JPH0341384Y2 - - Google Patents

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JPH0341384Y2
JPH0341384Y2 JP1985053826U JP5382685U JPH0341384Y2 JP H0341384 Y2 JPH0341384 Y2 JP H0341384Y2 JP 1985053826 U JP1985053826 U JP 1985053826U JP 5382685 U JP5382685 U JP 5382685U JP H0341384 Y2 JPH0341384 Y2 JP H0341384Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子機器の操作パネルに用いる押ボタ
ンスイツチに関するものである。
従来の技術 近年、機器の電子化がさかんに行われる中で、
電子機器の操作パネル部に用いる押ボタンスイツ
チは、良好な節度感と、電子機器に適したストロ
ークを有し、かつ、安価なものが望まれている。
従来のこの種の押ボタンスイツチとしては、例え
ば第5図、第6図に示すような構造となつてい
た。即ち、基板10の上に、接点11bを有する
絶縁シート8bと接点11aを有する絶縁シート
8aの間にダイヤフラム12とこれを保持する透
孔2を設けたスペーサ9bと、ダイヤフラム12
と接点11bのリード7を絶縁する小径の透孔3
を設けたスペーサ9cをはさんでなるスイツチ機
構と、その上に底面に下方に突出する押圧部4を
有するボタン1と、これを保持する開孔6を設け
たケース5より構成され、ダイヤフラム12の反
転により節度感を得ていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成においては、ダイヤフ
ラム12の位置決めをするスペーサ9bと、ダイ
ヤフラム12と接点11bのリード7の絶縁を行
うスペーサ9cより構成される高価な二段スペー
サを用い、さらにダイヤフラム12をこの上に一
つ一つ配置しなければならないので、材料費が高
く生産性が悪かつた。また、ストロークを長くす
る場合は、ダイヤフラム12の径を大きくしなけ
ればならず、ボタンピツチの狭い用途には、スト
ロークの制限が必然的に発生する欠点があつた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、操作ストロークの設定が任意に行え、
かつ安価で生産性に富んだ押ボタンスイツチを提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために、本考案は、復帰バ
ネの先端に取り付けた節度発生部の凹部へ、ボタ
ンに設けられた接触部が、ボタンの押力にて摺動
し、落込むことにより節度感を発生する構造とし
たものである。
作 用 上記の構成とした場合、節度発生部の形状を変
えることにより操作フイーリングを、また、接触
部の間隔を変えることにより、ストロークを任意
に変更することができ、さらに、ダイヤフラムを
用いる構成に比べ、バネ部節度発生部を一体形成
することにより、部品点数が減り材料費及び工数
が低減できて安価になる。
実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第4図により説
明する。
第1図は本考案の押ボタンスイツチの駆動機構
部の一実施例で、両側の両端部に下方に突出する
ボタンフツク13と、下方に突出したバネ性を有
する接触部14と、この接触部14の間に下方に
突出した押圧部15を有するボタン16と、自由
端側に凹溝よりなる節度発生部17を有する復帰
バネ片18を、上記ボタン16をはめこむ開孔1
9内に前記自由端側が突出して設けられたケース
20より構成されている。
第2図は、第1図の駆動機構部を用いた押ボタ
ンスイツチの実施例で、基板21上に接点22を
設けた絶縁シート23、この絶縁シート23上に
接点部に対応する位置に透孔24を設けたスペー
サ25を配置し、このスペーサ25上に下面に接
点26を設けた絶縁シート27を配置して構成し
たスイツチ機構部上に上記駆動機構部を組込んで
構成されている。そして、その動作は、第2図a
の定常状態よりボタン16を押下することによ
り、復帰バネ18が下方にたわみ、それと同時に
節度発生部17の凹溝がケース20の復帰バネ1
8の保持部を中心に回転移動し、節度発生部17
の間隔が広がり、この間隔が接触部14の間隔以
上になると、接触部14が内側に屈曲し、節度発
生部17の凹溝に落ち込み節度感を発生する。そ
れと同時に、押圧部15にて接点26上の絶縁シ
ート27を押下することにより、接点26と接点
22が接触し、第2図bのようにスイツチングが
行われる。ボタン16の押力を除くとボタン16
は復帰バネ18の復帰力により、ボタン押下前の
定常状態に戻る。
第3図は本考案の別の実施例で、接触部14を
有するボタン16と、押圧部15と節度発生部1
7を先端に有した復帰バネ18を切起しにより形
成した弾性体板28と、ボタン16を保持する開
孔19をもつケース20より構成されている。
第4図は第3図の駆動機構を用いた押ボタンス
イツチの実施例で、第4図aはボタン16が定常
状態の場合、bはボタン16が押下時の状態を示
す。この場合の押圧部15は、バネ性を有してい
るので、接点接触の安定性が高い。
なお、ボタンストロークは、接触部14の間隔
と節度発生部17の間隔により、また操作フイー
リングは節度発生部17の凹形状により容易に変
更することができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、節度発生部の形
状及び接触部の間隔により、ボタンの操作フイー
リング及びストロークが容易に変更でき、さら
に、復帰バネ部と節度発生部は弾性を有する材料
により一体成型したので、組立てが安易となり生
産性が良好で、安価な押ボタンスイツチが供給で
きるなどの利点が得られ実用的価値の大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の押ボタンスイツチの一実施例
で、駆動機構部の斜視図、第2図は第1図の駆動
機構を用いて押ボタンスイツチを構成した実施例
で、aはボタンが定常状態の場合の断面図、bは
ボタン押下時の断面図、第3図は本考案の別実施
例で、駆動機構の斜視図、第4図は第3図の駆動
機構を用いて押ボタンスイツチを構成した実施例
で、aはボタンが定常状態の場合の断面図、bは
ボタン押下時の断面図、第5図は従来のダイヤフ
ラムを用いた押ボタンスイツチの構成部品斜視
図、第6図は第5図の構成部品にて押ボタンスイ
ツチを構成した実施例の断面図である。 13……ボタンフツク、14……接触部、15
……押圧部、16……ボタン、17……節度発生
部、18……復帰バネ、19……開孔、20……
ケース、21……基板、22,26……接点、2
3,27……絶縁シート、24……透孔、25…
…スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくともボタンと、このボタンの底面に突
    出して設けられた接触部と、上記ボタンが上下
    動可能に装着される開口を有するケースと、一
    端がこのケースに装着され他端が前記開口に突
    出する自由端である復帰バネと、前記ボタンを
    押圧した時、前記接触部がこの復帰バネ上を摺
    接し、この接触部が落ち込んで節度感を発生さ
    せる前記復帰バネの自由端側に一体に設けられ
    た凹状の節度発生部とで構成される押ボタンス
    イツチ。 (2) 節度発生部とボタン復帰バネとケースを弾性
    材により一体成型した実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の押しボタンスイツチ。
JP1985053826U 1985-04-11 1985-04-11 Expired JPH0341384Y2 (ja)

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JP1985053826U JPH0341384Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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JP1985053826U JPH0341384Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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JPS61169917U JPS61169917U (ja) 1986-10-21
JPH0341384Y2 true JPH0341384Y2 (ja) 1991-08-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745127B2 (ja) * 1973-08-20 1982-09-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745127U (ja) * 1980-08-28 1982-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745127B2 (ja) * 1973-08-20 1982-09-25

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Publication number Publication date
JPS61169917U (ja) 1986-10-21

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