JPH0640441Y2 - ブラシ保持装置 - Google Patents
ブラシ保持装置Info
- Publication number
- JPH0640441Y2 JPH0640441Y2 JP1986017279U JP1727986U JPH0640441Y2 JP H0640441 Y2 JPH0640441 Y2 JP H0640441Y2 JP 1986017279 U JP1986017279 U JP 1986017279U JP 1727986 U JP1727986 U JP 1727986U JP H0640441 Y2 JPH0640441 Y2 JP H0640441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- holding device
- case
- holding
- end bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばスタータモータ等の回転機のブラシ
保持装置に関する。
保持装置に関する。
第3図、第4図は従来のブラシ保持装置を示す平面図と
要部断面図であり、図において、(1)は回転機の整流
子、(2a)(2b)マイナス側の保持枠、(3a)(3b)は
プラス側の保持枠、(4a)(4b)は各々カシメ固着部分
(5a)(5b)で、上記プラス側の保持枠(3a)(3b)に
固着される合成樹脂板、(6)は鉄板製の基板で、上記
保持枠(2a)(2b)とは直接、上記プラス側の保持枠
(3a)(3b)とは絶縁される如く上記合成樹脂板を介し
てカシメ固着される。(7a)(7b)は各々上記プラス側
の保持枠(3a)(3b)と上記合成樹脂板(4a)(4b)と
がかたづくる収納空間に収納されるプラス側のブラシ、
(8a)(8b)は各々上記マイナス側の保持枠(2a)(2
b)と上記基板(6)とがかたづくる収納空間に収納さ
れるマイナス側のブラシ、(9a)(9b)はこのマイナス
側のブラシ(8a)(8b)と上記基板(6)とを電気接続
するマイナス側のリード線、(10a)(10b)は上記プラ
ス側のブラシ(7a)(7b)と、コネクタ(12)を介して
電源装置とを電気接続するためのプラス側のリード線、
(11)は上記ブラシ(7a)(7b)(8a)(8b)を上記整
流子(1)に押圧付勢するブラシバネ、(13)は回転機
のエンドブラケツトに螺着されるための上記基板(6)
に創設されるメネジである。
要部断面図であり、図において、(1)は回転機の整流
子、(2a)(2b)マイナス側の保持枠、(3a)(3b)は
プラス側の保持枠、(4a)(4b)は各々カシメ固着部分
(5a)(5b)で、上記プラス側の保持枠(3a)(3b)に
固着される合成樹脂板、(6)は鉄板製の基板で、上記
保持枠(2a)(2b)とは直接、上記プラス側の保持枠
(3a)(3b)とは絶縁される如く上記合成樹脂板を介し
てカシメ固着される。(7a)(7b)は各々上記プラス側
の保持枠(3a)(3b)と上記合成樹脂板(4a)(4b)と
がかたづくる収納空間に収納されるプラス側のブラシ、
(8a)(8b)は各々上記マイナス側の保持枠(2a)(2
b)と上記基板(6)とがかたづくる収納空間に収納さ
れるマイナス側のブラシ、(9a)(9b)はこのマイナス
側のブラシ(8a)(8b)と上記基板(6)とを電気接続
するマイナス側のリード線、(10a)(10b)は上記プラ
ス側のブラシ(7a)(7b)と、コネクタ(12)を介して
電源装置とを電気接続するためのプラス側のリード線、
(11)は上記ブラシ(7a)(7b)(8a)(8b)を上記整
流子(1)に押圧付勢するブラシバネ、(13)は回転機
のエンドブラケツトに螺着されるための上記基板(6)
に創設されるメネジである。
従来のブラシ保持装置は以上のように構成されているの
で、プラス側の保持枠(3a)(3b)は各々合成樹脂板
(4a)(4b)とカシメ固着せねばならず、かつ合成樹脂
板(4a)(4b)を介して基板(6)にカシメ固着される
ので作業性が悪く、かつカシメの際に合成樹脂板(4a)
(4b)が損傷破壊されることがあった。
で、プラス側の保持枠(3a)(3b)は各々合成樹脂板
(4a)(4b)とカシメ固着せねばならず、かつ合成樹脂
板(4a)(4b)を介して基板(6)にカシメ固着される
ので作業性が悪く、かつカシメの際に合成樹脂板(4a)
(4b)が損傷破壊されることがあった。
この考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、カシメ固着を廃止し、ブラシとエンドブラケ
ツトとの絶縁のための部品点数の減少を計り組立作業性
の向上したブラシ保持装置を得ることを目的とする。
たもので、カシメ固着を廃止し、ブラシとエンドブラケ
ツトとの絶縁のための部品点数の減少を計り組立作業性
の向上したブラシ保持装置を得ることを目的とする。
この考案に係るブラシ保持装置は、ブラシケースと取付
用の基板との間に形成された保持部と、ブラシケースの
外径端に突状部と異なる位置で軸方向へブリッジ状に突
出して形成された係合枠とを設け、この係合枠と保持部
とに、ブラシとエンドブラケットとを絶縁する絶縁板を
嵌号保持させたものである。
用の基板との間に形成された保持部と、ブラシケースの
外径端に突状部と異なる位置で軸方向へブリッジ状に突
出して形成された係合枠とを設け、この係合枠と保持部
とに、ブラシとエンドブラケットとを絶縁する絶縁板を
嵌号保持させたものである。
この考案におけるブラシ保持装置は、複数のブラシを絶
縁板により、エンドブラケツトから絶縁し、かつブラシ
ケースの係合枠と、ブラシケースと取付用の基板との間
に形成された保持部とにより絶縁板を嵌号保持させる。
縁板により、エンドブラケツトから絶縁し、かつブラシ
ケースの係合枠と、ブラシケースと取付用の基板との間
に形成された保持部とにより絶縁板を嵌号保持させる。
第1図(a)(b)、第2図はこの考案の一実施例を示
す各々平面図、その一部断面図、要部斜視図である。図
において(14)は熱硬化性合成樹脂により一体モールド
成形されたブラシケースである保持枠集合体、(15c)
(15d)はこの保持枠集合体(14)に一体成形された枠
(19)に嵌合する絶縁板である合成樹脂板であり、上記
枠(19)は係合枠を構成するもので、上記保持枠集合体
(14)の外径端に軸方向へブリッジ状に突出して形成さ
れ合成樹脂板(15c)(15d)を各々嵌合保持している。
(16a)(16b)は上記保持集合体(14)に収納され、整
流子(1)に摺接されるマイナス側のブラシで、両マイ
ナス側のブラシ(16a)(16b)間にブリッジ状に上記合
成樹脂板(15c)が渡される。(17a)(17b)はプラス
側のブラシで両プラス側のブラシ(17a)(17b)間にブ
リッジ状に上記合成樹脂板(15d)が渡され、プラス側
の各々ブラシ(17a)(17b)とエンドブラケツトとを絶
縁する。(18)は上記ブラシ(16a)(16b)(17a)(1
7b)を上記整流子(1)に押圧付勢するブラシバネ、
(20c)(20d)は上記保持枠集合体(14)に一体モール
ド成形された突状部に嵌合する鉄板を凸形状にプレス加
工された取付用の基板で、エンドブラケツトと螺着され
るためのメネジ(21)が創設され、エンドブラケツトと
上記保持枠集合体を固定し、かつ上記保持枠集合体(1
4)との間で保持部を形成し、この保持部により上記合
成樹脂板(15c)(15d)の固定を助ける。(22)は上記
基板(20c)と一体に設けられた板で上記マイナス側の
ブラシ(16a)(16b)をリード線(23)を介してエンド
ブラケツトに電気接続する。(24)は上記プラス側のブ
ラシ(17a)(17b)を電源装置に電気接続されるコネク
タ(25)と電気接続するためのリード線である。
す各々平面図、その一部断面図、要部斜視図である。図
において(14)は熱硬化性合成樹脂により一体モールド
成形されたブラシケースである保持枠集合体、(15c)
(15d)はこの保持枠集合体(14)に一体成形された枠
(19)に嵌合する絶縁板である合成樹脂板であり、上記
枠(19)は係合枠を構成するもので、上記保持枠集合体
(14)の外径端に軸方向へブリッジ状に突出して形成さ
れ合成樹脂板(15c)(15d)を各々嵌合保持している。
(16a)(16b)は上記保持集合体(14)に収納され、整
流子(1)に摺接されるマイナス側のブラシで、両マイ
ナス側のブラシ(16a)(16b)間にブリッジ状に上記合
成樹脂板(15c)が渡される。(17a)(17b)はプラス
側のブラシで両プラス側のブラシ(17a)(17b)間にブ
リッジ状に上記合成樹脂板(15d)が渡され、プラス側
の各々ブラシ(17a)(17b)とエンドブラケツトとを絶
縁する。(18)は上記ブラシ(16a)(16b)(17a)(1
7b)を上記整流子(1)に押圧付勢するブラシバネ、
(20c)(20d)は上記保持枠集合体(14)に一体モール
ド成形された突状部に嵌合する鉄板を凸形状にプレス加
工された取付用の基板で、エンドブラケツトと螺着され
るためのメネジ(21)が創設され、エンドブラケツトと
上記保持枠集合体を固定し、かつ上記保持枠集合体(1
4)との間で保持部を形成し、この保持部により上記合
成樹脂板(15c)(15d)の固定を助ける。(22)は上記
基板(20c)と一体に設けられた板で上記マイナス側の
ブラシ(16a)(16b)をリード線(23)を介してエンド
ブラケツトに電気接続する。(24)は上記プラス側のブ
ラシ(17a)(17b)を電源装置に電気接続されるコネク
タ(25)と電気接続するためのリード線である。
上記実施例のブラシ保持装置では保持枠集合体(14)に
ブラシ(16a)(16b)(17a)(17b)、ブラシバネ(1
8)を収納し、合成樹脂板(15c)(15d)を図示各々
左、右から枠(19)に嵌合させ、突状部に基板(20c)
(20d)を各々図示左・右から、合成樹脂板(15c)(15
d)の一部を保持部により押圧する如くはめ込む。
ブラシ(16a)(16b)(17a)(17b)、ブラシバネ(1
8)を収納し、合成樹脂板(15c)(15d)を図示各々
左、右から枠(19)に嵌合させ、突状部に基板(20c)
(20d)を各々図示左・右から、合成樹脂板(15c)(15
d)の一部を保持部により押圧する如くはめ込む。
以上のようにこの考案によれば、ブラシケースの突状部
に嵌合固定された取付用の基板とブラシケースとの間に
保持部を設けるとともに、ブラシケースの外径端に突状
部と異なる位置で軸方向へブリッジ状に突出して形成さ
れた係合枠を設け、この係合枠と保持部とに、ブラシと
エンドブラケットとを絶縁する絶縁板を嵌合保持させた
ので、ブラシとエンドブラケットとの絶縁のための部品
点数の減少が計れ製作が容易で組立作業性が向上すると
いう効果がある。
に嵌合固定された取付用の基板とブラシケースとの間に
保持部を設けるとともに、ブラシケースの外径端に突状
部と異なる位置で軸方向へブリッジ状に突出して形成さ
れた係合枠を設け、この係合枠と保持部とに、ブラシと
エンドブラケットとを絶縁する絶縁板を嵌合保持させた
ので、ブラシとエンドブラケットとの絶縁のための部品
点数の減少が計れ製作が容易で組立作業性が向上すると
いう効果がある。
第1図(a)はこの考案の一実施例によるブラシ保持装
置を示す平面図、第1図(b)はその一部断面図、第2
図はその要部斜視図、第3図は従来のブラシ保持装置を
示す平面図、第4図はその要部断面図である。 図において、(1)は整流子、(14)は保持枠集合体、
(15c)(15d)は合成樹脂板、(16a)(16b)(17a)
(17b)はブラシ、(18)はブラシバネ、(19)は枠、
(20c)(20d)は基板である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
置を示す平面図、第1図(b)はその一部断面図、第2
図はその要部斜視図、第3図は従来のブラシ保持装置を
示す平面図、第4図はその要部断面図である。 図において、(1)は整流子、(14)は保持枠集合体、
(15c)(15d)は合成樹脂板、(16a)(16b)(17a)
(17b)はブラシ、(18)はブラシバネ、(19)は枠、
(20c)(20d)は基板である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】回転機の整流子に摺接する複数のブラシ、
このブラシを上記整流子に押圧付勢するブラシバネ、上
記ブラシを収納し外径方向へ突出した突状部を有するブ
ラシケース、上記突状部に嵌合固定され、上記ブラシケ
ースとの間で保持部を形成する取付用の基板、上記ブラ
シケースの外径端に上記突状部と異なる位置で軸方向へ
ブリッジ状に突出して形成された係合枠、及び上記ブラ
シケースに当接し上記ブラシと上記回転機のエンドブラ
ケットとを絶縁する如く上記係合枠と上記保持部とに各
々嵌合保持された絶縁板を備えたブラシ保持装置。 - 【請求項2】ブラシケースは、熱硬化性合成樹脂で一体
モールド成形されてなることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のブラシ保持装置。 - 【請求項3】ブラシケースは、エンドブラケットに螺着
されるための取付用の基板が嵌合する突状部を有してな
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は
第2項記載のブラシ保持装置。 - 【請求項4】取付用の基板は、絶縁板を押圧する如く設
けられることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3
項記載のブラシ保持装置。 - 【請求項5】ブラシケースは、エンドブラケットに螺着
されることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項
記載のブラシ保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986017279U JPH0640441Y2 (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 | ブラシ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986017279U JPH0640441Y2 (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 | ブラシ保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129261U JPS62129261U (ja) | 1987-08-15 |
JPH0640441Y2 true JPH0640441Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=30809889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986017279U Expired - Lifetime JPH0640441Y2 (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 | ブラシ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640441Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117154U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-19 | ||
JPS55134753U (ja) * | 1979-03-12 | 1980-09-25 | ||
JPS5859346U (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-21 | アスモ株式会社 | 電動機のブラシホルダ− |
JPS59216438A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-06 | Nippon Denso Co Ltd | ブラシホルダ |
-
1986
- 1986-02-08 JP JP1986017279U patent/JPH0640441Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62129261U (ja) | 1987-08-15 |
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