JPH0340899A - エンボス経貼壁紙 - Google Patents

エンボス経貼壁紙

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JPH0340899A
JPH0340899A JP17064289A JP17064289A JPH0340899A JP H0340899 A JPH0340899 A JP H0340899A JP 17064289 A JP17064289 A JP 17064289A JP 17064289 A JP17064289 A JP 17064289A JP H0340899 A JPH0340899 A JP H0340899A
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JP17064289A
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JPH0457800B2 (ja
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Shoichi Kitajima
北島 昭一
Atsushi Yamada
篤 山田
Akio Watanabe
昭男 渡辺
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KAWASHIMA BUNKA JIGYODAN KK
YAMADA KASEN KOGYO KK
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KAWASHIMA BUNKA JIGYODAN KK
YAMADA KASEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野) 本発明は、裏打紙の表面に経糸を配列して貼り合わせた
御粘壁紙に関するものである。
〔従来の技術〕
エマルジョン樹脂を接着剤に用いて裏打紙に貼り合わ・
仕で作られる。
御粘壁紙の表面にエンボス模様を描出することは公知で
あり(実公昭59−19757号)、その描出手段とし
て経糸に加熱エンボスし易い合成繊維を用いる方法や裏
打紙と経糸層の間にエンボスし易い合成樹脂発泡層を形
成しておく方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
エンボスビニル壁紙に形成されるエンボス模様の四部は
概して2fi以上の広がりをもつものであるから、その
エンボスロールに御粘壁紙を通すとき、合成繊維を経糸
とするものでは、その経糸を構成する多数の合成繊維間
が融着してエンボス凹部の谷面はフィルム状になってし
まい繊維のもつ落着のあるイメージのエンボス御粘壁紙
は得られず、又、熱融着しないレーヨン等を経糸とする
ものでは、エンボス凹部となるべき箇所がただ光沢(照
り)を増すだけで凹凸感のあるエンボス御粘壁紙は得ら
れず、モして又、経糸層の下に厚い合成樹脂発泡層を形
成したものでは深い凹部が形成されるものの凹部周縁と
谷面の経糸は合成樹脂発泡層の巾に埋没してしまうし、
冷間エンボスによっては合成樹脂発泡層にシャープな凹
部を形成することは困難である。
特にエマルジョン樹脂によりレーヨンを用いた経糸を貼
り合わせた通常の終結壁紙にエンボスしたものでは、凹
部となるべき箇所と凸部となるべき箇所との光沢差によ
る一定の模様が描出されるが、レーヨンが吸湿膨潤して
収縮する吸湿性繊維なので、壁面施工時裏打紙側に塗布
した接着糊の水分が表側に移行し、レーヨンに膨潤・収
縮が生して折角の光沢模様も消失してしまう。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、施工時に塗布する接着糊によっては消
失しない鮮明なエンボス模様を有する終結壁紙を得るこ
とを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明に係るエンボス御粘壁紙16は、裏打紙11の一
部に樹脂による防水層12と経糸13を配列して貼り合
わせた表面経糸層14とを積層した三層構造を有し、防
水N12の厚みtが経糸13の太さdの4分の3以下で
あり、表面経糸ff1j14の全面又は一部にエンボス
された凹部15による模様が描出されていることを特徴
とするものである。
特に本発明では、経糸層14と裏打紙11との間に単な
る樹脂層ないし接着剤層を積層するのではなく防水層1
2を積層することが重要な要件となり、それによって本
発明の目的とする所期の効果つまり施工時に塗布する接
着糊によっては消失しない鮮明なエンボス模様を有する
御粘壁!JE16を得ることが出来る。
この防水層12の防水性能は、水平に支持され水滴を垂
したガラス板に裏打紙11を合わせて御粘壁紙16を載
せて10分間放置して壁紙の表側に水分が滲み出ない程
度のものであればよく、その載せた状態に一昼夜(24
時間)以上も放置してなおも水分が御粘壁紙16を通っ
て蒸発しない程に非透湿性の完全な防水性能は要求され
ず、寧ろ、その様に長時間にわたって放置した場合に水
分が御粘壁紙16を通って蒸発する透湿性を示す様にす
ることが望ましい。
かかる防水層12は、熱可塑性樹脂のペーストゾルや有
機溶剤溶液等を塗布し、或は、エチレン酢酸ビニル共重
合樹脂やポリエチレン4M脂等の加熱4融フィルムを圧
着する等、水分を含まない樹脂組成物で形成するとよい
が、エマルシヨン・ラテノクスコンバウンドの様に水分
を含む樹脂組成物でもワックス等の低融点の撥水性微粒
子(粉末)を配合して防水層12に通用することも出来
る。
叉、経糸13を貼り合わせるには防水層12に接着で形
成する場合には、その防水層12を加熱溶融させ、その
上に経糸13を圧着させてもよい。
防水1ii12の厚み【は、それが裏打紙側に塗布した
施工糊の水分が経糸層14へと滲み出ない程度の防水性
を有するのであれば20〜30μ程度の掻く薄いもので
あってもよく、寧ろ、その様に極薄のものとし、エンボ
ス時に凹部15となる経糸13に接している箇所に経糸
13に押圧されて極<ylRetな亀裂が生じ、それに
よって防水層12が透湿性を帯びる様にするとよい。
凹部を経糸層の全面に形成するか一部に形成するかは、
凹部によって描出しようとする模様の構図によって決ま
り、壁紙16を無地調のものにしたい場合は全面に四部
15を形成し、草花等の図柄を飛び飛びにFM出する場
合は一部の経糸に四部15を形成し、或は叉、4IA様
部分と地部分とで凹部の刻設密度を替えて全面に形成す
る。
エンボスにより経糸表面(14)に形成される四部15
の深さ、経糸13の素材の太さ或は配列密度等は特に限
定されない。
エンボス模様の好ましい第一の態様は、経糸13の太さ
dの2倍以下の太さpで経糸13を横切る多数の細かい
凹部15によって全体の模様を描出することである。
言わばエンボス模様を、その模様の輪郭に囲まれる面積
の広い【(り部によってではなく、経糸13の表面に刻
設される細かな四部15の集まりとして点t1ηするこ
とであり、そのためには経糸13に刻設される四部15
の密度を、見掛は太さdが2−以下の;m常の経糸を払
準にして、経糸の長さ10會−につき3(flit以上
で好ましくは7〜10個Mig t&にするとよい。
エンボス模様の好ましい第二の態様は、蛇行縦筋溝が出
来る様に凹部15を経糸13の長さ方向に蛇行して続く
ものとすることであり、その場合には特に経糸13には
太さや色彩の異なる種々の糸を用い、それよって表面経
糸層14を縦!模様のものにしておくとよく、更に好ま
しくは経糸13の一部又は全部にパイル立毛を有するモ
ール糸を用いる。
経糸13を貼り合わせる防水層12の表面には所要の図
柄をプリントしておくことも出来、又、その貼り合わせ
た経糸rf414の上に図柄をプリントし、或は又、防
炎剤や曖水剤等をコートすることも出来る。
その防水w412に施すプリント模様は、経糸に相当の
太さ緯筋をtRいた緯糸模様とするとよい。
これらの実施の態様が示す如く本願は、(1)  経糸
13の太さdの2倍以下の太さpで経糸13を横切る多
数の綱かい凹部15によって全体の模様を描出すること
、つまり模様の輪郭に囲まれる面積の広い凹部によって
ではなく、経糸13の表面に刻設される細かな四部15
の集まりとしてエンボス模様を点描すること、121 
 凹部15を蛇行縦筋溝が出来る様に経糸13の長さ方
向に蛇行して続くものとすること、(3)  経糸13
に太さや色彩の異なる種々の糸を用いて表面経糸N14
を縦縞模様のものにすること、(4)経糸13の」部又
は全部にバイル立毛を有するモール糸ないしシェニール
糸(所謂毛虫糸〉を用い、エンボスによってパイルに凹
凸を付けること、(5)  防水層12にプリントした
緯糸模様と貼り合わせる経糸13とによって織物のよう
な外観を形成することをも開示するものである。
〔発明の効果〕
本発明に係るエンボス御粘壁紙16では、裏打紙11と
表面経糸層14の間に防水層12があるので、施工時に
塗布する施工糊の水分によって経糸13が膨潤すること
がなく、又、裏打紙11が吸湿しても縦方向に殆ど伸び
なくなるので、経糸の繊維が吸湿性のものであり、その
表面に僅かな光沢差が出来る程度のエンボス模様であっ
ても施工によって消失することがなくなる。
このため経糸13に防炎性能警付与し易い吸湿膨潤性の
レーヨン繊維を用いることが出来、それによって防炎性
のエンボス御粘壁紙16を得ることが出来る。
叉、防水層12の厚みが経糸13の太さの4分の3以下
であるから、エンボスによって経糸13が防水lNl2
の中に埋没してしまうことなく、エンボスにより経糸1
3の表面に確実に凹部ないし押rE跡15が出来る。
そしてエンボス模様を第一の態様、即ち、経糸13の太
さdの2倍以下の太さpで経糸13を横切る多数の綱か
い凹部15によって描出する場合には、経糸13がポリ
エステル繊維やアクリル#11ii#の様に熱融着性の
ものであり、それが加熱エンボスによって繊維間が融着
するとしても、それがフィルム様雰キラツキとなって経
糸M14の表面に現れることがなく、その隣り合う経糸
間に連続する様に出来る細い四部15は恰も経糸間に緯
糸を織込んだかの如き外観を呈し、その細かな凹部15
が隼まってエンボス模様が描出されるので、経糸13が
多く浮き出た朱子織組織をベースにしてジャガードによ
り図柄を描出したかの如き織物間の御粘壁紙16がされ
る四部15も経糸表面に僅かの起伏が認められる程度の
ものにも生しる。
そしてエンボス模様が、その図柄の輪郭に囲まれる広が
りのある広い凹部によってではなく、経糸の表面に刻設
された細かな凹部15の集りとして点描されるので、エ
ンボスローラの加圧力はローラ表面の凸部から集中して
御粘屓14に作用し、そこに61設される凹部15も鮮
明になると共に、エンボスローラを過度に加圧する必要
がないので無理なく効率的に壁紙を製造することが出来
る。
叉、防水層12が塩化ビニル樹脂の様に比較的低温にて
軟化溶融する樹脂で経糸の太さdの4分の1〜4分の3
程度の比較的厚めに積層する場合には、加熱エンボスに
より押圧されて横に脹みを増した経糸13の四部15は
防水層12の樹脂にセットされたり、或は、防水Fi1
2の樹脂が繊維間に侵入して経糸の凹部15の色彩を変
え、そのまま四部をセットすることになるので、エンボ
スにより描出される模様は消失し難く耐久性に富むもの
となる。
叉、エンボス模様を第二の態様つまり凹部15を経糸1
3の長さ方向に続く蛇行縦筋溝が出来る恰好のものにす
る場合には、経糸1f14の表面には、太さの変化する
スラブヤーンその他の意匠1然糸を経糸13に使用した
かの如き耕幅模様が描出され、それが経糸にモール糸を
用いた場合には、エンボスによる凸部と凹部とではパイ
ルの伏倒の仕方が異なるのでその耕幅模様が立体感を帯
びたものとなり、その場合に経糸13の太さdや色彩等
を変えて植立てて配列し、或は、経糸13を貼り合わせ
る防水層12にプリント模様等を施しておくと、それが
経糸間の窪んだ隙間qに微かに現われ、壁紙表面をi゛
1め方向から見るときは経糸13の陰に隠れて見えなく
なるので、エンボス模様と見え隠れするプリント模様と
エンボス凹部や凸部経糸表面等の曲面に生しる光沢変化
、或は、経糸の相異による縞模杵等により、織物壁紙風
の立体感に富む豪華な壁紙が得られ、かかる表面外観の
変化によって施工面に形成される壁紙相互の継ぎ目が目
立たなくなる。
モして御粘壁紙16は織物と異なり製織工程を経ず経糸
13を裏打紙11に貼り合わせただけで製造されるので
安l11iに得られ、豪華で継ぎ目が解れたり日立たっ
たすせずに綺麗に施工し得、表面結露を生ぜず防黴性を
有し、改装時には裏打紙での層内剥離によって壁面から
剥離し易い織物壁紙同様の壁紙16が得られる等、本発
明の産業玉料とするところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る壁紙の一部拡大平面図、第2図は
第1図に示す壁紙の縦断面図、第3図は第1図に示す壁
紙の横断面図である。11・・・裏打紙、12・・・防
水層、13・・・経糸、14・・・経糸層、15・・・
凹部、16・・・壁紙、【・・・厚み、d−p・・・太
さ、9・・・隙間。 出廓人 株式会社川島文化事業団 山田化染、工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 裏打紙11の上に樹脂による防水層12と経糸13を配
    列して貼り合わせた表面経糸層14とを積層した三層構
    造を有し、防水層12の厚みtが経糸13の太さdの4
    分の3以下であり、表面経糸層14の全面又は一部にエ
    ンボスされた凹部15による模様が描出されていること
    を特徴とするエンボス経貼壁紙。
JP17064289A 1989-06-30 1989-06-30 エンボス経貼壁紙 Granted JPH0340899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17064289A JPH0340899A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 エンボス経貼壁紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17064289A JPH0340899A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 エンボス経貼壁紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0340899A true JPH0340899A (ja) 1991-02-21
JPH0457800B2 JPH0457800B2 (ja) 1992-09-14

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ID=15908661

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JP17064289A Granted JPH0340899A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 エンボス経貼壁紙

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JP (1) JPH0340899A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919757U (ja) * 1982-07-26 1984-02-06 伊藤 明 カ−ド錠
JPS61215792A (ja) * 1985-03-19 1986-09-25 サンロツク工業株式会社 雲竜紙壁紙

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919757U (ja) * 1982-07-26 1984-02-06 伊藤 明 カ−ド錠
JPS61215792A (ja) * 1985-03-19 1986-09-25 サンロツク工業株式会社 雲竜紙壁紙

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