JP2546657B2 - 整流器の状態検出方法 - Google Patents

整流器の状態検出方法

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JP2546657B2 JP61280070A JP28007086A JP2546657B2 JP 2546657 B2 JP2546657 B2 JP 2546657B2 JP 61280070 A JP61280070 A JP 61280070A JP 28007086 A JP28007086 A JP 28007086A JP 2546657 B2 JP2546657 B2 JP 2546657B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、並列運転されている浮動充電方式の無停
電電源装置におけるそれぞれの整流器の異常状態を検出
する整流器の状態検出方法に関するものである。
〔従来の技術〕
無停電電源装置とバッテリとを接続する方法は、電気
学会 電気規格調査標準規格 半導体交流無停電電源シ
ステム JEC−2431(電気書院1985年12月11日発行)に
記載されているように、浮動充電方式(バッテリフロー
ト方式)と、充電器を分離する方式との2種類がある。
第2図は前者の浮動充電方式による無停電電源装置の
並列運転を示すブロック図であり、図において、11,12
は無停電電源装置(以下、CVCF装置という。)を示し、
交流電力を直流電力に変換するサイリスタ整流器21,
22、直流電力を交流電力に変換するインバータ31,32
サイリスタ整流器21,22とインバータ31,32とを接続する
直流回路41,42で構成されている。51,52はCVCF装置11,1
2の直流回路41,42を接続する直流回路、6は直流回路
51,52に接続されている充電可能なバッテリを示す。
次に動作について説明する。
CVCF装置11,12のインバータ31,32の直流入力は、通
常、交流入力を直流電力に変換するサイリスタ整流器
21,22から供給され、停電時はバッテリ6から供給する
ことにより、CVCF装置11,12に接続されている負荷(図
示省略)へインバータ31,32から交流電力を供給し続け
ることができる。
このように交流電力を直流電力に変換するサイリスタ
整流器21,22は、バッテリ6を回復充電させたり、充電
状態を保持(浮動充電)させたりする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の浮動充電方式の無停電電源システムは以上のよ
うに構成されているので、CVCF装置11,12の一方、例え
ばCVCF装置11のサイリスタ整流器21が故障しても正常な
サイリスタ整流器22によって直流電力が供給されるた
め、どちらのサイリスタ整流器21または22が故障(異
常)であるかが分らないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、整流器の状態、すなわち正常であるか異常
であるかを検出することができる整流器の状態検出方法
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る整流器の状態検出方法は、並列接続さ
れているCVCF装置の整流器を均等充電モード(出力電圧
は浮動充電電圧以上に設定される。)としたときに、整
流器とインバータとの間の電流を検出することにより整
流器の状態を判定するものである。
また、他の発明に係る整流器の状態検出方法は、並列
接続されているCVCF装置の整流器を均等充電モードとし
たときに、バッテリとCVCF装置との間を流れる電流の方
向を検出することにより整流器の状態を判定するもので
ある。
〔作 用〕
この発明における整流器の状態検出方法は、整流器を
均等電流モードとしたときに、バッテリを充電するため
の整流器の出力電流の有無を参照して、電流が流れてい
れば整流器が正常であると判定し、そうでなければ整流
器が異常であると判定する。
また、別の発明における整流器の状態検出方法は、整
流器を均等充電モードとしたときに、バッテリを充電す
るための電流の方向を参照して、電流がバッテリの方向
へ流れていれば整流器が正常であると判定し、反対方向
へ流れていれば整流器が異常であると判定する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、第2図と同一部分には同一符号が付
してあり、71は直流電流の方向を検出するセンサとして
の電流/電圧変換器を示し、サイリスタ整流器21の出力
側、すなわち直流回路41に挿入され、サイリスタ整流器
21から流出する直流電流を検出するものである。81はシ
ーケンサ、91は整流器制御回路、101はゲート回路、111
はサイリスタ整流器21の状態を表示する表示回路、121
はリレー回路を示し、サイリスタ整流器21が異常のとき
に外部へ警報を出すためのものである。
なお、第1図にはCVCF装置11側のみが図示されている
が、CVCF装置12側も同様の構成となっている。
次に動作について説明する。
通常の運転状態の場合はバッテリ6が充電されている
状態で、サイリスタ整流器21はバッテリ6の自己放電分
を充電するわずかな電流を供給する浮動充電モードとな
っている。
この状態でマニュアル操作により、シーケンサ81で浮
動充電電圧よりも若干高い電圧をバッテリ6にかける均
等充電モードに設定すると、整流器制御回路91、ゲート
回路101を介してサイリスタ整流器21が均等充電モード
に設定される。このとき、バッテリ6へ流れる均等充電
電流が電流/電圧変換器71によって検出されると、電流
/電圧変換器71から整流器制御回路91を介してシーケン
サ81へ均等充電電流を検出した信号が供給されるので、
シーケンサ81は表示回路111にサイリスタ整流器21が正
常である表示をするための信号を出力する。
しかし、均等充電モードとしたにもかかわらず電流/
電圧変換器71で均等充電電流を検出できなかった場合
は、シーケンサ81は表示回路111にサイリスタ整流器21
が異常(故障)であることを表示させ、リレー回路121
の接片rを閉成させるための信号を出力する。
このようにサイリスタ整流器21の状態検出動作が完了
すると、シーケンサ81は均等充電モードを解除し、浮動
充電モードに戻す。このとき、バッテリ6は均等充電電
圧に上昇しているので、浮動充電電圧まで下降するまで
の期間はサイリスタ整流器21の状態検出動作を行えない
ため、シーケンサ81にこの期間が設定され、状態検出動
作は中止されている。
なお、整流器制御回路91が電流垂下機能を有する場合
には、直流回路41の電圧は上昇せずに電流の増加が生ず
ることもあるが、直流回路41の電流検出を行っているの
で問題はない。
また、上記実施例のように直流回路、41に電流/電圧
変換器71に挿入した状態で、常時、つまり均等充電モー
ド時および浮動充電モード時に電流を検出するようにし
てもサイリスタ整流器21の状態を検出することができ
る。
ところで、上記実施例では直流回路41で電流を検出し
たが、直流回路51で同様に電流を検出してもサイリスタ
整流器21の状態を検出することができる。
第3図は直流回路51に電流/電圧変換器71を挿入して
整流器の異常状態を判定する場合の回路構成の一例を示
すブロック図である。
この場合の動作について説明する。
通常の運転状態の場合はバッテリ6が充電されている
状態で、サイリスタ整流器21はバッテリ6の自己放電分
を充電するわずかな電流を供給する浮動充電モードとな
っている。
この状態でマニュアル操作により、シーケンサ81で浮
動充電電圧よりも若干高い電圧をバッテリ6にかける均
等充電モードに設定すると、整流器制御回路91、ゲート
回路101を介してサイリスタ整流器21が均等充電モード
に設定される。このとき、バッテリ6へ流れる均等充電
電流が電流/電圧変換器71によって検出されると、電流
/電圧変換器71から整流器制御回路91を介してシーケン
サ81へ電流を検出した信号が供給されるので、シーケン
サ81は表示回路111にサイリスタ整流器21が正常である
表示をするための信号を出力する。
しかし、均等充電モードとしたにもかかわらず電流/
電圧変換器71でバッテリ6を充電するためのサイリスタ
整流器21からの電流を検出できなかった場合は、シーケ
ンサ81は表示回路111にサイリスタ整流器21が異常(故
障)であることを表示させ、リレー回路121の接片rを
閉成させるための信号を出力する。
このようにサイリスタ整流器21の状態検出動作が完了
すると、シーケンサ81は均等充電モードを解除し、浮動
充電モードに戻す。このとき、バッテリ6は均等充電電
圧に上昇しているので、浮動充電電圧まで下降するまで
の期間はサイリスタ整流器21の状態検出動作を行えない
ため、シーケンサ81にこの期間が設定され、状態検出動
作は中止されている。
なお、整流器はサイリスタ整流器21以外のものでもよ
く、CVCF装置11,12はそれぞれ専用のバッテリを有する
ものであってもよい。
また、均等充電モード設定手段はプログラム制御で制
御回路の構成が容易となるシーケンサ81の他、タイマ等
を用いて一定時間毎に整流器の状態検出を行う構成とす
ることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、異常状態を検出す
べき整流器を均等充電モードにして、その整流器の出力
電流、またはバッテリと無停電電源装置との間に流れる
電流の方向に基づいてその整流器に異常があるか否かを
判定するようにしたので、整流器の異常状態に迅速に対
処でき、従って、無停電電源装置の信頼性が向上するな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による整流器の状態検出方
法を実行するための無停電電源システムを示すブロック
図、第2図は従来の無停電電源システムを示すブロック
図、第3図は別の発明の一実施例による整流器の状態検
出方法を実行するための無停電電源システムを示すブロ
ック図である。 図において、11,12は無停電電源装置(CVCF装置)、21,
22はサイリスタ整流器、31,32はインバータ、41,42およ
び51,52は直流回路、6はバッテリ、71は電流/電圧変
換器、81はシーケンサ、91は整流器制御回路、101はゲ
ート回路を示す。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無停電電源装置が並列接続され、前
    記各無停電電源装置を構成する整流器とインバータとの
    間に共通に接続されたバッテリを有する無停電電源シス
    テムにおける前記整流器の異常状態を検出する整流器の
    状態検出方法において、前記各無停電電源装置を構成す
    る整流器のうち、異常状態を検出すべき整流器を均等充
    電モードにして、その整流器から電流が出力されるか否
    かを監視し、該電流が出力されなければその整流器に異
    常があると判定することを特徴とする整流器の状態検出
    方法。
  2. 【請求項2】任意の時間ごとに整流器を自動的に均等充
    電モードに設定することを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の整流器の状態検出方法。
  3. 【請求項3】複数の無停電電源装置が並列接続され、前
    記各無停電電源装置を構成する整流器とインバータとの
    間に共通に接続されたバッテリを有する無停電電源シス
    テムにおける前記整流器の異常状態を検出する整流器の
    状態検出方法において、前記各無停電電源装置を構成す
    る整流器のうち、異常状態を検出すべき整流器を均等充
    電モードにして、前記バッテリと前記無停電電源装置と
    の間に流れる電流の方向を監視し、該電流が前記バッテ
    リから前記無停電電源装置の方向へ流れていればその整
    流器に異常があると判定することを特徴とする整流器の
    状態検出方法。
  4. 【請求項4】任意の時間ごとに整流器を自動的に均等充
    電モードに設定することを特徴とする特許請求の範囲第
    (3)項記載の整流器の状態検出方法。
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