JPH0338662B2 - - Google Patents
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- JPH0338662B2 JPH0338662B2 JP56213733A JP21373381A JPH0338662B2 JP H0338662 B2 JPH0338662 B2 JP H0338662B2 JP 56213733 A JP56213733 A JP 56213733A JP 21373381 A JP21373381 A JP 21373381A JP H0338662 B2 JPH0338662 B2 JP H0338662B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3103—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3109—Details
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B13/00—Recording simultaneously or selectively by methods covered by different main groups among G11B3/00, G11B5/00, G11B7/00 and G11B9/00; Record carriers therefor not otherwise provided for; Reproducing therefrom not otherwise provided for
- G11B13/04—Recording simultaneously or selectively by methods covered by different main groups among G11B3/00, G11B5/00, G11B7/00 and G11B9/00; Record carriers therefor not otherwise provided for; Reproducing therefrom not otherwise provided for magnetically or by magnetisation and optically or by radiation, for changing or sensing optical properties
- G11B13/045—Recording simultaneously or selectively by methods covered by different main groups among G11B3/00, G11B5/00, G11B7/00 and G11B9/00; Record carriers therefor not otherwise provided for; Reproducing therefrom not otherwise provided for magnetically or by magnetisation and optically or by radiation, for changing or sensing optical properties combined recording by magnetic and optic means
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/0021—Thermally assisted recording using an auxiliary energy source for heating the recording layer locally to assist the magnetization reversal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録媒体への書込みを高速化しう
る光磁気記録装置に関する。
る光磁気記録装置に関する。
従来、磁気記録媒体に情報を書込んだりそこか
ら情報を読み出すのに誘導型の磁気ヘツドが用い
られていた。他方、磁気記録においてもその記録
密度を向上させる手段の開発が進められておりこ
れに応える一手段として光磁気記録が開発され、
注目されるに至つているが、その高記録密度性が
ある割に書込み速度が低速であり、その高速化が
要望されている。
ら情報を読み出すのに誘導型の磁気ヘツドが用い
られていた。他方、磁気記録においてもその記録
密度を向上させる手段の開発が進められておりこ
れに応える一手段として光磁気記録が開発され、
注目されるに至つているが、その高記録密度性が
ある割に書込み速度が低速であり、その高速化が
要望されている。
従来の光磁気記録における磁気記録媒体への情
報の書込みは磁気記録媒体に先ず予め決められた
方向、例えば第１１図の紙面に関して上向きに一
様に磁化した後、その上方から光学系（図示せ
ず）のレーザ光を集光レンズａを経て磁気記録媒
体ｂの磁性層ｃの表面にレンズａのフオーカシン
グを生じさせつつ照射し、レンズａの回りに配置
された空心コイルｄで磁性層ｃの磁化方向と逆向
きの磁界を磁性層ｃに作用させることにより、上
記光の照射で昇温し保磁力の低下したビツト位置
を上記逆向きに磁化反転させるようにして行なわ
れている。
報の書込みは磁気記録媒体に先ず予め決められた
方向、例えば第１１図の紙面に関して上向きに一
様に磁化した後、その上方から光学系（図示せ
ず）のレーザ光を集光レンズａを経て磁気記録媒
体ｂの磁性層ｃの表面にレンズａのフオーカシン
グを生じさせつつ照射し、レンズａの回りに配置
された空心コイルｄで磁性層ｃの磁化方向と逆向
きの磁界を磁性層ｃに作用させることにより、上
記光の照射で昇温し保磁力の低下したビツト位置
を上記逆向きに磁化反転させるようにして行なわ
れている。
ところで、本発明者は先に光ビームが透過する
透光部を有するスライダに書込み用コイルを設け
て磁気記録媒体に限りなく近づけ、そのコイルに
流す電流を小さくし書込みの高速化が図れるもの
を考えた。
透光部を有するスライダに書込み用コイルを設け
て磁気記録媒体に限りなく近づけ、そのコイルに
流す電流を小さくし書込みの高速化が図れるもの
を考えた。
しかし、スライダが磁気記録媒体に接触し、ス
ライダの光ビームの透光部に傷が生じ、記録再生
の信頼性が低下する問題がある。
ライダの光ビームの透光部に傷が生じ、記録再生
の信頼性が低下する問題がある。
また、記録再生の信頼性の向上を図る上で、記
録トラツク上でトラツキングができることが望ま
しいが、従来においては適当な手段がなかつた。
録トラツク上でトラツキングができることが望ま
しいが、従来においては適当な手段がなかつた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、記録ト
ラツク上でのトラツキングを可能にし、またスラ
イダの光ビームの透光部への傷を防止し、もつて
記録再生の信頼性の向上を図ることを目的とする
ものである。
ラツク上でのトラツキングを可能にし、またスラ
イダの光ビームの透光部への傷を防止し、もつて
記録再生の信頼性の向上を図ることを目的とする
ものである。
上記目的は、レーザ光源と、磁性層を有する磁
気記録媒体と、前記レーザ光源からのレーザ光を
前記磁性層に集光させる書込み読出し用光学系
と、前記磁性層の磁化反転用磁界を発生させる集
光レーザ光透過可能な書込み用コイル、及び前記
集光されたレーザ光を透過させる透光部を有する
スライダとを備える光磁気記録装置において、前
記書込み読出し用光学系による前記磁性層への照
射光軸を前記磁性層上の記録トラツクの幅方向に
変位可能とし、前記書込み用コイルは薄膜コイル
を有し、前記磁気記録媒体の記録トラツク幅Tw
と、前記書込み用コイルの薄膜コア幅ｗと、前記
書込み読出し用光学系の書き込みスポツト径φ1
と、前記書込み読出し用光学系の読み出しスポツ
ト径φ2との間に、 φ1Tw φ1＜ｗ φ1φ2 の関係を有して構成することにより、又レーザ光
源と、磁性層を有する磁気記録媒体と、前記レー
ザ光源からのレーザ光を前記磁性層に集光させる
書込み読出し用光学系と、前記磁性層の磁化反転
用磁界を発生させる集光レーザ光透過可能な書込
み用コイル、及び前記集光されたレーザ光を透過
させる透光部を有するスライダとを備える光磁気
記録装置において、前記書込み読出し用光学系に
よる前記磁性層への照射光軸を前記磁性層上の記
録トラツクの幅方向に変位可能とし、前記書込み
用コイルは薄膜コイルを有し、前記磁気記録媒体
の記録トラツク幅Twと、前記書込み用コイルの
薄膜コア幅ｗと、前記書込み読出し用光学系の書
き込みスポツト径φ1と、前記書込み読出し用光
学系の読み出しスポツト径φ2との間に、 φ1Tw φ1＜ｗ φ1φ2 の関係を有し、 前記スライダは、浮上用レールを両側に、その
中央に中央レールを有し、該中央レールの高さを
前記浮上用レールの高さよりｄなる値だけ低く
し、このｄと前記磁気記録媒体の面粗さｚとの間
に ｄｚ なる関係を有して構成することにより、達成され
る。
気記録媒体と、前記レーザ光源からのレーザ光を
前記磁性層に集光させる書込み読出し用光学系
と、前記磁性層の磁化反転用磁界を発生させる集
光レーザ光透過可能な書込み用コイル、及び前記
集光されたレーザ光を透過させる透光部を有する
スライダとを備える光磁気記録装置において、前
記書込み読出し用光学系による前記磁性層への照
射光軸を前記磁性層上の記録トラツクの幅方向に
変位可能とし、前記書込み用コイルは薄膜コイル
を有し、前記磁気記録媒体の記録トラツク幅Tw
と、前記書込み用コイルの薄膜コア幅ｗと、前記
書込み読出し用光学系の書き込みスポツト径φ1
と、前記書込み読出し用光学系の読み出しスポツ
ト径φ2との間に、 φ1Tw φ1＜ｗ φ1φ2 の関係を有して構成することにより、又レーザ光
源と、磁性層を有する磁気記録媒体と、前記レー
ザ光源からのレーザ光を前記磁性層に集光させる
書込み読出し用光学系と、前記磁性層の磁化反転
用磁界を発生させる集光レーザ光透過可能な書込
み用コイル、及び前記集光されたレーザ光を透過
させる透光部を有するスライダとを備える光磁気
記録装置において、前記書込み読出し用光学系に
よる前記磁性層への照射光軸を前記磁性層上の記
録トラツクの幅方向に変位可能とし、前記書込み
用コイルは薄膜コイルを有し、前記磁気記録媒体
の記録トラツク幅Twと、前記書込み用コイルの
薄膜コア幅ｗと、前記書込み読出し用光学系の書
き込みスポツト径φ1と、前記書込み読出し用光
学系の読み出しスポツト径φ2との間に、 φ1Tw φ1＜ｗ φ1φ2 の関係を有し、 前記スライダは、浮上用レールを両側に、その
中央に中央レールを有し、該中央レールの高さを
前記浮上用レールの高さよりｄなる値だけ低く
し、このｄと前記磁気記録媒体の面粗さｚとの間
に ｄｚ なる関係を有して構成することにより、達成され
る。
光磁気記録装置の前記書込み読出し用光学系に
よる前記磁性層への照射光軸を前記記録トラツク
の幅方向に変位可能にし、 φ1（書込みスポツト径）Tw（記録トラツク幅）、 φ1（書込み用スポツト径）＜ｗ（薄膜コア幅）、 φ1（書込みスポツト径）φ2（読出しスポツト径） に設定することにより、前記書込み読出し用光学
系を除く光磁気ヘツド自体の移動なしに、記録ト
ラツク上でのトラツキング乃至少数の記録トラツ
ク上へのトラツキングを生じさせつつ、記録トラ
ツクへの記録再生を正確に行なうことが出来る。
よる前記磁性層への照射光軸を前記記録トラツク
の幅方向に変位可能にし、 φ1（書込みスポツト径）Tw（記録トラツク幅）、 φ1（書込み用スポツト径）＜ｗ（薄膜コア幅）、 φ1（書込みスポツト径）φ2（読出しスポツト径） に設定することにより、前記書込み読出し用光学
系を除く光磁気ヘツド自体の移動なしに、記録ト
ラツク上でのトラツキング乃至少数の記録トラツ
ク上へのトラツキングを生じさせつつ、記録トラ
ツクへの記録再生を正確に行なうことが出来る。
また、ｄ（中央レールと浮上用レールとの高さ
の差）ｚ（磁気記録媒体の面粗さ） の関係にすれば、スライダの浮上用レールが磁気
記録媒体に接触しても、光ビームを透過する透光
部には傷は生じない。
の差）ｚ（磁気記録媒体の面粗さ） の関係にすれば、スライダの浮上用レールが磁気
記録媒体に接触しても、光ビームを透過する透光
部には傷は生じない。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例
を示す。
を示す。
第１図は本発明の光磁気記録装置を示す図であ
り、２は光磁気ヘツド３のスライダで、このスラ
イダ２は磁気記録媒体、例えば、光磁気デイスク
装置の磁気デイスク４の記録媒体面５との間に生
ずる空気流によつて記録媒体面５上に浮上させら
れる。そのスライダ２にはまた、透光部が設けら
れている。この透光部は第２図に示されるように
スライダ２が光透過性材料、例えばガラス、サフ
アイヤ、ネオセラム等で形成することによりスラ
イダ２に与えられる。また、第３図及び第４図に
おいては、スライダ２に光不透過性材料を用い、
そのサイドレール６，７間の溝部に、第４図に示
す如き下向きに先細りの截頭円錐体状の孔８を形
成することで、透光部９を形成することが出来
る。
り、２は光磁気ヘツド３のスライダで、このスラ
イダ２は磁気記録媒体、例えば、光磁気デイスク
装置の磁気デイスク４の記録媒体面５との間に生
ずる空気流によつて記録媒体面５上に浮上させら
れる。そのスライダ２にはまた、透光部が設けら
れている。この透光部は第２図に示されるように
スライダ２が光透過性材料、例えばガラス、サフ
アイヤ、ネオセラム等で形成することによりスラ
イダ２に与えられる。また、第３図及び第４図に
おいては、スライダ２に光不透過性材料を用い、
そのサイドレール６，７間の溝部に、第４図に示
す如き下向きに先細りの截頭円錐体状の孔８を形
成することで、透光部９を形成することが出来
る。
また、上記スライダ２の上記透光部を透過する
光路と重ならない上記空気流の下流側であつて、
この透光部９が描く直線乃至曲線に対向するスラ
イダ２の適宜位置、例えばその空気流出側端部に
は薄膜コアと薄膜コイルから成る書込み用有心コ
イル、例えば薄膜磁気ヘツド部１０が添設されて
いる。
光路と重ならない上記空気流の下流側であつて、
この透光部９が描く直線乃至曲線に対向するスラ
イダ２の適宜位置、例えばその空気流出側端部に
は薄膜コアと薄膜コイルから成る書込み用有心コ
イル、例えば薄膜磁気ヘツド部１０が添設されて
いる。
そして、スライダ２は第１図に示されるよう
に、下向きに押圧する手段、例えばジンバル１１
を介して磁気記録媒体４の記録トラツクに直角な
方向、例えば第５図に示す磁気デイスク４の半径
方向に移動しうる磁気記録装置のアーム１２に固
着される一方、上記透光部に対向させて書込み読
出し用光学系（図示せず）に集光レンズ１３が設
けられるが、この集光レンズ１３は第１図例示で
は上述のアーム１２に取付けられて本発明の光磁
気ヘツド３が構成さている。この構成の集光レン
ズ１３はまたスライダ２の上面に取付けられても
よい。また、薄膜磁気ヘツド部１０は第６図に示
すように、スライダ２の空気流出側端部を光ビー
ムの集光方向に斜截してその面に添設してもよ
い。
に、下向きに押圧する手段、例えばジンバル１１
を介して磁気記録媒体４の記録トラツクに直角な
方向、例えば第５図に示す磁気デイスク４の半径
方向に移動しうる磁気記録装置のアーム１２に固
着される一方、上記透光部に対向させて書込み読
出し用光学系（図示せず）に集光レンズ１３が設
けられるが、この集光レンズ１３は第１図例示で
は上述のアーム１２に取付けられて本発明の光磁
気ヘツド３が構成さている。この構成の集光レン
ズ１３はまたスライダ２の上面に取付けられても
よい。また、薄膜磁気ヘツド部１０は第６図に示
すように、スライダ２の空気流出側端部を光ビー
ムの集光方向に斜截してその面に添設してもよ
い。
上述の如く構成された光磁気記録装置による書
込み、読出しは次のようにして行なわれる。
込み、読出しは次のようにして行なわれる。
光磁気ヘツド３の磁気記録媒体４面へのアクセ
スが生ぜしめられると、そのアクセス機構（アー
ム１２、ジンバル１１等）を介して、光磁気ヘツ
ド３のスライダ２は記録媒体面５の所望の記録ト
ラツクへ移動させられる。この動作が生ぜしめら
れると、磁気記録媒体、例えば磁気デイスク４は
記録トラツク方向に駆動され、記録媒体面５と光
磁気ヘツド３のスライダ２との間に生ずる空気流
によりスライダ２は磁気記録媒体面５から僅少な
距離、例えば0.5μ隔てられた位置に浮上させられ
てその位置で滑空する。
スが生ぜしめられると、そのアクセス機構（アー
ム１２、ジンバル１１等）を介して、光磁気ヘツ
ド３のスライダ２は記録媒体面５の所望の記録ト
ラツクへ移動させられる。この動作が生ぜしめら
れると、磁気記録媒体、例えば磁気デイスク４は
記録トラツク方向に駆動され、記録媒体面５と光
磁気ヘツド３のスライダ２との間に生ずる空気流
によりスライダ２は磁気記録媒体面５から僅少な
距離、例えば0.5μ隔てられた位置に浮上させられ
てその位置で滑空する。
この状態にあるスライダ２の透光部を経て書込
み読出し用光学系からの光ビーム、例えばレーザ
光ビームがその光学系によるフオーカシングを生
じさせられつつ、磁気デイスク４の磁性層１４の
記録媒体面５に照射される。これにより、それま
で1000〜2000エルステツドもあつた磁性層１４の
保持力を所望の保持力例えば300〜600エルステツ
ドまで低下させる温度、例えばキユーリ点近くの
温度まで磁性層１４は加熱される。このような保
持力の低下を生じさせられたビームスポツトの磁
性層領域に、書込み用有心コイル（薄膜磁気ヘツ
ド部）１０によつて従来の誘導型磁気ヘツドが発
生する磁界と同程度の磁界を作用させて上記磁性
層１４領域に所望方向、例えば第１図紙面で上向
きの磁化を生じさせて情報の書き込みを行なう。
この情報と異なる情報を書込みたい場合には、書
込み用有心コイル１０に流す電流を逆にすればよ
い。
み読出し用光学系からの光ビーム、例えばレーザ
光ビームがその光学系によるフオーカシングを生
じさせられつつ、磁気デイスク４の磁性層１４の
記録媒体面５に照射される。これにより、それま
で1000〜2000エルステツドもあつた磁性層１４の
保持力を所望の保持力例えば300〜600エルステツ
ドまで低下させる温度、例えばキユーリ点近くの
温度まで磁性層１４は加熱される。このような保
持力の低下を生じさせられたビームスポツトの磁
性層領域に、書込み用有心コイル（薄膜磁気ヘツ
ド部）１０によつて従来の誘導型磁気ヘツドが発
生する磁界と同程度の磁界を作用させて上記磁性
層１４領域に所望方向、例えば第１図紙面で上向
きの磁化を生じさせて情報の書き込みを行なう。
この情報と異なる情報を書込みたい場合には、書
込み用有心コイル１０に流す電流を逆にすればよ
い。
上述のように、磁性層１４の保持力は低下させ
られると同時に、その磁性層領域に磁界を作用さ
せる書込み用有心コイル１０は磁性層表面に限り
なく微小間隔を隔てて接近させられているから、
その書込み用有心コイル１０は極めて小型でよく
そこに流す電流値も従来要していた値よりも大幅
に小さくて済む。従つて、書込みの際におけるイ
ンダクタンスは激減し、その書込みは高速化され
る。また、書込み電流の大幅な減少は電流切換速
度の高速化、書込み回路の小容量化、小型化に大
いに寄与する。これに加えて、再書込みは従来の
誘導型磁気ヘツドと同様に行なえるから、その平
均待ち時間も大幅に短かくなり、この点からも書
込みの高速化は推進される。また、第６図の如き
薄膜磁気ヘツド部１０の取付け構造にすれば、保
持力を低下しての書込みに有利性が出て来る。
られると同時に、その磁性層領域に磁界を作用さ
せる書込み用有心コイル１０は磁性層表面に限り
なく微小間隔を隔てて接近させられているから、
その書込み用有心コイル１０は極めて小型でよく
そこに流す電流値も従来要していた値よりも大幅
に小さくて済む。従つて、書込みの際におけるイ
ンダクタンスは激減し、その書込みは高速化され
る。また、書込み電流の大幅な減少は電流切換速
度の高速化、書込み回路の小容量化、小型化に大
いに寄与する。これに加えて、再書込みは従来の
誘導型磁気ヘツドと同様に行なえるから、その平
均待ち時間も大幅に短かくなり、この点からも書
込みの高速化は推進される。また、第６図の如き
薄膜磁気ヘツド部１０の取付け構造にすれば、保
持力を低下しての書込みに有利性が出て来る。
このような書込みに対する読出しはその構成を
従来と同じくしているから、読出しについての詳
細な説明は省略する。
従来と同じくしているから、読出しについての詳
細な説明は省略する。
第７図は本発明の他の実施態様を示すもので、
その薄膜磁気ヘツド部１０の磁気ヘツドコア幅
（薄膜コアの幅）ｗと光ビームスポツト径φ1との
間に φ1＜ｗ として、トラツク幅Twを φ1Tw の如く光ビームスポツト径を決める。そして記録
トラツクに記録されるビツト長は磁気ヘツド部１
０のコア厚さで決まつて来る。
その薄膜磁気ヘツド部１０の磁気ヘツドコア幅
（薄膜コアの幅）ｗと光ビームスポツト径φ1との
間に φ1＜ｗ として、トラツク幅Twを φ1Tw の如く光ビームスポツト径を決める。そして記録
トラツクに記録されるビツト長は磁気ヘツド部１
０のコア厚さで決まつて来る。
また、読出し時の安全を見込んで書込みスポツ
ト径φ1と読出しスポツト径φ2との間に φ1φ2 なる関係を持たせる。
ト径φ1と読出しスポツト径φ2との間に φ1φ2 なる関係を持たせる。
そして、書込み読出し用光学系の照射光軸を記
録トラツクの幅方向に振らせる構成にすることに
より、φ1＜ｗであることから、記録トラツク上
でのトラツキング乃至少数の記録トラツク上への
トラツキングが可能になる。
録トラツクの幅方向に振らせる構成にすることに
より、φ1＜ｗであることから、記録トラツク上
でのトラツキング乃至少数の記録トラツク上への
トラツキングが可能になる。
また、多数の記録トラツクを隔てての光磁気ヘ
ツド３の移動は、アーム１２の駆動によつて生ぜ
しめられる。
ツド３の移動は、アーム１２の駆動によつて生ぜ
しめられる。
第８図はスライダ２のサイドレール１５，１６
の間に中央レール１７を設けた実施態様を示す。
この中央レールはその高さがサイドレール（浮上
用レール）１５，１６の高さよりｄなる値だけ低
く、この値ｄは磁気記録媒体４の面粗さｚとの間
に ｄｚ なる関係を与えた点にその特徴部分を有する。
尚、第９図及び第１０図は薄膜磁気ヘツド部１０
がスライダ２に取付けられる態様がそれぞれ、第
１図及び第６図に対応する図である。
の間に中央レール１７を設けた実施態様を示す。
この中央レールはその高さがサイドレール（浮上
用レール）１５，１６の高さよりｄなる値だけ低
く、この値ｄは磁気記録媒体４の面粗さｚとの間
に ｄｚ なる関係を与えた点にその特徴部分を有する。
尚、第９図及び第１０図は薄膜磁気ヘツド部１０
がスライダ２に取付けられる態様がそれぞれ、第
１図及び第６図に対応する図である。
上述のような特徴を有するスライダ２構造によ
れば、スライダ２の浮上用レール１５，１６が、
たとえ磁気記録媒体４面に接触したとしても、こ
れにより光ビームを透過する透光部に傷を生じさ
せることはなく、光ビームの通過を乱すことはな
い。また、スライダの浮上量が1μ程度であるの
に対してｚは0.02〜0.05μ程度であるから、スペ
ースのロス分は無視し得る。
れば、スライダ２の浮上用レール１５，１６が、
たとえ磁気記録媒体４面に接触したとしても、こ
れにより光ビームを透過する透光部に傷を生じさ
せることはなく、光ビームの通過を乱すことはな
い。また、スライダの浮上量が1μ程度であるの
に対してｚは0.02〜0.05μ程度であるから、スペ
ースのロス分は無視し得る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば次のような効果が得られる。
ば次のような効果が得られる。
書込み電流を大幅に減少し、書込みの高速化
が得られる。
が得られる。
照射光軸を記録トラツクの幅方向に振らせる
ことにより、トラツキングに有利性をもたら
し、記録再生の信頼性の向上が図れる。
ことにより、トラツキングに有利性をもたら
し、記録再生の信頼性の向上が図れる。
中央レール高をその両側の浮上用レール高よ
り予め決められた値だけ低くすることにより、
光ビーム透光部に傷を付けず、光ビームの通過
に対する障害因子を生じさせることがなく、こ
の点からも記録再生の信頼性の向上が図れる。
り予め決められた値だけ低くすることにより、
光ビーム透光部に傷を付けず、光ビームの通過
に対する障害因子を生じさせることがなく、こ
の点からも記録再生の信頼性の向上が図れる。
第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は
第１図実施例に用いられる一形式のスライダの斜
視図、第３図は他の形式のスライダの斜視図、第
４図は第３図スライダの側面図、第５図は磁気デ
イスクにおける光ビームスポツト、これによる加
熱領域、磁気ヘツド部及び記録トラツクの関係を
示す図、第６図は本発明の他の実施例をその装置
内部との関係で示す図、第７図は磁気デイスクに
おける光ビームスポツト、コア幅、トラツク幅と
の関係を示す図、第８図は本発明光磁気ヘツドに
用いられる更にもう一つの他の形式のスライダを
示す正面図、第９図及び第１０図はそれぞれ、第
８図スライダを用いた場合の第１図及び第６図に
対応する図、第１１図は従来の光磁気書込み方式
を図解する図である。 図において、２はスライダ、４は磁気記録媒体
（磁気デイスク）、９は透光部、１０は書込み用有
心コイル（薄膜磁気ヘツド）、１３は集光レンズ、
φ1は書込みスポツト径、φ2は読出しスポツト径、
Twは記録トラツク幅、ｗは薄膜コア幅、ｄは中
央レールと浮上用レールの高さの差、ｚは面粗さ
である。
第１図実施例に用いられる一形式のスライダの斜
視図、第３図は他の形式のスライダの斜視図、第
４図は第３図スライダの側面図、第５図は磁気デ
イスクにおける光ビームスポツト、これによる加
熱領域、磁気ヘツド部及び記録トラツクの関係を
示す図、第６図は本発明の他の実施例をその装置
内部との関係で示す図、第７図は磁気デイスクに
おける光ビームスポツト、コア幅、トラツク幅と
の関係を示す図、第８図は本発明光磁気ヘツドに
用いられる更にもう一つの他の形式のスライダを
示す正面図、第９図及び第１０図はそれぞれ、第
８図スライダを用いた場合の第１図及び第６図に
対応する図、第１１図は従来の光磁気書込み方式
を図解する図である。 図において、２はスライダ、４は磁気記録媒体
（磁気デイスク）、９は透光部、１０は書込み用有
心コイル（薄膜磁気ヘツド）、１３は集光レンズ、
φ1は書込みスポツト径、φ2は読出しスポツト径、
Twは記録トラツク幅、ｗは薄膜コア幅、ｄは中
央レールと浮上用レールの高さの差、ｚは面粗さ
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ レーザ光源と、磁性層を有する磁気記録媒体
と、前記レーザ光源からのレーザ光を前記磁性層
に集光させる書込み読出し用光学系と、前記磁性
層の磁化反転用磁界を発生させる集光レーザ光透
過可能な書込み用コイル、及び前記集光されたレ
ーザ光を透過させる透過部を有するスライダとを
備える光磁気記録装置において、 前記書込み読出し用光学系による前記磁性層へ
の照射光軸を前記磁性層上の記録トラツクの幅方
向に変位可能とし、 前記書込み用コイルは薄膜コイルを有し、 前記磁気記録媒体の記録トラツク幅Twと、前
記書込み用コイルの薄膜コア幅ｗと、前記書込み
読出し用光学系の書き込みスポツトφ1と、前記
書込み読出し用光学系の読み出しスポツトφ2と
の間に、 φ1Tw φ1＜ｗ φ1φ2 の関係を有することを特徴とする光磁気記録装
置。 ２ レーザ光源と、磁性層を有する磁気記録媒体
と、前記レーザ光源からのレーザ光を前記磁性層
に集光させる書込み読出し用光学系と、前記磁性
層の磁化反転用磁界を発生させる集光レーザ光透
過可能な書込み用コイル、及び前記集光されたレ
ーザ光を透過させる透過部を有するスライダとを
備える光磁気記録装置において、 前記書込み読出し用光学系による前記磁性層へ
の照射光軸を前記磁性層上の記録トラツクの幅方
向に変位可能とし、 前記書込み用コイルは薄膜コイルを有し、 前記磁気記録媒体の記録トラツク幅Twと、前
記書込み用コイルの薄膜コア幅ｗと、前記書込み
読出し用光学系の書き込みスポツトφ1と、前記
書込み読出し用光学系の読み出しスポツトφ2と
の間に、 φ1Tw φ1＜ｗ φ1φ2 の関係を有し、 前記スライダは、浮上用レールを両側に、その
中央に中央レールを有し、該中央レールの高さを
前記浮上用レールの高さよりｄなる値だけ低く
し、このｄと前記磁気記録媒体の面粗さｚとの間
に ｄｚ なる関係を有することを特徴とする光磁気記録装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21373381A JPS58118026A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 光磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21373381A JPS58118026A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 光磁気記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58118026A JPS58118026A (ja) | 1983-07-13 |
| JPH0338662B2 true JPH0338662B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=16644094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21373381A Granted JPS58118026A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 光磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58118026A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6139251A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-25 | Sony Corp | 磁気記録光再生装置 |
| JPS61105745A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-23 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 熱的情報記録光学的再生方式 |
| JP2685471B2 (ja) * | 1988-02-03 | 1997-12-03 | 株式会社日立製作所 | 光磁気記憶装置 |
| JP2685780B2 (ja) * | 1988-02-19 | 1997-12-03 | 日立金属株式会社 | 光磁気記録用磁気ヘッド |
| US5105408A (en) * | 1988-05-12 | 1992-04-14 | Digital Equipment Corporation | Optical head with flying lens |
| JPH0520723A (ja) * | 1991-07-09 | 1993-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 光磁気記録型記録装置の浮動ヘツド |
| KR20010106426A (ko) * | 1998-09-02 | 2001-11-29 | 가나이 쓰토무 | 정보 기록 재생 장치 |
| JP2004265460A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-09-24 | Sony Corp | 浮上型スライダ、光学式ヘッド装置及び情報処理装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4841715A (ja) * | 1971-09-27 | 1973-06-18 | ||
| JPS5512658A (en) * | 1978-07-13 | 1980-01-29 | Canon Kk | Method of assembling pushhbutton for pushhbutton switch |
| JPS5625470A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | Photo beam thermomagnetic recording apparatus |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP21373381A patent/JPS58118026A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4841715A (ja) * | 1971-09-27 | 1973-06-18 | ||
| JPS5512658A (en) * | 1978-07-13 | 1980-01-29 | Canon Kk | Method of assembling pushhbutton for pushhbutton switch |
| JPS5625470A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | Photo beam thermomagnetic recording apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58118026A (ja) | 1983-07-13 |
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