JPH0340023A - 計算機システムのデータ表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はキー操作されたファンクションキーに対応する
表示データを外部記憶装置から読出して表示部に表示す
る機能を有する計算機システムに係わり、特に続出頻度
の高い表示データを内部記憶部に記憶させておく言１算
機システムのデータ表示方式に関する。

（従来の技術） 各種データに対する情報処理を実行する計算機システム
においては、一般に、実際に演算処理を実行するＣＰＵ
　（中央処理装置）に対してパスラインを介してＲＯＭ
やＲＡＭ等の内部記憶部、各種処理指令を入力するため
のキーボード、情報処理結果を表示するＣＲＴ表示部等
の表示部、情報処理されるべき多くのデータが記憶され
た補助記憶装置としての例えはフロッピーディスクドラ
イブ装置（ＦＤＤ）等からなる外部記憶装置が接続され
ている。

そして、一般にＲＯＭに制御プログラムか記憶され、Ｒ
ＡＭに演算処理に使用される各種パラメータ等の可変デ
ータが記憶されている。また、複数種類の情報処理が可
能な計算機システムにおいては、キーボードに複数のフ
ァンクションキーが配設されており、操作者が一つのフ
ァンクションキーをキー操作すると、表示部に例えばこ
のファンクションキーに対して割付けられた情報処理を
実行するための所定のメニューが表示される。操作者は
そのメニューに従ってキー操作すれば、目的とする情報
処理が実行される。また、システムによってはメニュー
の代りにそのファンクションキーに割付けられた図形等
を表示する場合もある。

一般に、上記各ファンクションキーに対応するメニュー
や図形等の表示データは前述したＲＡＭ等の内部記憶部
に記憶されている場合が多いが、ファンクションキーの
設置数が多い場合や、表示データが複雑な場合には、内
部記憶部の記憶容量にも一定の限界があり、また記憶容
量を増大すると製造費が上昇するので、これらの表示デ
ータをＦＤＤ等の外部記憶装置に記憶させておき、操作
者がファンクションキーをキー操作すると、このファン
クションキーに割付けられた表示データをこの外部記憶
装置から読出して表示部に表示するようにしている。

しかしながら、上述したように各ファンクションキーに
割付けられた表示データを外部記憶装置に記憶するよう
にした計算機システムにおいてもまだ改良すべき次のよ
うな課題があった。

すなわち、各ファンクションキーをキー操作すると対応
する表示データが外部記憶装置から読出されるが、外部
記憶装置から読出すと続出に要する時間が、表示データ
がＲＡＭ等の内部記憶部に記憶されていた場合における
続出に要する時間より大幅に長くなる。その結果、操作
者がファンクションキーをキー操作してから、実際にメ
ニューや図形が表示されるまでの待ち時間が増大する。

よって、計算機システム全体の処理能率が低下する懸念
がある。

（発明が解決しようとする課題） このように従来の計算機システムにおいては、全部の表
示データが外部記憶装置に記憶されているので、ファン
クションキーをキー操作してから、実際にメニューや図
形が表示されるまでの待ち１１：７間が増大し、システ
ム全体の処理作業能率が低下する問題ががあった。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
使用頻度の高いファンクションキーに対応する表示デー
タのみ内部記憶部に記憶しておくことにより、常時使用
するファンクションキーに対しては短時間で該当表示デ
ータを表示でき、内部記憶部の記憶容量を大幅に１曽大
することなく、システム全体の処理作業能率を大幅に向
上できる計算機システムのデータ表示方式を提供するこ
とを目的とする。

〔発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記課題を解消するために本発明の計算機システムのデ
ータ表示方式は、複数のファンクションキーが配列され
たキーボードおよび各ファンクションキーに対応する表
示データを記憶する外部記憶装置を有し、ファンクショ
ンキーのキー操作に応動じて、操作されたファンクショ
ンキーに対応する表示データを外部記憶装置から読出し
て表示部へ表示する計算機システムにおいて、各ファン
クションキーのキー操作回数を計数する複数の操作回数
カウンタと、山部記憶部内に設けられ、各操作回数カウ
ンタのうち計数値の高い規定個数の操作回数カウンタに
対応する各ファンクションキーの表示データを外部記憶
装置から読出して記憶する内部表示データメモリと、フ
ァンクションキー操作に応動して、該当ファンクション
キーに対応する表示データが内部表示データメモリに記
憶されているとき該当表示データをこの内部表示データ
メモリから読出して表示部に表示する表示手段とを備え
たものである。

（作用） このように構成された計算機システムのデータ表示方式
によれば、キーボードに配列された各ファンクションキ
ーに対応する各表示データが外部記憶装置に記憶されて
いる。また、内部記憶部内には規定個数の表示データを
記憶する内部表示データメモリが形成されている。さら
に、各ファンクションキーのキー操作回数を計数する複
数の操作回数カウンタが設けられている。そして、内部
表示データメモリには操作回数カウンタで計数された各
キー操作回数のうち計数値が大きい順に前記規定個数の
ファンクションキーに対応する各表示データが記憶され
る。そして、操作者がファンクションキーをキー操作す
ると、該当ファンクションキーの表示データが内部表示
データメモリに記憶されていた場合には、その内部表示
データメモリから読出されて表示される。

よって、頻繁にキー操作されるファンクションキーの表
示データは内部表データメモリに記憶されているので、
短時間で表示される。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は実施例のデータ表示方式を採用した引算機シス
テムの概略構成を示すブロック図である。

図中１は各種情報処理を実行するＣＰＵ　（中央処理装
置）であり、このＣＰＵＩにパスライン２を介して、制
御プログラムを記憶するＲＯＭ４、各種カウンタ等の可
変データを記憶する内部記憶部としてのＲＡＭ４、キー
ボード５からキー信号が人力されるキーボードインタフ
ェース６、表示部としてのＣＲＴ表示部７に表示データ
を送出する表示インタフェース８、例えばフロッピーデ
ィスクドライブ装置（ＦＤＤ）等で構成された外部記憶
装置９に対して各種データの書込み読出しを行うための
入出力インタフェース１０等が接続されている。

前記キーボード５には、図示するように、英字やかな文
字を人力するための文字キー５ａ、数字データを入力す
るための置数キー５ｂ、ＣＲＴ表示部７の表示画面上の
カーソル位置を移動させるためのカーソル移動キー５ｃ
、各種処理業務を選択するための例えばＦ１〜ＦＮまで
のキ一番号が付されたＮ個のファンクションキー５ｄが
配設されている。

また、前記ＲＡＭＪ内には、第２図に示すように、各キ
一番号Ｆ、、Ｆ２．・・・・・・＋ＦＮのＮ個の各ファ
ンクションキー５ｄの各キー操作回数ＣＦ＋　、ＣＦ２
　、ＣＦ３、−−、ＣＦＮを計数するＮ個の操作回数カ
ウンタ１１が設けられている。

さらに、ファンクションキー５ｄの全部のキー操作回数
ＣＴを計数する全操作カウンタ１２、前記各操作回数カ
ウンタ１１の各キー操作回数ＣＦのうち計数値が大きい
上位３個の操作回数カウンタ１１に対応するキ一番号Ｆ
Ａ、ＦＢ、ＦＣを記憶する高頻度メモリ１３、この高頻
度メモリ１３に記憶された各キ一番号ＦＡ、ＦＢ、ＦＣ
に対応する各ファンクションキー５ｄの各表示データＤ
Ａ。

Ｄ８．Ｄｏを記憶する内部表示データメモリ１４が形成
されている。

また、前記ＦＤＤからなる外部記憶装置９内には、第３
図に示すように、キ一番号Ｆ１〜ＦＮの各ファンクショ
ンキー５ｄに対応する各表示データＤ、、Ｄ２．Ｄ３．
・・・・・・＋ＤＮが記憶されている。

そして、前記ＣＰＵＩはＲＯＭ３に記憶された制御プロ
グラムに従って第４図の流れ図を実行するように構成さ
れている。

第４図のメインルーチンが開始され、Ｓ（ステップ）１
にてファンクションキー５ｄがキー操作されなく、Ｓ２
にてファンクションキー５ｄ以外の各キー５ａ、５ｂ、
５ｃがキー人力操作されると該当キーに対する所定のキ
ー人力処理を実行する。

また、Ｓｌにてファンクションキー５ｄがキー人力され
ると、ＲＡＭ４の高頻度メモリ１３内を検索する。そし
て、Ｓ３にて、高頻度メモリ１３内に該当ファンクショ
ンキー５ｄのキ一番号Ｆが記憶されているか否かを調べ
、記憶されていれば、　０ Ｓ４にて内部表示データメモリ１４内に記憶されている
該当キ一番号Ｆの表示データＤを読出して、Ｓ５にてＣ
Ｒ７表示部７に表示する。Ｓ３にて該当キ一番号Ｆが記
憶されていなければ、該当キー番号Ｆに対応する表示デ
ータＤを人出力インタフェース１０を介して外部記憶装
置９から読出して８５にてＣＲ７表示部７に表示する。

該当表示データＤに対するＣＲ７表示部７への表示処理
が修了すると、Ｓ６にてキー操作されたファンクション
キー５ｄに対応する操作回数カウンタ１１のキー操作回
数ＣＦに１を加算する。さらに、全操作カウンタ１２の
全キー操作回数ＣＴに１を加算する。

そして、Ｓ７にて加算後の全キー操作回数ＣＴが予め定
められた規定操作回数ＣＴｍに達していないことを確認
すると、Ｓｌに戻り、次のファンクションキー５ｄまた
は他のキー人力操作を待つ。

Ｓ７にて加算後の全キー操作回数ＣＴが前記規定操作回
数ＣＴｍに達すると、Ｓ８にて各操作回数カウンタ１１
にて計数された各キー操作回数１ ＣＦ＋　、ＣＦ２　、ＣＦ３　、・・・・・・、ＣＦＮ
を比較して計数値の大きい順から３個のキー操作同数に
対応する各ファンクションキー５ｄの各キ一番号ＦＡ、
ＦＢ、ＦＣを高頻度メモリ１３へ格納する。

さらに、Ｓ９にて高頻度メモリ１３に設定した各キ一番
号ＦＡ、ＦＢ、ＦＣの示す各ファンクションキー５ｄに
対応する各表示データＤＡ、ＤＢ。

ＤＣを人出力インタフェース１０を介して外部記憶装置
９から読出す。そして、読出した各表示データＤＡ＋　
ＤＢ、ＤＣをＲＡＭ４の内部表示データメモリ１４の各
領域に格納する。

そして、最後に全部のキー操作回数カウンタ１１および
全操作カウンタ１２の各計数値ＣＦ、。

ＣＦ２．・・・・・・ＣＦＮＳＣＴを初期値０にクリア
する。

このように構成された計算機システムのデータ表示方式
によれば、キーボード５に配設された各ファンクション
キー５ｄのキー操作回数ＣＦは各操作回数カウンタ１１
で計数されると共に、全部のファンクションキー５ｄの
全キー操作回数ＣＴ２ が全操作カウンタ１２で計数される。そして、全キー操
作同数ＣＴが規定操作同数ＣＴ　ｒｎに達した時点で、
各操作回数カウンタ１１に計数された各キー操作回数Ｃ
Ｆのうち、キー操作回数が大きい方から３個のファンク
ションキー５ｄに対応する表示データＤＡ、ＤＢ、ＤＣ
が内部表示データメモリ１４に格納される。

すなわち、内部表示データメモリ１４の記憶内容はファ
ンクションキー５ｄの全部のキー操作回数ＣＴが規定操
作回数ＣＴｍに達する度に、その期間で最もキー操作頻
度の高い３個の各ファンクションキー５ｄに対応するす
る表示データＤに更新される。

そして、一つのファンクションキー５ｄをキー操作する
と、そのファンクションキー５ｄが頻繁にキー操作され
るファンクションキー５ｄであればＲＡＭ４等の内部記
憶部に記憶された表示データＤが読出されて表示される
。一方、キー操作頻度の低いファンクションキー５ｄの
場合はＦＤＤ等の外部記憶装置９から表示データＤが読
出され３ て表示される。

前述したように、操作者がファンクションキー５ｄをキ
ー操作してから対応する表示データＤがＣＲ７表示部７
に表示されるまでに要する時間は、該当表示データＤが
ＲＡＭ等の内部記憶部に記憶されている場合の方が、Ｆ
ＤＤ等の外部記憶装置に記憶されている場合に比較して
格段に短くなる。

よって、キー操作頻度の高いファンクションキー５ｄに
対応する表示データＤを内部記憶部に記憶させておくこ
とにより、内部記憶部の記憶容量を大幅に増大すること
なく、続出に要する平均時間を大幅に短縮できる。よっ
て、計算機システム全体の処理作業能率を大幅に向上で
きる。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明のデータ表示方式によれば、
使用頻度の高いファンクションキーに対応する表示デー
タのみ内部記憶部に記憶している。したがって、常時使
用する使用頻度の高いファンクションキーに対しては短
時間で該当表示データを読出して表示できる。よって、
内部記憶部４ の記憶容量を大幅に増大することなく、計算機システム
全体の処理作業能率を大幅に向上できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一丈施例に係わる計算機システムのデータ
表示方式を示すものであり、第１図は本発明のデータ表
示方式を採用した計算機システムを示すブロック図、第
２図および第３図は各記憶部の各記憶内容を示す図、第
４図は動作を示す流れ図である。 １・・・ＣＰＵ、４・・・ＲＡＭ、５・・・キーボード
、５ｄ・・・ファンクションキー　７・・・ＣＲＴ表示
部、９・・・外部記憶装置、１１・・・操作回数カウン
タ、１２・・・全操作カウンタ、１３・・・高頻度メモ
リ、１４・・・内部表示データメモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のファンクションキーが配列されたキーボードおよ
   び前記各ファンクションキーに対応する表示データを記
   憶する外部記憶装置を有し、前記ファンクションキーの
   キー操作に応動して、操作されたファンクションキーに
   対応する表示データを前記外部記憶装置から読出して表
   示部へ表示する計算機システムにおいて、 前記各ファンクションキーのキー操作回数を計数する複
   数の操作回数カウンタと、内部記憶部内に設けられ、前
   記各操作回数カウンタのうち計数値の高い規定個数の操
   作回数カウンタに対応する各ファンクションキーの表示
   データを前記外部記憶装置から読出して記憶する内部表
   示データメモリと、ファンクションキー操作に応動して
   、該当ファンクションキーに対応する表示データが前記
   内部表示データメモリに記憶されているとき該当表示デ
   ータをこの内部表示データメモリから読出して前記表示
   部に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする計算
   機システムのデータ表示方式。