JPH0339566Y2 - - Google Patents

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JPH0339566Y2
JPH0339566Y2 JP6048587U JP6048587U JPH0339566Y2 JP H0339566 Y2 JPH0339566 Y2 JP H0339566Y2 JP 6048587 U JP6048587 U JP 6048587U JP 6048587 U JP6048587 U JP 6048587U JP H0339566 Y2 JPH0339566 Y2 JP H0339566Y2
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JP
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layer
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car
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parking room
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、地下における立体多層式の駐車装置
に関するものである。
(ロ) 従来の技術 第5図に示すように、駐車室床面Fに横架した
軌道上に横行自在な台車を複数台並設した入出庫
層と、格納庫本体に横架した軌道上に横行自在な
走行フレームを複数台並設した段を一段又は複数
段設けてなる中間層と、最上層とで構成され、前
記走行フレーム及び最上層の格納庫本体にそれぞ
れ昇降自在な自動車搭載台を吊設し、入出庫層及
び中間層にそれぞれ1自動車搭載台分の退避空間
を設け、昇降自在とした自動車搭載台の昇降に、
それぞれ単独の昇降駆動装置を備えた立体格納庫
は従来から提案されている。
また、本考案者は、前記の昇降駆動を索条と索
条の牽引弛緩装置によつて行うことを特開昭61−
37601号公報で提案した。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 最近、地下の高騰により駐車室の地下への埋設
の傾向が極めて強くなつているが、前記従来の構
造は、いずれも地上に複数層の駐車を行うもので
あり、地下に複数層の駐車を行うものであり、地
下に複数層の駐車を行うものはなかつた。また、
前記特開昭61−37601号公報記載の発明の立体格
納庫を自動車の駐車装置に実施する場合には、自
動車搭載台の横振れが多く、しかも1本の索条で
せり上げるようにしているので牽引側が先に上が
つて自動車搭載台が傾斜するなどの欠点があつ
た。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は前述の欠点を改善すべく、駐車室本体
上方に横架した軌道上にそれぞれ横行自在な自動
車載置台を複数台並設した入出庫層と、駐車室本
体上方に横架した軌道上にそれぞれ横行自在な走
行枠を複数台並設した前記の入出庫層の下方に位
置した一段または複数段からなる中間層と、最下
層とで構成され、中間層においては、それぞれの
走行枠上端に設けた滑車に係合するとともにカウ
ンターウエイト用滑車および巻取ホイルに係合し
て走行枠並設方向に水平に張設し、両端を駐車室
本体両側に固着した索条に各自動車搭載台の下端
に並設した2個の滑車を係合して自動車搭載台を
走行枠内で案内体によつて昇降のみ自在に吊設
し、最下層においては、前記同様にそれぞれ駐車
室本体上方に設けた滑車に係合するとともにカウ
ンターウエイト用滑車および巻取ホイルに係合し
て走行枠並設方向に水平に張設し、両端を駐車室
本体両側に固着した索条に各自動車搭載台の下端
に並設した2個の滑車を係合して自動車搭載台を
案内体によつて最下層まで昇降のみ自在に吊設
し、中間層および最下層の各自動車搭載台にはそ
の下降位置において該自動車搭載台の上昇運動を
抑止する係脱自在のロツク装置を設け、中間層お
よび最下層の各自動車搭載台の下端に並設した2
個の滑車間に同調装置を設け、かつ、入出庫層お
よび中間層においてそれぞれ自動車搭載台および
走行枠1台分の退避空間を設けたことを特徴とす
るものである。
(ホ) 作用 以上の構成としたので、例えば、最下層の自動
車搭載台を上昇する場合、その上方にある中間層
の走行枠と入出庫層の自動車搭載台を退避させ
て、上昇させる自動車搭載台のロツク装置のみの
ロツクを解除して、その自動車搭載台を吊下して
いる索条を巻取ホイルで巻き取ると該自動車搭載
台のみを上昇させることができ、下降の場合には
索条を巻き戻せばよい。この場合、自動車搭載台
の昇降時の横振れは案内体によつて防止され、か
つ、索条に係合している自動車搭載台の滑車は同
調装置によつて同時に作動するので自動車搭載台
が傾斜することもない。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1図、第2図において、Aは、駐車室本体1上
方の前後に左右方向に横架した2本の軌道2上に
横行自在な自動車搭載台3を2台並設した入出庫
層、Bは、前記軌道2の下方に前記同様に横架し
た軌道4上に横行自在な走行枠5aを2台並設垂
下した段と、軌道4の更に下方に前記同様に横架
した軌道6上に横行自在な走行枠5bを前記走行
枠5aから更に下方まで2台並設垂下した段との
2段で構成された中間層、Cは最下層である。自
動車載置台3および走行枠5a,5bには、それ
ぞれに搭載した横行駆動機7によつて車輪8を駆
動するようにしている。9aは、案内体10によ
つて走行枠5a内で昇降のみ自在に収容した自動
車搭載台であつて、その下端に滑車11a,11
bを並設している。12は、左端を駐車室本体1
上端に固着した索条であつて、滑車13を係合し
てカウンターウエイト14を吊設し、巻取ホイル
15を経て各走行枠5a上端に設けた滑車16
a,16bへと順次走行枠5a並設方向に水平に
張設し、索条右端を駐車室本体1上端に固着し、
それぞれの走行枠5aの滑車16a,16b間に
それぞれの自動車搭載台9aの滑車11a,11
bを係合して自動車搭載台9aを吊設している。
17は、同調装置であつて第3図に示すように、
滑車11a,11bにそれぞれ固着したスプロケ
ツト18a,18b間にチエン19を張設して滑
車11aと11bが同調するようにしている。2
0は、前記同様に左端を駐車室本体1上端に固着
した索条であつて、滑車21を係合してカウンタ
ーウエイト22を吊設し、巻取ホイル23を経て
各走行体5b上端に設けた滑車24a,24bへ
と順次走行枠5b並設方向に水平に張設し、索条
右端を駐車室本体1上方右端に固着し、それぞれ
の滑車24a,24b間に走行枠5b内の自動車
搭載台9b下端の滑車25a,25bを係合して
自動車搭載台9bを吊設している。なお26,2
7は、それぞれ前記同様の同調装置および案内体
である。次に、28は左端を駐車室本体1上端に
固着した索条であつて、滑車29を係合してカウ
ンターウエイト30を吊設し、巻取ホイル31を
経て駐車室本体1上方に設けた滑車32a,32
bへと順次水平に張設し、索条右端を駐車室本体
1上方右端に固着し、それぞれの滑車32a,3
2b間にそれぞれの自動車搭載台33の滑車34
a,34bを係合して自動車搭載台33を吊設し
ている。なお35,36は、それぞれ前記同様の
同調装置および案内体である。37aおよび37
bは、それぞれ走行枠5a,5bと自動車搭載台
9a,9bとの間に設けたロツク装置であつて、
自動車搭載台の下降時に自動車搭載台に設けた係
止鉤38をシリンダー39によつて係脱するよう
にしており、最下層の自動車搭載台33にも前記
同様のロツク装置40を備えている。
なお、前記の同調装置は、スプロケツトとチエ
ンを使用したが、第4図に示すように歯車による
こともできる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上のように構成したので、極めて簡
単な構造でもつて地下に複数段の駐車をすること
ができ、しかも、案内体と同調装置によつて自動
車の横振れおよび傾きは防止され、運転は到つて
円滑となり、ひては高速化が可能になるなどの効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案立体駐車装置の側断面図(第2
図のX−X矢視断面図)、第2図は第1図のH−
I−J−K矢視断面図、第3図、第4図は同調装
置の拡大部分図、第5図、第6図は従来の立体駐
車装置の正面図および一部の平面図である。 A……入出庫層、B……中間層、C……最下
層、1……駐車室本体、2,4,6……軌道、3
……自動車搭載台、5a,5b……走行枠、9
a,9b,33……自動車搭載台、10,27,
36……案内体、11a,11b,13,16
a,16b,21,24a,24b,25a,2
5b,29,32a,32b,34a,34b…
…滑車、12、20,28……索条、14,2
2,30……カウンターウエイト、15,23,
31……巻取ホイル、17,26,35……同調
装置、37a,37b,40……ロツク装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駐車室本体上方に横架した軌道上にそれぞれ横
    行自在な自動車載置台を複数台並設した入出庫層
    と、駐車室本体上方に横架した軌道上にそれぞれ
    横行自在な走行枠を複数台並設した前記の入出庫
    層の下方に位置した一段または複数段からなる中
    間層と最下層とで構成され、中間層においては、
    それぞれの走行枠上端に設けた滑車に係合すると
    ともにカウンターウエイト用滑車および巻取ホイ
    ルに係合して走行枠並設方向に水平に張設し、両
    端を駐車室本体両側に固着した索条に各自動車搭
    載台の下端に並設した2個の滑車を係合して自動
    車搭載台を走行枠内で案内体によつて昇降のみ自
    在に吊設し、最下層においては、前記同様にそれ
    ぞれ駐車室本体上方に設けた滑車に係合するとと
    もにカウンターウエイト用滑車および巻取ホイル
    に係合して走行枠並設方向に水平に張設し、両端
    を駐車室本体両側に固着した索条に各自動車搭載
    台の下端に並設した2個の滑車を係合して自動車
    搭載台を案内体によつて最下層まで昇降のみ自在
    に吊設し、中間層および最下層の各自動車搭載台
    にはその下降位置において該自動車搭載台の上昇
    運動を抑止する係脱自在のロツク装置を設け、中
    間層および最下層の各自動車搭載台の下端に並設
    した2個の滑車間に同調装置を設け、かつ、入出
    庫層および中間層においてそれぞれ自動車載置台
    および走行枠1台分の退避空間を設けたことを特
    徴とする立体駐車装置。
JP6048587U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0339566Y2 (ja)

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JP6048587U JPH0339566Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63167553U JPS63167553U (ja) 1988-11-01
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