JPH0339370B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0339370B2
JPH0339370B2 JP15223682A JP15223682A JPH0339370B2 JP H0339370 B2 JPH0339370 B2 JP H0339370B2 JP 15223682 A JP15223682 A JP 15223682A JP 15223682 A JP15223682 A JP 15223682A JP H0339370 B2 JPH0339370 B2 JP H0339370B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
flexible sheet
base
cover
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15223682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5942730A (ja
Inventor
Kojiro Hida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP15223682A priority Critical patent/JPS5942730A/ja
Publication of JPS5942730A publication Critical patent/JPS5942730A/ja
Publication of JPH0339370B2 publication Critical patent/JPH0339370B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 本発明はドーム状の導電性反転ばねを押ボタン
にて反転させ、ベースに設けた接点を開閉する押
ボタンスイツチの製造方法に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点 一般に、この種の押ボタンスイツチはマイコン
を使用したビデオテープレコーダやオーデイオ機
器、カラーテレビ等のチヤンネルセレクタやプロ
グラム入力のための押ボタンスイツチ、計測器、
複写機等に使われる微小ストロークのキーボード
スイツチとして使用されている。
従来、この種の押ボタンスイツチは、接点を備
えたベース、反転ばね、押ボタン、カバーがそれ
ぞれ独立した状態で製造され、特に押ボタンは単
体としてパーツフイーダで搬送され、ベースに組
込まれている。
しかし、このものではパーツフイーダ自身の性
能上の問題もあつてパーツ詰りを発生し、組立ラ
イン全体の稼動率が低下する欠点を有している。
また、一般に、上記押ボタンは合成樹脂にて製造
されているので、パーツフイーダ内で押ボタン同
士が接触し静電帯電を引き起し、空気中の塵埃が
付着したり、脱落した成形バリが再付着する欠点
をも有している。そして、これらの塵埃、バリ等
の異物は組立後スイツチング動作を重ねるに従つ
て接点に付着することとなり、接触不良等の致命
的欠陥を発生する原因となつている。
(ハ) 発明の目的 本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は、組立時に生じる押ボタンの静電帯電
及びこれに起因する異物の付着や接点の接触不良
を除去し、押ボタンの搬送性、組立効率をも向上
することのできる押ボタンスイツチの製造方法を
提供することにある。
(ニ) 実施例の説明 第1図は本発明に係る押ボタンスイツチの製造
方法にて得られた押ボタンスイツチを示し、ベー
ス1は適宜合成樹脂にて端子7,8をモールドし
たもので、端子7,8は側方に突出し、接点部は
円形凹部2の底部に対向して露出し、接点部8a
は凹部2の底部中央に露出している。反転ばね1
0はドーム状の導電性材料からなり、上記ベース
1の凹部2内に伏せた状態で収納され、周部は接
点部7a,7aに接触し、中央部10aは接点部
8aと対向している。
一方、押ボタン15は突部16とフランジ部1
7とからなり、上記ベース1の凹部2の上部にカ
バー26にて抜け止めして設置され、フランジ部
17の裏面中央に形成した小突起18は上記反転
ばね10の表面に対向当接している。また、フラ
ンジ部17の両側方には従来周知のガイド片1
9,19が突設され(第3図参照)、このガイド
片19はベース1の凹部2の側壁に形成したガイ
ド溝3,3(第4図参照)に位置し、押ボタン1
5の上下動をガイドする。
以上の構成において、常時は反転ばね10が上
方に反転しており、押ボタン15は上方に押上げ
られており、端子7,8間は非導通である。ここ
で押ボタン15が押下げられると、反転ばね10
の中央部10aが下方に反転して接点部8aに接
触し、接点部7a,8aが反転ばね10を介して
導通、即ち端子7,8が導通する。
次に、その製造方法について説明する。
ベース1は、第4図に示すように、フープ材に
形成した端子7,8を介在させて成形され、矢印
A方向に搬送され、ステーシヨン〔〕にて凹部
2に反転ばね10が装着される。
押ボタン15とカバー26とは一体に矢印B方
向に搬送されるが、まず、第3図に示すように、
一定間隔で多数対形成した対向する突片21,2
1を有する帯状の可撓性シート20に、前記対向
する突片21,21の先端部を介在させた状態で
押ボタン15を成形する。このとき、突片21,
21の先端部は押ボタン15のフランジ部17の
周部に若干喰い込み、押ボタン15を一体に保持
する。また、上記ガイド片19,19もこの成形
時にフランジ部17にインサート成形される。
次に、この可撓性シート20上に、中央孔27
を設けたカバー26を連結部29を介して一定間
隔で多数個形成した帯状材25を重ね合せる。こ
のとき、押ボタン15の突部16は中央孔27か
ら上方に突出する。このように重ね合された可撓
性シート20と帯状材25とは矢印B方向に搬送
され、第4図に示すステーシヨン〔〕にて上記
ベース1上に重ね合される。このときベース1上
の四隅に形成した小突起4がカバー26の小孔2
8に圧入し、必要であれば熱カシメを行なつてカ
バー26を仮止めする。同時に、端子7,8を二
点鎖線a、bにてカツトする。
さらに、ステーシヨン〔〕にて可撓性シート
20を両側方に引張つてベース1とカバー26と
の間から取外す。可撓性シート20は連結部22
の狭小部23が千切れるとともに、突片21,2
1の先端部が押ボタン15から離脱する。即ち、
上記連結部22は中央部で千切れやすいようにV
形切欠きにて狭小部23が形成され、突片21,
21の先端部は外れやすいように押ボタン15の
フランジ部17の周部に若干喰い込んでいるので
ある。次に、ステーシヨン〔〕にてカバー26
をベース1上に接合させるとともにカバー25上
に突出した小突起4を熱カシメし、カバー26を
ベース1上に本固定する。
このようにして組立てられたベース1、押ボタ
ン15、カバー26は、さらに矢印B方向に搬送
され、図示しないステーシヨンで帯状材25(カ
バー26)の連結部29がカツトされ、端子7,
8のフオーミング加工が行なわれる。
なお、上記可撓性シートはポリエステルフイル
ムあるいはステンレス薄板等からなり、帯状材2
5はステンレス板等からなる。
(ホ) 発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれ
ば、押ボタンを従来のパーツフイーダではなく可
撓性フイルムに連結した状態で組立ライン上の搬
送することができ、パーツ詰を生じて稼動率の低
下を招来したり、押ボタンの静電帯電及びこれに
起因する異物の付着や接点の接触不良を除去する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造方法にて得られた押
ボタンスイツチの断面図、第2図はその中間製品
の断面図、第3図、第4図は本発明に係る製造方
法の一実施例を示す斜視図である。 1……ベース、2……凹部、4……小突起、7
a,8a……接点部、10……反転ばね、15…
…押ボタン、16……突部、20……可撓性シー
ト、21……突片、25……帯状材、26……カ
バー、27……中央孔、28……小孔、29……
連結部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドーム状の導電性反転ばねを押ボタンにて反
    転させ、ベースに設けた接点を開閉する押ボタン
    スイツチの製造方法において、一定間隔で多数対
    形成した対向する突片を有する可撓性シートに、
    前記対向する突片の先端部を介在させた状態で押
    ボタンを成形する工程と、中央孔を設けたカバー
    を連結部を介して一定間隔で多数個形成した帯状
    材を、上記可撓性シート上に押ボタンの突部が中
    央孔から突出するように重ね合せる工程と、上記
    可撓性シートと帯状材とを、反転ばねを装着した
    ベース上に上記可撓性シートと帯状材とを重ね合
    せてベース上にカバーを仮止めする工程と、上記
    可撓性シートを両側方に引張つて取外す工程と、
    上記カバーの連結部をカツトする工程とを備えた
    ことを特徴とする押ボタンスイツチの製造方法。
JP15223682A 1982-09-01 1982-09-01 押ボタンスイツチの製造方法 Granted JPS5942730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15223682A JPS5942730A (ja) 1982-09-01 1982-09-01 押ボタンスイツチの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15223682A JPS5942730A (ja) 1982-09-01 1982-09-01 押ボタンスイツチの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942730A JPS5942730A (ja) 1984-03-09
JPH0339370B2 true JPH0339370B2 (ja) 1991-06-13

Family

ID=15536058

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JP15223682A Granted JPS5942730A (ja) 1982-09-01 1982-09-01 押ボタンスイツチの製造方法

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JPS5942730A (ja) 1984-03-09

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