを追越すことになる。この場合に第2のレ
ジスタの内容が新しいマスク情報によつて更新さ
れることを防止するため、本実施例においては、
比較回路80で書込みアドレス440と読出しア
ドレス510を比較しており、比較回路80の一
致検出を書込み禁止信号800によつてマスク情
報書込み制御部40に通知し、かつフリツプフロ
ツプ90をセツトする。このときマスク情報書込
み制御部40は、書込み禁止信号800を受ける
とセツト信号430を停止して第2のレジスタ2
0へのマスク情報の書込みを停止させる。従つ
て、マスク情報100は第1のレジスタ10にの
み格納される。第2のレジスタ20に格納されて
いるマスク情報は引続いて順次参照され、全部の
参照が終了すると、終了指示信号620によつて
フリツプフロツプ60が“0”にリセツトされ、
参照アドレス発生部50の動作は終了する。ま
た、終了指示信号620がアンドゲートG1を通
過してマスク情報移送指示信号740がマスク情
報書込み制御部40に入力されると、マスク情報
書込み制御部40は選択制御信号420によつて
選択回路1sに第1のレジスタ10の出力を選択
出力させ、かつセツト信号430によつて選択回
路1sの出力を一括して第2のレジスタに入力さ
せる。従つて、マスク情報生成命令1によつて生
成されたマスク情報が第2のレジスタに転写され
る。なお、フリツプフロツプ90は終了指示信号
620によつてリセツトされる。
ルストア命令2によつて、以前に第2のレジスタ
に格納されているマスク情報を順次読出して参照
している途中に、マスク情報生成命令1が発行さ
れ、マスク付ベクトルストア命令2が終了する前
にマスク情報生成命令1が終了するような場合
は、第2のレジスタの書込みアドレスが読出しア
ドレスを追越すことになる。この場合に第2のレ
ジスタの内容が新しいマスク情報によつて更新さ
れることを防止するため、本実施例においては、
比較回路80で書込みアドレス440と読出しア
ドレス510を比較しており、比較回路80の一
致検出を書込み禁止信号800によつてマスク情
報書込み制御部40に通知し、かつフリツプフロ
ツプ90をセツトする。このときマスク情報書込
み制御部40は、書込み禁止信号800を受ける
とセツト信号430を停止して第2のレジスタ2
0へのマスク情報の書込みを停止させる。従つ
て、マスク情報100は第1のレジスタ10にの
み格納される。第2のレジスタ20に格納されて
いるマスク情報は引続いて順次参照され、全部の
参照が終了すると、終了指示信号620によつて
フリツプフロツプ60が“0”にリセツトされ、
参照アドレス発生部50の動作は終了する。ま
た、終了指示信号620がアンドゲートG1を通
過してマスク情報移送指示信号740がマスク情
報書込み制御部40に入力されると、マスク情報
書込み制御部40は選択制御信号420によつて
選択回路1sに第1のレジスタ10の出力を選択
出力させ、かつセツト信号430によつて選択回
路1sの出力を一括して第2のレジスタに入力さ
せる。従つて、マスク情報生成命令1によつて生
成されたマスク情報が第2のレジスタに転写され
る。なお、フリツプフロツプ90は終了指示信号
620によつてリセツトされる。
本実施例においては、フリツプフロツプ90の
出力を監視して、その出力が“1”であるときの
み次のマスク生成命令を発行しないようにするこ
との他は、命令の発行に制限はなく、従来のよう
にマスク付ベクトルストア命令2が終了するまで
次のマスク情報生成命令1の発行を待合せる必要
がないという効果がある。なお、第2図Dの場合
において、マスク情報生成サイクルと同一の参照
サイクルであるような命令3はマスク情報生成命
令1およびマスク付ベクトルストア命令2の実行
中に平行して発行することが可能である。このよ
うな参照は、マスク情報取出し回路3Sによつて
第1のレジスタの格納情報を出力することによつ
て達成される。
出力を監視して、その出力が“1”であるときの
み次のマスク生成命令を発行しないようにするこ
との他は、命令の発行に制限はなく、従来のよう
にマスク付ベクトルストア命令2が終了するまで
次のマスク情報生成命令1の発行を待合せる必要
がないという効果がある。なお、第2図Dの場合
において、マスク情報生成サイクルと同一の参照
サイクルであるような命令3はマスク情報生成命
令1およびマスク付ベクトルストア命令2の実行
中に平行して発行することが可能である。このよ
うな参照は、マスク情報取出し回路3Sによつて
第1のレジスタの格納情報を出力することによつ
て達成される。
発明の効果
以上のように、本発明においては、マスク情報
を第1のレジスタと第2のレジスタとに書込み、
マスク情報の参照は第2のレジスタから読出すよ
うに構成し、マスク情報の書込みアドレスが読出
しアドレスを追越す場合は、第2のレジスタへの
書込みを禁止し、参照が終了した時点で第1のレ
ジスタの内容を一括して第2のレジスタに転写す
るように構成したから、各種命令間の干渉を回避
して、命令制御を容易とし、かつ命令発行の待時
間を極力減少させて性能を向上させることができ
るという効果がある。なお、マスク情報生成サイ
クルと同一の参照サイクルの参照命令は、第1の
レジスタから読出すようにすることが可能であ
り、3以上の命令の並列動作も可能となる。
を第1のレジスタと第2のレジスタとに書込み、
マスク情報の参照は第2のレジスタから読出すよ
うに構成し、マスク情報の書込みアドレスが読出
しアドレスを追越す場合は、第2のレジスタへの
書込みを禁止し、参照が終了した時点で第1のレ
ジスタの内容を一括して第2のレジスタに転写す
るように構成したから、各種命令間の干渉を回避
して、命令制御を容易とし、かつ命令発行の待時
間を極力減少させて性能を向上させることができ
るという効果がある。なお、マスク情報生成サイ
クルと同一の参照サイクルの参照命令は、第1の
レジスタから読出すようにすることが可能であ
り、3以上の命令の並列動作も可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はマスク情報生成命令1とマスク付ベクト
ルストア命令2との並列実行時の各種形態を示す
図である。 図において、10:第1のレジスタ、20:第
2のレジスタ、30,50:参照アドレス発生
部、40:マスク情報書込み制御部、60,7
0,90:フリツプフロツプ、80:比較回路、
1S:選択回路、2S,3S:マスク情報取出し
回路、2F,3F:フリツプフロツプ、G1:ア
ンドゲート。
第2図はマスク情報生成命令1とマスク付ベクト
ルストア命令2との並列実行時の各種形態を示す
図である。 図において、10:第1のレジスタ、20:第
2のレジスタ、30,50:参照アドレス発生
部、40:マスク情報書込み制御部、60,7
0,90:フリツプフロツプ、80:比較回路、
1S:選択回路、2S,3S:マスク情報取出し
回路、2F,3F:フリツプフロツプ、G1:ア
ンドゲート。
Claims (1)
- 1 ベクトルマスク情報生成サイクルで入力され
るマスク情報を順次格納保持させるための第1の
レジスタと、入力マスク情報または前記第1のレ
ジスタの出力を択一的に選択出力する選択回路
と、該選択回路の出力を格納する第2のレジスタ
と、上記第1および第2のレジスタの書込み制御
を行うマスク情報書込み制御部と、前記第2のレ
ジスタの読出しアドレスを出力する参照アドレス
発生部と、該参照アドレス発生部の出力する読出
しアドレスと前記マスク情報書込み制御部の出力
する書込みアドレスの一致を検出する比較回路
と、該比較回路の一致検出出力によつてセツトさ
れマスク参照終了指示信号によつてリセツトされ
るフリツプフロツプとを備え、前記マスク情報書
込み制御部は、前記比較回路の一致検出出力によ
つて前記第2のレジスタへの書込みを禁止する手
段と、該第2のレジスタの保持するマスク情報の
参照が終了したとき前記選択回路に前記第1のレ
ジスタの出力を選択させて前記第1のレジスタの
保持内容を上記第2のレジスタに一括転送する手
段とを含むことを特徴とするベクトルマスク情報
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16452284A JPS6142076A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | ベクトルマスク情報制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16452284A JPS6142076A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | ベクトルマスク情報制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142076A JPS6142076A (ja) | 1986-02-28 |
JPH0364903B2 true JPH0364903B2 (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=15794758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16452284A Granted JPS6142076A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | ベクトルマスク情報制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142076A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634538Y2 (ja) * | 1987-09-14 | 1994-09-07 | 松下電工株式会社 | 扉の回動軸の支持構造 |
JP2823363B2 (ja) * | 1990-12-25 | 1998-11-11 | 松下電工株式会社 | 間仕切り装置 |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16452284A patent/JPS6142076A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142076A (ja) | 1986-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0463430B2 (ja) | ||
JPS6297036A (ja) | 計算機システム | |
JP3797570B2 (ja) | セマフォ命令用のセマフォ・バッファを用いた装置と方法 | |
JPH03233630A (ja) | 情報処理装置 | |
US3480917A (en) | Arrangement for transferring between program sequences in a data processor | |
IE61306B1 (en) | Method and device to execute two instruction sequences in an order determined in advance | |
JPH0364903B2 (ja) | ||
JPS601655B2 (ja) | デ−タプリフェツチ方式 | |
JP3520372B2 (ja) | メモリ制御ユニット並びに入出力制御ユニットの動作におけるクリティカル・パスの削除 | |
JP2883488B2 (ja) | 命令処理装置 | |
JP2716254B2 (ja) | リストベクトル処理装置 | |
JP2883489B2 (ja) | 命令処理装置 | |
JPS59144955A (ja) | 情報処理装置 | |
JPS5925264B2 (ja) | ベクトル命令処理方式 | |
JP2895892B2 (ja) | データ処理装置 | |
JP2798492B2 (ja) | リストベクトル処理装置 | |
JP2622026B2 (ja) | 中央処理装置におけるレジスタ書込制御方式 | |
JPS6221130B2 (ja) | ||
JPS6149695B2 (ja) | ||
JPH0795288B2 (ja) | マイクロコンピュータ | |
JPS6343783B2 (ja) | ||
JPH05303493A (ja) | 命令列切り替え方法及びそれを用いた演算プロセッサ | |
JPS6343782B2 (ja) | ||
JPH06295252A (ja) | 計算機 | |
JPH05189015A (ja) | プログラマブルコントローラ |