JPH0340956B2 - - Google Patents

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JPH0340956B2
JPH0340956B2 JP12141982A JP12141982A JPH0340956B2 JP H0340956 B2 JPH0340956 B2 JP H0340956B2 JP 12141982 A JP12141982 A JP 12141982A JP 12141982 A JP12141982 A JP 12141982A JP H0340956 B2 JPH0340956 B2 JP H0340956B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/792Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with charge trapping gate insulator, e.g. MNOS-memory transistors

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  • Computer Hardware Design (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はMIOS(金属−絶縁体−酸化物−半導
体)型不揮発性メモリの記憶の書込消去の方法に
関する。
MIOS型不揮発性メモリ、なかでもMNOS(金
属−窒化物−酸化物−半導体)型不揮発性メモリ
は、集積電極のフローテイングゲート型不揮発性
メモリとともに電気的に書込消去が可能な読み出
し専用メモリ(EEPROM)として広く使用され
始めてきた(以後MIOS型メモリはMNOS型メ
モリで代表させるものとして、後者での議論は特
に断わらない限り全て前者に当てはまるものとす
る)。MNOS型とフローテイングゲート型とを比
較した場合、前者には記憶の書込消去による素
子劣化が少ないゲート絶縁膜のうちの酸化膜部
分(約20A°と極めて薄い)に欠陥があつた場合
も素子特性にほとんど影響が出ないという長所が
あり、後者には記憶の保持特性が良いという長所
がある。また、記憶の書込消去を行なう場合につ
いてみるとフローテイングゲート型では単極性の
電圧、例えば+25Vの電源があれば良かつたが、
MNOS型では双極性の電圧、例えば+25Vと−
25Vの電源が必要であり、フローテイングゲート
型に比べてMNOS型メモリの不利な点の一つで
あつた。ここではまず最初にMNOS型メモリの
基本動作について説明を行なう。一例としてnチ
ヤンネルMNOS型トランジスタをとりその記憶
の書込及び消去時の標準的なバイアス電位とその
時の電荷の動きとを第1図に示した。第1図aは
記憶の書込で、n型のソース14、ドレイン15
とp型の基板16とを同一の電位V0とし(通常
はグランド電位とする)これよりも十分に高い電
位V1をゲート電極11に与えると、チヤンネル
部分に形成されたn型の反転層17及びソース1
4、ドレイン15から窒化シリコン膜層12に電
子が注入される。
この時、この注入電子は薄い酸化シリコン膜1
3を貫通するトンネル電流として流れる。第1図
bは記憶の消去でソース14、ドレイン15、基
板16をやはり同一の電位V0にし、ゲート電極
11にこれよりも十分に低い電位V2を与えると
窒化シリコン膜層12に蓄積されていた電子がト
ンネル現象により基板16に放出される。
第2図には基板、ゲート間の電圧を横軸にと
り、その時のMNOS型トランジスタのしきい値
電圧を縦軸にとつたメモリヒステリシス曲線を示
した。以上の動作を標準的なMNOS型トランジ
スタで考えると、通常V1−V0+25V、V2−V0
−25V、であるからV0に対して±25Vの双極性
の電圧が必要になる。この様に双極性の電圧が要
求される動作では例えば同一IC集積回路チツプ
内にMNOS型メモリと電圧昇圧回路(例えばコ
ツククロフト回路)を設け、内部電源によりメモ
リ内容の変更を行なう様なシステムを構成する場
合に問題となり、MNOS型トランジスタに双極
性の電圧を印加するには、このMNOS型トラン
ジスタと電圧昇圧回路との間をSOS(シリコン・
オン・サフアイア)の様な技術を用いて電気的に
絶縁するか、さもなければ、ウエル分離による電
気的絶縁を用い、かつ2つの電圧昇圧回路を設け
る必要がり実用上の大きな制約となる。
この様にMNOS型メモリには書込消去電圧の
極性の問題があることから、単極性電圧による書
込消去の方法も提案されている(Y.Uchida、N.
Endo、SSaito and Y.Nishi IEEE Trans。
Electron Devices、ED−24、688(1977))。
この方法は書込の際、ソース及びドレインと基
板との間合に高電圧の逆バイアス電圧を印加し、
アバランシエ・ブレーク・ダウンを起こし、生成
したホツトな電子の一部をその運動エネルギーを
用いて窒化膜層中に注入するという原理に基く。
この方法は単極性書込消去という点で優れたもの
であるが前述の様にホツトな電子を用いるた
め、書込の際のゲート絶縁膜へのダメジが大きく
なるアバランシエ・ブレーク・ダウンによる電
荷の注入は効率が悪いため消費電流が大きくなる
素子設計がむずかしい等の問題点をもつてい
る。
本発明はかかるMNOS型メモリの書込消去の
問題に鑑み、マトリクス状に形成したMNOS型
トランジスタのメモリ・アレーに於いて該アレー
中の任意の位置にある単一のMNOS型トランジ
スタの記憶の書込及び消去を行なうことができ
て、尚かつこの時の電圧は単極性電圧で十分であ
り、しかもアバランシエ注入を用いない手段を提
供するものである。
以下図面を用いて詳細な説明を行なう。
第3図は本発明によるMNOS型トランジスタ
のメモリアレーのマトリクス構造を示す図であ
る。ここでは(2×2)の最小のマトリクス構造
を示して説明を行なうが、以下に説明する扱いが
容易により大規模なマトリクス構造にまで拡張で
きることは明白である。まず全体の構成である
が、マトリクスの構成単位となる単位セルには1
個のnチヤンネル(pチヤンネル:以下括弧内同
士が対応)MNOS型トランジスタ39aと第一
及び第二の2個のpチヤンネル(nチヤンネル)
MOS(金属−酸化物−半導体)トランジスタ37
a,38aとがあり、前記MNOS型トランジス
タはp型(n型)の拡張領域であるpウエル(n
ウエル)25の中に形成されている。
更にこの単位セル内では前記の2個のMOSト
ランジスタのそれぞれのドレインが、前記
MNOS型トランジスタのゲート電極に接続され
ており、この様な単位セルが第3図に示す様にn
型(p型)の基板22の上にマトリクス状に配置
されている。このマトリクスで同一X軸上に並ん
だMNOS型トランジスタ39aと39b及び3
9cと39dとはそれぞれウエルが25,28で
接続され、やはり同一X軸上の第一のMOSトラ
ンジスタ37aと37b及び37cと37dは
X1電極23及び26により、同じく第二のMOS
トランジスタ38aと38b及び38cと38d
はX2電極24及び27により相互にソースが接
続されている。また、このマトリクスで同一Y軸
上に並んだMNOS型トランジスタ39aと39
c及び39bと39dとはそれぞれ、Ys電極2
9及び33により相互にソースが、そしてYd
極32及び36により相互にドレインが接続され
ている。
更に同一Y軸上に並んだ第一のMOSトランジ
スタ37aと37cと及び37bと37dのゲー
ト電極がY1電極30及び34、そして第二の
MOSトランジスタ38aと38c及び38bと
38dのゲート電極がY2電極31及び36によ
り相互に接続されている。通常、第一及び第二の
MOSトランジスタは基板上に直接形成してバル
クを基板と同電位にとるようにするが、絶縁物や
PN接合を用いてバルク電位を適当に制御するこ
とも可能である。以下記憶の書込と消去の動作に
ついてnチヤンネルMNOS型トランジスタの場
合に述べるが、容易に類推できる様にpチヤンネ
ルMNOS型トランジスタにも簡単な極性の変換
で適用できる。
まずn型の基板22は常に電位V0(通常はグラ
ンド電位)に固定されているものとし、記憶の書
込をMNOS型トランジスタ39aにだけ選択的
に行なう場合について説明を行なう。書込を行な
うべきMNOS型トランジスタ39aを含むpウ
エル25の電位VX3をV0よりも低くし、基板と
pウエルとの間を逆にバイアスにしておく。
MNOS型トランジスタ39aに接続するYs
極とYdにはVX3に等しいかまたはVX3よりも高
い電位VY1及びVY4をそれぞれに与え、更に該
MNOS型トランジスタと同じ単位セル内にある
第一のMOSトランジスタ37aのソースに接続
するX1電極23にはVX3、VY1、VY4の何れよ
りも十分に高い電位で、これが該MNOS型トラ
ンジスタのゲート電極に与えられると該MNOS
型トランジスタのゲート絶縁膜に十分に大きな電
圧が印加され該ゲート絶縁膜中にその直下のpウ
エルやソース、ドレインより電子が注入される様
な電位VX1を与える。
このバイアス状態で前記単位セル内の第一の
MOSトランジスタ37a及び第二のMOSトラン
ジスタ38aの各ゲート電極に接続するY1電極
30及びY2電極31には、該第一のMOSトラン
ジスタが導通状態でかつ、該第二のMOSトラン
ジスタが非導通状態となる様な電位VY2とVY3
とをそれぞれに与える。この電位は前記第一及び
第二のpチヤンネルMOSトランジスタ37a,
38aの特性によつて決められるものであるが、
通常この両者は同一の特性を持つ様に製造される
ことから、一般にVY2とVY3とは反転した位相
関係にある。この様に電位を与えることで、
VX1の電位がMNOS型トランジスタ39aのゲ
ート電極に与えられ、先述した様に該MNOS型
トランジスタのゲート絶縁膜中に電子が注入さ
れ、記憶の書込がなされる。この時、電子の注入
量は近似的には前記ゲート絶縁膜に印加される電
圧に指数関数的に依存して増大するが、この電圧
を決めるのは、主としてゲート電極の電位チヤン
ネル部分の電位とである。そしてチヤンネル部分
の電位は該チヤンネルのn型反転層とつながつた
ソースとドレインの電位で定まるから、前記の電
位注入動作はVX1とVY1またはVX1とVY4との
関係で決められることになる。通常は該MNOS
型トランジスタのソースとドレインは等電位にと
るからVY1=VY4とする。
尚Ys電極29とYd電極32の何れか一方をフ
ローテイングにしてもVY1=VY4としたのと同
様になり、この様な書込方法も可能である。さ
て、ここで記憶の書込を行なうMNOS型トラン
ジスタ39aとは接続していないYs電極33及
びYd電極36とにはpウエル25との接合が順
バイアスにならない様な電位VY5及びVY8をそ
れぞれ与え、該MNOS型トランジスタを含まな
い残りのpウエル28には該ウエルが接している
全てのn型領域との間が何れもゼロバイアスまた
は逆バイアスになる様な電位VX6を与える。
更に該MNOS型トランジスタ39aと接続し
ていないX1電極26及び全てのX2電極24,2
7には、各々が各単位セルで第一または第二の
MOSトランジスタを介して接続しているMNOS
型トランジスタ39b,39c,39dのゲート
電極に与えられた場合にも該MNOS型トランジ
スタのゲート絶縁膜中への電子注入が起こらない
程度にしか該ゲート絶縁膜に電圧がかららない様
な電位VX4及びVX2、VX5をそれぞれに与える。
ここで、前記MNOS型トランジスタ39aと
マトリクス上で同一X軸上にあるMNOS型トラ
ンジスタ39bでの記憶の書込を阻止するために
は、該MNOS型トランジスタ39bのゲート電
極に接続する第一のMOSトランジスタ37bと
第二のMOSトランジスタ38bのうち第二の
MOSトランジスタを導通状態にして第一のMOS
トランジスタを非導通状態にすれば良く、この結
果MNOS型トランジスタ39bのゲート電極に
はVX2なる電位が与えられ、ゲート絶縁膜への
電子注入は起こらない。
従つてY1電極34及びY2電極35とには上述
の条件を満たす様な電位VY6及びVY7を与えれ
ばよいが、この両者は通常の条件下では先に述べ
たと同様で反転した位相関係になる。
また書込を行なうMNOS型トランジスタ39
aとはマトリクス上で異なつたY軸上に属する
Ys電極33及びYd電極36の少なくとも一方ま
たは双方をフローテイングにし、他は前記の通り
のバイアスとしても該Y軸上にあるMNOS型ト
ランジスタへの記憶の書込は起こらない。
以上の方法によりMNOS型トランジスタ39
aだけへの記憶の書込が達成され、残りの全ての
MNOS型トランジスタへの記憶の書込を阻止す
ることができる。
次に記憶の消去を単一のMNOS型トランジス
タ例えば39aのみについて行なう方法について
の説明を行なう。
決板22は常に電位V0(通常はグランド電位)
に固定されているとして、pウエル25及び28
の電位はそれぞれV0に等しいか、V0よりも低い
VX9及びVX12としておき、全てのYs電極29及
び32と全てのYd電極32及び36とはそれぞ
れが接続しているMNOS型トランジスタのソー
ス及びドレインとpウエル25及び28との間が
何れもゼロバイアスまたは逆バイアスになる様な
電位として各々順にVY9、VY12、VY13、VY16
なる電位を与える。
尚これらのYs電極、Yd電極の電位は何れも
MNOS型トランジスタの記憶の消去を行なう際
大きな影響を持たない。ここで、記憶の消去を行
なうべきMNOS型トランジスタ39aを含む単
位セルに接続しているX1電極23には同一のX
軸上にあるpウエル25の電位VX9に比べて十
分に低い電位VX7を与え、更には残りのX1電極
26と全てのX2電極24及び27とにはVX9
比較的近い電位を与える。
そして、第一のMOSトランジスタ37aと第
二のMOSトランジスタ38bとが導通状態とな
り、第二のMOSトランジスタ38aと第一の
MOSトランジスタ37bとが非導通状態となる
様な電位をそれぞれY1電極30及び34、Y2
極31及び35に与え、それをVY10及びVY14
VY11及びVY15とするならば、MNOS型トラン
ジスタ39aのゲート電極のみにVX7なる低い
電位が与えられ、該トランジスタ39aのエート
絶縁膜には該絶縁膜中の電子が放出されるに足る
十分な電圧が印加される。この間他のMNOS型
トランジスタ39b,39c,39dのゲート絶
縁膜には微小な電圧しか印加されず、単一の
MNOS型トランジスタのみの記憶の消去ができ
ることになる。
また、この方法によれば同一X軸上または同一
Y軸上の全てのMNOS型トランジスタの記憶を
一時に消去(書込についても同様)できることは
容易に示され、更にはマトリクス全体を一時に消
去することも勿論可能である。
尚、上記の記憶の書込及び消去の説明でY1
極とY2電極には反転した位相の電位を与えるこ
とは既に述べたが、これによつて、各単位セル内
の第一のMOSトランジスタと第二のMOSトラン
ジスタのうち少なくとも一方が導通状態となるこ
とを前提としている。
以上説明を行なつた記憶の書込及び消去の動作
をより簡潔に行なうには幾つかの電極を共通にと
れば良い。例えば、書込の際、VX1=V0、VX2
=VX3=VX4=VX5=VX6=VY1=VY4=VY5
=VY8=Vaとすることが可能であり、消去の際、
VX1=Vb、VX2=VX3=VX4=VX5=VX6
VY1=VY4=VY5=VY8=V0としても良く、こ
こで、Va=Vbとすれば、書込消去のための電圧
は、v=Va=V0のみとなり、適当な電圧昇圧回
路を用いてV0(通常はグランド電圧)に対してv
なる電圧を用意すれば良いことになり極めて簡単
な動作となしうる。この他にMNOS型トランジ
スタのゲート電極に接続したMOSトランジスタ
を制御する電圧も必要であるが、これらは通常の
MOSトランジスタであり、特に昇圧回路等を要
せず、更に前述の説明からわかる様にVY2
VY7、VY3=VY6として用いることが可能であ
り、その一方をV0に等しくとれることから、こ
の電圧に関する問題は無い。
第3図のマトリクス構成に於いて、これまでに
述べた様な電位を与えるならば、マトリクス内の
任意の位置のMNOS型トランジスタの記憶を消
去したり、書込んだりすることが可能であること
を示した。
更に本発明は第4図の様に各単位セル内に前記
MNOS型トランジスタのドレインに接続された
ソースを有する制御トランジスタ48a,48
b,48c,48dを設けた様な構成に於いても
同様に適用しうる。本構成においては、同一X軸
上の該制御トランジスタのゲート電極はX3電極
43a,43bにより相互に接続され、また同一
Y軸上の該トランジスタのドレインはYd電極1
44,148により相互に接続されるものであ
る。この場合は例えば該制御トランジスタをデプ
レシヨン型に作り、記憶の書込及び消去を行なう
際には該制御トランジスタのゲート電極41a
(及び41b)とバルクに当るpウエル44a(及
び44b)とを短絡しておけば第4図の回路はそ
のまま第3図の回路に帰着され、第3図について
詳述した方法をそのまま用いることができる。
以上の様にMNOS型トランジスタによるメモ
リについて単極性電圧による書込消去が可能とな
り、特に同一ICチツプ内に電圧昇圧回路を内蔵
した様な場合に有効なことが明らかになつた。
しかし、例えば時計や小型携帯機器などで
1.5Vの銀電池や3Vのリチウム電池を電源とする
電圧系の回路で上記の内部電源による書込消去を
行なおうとする場合、従来のMNOS型トランジ
スタの記憶の書込消去に要する標準的な電圧が
25Vと比較的大きいため、周辺回路の絶縁破壊対
策が必要になつたり、電圧昇圧回路の効率が悪く
なる等の問題が発生する。
この様な実用上の困難さに対して例えば、第5
図に示した様なMONOS(金属−酸化物−窒化物
−酸化物−半導体)型トランジスタを用いれば、
よい(平石、鈴木、石井、林応用物理学会講演予
稿集、4P−R−11、1982年春)。
該MONOS型トランジスタは基本的な動作は
MNOS型トランジスタと同様であるが、記憶の
書込消去に要する電圧は10V以下と従来の
MNOS型トランジスタに比べて著しく低く、前
記の様な低電圧系の回路での問題も除去しうるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来型のMNOS型トランジス
タへの記憶の書込消去の説明図、第2図は
MNOS型トランジスタのメモリヒステリシス曲
線、第3図及び第4図は本発明によるMNOS型
トランジスタへの記憶の書込消去の説明図、第5
図はMONOS型トランジスタの断面図である。 12,55……窒化シリコン膜、13,54,
56……酸化シリコン膜、14,15……ソー
ス、15,53……ドレイン、16,22,4
0,51……基板、39a,39b,39c,3
9d,49a,49b,49c,49d……
MNOS型トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単位メモリセルをマトリクス状に配置するメ
    モリマトリクスの構成要素は、第1導電型の半導
    体基板に形成する第2導電型のウエルと、該ウエ
    ルに形成する第1導電型のMIOS型不揮発性メモ
    リトランジスタと、該半導体基板に形成する第2
    導電型の第1および第2のMOSトランジスタと
    を有し、 該単位メモリセル内の接続は、該第1のMOS
    トランジスタのドレインと該第2のMOSトラン
    ジスタのドレインと該MIOS型不揮発性メモリト
    ランジスタのゲート電極とを共通に接続し、 前記単位メモリセル間の接続は、同一の行に並
    んだ前記単位メモリセルの各ウエルを接続する行
    電極線Xwと、前記第1のMOSトランジスタの各
    ソースを接続する行電極線X1と、前記第2の
    MOSトランジスタの各ソースを接続する行電極
    線X2と、同一の列に並んだ前記単位メモリセル
    の前記MIOS型不揮発性メモリトランジスタの各
    ソースを接続する列電極線Ysと、同一の列に並
    んだ前記単位メモリセルの前記MIOS型不揮発性
    メモリトランジスタの各ドレインを接続する列電
    極線Ydと、前記第1のMOSトランジスタの各ゲ
    ート電極を接続する列電極線Y1と、前記第2の
    MOSトランジスタの各ゲート電極を接続する列
    電極線Y2とを有することを特徴とする半導体不
    揮発性記憶装置。 2 単位メモリセルをマトリクス状に配置するメ
    モリマトリクスの構成要素は、第1導電型の半導
    体基板に形成する第2導電型のウエルと、該ウエ
    ルに形成する第1導電型のMIOS型不揮発性メモ
    リトランジスタと、該半導体基板に形成する第2
    導電型の第1および第2のMOSトランジスタと、
    前記ウエルに形成する第1導電型の制御トランジ
    スタとを有し、 該単位メモリセル内の接続は、該MIOS型不揮
    発性メモリトランジスタのドレインと該制御トラ
    ンジスタのソースとを共通に接続し、さらに該第
    1のMOSトランジスタのドレインと該第2の
    MOSトランジスタのドレインと前記MIOS型不
    揮発性メモリトランジスタのゲート電極とを共通
    に接続し、 前記単位メモリセル間の接続は、同一の行に並
    んだ前記単位メモリセルの各ウエルを接続する行
    電極線Xwと、前記第1のMOSトランジスタの各
    ソースを接続する行電極線X1と、前記第2の
    MOSトランジスタの各ソースを接続する行電極
    線X2と、前記制御トランジスタの各ゲート電極
    を接続する行電極線X3と、同一の列に並んだ前
    記単位メモリセルの前記MIOS型不揮発性メモリ
    トランジスタの各ソースを接続する列電極線Ys
    と、前記制御トランジスタの各ドレインを接続す
    る列電極線Ydと、前記第1のMOSトランジスタ
    の各ゲート電極を接続する列電極線Y1と、前記
    第2のMOSトランジスタの各ゲート電極を接続
    する列電極線Y2とを有することを特徴とする半
    導体不揮発性記憶装置。
JP57121419A 1982-07-13 1982-07-13 半導体不揮発性記憶装置 Granted JPS5911682A (ja)

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JPS5911682A JPS5911682A (ja) 1984-01-21
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