JPH0338424Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0338424Y2 JPH0338424Y2 JP1985162928U JP16292885U JPH0338424Y2 JP H0338424 Y2 JPH0338424 Y2 JP H0338424Y2 JP 1985162928 U JP1985162928 U JP 1985162928U JP 16292885 U JP16292885 U JP 16292885U JP H0338424 Y2 JPH0338424 Y2 JP H0338424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock pin
- eccentric bearing
- pin hole
- connecting rod
- relief groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 21
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 19
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 10
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/04—Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads
- F02B75/045—Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads by means of a variable connecting rod length
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B41/00—Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
- F02B41/02—Engines with prolonged expansion
- F02B41/04—Engines with prolonged expansion in main cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/10—Bearings, parts of which are eccentrically adjustable with respect to each other
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C7/00—Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
- F16C7/06—Adjustable connecting-rods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、コネクテイングロツド小端部とピス
トンピンとの間に偏心ベアリングを介装した内燃
機関の可変圧縮比機構に関し、とくに偏心ベアリ
ングとロツクピンとの係合部の構造に関する。
トンピンとの間に偏心ベアリングを介装した内燃
機関の可変圧縮比機構に関し、とくに偏心ベアリ
ングとロツクピンとの係合部の構造に関する。
[従来の技術]
従来から、コネクテイングロツド小端部とピス
トンピンとの間に偏心ベアリングを介装し、偏心
ベアリングによつてピストンとコネクテイングロ
ツドとの相対位置を変えることにより圧縮比を変
化させるようにした内燃機関の可変圧縮比機構が
知られている(たとえば実開昭58−137832号)。
トンピンとの間に偏心ベアリングを介装し、偏心
ベアリングによつてピストンとコネクテイングロ
ツドとの相対位置を変えることにより圧縮比を変
化させるようにした内燃機関の可変圧縮比機構が
知られている(たとえば実開昭58−137832号)。
この従来の可変圧縮比機構は、たとえば第17
図及び第18図に示すように構成されている。
図及び第18図に示すように構成されている。
図において1はシリンダブロツク、2はピスト
ン、3はコネクテイングロツド、4はピストンピ
ンを示している。
ン、3はコネクテイングロツド、4はピストンピ
ンを示している。
コネクテイングロツド3の小端部のピストンピ
ン挿通孔5とピストンピン4の外周との間には円
周方向に肉厚が変化し、内周円と外周円とが互い
に偏心している筒状体からなる偏心ベアリング6
が回転可能に介装されている。
ン挿通孔5とピストンピン4の外周との間には円
周方向に肉厚が変化し、内周円と外周円とが互い
に偏心している筒状体からなる偏心ベアリング6
が回転可能に介装されている。
コネクテイングロツド3の偏心ベアリング6に
対応する位置には偏心ベアリング6の半径方向延
長線上に延びるロツクピン収納穴7が形成され、
該穴7には、ロツクピン8が摺動自在にかつ穴7
から偏心ベアリング6に対し出没自在に収納され
ている。一方、偏心ベアリング6には、その半径
方向厚みが厚い部分に、ロツクピン8が出没でき
る径をもつロツクピン穴9が形成されており、ロ
ツクピン穴9にロツクピン8が係合するとピスト
ン2をコネクテイングロツド3に対して高位置に
保ち高圧縮比とし、ロツクピン8の係合が解除さ
れると偏心ベアリング6が自在に回転し、圧縮上
死点でピストン2は低位置となり、低圧縮比状態
を現出できるようになつている。
対応する位置には偏心ベアリング6の半径方向延
長線上に延びるロツクピン収納穴7が形成され、
該穴7には、ロツクピン8が摺動自在にかつ穴7
から偏心ベアリング6に対し出没自在に収納され
ている。一方、偏心ベアリング6には、その半径
方向厚みが厚い部分に、ロツクピン8が出没でき
る径をもつロツクピン穴9が形成されており、ロ
ツクピン穴9にロツクピン8が係合するとピスト
ン2をコネクテイングロツド3に対して高位置に
保ち高圧縮比とし、ロツクピン8の係合が解除さ
れると偏心ベアリング6が自在に回転し、圧縮上
死点でピストン2は低位置となり、低圧縮比状態
を現出できるようになつている。
ロツクピン8の駆動は、ロツクピン8を偏心ベ
アリング6方向に付勢する位置に開口されたロツ
クピンロツク用の油圧通路10と、逆方向に油圧
をかけるロツクピンアンロツク用の油圧通路11
との油圧を切替えることにより行われる。それぞ
れの油圧通路10,11にはクランクシヤフト1
2側から圧油が送られる。
アリング6方向に付勢する位置に開口されたロツ
クピンロツク用の油圧通路10と、逆方向に油圧
をかけるロツクピンアンロツク用の油圧通路11
との油圧を切替えることにより行われる。それぞ
れの油圧通路10,11にはクランクシヤフト1
2側から圧油が送られる。
このような偏心ベアリング6のロツク機構にお
いては、油圧通路10からの油圧によりロツクピ
ン8が付勢された際、ロツクピン8がロツクピン
穴9を飛び越えることなくロツクピン穴9に挿入
されるよう、ロツクピン穴9の偏心ベアリング回
転方向上流側に案内溝13を設けたものも知られ
ている(実開昭58−13782号)。
いては、油圧通路10からの油圧によりロツクピ
ン8が付勢された際、ロツクピン8がロツクピン
穴9を飛び越えることなくロツクピン穴9に挿入
されるよう、ロツクピン穴9の偏心ベアリング回
転方向上流側に案内溝13を設けたものも知られ
ている(実開昭58−13782号)。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、上記のようなロツク機構において
は、ロツクピン8は案内溝13に案内されてロツ
クピン穴9の位置でロツクピン穴9に挿入される
が、このときロツクピン8とロツクピン穴9の回
転方向下流側にあるロツクピン衝突壁14とが衝
突する。ロツクピン8係合の際、ロツクピン8の
突出が不十分であると、ロツクピン8の先端部が
ロツクピン穴9の入口部の衝突壁14と衝突し、
ロツクピン穴9入口部に衝突こんとしてバリ等を
発生させるおそれがある。
は、ロツクピン8は案内溝13に案内されてロツ
クピン穴9の位置でロツクピン穴9に挿入される
が、このときロツクピン8とロツクピン穴9の回
転方向下流側にあるロツクピン衝突壁14とが衝
突する。ロツクピン8係合の際、ロツクピン8の
突出が不十分であると、ロツクピン8の先端部が
ロツクピン穴9の入口部の衝突壁14と衝突し、
ロツクピン穴9入口部に衝突こんとしてバリ等を
発生させるおそれがある。
バリは、偏心ベアリング6の外径方向に隆起す
るので、バリによつて偏心ベアリング外周面とコ
ネクテイングロツド内周面との間の摺動性が悪く
なり、偏心ベアリングの動きが悪くなつて、圧縮
比の切替を不確実にするおそれがあるという問題
がある。
るので、バリによつて偏心ベアリング外周面とコ
ネクテイングロツド内周面との間の摺動性が悪く
なり、偏心ベアリングの動きが悪くなつて、圧縮
比の切替を不確実にするおそれがあるという問題
がある。
また、ロツクピン8先端部とロツクピン穴9入
口部との衝突によるバリは、逃げ場がないためロ
ツクピン穴9の内周面側にも隆起するおそれがあ
り、ロツクピン8の円滑な出没動作が損われるお
それもある。
口部との衝突によるバリは、逃げ場がないためロ
ツクピン穴9の内周面側にも隆起するおそれがあ
り、ロツクピン8の円滑な出没動作が損われるお
それもある。
本考案は、上記のような問題を解消するため
に、偏心ベアリング外周面とコネクテイングロツ
ド内周面とのすべり面間に、ロツクピンとの衝突
に起因するロツクピン穴衝突壁のバリが隆起しな
いようにし、この間の摺動性を良好な状態に保つ
とともに、ロツクピン穴内周面にもバリが隆起し
ないようにし、ロツクピンの円滑な動作を確保す
ることを目的とする。
に、偏心ベアリング外周面とコネクテイングロツ
ド内周面とのすべり面間に、ロツクピンとの衝突
に起因するロツクピン穴衝突壁のバリが隆起しな
いようにし、この間の摺動性を良好な状態に保つ
とともに、ロツクピン穴内周面にもバリが隆起し
ないようにし、ロツクピンの円滑な動作を確保す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この目的に沿う本考案の内燃機関用可変圧縮比
機構の偏心ベアリング構造は、コネクテイングロ
ツド小端部の内周とピストンピンの外周との間
に、内周円と外周円とが互いに偏心した円筒状の
偏心ベアリングを回転可能に介装し、偏心ベアリ
ングに、コネクテイングロツド側に設けられたロ
ツクピンが出没可能でかつ偏心ベアリングの径方
向に延びるロツクピン穴を形成した可変圧縮比機
構において、ロツクピン穴のコネクテイングロツ
ド小端部内周側入口部でかつ偏心ベアリングの回
転方向下流側の部分に、ロツクピン穴入口部から
偏心ベアリングの外周に延つて周方向に延びかつ
コネクテイングロツド小端部内周面との間に空隙
を形成する逃がし溝を設けたものから成つてい
る。
機構の偏心ベアリング構造は、コネクテイングロ
ツド小端部の内周とピストンピンの外周との間
に、内周円と外周円とが互いに偏心した円筒状の
偏心ベアリングを回転可能に介装し、偏心ベアリ
ングに、コネクテイングロツド側に設けられたロ
ツクピンが出没可能でかつ偏心ベアリングの径方
向に延びるロツクピン穴を形成した可変圧縮比機
構において、ロツクピン穴のコネクテイングロツ
ド小端部内周側入口部でかつ偏心ベアリングの回
転方向下流側の部分に、ロツクピン穴入口部から
偏心ベアリングの外周に延つて周方向に延びかつ
コネクテイングロツド小端部内周面との間に空隙
を形成する逃がし溝を設けたものから成つてい
る。
前述の如くロツクピン穴の偏心ベアリング回転
方向上流側に案内溝を設けたものにあつては、ロ
ツクピン穴入口部の案内溝と対向する偏心ベアリ
ング下流側の位置に逃がし溝が形成される。
方向上流側に案内溝を設けたものにあつては、ロ
ツクピン穴入口部の案内溝と対向する偏心ベアリ
ング下流側の位置に逃がし溝が形成される。
[作用]
このような偏心ベアリング構造においては、ロ
ツクピン穴入口部のロツクピン衝突壁側に偏心ベ
アリング周方向に延びコネクテイングロツド内周
面との間に空隙を形成する逃がし溝が形成される
ので、ロツクピンとの衝突によるバリはこの空隙
内へと逃がされ、バリのコネクテイングロツド内
周面への接触、つまりコネクテイングロツド内周
面に至るまでの隆起は抑えられる。
ツクピン穴入口部のロツクピン衝突壁側に偏心ベ
アリング周方向に延びコネクテイングロツド内周
面との間に空隙を形成する逃がし溝が形成される
ので、ロツクピンとの衝突によるバリはこの空隙
内へと逃がされ、バリのコネクテイングロツド内
周面への接触、つまりコネクテイングロツド内周
面に至るまでの隆起は抑えられる。
また、バリが偏心ベアリング外周面側に形成さ
れた逃がし溝に逃がされる結果、ロツクピン内周
面側への隆起も抑えられ、しかもロツクピンがロ
ツクピン穴から抜ける際ロツクピンが逃がし溝部
分を通過するので、その際ロツクピン穴側へのバ
リの成長も抑えられる。
れた逃がし溝に逃がされる結果、ロツクピン内周
面側への隆起も抑えられ、しかもロツクピンがロ
ツクピン穴から抜ける際ロツクピンが逃がし溝部
分を通過するので、その際ロツクピン穴側へのバ
リの成長も抑えられる。
したがつて、バリによる偏心ベアリング外周面
とコネクテイングロツド内周面との間の摺動性の
悪化、ロツクピンのロツクピン穴に対する摺動性
の悪化の両方が防止される。
とコネクテイングロツド内周面との間の摺動性の
悪化、ロツクピンのロツクピン穴に対する摺動性
の悪化の両方が防止される。
[実施例]
以下に本考案ののぞましい実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
第1図ないし第3図は、本考案の一実施例に係
る内燃機関用可変圧縮比機構の偏心ベアリング構
造を示している。図において、20はコネクテイ
ングロツド、21はピストンピンを示している。
コネクテイングロツドの小端部22の内周23
と、ピストンピン21の外周との間に、内周円と
外周円とが互いに偏心した円筒状体からなる偏心
ベアリング24が、コネクテイングロツド小端部
22に対し回転可能に介装されている。
る内燃機関用可変圧縮比機構の偏心ベアリング構
造を示している。図において、20はコネクテイ
ングロツド、21はピストンピンを示している。
コネクテイングロツドの小端部22の内周23
と、ピストンピン21の外周との間に、内周円と
外周円とが互いに偏心した円筒状体からなる偏心
ベアリング24が、コネクテイングロツド小端部
22に対し回転可能に介装されている。
コネクテイングロツド20には、その軸に沿う
方向に延びるロツクピン収納穴25が設けられて
おり、該穴25内にロツクピン26が摺動自在に
挿入されている。一方偏心ベアリング24には、
その肉厚の厚い部分に径方向に肉厚部を貫通して
延びるロツクピン穴27が設けられており、ロツ
クピン穴27がロツクピン収納穴25の位置にき
たときにロツクピン26がロツクピン穴27に出
没できるようになつている。
方向に延びるロツクピン収納穴25が設けられて
おり、該穴25内にロツクピン26が摺動自在に
挿入されている。一方偏心ベアリング24には、
その肉厚の厚い部分に径方向に肉厚部を貫通して
延びるロツクピン穴27が設けられており、ロツ
クピン穴27がロツクピン収納穴25の位置にき
たときにロツクピン26がロツクピン穴27に出
没できるようになつている。
偏心ベアリング24の外周面でかつ矢印で示さ
れる偏心ベアリング回転方向にみてロツクピン穴
27の上流側の位置には、偏心ベアリング円周方
向に延びロツクピン26を案内する案内溝28が
形成されている。
れる偏心ベアリング回転方向にみてロツクピン穴
27の上流側の位置には、偏心ベアリング円周方
向に延びロツクピン26を案内する案内溝28が
形成されている。
ロツクピン収納穴25には、その上端部側と下
端部側とにそれぞれロツクピンロツク用の油圧を
供給する油圧通路29と、ロツクピンアンロツク
用の油圧通路30とが接続されている。
端部側とにそれぞれロツクピンロツク用の油圧を
供給する油圧通路29と、ロツクピンアンロツク
用の油圧通路30とが接続されている。
ロツクピン穴27のコネクテイングロツド小端
部22内周側入口部でかつ偏心ベアリング24の
回転方向下流側の部分には、ロツクピン穴27入
口部から偏心ベアリング24の外周面31に沿つ
て周方向に延びかつコネクテイングロツド小端部
内周面23との間に空隙を形成する逃がし溝32
が設けられている。この逃がし溝32は、本実施
例では、偏心ベアリング円周方向一端側がロツク
ピン穴27に滑らかに接続し、多端側が徐々に溝
幅が狭くなつて偏心ベアリング24の外周面31
に滑らかにつながる形状に形成されている。
部22内周側入口部でかつ偏心ベアリング24の
回転方向下流側の部分には、ロツクピン穴27入
口部から偏心ベアリング24の外周面31に沿つ
て周方向に延びかつコネクテイングロツド小端部
内周面23との間に空隙を形成する逃がし溝32
が設けられている。この逃がし溝32は、本実施
例では、偏心ベアリング円周方向一端側がロツク
ピン穴27に滑らかに接続し、多端側が徐々に溝
幅が狭くなつて偏心ベアリング24の外周面31
に滑らかにつながる形状に形成されている。
この逃がし溝32の形状については、とくに限
定されるものではなく、ロツクピン穴27の入口
部でロツクピンとの衝突壁33側に形成され、コ
ネクテイングロツド小端部内周面23との間に適
当な空隙を形成できるものであればよい。したが
つて、たとえば第4図に示すように、逃がし溝3
4が偏心ベアリング24の円周方向に案内溝に接
続するまで延長される構造であつてもよい。ま
た、この逃がし溝34の溝幅方向形状について
も、第5図ないし第7図に示すように、ロツクピ
ン穴27の周縁部から偏心ベアリング周方向に延
びるにしたがつて徐々に狭まり、狭くなつた溝幅
で案内溝まで延びる形状の逃がし溝34a、また
はロツクピン穴27の径とほぼ同一幅のまま延び
る形状の逃がし溝34b、あるいはロツクピン穴
27部で急激に狭まり狭くなつた幅で円周方向に
延びる形状の逃がし溝34c等であつてもよい。
定されるものではなく、ロツクピン穴27の入口
部でロツクピンとの衝突壁33側に形成され、コ
ネクテイングロツド小端部内周面23との間に適
当な空隙を形成できるものであればよい。したが
つて、たとえば第4図に示すように、逃がし溝3
4が偏心ベアリング24の円周方向に案内溝に接
続するまで延長される構造であつてもよい。ま
た、この逃がし溝34の溝幅方向形状について
も、第5図ないし第7図に示すように、ロツクピ
ン穴27の周縁部から偏心ベアリング周方向に延
びるにしたがつて徐々に狭まり、狭くなつた溝幅
で案内溝まで延びる形状の逃がし溝34a、また
はロツクピン穴27の径とほぼ同一幅のまま延び
る形状の逃がし溝34b、あるいはロツクピン穴
27部で急激に狭まり狭くなつた幅で円周方向に
延びる形状の逃がし溝34c等であつてもよい。
さらに、逃がし溝は、第8図ないし第16図に
示す形状であつてもよい。
示す形状であつてもよい。
第8図及び第9図に示す逃がし溝35は、第2
図及び第3図に示したものに比べ、逃がし溝35
の逃がし面36を平面状に形成したものである。
また、第10図ないし第13図に示した逃がし溝
37,37a,37b,37cは、第4図ないし
第7図に示したものに比べ、上記の逃がし溝35
と同様逃がし面38,38a,38b,38cを
それぞれ平面状に形成したものである。
図及び第3図に示したものに比べ、逃がし溝35
の逃がし面36を平面状に形成したものである。
また、第10図ないし第13図に示した逃がし溝
37,37a,37b,37cは、第4図ないし
第7図に示したものに比べ、上記の逃がし溝35
と同様逃がし面38,38a,38b,38cを
それぞれ平面状に形成したものである。
さらに、第14図に示す逃がし溝39は、ロツ
クピン穴27の入口部におけるロツクピン衝突壁
側の肩部を単にR形状に形成し、このRによつて
コネクテイングロツドとの間に空隙を形成したも
のである。
クピン穴27の入口部におけるロツクピン衝突壁
側の肩部を単にR形状に形成し、このRによつて
コネクテイングロツドとの間に空隙を形成したも
のである。
また、第15図及び第16図に示す逃がし溝4
0は、ロツクピン穴27入口部の肩部と鉤状に切
欠き、この切欠き両端をロツクピン穴27及び偏
心ベアリング外周面にそれぞれ滑らかに接続させ
たものである。そして、逃がし溝40の平面形状
は第16図に示すようにコ字状の形状とされてい
る。
0は、ロツクピン穴27入口部の肩部と鉤状に切
欠き、この切欠き両端をロツクピン穴27及び偏
心ベアリング外周面にそれぞれ滑らかに接続させ
たものである。そして、逃がし溝40の平面形状
は第16図に示すようにコ字状の形状とされてい
る。
このように構成された偏心ベアリング構造の作
用について以下に説明する。
用について以下に説明する。
まず、低圧縮比時には、ロツクピン26がロツ
クピン収納穴25内に引つ込められ、圧縮上死点
付近でのコネクテイングロツド位置が下げられて
低圧縮比状態が現出される。
クピン収納穴25内に引つ込められ、圧縮上死点
付近でのコネクテイングロツド位置が下げられて
低圧縮比状態が現出される。
高圧縮への切替時には、ロツク用油圧通路29
に油圧がかけられ、ロツクピン26が偏心ベアリ
ング方向に付勢される。偏心ベアリング24は、
第1図において時計方向に回転し、付勢されてい
るロツクピン26の先端部は案内溝28に案内さ
れる。そしてやがてロツクピン26の先端部はロ
ツクピン穴27の衝突壁33側に衝突する。この
とき、ロツクピン26の突出代が不十分であると
前述の如くロツクピン穴入口部でバリが発生しよ
うとすることがあり、このバリは偏心ベアリング
24の外径方向及びロツクピン穴27の内周面方
向(回転方向に逆らう方向)に隆起しようとす
る。しかし、この部分には逃がし溝32,34,
34a,34b,34c,35,37,37a,
37b,37c,39,40が設けられており、
偏心ベアリング24外周面とコネクテイングロツ
ド内周面23との間に空隙が設けられているの
で、発生しようとするバリが逃がし溝内に逃がさ
れる。その結果、バリのコネクテイングロツド内
周面23に達するまでの隆起は防止され、バリに
よる偏心ベアリング24外周面とコネクテイング
ロツド内周面23との間の摺動性悪化が防止され
る。
に油圧がかけられ、ロツクピン26が偏心ベアリ
ング方向に付勢される。偏心ベアリング24は、
第1図において時計方向に回転し、付勢されてい
るロツクピン26の先端部は案内溝28に案内さ
れる。そしてやがてロツクピン26の先端部はロ
ツクピン穴27の衝突壁33側に衝突する。この
とき、ロツクピン26の突出代が不十分であると
前述の如くロツクピン穴入口部でバリが発生しよ
うとすることがあり、このバリは偏心ベアリング
24の外径方向及びロツクピン穴27の内周面方
向(回転方向に逆らう方向)に隆起しようとす
る。しかし、この部分には逃がし溝32,34,
34a,34b,34c,35,37,37a,
37b,37c,39,40が設けられており、
偏心ベアリング24外周面とコネクテイングロツ
ド内周面23との間に空隙が設けられているの
で、発生しようとするバリが逃がし溝内に逃がさ
れる。その結果、バリのコネクテイングロツド内
周面23に達するまでの隆起は防止され、バリに
よる偏心ベアリング24外周面とコネクテイング
ロツド内周面23との間の摺動性悪化が防止され
る。
また、バリが逃がし溝方向に逃がされるため、
結果的にロツクピン穴27内周面側へのバリの隆
起が抑えられることになり、ロツクピン26の摺
動性悪化も防止される。しかも、ロツクピン27
がロツクピン穴27から出るとき逃がし溝部を通
過するので、ロツクピン穴27内周面側へのバリ
の成長も防止される。
結果的にロツクピン穴27内周面側へのバリの隆
起が抑えられることになり、ロツクピン26の摺
動性悪化も防止される。しかも、ロツクピン27
がロツクピン穴27から出るとき逃がし溝部を通
過するので、ロツクピン穴27内周面側へのバリ
の成長も防止される。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案の内燃機関用可変
圧縮比機構の偏心ベアリング構造によるときは、
逃がし溝をロツクピン穴入口部のロツクピン衝突
壁側に設けて、この部分に生じようとするバリの
偏心ベアリング外周面方向及びロツクピン穴内周
面方向への隆起代を抑えるようにしたので、偏心
ベアリング外周面とコネクテイングロツド内周面
とのすべり面間における良好な摺動性を維持する
ことができるとともに、ロツクピン穴内周面に対
するロツクピンの円滑な動作を確保することがで
き、圧縮比率の切替を確実に行うことができると
いう効果が得られる。
圧縮比機構の偏心ベアリング構造によるときは、
逃がし溝をロツクピン穴入口部のロツクピン衝突
壁側に設けて、この部分に生じようとするバリの
偏心ベアリング外周面方向及びロツクピン穴内周
面方向への隆起代を抑えるようにしたので、偏心
ベアリング外周面とコネクテイングロツド内周面
とのすべり面間における良好な摺動性を維持する
ことができるとともに、ロツクピン穴内周面に対
するロツクピンの円滑な動作を確保することがで
き、圧縮比率の切替を確実に行うことができると
いう効果が得られる。
また、バリの発生防止のために、偏心ベアリン
グをセラミツク等の硬度の高い材質で形成する場
合に比べ、硬度の低い材質で形成できるため、加
工が容易でありかつ実用的であるという効果も得
られる。
グをセラミツク等の硬度の高い材質で形成する場
合に比べ、硬度の低い材質で形成できるため、加
工が容易でありかつ実用的であるという効果も得
られる。
第1図は本考案の一実施例に係る内燃機関用可
変圧縮比機構の偏心ベアリング構造の縦断面図、
第2図は第1図の装置の偏心ベアリング部の拡大
部分断面図、第3図は第2図の装置の底面図、第
4図は逃がし溝の変形例を示す偏心ベアリング部
の断面図、第5図は第4図の逃がし溝形状の一例
を示す第4図の装置の底面図、第6図は第4図の
逃がし溝形状の別の例を示す第4図の装置の底面
図、第7図は第4図の逃がし溝形状のさらに別の
例を示す第4図の装置の底面図、第8図は逃がし
溝の別の変形例を示す偏心ベアリング部の断面
図、第9図は第8図の装置の底面図、第10図は
逃がし溝のさらに別の変形例を示す偏心ベアリン
グ部の断面図、第11図は第10図の逃がし溝形
状の一例を示す第10図の装置の底面図、第12
図は第10図の逃がし溝形状の別の例を示す第1
0図の装置の底面図、第13図は第10図の逃が
し溝形状のさらに別の例を示す第10図の装置の
底面図、第14図は逃がし溝のさらに別の変形例
を示す偏心ベアリング部の拡大部分断面図、第1
5図は逃がし溝のさらに別の変形例を示す偏心ベ
アリング部の拡大部分断面図、第16図は第15
図の装置の底面図、第17図は従来の偏心ベアリ
ングの縦断面図、第18図は第17図の装置の直
角方向からみた部分拡大縦断面図、である。 20……コネクテイングロツド、21……ピス
トンピン、22……コネクテイングロツド小端
部、23……内周面、24……偏心ベアリング、
26……ロツクピン、27……ロツクピン穴、2
8……案内溝、29,30……油圧通路、31…
…外周面、32,34,34a,34b,34
c,35,37,37a,37b,37c,3
9,40……逃がし溝、33……ロツクピン衝突
壁。
変圧縮比機構の偏心ベアリング構造の縦断面図、
第2図は第1図の装置の偏心ベアリング部の拡大
部分断面図、第3図は第2図の装置の底面図、第
4図は逃がし溝の変形例を示す偏心ベアリング部
の断面図、第5図は第4図の逃がし溝形状の一例
を示す第4図の装置の底面図、第6図は第4図の
逃がし溝形状の別の例を示す第4図の装置の底面
図、第7図は第4図の逃がし溝形状のさらに別の
例を示す第4図の装置の底面図、第8図は逃がし
溝の別の変形例を示す偏心ベアリング部の断面
図、第9図は第8図の装置の底面図、第10図は
逃がし溝のさらに別の変形例を示す偏心ベアリン
グ部の断面図、第11図は第10図の逃がし溝形
状の一例を示す第10図の装置の底面図、第12
図は第10図の逃がし溝形状の別の例を示す第1
0図の装置の底面図、第13図は第10図の逃が
し溝形状のさらに別の例を示す第10図の装置の
底面図、第14図は逃がし溝のさらに別の変形例
を示す偏心ベアリング部の拡大部分断面図、第1
5図は逃がし溝のさらに別の変形例を示す偏心ベ
アリング部の拡大部分断面図、第16図は第15
図の装置の底面図、第17図は従来の偏心ベアリ
ングの縦断面図、第18図は第17図の装置の直
角方向からみた部分拡大縦断面図、である。 20……コネクテイングロツド、21……ピス
トンピン、22……コネクテイングロツド小端
部、23……内周面、24……偏心ベアリング、
26……ロツクピン、27……ロツクピン穴、2
8……案内溝、29,30……油圧通路、31…
…外周面、32,34,34a,34b,34
c,35,37,37a,37b,37c,3
9,40……逃がし溝、33……ロツクピン衝突
壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コネクテイングロツド小端部の内周とピスト
ンピンの外周との間に、内周円と外周円とが互
いに偏心した円筒状の偏心ベアリングを回転可
能に介装し、該偏心ベアリングに、コネクテイ
ングロツド側に設けられたロツクピンが出没可
能でかつ偏心ベアリングの径方向に延びるロツ
クピン穴を形成した内燃機関用可変圧縮比機構
の偏心ベアリング構造において、前記ロツクピ
ン穴のコネクテイングロツド小端部内周側入口
部でかつ前記偏心ベアリングの回転方向下流側
の部分に、該ロツクピン穴入口部から偏心ベア
リングの外周に延つて周方向に延びかつコネク
テイングロツド小端部内周面との間に空隙を形
成する逃がし溝を設けたことを特徴とする内燃
機関用可変圧縮比機構の偏心ベアリング構造。 (2) 前記逃がし溝が少なくとも前記ロツクピン穴
の内周面を形成する内周壁に滑らかに接続され
ている特許請求の範囲第1項記載の内燃機関用
可変圧縮比機構の偏心ベアリング構造。 (3) 前記偏心ベアリングの外周面に、該外周面に
沿つて周方向に前記ロツクピン穴入口部から偏
心ベアリング回転方向上流側に向かつて延びる
前記ロツクピン用の案内溝が設けられている特
許請求の範囲第1項記載の内燃機関用可変圧縮
比機構の偏心ベアリング構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985162928U JPH0338424Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | |
US06/890,605 US4721073A (en) | 1985-10-25 | 1986-07-30 | Compression ratio changing device using an eccentric bearing for an internal combustion engine |
EP86111231A EP0219634B1 (en) | 1985-10-25 | 1986-08-13 | Compression ratio changing device using an eccentric bearing for an internal combustion engine |
DE8686111231T DE3666602D1 (en) | 1985-10-25 | 1986-08-13 | Compression ratio changing device using an eccentric bearing for an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985162928U JPH0338424Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272448U JPS6272448U (ja) | 1987-05-09 |
JPH0338424Y2 true JPH0338424Y2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=15763897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985162928U Expired JPH0338424Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4721073A (ja) |
EP (1) | EP0219634B1 (ja) |
JP (1) | JPH0338424Y2 (ja) |
DE (1) | DE3666602D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124639A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082441Y2 (ja) * | 1987-06-01 | 1996-01-29 | トヨタ自動車株式会社 | 圧縮比切換装置 |
US4864977A (en) * | 1987-07-03 | 1989-09-12 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Compression ratio-changing device for internal combustion engines |
US4864975A (en) * | 1987-07-03 | 1989-09-12 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Compression ratio-changing device for internal combustion engines |
EP0438121B1 (en) * | 1990-01-17 | 1995-04-05 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Variable compression ratio apparatus for internal combustion engine |
JP2881996B2 (ja) * | 1990-08-03 | 1999-04-12 | 坂東機工株式会社 | 往復動エンジン |
DE4028594A1 (de) * | 1990-09-08 | 1992-03-12 | Hella Kg Hueck & Co | Einrichtung zur regelung des verdichtungsverhaeltnisses einer brennkraftmaschine, insbesondere in kraftfahrzeugen |
GB2251457A (en) * | 1991-01-05 | 1992-07-08 | Ford Motor Co | I.c.engine with variable compression ratio |
CA2089815A1 (en) * | 1993-02-18 | 1994-08-19 | John F. E. Beattie | Variable compression piston |
AU720401B2 (en) * | 1997-07-04 | 2000-06-01 | Claude Neil Bresland | Internal combusion engines compression reciprocating engine |
AUPO885297A0 (en) | 1997-09-01 | 1997-09-25 | Bresland, Claude Neil | Compression engine |
DE10058206B4 (de) * | 2000-05-29 | 2005-07-28 | Meta Motoren- Und Energie-Technik Gmbh | Vorrichtung zum Verändern der Verdichtung eines Zylinders einer Hubkolbenbrennkraftmaschine |
DE10255299A1 (de) * | 2002-11-27 | 2004-06-17 | Fev Motorentechnik Gmbh | Pleuel zur Verwendung an einer Hubkolbenmaschine mit veränderbar einstellbarem Verdichtungsverhältnis |
DE102005020261A1 (de) * | 2005-04-30 | 2006-11-09 | Daimlerchrysler Ag | Verstellvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
DE102008005333B4 (de) * | 2008-01-21 | 2010-06-10 | Lemouré, Suheyla | Hubkolben-Brennkraftmaschine mit variablem Verdichtungsverhältniss |
AT506470B1 (de) | 2009-04-29 | 2010-12-15 | Avl List Gmbh | Einrichtung zur modifikation der kolbenkinematik einer brennkraftmaschine |
KR101198786B1 (ko) * | 2010-06-30 | 2012-11-07 | 현대자동차주식회사 | 가변 압축비 장치 |
DE102010061362B4 (de) * | 2010-12-20 | 2022-12-22 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Umschaltventil und Verbrennungsmotor mit einem derartigen Umschaltventil |
DE102010061361B8 (de) * | 2010-12-20 | 2022-05-12 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Umschaltventil und Verbrennungsmotor mit einem derartigen Umschaltventil sowie Verfahren zur Steuerung des Umschaltventils |
DE102011115415A1 (de) * | 2011-10-08 | 2013-04-11 | Daimler Ag | Verfahren zum variablen Einstellen eines Verdichtungsverhältnisses eines Brennraums einer Verbrennungskraftmaschine |
FI124363B (en) | 2012-03-29 | 2014-07-15 | Wärtsilä Finland Oy | Piston Pin Still life |
FI123488B (en) | 2012-03-29 | 2013-05-31 | Waertsilae Finland Oy | Piston Pin Still life |
FI123748B (en) | 2012-04-25 | 2013-10-15 | Waertsilae Finland Oy | Piston Pin Still life |
WO2014162043A1 (en) | 2013-04-03 | 2014-10-09 | Wärtsilä Finland Oy | Arrangement for setting a compression ratio of an internal combustion piston engine |
DE102015103201A1 (de) * | 2015-03-05 | 2016-09-08 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Pleuelstange und Verbrennungsmotor |
US10247093B2 (en) | 2016-01-21 | 2019-04-02 | Tenneco Inc. | Variable compression ratio connecting rod |
KR101826565B1 (ko) * | 2016-04-01 | 2018-03-22 | 현대자동차 주식회사 | 가변 압축비 장치 |
US11060479B2 (en) | 2017-08-29 | 2021-07-13 | General Electric Company | Reciprocating engine |
CN107529584B (zh) * | 2017-09-30 | 2019-05-31 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种长度可变连杆 |
CN107842422B (zh) * | 2017-10-10 | 2020-03-17 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种液力控制式压缩比可变机构 |
KR20200015305A (ko) * | 2018-08-03 | 2020-02-12 | 현대자동차주식회사 | 가변 압축비 장치 |
US11959412B2 (en) * | 2021-05-04 | 2024-04-16 | Cummins Inc. | Pistons and piston assemblies for internal combustion engines |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB191122172A (en) * | 1912-04-02 | 1912-08-08 | William Percy Wilkinson | Improvements in Compressed Air Suspensions for Road Vehicles. |
US1386114A (en) * | 1919-10-24 | 1921-08-02 | Jedrzykowski Edmund | Internal-combustion engine |
US2029169A (en) * | 1932-06-13 | 1936-01-28 | Hironaka Yasusaburo | Internal combustion engine |
US2060221A (en) * | 1932-07-14 | 1936-11-10 | Frank A King | Internal combustion engine |
GB412781A (en) * | 1933-07-26 | 1934-07-05 | Leo Vitalba | Improvements relating to means for varying the compression ratio of internal combustion engines |
FR965917A (fr) * | 1948-04-29 | 1950-09-26 | Moteur avec un piston à course variable | |
US3004810A (en) * | 1958-09-15 | 1961-10-17 | Gen Motors Corp | Variable clearance volume air compressor |
US3633552A (en) * | 1969-09-30 | 1972-01-11 | Ernest G Huber | Internal combustion engine including maximum firing pressure-limiting means |
US4254743A (en) * | 1977-12-27 | 1981-03-10 | Reid Allen F | Combustion engine |
JPS5540256A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-21 | Nissan Motor Co Ltd | Compression ratio adjusting device of internal combustion engine |
JPS5564131A (en) * | 1978-11-10 | 1980-05-14 | Toyota Motor Corp | Compression ratio varied type internal combustion engine |
JPS57137832A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-25 | Nippon Soken Inc | Capacitive pressure detector |
JPS58137832U (ja) * | 1982-03-13 | 1983-09-16 | トヨタ自動車株式会社 | 偏心ベアリングのロツク機構 |
JPS60108531A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 車両用内燃機関における圧縮比可変装置 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP1985162928U patent/JPH0338424Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-07-30 US US06/890,605 patent/US4721073A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-08-13 DE DE8686111231T patent/DE3666602D1/de not_active Expired
- 1986-08-13 EP EP86111231A patent/EP0219634B1/en not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124639A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4721073A (en) | 1988-01-26 |
EP0219634B1 (en) | 1989-10-25 |
EP0219634A3 (en) | 1988-06-01 |
JPS6272448U (ja) | 1987-05-09 |
DE3666602D1 (en) | 1989-11-30 |
EP0219634A2 (en) | 1987-04-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0338424Y2 (ja) | ||
DE60207666T2 (de) | Riemenscheibe mit Einwegkupplung | |
EP0297904A2 (en) | Compression ratio-changing device for internal combustion engines | |
US5727885A (en) | Sliding bearing half shell | |
JPS61291736A (ja) | 圧縮比可変機構の偏心ベアリングロツク機構 | |
DE10156345A1 (de) | Wellen-Lagerelement | |
DE10053776A1 (de) | System zum Antreiben und Steuern einer Nocke für einen Verbrennungsmotor | |
DE3713242C1 (de) | Leichtmetall-Tauchkolben fuer Verbrennungsmotoren | |
DE2752425C2 (de) | Kupplung zum starren Verbinden eines Ringes auf einer Welle | |
DE19546366C2 (de) | Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine | |
DE69724044T2 (de) | Rotierende Maschine mit Kolbenschieberventil | |
EP0797726B1 (de) | Ventiltrieb einer brennkraftmaschine | |
JPH01110845A (ja) | 内燃機関の可変圧縮比機構 | |
US20070176371A1 (en) | Piston ring for an internal combustion engine | |
JP3988837B2 (ja) | 組合せオイルリングの回り止め構造 | |
JPH0637937B2 (ja) | スリットを備えたピストンリング | |
JP3266456B2 (ja) | 組合せオイルリングの回り止め構造 | |
JPH048272Y2 (ja) | ||
JPH0432320U (ja) | ||
JPH0338426Y2 (ja) | ||
DE10230429A1 (de) | Exzenter-Verstellvorrichtung für einen Kurbeltrieb | |
JPH065046B2 (ja) | 偏心ベアリングのロツク機構 | |
JPS6229612Y2 (ja) | ||
DE19914770A1 (de) | Spiralfluidfördereinrichtung | |
JPH09170658A (ja) | 組合せオイルリングの回り止め構造 |