JPH0339369B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339369B2 JPH0339369B2 JP15208282A JP15208282A JPH0339369B2 JP H0339369 B2 JPH0339369 B2 JP H0339369B2 JP 15208282 A JP15208282 A JP 15208282A JP 15208282 A JP15208282 A JP 15208282A JP H0339369 B2 JPH0339369 B2 JP H0339369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- flexible sheet
- cover
- base
- pushbutton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の分野
本発明はドーム状の導電性反転ばねを押ボタン
にて反転させ、ベースに設けた接点を開閉する押
ボタンスイツチの製造方法に関するものである。
にて反転させ、ベースに設けた接点を開閉する押
ボタンスイツチの製造方法に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点
一般に、この種の押ボタンスイツチはマイコン
を使用したビデオテープレコーダやオーデイオ機
器、カラーテレビ等のチヤンネルセレクタやプロ
グラム入力のための押ボタンスイツチ、計測器、
複写機等に使われる微小ストロークのキーボード
スイツチとして使用されている。
を使用したビデオテープレコーダやオーデイオ機
器、カラーテレビ等のチヤンネルセレクタやプロ
グラム入力のための押ボタンスイツチ、計測器、
複写機等に使われる微小ストロークのキーボード
スイツチとして使用されている。
従来、この種の押ボタンスイツチは、接点を備
えたベース、反転ばね、押ボタン、カバーがそれ
ぞれ独立した状態で製造され、特に押ボタンは単
体としてパーツフイーダで搬送され、ベースに組
込まれている。
えたベース、反転ばね、押ボタン、カバーがそれ
ぞれ独立した状態で製造され、特に押ボタンは単
体としてパーツフイーダで搬送され、ベースに組
込まれている。
しかし、このものではパーツフイーダ自身の性
能上の問題もあつてパーツ詰りを発生し、組立ラ
イン全体の稼動率が低下する欠点を有している。
また、一般に、上記押ボタンは合成樹脂にて製造
されているので、パーツフイーダ内で押ボタン同
士が接触し静電帯電を引き起し、空気中の塵埃が
付着したり、脱落した成形バリが再付着する欠点
をも有している。そして、これらの塵埃、バリ等
の異物は組立後スイツチング動作を重ねるに従つ
て接点に付着することとなり、接触不良等の致命
的欠陥を発生する原因となつている。
能上の問題もあつてパーツ詰りを発生し、組立ラ
イン全体の稼動率が低下する欠点を有している。
また、一般に、上記押ボタンは合成樹脂にて製造
されているので、パーツフイーダ内で押ボタン同
士が接触し静電帯電を引き起し、空気中の塵埃が
付着したり、脱落した成形バリが再付着する欠点
をも有している。そして、これらの塵埃、バリ等
の異物は組立後スイツチング動作を重ねるに従つ
て接点に付着することとなり、接触不良等の致命
的欠陥を発生する原因となつている。
(ハ) 発明の目的
本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は、組立時に生じる押ボタンの静電帯電
及びこれに起因する異物の付着や接点の接触不良
を除去し、押ボタンの搬送性、組立効率をも向上
することのできる押ボタンスイツチの製造方法を
提供することにある。
その目的は、組立時に生じる押ボタンの静電帯電
及びこれに起因する異物の付着や接点の接触不良
を除去し、押ボタンの搬送性、組立効率をも向上
することのできる押ボタンスイツチの製造方法を
提供することにある。
(ニ) 実施例の説明
第1図は本発明に係る押ボタンスイツチの製造
方法にて得られた押ボタンスイツチを示し、ベー
ス1は適宜合成樹脂にて端子7,8をモールドし
たもので、端子7,8は側方に突出し、接点部7
a,7aは円形の凹部2の底部に対向して露出
し、接点部8aは凹部2の底部中央に露出してい
る。反転ばね10はドーム状の導電性材料からな
り、上記ベース1の凹部2内に伏せた状態で収納
され、周部は接点部7a,7aに接触し、中央部
10aは接点部8aと対向している。
方法にて得られた押ボタンスイツチを示し、ベー
ス1は適宜合成樹脂にて端子7,8をモールドし
たもので、端子7,8は側方に突出し、接点部7
a,7aは円形の凹部2の底部に対向して露出
し、接点部8aは凹部2の底部中央に露出してい
る。反転ばね10はドーム状の導電性材料からな
り、上記ベース1の凹部2内に伏せた状態で収納
され、周部は接点部7a,7aに接触し、中央部
10aは接点部8aと対向している。
一方、押ボタン15は突部16とフランジ部1
7とからなり、上記ベース1の凹部2の上部にカ
バー26にて抜け止めして設置され、フランジ部
17の裏面中央に形成した小突起18は上記反転
ばね10の表面に対向当接している。また、フラ
ンジ部17の両側方には従来周知のガイド片19
が突設され、このガイド片19はベース1の凹部
2の側壁に形成したガイド溝3,3(第4図参
照)に位置し、押ボタン15の上下動をガイドす
る。
7とからなり、上記ベース1の凹部2の上部にカ
バー26にて抜け止めして設置され、フランジ部
17の裏面中央に形成した小突起18は上記反転
ばね10の表面に対向当接している。また、フラ
ンジ部17の両側方には従来周知のガイド片19
が突設され、このガイド片19はベース1の凹部
2の側壁に形成したガイド溝3,3(第4図参
照)に位置し、押ボタン15の上下動をガイドす
る。
以上の構成において、常時は反転ばね10が上
方に反転しており、押ボタン15は上方に押上げ
られており、端子7,8間は非導通である。ここ
で押ボタン15が押下げられると、反転ばね10
の中央部10aが下方に反転して接点部8aに接
触し、接点部7a,8aが反転ばね10を介して
導通、即ち端子7,8が導通する。
方に反転しており、押ボタン15は上方に押上げ
られており、端子7,8間は非導通である。ここ
で押ボタン15が押下げられると、反転ばね10
の中央部10aが下方に反転して接点部8aに接
触し、接点部7a,8aが反転ばね10を介して
導通、即ち端子7,8が導通する。
次に、その製造方法について第4図を参照して
説明する。
説明する。
ベース1はフープ材に形成した端子7,8を介
在させて成形され、矢印A方向に搬送され、ステ
ーシヨン〔〕にて凹部2に反転ばね10が装着
される。
在させて成形され、矢印A方向に搬送され、ステ
ーシヨン〔〕にて凹部2に反転ばね10が装着
される。
押ボタン15とカバー26とは一体に矢印B方
向に搬送されるが、まず、第5図に示すように、
対向する突片21,21を一定間隔で多数対形成
した帯状の可撓性シート20と、第6図に示すよ
うに、中央孔27を設けたカバー26を連結部2
9を介して一定間隔で多数個形成した帯状材25
とを、可撓性シート20を上にして重ね合せ、第
4図に示すステーシヨン〔〕にて、上記カバー
26の中央孔27部分と上記突片21,21の先
端部とに適宜樹脂で押ボタン15を形成する。こ
のとき、押ボタン15は突部16がカバー26の
中央孔27から上方に突出し、突部16の基部に
若干喰い込んだ突片21,21の先端部にて仮止
めされる。また、フランジ部17はカバー26の
裏面に密着して形成される。さらに、上記ガイド
片19もこの成形時にフランジ部17にインサー
ト成形される。
向に搬送されるが、まず、第5図に示すように、
対向する突片21,21を一定間隔で多数対形成
した帯状の可撓性シート20と、第6図に示すよ
うに、中央孔27を設けたカバー26を連結部2
9を介して一定間隔で多数個形成した帯状材25
とを、可撓性シート20を上にして重ね合せ、第
4図に示すステーシヨン〔〕にて、上記カバー
26の中央孔27部分と上記突片21,21の先
端部とに適宜樹脂で押ボタン15を形成する。こ
のとき、押ボタン15は突部16がカバー26の
中央孔27から上方に突出し、突部16の基部に
若干喰い込んだ突片21,21の先端部にて仮止
めされる。また、フランジ部17はカバー26の
裏面に密着して形成される。さらに、上記ガイド
片19もこの成形時にフランジ部17にインサー
ト成形される。
押ボタン15はステーシヨン〔〕でベース1
上に重ねられ、四隅に形成した小孔28に圧入し
たベース1の小突起4を熱カシメすることにより
両者を結合する。このとき端子7,8は二点鎖線
a,bにてカツトされる。次に、ステーシヨン
〔〕で上記可撓性シート20を上方に巻き上げ、
帯状材25上から取外す。可撓性シート20は突
片21,21の先端部が若干押ボタン15の突部
16に喰い込んでいるだけであるため、外力にて
容易に離脱する。そして、巻き上げられた可撓性
シート20は再使用が可能である。
上に重ねられ、四隅に形成した小孔28に圧入し
たベース1の小突起4を熱カシメすることにより
両者を結合する。このとき端子7,8は二点鎖線
a,bにてカツトされる。次に、ステーシヨン
〔〕で上記可撓性シート20を上方に巻き上げ、
帯状材25上から取外す。可撓性シート20は突
片21,21の先端部が若干押ボタン15の突部
16に喰い込んでいるだけであるため、外力にて
容易に離脱する。そして、巻き上げられた可撓性
シート20は再使用が可能である。
このようにして組立てられたベース1、押ボタ
ン15、カバー26は、さらに矢印B方向に搬送
され、図示しないステーシヨンで帯状材25の連
結部29がカツトされ、端子7,8のフオーミン
グ加工が行われる。
ン15、カバー26は、さらに矢印B方向に搬送
され、図示しないステーシヨンで帯状材25の連
結部29がカツトされ、端子7,8のフオーミン
グ加工が行われる。
なお、上記可撓性シート20はポリエステルフ
イルムあるいはステンレス薄板等からなり、帯状
材25はステンレス板等からなる。
イルムあるいはステンレス薄板等からなり、帯状
材25はステンレス板等からなる。
ここで、上記可撓性シート20の突片21,2
1の先端部が押ボタン15の突部16に喰い込ん
でいる形状について、第2図、第3図を参照して
説明する。これは、突片21,21の先端部が外
力にて突部16から外れやすいような形状とされ
ている。
1の先端部が押ボタン15の突部16に喰い込ん
でいる形状について、第2図、第3図を参照して
説明する。これは、突片21,21の先端部が外
力にて突部16から外れやすいような形状とされ
ている。
即ち、突部16の基部をテーパ状とし、第2図
のものであつては、カバー26との角度θ1と突片
21との角度θ2とを等しくするとともに角度θ2の
部分をクリアランスCだけ小さくした。また、第
3図のものにあつては、カバー26との角度θ1に
対して突片21との角度θ2を小さくした。ただ
し、第2図、第3図は良好な結果をもたらす形状
を示すものであり、これに限定するものではな
い。
のものであつては、カバー26との角度θ1と突片
21との角度θ2とを等しくするとともに角度θ2の
部分をクリアランスCだけ小さくした。また、第
3図のものにあつては、カバー26との角度θ1に
対して突片21との角度θ2を小さくした。ただ
し、第2図、第3図は良好な結果をもたらす形状
を示すものであり、これに限定するものではな
い。
(ホ) 発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明によれ
ば、押ボタンを従来のようにパーツフイーダでは
なく可撓性シートにカバーとともに結合した状態
で組立ライン上に搬送することができ、パーツ詰
りを生じて稼動率の低下を招来したり、押ボタン
の静電帯電及びこれに起因する異物の付着や接点
の接触不良を除去することができる。
ば、押ボタンを従来のようにパーツフイーダでは
なく可撓性シートにカバーとともに結合した状態
で組立ライン上に搬送することができ、パーツ詰
りを生じて稼動率の低下を招来したり、押ボタン
の静電帯電及びこれに起因する異物の付着や接点
の接触不良を除去することができる。
第1図は本発明に係る製造方法にて得られた押
ボタンスイツチの断面図、第2図、第3図は押ボ
タンの形状を説明する断面図、第4図は本発明に
係る製造方法の一実施例を示す斜視図、第5図は
可撓性シートの斜視図、第6図は帯状材の斜視図
である。 1……ベース、7a,8a……接点部、10…
…反転ばね、15……押ボタン、20……可撓性
シート、21……突片、25……帯状材、26…
…カバー、27……中央孔。
ボタンスイツチの断面図、第2図、第3図は押ボ
タンの形状を説明する断面図、第4図は本発明に
係る製造方法の一実施例を示す斜視図、第5図は
可撓性シートの斜視図、第6図は帯状材の斜視図
である。 1……ベース、7a,8a……接点部、10…
…反転ばね、15……押ボタン、20……可撓性
シート、21……突片、25……帯状材、26…
…カバー、27……中央孔。
Claims (1)
- 1 ドーム状の導電性反転ばねを押ボタンにて反
転させ、ベースに設けた接点を開閉する押ボタン
スイツチの製造方法において、対向する突片を一
定間隔で多数対形成した帯状の可撓性シートと、
中央孔を設けたカバーを連結部を介して一定間隔
で多数個形成した帯状材とを、可撓性シートの対
向する突片間に上記中央孔が位置するように可撓
性シートを上にして重ね合せ、上記カバーの中央
孔部分と上記対向する突片の先端部とに押ボタン
を成形する工程と、反転ばねを装着したベース上
に上記カバーを重ね合せて結合する工程と、上記
可撓性シートを上記帯状材と押ボタンとから取外
す工程と、上記カバーの連結部をカツトする工程
とを備えたことを特徴とする押ボタンスイツチの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15208282A JPS5942729A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 押ボタンスイツチの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15208282A JPS5942729A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 押ボタンスイツチの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942729A JPS5942729A (ja) | 1984-03-09 |
JPH0339369B2 true JPH0339369B2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=15532656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15208282A Granted JPS5942729A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 押ボタンスイツチの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942729A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2553566B2 (ja) * | 1987-06-30 | 1996-11-13 | 松下電器産業株式会社 | 可動形電子部品の製造方法 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP15208282A patent/JPS5942729A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5942729A (ja) | 1984-03-09 |
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