JPH0338634B2 - - Google Patents

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JPH0338634B2
JPH0338634B2 JP60070068A JP7006885A JPH0338634B2 JP H0338634 B2 JPH0338634 B2 JP H0338634B2 JP 60070068 A JP60070068 A JP 60070068A JP 7006885 A JP7006885 A JP 7006885A JP H0338634 B2 JPH0338634 B2 JP H0338634B2
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optical sensor
conversion
gain
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JP60070068A
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Terukazu Urano
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金融機関等に設置される自動支払機,
自動預金機及び自動取引装置等に利用される紙葉
類鑑別装置に関するもので、特に複数の光センサ
を用いて紙幣や小切手等の紙葉類の種類や真偽等
を鑑別する紙葉類鑑別装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来のこの種の紙葉類鑑別装置に構成
例を示す回路ブロツク図で、ここでは16個の光セ
ンサにより図示しない紙葉類のそれぞれ異なつた
トラツク上を走査する場合を示している。
光センサは鑑別しようとする紙葉類を照射する
光源(図示せず)と、その紙葉類からの反射光ま
たは透過光を受光して光電変換する受光素子とに
よつて構成されており、その受光素子としては例
えばフオトダイオード1−1〜1−16が使用さ
れ、紙葉類鑑別時におけるこれらフオトダイオー
ド1−1〜1−16の出力は増幅器2−1〜2−
16に入力されてそれぞれ増幅される。
この増幅器2−1〜2−16は各々可変抵抗器
3−1〜3−16によりオフセツトが、また可変
抵抗器4−1〜4−16により利得が調整できる
ように構成されており、各増幅器2−1〜2−1
6の出力はアナログマルチプレクサ5に入力され
る。
このアナログマルチプレクサ5はサンプリング
パルスカウンタ6が指示するチヤンネルに接続さ
れた光センサの出力を選択してサンプリング回路
7へ供給し、そしてこのサンプリング回路7の出
力はさらにA/D変換器8によりA/D変換され
て制御回路9に読み取られる。
一方、タイミングパルス発生回路10は、図示
しない搬送手段により搬送される上記紙葉類すな
わち鑑別すべき紙葉類の搬送速度に比例したタイ
ミングパルスを制御回路9とサンプリングパルス
カウンタ6とに与える。
このタイミングパルスによりサンプリングパル
スカウンタ6はリセツトされ、制御回路9はその
タイミングにより各光センサの出力を順次サンプ
リングするべくサンプリングパルスをサンプリン
グパルスカウンタ6,サンプリング回路7,及び
A/D変換器8へ与える。
このように各光センサの出力を各タイミングパ
ルス毎にサンプリングし、このときのA/D変換
器8の出力を順次制御回路9で読み取ることによ
り得られるデジタルパターンデータを、その制御
回路9が記憶している標準的な紙葉類のパターン
データと比較することで鑑別処理すなわち上記紙
葉類の種類判別や真偽判別が行われる。
尚、11は装置内に挿入された上記搬送手段に
より搬送される紙葉類を検知する図示しない検知
手段の検知信号を制御回路9に送るコンパレータ
である。
第5図はA/D変換の様子を示すタイムチヤー
トで、同図Aは増幅器2−1の出力の一部を例に
とつた明暗の変化に比例した入力信号、同図Bは
タイミングパルス発生回路10の出力であるタイ
ミングパルスである。
制御回路9はこの図Bのタイミングパルスを受
けると、同図Cに示すサンプリングパルスをサン
プリングパルスカウンタ6,サンプリング回路
7,A/D変換器8へ供給する。
更に、同図Dはサンプリングパルスカウンタ6
の出力に応じてアナログマルチプレクサ5が選択
した図Aに示す増幅器2−1の出力を図Cのサン
プリングパルスa−0,b−0…によりサンプリ
ングしてA/D変換されたデジタル出力を示す。
尚、増幅器2−2〜2−16の出力も同様にサ
ンプリングパルスa−1,b−1…a−15,b
−15…によりサンプリングされてA/D変換さ
れる。
このように従来の紙葉類鑑別装置においては、
紙葉類に光センサの光源からの光を照射し、上記
光センサの受光素子で受光される前記紙葉類から
の反射光または透過光を光電変換することによつ
て、上記紙葉類の印刷状態や模様、及び色等を検
出するための電気的なアナログパターン信号を
得、更にこの信号をA/D変換してデジタル的に
処理した後、そのデジタルパターン信号を標準的
なパターンデータと比較することで上記紙葉類の
種類や真偽等の鑑別を行つている。
この場合、光センサ個々の感度差、経時変化、
紙葉類搬送路上における光源の発光面と受光素子
の受光面の汚れ、及び回路系の変動等による影響
を除去して安定した信号出力を得ることが高精度
な鑑別を実現するための前提条件となる。
そのため従来においては装置出荷時あるいは保
守,点検時等に熟練の作業者が増幅器2−1〜2
−16の可変抵抗器3−1〜3−16及び4−1
〜4−16により各光センサの出力が所定値ある
いは所定範囲となるように調整を行つていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の技術による
と、装置毎及び同一装置内の光センサ毎にその出
力の精密な調整を人手により行つているために多
大な調整時間を要し、また増幅器出力にてセンサ
出力を規定していたため、アナログマルチプレク
サ,サンプリングパルスカウンタ,及びA/D変
換器による変動分は調整されず、鑑別精度の向上
があまり期待できないという問題があつた。
また、上記とは別の従来技術として、光センサ
の出力を増幅する増幅器を可変利得増幅器とし、
検知手段が紙葉類を検知していないときの可変利
得増幅器の出力が所定の出力となるように、可変
利得増幅器の利得を自動調整する方法も考えられ
ているが、この方法では利得の自動調整を、光セ
ンサの出力が通常の鑑別部とは全く異なる状態で
行うことになり、光源の点灯時と滅灯時とのいず
れにおいても、光センサの出力は、実際の紙葉類
の鑑別時の出力とは掛け離れた値をとる。そのた
め、鑑別時と異なつた利得特性で利得調整を行う
ことは避けられず、必ずしも最適な利得調整を行
えないという問題がある。また、A/D変換に際
して、光源の点灯と減灯という、鑑別時よりはる
かに大きな変動幅に対して、A/D変換を行うよ
うに利得を調整することになるために、鑑別時の
光センサ出力の微妙な変動がA/D変換出力に反
映されず、結果としてやはり鑑別精度の向上が期
待できないという問題があつた。
本発明はこれらの問題を解決するためになされ
たもので、アナログマルチプレクサ,サンプリン
グ回路,及びA/D変換器による変動分も含めて
各光センサ毎に所定値あるいは所定範囲のA/D
変換出力が得られるようにし、鑑別精度を向上さ
せることが可能な紙葉類鑑別装置を実現すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 この目的を達成するため、本発明は以下の2つ
の発明とする。
まず、本発明の1つは、鑑別すべき紙葉類に光
を照射する光源、及びこの紙葉類からの透過光ま
たは反射光を受光する受光素子から成る複数の光
センサと、上記紙葉類の存在を検知する検知手段
と、上記紙葉類の搬送速度に比例したタイミング
パルスを発生するタイミングパルス発生手段と、
上記光センサの受光出力をA/D変換するA/D
変換手段(A/D変換器8)と、紙葉類の種類や
真偽等を鑑別するための標準的なパターンデータ
を記憶した制御手段とを備え、紙葉類からの透過
光または反射光を受光したときの各光センサ出力
に対応する上記A/D変換手段からの出力を、上
記検知手段の紙葉類検知信号に応答する上記タイ
ミングパルス発生手段からのタイミングパルスに
同期して制御手段が順次読み取り、これにより得
られたパターンデータを上記標準的なパターンデ
ータと比較することにより上記紙葉類の種類や真
偽等を鑑別する紙葉類鑑別装置において、各光セ
ンサ出力毎に所定のA/D変換出力を得るため、
各光センサに対応して複数の下限基準電位の1つ
を選択すべき情報を設定する下限基準電位選択情
報設定手段(第1図の−VREF選択RAM15)
と、各光センサに対応して上記下限基準電位選択
情報設定手段に設定される情報のアドレスを設定
するアドレス設定手段(第1図のサンプリングパ
ルスカウンタ19)と、上記下限基準電位選択情
報設定手段に設定された情報に基づいて、各光セ
ンサ出力に対応した下限基準電位を上記A/D変
換手段に与えるA/D変換出力可変手段(第1図
のアナログマルチプレクサ12)と、装置の動作
を、通常の鑑別動作と特定の光学透過特性または
反射特性を有する試験用の紙葉類による試験動作
のいずれか一方に指示する動作指示手段(第1図
のモードスイツチ18)とを備え、かつ上記制御
手段は、上記動作指示手段により指示された試験
動作時に、前記各手段を制御して各光センサ毎に
下限基準電位を求めるようにしたものである。
また、本発明の別の1つは、鑑別すべき紙葉類
に光を照射する光源、及びこの紙葉類からの透過
光または反射光を受光する受光素子から成る複数
の光センサと、上記紙葉類の存在を検知する検知
手段と、上記紙葉類の搬送速度に比例したタイミ
ングパルスを発生するタイミングパルス発生手段
と、上記光センサの受光出力をA/D変換する
A/D変換手段(A/D変換器8)と、紙葉類の
種類や真偽等を鑑別するための標準的なパターン
データを記憶した制御手段とを備え、紙葉類から
の透過光または反射光を受光したときの各光セン
サ出力に対応する上記A/D変換手段からの出力
を、上記検知手段の紙葉類検知信号に応答する上
記タイミングパルス発生手段からのタイミングパ
ルスに同期して制御手段が順次読み取り、これに
より得られたパターンデータを上記標準的なパタ
ーンデータと比較することにより上記紙葉類の種
類や真偽等を鑑別する紙葉類鑑別装置において、
各光センサ出力毎に所定のA/D変換出力を得る
ため、各光センサに対応してその出力を増幅する
利得情報を設定する利得設定手段(第4図の利得
設定RAM22)と、各光センサに対応して上記
利得設定手段に設定される利得情報のアドレスを
設定するアドレス設定手段と(第4図のサンプリ
ングパルスカウンタ19)と、上記利得設定手段
に設定された利得情報に基づいて各光センサ出力
毎にその出力を増幅し、上記A/D変換手段に入
力する可変利得増幅手段と、装置の動作を、通常
の鑑別動作と特定の光学透過特性または反射特性
を有する試験用の紙葉類による試験動作のいずれ
か一方に指示する動作指示手段(第4図のモード
スイツチ18)とを備え、かつ上記制御手段は、
上記動作指示手段により指示された試験動作時
に、前記各手段を制御して各光センサ毎に利得情
報を求めるようにしたものである。
〔作 用〕
上述した構成を有する本発明の作用は以下の通
りである。
まず、前者の発明では、上記動作指示手段によ
り指示された試験動作時に、上記制御手段は装置
に挿入された上記試験用の紙葉類からの透過光ま
たは反射光を受光した各光センサの出力に対応す
るA/D変換手段の出力を読み取ると共に、その
読み取つた出力からA/D変換出力が所定値ある
いは所定の範囲となるように各光センサ毎に下限
基準電位を求めて、その各光センサ毎の下限基準
電位の情報を下限基準電位選定情報設定手段に設
定する。そして、上記動作指示手段により鑑別動
作が指示されたとき、上記下限基準電位選択情報
設定手段に設定された情報に基づいてA/D変換
出力可変手段により各光センサ毎の下限基準電位
をA/D変換手段に与え、そのA/D変換出力に
よるパターンデータと上記標準的なパターンデー
タとを上記制御手段が比較することにより紙葉類
の鑑別を行う。
また、後者の発明では、上記動作指示手段によ
り指示された試験動作時に、上記制御手段は装置
に挿入された上記試験用の紙葉類からの透過光ま
たは反射光を受光した各光センサの出力に対応す
るA/D変換手段の出力を読み取ると共に、その
読み取つた出力からA/D変換出力が所定値ある
いは所定の範囲となるように各光センサ毎に利得
情報を求めて、その各光センサ毎の利得情報を利
得設定手段に設定する。そして、上記動作指示手
段により鑑別動作が指示されたとき、上記利得設
定手段に設定された情報に基づいてA/D変換出
力可変手段により各光センサ毎の利得情報を可変
利得増幅手段に与え、そのときのA/D変換出力
によるパターンデータと上記標準的なパターンデ
ータとを上記制御手段が比較することにより紙葉
類の鑑別を行う。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による紙葉類鑑別装置の第1の
実施例を示す回路ブロツク図である。
図において、1−1〜1−16は光センサの受
光素子としてのフオトダイオード、5はアナログ
マルチプレクサ、7はサンプリング回路、8は
A/D変換手段であるA/D変換器、10はタイ
ミングパルス発生回路、11はコンパレータで、
これらは上記第4図のものと同一部品であるので
その説明は省略する。
12と13はA/D変換出力可変手段としての
アナログマルチプレクサで、一方のアナログマル
チプレクサ12はA/D変換器8のA/D変換範
囲電圧の上限電圧を複数個の基準電位で+VREF(1)
〜+VREF(o)のうちから選択的に切換えてA/D変
換器8に供給し、他方のアナログマルチプレクサ
13はA/D変換器8のA/D変換範囲電圧の下
限電圧を複数個の基準電位−VREF(1)〜−VREF(o)
うちから選択切換えてA/D変換器8へ供給する
ものである。
本実施例での上記A/D変換器8は、上記アナ
ログマルチプレクサ12及び13より供給される
基準電位+VREF,−VREFの電圧をA/D変換電圧
範囲の最大値,最小値としてアナログマルチプレ
クサ5を介して供給される光センサの出力すなわ
ちアナログ信号をデジタル信号に変換するものと
なつている。
14は+VREF選択RAM、15は−VREF選択
RAMで、この両者は本実施例において上限基準
電位選択情報設定手段及び下限基準電位選択情報
設定手段として機能する。
ここで+VREF選択RAM14は光センサ毎に対
応したアドレスを有し、このアドレスに制御回路
16により各光センサの出力に応じたA/D変換
範囲の上限基準電位を+VREF(1)〜+VREF(o)のうち
からアナログマルチプレクサ12に選択させる設
定値としての選択番号情報が書き込まれ、同様に
−VREF選択RAM15は光センサ毎に対応したア
ドレスを有し、フオドダイオード1−1〜1−1
6の出力つまり各光センサ出力がA/D変換器8
に入力する際に最適の範囲に収まるように、その
最適な下限電位を−VREF(1)〜−VREF(o)の中からそ
れぞれ光センサ出力に応じた設定値として選択す
べく上記−VREF(1)〜−VREF(o)のいずれかに対応す
る選択番号情報が制御回路16により書き込まれ
るもので、この両RAM14,15により各セン
サ毎にA/D変換範囲の電圧を独立して任意に選
択することができる。
17は不揮発RAMで、この不揮発RAM17
は上記+VREF選択RAM14及び−VREF選択
RAM15へ書き込まれる各センサ毎のA/D変
換範囲の上限及び下限基準電位の選択番号情報す
なわち設定値が装置の電源断により消減しないよ
うに保持するための不揮発性記憶手段である。
18はモードスイツチで、このモードスイツチ
18は後述する各センサ毎に最適なA/D変換範
囲の上限及び下限基準電位の選択番号情報を得る
ための試験動作と、通常の鑑別動作のいずれか一
方を装置に指示するための動作指示手段として設
けられている。
19は本実施例においてアドレス設定手段とし
て機能するサンプリングパルスカウンタで、第4
図に示した従来の装置におけるサンプリングパル
スカウンタ6に対し、このサンプリングパルスカ
ウンタ19はプリセツト機能のあるカウンタで構
成されている点で異なつている。
これは、+VREF選択RAM14にA/D変換範
囲の上限電位の選択番号情報を、また−VREF選択
RAM15にA/D変換範囲の下限電位の選択番
号情報をそれぞれ書き込む際に使用される機能で
ある。
すなわち、まず制御回路16がサンプリングパ
ルスカウンタ19にセンサ番号(光センサが16個
の場合1〜16)に応じた値をプリセツトする
と、サンプリングパルスカウンタ19はその出力
端子から上記プリセツト値を+VREF選択RAM1
4と−VREF選択RAM15へアドレス入力として
供給し、これにより選択された+VREF選択RAM
14と−VREF選択RAM15の各アドレスに制御
回路16が選択番号情報を書き込むことができ
る。
尚、+VREF選択RAM14及び−VREF選択RAM
15へ選択番号情報を書き込む際のアドレス指定
は上記の方法に限定する必要はなく、制御回路1
6からのアドレス出力とサンプリングパルスカウ
ンタ19の出力をゲート回路やマルチプレクサセ
レクタ回路により切り換え、書き込み時は制御回
路16からのアドレス出力を選択して書き込むよ
うにすることも可能である。
20−1〜20−16は増幅器で、紙葉類鑑別
時における光センサのフオトダイオード1−1〜
1−16の出力はこの増幅器20−1〜20−1
6を介してそれぞれアナログマルチプレクサ5に
入力されるが、本実施例における増幅器20−1
〜20−16は第4図に示した従来の増幅器2−
1〜2〜16とは異なつて可変抵抗器を有してい
ないものとなつている。
以上のような構成による紙葉類鑑別装置の作用
として、最適なA/D変換範囲の上限基準電位と
下限基準電位を任意のセンサMについて決定する
ための処理例を第2図に示すフローチヤートによ
り説明する。
まず、制御回路16は装置の動作開始後、試験
動作の指示があつたか否かをモードスイツチ18
からの出力に基づいて判定する(S1)。
指示があつた場合、続いて制御回路16は光セ
ンサMに対応する+VREF選択RAM14のアドレ
スM−1に基準電位+VREF(1)〜+VREF(o)のうちの
最も低い電位である+VREF(o)がアナログマルチプ
レクサ12に選択されるように選択番号情報
“n”を書き込み(S2)、更に光センサMに対応
する−VREF選択RAM15のアドレスM−1にも
−VREF(1)〜−VREF(o)のうちの最も高い電位である
−VREF(1)がアナログマルチプレクサ13に選択さ
れるように選択番号情報“1”を書き込む(S
3)。
次に、制御回路16は上記光センサMまたは全
光センサの光源を減灯させ(S4)、光センサM
に対応するA/D変換器8の出力をサンプリング
する(S5)。このときA/D変換器8に与えら
れる基準電位は+VREF選択RAM14のアドレス
M−1に書き込まれた選択番号情報“n”により
アナログマルチプレクサ12が選択した基準電位
+VREF(o)と、−VREF選択RAM15のアドレスM−
1に書き込まれた選択番号情報“1”によりアナ
ログマルチプレクサ13が選択した基準電位−
VREF(1)である。
ここで制御回路16はサンプリングした出力値
が最大限であるか否か、A/D変換器8が4ビツ
トの変換器であれば“1111”あるか否か、また10
進法で数えれば“F”か否かを判定し(S6)、
最大値であつた場合は、+VREF(o)をA/D変換範
囲の上限基準電位として、+VREF選択RAM14
のアドレスM−1の内容を“n”と決定する(S
12)。
一方、サンプリングした出力値が最大値未満の
場合、制御回路16が+VREF選択RAM14のア
ドレスM−1に選択番号情報“n−1”を書き込
んで内容更新を行い(S7)、その後、制御回路
16は再び光センサMに対応するA/D変換器8
の出力をサンプリングする(S8)。このとき
A/D変換器8に与えられる基準電位は+VREF
択RAM14のアドレスM−1に書き込まれた選
択番号情報“n−1”によりアナログマルチプレ
クサ12が選択した基準電位+VREF(n−1)と、
−VREF選択RAM15のアドレスM−1に書き込
まれた選択番号情報“1”によりアナログマルチ
プレクサ13が選択した基準電位−VREF(1)であ
る。
ここで、再び制御回路16は、上記のサンプリ
ングした出力値が最大値であるか否かを判定して
(S9)、最大値であつた場合は+VREF(o)をA/D
変換範囲の上限基準電位とし、+VREF選択RAM
14のアドレスM−1の内容を“n−1”と決定
する(S12)。
しかし、上記のサンプリングした出力値が最大
値未満の場合は+VREF選択RAMの該アドレスM
−1に“n−2”,“n−3”…“1”を順次書き
込み(S10)、その都度A/D変換器8の出力
値が最大値となるか否かを判定して(S11)、
最大値を示した際の+VREF(o-x)をA/D変換範囲
の上限基準電位とし、+VREF選択RAM14のア
ドレスM−1の内容を“n−x”と決定する(S
12)。
そして、+VREF(1)にてもA/D変換器8の出力
が最大値を示さない場合は異常終了として係員に
よる修理等を行う。
さて、上記の如く+VREF選択RAM14のアド
レスM−1の内容が決定された場合、制御回路1
6が光センサMまたは全光センサの光源を点灯さ
せ(S13)、−VREF選択RAM14のアドレスM
−1に基準電位−VREF(1)〜−VREF(o)のうち最も低
い電位である−VREF(o)が選択されるように選択番
号情報“n”を書き込む(S14)。
ここで、一面に特定の光学反射率または透過率
を有する紙葉類が作業者により挿入されて図示し
ない搬送手段により搬送され、そしてこの紙葉類
が図示しない検知手段により検知されると(S1
5)、それに基づいて制御回路16は光センサM
に対応するA/D変換器8の出力をサンプリング
する(S16)。このときA/D変換器8に与え
られる基準電位は+VREF選択RAM14のアドレ
スM−1に書き込まれた選択番号情報によりアナ
ログマルチプレクサ12が選択した基準電位+
VREFと、−VREF選択RAM15のアドレスM−1に
書き込まれた選択番号情報“n”によりアナログ
マルチプレクサ13が選択した基準電位−VREF(o)
である。
そして、このサンプリングした出力値に応じて
制御回路16は最適なA/D変換範囲の下限基準
電位を算出し、それに対応する選択番号情報を決
定して−VREF選択RAM15のアドレスM−1に
書き込み(S17)、更に上記+VREF選択RAM
14及び−VREF選択RAM15のそれぞれのアド
レスM−1に書き込んだ内容を読み出して不揮発
RAM17に設定値として書き込む(S18)。
その後、制御回路16は全ての光センサについ
て上記の各処理が行われたか否かを判定し(S1
9)、未実施の光センサがあればS2からの処理
を実行し、そしてすべての光センサについて上記
S1〜S18の処理が実行されたと判断された場
合に限り、制御回路16は上記一面に特定の光学
反射率または透過率を有する試験用の紙葉類を図
示しない搬送手段を介して搬送、排出する。
つまり、本実施例はすべての光センサの出力
毎、言い換えるとフオトダイオード1−1〜1−
16の出力について、一面に特定の光学反射率ま
たは透過率を有する試験用の紙葉類を用いて上記
S1〜S18の処理を行うことにより、各光セン
サ出力毎にA/D変換器8の上限基準電位と下限
基準電位を+VREF(1)〜+VREF(o)と−VREF(1)〜−
VREF(o)のそれぞれ何れか1つに対応する選択番号
情報として+VREF選択RAM14と−VREF選択
RAM15に設定すると共に、その選択番号情報
を不揮発RAM17に記憶させる。
尚、上記S1で通常の鑑別が指示されていた場
合は、制御回路16が前記不揮発RAM17の内
容すなわち設定値を読み出して+VREF選択RAM
14及び−VREF選択RAM15のそれぞれのアド
レスに書き込み、これによりA/D変換器8によ
る光センサ毎のA/D変換範囲の上限及び下限基
準電位を設定して、このA/D変換器8から得ら
れるデジタルパターンデータを標準的な紙葉類の
パターンデータと比較することで鑑別処理を行
う。
但し、この通常の鑑別処理は、上記の如くS1
〜S18の処理が行われて、各光センサ出力毎に
A/D変換器8の上限基準電位と下限基準電位が
設定された後に行われるものとする。
このように本実施例ではA/D変換器8に与え
る基準電位+VREF,−VREFの設定値を得て、この
設定値により各センサ毎に最適なA/D変換出力
が得られるようにしているため、同一機種であれ
ば異なる装置であつても同一紙葉類からは同一
A/D変換出力を得ることができる。
尚、上記実施例ではA/D変換範囲の上限基準
電位をも補正したが、これは受光素子であるフオ
トダイオード1−1〜1−16の暗電流や増幅器
20−1〜20−16のオフセツト電圧を補正す
ることを目的としているためで、高精度部品が使
用できる場合や鑑別上若干の出力のばらつきによ
る影響が問題とならない場合においては、A/D
変換範囲の下限基準電位のみを選択してA/D変
換器8に与えてもさしつかえない。
またA/D変換範囲の上限基準電位の設定値を
得る際、光センサの光源を減灯して設定値を求め
たが、A/D変換範囲の下限基準電位の設定値を
得るときと同様に、光源を減灯するのと同等な効
果の得られる光を透過しないかあるいは反射しな
い黒色の模擬紙葉類を挿入して設定値を求めるこ
とも可能である。
更に、上記実施例では不揮発RAM17を備え
た例を示したが、上記+VREF選択RAM14及び
−VREF選択RAM15をバツテリーバツクアツプ
等の手段により不揮発RAMとしてもよく、また
図示しない表示手段及びスイツチ等の設定手段を
用いてもよい。
この、表示手段及びスイツチ等の設定手段を用
いる場合、A/D変換範囲の上限及び下限基準電
位の設定値を得るための手順は上記実施例と同じ
であるが、得られた設定値を表示手段により作業
者に表示し、その作業者が設定手段により設定値
を+VREF選択RAM14及び−VREF選択RAM1
5のそれぞれのアドレスに設定することになる。
第3図は本発明による紙葉類鑑別装置の第2実
施例を示す回路ブロツク図である。
この第2実施例が第1実施例と異なるのは、第
1実施例がアナログマルチプレクサ12,13、
+VREF選択RAM14及び−VREF選択RAM15
を用いてA/D変換器8の出力を可変させている
のに対し、第2実施例はそれらに代えて可変利得
増幅手段としての可変利得増幅器21と、利得設
定手段としての利得設定RAM22を用い、この
両者によつて受光出力の利得つまり増幅度を光セ
ンサ毎に個別に可変させるようにした点にあり、
設定値を得る方法や記憶方法は第1実施例と同様
である。
また、この第2実施例においても表示手段及び
スイツチ等の設定手段とを用いることができ、こ
の場合、可変利得増幅器21の利得の設定値を得
るための手順は上記実施例と同じであるが、得ら
れた設定値を表示手段により作業者に表示し、そ
の作業者が設定手段により設定値を利得設定
RAM22のアドレスに設定することになる。
〔発明の効果〕 以上説明した本発明によると、前者の発明で
は、動作指示手段により指示された試験動作時
に、制御手段は装置に挿入された特定の光学透過
特性あるいは反射特性を有する試験用の紙葉類か
らの透過光または反射光を受光した各光センサの
出力に対応するA/D変換手段の出力を読み取る
と共に、その読み取つた出力からA/D変換出力
が所定値あるいは所定の範囲となるように各光セ
ンサ毎に下限基準電位を求めて、その各光センサ
毎の下限基準電位の情報を下限基準電位選択情報
設定手段に設定することにより、鑑別時における
各光センサ毎のA/D変換出力が所定値あるいは
所定の範囲となるようにしている。
従つて、熟練された作業者でなくとも短時間で
A/D変換出力の調整が可能となり、従来熟練さ
れた作業者により多大な時間を費やして行つてい
た調整作業が大幅に軽減されると共に、保守性が
向上し、かつアナログマルチプレクサ,サンプリ
ング回路,及びA/D変換器による変動分も含め
て各光センサ毎のA/D変換出力を一定にできる
ので鑑別精度を向上できるという効果が得られ
る。
また、鑑別精度を向上させるためにセンサ数を
増加しても調整を短時間で行うことができるとい
う利点もある。
そして、後者の発明では、動作指示手段により
指示された試験動作時に、制御手段は装置に挿入
された上記試験用の紙葉類からの透過光または反
射光を受光した各光センサの出力に対応するA/
D変換手段の出力を読み取ると共に、その読み取
つた出力からA/D変換出力が所定値あるいは所
定の範囲となるように各光センサ毎に利得情報を
求めて、その各光センサ毎の利得情報を利得設定
手段に設定することにより、鑑別時における各光
センサ毎のA/D変換出力が所定値あるいは所定
の範囲となるようにしている。
従つて、この後者の発明でも、前者の発明と同
様に調整作業が大幅に軽減されると共に、保守性
が向上し、かつ試験用の紙葉類を用いた時のA/
D変換出力から各光センサ毎に利得情報を求めて
いるため、やはり前者の発明と同様にアナログマ
ルチプレクサ,サンプリング回路,及びA/D変
換器による変動分も含めて各光センサ毎のA/D
変換出力を一定にできるので鑑別精度を向上でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による紙葉類鑑別装置の第1実
施例を示す回路ブロツク図、第2図は第1図の実
施例の作用を示すフローチヤート、第3図は本発
明による紙葉類鑑別装置の第2実施例を示す回路
ブロツク図、第4図は従来例を示す回路ブロツク
図、第5図は第4図におけるセンサ出力のA/D
変換の状態を示すタイムチヤートである。 1…フオトダイオード、5…アナログマルチプ
レクサ、7…サンプリング回路、8…A/D変換
器、10…タイミングパルス発生回路、12,1
3…アナログマルチプレクサ、14…+VREF選択
RAM、15…−VREF選択RAM、16…制御回
路、17…不揮発RAM、18…モードスイツ
チ、19…サンプリングパルスカウンタ−、20
…増幅器、21…可変利得増幅器、22…利得設
定RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鑑別すべき紙葉類に光を照射する光源、及び
    この紙葉類からの透過光または反射光を受光する
    受光素子から成る複数の光センサと、 上記紙葉類の存在を検知する検知手段と、 上記紙葉類の搬送速度に比例したタイミングパ
    ルスを発生するタイミングパルス発生手段と、 上記光センサの受光出力をA/D変換するA/
    D変換手段と、 紙葉類の種類や真偽等を鑑別するための標準的
    なパターンデータを記憶した制御手段とを備え、 紙葉類からの透過光または反射光を受光したと
    きの各光センサ出力に対応する上記A/D変換手
    段からの出力を、上記検知手段の紙葉類検知信号
    に応答する上記タイミングパルス発生手段からの
    タイミングパルスに同期して制御手段が順次読み
    取り、これにより得られたパターンデータを上記
    標準的なパターンデータと比較することにより上
    記紙葉類の種類や真偽等を鑑別する紙葉類鑑別装
    置において、 各光センサ出力毎に所定のA/D変換出力を得
    るため、各光センサに対応して複数の下限基準電
    位の1つを選択すべき情報を設定する下限基準電
    位選択情報設定手段と、 各光センサに対応して上記下限基準電位選択情
    報設定手段に設定される情報のアドレスを設定す
    るアドレス設定手段と、 上記下限基準電位選択情報設定手段に設定され
    た情報に基づいて、各光センサ出力に対応した下
    限基準電位を上記A/D変換手段に与えるA/D
    変換出力可変手段と、 装置の動作を、通常の鑑別動作と特定の光学透
    過特性または反射特性を有する試験用の紙葉類に
    よる試験動作のいずれか一方に指示する動作指示
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記動作指示手段により指示
    された試験動作時に、装置に挿入された上記試験
    用の紙葉類からの透過光または反射光を受光した
    各光センサの出力に対応するA/D変換手段の出
    力を読み取ると共に、その読み取つた出力から
    A/D変換出力が所定値あるいは所定の範囲とな
    るように各光センサ毎に下限基準電位を求めて、
    その各光センサ毎の下限基準電位の情報を下限基
    準電位選択情報設定手段に設定し、上記動作指示
    手段により鑑別動作が指示されたとき、上記下限
    基準電位選択情報設定手段に設定された情報に基
    づいてA/D変換出力可変手段により各光センサ
    毎の下限基準電位をA/D変換手段に与え、その
    A/D変換出力によりパターンデータと上記標準
    的なパターンデータとを比較することにより紙葉
    類の鑑別を行うことを特徴とする紙葉類鑑別装
    置。 2 鑑別すべき紙葉類に光を照射する光源、及び
    この紙葉類からの透過光または反射光を受光する
    受光素子から成る複数の光センサと、 上記紙葉類の存在を検知する検知手段と、 上記紙葉類の搬送速度に比例したタイミングパ
    ルスを発生するタイミングパルス発生手段と、 上記光センサの受光出力をA/D変換するA/
    D変換手段と、 紙葉類の種類や真偽等を鑑別するための標準的
    なパターンデータを記憶した制御手段とを備え、 紙葉類からの透過光または反射光を受光したと
    きの各光センサ出力に対応する上記A/D変換手
    段からの出力を、上記検知手段の紙葉類検知信号
    に応答する上記タイミングパルス発生手段からの
    タイミングパルスに同期して制御手段が順次読み
    取り、これにより得られたパターンデータを上記
    標準的なパターンデータと比較することにより上
    記紙葉類の種類や真偽等を鑑別する紙葉類鑑別装
    置において、 各光センサ出力毎に所定のA/D変換出力を得
    るため、各光センサに対応してその出力を増幅す
    る利得情報を設定する利得設定手段と、 各光センサに対応して上記利得設定手段に設定
    される利得情報のアドレスを設定するアドレス設
    定手段と、 上記利得設定手段に設定された利得情報に基づ
    いて各光センサ出力毎にその出力を増幅し、上記
    A/D変換手段に入力する可変利得増幅手段と、 装置の動作を、通常の鑑別動作と特定の光学透
    過特性または反射特性を有する試験用の紙葉類に
    よる試験動作のいずれか一方に指示する動作指示
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記動作指示手段により指示
    された試験動作時に、装置に挿入された上記試験
    用の紙葉類からの透過光または反射光を受光した
    各光センサの出力に対応するA/D変換手段の出
    力を読み取ると共に、その読み取つた出力から
    A/D変換出力が所定値あるいは所定の範囲とな
    るように各光センサ毎に利得情報を求めて、その
    各光センサ毎の利得情報を利得設定手段に設定
    し、上記動作指示手段により鑑別動作が指示され
    たとき、上記利得設定手段に設定された情報に基
    づいてA/D変換出力可変手段により各光センサ
    毎の利得情報を可変利得増幅手段に与え、そのと
    きのA/D変換出力によるパターンデータと上記
    標準的なパターンデータとを比較することにより
    紙葉類の鑑別を行うことを特徴とする紙葉類鑑別
    装置。
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