JPH0731570Y2 - 筐体の組付構造 - Google Patents

筐体の組付構造

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JPH0731570Y2
JPH0731570Y2 JP1989110024U JP11002489U JPH0731570Y2 JP H0731570 Y2 JPH0731570 Y2 JP H0731570Y2 JP 1989110024 U JP1989110024 U JP 1989110024U JP 11002489 U JP11002489 U JP 11002489U JP H0731570 Y2 JPH0731570 Y2 JP H0731570Y2
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JP
Japan
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frame
notch
assembled
frame body
pillar
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JP1989110024U
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JPH0350378U (ja
Inventor
健一 松本
Original Assignee
日本電気精器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば電源装置等の各種機器を実装する筐
体に係り、特にその筐体の組付構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、例えば電源装置等の各種機器を実装させるため様
々な筐体が開発され使用されている。このような筐体
は、通常上下の枠体と、これらの枠体の角隅部分に組付
ける柱体とによって骨格が形成されており、一般に板金
工場等によって予め組立てられている。
ところで、このような筐体のうち特に重量物を収容する
タイプのものにあっては、例えば第4図に示すように等
辺山形鋼材100を用いて螺着させたり、角形の鋼材等を
用いて溶接により組付けたりしている。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、このような筐体にあっては、前者の螺着
により組付ける構造のものの場合、枠体に対し柱体と山
形鋼材とを所定位置に保持しながら組付けるようになっ
ているので組付け作業が面倒であり、しかも一般に皿ね
じを用いて締付ける場合が多いので強度アップを図るの
も困難である。
また、前者や、後者の融着による組付け作業の場合、板
金工場で予め組付けておきこれを組立工場へ運搬するよ
うになるため、運搬時にはどうしても大きなスペースを
専有することになり同時に多数個のものを運搬すること
ができないので輸送コストも嵩む。
そこで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、同時
に多数個のものを輸送することができるとともに、組立
工場での組付けが溶着なしで容易に行え、しかも強度の
比較的高い筐体の組付構造を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案は、上下一対の枠体と、これらの各枠体
の角隅部分に組付ける柱体とにより骨格を形成する筐体
において、前記各枠体が断面略コ字型に形成されて一方
側縁部に折曲部を有するとともに、この各枠体の一方側
折曲部の角隅部分に切欠部を有し、かつ、前記柱体が断
面略コ字型に形成されて前記枠体の切欠部に嵌着され前
記枠体と柱体とのボルトによる螺着・組付け作業に先立
って柱体を枠体にピンで仮止めしておくためのピン穴が
夫々所定位置に形成されているものである。
〔作用〕
この考案の筐体の組付構造は、枠体の切欠部に柱体をセ
ットするとともにピンでこれら双方を仮止めしておき、
その柱体の開口した外方側からボルト等を挿入して簡単
に螺着し組付けることができる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例について添付図面を参照しなが
ら説明する。
第1図はこの考案に係る筐体の組付構造を示すものであ
り、この筐体1は、上下の枠体2と、これらの枠体2に
組付けた柱体3とにより骨格が形成されている。
枠体2は、両縁部を互いに折り曲げて開口部を形成した
断面コ字型の鋼材を4個用いて、予め板金工場等におい
て略ロの字型に組付られたものが使用されている。そし
てこの実施例の枠体2は、互いに対向する2組の対向部
のうち1組のものが開口部を互いに内方にむけて向かい
合わせているとともに、もう1組のものが開口部を互い
に外方に向けて向かい合わせた状態で組付けられてい
る。なお、この枠体2は、外方に向けて開口した各開口
部の各端部において、一方側の折曲部の一部を柱体3の
幅と同寸法Wだけ切欠いた切欠部2aが設けられている。
そして、この切欠部2aの所定部位には、第2図に示すよ
うに柱体3螺着用の穴2bが形成さているとともに、この
穴2bに内面側からナット4が溶着されている。
柱体3は、第3図に示すように互いに折曲された折曲部
3aを有する断面コ字型に形成されたものであって各折曲
部3aの縁部側に一方向に向けて折曲された取付部3bを有
しており、第2図に示すように枠体2の切欠部2aにセッ
トしてボルト5で螺着させるようになっている。なお、
この柱体3は、ボルト5による螺着作業を行い易くする
ため、これに先立って予めピン6によって柱体3側を枠
体2側に仮止めしておくようになっており、このためそ
の柱体3および枠体2には所定位置にそれぞれピン穴3
c,2cが形成されている。
従って、この実施例によれば、柱体3の折曲部3aで囲ま
れた内側で柱体3を枠体2に螺着できるので、柱体3を
枠体2に螺着する際に従来のような皿ねじではなくボル
ト5を使用することができ、収容物(実装物)に対する
強度が大幅に向上する。
〔効果〕
以上説明してきたように、この考案に係る筐体の組付構
造によれば、柱体の開口部から折曲部で囲まれた比較的
大きな凹部を利用して枠体を螺着できるので、ボルト等
の使用が可能であり、その分大幅な強度アップを図るこ
とができる。
さらに、この考案に係る筐体の組付構造によれば、枠体
の切欠部を利用し、これに柱体をセットして位置決めを
行い、更にこれら双方に設けてあるピン穴にピンで仮止
めしておくようになっており、容易に組付けが行えるの
で、わざわざ板金工場等で組付けずにすみ、換言すれば
組立工場までコンパクトにまとめて運搬することがで
き、運搬効率が大幅に増大する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る筐体の組付構造を示す分解斜視
図、第2図は第1図に示す筐体の組付酵素をの要部を示
す断面図、第3図はこの考案に係る筐体の組付構造に使
用する柱体を示す平面図、第4図は従来の筐体の組付構
造を示す要部斜視図である。 2…枠体、3…柱体、1…筐体、2a…切欠部、3a…折曲
部、2c,3c…ピン穴、6…ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下一対の枠体(2)と、これらの各枠体
    (2)の角隅部分に組付ける柱体(3)とにより骨格を
    形成する筐体(1)において、 前記各枠体(2)が断面略コ字型に形成されて一方側縁
    部に折曲部(3a)を有するとともに、 この各枠体(2)の一方側折曲部(3a)の角隅部分に切
    欠部(2a)を有し、かつ、 前記柱体(3)が断面略コ字型に形成されて前記枠体
    (2)の切欠部(2a)に嵌着され、 前記枠体(2)と柱体(3)とのボルト(5)による螺
    着・組付け作業に先立って柱体(3)を枠体(2)にピ
    ン(6)で仮止めしておくためのピン穴(2c・3c)が夫
    々所定位置に形成されていることを特徴とする筐体の組
    付構造。
JP1989110024U 1989-09-20 1989-09-20 筐体の組付構造 Expired - Lifetime JPH0731570Y2 (ja)

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JPH0350378U JPH0350378U (ja) 1991-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034089Y2 (ja) * 1985-02-23 1991-02-01

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JPH0350378U (ja) 1991-05-16

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