JPS6333451Y2 - - Google Patents

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JPS6333451Y2
JPS6333451Y2 JP3439182U JP3439182U JPS6333451Y2 JP S6333451 Y2 JPS6333451 Y2 JP S6333451Y2 JP 3439182 U JP3439182 U JP 3439182U JP 3439182 U JP3439182 U JP 3439182U JP S6333451 Y2 JPS6333451 Y2 JP S6333451Y2
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JP
Japan
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contact
base
push button
contact plate
terminals
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JP3439182U
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JPS58135828U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイツチ、特にドーム状の反転ばね部
の反転動作にて接点部を開閉するスイツチに関す
るものである。
一般に、この種のスイツチはマイコンを使用し
たビデオテープレコーダやオーデイオ機器、カラ
ーテレビ等のチヤンネルセレクターやプログラム
入力のための押ボタンスイツチ、計測器、複写機
等に使われる微少ストロークのキーボードスイツ
チとして採用されている。
この種のスイツチとしては、従来、第1図,第
2図,第3図に示すように、固定接点部2,4を
備えた固定端子1,3をベース5にインサート成
形にて取付け、各固定接点部2,4をベース5の
凹部6底面に露出させ、凹部6に導電性反転ばね
7を設置し、この反転ばね7をカバー兼用押ボタ
ン8の突部9にて反転動作せしめるようにしたも
のが提供されていた。
しかしながら、このものでは、ベース5と押ボ
タン8との隙間から侵入した塵埃が接点部2,4
にまで侵入し、接触信頼性に欠ける欠点を有して
いた。また、上記押ボタン8を除いたベースユニ
ツトとして取扱う際には反転ばね7がベース5か
ら脱落してしまう欠点を有し、何らかの対応策を
必要としていた。
さらに、固定端子1,3はリードフレームより
打抜いて形成するために端子材の歩留りが悪いば
かりか、製造工程も煩雑であり、コストアツプを
招来していた。
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は、接点部への塵埃の侵入を確実に防止
して接触信頼性が良く、製造工程も簡略化でき、
ベースユニツトとしても反転ばねが脱落すること
なく取扱うことのできるスイツチを提供すること
にある。
以下、本考案を添付図面に従つて説明する。
第4図,第5図,第6図は本発明に係るスイツ
チの一実施例を示し、概略、第1の接点板10、
第2の接点板15、絶縁性フイルム20、ベース
30、押ボタン35、端子40,40とから構成
されている。
製造方法とともに詳述すると、第1の接点板1
0と第2の接点板15とは、それぞれ一枚のばね
性を有する導電性フープ材、例えばリン青銅,ベ
リリウム銅板から、第7図に示す形状に打抜く。
即ち、第1の接点板10は中央部にAg,Ag−
Au合金をメツキして固定接点部11を形成し、
端子圧入用の孔12,12を形成したものであ
る。第2の接点板15は中央部をドーム状に加工
して反転ばね部16を形成し、その内周中央部に
Ag,Ag−Au合金をメツキして可動接点部17
とし、端子圧入用の孔18,18を形成したもの
である。
次に、以上の接点板10,15を重ね合せるの
であるが、このとき第7図に示すリング状の絶縁
性フイルム20が介在される。この絶縁性フイル
ム20はポリエステルフイルム等の熱圧着可能な
樹脂材からなり、この絶縁性フイルム20を介在
して上記第1,第2の接点板10,15を重ね合
せた状態で加熱押圧することにより、密着せしめ
て三者を仮止めする(第8図参照)。
さらに、上記第1,第2の接点板10,15の
周部にインサート成形にてベース30を成形す
る。このベース30は第9図,第10図に示すよ
うに、上部開口部31,下部開口部32を有する
略枠状をなし、端子装着用の溝部33,33及び
上記接点板10,15の孔12,18と連通する
端子圧入用の孔(図示せず)を有している。この
場合、接点部は絶縁性フイルム20の中央開口2
1を介して対向し、この絶縁性フイルム20とベ
ース30とで密封され、塵埃の侵入は確実に防止
される。
続いて、ベース30の上部開口部31に筒状突
起36(第6図参照)を有する押ボタン35が装
着されるとともに、上方から一対の端子40,4
0がベース30の孔(図示せず)及び各接点板1
0,15の孔12,18を貫通するように圧入さ
れる。端子40,40は断面四角形の線材から〓
形状に形成したもので、孔12,18に圧入状態
で貫通することにより各接点部10,15と電気
的に接続される。また、水平部41,41はベー
ス30の溝部33,33に装着され、上記押ボタ
ン35の両側段部37,37に当接する。即ち、
水平部41,41は押ボタン35の抜け止め手段
として機能するのである。
最後に、各接点板10,15、絶縁性フイルム
20の連続部をカツトし、スイツチ単体とする。
本スイツチの組立工程は以上のとおりである
が、ここで各接点板10,15、絶縁性フイルム
20の三者を仮止めするまでの前工程について説
明する。
まず、第11図に示すように、ドラム50,5
1,52から各接点板10,15及び絶縁性フイ
ルム20のフープ素材を引き出してプレス加工機
53,54,55にて第7図に示した所定形状に
打ち抜き、各ドラム56,57,58に巻き取つ
ておく。続いて、第12図に示すように、このド
ラム56,57,58から下から順に第1の接点
板10、絶縁性フイルム20、第2の接点板15
を引出し、重ね合せて位置決め搬送ローラ対5
9,60にて一定ピツチで搬送し、熱定着機61
にて三者を絶縁性フイルム20の熱定着性を利用
して仮止めし、さらに成形機62にてベース30
をインサート成形するのである。
なお、第11図のドラム56,57,58によ
る巻取り工程を省略して、ドラム50,51,5
2から引き出され、プレス加工機53,54,5
5にて成形された各接点板10,15、絶縁性フ
イルム20を直接上記ローラ対59,60にて熱
定着機61へ搬送するようにしてもよい。しか
し、ドラム56,57,58にいつたん巻き取つ
ておく方が、プレス機の設置台数や加工時期を任
意に選択できる上で利点を有する。また、このよ
うな方法ではなく、絶縁性フイルム20、第2接
点板15をあらかじめ単体にカツトして第1の接
点板10上に載置し、この状態で三者を熱定着で
仮止めしておき、ベース30をインサート成形し
てもよい。勿論、熱定着によらず他の方法で仮止
めしてもよく、本考案として製造方法を何ら限定
するものではない。
以上の構成からなるスイツチの動作は従来知ら
れているこの種のスイツチと基本的に同様であ
る。即ち、常態においては、反転ばね部16が上
方に湾曲して押ボタン35を押し上げ、接点部1
1,17は開離している。ここで、押ボタン35
を押圧すると、反転ばね部16の中央部が下方に
反転して可動接点部17が固定接点部11に接触
し、端子40,40が短絡する。押ボタン35の
押圧力を解除すると、反転ばね部16は自己の復
帰力にて第6図の状態に復帰する。
特に、上記実施例に示したように、端子40の
水平部41にて押ボタン35の抜止めを図れば、
専用の抜止め材ないしは抜止め部を設ける必要は
ない。また、端子40の断面を四角形とすれば、
各接点板の孔に圧入した際密着性が良好で、電気
的な接続を確実に図ることができる。
この考案によれば、中央部に接点部を備えた導
電性金属板からなる第1の接点板と、内周中央部
に接点部を備えたドーム状の反転ばね部を有する
第2接点板と、互いの接点部が対向するように重
ね合せた第1,第2の接点板の周部に介在させた
絶縁性フイルムと、上記第1,第2の接点板の周
部にインサート成形にて取付けたベースと、この
ベースに上下方向に貫通されるとともに各第1,
第2の接点板に圧入状態で貫通することにより第
1,第2の接点板と電気的に接続された一対の端
子と、上記第2の接点板の反転ばね部を反転動作
せしめて互いの接点部を接触せしめるようにした
ので、接点部は第1,第2の接点板,絶縁性フイ
ルム,ベースとで確実に密封され、接点部への塵
埃の侵入が除去され、接触信頼性の向上を図るこ
とができる。また、組立ての際各接点板,絶縁性
フイルムを単に重ね合せてベースをインサート成
形するのみでよいので、構造が簡単になる。さら
に、端子はベースに圧入するだけで各接点板と電
気的接続ができ組立ても容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のスイツチを示し、
第1図は分解斜視図、第2図は平面図、第3図は
断面図である。第4図以下は本考案に係るスイツ
チの一実施例を示し、第4図は平面図、第5図は
側面図、第6図は半断面図、第7図ないし第10
図は製造工程途中の中間製品の説明図、第11
図,第12図は製造工程の概略図である。 10……第1の接点板、11……固定接点部、
12……端子圧入用孔、15……第2の接点板、
16……反転ばね部、17……可動接点部、18
……端子圧入用孔、20……絶縁性フイルム、3
0……ベース、35……押ボタン、40……端
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に接点部を備えた導電性金属板からな
    る第1の接点板と、内周中央部に接点部を備え
    たドーム状の反転ばね部を有する第2接点板
    と、互いの接点部が対向するように重ね合せた
    第1、第2の接点板の周部に介在させた絶縁性
    フイルムと、上記第1、第2の接点板の周部に
    インサート成形にて取付けたベースと、このベ
    ースに上下方向に貫通されるとともに各第1、
    第2の接点板に圧入状態で貫通することにより
    第1、第2の接点板と電気的に接続された一対
    の端子と、上記第2の接点板の反転ばね部を反
    転動作せしめて互いの接点部を接触せしめる押
    ボタンとからなることを特徴とするスイツチ。 (2) 上記端子の一部を上記押ボタンの上面に当接
    せしめ、押ボタンの抜け止め手段として機能す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のスイツチ。 (3) 上記端子が断面四角形の線材であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項記載のスイツチ。
JP3439182U 1982-03-10 1982-03-10 スイツチ Granted JPS58135828U (ja)

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JP3439182U JPS58135828U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 スイツチ

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JP3439182U JPS58135828U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS58135828U JPS58135828U (ja) 1983-09-12
JPS6333451Y2 true JPS6333451Y2 (ja) 1988-09-06

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JP3439182U Granted JPS58135828U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 スイツチ

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