JPH0341292B2 - - Google Patents

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JPH0341292B2
JPH0341292B2 JP61076225A JP7622586A JPH0341292B2 JP H0341292 B2 JPH0341292 B2 JP H0341292B2 JP 61076225 A JP61076225 A JP 61076225A JP 7622586 A JP7622586 A JP 7622586A JP H0341292 B2 JPH0341292 B2 JP H0341292B2
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JP
Japan
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jig
workpiece
sub
robot
main
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JP61076225A
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JPS62236631A (ja
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動組立工程において、2種類の
ワークを組合せて結合する際に、前記2種類のワ
ークを治具装置並びにロボツトを用いて効率良く
結合できるようにした2種類のワークの結合方法
に関するものである。
従来の技術 例えば自動車の車体の自動組立工程において、
異なる2種類のワークを組み立てる工程、例えば
車体のアンダーボデイー(以下第1ワークと称
す)とサイドボデイー(以下第2ワークと称す)
とを組付ける場合は、第1ワーク及び第2ワーク
を専用の治具装置へ搬入し、位置決めして組付る
ようにしている。
即ち、第2図に示す用に、専用の治具装置1を
組立ライン上に設置し、第1ワーク2を治具装置
1の第1治具、例えば水平治具部1a上へ、適宜
の搬送装置にて搬送して位置決めし、続いて第2
ワーク3を治具装置1の第2治具、例えば垂直治
具部1bへロボツト等の自動搬入機4にて搬入し
て位置決めし、この後ロボツト4にて溶接等によ
り第1ワーク2と第2ワーク3との結合部を結合
するようにしている。
ところで、前記第1ワーク2及び第2ワーク3
は夫々治具装置1の水平治具部1a及び垂直治具
部1bの同一場所へ正確に搬入させばならない。
この場合第1ワーク2は適宜の搬入装置でもつて
簡単に搬入させることができるが、第2ワーク3
は後の加工作業との関係で搬入が困難なため、従
来第2ワーク3の搬入はロボツト4を用いてお
り、しかも搬入ロボツトと溶接ロボツトとを夫々
専用化して設置することは、設備費が高くつく
し、設置スペースも広く必要となつて非実用的で
ある為、一台のロボツトでもつて搬入と溶接とを
共用させるようにしている。またロボツト4にて
第2ワーク3を常に同じ状態で保持できず、位置
決めが困難なため、従来は第2ワーク3を安定し
た状態で位置決め保持できる保持具5を用い、当
該保持具5をロボツト4にて把持させて第2ワー
ク3の搬入を行つている。従つてロボツト4は保
持具5と溶接ガン6とを交互に持ち替えて作業を
行つている。
発明が解決しようとする問題点 従来の治具装置1は第1ワーク2及び第2ワー
ク3の略全域を囲んでクランプするものであるか
ら、第2ワーク3を搬入した際、保持具5と治具
装置1に設けられたクランプ機構7とが干渉し、
第2ワーク3を保持具5に保持させたままでは、
該第2ワーク3を垂直治具部1bへ取付けること
ができないため、ロボツト4は、第2ワーク3を
垂直治具部1bへ搬入すると、保持具5から垂直
治具部1bへ第2ワークを受け渡した後、保持具
5を一旦治具装置1から取出し、変換位置まで移
動させ、ここで保持具5を放し、次に別位置まで
移動して溶接ガン6を把持し、この後治具装置1
の設置位置まで戻り溶接を行つて加工する。加工
完了後は溶接ガン6を所定位置まで搬んで放し、
次に保持具5を把持して次の作業を行つている。
このように保持具5と溶接ガン6とを各加工毎に
異なる場所で持ち替えねばならず、作業効率が非
常に悪かつた。またロボツト4の制御が困難であ
り、ロボツト4や溶接ガン6の移動距離が長いた
め、これらのケーブルが長くなり床上に垂れて移
動に支障を来たしたり或いは床と擦れて損傷する
といつた問題があつた。
問題点を解決するための手段 この発明は第1治具部と第2治具部とからなる
治具装置の、第1治具部及び第2治具部に夫々ワ
ークを位置決め固定した後、両ワークを溶接結合
するものにおいて、第2治具部をメイン治具とサ
ブ治具に分割し、一方のワークを適宜の手段で第
1治具部に固定し、他方のワークをロボツトに保
持させたサブ治具に固定し、ロボツトにて前記サ
ブ治具に固定したワークの周囲をメイン治具に固
定し、次にロボツトがサブ治具を放して溶接装置
に持ち替え、持ち替えた溶接装置にて上記2種の
ワークを溶接結合するようにしたものである。
作 用 上記結合方法であれば、治具装置の第2治具部
へワークを取付けるとき、ワークを取付けたサブ
治具をメイン治具内に組み込むので、該ワークを
サブ治具に取付けたままメイン治具に固定するこ
とができる。従つて、ロボツトはワークを第2治
具部へ供給すると同時にサブ治具を放すことがで
き、該ロボツトはそのまま続けて溶接装置を保持
して溶接作業を行える。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す図面で、車体
のアンダーボデイー(第1ワーク)とサイドボデ
イ(第2ワーク)との組付け工程に使用される治
具装置に適用した場合を示している。同図に示す
様に、治具装置は第1ワーク2を位置決め保持す
るための水平治具部10と第2ワーク3を位置決
め保持するための垂直治具部11とから成り、さ
らに垂直治具部11はメイン治具12とサブ治具
13とで構成してある。
前記メイン治具12はワーク3より十分に大き
い大きさに形成し、その一部に第2ワーク3の一
部が露出する凹部14を形成し、前面に第2ワー
ク3を保持するクランプ機構15を多数持設けて
ある。
前記サブ治具13はメイン治具12の凹部14
に嵌入する大きさに形成し、且つその両側にメイ
ン治具12と重なる位置決め突部16,16を形
成し、当該位置決め突部16,16に位置決め孔
17,17を穿設してあり、サブ治具をメイン治
具12の凹部14内に嵌め込み、位置決め突部1
6,16に穿設した位置決め孔17,17をメイ
ン治具12に突設された位置決めピン18,18
に嵌入させることによりサブ治具13をメイン治
具12内へ相対的な位置決めがなされた状態で組
付けることができるように構成してある。またサ
ブ治具13の前面には第2ワーク3を位置決め保
持するための位置決め機構19を複数設けてあ
る。
20は作業を行うロボツト、21は溶接ガンで
ある。
上記治具装置を用いた組立ては、先ず、水平治
具部10へ第1ワーク2を搬入し、続いてロボツ
ト20にてサブ治具13を把持してメイン治具1
2から取外し、第2ワーク3の待機位置まで移動
させ、ここで第2ワーク3をサブ治具13に供給
し、位置決め機構19にて位置決め固定する。次
にサブ治具13を介して第2ワーク3を移送し、
メイン治具12内に搬入させると共にサブ治具1
3をメイン治具12の凹部14内に挿入し、サブ
治具13に形成した位置決め孔17,17をメイ
ン治具12に形成された位置決めピン18,18
に嵌合させてサブ治具13をメイン治具12内へ
位置決めして固定すると共に第2ワーク3の位置
決めを完了する。この後メイン治具12のクラン
プ機構15,15…にて第2ワーク3を保持させ
る。同時にロボツト20はサブ治具13を放し、
所定の位置まで移動して溶接ガン21を把持して
戻り、第1ワーク2と第2ワーク3とを溶接結合
する。溶接作業が完了すると、ロボツト20は溶
接ガン21を元位置まで移送して放し、続いて組
付け位置まで戻り、サブ治具13を把持する。そ
してメイン治具12に設けられたクランプ機構1
5,15…及びサブ治具13に設けられた位置決
め機構19,19…が開放されて結合された第1
ワーク及び第2ワーク3が取出されると、サブ治
具13をメイン治具12から取だし、次の搬入動
作を行う。
尚、水平治具部1aと垂直治具部1bとは一体
であつても、別体であつてもよい。
発明の効果 この発明によれば、ワークを正確に位置決めす
るためのサブ治具を、ワークと共にメイン治具に
組付けることができ、ロボツトはワーク供給後続
けて溶接治具を保持して溶接作業を行えるので、
サブ治具と溶接装置とを持ち替えるための特別の
作業や時間が不要となり、作業性が大幅に向上す
る。またサブ治具を置くための置台も不要とな
る。さらにロボツトの動作が簡素化されて制御が
簡単になると共に、ロボツトや溶接装置の移動距
離が短くなり、2次ケーブル等の作業用配線等が
短くなつて、これが床上に垂れて作業の支障とな
つたり、損傷したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る治具装置の一例を示す要
部概略斜視図、第2図は従来の治具装置の一例を
示す要部概略斜視図である。 12……メイン治具、13……サブ治具、14
……凹部、15……クランプ機構、17……位置
決め孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1治具部と第2治具部とからなる治具装置
    の、第1治具部及び第2治具部に夫々ワークを位
    置決め固定した後、両ワークを溶接結合するもの
    において、第2治具部をメイン治具とサブ治具に
    分割し、一方のワークを適宜の手段で第1治具部
    に固定し、他方のワークをロボツトに保持させた
    サブ治具に固定し、ロボツトにて前記サブ治具に
    固定したワークの周囲をメイン治具に固定し、次
    にロボツトがサブ治具を放して溶接装置に持ち替
    え、持ち替えた溶接装置にて上記2種のワークを
    溶接結合するようにしたことを特徴とする2種類
    のワークの結合方法。
JP7622586A 1986-04-01 1986-04-01 2種類のワークの結合方法 Granted JPS62236631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7622586A JPS62236631A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 2種類のワークの結合方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP7622586A JPS62236631A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 2種類のワークの結合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62236631A JPS62236631A (ja) 1987-10-16
JPH0341292B2 true JPH0341292B2 (ja) 1991-06-21

Family

ID=13599232

Family Applications (1)

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JP7622586A Granted JPS62236631A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 2種類のワークの結合方法

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Also Published As

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JPS62236631A (ja) 1987-10-16

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