JPH0341377B2 - - Google Patents

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JPH0341377B2
JPH0341377B2 JP59143361A JP14336184A JPH0341377B2 JP H0341377 B2 JPH0341377 B2 JP H0341377B2 JP 59143361 A JP59143361 A JP 59143361A JP 14336184 A JP14336184 A JP 14336184A JP H0341377 B2 JPH0341377 B2 JP H0341377B2
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skin
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車に装備されるバンパ構造に
関するものである。
従来技術 従来のこの種のバンパ構造は、例えば第7図お
よび第8図に示すように、車体のフロントサイド
メンバ1にステイ2を介してレインフオース3が
支持され、このレインフオース3にバンパ表皮4
がネジ止めされ、そしてこのネジ止め部を覆うよ
うにモール5が装着されている。
ところで、このようなバンパ構造の組付方式に
は、サブアツセンブリー方式と称し、サブライン
で予めステイ2、レインフオース3並びにバンパ
表皮4を組み立てて、サブアツセンブリー体を構
成しておき、これをトリムラインを流れて来た車
体に組み付けるような方式である。だが、この方
式によると、そのサブアツセンブリー体はレイン
フオース3等にて重量が重くなつているため、車
体に組み付けるまでの間、バンパ表皮4等に傷が
付かないように管理する部品管理工数が大きく、
またサブラインも必要となつてライン管理等が繁
雑となり芳しくなかつた。
そこで、近年においては、積み上げ方式と称
し、トリムラインにて車体にステイ2を介してレ
インフオース3を先付けし、その後バンパ表皮4
を装着する方式が取られている。これによれば、
トリムラインのみで済み、ライン管理等が容易で
あり、しかもバンパ表皮4は軽量であるためその
ストツクはトリムライン脇に吊り下げ等にて管理
するだけで傷付が防止でき部品管理が容易で、バ
ンパ組み付けが前記より簡単に行われることとな
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、サブアツセンブリー方式の場合
は、サブアツセンブリー体の組付時にステイ2に
形成された長孔2aでバンパ全体を車体に対して
車両前後方向にスライドさせることによりバンパ
表皮4と車体との位置関係を保ち、自動車外観品
質を良好に維持することができるのに対し、積み
上げ方式はレインフオース3等が車体に先付けさ
れ、その後でバンパ表皮4を装着するため、サブ
アツセンブリー方式のように調整ができず、車体
とバンパ表皮4との位置関係がズレる虞がある。
特に第7図のようなフルバンパタイプ(実開昭57
−92560号公報参照)のバンパ表皮4においては、
この表皮4の後端部4aがホイールアーチ部6の
一部を形成しているので、このバンパ表皮4がズ
レた場合には非常に見栄えが悪くなるという問題
があり、組立上利点のある積み上げ方式を有効に
利用することができなかつた。
問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するためこの発明の自動車
用バンパ構造は、車幅方向に沿うセンタ部と該セ
ンタ部から車体両側まで回り込むサイド部とを有
するバンパ表皮を、車体に固定したレインフオー
スに、バンパ表皮の略水平方向に沿う壁部に形成
された挿通孔を介して取付ネジにてネジ止めして
取付け、センタ部とサイド部とを有するモールを
前記ネジ止め部位を覆うように取付けた自動車用
バンパ構造において、前記挿通孔を、バンパ表皮
をレインフオースに対して車両前後方向にスライ
ド可能とする口径に形成すると共に、前記バンパ
表皮のサイド部の壁部に、該バンパ表皮サイド部
に対してモールサイド部が相対移動した場合で
も、前記モールサイド部の車体側縁部および端末
部を覆う廂部を形成したことを特徴としている。
実施例 以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第6図はこの発明の一実施例を示
す図である。
まず構成を説明すると、図中符号12はステイ
13を介して車体14に支持される鋼板製のレイ
ンフオースで、このレインフオース12に例えば
フルバンパタイプのバンパ表皮15が取付ネジで
ある段付ボルト22で締結され、このバンパ表皮
15とレインフオース12とで形成される空間部
内に緩衝部材であるウレタンフオーム16が収納
され、さらに、このバンパ表皮15の上側にはリ
テーナ18並びにモール19が装着される。
具体的には、レインフオース12は、鉛直断面
が大略コ字状を呈し、上壁部12aに適当間隔で
ウエルドナツト12bと嵌合孔12cとが交互に
設けられていて、このレインフオース12に一対
のステイ13(一方は省略)が固定され、ステイ
13が車体14にネジ止めされるようになつてい
る。
一方、このレインフオース12に装着されるバ
ンパ表皮15は、樹脂製で、車体前面部の下側を
覆うように、下縁部が車体下端部まで延長され、
車幅方向に沿うセンタ部15cとこのセンタ部1
5cから車体14両側まで回り込むサイド部15
aとを有している。このサイド部15aの後端部
15bがホイールアーチ部20まで延長されてお
り、この後端部15bでホイールアーチ部20の
一部を形成するようになつている。このようなバ
ンパ表皮15のセンタ部15cの水平方向に沿う
壁部である上壁部15dには、レインフオース1
2のウエルドナツト12bおよび嵌合部12cと
対応した位置に、挿通孔15eが穿設されてい
る。この挿通孔15eの口径はバンパ表皮15を
レインフオース12に対し車両前後方向にスライ
ド可能とする大きさに設定されており、段付ボル
ト22のボルト径に対し所謂、ばか穴になつてい
る。バンパ表皮15のサイド部15aの上壁部1
5fには、車両前後方向に沿う長孔15gが前記
挿通孔15eと連続して並ぶように計4個穿設さ
れていると共に、車体近傍側端縁部には廂部15
hが形成され、この廂部15hでモール19のサ
イド部19aの車体近傍側端縁部から後端末部に
わたつて覆い、バンパ表皮サイド部15aに対し
てモールサイド部19aが相対移動した場合で
も、その覆つた状態を維持できるようになつてい
る。
また、リテーナ18は、バンパ表皮15の挿通
孔15eを覆う幅でレインフオース12と略同じ
長さに形成され、レインフオース12のウエルド
ナツト12bおよび嵌合孔12cと対応した位置
に複数の挿通孔18aが穿設されている。
さらに、モール19は、段付ボルト22等によ
るネジ止め部位を覆うものであり、センタ部19
bと両サイド部19aとに3分割されている。こ
のセンタ部19bは、ステンレスにて、リテーナ
18を覆う幅でこのリテーナ18と略同じ長さに
形成され、内部には、前記レインフオース12の
嵌合孔12cに嵌合される嵌合部19cを有する
クリツプ19dが所定位置に複数配設されてい
る。また、このセンタ部19bの両端部には、主
に第6図に示すように、係止凸片19eおよびこ
の両側に係止凹部19fを有する連結部材19g
が挿入固定されている。
一方、サイド部19aは、樹脂材料で折曲形成
されて成り、バンパ表皮サイド部15aの長孔1
5gに挿通されるスタツドボルト19hが下方に
向つて突設されている。また、このサイド部19
aのセンタ部19b側端部には、第6図のように
前記連結部材19gの係止凸片19eが挿入係止
される係止凹所19iおよび前記連結部材19g
の係止凹部19fに挿入係止される係止凸起19
jが形成されている。
次にかかる構成のバンパ構造を積み上げ方式を
用いて組み付けた場合について説明する。
トリムラインを流れてきた車体14の、例えば
フロントサイドメンバに、予めレインフオース1
2に固定されたステイ13をネジ止め固定し、そ
の後、レインフオース12に、吊り下げ等により
部品管理されているバンパ表皮15等を以下のよ
うにして装着する。
すなわち、まずバンパ表皮15のサイド部15
aの長孔15gに、モール19のサイド部19a
のスタツドボルト19hを挿通してナツト21に
螺合させる(第5図参照)。この状態で、このモ
ールサイド部19aの車体近傍側縁部および後端
末部がバンパ表皮サイド部15aの廂部15hで
覆われると共に、そのスタツドボルト19hは段
付きのため、固定されずモールサイド部19aが
長孔15gに沿つて車両前後方向へスライド可能
となつている。そして、このバンパ表皮15内に
ウレタンフオーム16を収納して、このバンパ表
皮15でレインフオース12を覆う。その後、リ
テーナ18をバンパ表皮15のセンタ部15cに
合わせ、このリテーナ18の所定の挿通孔18a
およびバンパ表皮15の所定の挿通孔15eに取
付ネジである段付ボルト22を挿通してレインフ
オース12のウエルドナツト12bに螺合させ
る。締付状態は、挿通孔15eに沿つてバンパ表
皮15がスライドするように締め付けておく。こ
の状態から、この実施例のフルバンパタイプにあ
つては、バンパ表皮15の後端部15bがホイー
ルアーチ部20の一部を形成するように、バンパ
表皮15を車両前後方向にスライドさせて所定位
置に合わせる。しかる後、段付ボルト22をさら
に締め付けてバンパ表皮15をレインフオース1
2に固定する。次に、外観品質を保つ目的から、
リテーナ18や段付ボルト22等を覆い隠すた
め、モールセンタ部19bを装着する。すなわ
ち、クリツプ19dの嵌合部19cをリテーナ1
8の挿通孔18aおよびバンパ表皮15の挿通孔
15eに挿通して、レインフオース12の嵌合孔
12cに嵌合させて装着するのであるが、この嵌
合の際には、このセンタ部19bと連続するよう
にサイド部19aをバンパ表皮15の長孔15g
に沿つて車両前後方向にスライドさせて位置合わ
せし、センタ部19bの連結部材19gの係止凸
片19eおよび係止凹部19fとサイド部19a
の係止凹所19iおよび係止凸起19jとを係止
してセンタ部19bとサイド部19aとを連結す
る。最後にこの連結部にコネクタカバー19kを
装着して、モール19をバンパ表皮15上に配設
する。
このようにして組み付けられると、積み上げ方
式のため、従来例で述べたように組み付けにおい
てサブラインを必要とせず、しかも部品管理が容
易であるという利点を維持しつつ、バンパ表皮1
5の装着時に、この表皮15をレインフオース1
2に対して車両前後方向へスライドできるため、
車体14との位置関係を調整できて外観品質が確
保されることとなる。
また、モール19はセンタ部19bと両サイド
部19aの3分割構造としてモールサイド部19
aをバンパ表皮15に対して前後方向に位置調整
自在としたのでバンパ表皮15を車両前後方向に
スライドさせてセンタ部19bとサイド部19a
の相対位置がずれても互いに連結させることがで
きる。さらに、このモール19は、バンパ表皮1
5が車両前後方向にスライドした場合には、モー
ルセンタ部19bの後側縁とバンパ表皮センタ部
15cの後側縁との整合性が悪くなるが、この部
分はラジエタグリル23等によつて覆われるた
め、外観品質を低下させることがない。これに対
し、バンパ表皮サイド部15aの車体近傍側端縁
部は、車体14で覆われることがないが、モール
サイド部19bの車体近傍側端縁部および後端末
部が廂部15hで覆われているため、このモール
サイド部19bがスライドしても車体近傍側端縁
部および後端末部は、廂部15h内に納つている
ため、整合性が問題となることはなく、外観品質
が維持されることとなる。
なお、モールセンタ部19bとサイド部19a
との連結構造は色々あり、上記実施例のように連
結部材19gを設けることなく、センタ部19b
から係止凸片を延設することもできる。
発明の効果 以上説明してきたように、この発明によれば、
バンパ表皮をレインフオースに対して車両前後方
向へスライドできるようにしたため、部品管理等
の面で有利な積み上げ方式を用いても、バンパ表
皮と車体との整合性を保つて自動車外観品質を維
持できバンパ組付上非常に有利である。また、バ
ンパ表皮をスライドさせることによりバンパ表皮
サイド部に対してモールサイド部が相対移動した
場合でも、モールサイド部は廂部により覆われて
いるため、外観品質を維持することができる、と
いう実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の自動車用バン
パ構造の一実施例を示す図で、第1図は同構造の
分解斜視図、第2図は組立状態を示す斜視図、第
3図、第4図、第5図はそれぞれ第2図の−
線、−線、−線に沿う断面図、第6図は
モールセンタ部とサイド部との連結部を示す分解
斜視図、第7図および第8図は従来のバンパ構造
を示す図で、第7図は自動車前部の斜視図、第8
図は第7図の−線に沿う断面図である。 12……レインフオース、14……車体、15
……バンパ表皮、15d……上壁部(壁部)、1
5e……挿通孔、22……段付ボルト(取付ネ
ジ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車幅方向に沿うセンタ部と該センタ部から車
    体両側まで回り込むサイド部とを有するバンパ表
    皮を、車体に固定したレインフオースに、バンパ
    表皮の略水平方向に沿う壁部に形成された挿通孔
    を介して取付ネジにてネジ止めして取付け、セン
    タ部とサイド部とを有するモールを前記ネジ止め
    部位を覆うように取付けた自動車用バンパ構造に
    おいて、 前記挿通孔を、バンパ表皮をレインフオースに
    対して車両前後方向にスライド可能とする口径に
    形成すると共に、前記バンパ表皮のサイド部の壁
    部に、該バンパ表皮サイド部に対してモールサイ
    ド部が相対移動した場合でも、前記モールサイド
    部の車体側縁部および端末部を覆う廂部を形成し
    たことを特徴とする自動車用バンパ構造。
JP14336184A 1984-07-12 1984-07-12 自動車用バンパ構造 Granted JPS6124646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14336184A JPS6124646A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 自動車用バンパ構造

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JP14336184A JPS6124646A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 自動車用バンパ構造

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Publication Number Publication Date
JPS6124646A JPS6124646A (ja) 1986-02-03
JPH0341377B2 true JPH0341377B2 (ja) 1991-06-21

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JP14336184A Granted JPS6124646A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 自動車用バンパ構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173868U (ja) * 1987-05-02 1988-11-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56138747U (ja) * 1980-03-22 1981-10-20
JPS57127906U (ja) * 1981-02-04 1982-08-10

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JPS6124646A (ja) 1986-02-03

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