JPS6131509B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6131509B2
JPS6131509B2 JP54046462A JP4646279A JPS6131509B2 JP S6131509 B2 JPS6131509 B2 JP S6131509B2 JP 54046462 A JP54046462 A JP 54046462A JP 4646279 A JP4646279 A JP 4646279A JP S6131509 B2 JPS6131509 B2 JP S6131509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
output
comparator
photoelectric conversion
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54046462A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55138182A (en
Inventor
Tsugio Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4646279A priority Critical patent/JPS55138182A/ja
Publication of JPS55138182A publication Critical patent/JPS55138182A/ja
Publication of JPS6131509B2 publication Critical patent/JPS6131509B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紙葉制御回路に関し、特に電子計算
機の周辺装置として用いられる光学的文字読取機
およびマーク・シート読取機等の紙葉制御回路に
関するものである。
光学的文字読取機(以下OCR)またはマー
ク・シート読取機等には給紙機構が設けられ、紙
葉の束から1枚ずつ順次紙葉を取出して読取り位
置に給送する。その場合、給送経路に紙葉が給送
されているか否かを検出し、これを制御するため
に、紙葉制御回路が設けられている。
通常、紙葉制御回路としては、第1図に示すよ
うな光検出器が使用され、発光ダイオードやタン
グステン・ランプ等の光源3とソーラ・セルやホ
ト・トランジスタ等の光電変換素子1とを対向さ
せ、その間に紙葉4を通過させる。光源3からの
光が紙葉4を透過して光電変換素子1に達する
と、透過光量に比例した電気信号に変換されて増
幅器2で増幅された後、第2図aに示すように比
較器12においてあらかじめ設定された2値化レ
ベル(スライス・レベル)でデイジタル化され
る。
従来、スライス・レベルは、第2図aに示すよ
うに、増幅器2の外部に可変抵抗器VR1を設け
るか、あるいはさらに比較器12の基準電源側に
可変抵抗器VR2を設けて、これらの可変抵抗器
VR1,VR2をあらかじめ調整することにより設
定される。また、増幅器自体のゲインを変えるこ
ともできる。
例えば、第2図bに示すような演算増幅器2′
の場合には、可変抵抗器VR3を調整することに
より、スライス・レベルを設定している。これ
は、光源3の明るさのバラツキ、光電変換素子1
の感度のバラツキ、および光源3と光電変換素子
1の距離のバラツキ等により、光電変換素子1の
出力が大幅に異なるため、それに対応してスライ
ス・レベルを設定し直す必要があるからである。
このように、従来、光電変換素子1の出力バラ
ツキをカバーするために、可変抵抗器VR1,VR
2,VR3等を設置してスライス・レベルまたは
増幅ゲインを装置ごとに人為的に調整する必要が
あるが、可変抵抗器を使用しているため、測定器
の精度や調整者の設定誤差等があり、最適なスラ
イス・レベルを設定することが期待できない。ま
た、装置の周囲温度の変化や紙の繊維屑等の付着
による経時変化等によつても、最適なスライス・
レベルを維持することが難しく、さらに可変抵抗
器VR1,VR2,VR3の故障率が高いことも光
検出回路の信頼性を向上できない理由の1つにな
つている。
本発明の目的は、このような欠点を解消するた
め、装置の使用開始に先立つて適切なスライス・
レベルを自動的に設定し、かつ1度設定した後は
長期間安定な動作を維持して初期調整や保守時調
整を必要としない紙葉制御回路を提供することに
ある。
本発明による紙葉制御回路は、増幅器を経た光
電変換器の出力レベルを検出するための等間隔の
複数レベル発生手段、該レベル発生手段の複数レ
ベルと前記光電変換器出力レベルを比較するコン
パレータ、および該コンパレータ出力により紙葉
が存在しないときのピーク・レベルを検知し、該
ピーク・レベルからあらかじめ定められた値だけ
差引いたレベルをスライス・レベルとして設定す
る制御手段を有することを特徴としている。
以下、本発明の実施例を、図面により説明す
る。
第3図は、光電変換出力レベルの検出方法説明
図であり、第4図は本発明による紙葉制御回路の
要部構成図および真理値説明図である。
第3図aでは、第1図における増幅器2の出力
OUT1のレベルと複数個の等間隔レベルSL0〜
SL7との関係を示し、また第3図bでは、例え
ばランプ3が故障して別のものと交換した場合、
あるいはランプ3の点灯電圧V1を上げた場合の
増幅器2の出力OUT1のレベルと等間隔レベル
SL0〜SL7との関係を示している。第3図a,
bにおいて、低い方のレベルLD(a),LD(b)は光電
変換素子1と光源3との間に紙葉4が存在すると
き、つまり光源3からの光が紙葉4により遮光さ
れ、透過光の一部分のみが光電変換素子1に入射
するときの増幅器2の出力OUT1の直流出力電
圧レベルを表わし、また高い方のレベルLB(a),
B(b)は光電変換素子1と光源3との間に紙葉4
が存在しないとき、つまり光源3からの光が直接
光電変換素子1に入射するときの増幅器2の出力
OUT1の直流出力電圧レベルを表わしている。
第4図aにおいて、フリツプ・フロツプ5,
6,7は、セツト状態時にある一定電圧を出力
し、リセツト状態時に約0Vを出力する。また、
抵抗器R1,R2,R3と演算増幅器11は、加算回
路を構成しており、抵抗器R1,R2,R3の間には
R1=2R2=4R3の関係があるため、フリツプ・フ
ロツプ5,6,7のセツトまたはリセツト状態に
より、それぞれ1、2、4の重みを有する電流値
が選択されて演算増幅器11で加算される。例え
ば、フリツプ・フロツプ5,6,7がすべてリセ
ツト時には、第3図a,bに示すレベルSL0の
直流出力となり、フリツプ・フロツプ5のみがセ
ツトされたきには、SL(n)=SL1の出力、フリ
ツプ・フロツプ6のみがセツトされたときには
SL(n)=SL2の出力、フリツプ・フロツプ7の
みがセツトされたときには、SLL(n)=SL4の
出力となる。
フリツプ・フロツプ5,6,7の各出力電圧を
x,Vy,Vzとすると、演算増幅器11の出力
SL(n)は次式で近似できる。
SL(n)=−R/Rx−R/Ry−R/R
z…(1) 各フリツプ・フロツプ5,6,7のセツト状態
を「1」、リセツト状態を「0」とすると、セツ
ト、リセツト状態と演算増幅器11の出力との関
係は第4図bに示すようになる。
コンパレータ12は、演算増幅器11の出力
SL(n)と第1図における増幅器2の出力OUT
1との直流電位の大小を比較して、増幅器2の出
力OUT1の方が大きいときに出力OUT2をハイ
レベルにする一方、増幅器2の出力OUT1の方
が小さいときに出力OUT2をロー・レベルにす
る。
いま、コンパレータ12の入力OUT1とし
て、第3図aに示すレベルLD(a)が入力された場
合、第4図の演算増幅器11の出力SL(n)=
SL0であればコンパレータ12の出力OUT2は
ロー・レベル、出力SL(n)=SL1であればコン
パレータ12の出力OUT2はハイ・レベルとな
る。つまり、フリツプ・フロツプ5,6,7のセ
ツト状態を変えてコンパレータ12の出力OUT
2のレベルを観測することにより、レベルLD(a)
はスライス・レベルSL0とSL1の間にあること
が判別される。同じように、第3図aに示すレベ
ルLB(a)は、スライス・レベルSL3とSL4の間
にあることが判別できる。
いま、レベルLB(a)がスライス・レベルSL3と
SL4の間にあるとき、SL3をレベルLB(a)のピ
ークと呼ぶことにすると、LB(a)のピークより1
レベル少いレベルSL2にセツトして、これをス
ライス・レベルにすることにより、調整が不要と
なる。すなわち、フリツプ・フロツプ6のみをセ
ツト状態にして、他をリセツト状態にすることに
よりSL2をスライス・レベルにしておくと、コ
ンパレータ12の出力OUT2がロー・レベルの
ときには、コンパレータ12の入力OUT1つま
り第1図の増幅器2の出力が第3図aにおけるL
B(a)であることを示し、これに対してコンパレー
タ12の出力OUT2がハイ・レベルのときに
は、コンパレータ12の入力OUTは第3図aに
おけるLD(a)であることを示している。
第3図bの場合にも、全く同じことが云える。
すなわち、ランプ3を交換した後、フリツプ・フ
ロツプ5,6,7のセツト状態を変えて、コンパ
レータ12の出力OUT2のレベルを観測するこ
とにより、レベルLB(b)がSL6とSL7の間にあ
ることが判別されたならば、LB(b)のピークはス
ライス・レベルSL6である。そこで、これより
1レベル少いSL5にセツトするため、フリツ
プ・フロツプ5と7をセツト状態に、フリツプ・
フロツプ6をリセツト状態にして、スライス・レ
ベルを設定しておけば、以後の検出動作において
コンパレータ12の出力OUT2がロー・レベル
のときには増幅器2の出力OUT1はLB(b)、コン
パレータ12の出力OUT2がハイ・レベルのと
きには増幅器2の出力OUT1はLD(b)であること
が判別できる。すなわち、第1図において、最初
に、光電変換素子1と光源3の間に紙葉4が存在
しないときの増幅器2のピーク出力を第4図のフ
リツプ・フロツプ5,6,7のセツト状態を変え
ることにより検出し、ピーク値からあらかじめ定
められた値だけ少いスライス・レベルをセツトし
ておけば、以後の制御動作において、第1図の紙
葉4の有無を検知することができる。
第4図において、フリツプ・フロツプ5,6,
7のセツト・リセツト動作を、専用の制御論理回
路により行うことも勿論可能であるが、OCR等
の制御に使用されるマイクロ・コンピユータの制
御プログラムにより行えば、簡単な手順で実行で
きる。
第5図は、本発明によるマイクロ・コンピユー
タの制御フロー・チヤートである。
第5図においては、第4図aのフリツプ・フロ
ツプ5,6,7を3ビツトのバイナリ・カウンタ
にして制御する場合を示している。先ず、スター
トSTAで例えばOCRの電源を投入した後、ステ
ツプ15で3ビツト・バイナリ・カウンタCTR
をリセツトし、ステツプ16で3ビツト・バイナ
リ・カウンタCTRをn=1にセツトする。ステ
ツプ17で、コンパレータ12の出力OUT2が
ロー・レベルLであるか否かを判別し、ハイ・レ
ベルHのときにはステツプ18で3ビツト・バイ
ナリ・カウンタCTRの値をn+1にセツトし
て、再びステツプ17でコンパレータ12の出力
OUT2がロー・レベルLであるかを判別し、ロ
ー・レベルLになるまでnを1レベルずつ上げて
いく。そして、コンパレータ12の出力OUT2
が始めてロー・レベルLになつたとき、ステツプ
19でバイナリ・カウンタCTRをあらかじめ定
められた値だけ差引いたレベル、すなわちここで
は2レベルだけ低いn−2にセツトして、終了
ENDとなる。このようにして、電源投入後、数
秒後にスライス・レベルのセツトが完了する。
なお、第4図では、フリツプ・フロツプを3個
用いて8レベルを発生しているが、さらにフリツ
プ・フロツプの数を増加すればさらに多くのレベ
ルを発生するので、ピーク値を高精度に検出で
き、詳細なスライス・レベルを設定できる。
また、第1図では、光電変換素子1と光源3を
それぞれ1個ずつ設けた最も簡単な場合を示して
いるが、一般に光電変換素子1と光源3をm個ず
つ設けた場合でも、スライス・レベルを発生する
加算回路およびコンパレータ12等は時分割制御
により共用することができるので、紙葉制御回路
のハードウエア量は殆んど増加することがない。
さらに、複数レベルを発生する回路として、フ
リツプ・フロツプと複数個のダイオードおよび抵
抗を用いた抵抗分圧点をコンパレータに接続して
もよい。
以上説明したように、本発明によれば、機器の
使用に先立つて、常に光電変換素子の出力を測定
し、その出力に応じて最適なスライス・レベルを
自動的に設定するので、長期間にわたり安定な動
作を保持することができる。また、光源の明るさ
のバラツキ、光電変換素子の感度のバラツキ、ラ
ンプやソーラ・セルの経時変化等による増幅器出
力のバラツキあるいは変動等があつても、調整す
る必要がない。つまり、初期調整も保守時調整も
不要であり、発光素子等の交換時にも人為的な調
整がないので、保守作業の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙葉制御のための光検出器の構成図、
第2図はスライス・レベル設定のための可変抵抗
器の接続図、第3図は本発明による光電変換出力
レベルの検出方法説明図、第4図は本発明の実施
例を示す紙葉制御回路の要部構成図および真理値
説明図、第5図は本発明によるマイクロ・コンピ
ユータの制御フロー・チヤートである。 1:光電変換素子、2:増幅器、3:光源、
4:紙葉、5,6,7:フリツプ・フロツプ、
2′,11:演算増幅器、12:コンパレータ、
OUT1:増幅器を経た光電変換出力、OUT2:
コンパレータ出力、RST:リセツト入力。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 紙葉の有無を検知するため、該紙葉を挾んで
    光源と光電変換素子を対向させた紙葉制御回路に
    おいて、増幅された光電変換出力レベルを検出す
    るための複数個の等間隔レベル発生手段、該等間
    隔レベルと前記光電変換出力レベルを比較するコ
    ンパレータ、および該コンパレータ出力により紙
    葉が存在しないときのピーク・レベルを検知し、
    該ピーク・レベルからあらかじめ定められた値だ
    け差引いたレベルをスライス・レベルとして設定
    する制御手段を有することを特徴とする紙葉制御
    回路。
JP4646279A 1979-04-16 1979-04-16 Control circuit for paper or the like Granted JPS55138182A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4646279A JPS55138182A (en) 1979-04-16 1979-04-16 Control circuit for paper or the like

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4646279A JPS55138182A (en) 1979-04-16 1979-04-16 Control circuit for paper or the like

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55138182A JPS55138182A (en) 1980-10-28
JPS6131509B2 true JPS6131509B2 (ja) 1986-07-21

Family

ID=12747823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4646279A Granted JPS55138182A (en) 1979-04-16 1979-04-16 Control circuit for paper or the like

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55138182A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771080A (en) * 1980-10-22 1982-05-01 Fujitsu Ltd Medium detector
JPS58184686A (ja) * 1982-04-22 1983-10-28 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体検出方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55138182A (en) 1980-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4769532A (en) Apparatus for adjusting optical sensors with threshold memory
US4879459A (en) Automatic power controller for semiconductor laser
US4605848A (en) Photosensor and output control therefor
JPS6019441B2 (ja) フオトセルパタ−ン感知装置の検出回路
US4352013A (en) Track sensor controller
US6107620A (en) Photosensor using side surface light
JPS6131509B2 (ja)
JPS6115476B2 (ja)
US4916406A (en) Automatic gain control circuit
JPH0547054B2 (ja)
US4498140A (en) Automated self calibrating exposure computer
JPH072423B2 (ja) ラベルプリンタのラベル検出方法
JPH0679948B2 (ja) 2枚差し検出装置
JPS59111588A (ja) ホトセンサ精度維持方法
JPH0416238Y2 (ja)
JP3186669B2 (ja) 識別装置
JPH11351962A (ja) 紙葉類媒体の光学濃度検出装置
JPH01226539A (ja) ラベルセンサの感度補正装置
JP2795977B2 (ja) 芯落下検出回路
JPS6288942A (ja) 液体現像剤濃度制御装置
JPH0435979Y2 (ja)
JPS62137695A (ja) 紙葉類鑑別装置
JPH0642908A (ja) 光センサにおけるled光量調整器
JPS61179664A (ja) 発光素子アレイの発光量制御方法
SU1185318A1 (ru) Многоканальный стабилизированный источник питания