JPH0339454Y2 - - Google Patents

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JPH0339454Y2
JPH0339454Y2 JP1121187U JP1121187U JPH0339454Y2 JP H0339454 Y2 JPH0339454 Y2 JP H0339454Y2 JP 1121187 U JP1121187 U JP 1121187U JP 1121187 U JP1121187 U JP 1121187U JP H0339454 Y2 JPH0339454 Y2 JP H0339454Y2
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jig
caulking
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caulked
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばボタン等の被かしめ材にかし
め金具を取付けるために用いられるかしめ装置に
関し、更に詳述すれば布地にボタンを取付けるた
めにかしめ金具をかしめる装置に関する。
従来の技術 この種のかしめ装置の従来技術の一例として特
公昭43−27161号公報で開示されたものがある。
そこでは、第4図に示すように、ハンドプレスの
ハンドル(いずれも図示せず)に連動して昇降す
る昇降軸310の先端に治具ホルダ340を水平
支持軸330回りの回動自在に取付ける一方、一
端を昇降軸310の下端に、他端を昇降軸310
の前方よりの部分に回転自在に取付けた回転子3
20に係止連結した引張ばね360で治具ホルダ
340を昇降軸310側に付勢する基体構造をと
り、治具ホルダ340の先端に取付けた治具39
0に保持されたかしめ金具500をこれの下方に
設けた台座に載置したボタン(いずれも図示せ
ず)にかしめるものになつている。
341,341は治具ホルダ340を昇降軸3
10に固定するための係止爪であり、第4図に実
線で示すように治具390が前方位置にある場合
は先端側の係止爪341が昇降軸310の前面側
に係止し、第4図に2点鎖線で示すように治具3
90が下方に位置する場合は基端側の係止爪34
1が昇降軸310の後面側に係止することにな
り、前記引張ばね360のばね力とあいまつて治
具ホルダ340が夫夫の位置において、昇降軸3
10に固定されるようになつている。なお、治具
ホルダ340の回動、つまり治具ホルダ340の
昇降軸310への固定は作業者により行われる。
かかるかしめ装置による布地(図示せず)への
ボタンの取付けは次のようにして行われる。即
ち、前方位置にある治具390にかしめ金具50
0をセツトし、台座にボタンをセツトするととも
に、かしめ金具500とボタンとの間に布地を挿
入し、この状態で昇降軸310を下降させてかし
め金具500をボタンにかしめることにより行わ
れる(以下この取付け作業をボタンかしめとい
う)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の従来例による場合は、一
つのボタンかしめ毎に、作業者が手作業で治具ホ
ルダ340、つまり治具390を前方位置と下方
位置とにわたつて回動させる必要があるため、作
業能率が著しく悪くなるという問題がある。
本考案はかかる従来技術の問題点を解決するた
めになされたものであり、かしめ作業を能率よく
行うことができるかしめ装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本考案に係るかしめ装置は、かしめ金具又は被
かしめ材を受載する台座を備えたフレームと、該
フレームに設けた案内筒に昇降自在に案内される
昇降軸と、該昇降軸の先端部に水平軸回りの回転
自在に取付けてある治具ホルダと、前記昇降軸の
下降時に治具ホルダを下方に回動させる引張ばね
と、前記案内筒の下部に沿わせるようにして前記
フレームに取付けてある倣い片と、前記治具ホル
ダに取付けてあり、基端側に前記倣い片に当接し
て回動する円弧状の案内面を有する下降案内片
と、前記治具ホルダの先端に連結してあり、前記
かしめ金具又は被かしめ材を保持する治具とを具
備し、前記昇降軸を前記治具ホルダが水平姿勢に
なる最大上昇位置と、治具ホルダが鉛直姿勢で、
前記かしめ金具を被かしめ材にかしめる最大下降
位置とにわたつて昇降させるようになしてある。
作 用 しかるときは、昇降軸の昇降に連動して治具ホ
ルダ、つまり治具が水平位置と鉛直位置とにわた
つて回動することになる。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係るかしめ装置の全体構成を示
す斜視図、第2図はその一部を切欠いて示す要部
の正面図、第3図は右側面図である。
本案装置は上端に載置用テーブル2を備えた脚
部1と、載置用テーブル2の左右中央の前方部位
に取付けてあり、側面視C字状をなすフレーム3
と、このフレーム3の上側開口端に相当する部分
に設けた案内筒30に上下方向のスライド自在に
嵌合してある昇降軸31に上端を連結してあり、
下端側を脚部1に鉛直方向への回動自在に連結し
てある連結腕体4とを主要構成部材としており、
連結腕体4の下端に設けたペダル41を足で踏み
込むと、昇降軸31が下降し、後述するようにし
てボタンかしめが行われる基本構造になつてい
る。
脚部1は左右の脚10,11を有し、これらの
脚10,11間には前記連結腕体4の下側に位置
する第1腕体42を回転自在に支持する支持軸4
3をわたしてある。この支持構造は、具体的には
支持軸43の中央部に回転自在に嵌着した軸受4
4で第1腕体42を支承する構造になつている。
第1腕体42の下端は前記ペダル41に連結し
てあり、上端側は第2腕体45、第3腕体46を
介して昇降軸31の上端に連結してある。第1腕
体42と第2腕体45との連結部、第2腕体45
と第3腕体46との連結部及び第3腕体46と昇
降軸31との連結部は夫夫回転自在になつてい
る。かくして、ペダル41を踏込むと、昇降軸3
1が案内筒30に案内されて下降することにな
る。
一方、第1腕体42の下側寄りの部分には下端
を脚10に係止した戻しばね47の上端を係止し
てある。この戻しばね47はペダル41から足を
離脱させた状態において、ペダル41を上方の踏
込み開始位置に復帰させるべく作用する。この踏
込み開始位置は昇降軸31の最大上昇位置(第3
図参照)に対応している。
次にフレーム3周りの構造について説明する。
昇降軸31の下端部は割り構造になつており、こ
の割り構造部32において左右にわたした水平ピ
ン33で円柱状の治具ホルダ34を回転自在に支
持してある。具体的には、治具ホルダ34の基端
部には割り構造部32に挿入した係合片34aを
設けてあり、これに形成した丸穴34bを水平ピ
ン33が遊嵌状態で挿通した構造になつている。
水平ピン33の左右両端部にはピン部33aよ
りも小径になつたねじ部33b,33cを夫夫形
成してあり、右端ねじ部33cは治具ホルダ34
の右側面に締結した下降案内片35に螺合してお
り、左端ねじ部33bは治具ホルダ34の左側面
に締結した位置決め片36にナツト33dを用い
て締結されている。かくして、ナツト33dを増
締めすることにより、治具ホルダ34を昇降軸3
1に対して左右方向における所定の位置に確りと
固定できるようになつている。
下降案内片35の基端部には円弧状になつた案
内面35aを設けてあり、フレーム3の右側面に
はアングル状の倣い片37を取付けてある。倣い
片37の下側片37aは案内筒30の下面に当接
した状態にあり、上側片37bの上端部には引張
ばね38の上端を係止連結してある。引張ばね3
8の下端は治具ホルダ34の後端面に係止連結し
てある。なお、引張ばね38の上端はフレーム3
に係止連結することにしてもよい。
下降案内片35は第3図に示すように昇降軸3
1の最大上昇位置において、案内面35aの先端
側に位置する部分が倣い片37の下側片37aに
当接した状態にある。この状態から前述したよう
にしてペダル41を踏込んで昇降軸31を下降す
ると、引張ばね38が治具ホルダ34を下方に回
動させ、これに伴い下降案内片35が回動し、案
内面35aが先端側から基端側にかけて順次下側
片37aに当接していくことになり、これで治具
ホルダ34の下方への回動を円滑に案内すること
になる。
治具ホルダ34の先端面にはマグネツトからな
る治具39を取付けてある。治具39はかしめ金
具50を吸着保持するものであり、これの先端面
の中央にはかしめ金具50の頭部を支持する保持
穴39aを設けてある。
フレーム3の下側開口端に相当する部分には台
座130を設けてあり、これの昇降軸31の直下
に位置する部分には鳩目形状をなすボタン51を
載置するための受載台131を取付けてある。
次に、本案装置を用いてボタンかしめを行う場
合について説明する。使用前、つまりペダル41
を踏込む前において、昇降軸31は第3図に示す
最大上昇位置にあり、治具ホルダ34及び治具3
9は水平姿勢にあり、治具39の保持穴39aは
前方を向いている。
次いで、この状態の治具39に前方よりかしめ
金具50をセツトし、受載台131にボタン51
をセツトし、治具39と受載台131との間に布
地52をセツトする。
次いで、ペダル41を所要量踏込み、昇降軸3
1を下降させる。そうすると、治具ホルダ34及
び治具39はこれらが鉛直姿勢になる第2図に示
す中間位置を経て、最終的にかしめ金具50をボ
タン51にかしめる最大下降位置に至ることにな
り、これでボタンかしめが行われることになる。
図示せる実施例の全容は以上の通りであるが、
本案装置は上記実施例のものに限定されるもので
はなく、各種の変形が可能である。即ち、治具3
9はマグネツトに限定されるものではなく、例え
ば保持穴39aにかしめ金具50の頭部を嵌着す
る形態をとつてもよいし、また、治具39でボタ
ン51を保持し、かしめ金具50を受載台131
に載置する形態をとつてもよい。
また、ボタン51及びかしめ金具50の種類は
図示せるものに限定されるものではないことは勿
論であり、ボタンかしめ以外の、例えば重ね継手
のリベツト打ち等の広く一般的なかしめ作業にも
適用できる。
更には、かしめ装置としては上述の如き足踏形
式のもの以外に、ハンドプレス方式、エアー駆動
方式、モータ駆動方式等といつたような各種の装
置があるが、本考案はこれらの装置についても同
様に適用できることは勿論である。
考案の効果 以上の本案装置による場合は、昇降軸の昇降に
連動して治具が回動することになるので、上述の
従来例の如き煩わしい手作業を要することなくか
しめ作業が行えることになる。したがつて、かし
め作業を格段に能率よく行えることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示して
おり、第1図は本考案に係るかしめ装置の全体構
成を示す斜視図、第2図はその一部を切欠いて示
す要部の正面図、第3図は右側面図である。第4
図は従来例の要部を示す側面図である。 3……フレーム、30……案内筒、31……昇
降軸、33……水平ピン、34……治具ホルダ、
35……下降案内片、36……位置決め片、37
……倣い片37、38……引張ばね38、39…
…治具、130……台座、131……受載台、4
……連結腕体、41……ペダル、43……支持
軸、47……戻しばね、50……かしめ金具、5
1……ボタン、52……布地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かしめ金具を被かしめ材に対してかしめる装置
    において、前記かしめ金具又は被かしめ材を受載
    する台座を備えたフレームと、該フレームに設け
    た案内筒に昇降自在に案内される昇降軸と、該昇
    降軸の先端部に水平軸回りの回転自在に取付けて
    ある治具ホルダと、前記昇降軸の下降時に治具ホ
    ルダを下方に回動させる引張ばねと、前記案内筒
    の下部に沿わせるようにして前記フレームに取付
    けてある倣い片と、前記治具ホルダに取付けてあ
    り、基端側に前記倣い片に当接して回動する円弧
    状の案内面を有する下降案内片と、前記治具ホル
    ダの先端に連結してあり、前記かしめ金具又は被
    かしめ材を保持する治具とを具備し、前記昇降軸
    を前記治具ホルダが水平姿勢になる最大上昇位置
    と、治具ホルダが鉛直姿勢で、前記かしめ金具を
    被かしめ材にかしめる最大下降位置とにわたつて
    昇降させるようになしてあることを特徴とするか
    しめ装置。
JP1121187U 1987-01-28 1987-01-28 Expired JPH0339454Y2 (ja)

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JPS63119622U JPS63119622U (ja) 1988-08-02
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