JPH0341296B2 - - Google Patents

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JPH0341296B2
JPH0341296B2 JP17289386A JP17289386A JPH0341296B2 JP H0341296 B2 JPH0341296 B2 JP H0341296B2 JP 17289386 A JP17289386 A JP 17289386A JP 17289386 A JP17289386 A JP 17289386A JP H0341296 B2 JPH0341296 B2 JP H0341296B2
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JP
Japan
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crankshaft
connecting rod
cylinder block
large end
cylinder
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JP17289386A
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JPS6334037A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主として車両に搭載するエンジンの
コンロツドの大端部にクランクシヤフトのピン部
を組付けるクランクシヤフト組付方法に関する。
(従来の技術) 従来は、特公昭60−57977号公報で知られるよ
うに、クランクシヤフトを組付けたシリンダブロ
ツクを該クランクシヤフトが垂直になるように組
付ステーシヨンで位置決めし、ピストンに組付け
たコンロツドをクランクシヤフトの径方向両側か
ら挾む位置決め装置によりクランクシヤフトの径
方向に位置決めし、この状態でシリンダブロツク
のシリンダボアにピストンを挿入してコンロツド
の大端部にクランクシヤフトのピン部を組付ける
ようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、ピストンとコンロツドとはピストン
方向に比較的大きな遊びが存するように組付けら
れるため、上記した従来技術の如く、コンロツド
を位置決め装置によりクランクシヤフトの径方向
に位置決めしただけではコンロツドがピストンピ
ン方向にずれていて大端部にピン部を当接する際
大端部のメタルに傷をつける虞れがある。
この場合、コンロツドをクランクシヤフト方向
両側と径方向両側とから各挾む位置決め装置によ
りクランクシヤフト方向及び径方向に位置決め保
持し、この状態でコンロツドの大端部へのクラン
クシヤフトのピン部の組付けを行なうようにすれ
ば、メタルに傷をつけることなく大端部にピン部
を組付け得るが、シリンダブロツクのシリンダボ
アの下面とクランクシヤフトのピン部との間の非
常に狭い空隙にコンロツドをクランクシヤフト方
向両側から挾む位置決め装置と径方向両側から挾
む位置決め装置の両方を配置することは困難であ
り、従つて如何にしてメタルに傷をつけることな
くコンロツドの大端部へのクランクシヤフトのピ
ン部の組付けを行なうかが問題となる。
本発明は、かかる問題点を解決した組付方法を
提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成すべく、コンロツ
ドの大端部にクランクシヤフトのピン部を組付け
るクランクシヤフト組付方法において、コンロツ
ド付きのピストンを挿着したシリンダブロツクを
シリンダヘツド載置面を上向きにして搬送して組
付ステーシヨンに定位置停止させ、該シリンダブ
ロツクから垂下したコンロツドをクランクシヤフ
ト方向両側から挾む位置決め装置によりクランク
シヤフト方向に位置決めし、この状態で該コンロ
ツドの大端部に下方からクランクシヤフトのピン
部を組付けるようにしたことを特徴とする。
(作用) シリンダブロツクに予めコンロツド付きのピス
トンを挿着しておき、シリンダブロツクをシリン
ダヘツド載置面を上向きにしてセツトすることに
より、位置決め装置でコンロツドをピストンピン
の中央に位置するようにクランクシヤフト方向に
位置決めすれば、コンロツドの姿勢が自重により
一定の垂下姿勢に決まることと相俟つて、コンロ
ツドの中心線がピストンの軸線に合致される。従
つて、コンロツドの大端部へのクランクシヤフト
のピン部の当接時にコンロツドの位置ずれにより
メタルに傷をつけることなく、大端部にピン部を
正確に組付けられる。
(実施例) 図示の実施例は、直列4気筒型エンジンのシリ
ンダブロツクAの各シリンダボアにコンロツドB
付きのピストンCを予め挿着しこれを所定の組付
ステーシヨンに搬送してクランクシヤフトDを組
付けるようにしたもので、第1図乃至第3図を参
照して、1はシリンダブロツクAを搬送するロー
ラコンベア、2は組付ステーシヨンに設けた機
枠、3は該機枠2の上側に設けたセツト台、4は
該機枠2の下側の昇降台を示し、該セツト台3を
該機枠2の垂設したレール5に摺動自在に取付け
てこれにシリンダ6の作動による昇降動が与えら
れるようにし、該セツト台3の上昇により、該ロ
ーラコンベア1で搬送されたシリンダブロツクA
をワーク受け7に支持しこれを該コンベア1から
少許持上げてシリンダヘツド載置面を上向きにし
て位置決めし得るようにし、又該昇降台4を該機
枠2に垂設したレール8に摺動自在に取付け、該
機枠2に設けた螺杆9を該昇降台4のナツトスリ
ーブ4aに螺挿し、該螺杆9を正逆転するモータ
10により該昇降台4に昇降動が与えられるよう
にした。
そして、上記機枠2の上部側方位置に配置した
位置決め装置11によりセツト台3上に位置決め
されたシリンダブロツクAから垂下した各コンロ
ツドBをクランクシヤフト方向両側から挾んでこ
れをクランクシヤフト方向に位置決めし、この状
態で該セツト台3の下側にコンベア12を介して
投入されるセツト治具13を上記昇降台4の動き
で昇降動させ、該セツト治具13の上昇によりこ
れにセツトしたクランクシヤフトDの各ピン部を
下方から該各コンロツドBの大端部に当接させる
と共に、該セツト治具13にセツトした各コンロ
ツドキヤツプEの各ボルト孔に該各大端部のコン
ロツドボルトFを挿入させてこれにナツトを締付
けるようにした。
更に詳述するに、上記位置決め装置11は、第
4図乃至第6図に明示する如く、セツト台3上の
シリンダブロツクAに向つて横方向に進退動作す
る可動枠14に、各コンロツドBの大端部を挿入
させてこれをクランクシヤフト方向に位置決めす
る先端のガイド溝15aを有する位置決め具15
の4個を備えて成り、該可動枠14を前記機枠2
に固定のレール16aに沿つて第1シリンダ16
bで進退動作する第1可動枠16と、第2シリン
ダ17aで該第1可動枠16に対し進退動作する
第2可動枠17とで構成し、該第1シリンダ16
aの前進側への作動による該第1可動枠16の動
きで該各位置決め具15の該各コンロツドBの大
端部近傍までの前進と、該第2シリンダ17aの
前進側への作動による該第2可動枠17の動きで
該各ガイド溝15aへの該各大端部の挿入とが行
なえるようにした。
又、前記セツト治具13には、第7図乃至第9
図に示す如く、パレツト18の上側にクランクシ
ヤフトDの一端の面取部Gに嵌合してクランクシ
ヤフトDを回止めして支持する支持具19と、そ
の他端を支持する支持具20とが各ばね21で上
方に付勢して設けられて、これら支持具19,2
0にクランクシヤフトDをセツト自在とし、又該
パレツト18に先端にナツトをセツト自在なソケ
ツト22の複数を第3図に明示する如く夫々ばね
23で上方に付勢して設けると共に、該各ソケツ
ト22の先端にピン24をばね24aに抗して下
方に没入自在に突設し、コンロツドキヤツプEを
これの各ボルト孔に該各ピン24を挿入して該各
ソケツト22の先端部に位置決め保持自在とし
た。
又、前記昇降台4の上側に第3図に示す如く、
上方に出没自在な位置決めピン25の複数を設
け、これら位置決めピン25を突出させて、該昇
降台4上に前記コンベア12から投入されたセツ
ト治具13のパレツト18の透孔18aに該各ピ
ン25の先端部を挿入し該セツト治具13を位置
決めし得るようにした。
又、該昇降台4の直下に取付板26を前記機枠
2に垂設した図示しないレールに沿つて昇降動自
在に設け、該取付板26に、セツト治具13の各
ソケツト22の駆動軸22aに係脱自在な先端の
凹部27aを有するナツトランナ27の複数を垂
設し、該取付板26に固定のドツキングシリンダ
28のピストンロツド28aを該昇降台4に取付
けて、該取付板26に該ドツキングシリンダ28
の作動による該昇降台4に対する昇降動と、該昇
降台4の昇降動に連動した動きとが与えられるよ
うにした。
図面で29は昇降台4に設けたセツト治具13
の払出し用コンベア、30はクランクシヤフトD
のジヤーナル部に挿入されて該シヤフトDの軸方
向の位置決めを行なうセツト治具13に設けた位
置決め部材、31,31はセツト台3上のシリン
ダブロツクAに向かつて横方向に進退するボルト
押えを示し、該各ボルト押え31は、シリンダ3
2の前進側への作動によるシリンダブロツクA側
への前進により、各コンロツドBの大端部に挿着
したコンロツドボルトFの頭部を上方から覆い、
これを各コンロツドキヤツプEのボルト孔への挿
入時に抜けないように押える。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ずローラコンベア1によりコンロツドB付き
のピストンCを挿着したシリンダブロツクAを搬
送して組付ステーシヨンのセツト台3上に定位置
停止させ、次いで位置決め装置11の各位置決め
具15を第1第2シリンダ16b,17aの作動
によりシリンダブロツクA側に前進させるもの
で、これによれば各位置決め具15の先端のガイ
ド溝15aに各コンロツドBの大端部が挿入され
コンロツドBがクランクシヤフト方向に位置決め
され、コンロツドBの姿勢が自重により一定に決
まることと相俟つてコンロツドBの中心線がピス
トンCの軸線に合致される。
次いで各ボルト押え31をシリンダブロツクA
側に前進すると共に、各位置決め具15を後退さ
せる。
又、セツト台3の下側にクランクシヤフトDと
コンロツドキヤツプEとナツトとを各セツトした
セツト治具13を投入し、次いで昇降台4上に位
置決めピン25を突出してセツト治具13を位置
決めし、上記した各コンロツドBの位置決めを終
了した後にモータ10を作動して昇降台4を上昇
し、各コンロツドBの大端部にクランクシヤフト
Dの各ピン部を当接させると共に、各コンロツド
キヤツプEのボルト孔に各大端部のコンロツドボ
ルトFを挿入させ、次いでドツキングシリンダ2
8を作動して昇降台4に対し取付板26を上昇す
るもので、これによれば各ナツトランナ27の凹
部27aにセツト治具13の各ソケツト22の駆
動軸22aが接続される。
次いで各ナツトランナ22を作動することによ
り各ソケツト22の先端のナツトが各コンロツド
ボルトFに締付けられる。
その後、昇降台4を下降し、位置決めピン25
を没入してコンベア29によりセツト治具13を
払出し、又セツト台3上のシリンダブロツクAを
ローラコンベア1により払出して組付作業を完了
する。
(発明の効果) このように本発明によるときは、位置決め装置
によりコンロツドをクランクシヤフト方向に位置
決めすれば、コンロツドの姿勢が自重により一定
に決まることと相俟つてコンロツドの中心線がピ
ストンの軸線に正確に合致され、従つてメタルに
傷をつけずにコンロツドの大端部へのクランクシ
ヤフトのピン部の組付けを行なうことができ、而
も位置決め装置によるコンロツドのクランクシヤ
フトの径方向への位置決めは不要となる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によりコンロツドの大端部
にクランクシヤフトのピン部を組付けるようにし
たクランクシヤフト組付装置の平面図、第2図は
その−線矢視図、第3図は要部の拡大図、第
4図は位置合せ装置の正面図、第5図はその平面
図、第6図はその側面図、第7図はセツト治具の
側面図、第8図はその平面図、第9図は第7図の
−線截断面図である。 A……シリンダブロツク、B……コンロツド、
C……ピストン、D……クランクシヤフト、11
……位置決め装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンロツドの大端部にクランクシヤフトのピ
    ン部を組付けるクランクシヤフト組付方法におい
    て、コンロツド付きのピストンを挿着したシリン
    ダブロツクをシリンダヘツド載置面を上向きにし
    て搬送して組付ステーシヨンに定位置停止させ、
    該シリンダブロツクから垂下したコンロツドをク
    ランクシヤフト方向両側から挾む位置決め装置に
    よりクランクシヤフト方向に位置決めし、この状
    態で該コンロツドの大端部に下方からクランクシ
    ヤフトのピン部を組付けるようにしたことを特徴
    とするクランクシヤフト組付方法。
JP17289386A 1986-07-24 1986-07-24 クランクシヤフト組付方法 Granted JPS6334037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17289386A JPS6334037A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 クランクシヤフト組付方法

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JP17289386A JPS6334037A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 クランクシヤフト組付方法

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Publication Number Publication Date
JPS6334037A JPS6334037A (ja) 1988-02-13
JPH0341296B2 true JPH0341296B2 (ja) 1991-06-21

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ID=15950282

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JP17289386A Granted JPS6334037A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 クランクシヤフト組付方法

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