JPH0119586Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119586Y2 JPH0119586Y2 JP1779882U JP1779882U JPH0119586Y2 JP H0119586 Y2 JPH0119586 Y2 JP H0119586Y2 JP 1779882 U JP1779882 U JP 1779882U JP 1779882 U JP1779882 U JP 1779882U JP H0119586 Y2 JPH0119586 Y2 JP H0119586Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- control circuit
- frame
- intermediate bracket
- position detection
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は水中で使用するトランジスタモータな
ど無整流子モータの制御回路の放熱構造に関する
ものである。
ど無整流子モータの制御回路の放熱構造に関する
ものである。
従来の技術
本来、無整流子モータは、整流子の機能を、回
転子の位置を検出する回転位置検出センサーと、
固定子の巻線への通電を制御する制御回路でおこ
なうため、整流子の摩耗がなく長期間安定して使
用できるすぐれた特長をもつている。ただし、電
流の切替をトランジスタ、サイリスタなどによつ
ておこなうため、その素子の損失による発熱から
の温度上昇を使用可能温度範囲内に押える必要が
ある。
転子の位置を検出する回転位置検出センサーと、
固定子の巻線への通電を制御する制御回路でおこ
なうため、整流子の摩耗がなく長期間安定して使
用できるすぐれた特長をもつている。ただし、電
流の切替をトランジスタ、サイリスタなどによつ
ておこなうため、その素子の損失による発熱から
の温度上昇を使用可能温度範囲内に押える必要が
ある。
そのため、素子に放熱板を取付けて冷却してい
る。
る。
しかし、気中(大気中)使用形モータであれ
ば、その放熱板の表面積を大きくし、気流による
冷却をおこなわすことができるが、水中使用形モ
ータの場合、絶縁のため密閉構造としており、空
冷による冷却は期待できない。
ば、その放熱板の表面積を大きくし、気流による
冷却をおこなわすことができるが、水中使用形モ
ータの場合、絶縁のため密閉構造としており、空
冷による冷却は期待できない。
そのため従来は、放熱板をカバーに密着させ
て、トランジスタなどの素子の発熱をカバーを通
して水中へ放熱する方法が取られて来た。
て、トランジスタなどの素子の発熱をカバーを通
して水中へ放熱する方法が取られて来た。
このような従来の構成について第1図及び第2
図にもとづいて説明する。
図にもとづいて説明する。
図において、1はカツプ状のカバーで、このカ
バー1とフレーム16でモータのハウジングを構
成している。2は固定子部、3は回転子部で、固
定子部2はフレーム16の内側に嵌着されてお
り、回転子部3は、カバー1とフレーム16との
間に配置された中間ブラケツト10に一端が軸支
され、他端がフレーム16によつて軸支されてい
る。4は前記回転子部3の回転位置を検出する回
転位置検出センサー部で、中間ブラケツト10の
回転子部とは反対側に設けられている。5は固定
子部2への通電を制御する制御回路部で、通信線
8で回転位置検出センサー部4と接続されてい
る。6は制御回路部5のプリント基板で、放熱板
7を設けている。
バー1とフレーム16でモータのハウジングを構
成している。2は固定子部、3は回転子部で、固
定子部2はフレーム16の内側に嵌着されてお
り、回転子部3は、カバー1とフレーム16との
間に配置された中間ブラケツト10に一端が軸支
され、他端がフレーム16によつて軸支されてい
る。4は前記回転子部3の回転位置を検出する回
転位置検出センサー部で、中間ブラケツト10の
回転子部とは反対側に設けられている。5は固定
子部2への通電を制御する制御回路部で、通信線
8で回転位置検出センサー部4と接続されてい
る。6は制御回路部5のプリント基板で、放熱板
7を設けている。
そして、制御回路部5を構成するプリント基板
6に設けた放熱板7で、密閉したカバー1の内面
にネジ9で密着させていた。なお、固定子部2、
回転子部3はフレーム16側に、制御回路部5は
カバー1側に中間ブラケツト10で区分されてい
る。
6に設けた放熱板7で、密閉したカバー1の内面
にネジ9で密着させていた。なお、固定子部2、
回転子部3はフレーム16側に、制御回路部5は
カバー1側に中間ブラケツト10で区分されてい
る。
考案が解決しようとする課題
しかし従来の構成では、組立過程において、第
2図のように回転位置検出センサー部4と制御回
路部5とを接続して位置検出信号を伝達する信号
線8を数多く渡す必要があり、また、その信号線
8の長さは制御回路部5の取付ネジ9がカバー1
に取付けられる余裕と回転位置検出センサー部4
を中間ブラケツト10に取付けできる長さが必要
であり、そのため十分長いものになつていた。そ
の信号線8の長さのためハウジング組立時に信号
線8のかみこみ、断線、回転部への巻付きが生
じ、また長い線をたぐつて入れこむため、使用中
のノイズによる誤動作、線の移動による特性の変
動、電線の短絡、断線などがおこり、品質の低
い、非常に組立困難であるという欠点があつた。
2図のように回転位置検出センサー部4と制御回
路部5とを接続して位置検出信号を伝達する信号
線8を数多く渡す必要があり、また、その信号線
8の長さは制御回路部5の取付ネジ9がカバー1
に取付けられる余裕と回転位置検出センサー部4
を中間ブラケツト10に取付けできる長さが必要
であり、そのため十分長いものになつていた。そ
の信号線8の長さのためハウジング組立時に信号
線8のかみこみ、断線、回転部への巻付きが生
じ、また長い線をたぐつて入れこむため、使用中
のノイズによる誤動作、線の移動による特性の変
動、電線の短絡、断線などがおこり、品質の低
い、非常に組立困難であるという欠点があつた。
課題を解決するための手段
上記従来の課題を解決するために本考案は、回
転位置検出センサー部が装備された中間ブラケツ
トと制御回路部との間に設けたバネにて、制御回
路を介して放熱板をカバー内面に密着させたもの
である。
転位置検出センサー部が装備された中間ブラケツ
トと制御回路部との間に設けたバネにて、制御回
路を介して放熱板をカバー内面に密着させたもの
である。
作 用
この構造にすることにより、回転位置検出セン
サー部と、制御回路部、放熱板を中間ブラケツト
側に一体に取付けすることができ、回転位置検出
センサー部と制御回路部の接続線を短くすること
ができる。
サー部と、制御回路部、放熱板を中間ブラケツト
側に一体に取付けすることができ、回転位置検出
センサー部と制御回路部の接続線を短くすること
ができる。
実施例
以下、本考案の一実施例を第3図〜第6図を参
照して説明する。第3図に示す如く、回転位置検
出センサー部4が装備された中間ブラケツト10
には支柱11が取付けられており、この支柱11
にて支持された制御回路部5のプリント基板6と
中間ブラケツト10との間にバネ12を装備し、
このバネ12にて放熱板7をカバー内面に密着さ
せた状態で制御回路部5を中間ブラケツト10に
装備している。したがつて、カバー1を分解する
と、第4図に示すように、制御回路部5はバネ1
2の圧縮されていた分は伸びるが、それ以上は移
動することなく中間ブラケツト10に取り付けて
いる。なお、13は途中にコネクターを有する電
源線である。
照して説明する。第3図に示す如く、回転位置検
出センサー部4が装備された中間ブラケツト10
には支柱11が取付けられており、この支柱11
にて支持された制御回路部5のプリント基板6と
中間ブラケツト10との間にバネ12を装備し、
このバネ12にて放熱板7をカバー内面に密着さ
せた状態で制御回路部5を中間ブラケツト10に
装備している。したがつて、カバー1を分解する
と、第4図に示すように、制御回路部5はバネ1
2の圧縮されていた分は伸びるが、それ以上は移
動することなく中間ブラケツト10に取り付けて
いる。なお、13は途中にコネクターを有する電
源線である。
第5図、第6図は本考案の他の実施例にかかる
無整流子モータ放熱板部の構成を示すもので、カ
バー1又は放熱板7の一方に突部14を設け、他
方に突部14と嵌合する凹部15を設け、放熱板
7の位置の安定化を高めたものである。
無整流子モータ放熱板部の構成を示すもので、カ
バー1又は放熱板7の一方に突部14を設け、他
方に突部14と嵌合する凹部15を設け、放熱板
7の位置の安定化を高めたものである。
考案の効果
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、位置検出センサー部と制御回路部を中間ブラ
ケツトに同時に取付けることができ、信号線の長
い引き回しも不要で、ハウジング組立時には、電
源線のみ接続すればよく、組立が非常に容易にお
けなえるようになり、信号線のかみこみ、断線、
回転部への巻付き、ノイズによる誤動作、線の移
動による特性の変動、電線の短絡、断線などを防
ぐことができ信頼性が非常に向上する。
ば、位置検出センサー部と制御回路部を中間ブラ
ケツトに同時に取付けることができ、信号線の長
い引き回しも不要で、ハウジング組立時には、電
源線のみ接続すればよく、組立が非常に容易にお
けなえるようになり、信号線のかみこみ、断線、
回転部への巻付き、ノイズによる誤動作、線の移
動による特性の変動、電線の短絡、断線などを防
ぐことができ信頼性が非常に向上する。
第1図は従来の水中使用形無整流子モータの断
面図、第2図は同モータの組立過程の断面図、第
3図は本考案の一実施例にかかる無整流子モータ
の断面図、第4図は同モータの組立過程の断面
図、第5図、第6図は本考案の他の実施例にかか
る無整流子モータ放熱板部の断面図である。 1……カバー、2……固定子部、3……回転子
部、4……回転位置検出センサー部、5……制御
回路部、7……放熱板、10……中間ブラケツ
ト、12……バネ、13……電源線、16……フ
レーム。
面図、第2図は同モータの組立過程の断面図、第
3図は本考案の一実施例にかかる無整流子モータ
の断面図、第4図は同モータの組立過程の断面
図、第5図、第6図は本考案の他の実施例にかか
る無整流子モータ放熱板部の断面図である。 1……カバー、2……固定子部、3……回転子
部、4……回転位置検出センサー部、5……制御
回路部、7……放熱板、10……中間ブラケツ
ト、12……バネ、13……電源線、16……フ
レーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレームとカバーとで密閉された空間を中間
ブラケツトでフレーム側とカバー側とに区分
し、前記フレーム側には、フレームに嵌着した
固定子部と、前記中間ブラケツトとフレームと
の間で固定子部と対向し、かつ回転自在に軸支
された回転子部とを配置し前記カバー側には、
前記回転子位置を検出する回転位置検出センサ
ー部と、前記固定子への通電を制御する制御回
路部と、前記制御回路部に設けた放熱板と、前
記制御回路部と中間ブラケツトの間に配設した
バネとを配置し、前記バネにより制御回路部を
介して放熱板をカバー内面に密着させた水中使
用形無整流子モータ。 (2) カバーの内面に突部を設け、一方、前記放熱
板に前記突部に嵌合する凹部を設けた実用新案
登録請求の範囲第1項記載の水中使用形無整流
子モータ。 (3) カバーの内面に凹部を設け、一方、前記放熱
板に前記凹部に嵌合する突部を設けた実用新案
登録請求の範囲第1項記載の水中使用形無整流
子モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1779882U JPS58121178U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 水中使用形無整流子モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1779882U JPS58121178U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 水中使用形無整流子モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121178U JPS58121178U (ja) | 1983-08-18 |
JPH0119586Y2 true JPH0119586Y2 (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=30030086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1779882U Granted JPS58121178U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 水中使用形無整流子モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121178U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1067495C (zh) * | 1996-03-07 | 2001-06-20 | 精工爱普生株式会社 | 电动机及其制造方法 |
JP2001128432A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-05-11 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | 交流電源駆動式直流ブラシレス電動機 |
ITBO20070791A1 (it) * | 2007-11-30 | 2009-06-01 | Spal Automotive Srl | Macchina elettrica rotante e metodo di assemblaggio della stessa. |
JP6087123B2 (ja) * | 2012-12-06 | 2017-03-01 | ミネベアミツミ株式会社 | ブラシレスモータ |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP1779882U patent/JPS58121178U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121178U (ja) | 1983-08-18 |
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