JPH0339719A - 液晶配向膜の配向処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶配向膜を有する液晶表示装置の配向処理
方法に関する。

従来の技術 従来の配向処理は、配向膜を形成した硝子基板の表面を
布で擦る方法（ラビング法）により成されている。

発明が解決しようとする課題 従来のラビング法では、硝子基板の表面を布で擦るＸ）
、硝子基板の縁で布の毛足が切断されて、塵が発生し、
液晶パネルの６ｙｌ子基板間の間隔にむらを生じるとい
う課題と、硝子基板表面に塵が載っていた場合には、布
が塵を巻き込んでｆｉ１１子基板を擦ることにより、配
向膜表面に傷を生しるという課題と、布と硝子基板表面
との間に発生する静電気のために配向膜に静電破壊が起
き、液晶パネルの表示特性に影響を与えるという課題が
あった。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決する為に、本発明においては、測子基
板表面に配向膜材料塗布直後、配向膜材料の溶剤が蒸発
する前に、気体の流動により配向処理を行うことが効果
的である。

また、気体の流動により硝子基板表面に発生する静電気
を、防止する為に、流動気体中にイオンを同時に流す′
ソとも効果的である。

作用 上記の配向処理方法においては、硝子基板表面を布で擦
らず、イオンを含んだ気体を用いて処理する為、塵の発
生を防止し、また、塵を擦ることにより生じる傷の発生
を防止し、更に、配向膜の静電破壊を防止することがで
きる。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を用いて説明する。

実施例１ 第１図において、配向膜材料２を塗布した硝子基板ｌを
、配向膜材料２の溶剤が蒸発する前に、ヒーター４によ
りＢＯｏＣに保たれた気体流動室５に設置し、２ｋｇ／
ｃ−の圧力で、イオン成分を含有した窒素ガス３を流す
、そのままの状態で１５分間放置後、ヒーター４により
気体流動室内を２５０°Ｃに昇温し１時間保温して、配
向膜を形成した。

実施例２ 第１図において、配向膜材料２を塗布した硝子基板１を
、配向膜材料２の溶剤が蒸発する前に、気体流動室５に
設置し、２　ｋｇ　／　ｃｄの圧力で、イオン成分を含
有した窒素ガス３を５分間流し、配向膜材料２の溶剤を
蒸発させる。その後、ヒーター４により流動室内を８０
″Ｃに昇温しで１５分間保温し、更にその後、ヒーター
４により流動室内を２５０°Ｃに昇温して１時間保温し
て、配向膜を形成した。

発明の効果 本発明の配向処理方法を用いることにより、液晶パネル
製作時の歩留りを向上させ、更に、ラビング工程を省く
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、それぞれ、本発明の配向処理方法を
用いた時の、気体流動室内の主要部分を示す正面断面図
、側面断面図である。 ■・・・・・・硝子基板、２・・・・・・液晶配向膜、
３・・・・・・気体の流動方向、４・・・・・・ヒータ
ー、５・・・・・・気体流動室。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）硝子基板上に液晶配向膜を有する液晶表示装置の
   配向膜形成が、配向膜材料を塗布した硝子基板を、気体
   の流動中で熱処理することにより成されることを特徴と
   する液晶配向膜の配向処理方法。
2. （２）硝子基板上に、液晶配向膜を有する液晶表示装置
   の配向膜形成が、配向膜材料を塗布した硝子基板を、気
   体の流動中に晒した後、熱処理することにより成される
   ことを特徴とする液晶配向膜の配向処理方法。
3. （３）流動気体中にイオンを含むことを特徴とする請求
   項（１）または（２）いずれかに記載の液晶配向膜の配
   向処理方法。