JP3317153B2 - クリップ用治具 - Google Patents

クリップ用治具

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JP3317153B2
JP3317153B2 JP22838096A JP22838096A JP3317153B2 JP 3317153 B2 JP3317153 B2 JP 3317153B2 JP 22838096 A JP22838096 A JP 22838096A JP 22838096 A JP22838096 A JP 22838096A JP 3317153 B2 JP3317153 B2 JP 3317153B2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリップ用治具に
関し、詳しくは、自動車用、家電用等のワイヤハーネス
を組み立てる際、組立図板上で布線されたワイヤハーネ
スの所定位置へのクリップの取付時、若しくは検査時に
おけるクリップの取付状態の確認時に使用するものであ
って、特にワイヤハーネスを組立図板から容易に取外し
操作できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10(A)に示す基板タイプの
クリップ1あるいは(B)に示すバンドタイプのクリッ
プ1を、ワイヤハーネスW/Hの外周面に取り付ける場
合、先ず、図11に示すように、組立図板2上に立設さ
れた布線治具3に沿って布線されたワイヤハーネスW/
Hの外周にテープTが巻装される。ついで、ワイヤハー
ネスW/Hの所定位置にクリップ1を取り付けるため、
クリップ用治具4が用いられ、該クリップ用治具4でク
リップ1を保持した状態で、ワイヤハーネスW/Hにク
リップ1がテープ巻き或いはバンド締めで固定される。
【0003】上記クリップ用治具4は、図11に示すよ
うに、組立図板2上に固定されたベース部5に回動自在
に支持された支持棒6と、該支持棒6の上端部に取り付
けられて、クリップ1の係止突起1aを着脱自在に内嵌
保持する受部7aを有するクリップ保持部7とから構成
されている。上記支持棒6は、ワイヤハーネスW/Hの
布線領域と、テープ巻き操作の邪魔にならない退避領域
との間で起伏自在に操作される。なお、起伏自在な支持
棒6を有するワイヤハーネス用組立治具として、本出願
人は先に特開平6−243743号公報で種々の形式の
ものを提案している。
【0004】上記クリップ用治具4を用いてクリップ1
をW/Hに取り付ける場合、先ず、図11中で一点鎖線
で示す倒伏姿勢のクリップ用治具4の受部7aにクリッ
プ1の係止突起1aを嵌入保持させる。ついで、図中、
実線で示すように、支持棒6を起立してクリップ1をワ
イヤハーネスWの外周上に位置決めし、クリップ1のバ
ンド1cをワイヤハーネスW/Hの外周に締め付けて固
定する。その後、クリップ用治具4からクリップ1を外
して、クリップ用治具4を一点鎖線で示すように倒伏さ
せ、ワイヤハーネスW/Hの取り外し経路から退避させ
る必要がある。
【0005】クリップ1の係止突起1aが横方向へ突出
するときは、クリップ用治具4の支持棒6を一点鎖線で
示す倒伏位置へ操作するのみで受部7aから係止突起1
aの取り外しを容易に行うことができる。しかしなが
ら、図10のように係止突起1aが上向きに突出する場
合、ワイヤハーネスW/Hを下方へ撓ませて湾曲させ、
クリップ1の係止突起1aをクリップ用治具4の受部7
aから下方へ外した後でなければ、支持棒6を倒伏させ
ることができない。
【0006】その場合、クリップ1の取付位置の両側に
近接して布線治具3が立設されている場合は、ワイヤハ
ーネスW/Hを下方へ撓ませる余裕がなく、クリップ1
の係止突起1aをクリップ用治具4の受部7aから下方
へ取り外す操作が極めて困難となる。
【0007】かかる問題を解決するため、特開平8−3
7400号公報に、図12に示す如き、クリップ保持部
7を別体として、支持棒6の上端部で、支軸8を中心と
してワイヤハーネスW/Hの取り外し経路から退避した
位置へ回動させるようにしたクリップ取付治具4’が提
案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記クリップ取付治具
4’では、クリップ保持部7からのクリップ1の係止突
起1aの取り外しを、係止突起1aの突出方向に沿って
退避させるのではなく、クリップ保持部7の回動により
その取り外しを行なうようにしている。このため、クリ
ップ1aの係止突起1とクリップ保持部7の受部7aと
の間に無理なこじれが生じ、よって、クリップ1または
クリップ保持部7に損傷をきたすおそれがある。
【0009】また、このクリップ取付治具4’は、クリ
ップ保持部7は回動するが支持棒6が起立状態のままで
あるため、クリップ1をワイヤハーネスW/Hに取り付
ける前に、治具に沿って布線した電線群をテープ巻き作
業する時に、干渉してテープ巻き作業の能率を低下させ
る問題がある。
【0010】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、クリップの係止突起を上向きにして取り付けたワ
イヤハーネスを組立図板から取り外す際、クリップに無
理な力を加えることなく、その取り外しが行えるように
することを課題としている。更にクリップ用治具が、ワ
イヤハーネス組立時のテープ巻き作業等の作業経路に干
渉しないようにして、その作業性を向上させることを課
題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、組立図板上に布線されるワ
イヤハーネスの所定位置に、係止突起を上向きにしてク
リップを取り付けるクリップ用治具であって、組立図板
上に立設される支持部と、該支持部の上部に取り付けら
れると共にクリップの係止突起を着脱自在に保持する下
面開口の受部を有するクリップ保持部とを備え、上記支
持部には、該支持部を起伏自在となす起伏手段と、ワイ
ヤハーネスに取り付けられたクリップの係止突起から上
記受部が外れる離脱位置までクリップ保持部を上昇させ
るスライド手段とを設けていることを特徴とするクリッ
プ用治具を提供している。
【0012】上記請求項1の構成とすると、ワイヤハー
ネスの取り外しに際し、クリップ保持部を上方へ引っ張
り操作すれば、クリップ保持部が上方へスライドし、係
止突起の突出方向に沿ってクリップ保持部を外すことが
できる。よって、その際クリップおよびクリップ保持部
にこじり等の無理な力を生じさせない。また、クリップ
保持部の離脱操作に続いて支持部を起伏手段により倒す
ことにより、ワイヤハーネスの取り外し経路からクリッ
プ用治具を退避させることができる。
【0013】上記起伏手段は支持部を構成する支持棒の
下端部を組立図板に固定されるベース部材に回動自在に
支持してなり、また、上記スライド手段は、支持部を構
成する支持筒を上記支持棒の上端部に上下軸方向にスラ
イド可能に嵌合している(請求項2)。
【0014】上記構成では、支持軸を下端より回動させ
て組立図板の面上に倒すことにより、支持部および該支
持部に連結したクリップ保持部を含むクリップ用治具全
体をワイヤハーネス取り外し経路より退避させることが
できる。よって、ワイヤハーネスにクリップを取り付け
る作業前に、治具で保持されて布線された電線束にテー
プを巻きつける集束作業時等、クリップ用治具が邪魔に
ならず、その作業性を向上させることができる。
【0015】あるいは、上記起伏手段は支持部を構成す
る支持棒を下部支持棒と上部支持棒に分割し、該上部支
持棒の下端部を下部支持棒の上端部に対し回動自在に連
結してなり、また、上記スライド手段は、支持部を構成
する支持筒を上記支持棒の上端部に上下軸方向にスライ
ド可能に嵌合すると共に、該支持筒の下端部を上記起伏
手段の回動支点まで延長して起伏手段の回動を規制し、
支持筒を上昇させた時のみ起伏手段の回動規制を解除す
る構成としてもよい(請求項3)。
【0016】上記請求項3の構成とすると、支持筒を上
方へスライド操作して、クリップ保持部をクリップから
離脱させるまで、上部支持棒を倒伏操作することが出来
ない。よって、クリップ保持部がクリップから完全に離
脱しないうちに上部支持棒が倒伏されて、クリップまた
はクリップ保持部に損傷が発生するのを防止することが
できる。
【0017】さらに、上記起伏手段は支持部を構成する
支持棒を下部支持棒と上部支持棒に分割し、該上部支持
棒を下部支持棒に対し回動自在に連結してなり、また、
上記スライド手段は、上記支持棒を組立図板に固定され
るベース部材に通して上下スライド可能に支持している
と共に、該ベース部材内に上記起伏手段の回動支点を位
置させて起伏手段の回動を規制し、支持棒を上昇させた
時のみ起伏手段の回動支点をベース部材外に位置させて
回動規制を解除する構成としてもよい(請求項4)。
【0018】上記請求項4の構成では、下部支持棒に支
持された上部支持棒の回動支点により上部支持棒を倒伏
操作できると共に、下部支持棒および上部支持棒が一体
的にベース部材に対し、上下スライド可能となる。ま
た、支持棒を上方へスライドさせて、クリップ保持部を
クリップから完全に離脱させた時のみ回動支点がベース
部材から外部に外れ、回動規制を解除できる。本構成で
は、支持棒に対して昇降させる支持筒が不要となり、構
造の簡単化を図れる。
【0019】上記スライド手段には、上記クリップ保持
部の受部が、クリップの係止突起を保持してワイヤハー
ネスの上面部にクリップを位置させる取付位置を下限位
置とすると共に、クリップの係止突起と外れる離脱位置
を上限位置するストッパー手段を設けている(請求項
5)。
【0020】具体的には、請求項2もしくは請求項3の
スライド手段では、支持筒に長孔を形成し、該長孔を通
してストッパーボルトを支持棒に取り付けることによ
り、長孔の上下端面とストッパーボルトとの当接でスラ
イド位置を規制している。また、請求項4のスライド手
段では、ベース部材を挟んで下部支持棒の上部に取り付
けたストッパーボルトと、下部に取り付けたストッパー
プレートがそれぞれベース部材の上下面に当接すること
でスライド位置を規制している。
【0021】更に、上記ストッパー手段に対し、クリッ
プ保持部の受部が、クリップの係止突起を受け入れてワ
イヤハーネスの上面部にクリップを位置させる取付位置
に常時位置するように付勢するスプリングを付設するこ
とが好ましい。
【0022】上記請求項5の構成とすると、スライド手
段によりクリップ保持部を下方操作するのみで、ストッ
パー手段の規制により、クリップをワイヤハーネスへの
取付位置に自動的にセットできる。一方、クリップ保持
部を上方へスライド操作すれば、クリップからクリップ
保持部が完全に外れる離脱位置まで、確実にクリップ保
持部を移動させることができる。
【0023】さらに、上記クリップ保持部にクリップ検
知手段を設けて、ワイヤハーネスにクリップが正規位置
に取付られているか否かを確認できるクリップ取付状態
確認用として用いることが出来る構成としている(請求
項6)。即ち、ワイヤハーネスへクリップを取付た後に
退避位置に倒しておいたクリップ用治具を、ワイヤハー
ネスの全体検査時に、再度起立させ、クリップ保持部を
クリップに被せることにより、ワイヤハーネスへのクリ
ップ取付状態を検査することができる。なお、クリップ
の取付状態検査用としてのみ、使用できることは言うま
でもない。
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。
【0025】図1乃至図4は第1実施形態を示し、クリ
ップ用治具11は、組立図板12上に立設される支持部
13と、該支持部13の上端部に取り付けられるクリッ
プ保持部14とから構成している。このクリップ保持部
14は、その先端下面部にクリップ1の係止突起1aを
着脱自在に内嵌する受部14aを形成している。該受部
14aの内壁部14bと、外面に取り付けた当板14c
との間で係止突起1aの前後面を摺動自在に案内すると
共に、係止突起1aの取付孔1bに嵌合すべく内壁部1
4bに装着したボールプランジャ14dにより、クリッ
プ1を受部14a内に嵌合保持するようにしている。な
お、本実施例ではクリップ1としてバンドタイプを用い
ているが、基板タイプのクリップを用いることが出来る
ことは言うまでもない。
【0026】上記支持部13は、支持棒16と支持筒1
7とからなり、該支持筒17を支持棒16の上端部に軸
方向に沿って上下スライド自在に外嵌することによりス
ライド手段18を構成している。支持筒17の上端部に
は、上記クリップ保持部14の基端部をボルト19によ
り取り付け、スライド手段18によりクリップ保持部1
4を、ワイヤハーネスW/Hに固定されたクリップ5の
係止突起1aと外れる離脱位置Aまで上方へスライド出
来るようにしている。
【0027】上記支持部13の下部に設けた起伏手段2
0は、上記支持棒16の下端部に固着したブロック16
aを、組立図板12の所定位置にナット21dで取り付
けたベース部材21に、支軸21aで回動自在に支持す
ることにより構成している。図2中に矢印で示すよう
に、支持棒16は支軸21aを中心として回動すること
により、起立姿勢と倒伏姿勢に変位する。即ち、支持棒
16は、下端のブロック16aがベース部材21に取り
付けられたストッパー軸21bに当接して起立姿勢位置
となり、ブロック16aに内蔵されたボールプランジャ
(図示せず)が係止孔21cに嵌合して起立姿勢で保持
される。
【0028】上記支持部13の上部には、スライド手段
18によるクリップ保持部14の上下スライド位置を規
制するストッパー手段22を設けている。即ち、支持筒
17に軸方向に沿って長孔22aを形成すると共に、こ
の長孔22aを通してストッパーボルト22bを支持棒
16に取り付けている。この長孔22aの上端面22c
にストッパーボルト22bを当接させて支持筒17を下
限まで下降させた位置を、ワイヤハーネスW/Hの外周
上面にクリップ1を位置決めする取付位置Bに合わせて
いる。一方、ストッパーボルト22bを長孔22aの下
端面22dに当接させて、支持筒17を上限まで上昇さ
せた位置を、クリップ1の離脱位置Aに合わせている。
【0029】また、ストッパーボルト22bの上方に対
向させて、クリップ保持部14に係止ボルト23を取り
付け、該係止ボルト23とストッパーボルト22bとの
間にスプリング24を張設して、クリップ保持部14を
常時取付位置Bに位置させるようにしている。
【0030】さらに、クリップ保持部14の内部には図
4に示すように、検知スイッチ25を装着し、受部14
a内にクリップ1の係止突起1aが嵌入されたことを検
知レバー25aを介して検知できるようにしている。
【0031】次に上記構成からなるクリップ用治具11
の使用状態を説明する。先ず、図2中で二点鎖線で示す
ように、支持部13の倒伏状態において、予めクリップ
保持部14の受部14aにクリップ1の係止突起1aを
嵌入保持しておく。この状態から支持部13を起立させ
ると、組立図板12上に立設された布線治具3に沿って
布線され、外周にテープ巻きが施されたワイヤハーネス
W/Hの上面部の所定位置に受部14aに保持されたク
リップ1が配置される。このクリップ1の取付部である
バンド部1cをワイヤハーネスWの外周面に巻き付け
て、クリップ1を締め付け固定する。
【0032】組立図板12からワイヤハーネスW/Hを
取り外す際、図3に示すように、クリップ保持部14を
上方へ持ち上げ、ストッパーボルト22bが長孔22a
の下端面22dに当接するまでスライドさせる。このよ
うに、スライド手段18により、クリップ保持部14を
上方へ移動させることにより、クリップ保持部14の受
部14aは、クリップ1の係止突起1aから外れて離脱
位置Aに達する。
【0033】続いて、倒伏手段20により支軸21aを
支点として、支持棒16を布線治具3より離れた方向へ
倒伏させ、クリップ用治具11の支持部13全体を組立
図板12の面上に退避させることにより、ワイヤハーネ
スW/Hを組立図板12から取り出す経路を開放する。
従って、布線治具3上に載置支持されたワイヤハーネス
Wをそのまま上方へ持ち上げることにより、ワイヤハー
ネスWを取り外すことができる。
【0034】図5、図6は第2実施形態のクリップ用治
具111を示す。スライド手段118は第1実施形態と
同様に支持棒116に支持筒117を軸方向に沿って上
下スライド自在に外嵌してなる。倒伏手段120は、支
持棒116を下部支持棒116aと上部支持棒116b
とに分割してなる。該上部支持棒116bの下端部両側
面を切削加工して回動端面116cを形成する一方、下
部支持棒116aの上端部には上記回動端面116cの
両側面を挟持する受面116dを形成している。
【0035】上記受面116dと回動端面116cを支
軸116eにより貫通して連結し、上部支持棒116b
を下部支持棒116aの上端部に回動自在に支持してい
る。また、回動端面116cの基部と、対応する受面1
16dの上端面には、それぞれ上部支持棒116bの起
立状態で当接して、その姿勢を維持し、一方向へのみ回
動を許容するべく傾斜させた当接面116f、116g
を形成している。
【0036】また、支持筒117はクリップ保持部14
が下方にスライドした取付位置Bにあるとき、この支持
筒117の下端部を、上部支持棒116bの回動支点を
なす支軸116eの位置まで延長し、上部支持棒116
bの回動を規制するようにしている。一方、クリップ保
持部14が離脱位置Aに位置するまで支持筒117を上
方にスライドさせた状態では、支持筒117の下端部が
上部支持棒116bの回動支点をなす支軸116eより
上方へ移動し、上部支持棒116bの回動規制を解除す
るようにしている。
【0037】他の構成は第1実施形態と同一であり、ま
た、第2実施形態のクリップ用治具111の使用状態は
第1実施形態と同一であるため説明を省略する。この第
2実施形態では、スライド手段118によりクリップ支
持部14が離脱位置Aへ上方スライドしなければ、起伏
手段20により、上部支持棒116bが回動できないこ
とを特徴としている。即ち、クリップ支持部14の受部
14aにクリップ1の係止突起1aが嵌入したまま、上
部支持棒116bの倒伏動作によって無理に引っ張られ
るのが防止される点に特有の作用を有する。
【0038】図7乃至図9は第3実施形態のクリップ用
治具211を示す。倒伏手段220は、第2実施形態と
同様に、支持棒216を下部支持棒216aと上部支持
棒216bとに分割してなり、上部支持棒216b下端
の回動端面216cの両側面を下部支持棒216aの受
面216dで挟持し、支軸216eを回動支点としてい
る。また、当接面216f、216gにより、上部支持
棒216bの起立状態での姿勢維持と、一方向へのみ回
動を許容するようにしている。
【0039】支持棒216は、組立図板12に固定され
るベース部材221に上下スライド自在に支持すること
により、スライド手段218を構成している。第3実施
形態では、支持棒216を角棒にて構成することにより
軸線を中心とする回りを規制して、上下スライドするよ
うにしている。また、第3実施形態では、支持棒216
自体をスライドさせるようにしているため、第1、第2
実施形態の支持筒17、117を必要とせず、よって、
上部支持棒216bの上端部に、クリップ保持部14を
直接ボルト19で固定している。
【0040】上記ベース部材221は、図9に示すよう
に、下端に鍔部221aを有する筒状体からなり、外周
面にはネジ部221bを形成している。該ベース部財2
21は、組立図板12の所要位置に開口した取付孔12
aに嵌入し、ワッシャ227を介してボルト228で固
定している。また、ベース部材221内に、樹脂製の鍔
付きのブッシュ229を嵌入し、該ブッシュ229の内
周面229aに摺接させて支持棒216を上下スライド
自在に案内するようにしている。
【0041】起伏手段220において、回動支点となる
支軸216eは、クリップ保持部14が取付位置Bの
時、ベース部材221の内部に位置して、起伏手段22
0の回動を規制するようにしている。一方、クリップ保
持部14が離脱位置Aの時、支軸216eがベース部材
221から外部上方へ移動し、起伏手段220の回動規
制を解除するようにしている。
【0042】スライド手段218によるクリップ保持部
14の上下スライド位置を規制するストッパー手段22
2は、上部支持棒216bの下端部にネジ止めしたスト
ッパーボルト222aと、下部支持棒216aの下端部
に固着したストッパープレート222bとから構成して
いる。
【0043】即ち、ストッパーボルト222aが上記ベ
ース部材221の上面に当接する位置を、ワイヤハーネ
スW/Hの外周上面にクリップ15を位置決めする取付
位置Bに合わせている。一方、ストッパープレート22
2bがブッシュ229を介してベース部材221の下面
側に当接する位置を、クリップ1の離脱位置Aに合わせ
ている。また、ストッパープレート222bとブッシュ
229との間にはスプリング224を圧入して、クリッ
プ保持部14を常時取付位置Bに位置させるようにして
いる。
【0044】他の構成は第1実施形態、第2実施形態と
同一であり、また第3実施形態のクリップ用治具211
の使用状態も第1実施形態、第2実施形態と同一である
ため説明を省略する。この第3実施形態では、スライド
手段218によりクリップ支持部14が離脱位置Aへ上
方スライドしなければ、起伏手段20により、上部支持
棒116bが回動しないようにしている点で第2実施形
態と同様である。しかし、スライド手段218により支
持筒117が不要なため、構造がより簡素化する利点が
ある。
【0045】なお、以上の各実施形態において、クリッ
プ1としては、係止突起1aに取付孔1bを有するもの
を例示したが、図10に示すように、矢尻状の係止突起
1aを有するクリップ1であってもよい。また取付部と
してのバンド部1cは、ワイヤハーネスW/H上にテー
プTで固定するために横方向に延びる基板1cを有する
ものであってもよい。
【0046】また、各実施形態の使用状態としては、ワ
イヤハーネスW/Hの組立時におけるクリップ1の取付
と、ワイヤハーネスWの取り外しについて説明したが、
本発明のクリップ用治具は、ワイヤハーネスWの外観検
査にも適用できる。即ち、検査工程では、各種外装部品
の取り付けを完了したワイヤハーネスWを、各外装部品
の配置位置に対応して受治具が配置された組立図板上に
セットされる。その際、クリップ用治具を倒伏させてお
き、ワイヤハーネスWを布線治具上にセットした後、ク
リップ用治具を起立姿勢に起こしながら、クリップ保持
部14を上方へスライドさせて離脱位置Aに位置させ
る。そして、ワイヤハーネスW/Hの外周に係止突起1
aを上向きにして取り付けられたクリップ1にクリップ
保持部14の受部14aを上方から被せるようにセット
する。この時、正常にクリップ1が嵌合することで、ク
リップ1が所定位置に取り付けられてることが確認出来
る。
【0047】
【発明の効果】以上の説明より明きらかなように、本発
明に係わるクリップ用治具では、ワイヤハーネスの取り
外しに際し、クリップ保持部をクリップの係止突起の突
出方向と同一線上に沿って上方にスライドさせること
で、こじることなく操作性よくクリップを離脱すること
ができる。続いて、クリップ保持部を支持部と共に、組
立図板の面上方向へ倒伏させることにより、ワイヤハー
ネスの取り外し経路を開放して、その取り外しの作業性
を高めることができる。更に、次の組立時の電線束への
テープ巻き作業の作業経路を開放できるため、テープ巻
の作業性を低下させるのを防止できる。
【0048】また、スライド手段の操作により、クリッ
プ保持部が取付位置にあるときは起伏手段の回動を規制
するようにし、クリップ保持部が退避位置にあるときは
回動規制を解除するようにした場合には、クリップを離
脱してからクリップ用治具を倒伏させるという作業順序
を確実に行なわせることができる。従ってクリップ若し
くはクリップ保持部のこじりによる損傷を防止できる。
【0049】特に本発明では、クリップ用治具からのク
リップの円滑なる離脱と、ワイヤハーネスの取り外し経
路からのクリップ用治具の退避、或はテープ巻き経路か
らの退避を可能とし、ワイヤハーネスの組立作業性を大
幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】 第1実施形態の使用状態を示す図である。
【図3】 第1実施形態の使用状態を示す図である。
【図4】 第1実施形態の要部の断面図である。
【図5】 第2実施形態の使用状態を示す図である。
【図6】 第2実施形態の要部の断面図である。
【図7】 第3実施形態の使用状態を示す図である。
【図8】 第3実施形態の使用状態を示す図である。
【図9】 第3実施形態の要部の断面図である。
【図10】 (A)(B)はクリップを示す斜視図であ
る。
【図11】 従来のクリップ用治具の使用状態を示す斜
視図である。
【図12】 従来のクリップ用治具を示す図である。
【符号の説明】
1 クリップ 1a 係止突起 11、111、211 クリップ用治具 13 支持部 14 クリップ保持部 14a 受部 16、116、216 支持棒 17、117、217 支持筒 18、118、218 スライド手段 20、120、220 起伏手段 21、221 ベース部材 22、222 ストッパー手段 116a、216a 下部支持棒 116b、216b 上部支持棒 A 離脱位置 B 取付位置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立図板上に布線されるワイヤハーネス
    の所定位置に、係止突起を上向きにしてクリップを取り
    付けるクリップ用治具であって、 組立図板上に立設される支持部と、該支持部の上部に取
    り付けられると共にクリップの係止突起を着脱自在に保
    持する下面開口の受部を有するクリップ保持部とを備
    え、上記支持部には、該支持部を起伏自在となす起伏手
    段と、ワイヤハーネスに取り付けられたクリップの係止
    突起から上記受部が外れる離脱位置までクリップ保持部
    を上昇させるスライド手段とを設けていることを特徴と
    するクリップ用治具。
  2. 【請求項2】 上記起伏手段は支持部を構成する支持棒
    の下端部を組立図板に固定されるベース部材に回動自在
    に支持してなり、また、上記スライド手段は、支持部を
    構成する支持筒を上記支持棒の上端部に上下軸方向にス
    ライド可能に嵌合してなる請求項1に記載のクリップ用
    治具。
  3. 【請求項3】 上記起伏手段は支持部を構成する支持棒
    を下部支持棒と上部支持棒に分割し、該上部支持棒の下
    端部を下部支持棒の上端部に対し回動自在に連結してな
    り、また、上記スライド手段は、支持部を構成する支持
    筒を上記支持棒の上端部に上下軸方向にスライド可能に
    嵌合すると共に、該支持筒の下端部を上記起伏手段の回
    動支点まで延長して起伏手段の回動を規制し、支持筒を
    上昇させた時のみ起伏手段の回動規制を解除する構成と
    している請求項1に記載のクリップ用治具。
  4. 【請求項4】 上記起伏手段は支持部を構成する支持棒
    を下部支持棒と上部支持棒に分割し、該上部支持棒を下
    部支持棒に対し回動自在に連結してなり、また、上記ス
    ライド手段は、上記支持棒を組立図板に固定されるベー
    ス部材に通して上下スライド可能に支持していると共
    に、該ベース部材内に上記起伏手段の回動支点を位置さ
    せて起伏手段の回動を規制し、支持棒を上昇させた時の
    み起伏手段の回動支点をベース部材外に位置させて回動
    規制を解除する構成としている請求項1に記載のクリッ
    プ用治具。
  5. 【請求項5】 上記スライド手段には、上記クリップ保
    持部の受部が、クリップの係止突起を保持してワイヤハ
    ーネスの上面部にクリップを位置させる取付位置を下限
    位置とすると共に、クリップの係止突起と外れる離脱位
    置を上限位置とするストッパー手段を設けている請求項
    1乃至請求項4のいずれか1項に記載のクリップ用治
    具。
  6. 【請求項6】 上記クリップ保持部にクリップ検知手段
    を設けて、ワイヤハーネスにクリップが正規位置に取付
    られているか否かを確認できるクリップ取付状態確認用
    として用いることが出来る構成としている請求項1ない
    し請求項5のいずれか1項に記載のクリップ用治具。
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