JPH0340391A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は誘導加熱調理器に関する。

（ロ）従来の技術 従来の誘導加熱調理器では、鍋等の調理具を載置する載
置部は平板状のものであった。ところが平板状の載置部
を用いる構造では、底が平坦な鍋をａ置したときに滑り
やすく、それは鍋の底に水分が付着しているようなとき
に顕著であり、加熱中に鍋がａｍ板から滑り落ちてしま
うなどの事故が起こっていた。

特開昭６２−１９３０９１号公報、特開昭６３−１４６
９９６号公報に示される如く、誘導加熱調理器の本体に
おいてモのａ置部の周囲にその載置面よりも高い枠部を
構成しておけば、載置部から鍋が滑り落ちるような事故
は防ぐことができるが、その反面、枠部近傍の載置板周
縁の清掃が行いにくくなり、吹きこぼれなどの場合に清
掃が面倒になっていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、載置部上に載置される調理具が滑り落ちるの
を防止し、且つ載置部の清掃ら行いやすく使い勝手がよ
い誘導加熱調理器を提供するものτある。

（ニ）課題そ解決するための手段 本発明の誘導加熱調理器は、平板状の載置部を有する本
体と、前記載置部４−に載置される調理具に磁界を供給
する磁界供給源と、前記本体に対し着脱自在に構成され
前記載置部の周囲に位置する枠部材とよりなることを特
徴とする。

（ホ）作用 ａ置部の周囲に枠部材が位置しているので、水分ζ・ど
のために調理具が滑ったとしてもその枠部材に：５るた
め、載置部から滑り落ちたりすることはない。また、枠
部材は本体に対して着脱自在に構成されているので、載
置部の清掃時などには枠部材を取り外すことができる。

（へ）実施例 第１図乃至第４図は本発明の一実施例である誘導加熱調
理器を示す。

（１）は誘導加熱調理器の本体であり、上面を平板状の
！！載置部２ａ）となした載置板（２）を備え、またそ
の載置部の周囲に一段低い段落ち部（１ａ）を形成して
いる。（３）は載置板（２）の直下に配置された円形の
誘導加熱コイル、（４）は該誘導加熱コイノ１に高周波
電流を供給する電気回路であり、この両者によって磁界
供給源が構成される。電気回路（４）は、商用交流電源
（５）を全波整流するダイオードブリッジ（６）、その
全波整流波を平滑する平滑回路（７）、半導体スイッチ
ング素子を含み誘導加熱コイル（３）に高周波電流を供
給するインバータ（９）など、第２図の如く構成されて
いる。

（１６）ｆｊインバータ（９）の前記スイッチング素子
の放熱板に取り付けられ、その温度上昇時に商用交流ｔ
［（５）から平滑回路（７）への給電を遮断するサーモ
スフ・１ト、（１７）は磁界供給源のダイオードブリッ
ジ（６）に流れる電流を検知するカレントトランス、（
１８）は所謂マイクロコンピュータやそのｔＳ回路、入
出力インタフェースなどの周辺回路よりセリ、前記カレ
ントトランス（１７）の検知結果に基づきインバータ（
９）の発振を制御する制御回路、（１９）は制御回路（
１８）に電源を供給する１２トランスである。

（２０）は本体（１〉に対し着脱自在に構成され、本体
（１）・＼の装着時には載置部（２ａ）の周囲に位置す
る枠部材である。枠部材（２０）は、その四隅の一部を
載置部（２ａ）の周囲の段落ち部（１ａ〉に嵌合される
ととちに四辺部をａ置部（２ａ）よりも上方に位置せし
めた金属製の枠体（２０ａ）と、コ字形金属捧の開数側
端部を枠体（２０ａ）の相対量する二辺に取り付けると
共に、その他側を本体（１）下面側にまわり込むよ・）
に折曲形成した脚体（２０ｂ）とよりなる。

而して、互いに分離している本体（１）と枠部材（２０
）は、１！１１体（２０ｂ）を外側に押し拡げるように
して枠部材（２０）をたわませ、その状態で枠体（２０
ａ　）を本体（１）の段落ち部（ｌａ）に嵌合させれば
、第１図乃至第３図に示すように脚体（２０ｂ）が本体
（１）を抱え込むようになり、両者を取り付けることが
できる。そしてかかる状態においては、載置板（２）１
面の載置部（２ａ）に調理具としての＃Ｉｉ（図示せず
）を載置したとき、載置部（２ａ）の周囲に枠部材（２
す）の枠体（２０ａ）が位置しているので、水分や加熱
時の高周波振動などのために鍋が滑ったとしても、鍋は
その枠体（２０ａ）に当って止まり、載置部（２ａ）か
ら滑り落ちたりすることはない。枠部材（２０）の形状
や本１１（１）に対する取り付は方は、本失施例のもの
に限らず必要に応じて任意に変更すればよい。また枠部
材（２０）の材質としては、金属の他に樹脂等を用いる
ことも考えられる。

載置部（２ａ）に鍋をのせた状態でｔ気回路（４）にａ
電すると、インバータ（９）が発振を開始する。

このとき誘導加熱コイル（３）に高周波電流が流れてそ
こから載置板（２）を介して鍋に交番磁界が供給され、
鍋が誘導加熱される。

ｌｉ置阪（２）は調理物の吹きこぼれなどのために汚れ
ることがあるが、載置板（２）の清掃を行うときなどに
は、上述した取り付は時と逆の手順により本体（１）か
ら枠部材（２０）を簡単に取り外すことがつきる。従っ
て載置部（２ａ）の清掃などを容易に行うことができる
。

尚、誘導加熱調理器にあっては、耐熱性且つ非磁性の例
えばセラミックス製の受は皿を載置板（２）ヒに置き、
その上に鍋等を置いて調理を行うことがある。ところが
、そのとき受は皿と載置板（２）とが密着していると、
鍋の熱が受は皿を介して本体（１）に伝わり本体（１）
内の温度が上拝して磁界供給源が故障したり、また受は
皿上に誤って物を落としたときにその衝撃が直接載置板
（２）に伝わり、載置板（２）が破損するなどのおそれ
がある。しかるにそのような場合には、第５図に示すよ
うに、受は皿（２１）と載置１（２）との間に耐熱性ノ
：７’ムｌスヘ−４＋（２２）を介在させればよい。ス
ペーサ〈２２）によって受は皿（２１）と載置板（２）
との間に空間ができるため、鍋（２３）の熱による本体
（１）力温度上昇が防がれ、またスペーサ（２２）がゴ
ム製であるため、衝撃による載置板（２）の破損が防止
される。スペーサ（２２）によって作られる空間は、広
すぎると誘導加熱コイル（３）からの磁界が有効に鍋（
２３）に作用しなくなるため、断熱性が確保できる範囲
でできるだけ狭くするほうがよい。

スペーサ（２２）は受は皿（２１）に接着して一体に溝
底してもよいし、接着せずに分離しておき必要に応じて
個々に取り出して第５図のように使用してもよい。第５
図は、枠部材（２０）を取り外した状態を示している。

（ト）発明の効果 本発明によれば、載置部の周囲に枠部材が位置している
ので、調理具が水分などのために滑ったとしてもその枠
部材に当るため、載置部から滑り落ちたりする事故が防
止される。また、枠部材は本体に対して着脱自在に構成
されているので、載置部の清掃時などには枠部材を取り
外すことができ、清掃などを容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例である誘４加熱調
理器を示し、第１図は外観斜視図、第２図は側面図、第
３図は要部断面図、第４図は電気回路図、第５図は受は
皿を使用した状態での一部を切欠した側面図である。 （１）・・・本体、（２）・・・載置板、（２ａ）・・
・載置部、（３〉・・・誘導加熱コイル、（４ン・・・
電気回路、（２０）・・・枠部材、　（２３）・・・鍋
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）平板状の載置部を有する本体と、前記載置部上に
   載置される調理具に磁界を供給する磁界供給源と、前記
   本体に対し着脱自在に構成され前記載置部の周囲に位置
   する枠部材とよりなることを特徴とする誘導加熱調理器
   。