JPH11232718A - 光磁気ヘッド及び光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気ヘッド及び光磁気記録装置

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JPH11232718A
JPH11232718A JP3623598A JP3623598A JPH11232718A JP H11232718 A JPH11232718 A JP H11232718A JP 3623598 A JP3623598 A JP 3623598A JP 3623598 A JP3623598 A JP 3623598A JP H11232718 A JPH11232718 A JP H11232718A
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JP
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magneto
optical
magnetic
optical head
head
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JP3623598A
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Masayuki Fujita
政行 藤田
Seiichiro Takahashi
誠一郎 高橋
Kenichiro Mitani
健一郎 三谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光学ヘッドと磁気ヘッドとが光磁気
記録媒体に対して同一面側に配置され、且つ前記磁気ヘ
ッドから発生する磁界が強化された光磁気ヘッドを提供
する。 【解決手段】光磁気ディスク1に向けてレーザビーム6
を出射する光学ヘッド部3と、前記光磁気ディスク1に
磁界を印加する磁気ヘッド部4とからなり、前記磁気ヘ
ッド部4は、前記光学ヘッド部3よりも前記光磁気ディ
スク1側に配置され、且つ前記レーザビーム6の光路部
分がガーネット薄膜44により形成されていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光磁気記録媒体に情
報の記録を行う光磁気ヘッド及びそれを備えた光磁気記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体は、書き換え可能で記憶
容量が大きく、且つ信頼性の高い記録媒体として注目さ
れており、コンピュータメモリとして実用化され始めて
いる。また、最近では6.1Gbytesの光磁気記録媒体の
規格化も進められている。
【0003】光磁気記録媒体への信号の記録は、レーザ
ビームを照射して磁性膜を一定温度以上に昇温した状態
で磁性膜に磁界を印加することにより行っており、レー
ザビームの発生源である光学ヘッドと、磁界の発生源で
ある磁気ヘッドとは光磁気記録媒体を挟んで互いに反対
側に配置されている。
【0004】また、光磁気記録媒体から信号を再生する
場合は、交番磁化を印加し、磁区を拡大して信号を再生
する技術が開発されている。そして、この磁区拡大技術
を用いて信号を再生する場合においても、光学ヘッドと
磁気ヘッドとは光磁気記録媒体を挟んで互いに反対側に
配置されている。
【0005】しかしながら、上述したように光学ヘッド
と磁気ヘッドとが光磁気記録媒体を挟んで互いに反対側
に配置されている構成では、装置が大型化になり、ま
た、光学ヘッドから出射されるレーザビームと磁気ヘッ
ドから発生する磁界の中心とを一致させることが困難で
あるという問題がある。特に、光学ヘッド中の対物レン
ズがトラッキングサーボ時に光磁気記録媒体の径方向に
移動した場合、それに追従して磁気ヘッドを迅速且つ正
確に移動させることが非常に困難である。
【0006】上述の問題を解消するために、例えば、光
ヘッドと磁気ヘッドとを合体させ、両者を光磁気記録媒
体に対して同一面側に配置し、磁気ヘッドのコイルの巻
回中心部に孔を設け、光ヘッドからのレーザビームを前
記孔を通して光磁気記録媒体に照射する光磁気ヘッドが
提案されている。
【0007】しかしながら、この光磁気ヘッドにおいて
も、磁気ヘッドのコイルの巻回中心部に孔が設けられて
いるため、前記磁気ヘッドから発生する磁界は弱く、光
磁気記録媒体に満足な記録を行うことが出来ないという
問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
の欠点に鑑み為されたものであり、光学ヘッド部と磁気
ヘッド部とが光磁気記録媒体に対して同一面側に配置さ
れ、且つ前記磁気ヘッド部から発生する磁界が強化さ
れ、光磁気記録媒体に良好な記録を行うことが出来る光
磁気ヘッドを提供することを目的とするものである。
【0009】更に、本発明は、光磁気記録媒体へのレー
ザビームの照射位置が移動した際、磁気ヘッドから発生
する磁界も迅速且つ正確に最適位置に移動し、光磁気記
録媒体に良好な記録を行うことが出来る光磁気ヘッドを
提供することを目的とするものである。
【0010】また、本発明は上述の光磁気ヘッドにより
良好な記録動作を行うことが出来る光磁気記録装置を提
供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気ヘッド
は、光磁気記録媒体に向けてレーザビームを出射する光
学ヘッド部と、前記光磁気記録媒体に磁界を印加する磁
気ヘッド部とからなり、前記磁気ヘッド部は、前記光学
ヘッド部よりも前記光磁気記録媒体側に配置され、且つ
前記レーザビームの光路部分が透明の磁性材料により形
成されていることを特徴とする。
【0012】このような光磁気ヘッドでは、光ヘッド部
と磁気ヘッドとを光磁気記録媒体に対して同一面側に配
置することが出来、しかも磁気ヘッドのレーザビームの
光路部分に設けた透明な磁性材料により、前記磁気ヘッ
ドから発生する磁界が強化される。
【0013】更に、本発明の光磁気ヘッドでは、前記磁
気ヘッド部が前記光学ヘッド部に連結されていることを
特徴とする。
【0014】これにより、光磁気記録媒体へのレーザビ
ームの照射位置を移動させるために光学ヘッド部を移動
させても、磁気ヘッド部も前記光学ヘッド部と一体とな
って移動するため、レーザビームの照射位置と磁界の印
加位置とがずれることは防止される。
【0015】更に、本発明の光磁気ヘッドでは、前記光
学ヘッド部は、前記レーザビームを集光する対物レンズ
と、前記対物レンズを移動させる移動機構とを備え、前
記磁気ヘッド部は前記移動機構に連結され、前記対物レ
ンズと一体となって移動することを特徴とする。
【0016】これにより、光磁気記録媒体へのレーザビ
ームの照射位置を移動させるために対物レンズを移動さ
せても、磁気ヘッド部も前記対物レンズと一体となって
移動するため、レーザビームの照射位置と磁界の印加位
置とがずれることは防止される。
【0017】更に、本発明の光磁気ヘッドでは、前記光
磁気記録媒体がディスク状媒体であり、前記対物レンズ
及び前記磁気ヘッド部は前記移動機構により前記ディス
ク状媒体の径方向に移動することを特徴とする。
【0018】これにより、対物レンズを光磁気ディスク
の径方向に移動させてトラッキングの微調整を行った場
合においても、磁気ヘッド部も前記対物レンズと一体と
なって移動するため、レーザビームの照射位置と磁界の
印加位置とがずれることは防止される。
【0019】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記磁
気ヘッドは透明基板上に薄膜コイル層が形成された構造
であり、前記光路部分が前記薄膜コイル層の巻回中心部
に位置することを特徴とする。
【0020】これにより、光学ヘッド部から出射される
レーザビームの光軸と磁気ヘッド部から生成される磁界
の中心とが一致し易くなる。
【0021】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記薄
膜コイル層の巻回中心部に前記透明な磁性材料からなる
透明磁性部が位置することを特徴とする。
【0022】これにより、透明磁性部が磁芯として機能
し、前記薄膜コイル層から発生する磁界は強化される。
【0023】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記透
明基板上に前記透明磁性部が形成され、該透明磁性部上
に前記薄膜コイル層が形成されていることを特徴とす
る。
【0024】これにより、薄膜コイル層から発生する磁
界は透明磁性部により強化され、しかも、前記透明磁性
部は透明基板上に成膜形成するだけで容易に形成され
る。
【0025】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記透
明基板は前記薄膜コイル層の巻回中心部に凸部を有し、
該凸部上に前記透明磁性部が形成されていることを特徴
とする。
【0026】これにより、磁芯として機能する透明磁性
部が光磁気記録媒体に近接し、磁気ヘッド部から発生さ
れ、光磁気記録媒体に印加される磁界は強化される。
【0027】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記薄
膜コイル層の巻回中心部に、透明磁性材料がなる先細形
状の部分が形成されていることを特徴とする。
【0028】これにより、磁気ヘッド部から発生される
磁界はレーザビームの集光位置に絞られ、光磁気記録媒
体への記録或いは光磁気記録媒体からの再生に有効に作
用する。
【0029】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記透
明基板の前記レーザビームの通過部分に固浸レンズが形
成されていることを特徴とする。
【0030】これにより、磁気ヘッド部が光学ヘッドか
ら出射されたレーザビームの集光に寄与する。
【0031】また、本発明の光磁気ヘッドでは、前記透
明磁性材料がガーネット材料であることを特徴とする。
【0032】これにより、ガーネット材料は透磁率が高
いため、透明磁性部は磁気ヘッド部から発生する磁界を
強化するのに有効に機能する。
【0033】また、本発明の光磁気記録装置は、上述の
構成の光磁気ヘッドを備え、前記光磁気ヘッドからのレ
ーザビームと磁界とにより光磁気記録媒体に情報の記録
を行うことを特徴とする。
【0034】このような光磁気記録装置では、上述した
光磁気ヘッドの機能により光磁気記録媒体に良好な記録
を行うことが出来る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い本発明の実施の
形態について説明する。
【0036】図1は本実施の形態の光磁気ヘッドを用い
た光磁気記録装置の概略構成を示す図である。図中、1
は光磁気ディスクであり、厚み0.6mmの基板11の
片面に記録膜12が形成されている。
【0037】前記光磁気ディスク1の記録膜12と反対
側には光磁気ヘッド2が配置されている。前記光磁気ヘ
ッド2は光学ヘッド部3と磁気ヘッド部4とが一体に形
成されている。前記磁気ヘッド部4は光学ヘッド部3よ
りも光磁気ディスク1側に配置されており、光磁気ディ
スク1からの距離が5μmとなるように設定されてい
る。
【0038】前記光ヘッド3は半導体レーザ等の光学部
品が内部に配備された光ヘッド本体31と、該ヘッド本
体31から出射されたレーザビームを光磁気ディスク1
の記録膜12に集光させる対物レンズ32とから構成さ
れている。前記対物レンズ32はアクチュエータ33に
より光磁気ディスク1の径方向(矢印a方向)及び光磁
気ディスク1に対する遠近方向(矢印b方向)に移動可
能である。
【0039】前記磁気ヘッド部4は連結部材5を介して
アクチュエータ33に固定されており、アクチュエータ
33により対物レンズ32と一体となって光磁気ディス
ク1の径方向(矢印a方向)及び光磁気ディスク1に対
する遠近方向(矢印b方向)に移動可能である。
【0040】図2は磁気ヘッド部4の断面構造を示す図
である。磁気ヘッド部4は平板ガラスよりなる透明基板
41上に層間が絶縁膜42に分離されている薄膜コイル
層43が形成されており、該薄膜コイル層43の巻回中
心部にはガーネット薄膜44が形成されている。前記ガ
ーネット薄膜44は透光性且つ導電性の磁性薄膜で、透
磁率が60と高い。このため、薄膜コイル層43に電流
を流すと、ガーネット薄膜44は磁芯として働き、該薄
膜コイル層43より効率良く磁界が発生し、光ディスク
1の記録層12上には150Oe程度の記録に必要な磁
界を発生することが可能となる。
【0041】前記磁気ヘッド部4は、光学ヘッド部3か
ら出射され対物レンズ32で集光されたレーザビーム6
の中心が前記薄膜コイル層43の巻回中心部を通るよう
に位置決めされている。
【0042】また、前記光磁気ヘッド2はレール等の移
動手段(図示せず)に支持されており、光ディスク1の
径方向(矢印c方向)に移動可能である。
【0043】上述した実施の形態の光磁気ヘッドでは、
光磁気ディスク1に信号の記録を行う場合、図1に示す
ように、光ヘッド本体31から出射されたレーザビーム
6は対物レンズ32で集光され、光学ヘッド部3の透明
なガーネット薄膜44を通過して光磁気ディスク1の記
録層12に照射され、該記録層12が昇温する。そし
て、この記録層12が昇温した状態で、磁気ヘッド部4
の薄膜コイル層43より発生した磁束7による磁界を前
記記録層12に印加することにより信号の記録が行われ
る。
【0044】また、再生時においては、磁気ヘッド部4
からの磁界により光磁気記録媒体の磁区を拡大した状態
で、前記光磁気ディスク1に光学ヘッド部3からのレー
ザビームを照射して、該光磁気ディスク1に記録されて
いる信号を再生すること出来る。
【0045】上述の実施の形態の光磁気ヘッドでは、記
録時/再生時においてフォーカス調整を行う場合は、対
物レンズ32をアクチュエータ33により矢印b方向に
移動させることによりレーザビーム6の焦点位置を変化
させて行われる。また、トラッキング位置の移動や調整
を行う場合は、光磁気ヘッド2を矢印c方向に大きく移
動させたり、対物レンズ32をアクチュエータ33によ
り矢印a方向に移動させ微調整することにより行われ
る。
【0046】このトラッキング移動や調整の場合、磁気
ヘッド部3が光学ヘッド部2に一体に取り付けられてい
るため、光磁気ヘッド2が矢印c方向に移動した場合に
おいても、光学ヘッド部3と磁気ヘッド部4とは互いの
相対位置を変えることなく、同時に移動する。また、磁
気ヘッド部4は対物レンズ32と一体となって移動する
ようにアクチュエータ33に取り付けられているため、
対物レンズ32が矢印a方向に移動した場合において
も、対物レンズ32と磁気ヘッド部4との相対位置は変
化しない。
【0047】即ち、本実施の形態の光磁気ヘッドでは、
トラッキング移動や調整のため、光学ヘッド部3から出
射されるレーザビームの位置が移動しても、磁気ヘッド
部4から発生する磁界も同時に同距離だけ移動し、磁気
ヘッド部4から発生する磁界の最適位置への位置調整は
容易に行われる。
【0048】また、磁気ヘッド部4の構成としては、図
3、図4、図5、図6、図7に夫々示すような構成でも
よい。
【0049】図3の磁気ヘッド部は、透明基板41上に
ガーネット薄膜44を形成し、その上に薄膜コイル層4
3を形成した構成である。この場合、ガーネット薄膜4
4の形成が容易である。
【0050】図4の磁気ヘッド部は、透明基板41上の
薄膜コイル層43の巻回中心部に凸部45が形成されて
おり、該凸部45上にガーネット薄膜44を形成した構
成である。この場合、凸部45によりガーネット薄膜4
4が光磁気ディスク1に近づき、該光磁気ディスク1へ
の印加磁界が強くなる。
【0051】図5の磁気ヘッド部は、凸部45が形成さ
れた透明基板41上全域にガーネット薄膜44を形成
し、その上に、前記凸部45が巻回中心部に位置するよ
うに薄膜コイル層43を形成した構成である。この場
合、ガーネット薄膜44の形成が容易であり、更に、凸
部45によりガーネット薄膜44が光磁気ディスク1に
近づき、該光磁気ディスク1への印加磁界が強くなる。
【0052】図6の磁気ヘッド部は、図2に示す磁気ヘ
ッド部においてガーネット薄膜44上に、該ガーネット
薄膜44よりも小さい第2のガーネット薄膜44aを形
成し、更にその上に前記第2のガーネット薄膜44aよ
りも小さい第3のガーネット薄膜44bを形成すること
により、薄膜コイル層43の巻回中心部においてガーネ
ット薄膜を先細状に突出させた構成である。この場合、
ガーネット薄膜が光磁気ディスク1に近づき、しかも光
磁気ディスク1への印加磁界がレーザビーム6の集光位
置に集中されるため、磁気ヘッド部4から発生する磁界
が有効に利用される。
【0053】図7の磁気ヘッド部は、図3に示す磁気ヘ
ッド部においてガーネット薄膜44上のうち薄膜コイル
層43の巻回中心部に第2のガーネット薄膜44aを形
成し、更にその上に前記第2のガーネット薄膜44aよ
りも小さい第3のガーネット薄膜44bを形成すること
により、薄膜コイル層43の巻回中心部においてガーネ
ット薄膜を先細状に突出させた構成である。この場合、
ガーネット薄膜44の形成が容易であり、更に、ガーネ
ット薄膜が光磁気ディスク1に近づき、しかも光磁気デ
ィスク1への印加磁界がレーザビーム6の集光位置に集
中されるため、磁気ヘッド部4から発生する磁界が有効
に利用される。
【0054】また、本発明の他の実施の形態として、磁
気ヘッド部4の透明基板41を固浸レンズ(SIL)で
構成し、該固浸レンズによりレーザビームを光磁気ディ
スク1上に集光させてもよい。
【0055】また、上述の実施の形態は光磁気ヘッドを
光磁気記録媒体の片面側にのみ配備した構造であるが、
本発明は上述のような光磁気ヘッド2を光磁気記録媒体
の両面側に夫々配置し、両面記録或いは両面再生の装置
にも適用出来る。
【0056】
【発明の効果】本発明に依れば、光学ヘッド部と磁気ヘ
ッド部とが光磁気記録媒体に対して同一面側に配置さ
れ、且つ前記磁気ヘッド部から発生する磁界が強化さ
れ、光磁気記録媒体に良好な記録を行うことが出来る光
磁気ヘッドを提供し得る。
【0057】更に、本発明は、光磁気記録媒体へのレー
ザビームの照射位置が移動した際、磁気ヘッドから発生
する磁界も迅速且つ正確に最適位置に移動し、光磁気記
録媒体に良好な記録を行うことが出来る光磁気ヘッドを
提供し得る。
【0058】また、本発明に依れば、光磁気記録媒体へ
のレーザビームの照射位置が移動した際、磁気ヘッドか
ら発生する磁界も迅速且つ正確に最適位置に移動し、し
かも前記磁気ヘッドから発生する磁界の強度が低下せ
ず、光磁気記録媒体に良好な記録を行うことが出来る光
磁気記録装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録装置の概略構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の光磁気ヘッドの磁気ヘッド部の構成を
示す図である。
【図3】本発明の光磁気ヘッドの磁気ヘッド部の構成を
示す図である。
【図4】本発明の光磁気ヘッドの磁気ヘッド部の構成を
示す図である。
【図5】本発明の光磁気ヘッドの磁気ヘッド部の構成を
示す図である。
【図6】本発明の光磁気ヘッドの磁気ヘッド部の構成を
示す図である。
【図7】本発明の光磁気ヘッドの磁気ヘッド部の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク(光磁気記録媒体) 2 光磁気ヘッド 3 光学ヘッド部 32 対物レンズ 33 アクチュエータ(移動機構) 4 磁気ヘッド部 41 透明基板 43 薄膜コイル層 44 ガーネット薄膜 44a 第2のガーネット薄膜 44b 第3のガーネット薄膜 45 凸部 5 連結部材 6 レーザビーム 7 磁束

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に向けてレーザビームを
    出射する光学ヘッド部と、前記光磁気記録媒体に磁界を
    印加する磁気ヘッド部とからなり、前記磁気ヘッド部
    は、前記光学ヘッド部よりも前記光磁気記録媒体側に配
    置され、且つ前記レーザビームの光路部分が透明の磁性
    材料により形成されていることを特徴とする光磁気ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記磁気ヘッド部が前記光学ヘッド部に
    連結されていることを特徴とする請求項1記載の光磁気
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記光学ヘッド部は、前記レーザビーム
    を集光する対物レンズと、前記対物レンズを移動させる
    移動機構とを備え、前記磁気ヘッド部は前記移動機構に
    連結され、前記対物レンズと一体となって移動すること
    を特徴とする請求項2記載の光磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記光磁気記録媒体がディスク状媒体で
    あり、前記対物レンズ及び前記磁気ヘッド部は前記移動
    機構により前記ディスク状媒体の径方向に移動すること
    を特徴とする請求項3記載の光磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記磁気ヘッドは透明基板上に薄膜コイ
    ル層が形成された構造であり、前記光路部分が前記薄膜
    コイル層の巻回中心部に位置することを特徴とする請求
    項1記載の光磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記薄膜コイル層の巻回中心部に前記透
    明な磁性材料からなる透明磁性部が位置することを特徴
    とする請求項5記載の光磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記透明基板上に前記透明磁性部が形成
    され、該透明磁性部上に前記薄膜コイル層が形成されて
    いることを特徴とする請求項5記載の光磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記透明基板は前記薄膜コイル層の巻回
    中心部に凸部を有し、該凸部上に前記透明磁性部が形成
    されていることを特徴とする請求項6又は7記載光磁気
    ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記薄膜コイル層の巻回中心部には、透
    明磁性材料がなる先細形状の部分が形成されていること
    を特徴とする請求項6、7又は8記載の光磁気ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記透明基板の前記レーザビームの通
    過部分に固浸レンズが形成されていることを特徴とする
    請求項5記載の光磁気ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記透明磁性材料がガーネット材料で
    あることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9又は10記載の光磁気ヘッド。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10又は11記載の光磁気ヘッドを備え、前記
    光磁気ヘッドからのレーザビームと磁界とにより光磁気
    記録媒体に情報の記録を行う光磁気記録装置。
JP3623598A 1998-02-18 1998-02-18 光磁気ヘッド及び光磁気記録装置 Pending JPH11232718A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037281A1 (fr) * 1999-11-12 2001-05-25 Sony Corporation Dispositif a cartouches de disque et cartouche de disque
US6618330B1 (en) 2000-09-07 2003-09-09 Fujitsu Limited Magneto-optical head and method of making coil for the same
WO2004114295A1 (en) * 2003-06-25 2004-12-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magneto-optical device

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