JPH0339912Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339912Y2 JPH0339912Y2 JP1986169318U JP16931886U JPH0339912Y2 JP H0339912 Y2 JPH0339912 Y2 JP H0339912Y2 JP 1986169318 U JP1986169318 U JP 1986169318U JP 16931886 U JP16931886 U JP 16931886U JP H0339912 Y2 JPH0339912 Y2 JP H0339912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- holding frame
- spring
- commutator
- brushes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えばスタータモータ等の回転電
機のブラシ装置に関する。
機のブラシ装置に関する。
第3図、第4図は例えば、実開昭60−181156号
公報に示された、従来のブラシ装置を示す。図に
おいて、1は回転機の整流子、2a,2bは、
各々プラス側、マイナス側のブラシ、3はブラシ
バネ、4は上記ブラシ2a,2bとブラシバネ3
とを収納する一体成形されたブラシ保持枠であつ
て、プラス側は電気絶縁性の合成樹脂板5を介し
て、鉄板製の基板6に対地絶縁する如く固着さ
れ、マイナス側は直接基板6にカシメ固着され
る。プラス側のブラシ2aは、リード線7a,7
bが入力用のリード8に接続され、また、マイナ
ス側のブラシ2bは、リード線9を通して、基板
6に電気接続される。ブラシバネ3は、ブラシ2
a,2bを整流子1方向に押圧付勢する。15は
リード線7aの端部に固着されるコネクタであつ
て、電源装置(例えばバツテリー=図示せず)に
接続される。
公報に示された、従来のブラシ装置を示す。図に
おいて、1は回転機の整流子、2a,2bは、
各々プラス側、マイナス側のブラシ、3はブラシ
バネ、4は上記ブラシ2a,2bとブラシバネ3
とを収納する一体成形されたブラシ保持枠であつ
て、プラス側は電気絶縁性の合成樹脂板5を介し
て、鉄板製の基板6に対地絶縁する如く固着さ
れ、マイナス側は直接基板6にカシメ固着され
る。プラス側のブラシ2aは、リード線7a,7
bが入力用のリード8に接続され、また、マイナ
ス側のブラシ2bは、リード線9を通して、基板
6に電気接続される。ブラシバネ3は、ブラシ2
a,2bを整流子1方向に押圧付勢する。15は
リード線7aの端部に固着されるコネクタであつ
て、電源装置(例えばバツテリー=図示せず)に
接続される。
上記従来装置では、ブラシ2a,2bはブラシ
保持枠4と合成樹脂板5又は、基板6とで形成さ
れる空間に入れられているため、ブラシよりの発
熱を外部に放熱できず、合成樹脂板が変形する
(ブラシ保持枠の熱変形)等の問題点があつた。
保持枠4と合成樹脂板5又は、基板6とで形成さ
れる空間に入れられているため、ブラシよりの発
熱を外部に放熱できず、合成樹脂板が変形する
(ブラシ保持枠の熱変形)等の問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、ブラシ保持枠におけるブラ
シの摺接面に貫通穴を設ける事で、ブラシの熱を
外部に放出し、ブラシ装置の耐熱性を向上させる
ことを目的とする。
めになされたもので、ブラシ保持枠におけるブラ
シの摺接面に貫通穴を設ける事で、ブラシの熱を
外部に放出し、ブラシ装置の耐熱性を向上させる
ことを目的とする。
この考案に係るブラシ装置は、ブラシバネとブ
ラシを各々収納して保持し軸方向の開口部を有す
るブラシ保持枠と、回転電機のアース回路とを絶
縁しかつブラシとブラシバネとをブラシ保持枠内
に収納する如くブラシ保持枠の軸方向の開口部を
覆う絶縁板とを設け、ブラシ保持枠におけるブラ
シの摺接面でかつブラシのリード線導出部と異な
る位置に貫通穴を設けたものである。
ラシを各々収納して保持し軸方向の開口部を有す
るブラシ保持枠と、回転電機のアース回路とを絶
縁しかつブラシとブラシバネとをブラシ保持枠内
に収納する如くブラシ保持枠の軸方向の開口部を
覆う絶縁板とを設け、ブラシ保持枠におけるブラ
シの摺接面でかつブラシのリード線導出部と異な
る位置に貫通穴を設けたものである。
この考案にあつてはブラシ保持枠に、貫通穴を
設けるという簡単な作業で、ブラシ装置の耐熱性
が向上される。
設けるという簡単な作業で、ブラシ装置の耐熱性
が向上される。
第1図、第2図は、この考案の一実施例を示す
平面図、要部拡大図である。図において、3a,
3bは上記ブラシ2a,2bを整流子1方向に押
圧付勢するブラシバネ、4は上記ブラシ2a,2
bとブラシバネ3a,3bとを収納する1体成形
されたブラシ保持枠であつて、4aは上記ブラシ
保持枠に設けられた貫通穴である。10は上記ブ
ラシ2a,2bと図示しないエンドブラケツトを
絶縁する絶縁板であり、11はエンドブラケツト
に螺着されるメネジがきられた鉄製の取付片であ
る。12は上記取付片11aに1体に設けられた
突設部で、リード線13aと溶接され、上記マイ
ナスのブラシ2bはリード線13a、突設部1
2、取付片11aを介して、エンドブラケツトに
電気接続される。13bはリード線、14はこの
リード線13bに電気接続される口出し部で、上
記プラスのブラシ2aは上記リード線13b、口
出し線14、コネクタ電源装置(たとえばバツテ
リ=図示なし)に電気接続される。
平面図、要部拡大図である。図において、3a,
3bは上記ブラシ2a,2bを整流子1方向に押
圧付勢するブラシバネ、4は上記ブラシ2a,2
bとブラシバネ3a,3bとを収納する1体成形
されたブラシ保持枠であつて、4aは上記ブラシ
保持枠に設けられた貫通穴である。10は上記ブ
ラシ2a,2bと図示しないエンドブラケツトを
絶縁する絶縁板であり、11はエンドブラケツト
に螺着されるメネジがきられた鉄製の取付片であ
る。12は上記取付片11aに1体に設けられた
突設部で、リード線13aと溶接され、上記マイ
ナスのブラシ2bはリード線13a、突設部1
2、取付片11aを介して、エンドブラケツトに
電気接続される。13bはリード線、14はこの
リード線13bに電気接続される口出し部で、上
記プラスのブラシ2aは上記リード線13b、口
出し線14、コネクタ電源装置(たとえばバツテ
リ=図示なし)に電気接続される。
上述の如く、この実施例のものにあつてはブラ
シ保持枠4に、貫通穴4aを各ブラシ摺接部に対
応して各々形成したので、温度上昇した各ブラシ
2a,2bは各貫通穴4aを介して直接外気と接
することになるので、回転電機の回転に伴う外気
の対流作用により各ブラシ2a,2bの放熱が良
好となり、各ブラシ2a,2bの温度上昇が抑制
されると共に、ブラシ保持枠4の温度も低下し
て、従来のように合成樹脂板の変形、ブラシ保持
枠の熱変形がなくなる。
シ保持枠4に、貫通穴4aを各ブラシ摺接部に対
応して各々形成したので、温度上昇した各ブラシ
2a,2bは各貫通穴4aを介して直接外気と接
することになるので、回転電機の回転に伴う外気
の対流作用により各ブラシ2a,2bの放熱が良
好となり、各ブラシ2a,2bの温度上昇が抑制
されると共に、ブラシ保持枠4の温度も低下し
て、従来のように合成樹脂板の変形、ブラシ保持
枠の熱変形がなくなる。
なお、上記実施例では、ブラシ保持枠4に設け
られた貫通穴4aは円形状であるが、楕円、角形
状であつてもよい。又、穴の数も1ケのブラシ摺
接部に複数個設けてもよい。
られた貫通穴4aは円形状であるが、楕円、角形
状であつてもよい。又、穴の数も1ケのブラシ摺
接部に複数個設けてもよい。
以上の様に、この考案によれば、ブラシバネと
ブラシを各々収納して軸方向の開口部を有するブ
ラシ保持枠と、ブラシと回転電機のアース回路と
を絶縁しかつブラシとブラシバネとをブラシ保持
枠内に収納する如くブラシ保持枠の軸方向の開口
部を覆う絶縁板とを設け、ブラシ保持枠における
ブラシの摺接面でかつブラシのリード線導出部と
異なる位置に貫通穴を設けることにより、簡単な
作業により、放熱性にすぐれ、動作が安定したブ
ラシ装置を提供できるという効果がある。
ブラシを各々収納して軸方向の開口部を有するブ
ラシ保持枠と、ブラシと回転電機のアース回路と
を絶縁しかつブラシとブラシバネとをブラシ保持
枠内に収納する如くブラシ保持枠の軸方向の開口
部を覆う絶縁板とを設け、ブラシ保持枠における
ブラシの摺接面でかつブラシのリード線導出部と
異なる位置に貫通穴を設けることにより、簡単な
作業により、放熱性にすぐれ、動作が安定したブ
ラシ装置を提供できるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例によるブラシ装置を
示す正面図、第2図はその要部を示す断面図、第
3図は従来のブラシ装置を示す正面図、第4図は
その要部断面図である。 図において、1は整流子、2a,2bはブラ
シ、3a,3bはブラシバネ、4はブラシ保持
枠、4aはブラシ保持枠に設けられた貫通穴、1
0は絶縁板、11は取付片である。図中、同一符
号は同一または、相当部分を示す。
示す正面図、第2図はその要部を示す断面図、第
3図は従来のブラシ装置を示す正面図、第4図は
その要部断面図である。 図において、1は整流子、2a,2bはブラ
シ、3a,3bはブラシバネ、4はブラシ保持
枠、4aはブラシ保持枠に設けられた貫通穴、1
0は絶縁板、11は取付片である。図中、同一符
号は同一または、相当部分を示す。
Claims (1)
- 回転電機の整流子に摺接するブラシ、このブラ
シを上記整流子に押圧付勢するブラシバネ、この
ブラシバネと上記ブラシを各々収納して保持し軸
方向の開口部を有するブラシ保持枠、及び上記ブ
ラシと上記回転電機のアース回路とを絶縁しかつ
上記ブラシと上記ブラシバネとを上記ブラシ保持
枠内に収納する如く上記ブラシ保持枠の軸方向の
開口部を覆う絶縁板を備え、上記ブラシ保持枠に
おける上記ブラシの摺接面でかつ上記ブラシのリ
ード線導出部と異なる位置に、貫通穴を設けたこ
とを特徴とするブラシ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986169318U JPH0339912Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | |
KR2019870018471U KR900009965Y1 (ko) | 1986-10-31 | 1987-10-30 | 브러시 장치 |
US07/115,730 US4891539A (en) | 1986-10-31 | 1987-11-02 | Brush device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986169318U JPH0339912Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174183U JPS63174183U (ja) | 1988-11-11 |
JPH0339912Y2 true JPH0339912Y2 (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=31103014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986169318U Expired JPH0339912Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-11-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339912Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103059A (en) * | 1979-01-31 | 1980-08-06 | Hitachi Ltd | Brush holder of rotary electric machine |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136971U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | 三菱電機株式会社 | 直流回転電機用ブラシ保持装置 |
JPS58183072U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | カルソニックカンセイ株式会社 | 直流モ−タのブラシホルダ− |
JPS59159170U (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-25 | 日産自動車株式会社 | モータのブラシ保持装置 |
-
1986
- 1986-11-04 JP JP1986169318U patent/JPH0339912Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103059A (en) * | 1979-01-31 | 1980-08-06 | Hitachi Ltd | Brush holder of rotary electric machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63174183U (ja) | 1988-11-11 |
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