JPH0339057Y2 - - Google Patents

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JPH0339057Y2
JPH0339057Y2 JP7736386U JP7736386U JPH0339057Y2 JP H0339057 Y2 JPH0339057 Y2 JP H0339057Y2 JP 7736386 U JP7736386 U JP 7736386U JP 7736386 U JP7736386 U JP 7736386U JP H0339057 Y2 JPH0339057 Y2 JP H0339057Y2
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JP
Japan
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corner post
mounting piece
fitting
corner
mounting
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JP7736386U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、棚板の隅部を隅柱の適宜高さ位置に
組付けてなる高さ調節可能な棚に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来の高さ調節可能な棚としては、例えば、特
公昭47−27465号公報および特公昭50−25372号公
報に開示されたものがある。
すなわち、前者の公報には、棚板の外周を形成
する外枠板と棚板の隅部に配設した受け金具とを
リベツトにより固定したものが開示されている。
また、後者の公報には、波型ワイヤを上下から
挾むようにして溶接固定した二本の直線ワイヤを
その各端部にて受け金具に溶接したものが開示さ
れている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記前者の従来の高さ調節可能
な棚では、棚板が非常に重量のあるものになり、
また、受け金具も複雑であり、製品コストの低減
ができず、さらに、柱取付部材に内側面に形成さ
れた突起溝あるいは円周溝に対応する目印が外側
面に設けられていないため、位置を確認しながら
柱取付部材を隅柱に組付けるので、組付けに手間
が掛り、組付け作業も非常に煩わしいという問題
点があつた。
また、上記後者の高さ調節可能な棚では、棚板
の外枠は軽量化されてはいるが、耐荷重性が弱い
ものとなり、また、柱取付部材を隅柱に組付ける
作業は前者と同様の問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、棚板を重くすることなく、耐荷
重性を強いものにし、受け金具を簡単にして、製
品コストの低減に寄与するとともに柱取付部材の
組付け作業を簡単にした高さ調節可能な棚を提供
することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するたの本考案の要旨とする
ところは、 棚板の隅部を隅柱の適宜高さ位置に柱取付部材
を介して組付けてなる高さ調節可能な棚におい
て、 前記棚板は、外周部に設けた外枠板を、隅部に
配設した受け金具に溶接固定してなり、該受け金
具に下方向に拡径する貫通孔を形成し、 前記隅柱に多数の嵌合溝を形成し、該嵌合溝に
弾性リングを嵌着し、 前記柱取付部材は、前記隅柱を挾持して対向す
る対をなす取付片より成り、該取付片を組み合わ
せた外形は前記受け金具の貫通孔に嵌合する截頭
錐形をしており、 前記弾性リングに外嵌する内周溝を各取付片の
内側面に形成するとともに、該内周溝に対応する
目印を各取付片の外側面に設けてなることを特徴
とする高さ調節可能な棚に存する。
「作用」 しかして、板状に形成した棚板の外枠を受け金
具に溶接したので、耐荷重性の強いものとなり、
また、受け金具も取付け部を設けることなく、複
雑にならず、さらに、柱取付部材の外周面に目印
を設けたので、位置決めが簡単にできるものであ
る。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第2図および第3図に示すように、高さ調節可
能な棚1は、棚板10の棚板11,11…を隅柱
20の適宜高さ位置に柱取付部材30を介して組
付けてなる。
第1図および第2図からわかるように、棚板1
0は、外周部に設けた外枠板12,12…が隅部
11に配設した受け金具13,13…に溶接固定
されている。また、物置台としての縦ワイヤ1
4,14…および横ワイヤ15,15…は、その
両端部がそれぞれ外枠板12,12…に溶接固定
されている。
外枠板12は、上下フランジ12a,12bお
よび側板12cからなり、上下フランジ12a,
12bは、それぞれ両端部が受け金具13の外側
面13aに沿うように形成されている。また、外
枠板12の側板12cの両端部には半円形の切欠
き12dが形成され、切欠かれない部分が溶接足
部12e,12eとなつている。
受け金具13は、下方向に拡径する貫通孔16
が形成されている。
第1図および第3図からわかるように、隅柱2
0は円筒形パイプ管であり、外周面20aには、
適宜間隔を置いて多数の嵌合溝21,21…が刻
設されている。
所定位置の隅柱20の嵌合溝21には一部が開
いた円形の弾性リング22が嵌着されている。弾
性リング22は、円形断面材料により形成され、
隅柱20の嵌合溝21に装着したとき、円形断面
の略半分が隅柱20の外周面20aから突出する
ように設定されている。
柱取付部材30は第1取付片31と第2取付片
32とを組合せてなり、第1取付片31および第
2取付片32は、それぞれ隅柱20の外周面20
aに嵌合可能に形成され、第1取付片31の側面
の周端部中央31aには周状突起33が設けら
れ、第1取付片31の周状突起33は、第1取付
片31が隅柱20の外周面20aに嵌合したとき
に、隅柱20の外周面20aに半周以上沿つて抱
持するように形成されている。
また、第2取付片32も同様に、周状突起34
が設けられている。第1取付片31および第2取
付片32には、組合せて隅柱20の外周面20a
に嵌合したときに、それぞれ周状突起34および
周状突起33に当接しないように、凹部35,3
6が設けられている。
また、第1取付片31の内側面31bには、隅
柱20の嵌合溝21に装着された弾性リング22
に嵌合する内周溝37が形成されている。第2取
付片32も同様に、内側面32bには、内周溝3
8が形成されている。
さらに、第1取付片31の周状突起34には、
内周溝37に対応する位置に目印である位置確認
溝39aが形成されている。第2取付片32も同
様に、第2取付片32の凹部35に位置確認溝3
9bが形成されている。
また、第1取付片31の凹部35には第2取付
片32の内周溝37の位置確認溝39bに対応す
る位置に位置確認溝39cが形成され、同様に、
第2取付片32の凹部36にも位置確認溝39d
が形成されている。
さらに、第1取付片31および第2取付片32
の外側面31c,32cには、第1取付片31お
よび第2取付片32の上下方向を示す矢印39
e,39fが形成されている。
さらに、第1取付片31および第2取付片32
は、組合せて、隅柱20の外周面20aに嵌合し
たときに、受け金具13の貫通孔16が外嵌可能
に、その外側面31c,32cが形成されてい
る。
次に作用を説明する。
第1図に示すように、棚板10の外枠板12を
受け金具13に溶接固定するには、外枠板12お
よび受け金具13を図示省略した組立治具に位置
決めし、外枠板12のの溶接足部12eを受け金
具13に溶接すればよい。このとき、外枠板12
の端部は必要な部位のみが受け金具13に接する
ように外側面13aに合せて形成され、不必要な
部位である外枠板12の切欠き12dは受け金具
13に当接することはない。すなわち、溶接後に
残留応力等により、棚板10が変形することはな
い。
また、外枠板12のフランジ12a,12bお
よび側板12cの各長さを適宜に設定し、外枠板
12の所定の耐荷重性を設定する。
棚板10を隅柱20に柱取付部材31を介して
組付けるには、所定の隅柱20の嵌合溝21に弾
性リング22の開口の両端部を合せる。次に、弾
性リング22を付勢力に抗して隅柱20の嵌合溝
21に押込む。押込んで、弾性リング22の両端
部が隅柱20の嵌合溝21の径まで広がると、付
勢力により、わずかな力で押込めば、弾性リング
22が隅柱20の嵌合溝21に装着する。
次に、例えば、第1取付片31を、第1取付片
31の外側面31cの矢印39eを確認し、隅柱
20の嵌合溝21に装着した弾性リング22と第
1取付片31の周状突起33の位置確認溝39a
とを同じ位置になるようにして、隅柱20の嵌合
溝21に押込む。第1取付片31の原形状に戻ろ
うとする付勢力に抗して、押込むと、第1取付片
31は、両周端部が広がり、隅柱20の外周面2
0aの径まで広がると、わずかな力で押込めば、
付勢力により、第1取付片31は隅柱20の外周
面20aに外嵌し、その付勢力により、隅柱20
の嵌合溝21から劾れることはない。このとき、
第1取付片31の内周溝38は隅柱20の嵌合溝
21に嵌合している。すなわち、第1取付片31
は隅柱20に上下方向に移動することなく、隅柱
20の外周面20aに外嵌する。
第2取付片32も同様にして、第2取付片32
の位置確認溝39bと隅柱20の嵌合溝21とを
同じ位置になるようにして、隅柱20の嵌合溝2
1に押込む。
このとき、第1取付片31の周状突起33の位
置確認溝39aおよび凹部35の位置確認溝39
cも目印にして押込む。
次に、棚板10受け金具13の貫通孔16を柱
取付部材30の第1取付片31および第2取付片
32の外側面31c,32cに上方から外嵌す
る。
棚板10および積載物(図示省略)の荷重は隅
柱20の嵌合溝21に装着した弾性リング22に
第1取付片31および第2取付片32の内周溝3
7,38が嵌合して、係止することにより、支え
られている。また、前記荷重は受け金具13の貫
通孔16を介して、柱取付部材30の第1取付片
31および第2取付片32を縮径する方向に働
き、それにより、弾性リング22と第1取付片3
1および第2取付片32の内周溝37,38との
嵌合が外れることはない。
前記実施例においては、隅柱20が円筒形パイ
プ管のものと示したが、角形パイプ管としてもよ
い。
「考案の効果」 本考案に係る高さ調節可能な棚によれば、棚板
を重くすることなく、耐荷重性を強いものにし、
受け金具を簡単にして、製品コストの低減に寄与
するとともに柱取付部材の組付け作業を簡単にし
た高さ調節可能な棚とすることができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図
は、棚板の隅部を隅柱に組付ける前の状態を示し
た要部分解斜視図、第2図は、高さ調節可能な棚
の全体斜視図、第3図は、棚板の隅部を垂直に破
断して示した要部断面図である。 10……棚板、12……外枠板、13……受け
金具、16……貫通孔、20……隅柱、21……
嵌合溝、22……弾性リング、30……柱取付部
材、31……第1取付片、32……第2取付片、
37,38……内周溝、39a〜39d……位置
確認溝、39e,39f……矢印。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 棚板の隅部を隅柱の適宜高さ位置に柱取付部材
    を介して組付けてなる高さ調節可能な棚におい
    て、 前記棚板は、外周部に設けた外枠板を、隅部に
    配設した受け金具に溶接固定してなり、該受け金
    具に下方向に拡径する貫通孔を形成し、 前記隅柱に多数の嵌合溝を形成し、該嵌合溝に
    弾性リングを嵌着し、 前記柱取付部材は、前記隅柱を挾持して対向す
    る対をなす取付片より成り、該取付片を組み合わ
    せた外形は前記受け金具の貫通孔に嵌合する截頭
    錐形をしており、 前記弾性リングに外嵌する内周溝を各取付片の
    内側面に形成するとともに、該内周溝に対応する
    目印を各取付片の外側面に設けてなることを特徴
    とする高さ調節可能な棚。
JP7736386U 1986-05-22 1986-05-22 Expired JPH0339057Y2 (ja)

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