JPH0341022A - 高尿酸血症治療薬 - Google Patents

高尿酸血症治療薬

Info

Publication number
JPH0341022A
JPH0341022A JP17682589A JP17682589A JPH0341022A JP H0341022 A JPH0341022 A JP H0341022A JP 17682589 A JP17682589 A JP 17682589A JP 17682589 A JP17682589 A JP 17682589A JP H0341022 A JPH0341022 A JP H0341022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
dibenzo
hyperuricemia
dimethylaminopropoxy
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17682589A
Other languages
English (en)
Inventor
Suminori Kaio
海尾 澄則
Takahiro Yabuuchi
藪内 隆弘
Tomomichi Umekawa
智通 梅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOE YAKUKOU KK
Research Institute for Production Development
Original Assignee
HOE YAKUKOU KK
Research Institute for Production Development
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOE YAKUKOU KK, Research Institute for Production Development filed Critical HOE YAKUKOU KK
Priority to JP17682589A priority Critical patent/JPH0341022A/ja
Publication of JPH0341022A publication Critical patent/JPH0341022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ジペンゾチエ(またはオキセ)ピン誘導体
を有効成分として含有する高尿酸血症治療薬に関する。
[従来の技術] 特公昭47−28998号公報には、一般式:[式中、
Aはチオ基またはオキシ基を、Xは水素、ハロゲン、ア
ルキル基、アルコキシ基など。
R1はアルキレン基、R2とR3はアルキル基コの化合
物が開示されている。
上記の一般式に属する化合物中、特に、上式8−クロル
ー10−(2−ジメチルアミノエトキシ)ジベンゾ[b
、f]チエビン(一般名:ゾテピン。
以下ZPと鵬記する。)は、中枢抑制作用を有する優れ
た向精神薬として市販されている。
一方、このzpが血清尿酸値低下作用を有することも既
に報告されている(特開昭58−52220号公報参照
)。
[発明が解決しようとする:I!] ZPは、前述のとおり、中枢神経系抑制作用とともに血
清尿酸値低下作用を有することが知られているが、この
zPを高尿酸血症治療剤として使用するには問題がある
。すなわち、ZPの血清尿a値低下作用は、もともと、
ZPを向精神薬として投与した症例において見出された
ものであって、ZPを向精神薬を必要としない1例えば
健康人に対して、上記症例の場合と同程度(75〜15
0 mg/日)を投与した場合、めまい、ふらつき、眠
気、頭痛、脱力感、倦怠感などの向精神薬特有の中枢の
ZPにみられる副作用を考慮し、その後、 2011に
7日といった少ない投与量での尿酸排泄作用の確認も検
討されたが、実用化の域にはほど遠いものといえる。
本発明は、ZPにみられるこのような主作用および副作
用に着目し、向精神薬特有の中枢神経系抑制作用などの
副作用の少ない高尿酸血症治療剤を開発するという問題
を解決するためになされたものである。前記一般式の定
義には含まれるが、具体的に開示されていない化合物を
合成し、試験を行った結果、下記一般式(1)の化合物
、ことに R1が炭素数3または4のフルキレン基で。
RJとR3が同一もしくは異なってメチル基またはエチ
ル基の化合物に選択的に尿酸排泄作用が強く。
一方、中枢神経抑制作用が殆んどみられないことを見出
した6 [課題を解決するための手段] この発明は、一般式([): [式中、Yはチオ基またはオキシ基を、Xは水素、ハロ
ゲン原子または低級アルコキシ基を。
R1は炭素数3または4のフルキレン基を、R2または
R1は同一もしくは異なってメチル基またはエチル基を
それぞれ意味する]で表わされる二環性化合物またはそ
の医薬的に受容な塩を有効成分として含有することを特
徴とする高尿酸血症治療薬に関する。
一般式(r)の中、Xで表わされる置換基におけるハロ
ゲンの例としては、塩素、臭素、弗素などがあげられ、
特に塩素が好ましい、また、Xで表わされる置換基にお
ける低級アルコキシ基とは、炭素数l〜3のアルコキシ
基を意味し5例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ
、インプロポキシがあげられ、好ましくはメトキシであ
る。なお、Xで表わされる置換基の置換位置としては、
6−7−.8−19−位があげられ、特に8位が好まし
く、また、2つ以上置換していてもよい、炭素数3また
は4のアルキレン基には、プロピレン、イソプロピレン
、ブチレンおよびインブチレンが含まれる。
一般式(1)の化合物の医薬的に受容な塩としては1例
えば、マレイン酸、フマル酸、クエン酸。
酒石酸、メタンスルホン酸などの有機酸、または。
塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸などの無機酸との塩が
あげられる。
一般式(1)の化合物は、一部の化合物を除いて新規な
化合物であるが、前記特公昭47−28998号公報記
載の方法を利用して製造することができる。
すなわち、一般式(■): [X、Yの記号は前記と同義コ の二環性化合物に一般式(■): [R1,R@、R1の記号は前記と同義コのジアルキル
アミノアルコールの反応性誘導体をアルカリ性縮合剤の
存在下または非存在下で反応させて製造される。その詳
細は、合成例によって示す。
一般式([)の化合物またはその医薬的に受容な塩を上
記高尿酸血症の治療に用いる場合、患者の年齢、体重、
症状等によって異なるが、通常の成人の場合で、一般式
(1)の化合物として。
3〜600IIg/日、更に好ましくは30〜300m
g/日の範囲内で、1日1〜3回に分けて経口投与する
また、一般式(1)の化合物またはその医薬的に受容な
塩は、通常の医薬製剤、例えば、カプセル剤、散剤、顆
粒剤、錠剤、シロップ剤およびこれらの腸溶性製剤また
は徐放性製剤などの経口用製剤ならびに注射剤、型剤な
どの非経口用製剤として投与される。
製剤用添加物としては1例えば白糖、乳糖、ぶどう糖、
でん粉、D−マンニトール、D−ソルビトール、結晶セ
ルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、タルク、リン
酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム等の賦形剤、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリ
ビニルピロリドン、メチルメタアクリレートメタアクリ
ル酸共重合体、ゼラチン、アラビアゴム、白糖。
でん粉等の結合剤、でん粉、カルボキシメチルセルロー
スおよびそのカルシウム塩、低置換度ヒドロキシプロピ
ルセルロース、クロスカルメロースナトリウム・A型(
アクジゾル)、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルス
ターチ、ラウリル硫酸ナトリウム等の崩壊剤、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、
含水二酸化ケイ酸等の滑沢剤、クエン酸、メントール、
グリチルリチンアンモニウム塩、グリシン、オレンジ粉
末等の矯味剤、安息香酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸
エチル、パラオキシ安息香酸プロピル等の保存剤、クエ
ン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸等の安定化剤、メチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチル
セルロースおよびそのカルシウム塩、N品セルロース等
の駄渭化剤、ポリソルベート80、エマルダン408(
界面活性剤)、エマゾール310(界面活性剤)等の分
散剤、水、注射用蒸留水等の溶剤、カカオ脂、ポリエチ
レングリコール、ウィテプゾール、白色ワセリン、カル
ボキシビニルポリマー等の基剤などが挙げられ、これら
の添加剤は製剤の種類に応じて適宜選択される。
[実 施 例] 本発明に係る一般式(I)で示される化合物およびその
塩類は、尿酸排氾促進作用および利尿作用を有しており
、高尿酸血症および高血圧症などの治療薬として用いる
ことができる。
本発明に係る一般式(【)で示される化合物およびその
塩類は、中枢神経系抑制作用を示さず、尿酸排虐促進作
用および利尿作用を示すことが確認された。以下の試験
例1合成例、製剤例をもって実施例の詳細を説明する。
[試 験 例] 工、:ica化合物 1)8−クロル−10−(3−ジメチルアミノプロポキ
シ)ジベンゾ[b、f]チエピンのマレイン酸塩、[合
成例1、以下)10−002と酩記する、] ii) 1O−(3−ジメチルアミンプロポキシ)ジベ
ンゾ[b、f]チエピンのマレイン酸塩、[合成例4.
以下HLI−001と略記する。コ市)8−クロル−1
0−(3−ジメチルアミノプロポキシ)ジベンゾ[b、
f]オキセピンのマレイン酸塩、[合成例6、以下Hu
−oosと略記する。] tv)10−(3−ジメチルアミノイソブトキシ)ジベ
ンゾ[b、f]チエビンのマレイン酸塩、〔合成例7.
以下HU−006と略記する。]v)8−クロル−10
−(3−ジエチルアミノプロポキシ〕ジベンゾ[)l、
f]チエピンのマレイン酸塩、[合成例8、以下H1l
−007と略記する。コ vi)8−メトキシ−10−(3−ジメチルアミノプロ
ポキシ)ジベンゾ[b、f]オキセピンのマレイン酸塩
、[合成例9.以下Hυ−008と略記する。] vfl)比較薬には前記ZPまたはベンズプロマロンを
用いた。
2、急性毒性試験 5〜7週齢のウィスター系雄性ラットを1群5匹として
用い、試験化合物を0.5%メチルセルロース/生理食
塩液でffl+!濁液とし、静脈内投与および経口投与
した。いずれも試験化合物投与後、2週間経過をI!I
l察し、その間の死亡動物数を求めた。
結果は表1に[死亡数/被検動物数]として示した。
3、中枢神経系抑制試験 i)試験方法 5〜7週齢のウィスター系雄性ラットを用い。
試験化合物を0.5%のメチルセルロース/生理食塩液
で懸濁液とし、静脈内投与および経口投与した。いずれ
も試験化合物投与30分後にアポモルフインをラット尾
静脈内に投与(1、25tg/ 2 ml/kg)して
抗ドーパミン作用をamし、中枢神経系抑制作用の有無
を評価した。
if)試験結果 試験化合物は、表2に示すように、明らかな抗ドーパミ
ン作用は未さず、ZPで問題となっている中枢神経系抑
制作用は認められなかった。
表2 中枢抑制効果試験成績 4、尿酸排泄試験 試験化合物について尿酸排泄効果および利尿効果を指標
として試験した。以下にその詳細について、記載する。
(1)チンパンジーによる試験 i)試験方法 体重48.2〜63.5 kgの雄性チンパンジーを用
いて塩酸ケタミンおよびハロタン麻酔下で行った。
試験化合物は、0.5%メチルセルロース液で!@濁液
とし、胃カテーテルを用いて試験化合物を4mg/kg
の投与量で強制経口投与した。また、同時にイヌリンの
一定量(初期50vn g / kg、以後3mg/k
g/分)を静脈内に連続投与した。試験開始前および試
験化合物投与後4時間目まで、一定時間ごとに膀胱カテ
ーテルを用いて採尿し、単位時間あたりの排尿量、尿中
尿酸排泄量および尿中イヌリン排泄量を測定し、尿酸ク
リアランス値、イヌリンクリアランス値および[尿酸ク
リアランス値とイヌリンクリアランス値]の比を算出し
た。
ii)試験結果 本発明の一般式(1)で示される化合物は1表3に示す
ように、試験化合物投与前に比し、試験化合物投与後、
 HU−002およびZPは排尿量、尿中尿酸排泄量が
ともに増加し、また、[尿酸クリアランス値とイヌリン
クリアランス値]の比も増加を示し、明らかに利尿効果
および尿酸排泄促進効果をあられした。なお、この作用
には、持続性が認められた。
(2)ラットによる試験 i)試験方法 エフ時間絶食した体重152〜252 gのWiste
r系ラットを1ケージに5匹ずつ入れ、6ケージ、合計
30匹を1群とし、オキソン酸カリウムの生理食塩液2
50mg/kgを腹腔内に投与し、直ちに0.5%メチ
ルセルロース/生理食塩液に懸濁させた試験化合物を8
0mg/ 25m1/ kgの投与量で経口投与した。
試験化合物投与後、6時間、24時間の自然法を採取し
、尿量を測定し1体重1kgあたりの尿量を算出した。
また、尿中尿酸量をHPLC法により測定した。
なお、対照群にはオキソン酸カリウムの生理食塩液25
0mg/kgを腹腔内に投与し、直ちに0.5%メチル
セルロース/生理食塩液を25m1/kgの投与量で経
口投与した。また、比較薬としてZP(40mg/kg
)およびベンズプロマロン(80a+g/kg)を試験
化合物と同様に投与した。
ii)試験結果 本発明の一般式(r)で示される化合物は1表4および
表5に示すように、対照群に比し、試験化合物投与群で
はいずれも、排尿量および尿中尿酸排泄量が増加し、そ
の作用は、ZPと同等以上でまた。高尿酸血症治療薬と
して繁用されているベンズプロマロンよりも顕著で、明
らかな利尿効果および尿酸排泄促進効果をあられした。
表4 オキソン酸処置ラットに試験化合物を経口投与し
た後の平均尿量 虐:平均値 下段:標準誤差 * : (P<0.05) 韓: (P(0,01) を検定 表5 オキソン酸処置ラットに試験化合物 を経口投与した後の平均尿中床a2量 下段:標準誤差 林: (P<0.01) [合 成 例] 合成例ニ 一般式(1)においてY=S、X=C1,R”=CH□
CH2CH,,R”およびR3= CH,である化合物
(以下、HU−002という)のマレイン酸塩の合成 60%水素化ナトリウム6.0gを無水ジメチルホルム
アミド30IIlに懸濁し、これに8−クロル−10,
11−ジヒドロジベンゾ[b、f)チエピン−10−オ
ン26.0 gを無水ジメチルホルムアミド300m1
に溶解して室温で滴下し、 80’Cで2時間撹拌した
6次にα−ジメチルアミノプロピルクロリド24.2 
gを無水ジメチルホルムアミド200−1に溶解して室
温で浦下し、60℃で18時間撹拌した。冷機1反芯液
を氷水中に注ぎ、エーテルで3回抽出し、抽出液を無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残留
物のエタノール溶液にマレイン酸12.0 gのエタノ
ール溶液を加え。
水浴上で30分間加温し、冷接、析出した結晶をろ集し
、これをメタノールから再結晶して、融点159〜16
0℃の無色の結晶、8−クロル−10−(3−ジメチル
アミノプロポキシ)ジベンゾcbf]チエピンのマレイ
ン酸塩34.0 gを得た。
元素分析値(%) : c z 3 HZ 4 Ci 
No s s計算値 C59,80,H5,24、Cl
 7.67、 N 3.03. S 6.94゜実測値
 C59,69、H5,15,C17,68、N 3.
11. S 6.86゜NMR(DMSO−d6) δ: 2.00−2.80(2)1. m)、 2.9
3(6)1. S)、3.40(2)1. t、 J=
6Hz)4.20(2)1. t、 J=6Hz)、 
6.20(2H,S)、 6.62(IH,S)、 7
.15−7.85(91(、lI) 合成例2 一般式(1)においてY=S、X=C1、R1=CH,
CH,CH,、R”およびR’ = C)I、である化
合物(HU−002)の合成 8−クロル−10−(3−ジメチルアミノプロポキシク
ジベンゾ[b、f]チエピンマレイン酸塩13.9 g
ニ5%水酸化ナトリウム水tljM 100m1および
エーテル200Illを加えて振り混ぜた後、エーテル
層を分取し、水層をエーテルで2回抽出し、これをエー
テル層に合わせ、エーテル層を水で2回洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後。
エーテルを留去して8−クロル−1o−(3−ジメチル
アミノプロポキシ)ジベンゾrb、fコチェピンの油状
物質9.8gを得た。この油分を放置すると固化した。
これをn−ヘキサンから再結晶すると融点41〜43℃
の無色結晶を得た。
元素分析値(%) : Cts 82゜ClNO3計算
値C65,98,H5,83、C110,25,N 4
.05、S 9.27゜実測値C65,81,H5,7
6、C110,23、N 4.01. S 9.29゜
NMR(CDCI、) δ: 1.70−2.05(2H,m)、 2.14(
6H,S)、 2.25(2H,む、 J=7Hz)。
3.93(2)1.  t、  J=6Hz)、  6
.22(IH,S)、  6.90−7.50(78,
m)合成例3 一般式(1) においてY=S、X=C1,R”=CH
CHx CHx、R2およびR3=CH,1?アル化合
物(HU−002)の塩酸塩の合成 8−クロル−10−(3−ジメチルアミノプロポキシ)
ジベンゾ[b、f]チエピン6.9gを無水エーテル1
00m1に溶解し、これに5%塩化水素エタノール溶液
を撹拌しなから冷時滴下して中和し、析出した結晶をろ
集し、残留物をエタノール・エーテルから再結晶して融
点162〜163℃の8−クロル−10−(3−ジメチ
ルアミノプロポキシ)ジベンゾ[b、f]チエピン塩酸
塩の無色の結晶6.1g  を得た。
元素分析値(%) : C1s H2□C1□NO5計
算値C59,68,H5,54,CI 1g、54. 
N 3.66、 S 8.39゜実測M C59,42
、H5,41,Cl 18.67、N 3.74. S
 8.24゜NMR(DMSO−d6) δ: 2.00−2.70(2H,m)、 2.85(
6)1. S)、 3.37(2H,t、 J=6Hz
)。
4.24(2H,t、 J=6)1z)、 6.66(
18,S)、 7.10−7.90(8H,m)合成例
4〜9 合成例1に準じて、一般式(1)で表わされるジベンゾ
チエビン誘導体のマレイン酸塩を得た。
その生成物の融点および元素分析値を表6に示す。
表6 ジベンゾチエピン誘導体のマレイン酸塩[11剤 例] 製剤例1 8−クロル−11−(2−ジメチルアミノプロポキシ)
ジベンゾ[b、f]チエピンのマレイン酸塩 以下、化合物HU−〇〇2と略記する 100重量部 結晶セルロース          18カルボキシメ
チルセルロース ナトリウム           2 白糖              200サツカリンナ
トリウム       0.3デヒドロ酢酸ナトリウム
      2クエン酸              
0.1上記の各成分をとり、常法により精製水に懸濁し
、全量を1000重量部としてシロップ剤とする。
製剤例2 化合物HU−002500重量部 乳糖             300でん粉    
        200上記の各成分を混合し、tgに
より散剤とする。
製剤例3 化合物HU−0025000重量部 乳糖            4500でん粉    
        300ヒドロキシプロピルセルロース
 200上記の各成分を混合し、常法により顆粒剤とす
る。
製剤例4 化合物HU−002500重量部 D−マンニトール      1987ステアリン酸マ
グネシウム    13上記の各成分を混合し、これを
常法により通常の硬ゼラチンカプセルのそれぞれに充填
し、化合物HU−002を50mgずつ含むカプセル剤
とする。
製剤例5 化合物HU−0025000重量部 乳a’f             4100結晶セル
ロース       1400エチルセルロース   
    600ヒドロキシプロピルセルロース1800
ステアリン酸マグネシウム   100上記の各成分を
混合し、常法により打錠して1錠中化合物HU−002
を50mgずつ含むようにした後、常法によりコーティ
ングし、フィルムコーティング錠とする。
製剤例6 化合物HU−002100重量部 ポリエチレン グリコール1500    1575 ポリエチレン グリコール4000     525 上記の各成分を混合し、常法により1細巾化合物HU−
002を工○Omgずつ含む型剤とする。
製剤例7 化合物HU−002 結晶セルロース カルボキシメチルセルロース ポリビニルピロリドン ステアリン酸マグネシウム ヒドロキシプロピルメチル セルロースフタレート     45 白糖               45沈降炭酸カル
シウム       25タルク          
                  10アラビアゴ
ム末           3ゼラチン       
      2上記の各成分をとり、常法により打錠し
て1錠中化合物HU−002を100mgずつ含む錠剤
とした後、常法により腸溶皮膜をコーティングし。
常法により糖衣して腸溶性糖衣錠とする。
100重量部  5 工 0 製剤例8 化合物HU−002100重量部 結晶セルロース         65カルボキシメチ
ルセルロース   10ポリビニルピロリドン    
    4ステアリン酸マグネシウム     1ヒド
ロキシプロピル メチルセルロースフタレート  45 エチルセルロース         12ヒドロキシプ
ロピルセルロース  36上記の各成分をとり、常法に
より打錠して1錠中化合物HU−002を100m、g
ずつ含む錠剤とした後、常法により腸溶皮膜をコーティ
ングし。
更に常法によりコーティングして腸溶性コーティング錠
とする。
製剤例9 化合物HU−o 02 白糖 でん粉 ヒドロキシプロピル メチルセルロース エチルセルロース ステアリン酸マグネシウム 500重量部 5 工 ○ 80 5 0 上記の各成分を混合し、常法により顆粒Aおよび顆粒B
とし、それぞれを混合し、これを通常の硬ゼラチンカプ
セルに充填して1力プセル中化合物HU−002を50
mgずつ含む徐放性のカプセル剤とする。
製剤例10 化合物)(U−002500重量部 ポリソルベート80       50パラ安息香酸エ
チル        5パラ安息香酸プロピル    
   5上記の各成分をとり、常法により注射用蒸留水
に1!!濁し、全量を10000容量部とし、各211
11のアンプルに充填し、乾熱滅菌を行い、化合物HU
−002を5%含む注射剤とする。
[発明の効果] 本発明に係る高尿酸血症治療薬は、既知のZPにみられ
る様な中枢神経系抑制作用がないため。
めまい、ふらつき、眠気、頭痛、脱力感11怠感などの
副作用を伴うことなく、尿酸排泄および利尿を促進する
ことが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yはチオ基またはオキシ基を、Xは水素、ハロ
    ゲン原子または低級アルコキシ基を、R^1は炭素数3
    または4のアルキレン基を、R^2またはR^3は同一
    もしくは異なってメチル基またはエチル基をそれぞれ意
    味する]で表わされる三環性化合物またはその医薬的に
    受容な塩を有効成分として含有することを特徴とする高
    尿酸血症治療薬。 2,8−クロル−10−(3−ジメチルアミノプロポキ
    シ)ジベンゾ[b,f]チエピン、8−クロル−10−
    (3−ジエチルアミノ プロポキシ)ジベンゾ[b,f]チエピン、10−(3
    −ジメチルアミノイソブトキシ)ジベンゾ[b,f]チ
    エピン、 10−(3−ジメチルアミノプロポキシ) ジベンゾ[b,f]チエピン、 またはその医薬的に受容な塩 を含有する請求項1記載の高尿酸血症治療薬。 3,8−クロル−10−(3−ジメチルアミノプロポキ
    シ)ジベンゾ[b,f]オキセピン、8−メトキシ−1
    0−(3−ジメチルアミ ノプロポキシ)ジベンゾ[b,f]オキセピン、 またはその医薬的に受容な塩 を含有する請求項1記載の高尿酸血症治療薬。
JP17682589A 1989-07-07 1989-07-07 高尿酸血症治療薬 Pending JPH0341022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17682589A JPH0341022A (ja) 1989-07-07 1989-07-07 高尿酸血症治療薬

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17682589A JPH0341022A (ja) 1989-07-07 1989-07-07 高尿酸血症治療薬

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0341022A true JPH0341022A (ja) 1991-02-21

Family

ID=16020501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17682589A Pending JPH0341022A (ja) 1989-07-07 1989-07-07 高尿酸血症治療薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0341022A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005079785A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Nippon Suisan Kaisha, Ltd. 高尿酸血症および/または痛風治療剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005079785A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Nippon Suisan Kaisha, Ltd. 高尿酸血症および/または痛風治療剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3238397B2 (ja) 新規のスルホニル化合物
JP2002507603A (ja) イミダゾロン食欲抑制薬:i.非環式誘導体
JP4814789B2 (ja) 6−ヒドロキシベンズブロマロン又はその塩からなる医薬組成物
JP3295277B2 (ja) 抗腎疾患剤及びベンズイミダゾール誘導体
DK172192B1 (da) Nye benzothiazepinderivater, fremgangsmåder til fremstilling deraf og farmaceutiske præparater
CA2433190C (en) Amlodipine hemimaleate
JP3086007B2 (ja) 利尿作用を有する医薬品およびその製造方法ならびに新規の3,7−ジアザビシクロ〔3.3.1〕ノナン化合物およびその製造方法
US4091105A (en) 2-Imino-3-aminothiazolidines and indoleamine-N-methyltransferase inhibition
JP2726999B2 (ja) イミダゾ[2,1−b]ベンゾチアゾール誘導体及び該化合物を有効成分とする抗潰瘍剤
JPH0341022A (ja) 高尿酸血症治療薬
JPS6219577A (ja) 新規なベンジルピペラジン誘導体および該化合物を有効成分とする医薬組成物
JP2577994B2 (ja) 脳血流増加剤
JP2010159293A (ja) 5−アミノサリチル酸のアゾ誘導体のナトリウム塩
JP2678768B2 (ja) テトラヒドロイミダゾ[2,1−b]ベンゾチアゾール誘導体及び該化合物を有効成分とする抗潰瘍剤
JP3562770B2 (ja) ベンズアゼピン−2−オン誘導体
JPH05506654A (ja) 1,5―ベンゾチアゼピノン誘導体、その製法および医薬品用途
WO2001000613A1 (fr) Composes de benzimidazole et medicaments les contenant
JPH08109177A (ja) シクロアルキルアルキルアミン誘導体およびその用途
JP2559596B2 (ja) オキサゾリン誘導体
JP3733457B2 (ja) 新規シクロヘキシル脂肪酸誘導体
JPH03284669A (ja) 4―フェニルフタラジン誘導体
HUT54498A (en) Process for producing pharmaceutical compositions comprising 10-amino-5,6-dihydro-11h-dibenzo(b,c)azepine-6,11-dione or its derivatives and process for their use to treat incontinence of urine
JPH04211666A (ja) 4−フェニルフタラジン誘導体
AU2001100436A4 (en) Amlodipine hemimaleate
JPH01287023A (ja) 利尿剤