JPH0338643B2 - - Google Patents
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- JPH0338643B2 JPH0338643B2 JP5980783A JP5980783A JPH0338643B2 JP H0338643 B2 JPH0338643 B2 JP H0338643B2 JP 5980783 A JP5980783 A JP 5980783A JP 5980783 A JP5980783 A JP 5980783A JP H0338643 B2 JPH0338643 B2 JP H0338643B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 57
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 31
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気記録再生装置における電気信号
ピーク値検出方法に関するものである。
ピーク値検出方法に関するものである。
テープレコーダ等の磁気記録再生装置において
磁気テープ等の磁気媒体に対し音楽等の本来の録
音操作を行うに先立つて、その磁気媒体の磁気特
性を前以つて知ることによつて最適特性を発揮さ
せるために予め磁気媒体に対し磁気特性の測定試
験が施こされる。
磁気テープ等の磁気媒体に対し音楽等の本来の録
音操作を行うに先立つて、その磁気媒体の磁気特
性を前以つて知ることによつて最適特性を発揮さ
せるために予め磁気媒体に対し磁気特性の測定試
験が施こされる。
この試験は一般に磁気媒体に対しバイアス量を
順次可変することによつて所望ステツプ数Nの電
気信号を記録し、これら各信号を再生することに
よつてその電気信号値を検出することが行われ
る。この場合所望ステツプ数Nに対応して再生さ
れた各電気信号においてピーク値の検出が行わ
れ、これによつて対象とする磁気媒体の磁気特性
の目安を得ることができる。
順次可変することによつて所望ステツプ数Nの電
気信号を記録し、これら各信号を再生することに
よつてその電気信号値を検出することが行われ
る。この場合所望ステツプ数Nに対応して再生さ
れた各電気信号においてピーク値の検出が行わ
れ、これによつて対象とする磁気媒体の磁気特性
の目安を得ることができる。
第1図は以上のような従来方法によるピーク値
検出方法を示す特性図で、横軸は所望ステツプ数
Nで各ステツプごとにバイアス量VBを順次可変
することによつて電気信号を記録し、これらを再
生することにより縦軸のような電気信号値例えば
A/D変換値VDが検出される。この例の場合ス
テツプ5がピーク値Pとして検出されたことにな
る。
検出方法を示す特性図で、横軸は所望ステツプ数
Nで各ステツプごとにバイアス量VBを順次可変
することによつて電気信号を記録し、これらを再
生することにより縦軸のような電気信号値例えば
A/D変換値VDが検出される。この例の場合ス
テツプ5がピーク値Pとして検出されたことにな
る。
このように従来においてはバイアス量を順次可
変して録音、再生試験をくり返すことによりピー
ク値を検出することが行われている。ところでこ
の従来方法において検出精度を上げるためには分
解能を大きくする必要があり、そのためにはバイ
アス量を可変するステツプ数Nを増加しなければ
ならない。このためステツプ数Nに比例して試験
量が増加すると共にピーク値検出に要する時間が
長くなつてしまう欠点がある。
変して録音、再生試験をくり返すことによりピー
ク値を検出することが行われている。ところでこ
の従来方法において検出精度を上げるためには分
解能を大きくする必要があり、そのためにはバイ
アス量を可変するステツプ数Nを増加しなければ
ならない。このためステツプ数Nに比例して試験
量が増加すると共にピーク値検出に要する時間が
長くなつてしまう欠点がある。
上記ステツプ数Nは2nを基準として設定され一
例として、8、16、32、64、128等に選ばれる。
例として、8、16、32、64、128等に選ばれる。
またピーク値検出に要する時間Tpは、Tp=ス
テツプ数N×(録再ヘツド通過時間Th+試験時間
Tt)で示され、例えばステツプ数Nが64ステツ
プの場合は64回も録音、再生をくり返して試験を
行う必要があつた。
テツプ数N×(録再ヘツド通過時間Th+試験時間
Tt)で示され、例えばステツプ数Nが64ステツ
プの場合は64回も録音、再生をくり返して試験を
行う必要があつた。
本発明は以上の問題に対処してなされたもの
で、磁気媒体に対しバイアス量を順次可変して所
望ステツプ数Nの電気信号を記録する場合におい
て、上記所望ステツプ数Nに対しA=1/4N−1
を間隔とする1/4N、1/2N、3/4Nの3ポイント
において電気信号を記録した後3ポイントの各電
気信号を再生することにより大小関係を検出し続
いて最大信号のポイントを中心としてA1=1/4
N・1/2−1を間隔とする3ポイントにおいて電
気信号を記録、再生することにより3ポイントの
各電気信号の大小関係を検出し、以後同様な手段
により前回検出された最大信号のポイントを中心
として(前回間隔−1)1/2を間隔とする3ポイ
ントにおいて電気信号の記録、再生をくり返すこ
とにより各回の最大信号を検出し、上記間隔が0
になつた時の最大信号をピーク値とするように構
成することにより従来欠点を除去するようにした
電気信号ピーク値検出方法を提供することを目的
とするものである。
で、磁気媒体に対しバイアス量を順次可変して所
望ステツプ数Nの電気信号を記録する場合におい
て、上記所望ステツプ数Nに対しA=1/4N−1
を間隔とする1/4N、1/2N、3/4Nの3ポイント
において電気信号を記録した後3ポイントの各電
気信号を再生することにより大小関係を検出し続
いて最大信号のポイントを中心としてA1=1/4
N・1/2−1を間隔とする3ポイントにおいて電
気信号を記録、再生することにより3ポイントの
各電気信号の大小関係を検出し、以後同様な手段
により前回検出された最大信号のポイントを中心
として(前回間隔−1)1/2を間隔とする3ポイ
ントにおいて電気信号の記録、再生をくり返すこ
とにより各回の最大信号を検出し、上記間隔が0
になつた時の最大信号をピーク値とするように構
成することにより従来欠点を除去するようにした
電気信号ピーク値検出方法を提供することを目的
とするものである。
以下図面を参照して本発明実施例を説明する。
第2図a〜eおよび第3図は本発明実施例によ
る電気信号ピーク値検出方法を示す特性図および
構成図で、以下ステツプ数Nを64に設定した場合
に例をとつて説明する。第2図aのように先ず初
めに所望ステツプ数N=64に対し、A=1/4N−
1=15を間隔とする1/4N=16、1/2N=32、3/4
N=48の3ポイントにおいてバイアス量を順次可
変することによつて電気信号を記録し、再生する
ことにより各対応した電気信号値を検出する。第
3図における数字は各ステツプを示し上記に対応
した測定〔〕のステツプ16、32、48において各
電気信号値を検出したことを示している。以上の
測定〔〕においてステツプ32の電気信号値
(A/D変換値)がピーク値であると検出された
とすると、次の測定〔〕ではピーク値であるN
=32を中心としてA1=1/4N・1/2−1=7を間
隔とするN=24、40の3ポイントにおいて、第2
図bのように電気信号の記録、再生を行う。そし
てこの測定〔〕でステツプ40がピーク値である
と検出されたとすると、次の測定〔〕ではN=
40を中心としてA2=(A1−1)1/2=3を間隔と
するN=36、44の3ポイントにおいて、第2図c
のように電気信号の記録、再生を行う。
る電気信号ピーク値検出方法を示す特性図および
構成図で、以下ステツプ数Nを64に設定した場合
に例をとつて説明する。第2図aのように先ず初
めに所望ステツプ数N=64に対し、A=1/4N−
1=15を間隔とする1/4N=16、1/2N=32、3/4
N=48の3ポイントにおいてバイアス量を順次可
変することによつて電気信号を記録し、再生する
ことにより各対応した電気信号値を検出する。第
3図における数字は各ステツプを示し上記に対応
した測定〔〕のステツプ16、32、48において各
電気信号値を検出したことを示している。以上の
測定〔〕においてステツプ32の電気信号値
(A/D変換値)がピーク値であると検出された
とすると、次の測定〔〕ではピーク値であるN
=32を中心としてA1=1/4N・1/2−1=7を間
隔とするN=24、40の3ポイントにおいて、第2
図bのように電気信号の記録、再生を行う。そし
てこの測定〔〕でステツプ40がピーク値である
と検出されたとすると、次の測定〔〕ではN=
40を中心としてA2=(A1−1)1/2=3を間隔と
するN=36、44の3ポイントにおいて、第2図c
のように電気信号の記録、再生を行う。
以下同様にして前回の測定で検出されたピーク
値のステツプを中心として(前回間隔−1)1/2
を間隔とする3ポイントにおいて電気信号の記
録、再生をくり返しながら第2図d,eのように
各々の測定におけるピーク値を検出し、上記間隔
が0になるまで測定をくり返すことにより第2図
eのように測定〔〕において検出されたステツ
プ37をピーク値として決定する。
値のステツプを中心として(前回間隔−1)1/2
を間隔とする3ポイントにおいて電気信号の記
録、再生をくり返しながら第2図d,eのように
各々の測定におけるピーク値を検出し、上記間隔
が0になるまで測定をくり返すことにより第2図
eのように測定〔〕において検出されたステツ
プ37をピーク値として決定する。
なお各測定回路において3ポイントの電気信号
値を検出する場合、第4図aのように各ステツプ
の値P1、P2、P3がいずれも等しい時には中心の
ステツプの値P2をピーク値とみなすようにする。
また第4図bのように2ポイントPA、PBの値が
等しくなつた時には、途中測定時においては内側
のステツプPBをピーク値とみなし、最終測定時
においては両電気信号値の差PA〜PBの1/2をピー
ク値とみなすようにする。これによつて検出誤差
を少なくすることができる。
値を検出する場合、第4図aのように各ステツプ
の値P1、P2、P3がいずれも等しい時には中心の
ステツプの値P2をピーク値とみなすようにする。
また第4図bのように2ポイントPA、PBの値が
等しくなつた時には、途中測定時においては内側
のステツプPBをピーク値とみなし、最終測定時
においては両電気信号値の差PA〜PBの1/2をピー
ク値とみなすようにする。これによつて検出誤差
を少なくすることができる。
以上のような本発明実施例によればピーク値検
出に要する時間TPは、TP=3データ×1/4N(ス
テツプ数)で示すことができ、例えば上記実施例
で示した64ステツプの場合は5回の測定でピーク
値の検出を行なうことができるので、64回録音、
再生をくり返す必要はなくなる。
出に要する時間TPは、TP=3データ×1/4N(ス
テツプ数)で示すことができ、例えば上記実施例
で示した64ステツプの場合は5回の測定でピーク
値の検出を行なうことができるので、64回録音、
再生をくり返す必要はなくなる。
一回の測定で3ポイントの電気信号を録音、再
生させる必要性は、録音ヘツドと再生ヘツド間を
通過される磁気媒体の通過時間によつて決定され
る。
生させる必要性は、録音ヘツドと再生ヘツド間を
通過される磁気媒体の通過時間によつて決定され
る。
一例として録再ヘツド間の通過時間Thは109m
Sが公知であり、この109mS間に数ポイントの
電気信号を録音ヘツドにより録音し、再生ヘツド
により再生された電気信号をA/D変換した値に
基いて大小関係を演算した後、次回測定のポイン
トを決定すると共に最終的にピーク値を決定する
ことが行われる。
Sが公知であり、この109mS間に数ポイントの
電気信号を録音ヘツドにより録音し、再生ヘツド
により再生された電気信号をA/D変換した値に
基いて大小関係を演算した後、次回測定のポイン
トを決定すると共に最終的にピーク値を決定する
ことが行われる。
したがつてこの109mS内で何ポイントの信号
が録音再生されて正常なA/D変換値とされるか
により最適ポイント数が決定される。
が録音再生されて正常なA/D変換値とされるか
により最適ポイント数が決定される。
第5図に示したように1ポイントの信号波形を
試験する場合、トーンバーストやアンプの立上り
時に生ずる波形不安定部Wをカツトする必要があ
りサンプルホールドリセツト時間taとして約10m
Sが必要となる。さらにこの時間taに加えた次の
ような種々の時間のトータル時間が試験時間Tt
として最低必要とされる時間となる。
試験する場合、トーンバーストやアンプの立上り
時に生ずる波形不安定部Wをカツトする必要があ
りサンプルホールドリセツト時間taとして約10m
Sが必要となる。さらにこの時間taに加えた次の
ような種々の時間のトータル時間が試験時間Tt
として最低必要とされる時間となる。
すなわち第6図aに示すように録音された信号
を再生することにより試験を行う場合、試験時間
Ttは第6図bのサンプルホールドリセツト時間
taに対して第6図cのような積分時間tb、(A/
D変換+演算)時間tc、ずれ込み防止時間tdが加
えられたトータル時間が最低必要とされる。一例
としてta=10mS、tb=20mS、tc=2mS、td
=3mSが設定され、試験時間Tt=ta+tb+tc+
td=10mS+20mS+2mS+3mS=35mSが
必要最低時間とされる。
を再生することにより試験を行う場合、試験時間
Ttは第6図bのサンプルホールドリセツト時間
taに対して第6図cのような積分時間tb、(A/
D変換+演算)時間tc、ずれ込み防止時間tdが加
えられたトータル時間が最低必要とされる。一例
としてta=10mS、tb=20mS、tc=2mS、td
=3mSが設定され、試験時間Tt=ta+tb+tc+
td=10mS+20mS+2mS+3mS=35mSが
必要最低時間とされる。
したがつて前記録再ヘツド間通過時間Th=109
mSを3分割したとすると、109/3=36mSが
得られるのでこの点で3ポイントに設定した妥当
な理由が挙げられる。
mSを3分割したとすると、109/3=36mSが
得られるのでこの点で3ポイントに設定した妥当
な理由が挙げられる。
また第6図cにおいて積分時間tbは20mSに設
定した例を示したが、この時間tbは正確なA/D
変換値を得るために必要な時間であるのでできる
だけ大きく設定することにより安定させたレベル
でA/D変換を行わせることが望ましい。積分時
間tbが不十分な場合はピークホールドに近くなる
と共に立上りが早くなるために、立上り時ノイズ
がのつたりするとA/D変換値は不正確なものと
なり、無意味な値が検出されるようになる。
定した例を示したが、この時間tbは正確なA/D
変換値を得るために必要な時間であるのでできる
だけ大きく設定することにより安定させたレベル
でA/D変換を行わせることが望ましい。積分時
間tbが不十分な場合はピークホールドに近くなる
と共に立上りが早くなるために、立上り時ノイズ
がのつたりするとA/D変換値は不正確なものと
なり、無意味な値が検出されるようになる。
さらに3ポイントに設定した妥当な理由として
以下の理由が挙げられる。第7図に示したような
特性図で(A)の3分割法と(B)の4分割法とによる検
出レベルが同等であつたとしてNpポイントに本
当のピーク値Pが存在していたとした場合、(B)の
4分割法ではn2、n3ポイントのピーク値p2、p3が
いずれも同レベルの場合、p2、p3のどちらを仮ピ
ーク値として検出するかによつて本当のピーク値
Pを検出できない時がある。
以下の理由が挙げられる。第7図に示したような
特性図で(A)の3分割法と(B)の4分割法とによる検
出レベルが同等であつたとしてNpポイントに本
当のピーク値Pが存在していたとした場合、(B)の
4分割法ではn2、n3ポイントのピーク値p2、p3が
いずれも同レベルの場合、p2、p3のどちらを仮ピ
ーク値として検出するかによつて本当のピーク値
Pを検出できない時がある。
例えばn2ポイントのp2を仮ピーク値として検出
した場合には以降の測定によつて本当のピーク値
Pを検出できる可能性があるが、n3ポイントのp3
をピーク値として検出した場合はこの位置n3は
Npポイントから離れているため以降の測定によ
つても本当のピーク値Pを検出できる可能性はな
くなる。
した場合には以降の測定によつて本当のピーク値
Pを検出できる可能性があるが、n3ポイントのp3
をピーク値として検出した場合はこの位置n3は
Npポイントから離れているため以降の測定によ
つても本当のピーク値Pを検出できる可能性はな
くなる。
この点(A)の3分割法によればその中心ポイント
N2の値P2をピーク値として仮設定することによ
り正確に本当のピーク値Pを検出することができ
る。
N2の値P2をピーク値として仮設定することによ
り正確に本当のピーク値Pを検出することができ
る。
さらにまた電子ボリユーム、イコライザー等の
自動バイアス調整装置における分解能としては
8、16、32、64、128………等の2nを基準とした
設定がなされているので、3分割により均等な割
りふりが可能となる。
自動バイアス調整装置における分解能としては
8、16、32、64、128………等の2nを基準とした
設定がなされているので、3分割により均等な割
りふりが可能となる。
第8図は以上のような3分割法によるピーク値
検出方法を実施するための検出装置の構成を示す
ブロツク図である。同図において1はスタートス
イツチ、2は切換スイツチ、3,4,5はメモリ
ー、6はタイミングコントローラ、7はダウンカ
ウンター、8は録音アンプ、9は再生アンプ、1
0はD/A変換回路、11はA/D変換回路、1
2はピークデータ検出回路、13はピークデータ
ラツチメモリー、14はアンド回路、15はオア
回路、16は反転回路、17は加算回路である。
同図は一例として16ステツプとしてのピーク値を
検出する場合の動作を示し、第9図aのように16
の1/4、1/2、3/4値である3ステツプの数4、8、
12が上記メモリー3,4,5に各々2進データ
「0、1、0、0」、「1、0、0、0」、「1、1、
0、0」としてイニシヤルセツトされる。
検出方法を実施するための検出装置の構成を示す
ブロツク図である。同図において1はスタートス
イツチ、2は切換スイツチ、3,4,5はメモリ
ー、6はタイミングコントローラ、7はダウンカ
ウンター、8は録音アンプ、9は再生アンプ、1
0はD/A変換回路、11はA/D変換回路、1
2はピークデータ検出回路、13はピークデータ
ラツチメモリー、14はアンド回路、15はオア
回路、16は反転回路、17は加算回路である。
同図は一例として16ステツプとしてのピーク値を
検出する場合の動作を示し、第9図aのように16
の1/4、1/2、3/4値である3ステツプの数4、8、
12が上記メモリー3,4,5に各々2進データ
「0、1、0、0」、「1、0、0、0」、「1、1、
0、0」としてイニシヤルセツトされる。
同時にダウンカウンター7には測定の回数であ
る3が「0、0、1、1」としてイニシヤルセツ
トされる。
る3が「0、0、1、1」としてイニシヤルセツ
トされる。
この状態でスタートスイツチ1をオンするとタ
イミングコントローラ6によりあるタイミングで
先ずデジツト信号がメモリー3に加えられ、こ
のメモリー3にイニシヤルセツトされている
「0、1、0、0」のデータが出力されて切換ス
イツチ2に加えられる。切換スイツチ2はこれに
より信号を〔〕録音データ側か〔〕フイード
バツクデータ側かのいずれかに供給するかの選択
を行い、この場合は〔〕録音データ側に切り換
えるように動作する。
イミングコントローラ6によりあるタイミングで
先ずデジツト信号がメモリー3に加えられ、こ
のメモリー3にイニシヤルセツトされている
「0、1、0、0」のデータが出力されて切換ス
イツチ2に加えられる。切換スイツチ2はこれに
より信号を〔〕録音データ側か〔〕フイード
バツクデータ側かのいずれかに供給するかの選択
を行い、この場合は〔〕録音データ側に切り換
えるように動作する。
したがつて上記「0、1、0、0」データは
D/A変換器10、録音アンプ8を介して録音さ
れる。
D/A変換器10、録音アンプ8を介して録音さ
れる。
上記データが一定時間録音された時タイミング
コントローラ6により次のタイミングでデジツト
信号がメモリー4に加えられ、メモリー4の
「1、0、0、0」データが出力されて切換スイ
ツチ2を介して同様に録音が行われる。続いてタ
イミングコントローラ6から次のタイミングでメ
モリー5にデジツト信号が加えられるので、メ
モリー5の「1、1、0、0」データが出力され
て同様に録音が行われる。これら3ポイントの各
データの録音が終了したタイミングで、タイミン
グコントローラ6からはダウンカウンター7にデ
ジツト信号が加えられることによりダウンカウ
ンター7はその内容のデータを「0、0、1、
1」から「0、0、1、0」へと1カウントダウ
ンさせる動作を行う。
コントローラ6により次のタイミングでデジツト
信号がメモリー4に加えられ、メモリー4の
「1、0、0、0」データが出力されて切換スイ
ツチ2を介して同様に録音が行われる。続いてタ
イミングコントローラ6から次のタイミングでメ
モリー5にデジツト信号が加えられるので、メ
モリー5の「1、1、0、0」データが出力され
て同様に録音が行われる。これら3ポイントの各
データの録音が終了したタイミングで、タイミン
グコントローラ6からはダウンカウンター7にデ
ジツト信号が加えられることによりダウンカウ
ンター7はその内容のデータを「0、0、1、
1」から「0、0、1、0」へと1カウントダウ
ンさせる動作を行う。
上記3ポイントのデータがそろつたところで、
録音されたこれら3データを再生アンプ9を介し
て再生しA/D変換回路11によりアナログ信号
をデジタル信号に変換した後各々ピークデータ検
出回路12にメモリさせる。このピークデータ検
出回路12では3データのうちどれがピーク値か
を検出しこのデータのメモリ内容を前記タイミン
グコントローラ6に出力する。これと同時にピー
クデータ検出回路12はピークデータ検出OK信
号を各メモリー3,4,5に加えて各データ書き
換えOKの用意をさせると共に、切換スイツチ2
にも加えることによりそれ迄の〔〕録音データ
側から〔〕フイードバツクデータ側に切り換え
るように動作する。
録音されたこれら3データを再生アンプ9を介し
て再生しA/D変換回路11によりアナログ信号
をデジタル信号に変換した後各々ピークデータ検
出回路12にメモリさせる。このピークデータ検
出回路12では3データのうちどれがピーク値か
を検出しこのデータのメモリ内容を前記タイミン
グコントローラ6に出力する。これと同時にピー
クデータ検出回路12はピークデータ検出OK信
号を各メモリー3,4,5に加えて各データ書き
換えOKの用意をさせると共に、切換スイツチ2
にも加えることによりそれ迄の〔〕録音データ
側から〔〕フイードバツクデータ側に切り換え
るように動作する。
上記のようにピークデータのメモリ内容が加え
られたタイミングコントローラ6はそのデータの
メモリーに対してのみ、例えばメモリー3のデー
タ「0、1、0、0」が第9図aのようにピーク
値であると検出されたとするとこのメモリー3に
対してのみデジツト信号を加えてそのデータ
「0、1、0、0」を出力させる。これによつて
切換スイツチ2の入力端Tiにはピーク値として
検出されたメモリデータのみが加えられ、このデ
ータは〔〕フイードバツクデータ側に供給され
ラインl1を経由して3つのメモリーのうち中心の
メモリー4の内容に書き換えられる。これと同時
にピーク値として検出されたそのデータはライン
l2を介してピークデータラツチメモリー13にラ
ツチされる。また各メモリー3,4,5にはラツ
チ回路が備えられていてピークデータ検出OK信
号が加えられている間はメモリー内容を書き換え
ても前のメモリー内容を出力するように構成され
ている。
られたタイミングコントローラ6はそのデータの
メモリーに対してのみ、例えばメモリー3のデー
タ「0、1、0、0」が第9図aのようにピーク
値であると検出されたとするとこのメモリー3に
対してのみデジツト信号を加えてそのデータ
「0、1、0、0」を出力させる。これによつて
切換スイツチ2の入力端Tiにはピーク値として
検出されたメモリデータのみが加えられ、このデ
ータは〔〕フイードバツクデータ側に供給され
ラインl1を経由して3つのメモリーのうち中心の
メモリー4の内容に書き換えられる。これと同時
にピーク値として検出されたそのデータはライン
l2を介してピークデータラツチメモリー13にラ
ツチされる。また各メモリー3,4,5にはラツ
チ回路が備えられていてピークデータ検出OK信
号が加えられている間はメモリー内容を書き換え
ても前のメモリー内容を出力するように構成され
ている。
上記のように16ステツプに対し4、8、12の3
ステツプの電気信号のうちメモリー3のデータ
「0、1、0、0」に相当するステツプ4の信号
がピーク値であることが検出され、このピーク値
信号のステツプ4が上記のようにラインl1を介し
てメモリー4に次回の測定の3ポイントの中心と
して書き換えられると、これと同時にメモリー
3,5にもデータの書き換えが行われる。すなわ
ち前記したようにステツプ4(「0、1、0、0」)
を中心ポイントとして今度は1を間隔{(前回の
間隔−1)1/2}とする2、6に相当する2進デ
ータ「0、0、1、0」、「0、1、1、0」が各
メモリー3,5に書き換えられる。
ステツプの電気信号のうちメモリー3のデータ
「0、1、0、0」に相当するステツプ4の信号
がピーク値であることが検出され、このピーク値
信号のステツプ4が上記のようにラインl1を介し
てメモリー4に次回の測定の3ポイントの中心と
して書き換えられると、これと同時にメモリー
3,5にもデータの書き換えが行われる。すなわ
ち前記したようにステツプ4(「0、1、0、0」)
を中心ポイントとして今度は1を間隔{(前回の
間隔−1)1/2}とする2、6に相当する2進デ
ータ「0、0、1、0」、「0、1、1、0」が各
メモリー3,5に書き換えられる。
先ずメモリー3の書き換えは反転回路16、加
算回路17を利用して行われ、前記ダウンカウン
ター17から出力された値「0、0、1、0」を
ラインl6を介して反転回路16に加えてその値
「1、1、0、1」に反転させ、さらにこの値に
1を加えた値「1、1、1、0」を加算回路17
に入力させ、ラインl4を介して同様に入力された
ピーク値「0、1、0、0」とアンドをとること
(「1、1、1、0」+「0、1、0、0」)により
得られた値「1、0、0、1、0」の下位4ビツ
ト「0、0、1、0」すなわち2がラインl7を介
して書き換えられる。
算回路17を利用して行われ、前記ダウンカウン
ター17から出力された値「0、0、1、0」を
ラインl6を介して反転回路16に加えてその値
「1、1、0、1」に反転させ、さらにこの値に
1を加えた値「1、1、1、0」を加算回路17
に入力させ、ラインl4を介して同様に入力された
ピーク値「0、1、0、0」とアンドをとること
(「1、1、1、0」+「0、1、0、0」)により
得られた値「1、0、0、1、0」の下位4ビツ
ト「0、0、1、0」すなわち2がラインl7を介
して書き換えられる。
またメモリー5の書き換えはオア回路15を利
用して行われ、ダウンカウンター17から出力さ
れた値「0、0、1、0」をラインl5を介してオ
ア回路15に入力させ、ラインl3を介して同様に
入力されたピーク値「0、1、0、0」とオアを
とること(「0、0、1、0」+「0、1、0、
0」)により得られた値「0、1、1、0」すな
わち6がラインl8を介して書き換えられる。
用して行われ、ダウンカウンター17から出力さ
れた値「0、0、1、0」をラインl5を介してオ
ア回路15に入力させ、ラインl3を介して同様に
入力されたピーク値「0、1、0、0」とオアを
とること(「0、0、1、0」+「0、1、0、
0」)により得られた値「0、1、1、0」すな
わち6がラインl8を介して書き換えられる。
以上においてもし3ポイントの中心のメモリー
4のデータ「1、0、0、0」がピーク値である
と検出されたとすると、このデータはラインl1を
介してそのまま中心となる元のメモリー4にフイ
ードバツクされる。そしてメモリー3に対しては
下記のような動作により得られた値「0、1、
1、0」すなわち6がラインl7を介して書き換え
られる。
4のデータ「1、0、0、0」がピーク値である
と検出されたとすると、このデータはラインl1を
介してそのまま中心となる元のメモリー4にフイ
ードバツクされる。そしてメモリー3に対しては
下記のような動作により得られた値「0、1、
1、0」すなわち6がラインl7を介して書き換え
られる。
またメモリー5に対しては「0、0、1、0」
と「1、0、0、0」とのオワをとることにより
得られた値「1、0、1、0」すなわち10がライ
ンl8を介して書き換えられる。
と「1、0、0、0」とのオワをとることにより
得られた値「1、0、1、0」すなわち10がライ
ンl8を介して書き換えられる。
同様にしてメモリー5のデータ「1、1、0、
0」がピーク値であるとして検出されたとする
と、このデータが中心のメモリー4の内容に書き
換えられ、メモリー3に対しては「1、0、1、
0」すなわち10が、メモリー5に対しては「1、
1、1、0」すなわち14が各々書き換えられる。
0」がピーク値であるとして検出されたとする
と、このデータが中心のメモリー4の内容に書き
換えられ、メモリー3に対しては「1、0、1、
0」すなわち10が、メモリー5に対しては「1、
1、1、0」すなわち14が各々書き換えられる。
すべてのメモリー3,4,5の内容の書き換え
が終了すると各メモリー3,4,5からは書き換
えOK信号が出力されてアンド回路14に加えら
れ、アンド回路14はこの書き換えOK信号を前
記ピークデータ検出回路12およびタイミングコ
ントローラ6に出力する。
が終了すると各メモリー3,4,5からは書き換
えOK信号が出力されてアンド回路14に加えら
れ、アンド回路14はこの書き換えOK信号を前
記ピークデータ検出回路12およびタイミングコ
ントローラ6に出力する。
これによりピークデータ検出回路12はメモリ
ー3,4,5および切換スイツチ2に対するピー
クデータ検出OK信号の出力を停止させ、切換ス
イツチ2の内容を〔〕フイードバツクデータ側
から〔〕録音データ側へ切り換える。同時にタ
イミングコントローラ6は所定のタイミングでデ
ジツト信号の出力を開始することにより、次の2
回目の測定によるピーク値検出動作がくり返され
る。
ー3,4,5および切換スイツチ2に対するピー
クデータ検出OK信号の出力を停止させ、切換ス
イツチ2の内容を〔〕フイードバツクデータ側
から〔〕録音データ側へ切り換える。同時にタ
イミングコントローラ6は所定のタイミングでデ
ジツト信号の出力を開始することにより、次の2
回目の測定によるピーク値検出動作がくり返され
る。
このように3ステツプの数2、4、6に相当し
た2進データ「0、0、1、0」、「0、1、0、
0」、「0、1、1、0」がメモリー3,4,5に
セツトされ、またダウンカウンター7に測定回数
である2が「0、0、1、0」としてセツトされ
た状態で2回目の測定が行われる。この結果第9
図bのようにメモリー5のデータ「0、1、1、
0」すなわち6がピーク値であると検出されたと
すると、このデータ値がラインl1を経由して中心
のメモリー4の内容に書き換えられる。これと同
時にピークデータラツチメモリー13の内容は前
回の「0、1、0、0」から今回の「0、1、
1、0」に書き換えられると共に、ダウンカウン
ター7のデータは「0、0、1、0」から「0、
0、0、1」へダウンする。またメモリー3,5
に対してもデータの書き換えが行われ、上記ステ
ツプ6(「0、1、1、0」)を中心ポイントとし
て今度は0を間隔{(前回の間隔−1)1/2}とす
る5、7に相当する2進データ「0、1、0、
1」、「0、1、1、1」が各々書き換えられる。
た2進データ「0、0、1、0」、「0、1、0、
0」、「0、1、1、0」がメモリー3,4,5に
セツトされ、またダウンカウンター7に測定回数
である2が「0、0、1、0」としてセツトされ
た状態で2回目の測定が行われる。この結果第9
図bのようにメモリー5のデータ「0、1、1、
0」すなわち6がピーク値であると検出されたと
すると、このデータ値がラインl1を経由して中心
のメモリー4の内容に書き換えられる。これと同
時にピークデータラツチメモリー13の内容は前
回の「0、1、0、0」から今回の「0、1、
1、0」に書き換えられると共に、ダウンカウン
ター7のデータは「0、0、1、0」から「0、
0、0、1」へダウンする。またメモリー3,5
に対してもデータの書き換えが行われ、上記ステ
ツプ6(「0、1、1、0」)を中心ポイントとし
て今度は0を間隔{(前回の間隔−1)1/2}とす
る5、7に相当する2進データ「0、1、0、
1」、「0、1、1、1」が各々書き換えられる。
先ずメモリー3に対しては下記のような動作に
より得られた値「0、1、0、1」すなわち5が
ラインl7を介して書き換えられる。
より得られた値「0、1、0、1」すなわち5が
ラインl7を介して書き換えられる。
またメモリー5に対しては「0、0、0、1」
と「0、1、1、0」とのオワをとることにより
得られた値「0、1、1、1」すなわち7がライ
ンl8を介して書き換えられる。
と「0、1、1、0」とのオワをとることにより
得られた値「0、1、1、1」すなわち7がライ
ンl8を介して書き換えられる。
すべてのメモリー3,4,5の内容書き換え終
了により、前述のように切換スイツチ2の内容は
〔〕フイードバツクデータ側から〔〕録音デ
ータ側へ切換えられ、同時にタイミングコントロ
ーラ6の働きで次の3回目の測定によるピーク値
検出動作がくり返される。
了により、前述のように切換スイツチ2の内容は
〔〕フイードバツクデータ側から〔〕録音デ
ータ側へ切換えられ、同時にタイミングコントロ
ーラ6の働きで次の3回目の測定によるピーク値
検出動作がくり返される。
このように3ステツプの数5、6、7に相当し
た2進データ「0、1、0、1」、「0、1、1、
0」、「0、1、1、1」がメモリー3,4,5に
セツトされ、またダウンカウンター7に測定回数
である1が「0、0、0、1」としてセツトされ
た状態で3回目の測定が行われる。この結果第9
図cのようにメモリー3のデータ「0、1、0、
1」すなわち5がピーク値であると検出されたと
すると、このデータがラインl1を経由してメモリ
ー4へ入力される。同時にピークデータラツチメ
モリー13の内容は前回の「0、1、1、0」か
ら今回の「0、1、0、1」に書き換えられると
共に、ダウンカウンター7のデータは「0、0、
0、1」から「0、0、0、0」へとダウンし測
定が終了したことになる。これによつてダウンカ
ウンター7からピークデータラツチメモリー13
に対して測定終了信号が出力され、今回の測定に
よつて「0、1、0、1」で示されたステツプす
なわちステツプ5における電気信号が一連の16ス
テツプのピーク値として検出される。このピーク
値信号はピークデータラツチメモリー13から適
当な制御回路、インジケータ等に出力されて所望
の動作が行われる。
た2進データ「0、1、0、1」、「0、1、1、
0」、「0、1、1、1」がメモリー3,4,5に
セツトされ、またダウンカウンター7に測定回数
である1が「0、0、0、1」としてセツトされ
た状態で3回目の測定が行われる。この結果第9
図cのようにメモリー3のデータ「0、1、0、
1」すなわち5がピーク値であると検出されたと
すると、このデータがラインl1を経由してメモリ
ー4へ入力される。同時にピークデータラツチメ
モリー13の内容は前回の「0、1、1、0」か
ら今回の「0、1、0、1」に書き換えられると
共に、ダウンカウンター7のデータは「0、0、
0、1」から「0、0、0、0」へとダウンし測
定が終了したことになる。これによつてダウンカ
ウンター7からピークデータラツチメモリー13
に対して測定終了信号が出力され、今回の測定に
よつて「0、1、0、1」で示されたステツプす
なわちステツプ5における電気信号が一連の16ス
テツプのピーク値として検出される。このピーク
値信号はピークデータラツチメモリー13から適
当な制御回路、インジケータ等に出力されて所望
の動作が行われる。
以上示したピーク値検出方法は16ステツプを対
象とした場合を説明したが、さらにステツプ数が
多い場合でも同様に測定回数をくり返し、3ポイ
ントの間隔が0になるまでくり返すことによつて
ピーク値を得ることができる。
象とした場合を説明したが、さらにステツプ数が
多い場合でも同様に測定回数をくり返し、3ポイ
ントの間隔が0になるまでくり返すことによつて
ピーク値を得ることができる。
ステツプ数が多い場合でも従来方法よりははる
かに短い時間で簡単にピーク値を検出することが
できる。例えば上記例で示した16ステツプの場合
は3回の測定でピーク値が検出でき、64ステツプ
の場合は5回の測定でピーク値を検出することが
できる。この点従来方法であると16回あるいは64
回録音、再生をくり返さなければならない。
かに短い時間で簡単にピーク値を検出することが
できる。例えば上記例で示した16ステツプの場合
は3回の測定でピーク値が検出でき、64ステツプ
の場合は5回の測定でピーク値を検出することが
できる。この点従来方法であると16回あるいは64
回録音、再生をくり返さなければならない。
したがつて本発明方法によれば検出精度を向上
すべく分解能を大きくする場合に有利であり、従
来に比べ数分の1に測定時間を短縮することがで
きる。
すべく分解能を大きくする場合に有利であり、従
来に比べ数分の1に測定時間を短縮することがで
きる。
以上述べて明らかなように本発明によれば、磁
気媒体に対しバイアス量を順次可変して所望ステ
ツプ数Nの電気信号を記録する場合において、上
記所望ステツプ数Nに対しA=1/4N−1を間隔
とする1/4N、1/2N、3/4Nの3ポイントにおい
て電気信号を記録した後3ポイントの各電気信号
を再生することにより大小関係を検出し、続いて
最大信号のポイントを中心としてA1=1/4N・1/
2−1を間隔とする3ポイントにおいて電気信号
を記録、再生することにより3ポイントの各電気
信号の大小関係を検出し、以後同様な手段により
前回検出された最大信号のポイントを中心として
(前回間隔−1)1/2を間隔とする3ポイントにお
いて電気信号の記録、再生をくり返すことにより
各回の最大信号を検出し、上記間隔が0になつた
時の最大信号をピーク値とするように構成したも
のであるから、従来欠点を除去することができ
る。
気媒体に対しバイアス量を順次可変して所望ステ
ツプ数Nの電気信号を記録する場合において、上
記所望ステツプ数Nに対しA=1/4N−1を間隔
とする1/4N、1/2N、3/4Nの3ポイントにおい
て電気信号を記録した後3ポイントの各電気信号
を再生することにより大小関係を検出し、続いて
最大信号のポイントを中心としてA1=1/4N・1/
2−1を間隔とする3ポイントにおいて電気信号
を記録、再生することにより3ポイントの各電気
信号の大小関係を検出し、以後同様な手段により
前回検出された最大信号のポイントを中心として
(前回間隔−1)1/2を間隔とする3ポイントにお
いて電気信号の記録、再生をくり返すことにより
各回の最大信号を検出し、上記間隔が0になつた
時の最大信号をピーク値とするように構成したも
のであるから、従来欠点を除去することができ
る。
第1図は従来例を示す特性図、第2図a〜e、
第4図a,b、第7図および第9図a〜cはいず
れも本発明実施例を示す特性図、第3図および第
5図、第6図a〜cは本発明を説明するための構
成図および波形図、第8図は本発明実施例を示す
ブロツク図である。 2……切換スイツチ、3,4,5……メモリ
ー、6……タイミングコントローラ、7……ダウ
ンカウンター、11……A/D変換回路、12…
…ピークデータ検出回路、13……ピークデータ
ラツチメモリー、14……アンド回路、15……
オア回路、16……反転回路、17……加算回
路。
第4図a,b、第7図および第9図a〜cはいず
れも本発明実施例を示す特性図、第3図および第
5図、第6図a〜cは本発明を説明するための構
成図および波形図、第8図は本発明実施例を示す
ブロツク図である。 2……切換スイツチ、3,4,5……メモリ
ー、6……タイミングコントローラ、7……ダウ
ンカウンター、11……A/D変換回路、12…
…ピークデータ検出回路、13……ピークデータ
ラツチメモリー、14……アンド回路、15……
オア回路、16……反転回路、17……加算回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気媒体に対しバイアス量を順次可変して所
望ステツプ数Nの電気信号を記録する場合におい
て、上記所望ステツプ数Nに対しA=1/4N−1
を間隔とする1/4N、1/2N、3/4Nの3ポイント
において電気信号を記録した後3ポイントの各電
気信号を再生することにより大小関係を検出し、
続いて最大信号のポイントを中心としてA1=1/4
N・1/2−1を間隔とする3ポイントにおいて電
気信号を記録、再生することにより3ポイントの
各電気信号の大小関係を検出し、以後同様な手段
により前回検出された最大信号のポイントを中心
として(前回間隔−1)1/2を間隔とする3ポイ
ントにおいて電気信号の記録、再生をくり返すこ
とにより各回の最大信号を検出し、上記間隔が0
になつた時の最大信号をピーク値とすることを特
徴とする電気信号ピーク値検出方法。 2 上記3ポイントにおける各電気信号の値がい
ずれも等しくなつた時は中心ポイントをピーク値
とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の電気信号ピーク値検出方法。 3 上記3ポイントのうち2ポイントにおける各
電気信号の値が等しくなつた時は、途中時におい
ては内側のポイントをピーク値とし最終時におい
ては両電気信号値の差の1/2をピーク値とするこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気
信号ピーク値検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5980783A JPS59185008A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 電気信号ピ−ク値検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5980783A JPS59185008A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 電気信号ピ−ク値検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59185008A JPS59185008A (ja) | 1984-10-20 |
| JPH0338643B2 true JPH0338643B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=13123882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5980783A Granted JPS59185008A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 電気信号ピ−ク値検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59185008A (ja) |
-
1983
- 1983-04-05 JP JP5980783A patent/JPS59185008A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59185008A (ja) | 1984-10-20 |
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