JPH0340057Y2 - - Google Patents

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JPH0340057Y2
JPH0340057Y2 JP1982156281U JP15628182U JPH0340057Y2 JP H0340057 Y2 JPH0340057 Y2 JP H0340057Y2 JP 1982156281 U JP1982156281 U JP 1982156281U JP 15628182 U JP15628182 U JP 15628182U JP H0340057 Y2 JPH0340057 Y2 JP H0340057Y2
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power supply
supply system
voltage
current
battery
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JP1982156281U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、交流電源に接続された整流器とこの
整流器に直流中間回路を介して接続されたインバ
ータとから成る電源系を複数系統備え、各電源系
の直流中間回路を互いに接続する接続母線を設
け、この接続母線に各電源系統に共通のバツテリ
を接続し、このバツテリを各電源系にて共通的に
充電する無停電電源システムの異常検出回路に関
する。
【従来の技術】
一般に、この種の無停電電源システムの異常検
出手段として、直流電圧の増大を検出する方法が
知られている。この種の異常検出手段によれば、
1系統の電源系のみによる運転時には異常検出を
適正に行うことが可能である。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば2系統の電源系を並列運
転する場合、電圧のみを検出したのでは正常に運
転が可能な電源系に所属する電圧検出手段が誤動
作する虞れがある。 すなわち、2系統の電源系の直流中間回路は接
続母線を介して互いに接続され、その接続母線に
共通のバツテリが接続される。従つて、一方の電
源系が異常を生じて、その異常電源系における直
流中間回路の電圧が増大したとすると、両電源系
では接続母線を介して直流中間回路における電圧
が等電位になろうとする。そのために、正常な他
方の電源系の直流中間回路における電圧も増大す
る。それゆえ、他方の正常な電源系の直流中間回
路に接続されている電圧検出器がその電圧増大を
検出し、電源系の異常として報知してしまう。 そこで、本考案は複数の電源系の並列運転シス
テムにおいて、各電源系における電圧の増大を検
出すると共にこの電圧の増大に伴つて生じる他の
電源系へ流入する方向の電流を検出して、これら
のAND条件下に各電源系の異常を検出すること
が出来る無停電電源システムの異常検出回路を提
供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本考案は、
各電源系毎に設けられ、各電源系の直流中間回路
に接続されて各電源系の電圧を検出する電圧検出
器と、 各電圧検出器に接続され、電圧検出器の検出出
力を過電圧設定電圧値と比較して過電圧状態にな
つた際に所定の出力信号を発信する第1のコンパ
レータと、 各電源系毎に接続母線に設けられた電流検出器
と、 各電流検出器に接続され、電流検出器がバツテ
リへ流入する方向の電流を検出した際に所定の出
力信号を発信する第2のコンパレータと、 各電源系毎に設けられ、第1のコンパレータの
出力信号と第2のコンパレータの出力信号との
AND条件下に電源系の異常信号を発信するAND
回路と、 を設けたことを特徴とする。
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図は本考案の一実施例を示す電源系の並列
運転システムのブロツク回路図である。この第1
図において、10はバツテリを示し、このバツテ
リ10に対して2系統の電源系40,50が並列
接続されている。一方の電源系40は交流電源
(図示していない)に接続された整流器12と、
この整流器12に直流中間回路を介して接続され
たインバータ14とから構成されている。他方の
電源系50は同様に交流電源(図示していない)
に接続された整流器112と、この整流器112
に直流中間回路を介して接続されたインバータ1
14とから構成されている。各電源系におけるイ
ンバータ14,114の出力はそれぞれ負荷に供
給される。そして、各電源系における直流中間回
路は接続母線30を介して互いに接続され、この
接続母線30にバツテリ10が接続されている。 このように構成された無停電電源システムにお
いて、本考案では各電源系に対して異常検出を行
うために、次のような異常検出回路が設けられて
いる。 すなわち、整流器12とインバータ14とから
成る一方の電源系40に対して、当該電源系40
の直流中間回路に接続されてこの電源系40の電
圧を検出する電圧検出器16と、この電圧検出器
16の検出出力を過電圧設定器18により設定さ
れた過電圧設定電圧値と比較して過電圧状態にな
つた際に所定の出力信号を発信する第1のコンパ
レータ20と、接続母線30に設けられてこの接
続母線に流れる電流を検出する電流検出器22
と、この電流検出器22が一方の電源系40の直
流中間回路からバツテリ10へ流入する方向の電
流を検出した際に所定の出力信号を発信する第2
のコンパレータ24と、第1のコンパレータ20
の出力信号と第2のコンパレータ24の出力信号
とのAND条件下に電源系40の異常信号を発信
するAND回路26とが設けられている。 同様に、整流器112とインバータ114とか
ら成る他方の電源系50に対して、当該電源系5
0の直流中間回路に接続されてこの電源系50の
電圧を検出する電圧検出器116と、この電圧検
出器116の検出出力を過電圧設定器118によ
り設定された過電圧設定電圧値と比較して過電圧
状態になつた際に所定の出力信号を発信する第1
のコンパレータ120と、接続母線30に設けら
れてこの接続母線30に流れる電流を検出する電
流検出器122と、この電流検出器122が他方
の電源系50の直流中間回路からバツテリ10へ
流入する方向の電流を検出した際に所定の出力信
号を発信する第2のコンパレータ124と、第1
のコンパレータ120の出力信号と第2のコンパ
レータ124の出力信号とのAND条件下に電源
系50の異常信号を発信するAND回路126と
が設けられている。なお、ここで電流検出器2
2,122は接続母線30を流れる電流を検出す
るが、各電源系40,50からバツテリ10へ向
かつて流入する方向の電流を例えば正電流として
出力し、一方バツテリ10から各電源系40,5
0へ向かつて流れる方向の電流を例えば負電流と
して出力する。そして各コンパレータ24,12
4は電流検出器22,122がこの正電流を検出
した際に所定の出力信号を発信する。 次にこのように構成された無停電電源システム
の動作について説明する。 通常の状態では、整流器12および整流器11
2の出力電圧によつて接続母線30を介してバツ
テリ10が共通的に充電される。バツテリ10の
充電が完了すると、充電が行われなくなり、各電
源系からはバツテリ10に流入する方向の電流は
なくなる。そして、例えば整流器12が故障して
インバータ14への電圧供給が可能ではなくなる
と、バツテリ10がその整流器12に代わつてイ
ンバータ14への電圧供給を行う。このようにし
て、インバータ14は無停電で負荷への給電動作
を続行することが出来る。この時、バツテリ10
から接続母線30を介してインバータ14の方向
に電流が流れて、電流検出器22がこの電流に応
答するが、この方向の電流は負電流として出力さ
れるので、コンパレータ24は所定の出力信号を
発信しない。整流器12が復旧すると、整流器1
2によつてインバータ14への電圧供給が行われ
るようになるとともに、バツテリ10の消費電力
分だけ整流器12から充電が行われる。 しかして、今、整流器12およびインバータ1
4から成る一方の電源系40が異常状態となつ
て、その直流中間回路における電圧が増大したと
すると、この状態は電圧検出器16を介して検出
されると共に過電圧設定器18の設定電圧値と比
較され、コンパレータ20より所定の出力信号が
発信される。ところで、一方の電源系40の直流
電圧の増大に伴い、互いの直流中間回路を接続し
ている接続母線30を介して他方の電源系50の
直流中間回路の方向へ電流が流れ、等電位化を図
ろうとする。その際その電流つまり一方の電源系
40からバツテリ10へ向けて流れる方向の電流
は電流検出器22によつて検出されて正電流とし
て出力されるので、コンパレータ24により所定
の出力信号が発信される。この結果、AND回路
26においては、電圧検出器16に接続されたコ
ンパレータ20の出力信号と電流検出器22に接
続されたコンパレータ24の出力信号とのAND
条件が成立し、かかる一方の電源系40の異常状
態を報知する異常信号が発信される。 なお、この際、上述したように、各電源系4
0,50における直流中間回路を互いに接続する
接続母線30を介して他方の電源系50における
直流中間回路の電圧も増大し、その結果電圧検出
器116がその電圧増大を検出してコンパレータ
120からも所定の出力信号が発信される。しか
しながら、この時、接続母線30に流れる電流は
一方の電源系40から他方の電源系50へ向けて
流れる方向であるために、すなわち、バツテリ1
0から他方の電源系50へ向けて流れる電流であ
るために、他方の電源系50に所属する電流検出
器122はその電流を負電流として出力する。そ
れゆえ、コンパレータ124は所定の出力信号を
発信しない。その結果、他方の電源系50に所属
するAND回路126においては、電圧検出器1
16に接続されたコンパレータ120の出力信号
と電流検出器122に接続されたコンパレータ1
24の出力信号とのAND条件が成立せず、異常
状態を報知する異常信号は発信されない。 なお、第1図に示された実施例においては、電
源系を2系統設けた場合について説明したが、さ
らに複数の電源系を並列運転する場合にも本考案
をそのまま適用することができる。
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案においては、各
電源系における直流中間回路の電圧増大と、一方
の電源系からバツテリに向けて流れる方向の電流
とのAND条件に基づいて、かかる一方の電源系
の異常を検出するようにしたので、異常状態にあ
る電源系を確実に検知することが出来る。それに
より、異常な電源系を並列運転システムから直ち
に分離することによつて、正常な他方の電源系を
有効に保護することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる無停電電源システムの
異常検出回路の一実施例を示す電源系の並列運転
システムのブロツク図である。 10……バツテリ、12,112……整流器、
14,114……インバータ、16,116……
電圧検出器、18,118……過電圧設定器、2
0,120……第1のコンパレータ、22,12
2……電流検出器、24,124……第2のコン
パレータ、26,126……AND回路、30…
…接続母線、40……一方の電源系、50……他
方の電源系。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源に接続された整流器12,112とこ
    の整流器に直流中間回路を介して接続されたイン
    バータ14,114とから成る電源系を複数系統
    備え、各電源系の直流中間回路を互いに接続する
    接続母線30を設け、この接続母線に各電源系に
    共通のバツテリ10を接続し、このバツテリを前
    記各電源系にて共通的に充電する無停電電源シス
    テムにおいて、 各電源系毎に設けられ、前記各電源系の直流中
    間回路に接続されて各電源系の電圧を検出する電
    圧検出器16,116と、 前記各電圧検出器に接続され、前記電圧検出器
    の検出出力を過電圧設定電圧値と比較して過電圧
    状態になつた際に所定の出力信号を発信する第1
    のコンパレータ20,120と、 前記各電源系毎に前記接続母線に設けられた電
    流検出器22,122と、 前記各電流検出器に接続され、前記電流検出器
    が前記バツテリへ流入する方向の電流を検出した
    際に所定の出力信号を発信する第2のコンパレー
    タ24,124と、 前記各電源系毎に設けられ、前記第1のコンパ
    レータの出力信号と前記第2のコンパレータの出
    力信号とのAND条件下に電源系の異常信号を発
    信するAND回路26,126と、 を設けたことを特徴とする無停電電源システムの
    異常検出回路。
JP1982156281U 1982-10-18 1982-10-18 充電器の異常検出回路 Granted JPS5960832U (ja)

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JP1982156281U JPS5960832U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 充電器の異常検出回路

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JPS5960832U JPS5960832U (ja) 1984-04-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6348460B2 (ja) * 2015-07-08 2018-06-27 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54157241A (en) * 1978-06-02 1979-12-12 Mitsubishi Electric Corp Interruption-free power source system

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JPS5462025U (ja) * 1977-10-12 1979-05-01

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JPS5960832U (ja) 1984-04-20

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