JPH0340185A - ワンチップマイクロコンピュータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカウンタ内蔵のワンチップマイクロコンピュー
タに関し、特にマイクロコンピュータに内蔵されるカウ
ンタの動作開始制御に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は、ワンチップマイクロコンピュータニ内蔵され
たカウンタに入力されるクロックを制御する場合の回路
図である。図において、１はカウンタ、ＣＫはこのカウ
ンタ１に入力されるカウンタクロック、ＯＵＴはカウン
タ１のカウンタ出力、２はカウンタクロックＣＫをカウ
ンタ１に入力するか否かの切り換えを行う入力スイッチ
、３はこの入力スイッチ２を制御する入力制御回路、Ｓ
Ｗは入力スイッチ２を制御するために、入力制御回路３
が必要とするソフトウェア情報である。

また、第３図は同じくワンチップマイクロコンピュータ
に内蔵されたカウンタのカウンタ出力を制御する場合の
回路図である。図にかいて、第２図と同一部分オたは相
当部分には同一符号を付する。４はカウンタ１のカウン
タ出力をこの回路の外部に伝達するか否かの切換えを行
う出力スイッチ、５はソフトウェア情報ＳＷによう出力
スイッチ４の制御を行う出力制御回路である。

次に動作について説明する。ここで、第２図はカウンタ
１のクロック入力の制御の場合であう、システムリセッ
ト後、入力制御回路３によう入力スイッチ２が必ず切れ
るように構成する。そしてカウンタ１．他の回路等の初
期設定後、ソフトウェア情報ＳＷにより、入力制御回路
３は入力スイッチ２を継ぎカウンタクロックＣＫをカウ
ンタ１に伝え、カウント動作を開始するものとなってい
る。

會た、第３図はカウンタ１の出力の制御の場合であや、
システムリセット後、出力制御回路５によシスインチ４
が必ず切れるように構成する。そして初期設定が完了し
た後、ソフトウェア情報ＳＷにより、出力制御回路５は
出力スイッチ４を継ぎ、カウンタ出力ＯＵＴを他の回路
及び外部素子に伝えるものとなっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のものは以上のように、ソフトウェア情報
によシカウンタ１の動作開始を制御しておシ、外部入力
をカウント開始の情報とする場合、マイクロコンピュー
タつｌすＣＰＵは一定期間ごとに入力ボートの状態を判
断するため、外部入力を受は付ける１でに時間がかかる
ことと、受は付けから実行１での処理も必要であること
から、外部入力が有効となってからカウント開始ｌでの
リアルタイム性がない。また割込みを利用する場合も、
割シ込みが受は付けられてから、レジスタの情報を退避
する必要があるため、同じくリアルタイム性がない。さ
らに、これらの処理はソフトウェアで行わなければなら
ず、ソフトウェアの負荷が重く、設計が困難になるとい
う問題点があった。

本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、ソフトウェアの負荷なく、リアルタイムにカウ
ント動作を開始することが可能なワンチップマイクロコ
ンピュータを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係るワンチップマイクロコンピュータは、カウ
ンタの動作を禁止及び開始するためのスイッチと、制御
回路を備え、この制御回路により、初期状態ではカウン
タの動作を禁止する状態に設定したスイッチを、カウン
タの初期設定完了後、有効となった外部入力によシカウ
ンタの動作を開始する状態にするカウンタの動作開始手
段を具備している。

〔作用〕

本発明にむいては、外部入力によシ直接カウンタの動作
を開始することにより、ソフトウェアの負荷なく、リア
ルタイムにカウント動作を開始させることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図に従って説明する。

第１図は本発明に係る一実施例を示した回路図であう、
ここではワンチップマイクロコンピュータに内蔵された
カウンタに入力されるクロックを制御する場合である。

図にかいて、第２図と同一部分または相当部分には同一
符号を付する。ＩＮは入力スイッチ２を制御するために
、入力制御回路３が必要とする外部入力である。

す々わち本実施例は、システムリセット後、入力制御回
路３により入力スイッチ２が必ず切れ、同時に外部入力
ＩＮを受は付けない状態となるように構成する。また初
期設定時には、入力制御回路３が外部入力ＩＮを受は付
ける状態となるよう構成する。このため、外部入力ＩＮ
が有効となると、入力制御回路３は入力スイッチ２を継
ぎ、カウンタクロックＣＫをカウンタ１に入力すること
によう、カウント動作を開始することになる。

このように上記実施例によると、入力制御回路３により
、システムリセット後のカウンタ１の動作を禁止するべ
く入力スイッチ２を制御し、初期設定完了後、入力制御
回路３が有効な外部人力■を受は付けることにより、カ
ウンタ１の動作を開始するので、外部入力ＩＮによって
直接カウンタ１の動作を開始させることができる。

々お、第１図の実施例ではカウンタ１のクロック入力を
制御する場合であったが、カウンタ１の出力仙ｊにスイ
ッチを設け、そのカウンタ出力を制御シテも良い。ｌた
、スイッチを論理回路に置き換えても良い。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、次の様な効果が得られ
る。

（１）外部入力により、直接カウンタの動作を開始する
ので、外部入力からカウンタ動作開始壕でのリアルタイ
ム性が向上する。

（２）　　カウンタ動作を開始させるためのソフトウェ
ア情報を必要としないため、ソフトウェアの負荷、ソフ
トウェア設計時の負荷を低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例を示す回路図、第２図は
従来のカウンタの初期動作制御でカウンタのクロック入
力を制御する場合の回路図、第３図は従来のカウンタの
動作制御でカウンタの出力を制御する場合の回路図であ
る。 １・・・・カウンタ、２・・・・入力スイッチ、３・・
・・入力制御回路、ＣＫ・・・・カウンタクロック、Ｉ
Ｎ・・・・外部入力、ＯＵＴ　・・・・カウンタ出力。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カウンタ内蔵のワンチップマイクロコンピュータにおい
   て、前記カウンタの動作を禁止及び開始するためのスイ
   ッチと、このスイッチを制御するための制御回路を備え
   、前記制御回路により、システムリセット後のカウンタ
   の動作を禁止するように前記スイッチを制御し、初期設
   定完了後、該制御回路が有効な外部入力を受け付けるこ
   とにより、カウンタの動作を開始するようにしたことを
   特徴とするワンチップマイクロコンピュータ。