JPH048272Y2 - - Google Patents
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- JPH048272Y2 JPH048272Y2 JP14587086U JP14587086U JPH048272Y2 JP H048272 Y2 JPH048272 Y2 JP H048272Y2 JP 14587086 U JP14587086 U JP 14587086U JP 14587086 U JP14587086 U JP 14587086U JP H048272 Y2 JPH048272 Y2 JP H048272Y2
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- Japan
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- lock pin
- eccentric bearing
- engagement hole
- compression ratio
- lock
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 28
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、偏心ベアリングを用いた内燃機関の
圧縮比機構に関し、とくに高速回転する偏心ベア
リングにロツクピンを確実に嵌合させるようにし
た偏心ベアリングのロツク機構に関する。
圧縮比機構に関し、とくに高速回転する偏心ベア
リングにロツクピンを確実に嵌合させるようにし
た偏心ベアリングのロツク機構に関する。
〔従来の技術〕
従来から、コネクテイングロツドとピストンピ
ンとの間に偏心ベアリングを介装し、該偏心ベア
リングにロツクピンを形成させて偏心ベアリング
をロツクし、圧縮比の高低を切替える機構は知ら
れている(たとえば、実開昭58−137832 号公
報)。
ンとの間に偏心ベアリングを介装し、該偏心ベア
リングにロツクピンを形成させて偏心ベアリング
をロツクし、圧縮比の高低を切替える機構は知ら
れている(たとえば、実開昭58−137832 号公
報)。
第16図及び第17図は、従来の可変圧縮比機
構における偏心ベアリングのロツク機構の一例を
示している。図中、1はコネクテイングロツドを
示し、2はピストンピンを示している。コネクテ
イングロツド1とピストンピン2との間には、偏
心ベアリング3が介装されており、この偏心ベア
リング3にはロツクピン係合孔4が形成されてい
る。コネクテイングロツド1には、前述のロツク
ピン係合孔4に嵌合するロツクピン5を摺動自在
に収容するロツクピン収納穴8が設けられてい
る。ロツクピン収納穴8は、コネクテイングロツ
ド1に形成された油圧通路6,7に接続されてお
り、ロツクピン5は、この油圧通路6,7に圧送
されるオイルによつて出没可能になつている。
構における偏心ベアリングのロツク機構の一例を
示している。図中、1はコネクテイングロツドを
示し、2はピストンピンを示している。コネクテ
イングロツド1とピストンピン2との間には、偏
心ベアリング3が介装されており、この偏心ベア
リング3にはロツクピン係合孔4が形成されてい
る。コネクテイングロツド1には、前述のロツク
ピン係合孔4に嵌合するロツクピン5を摺動自在
に収容するロツクピン収納穴8が設けられてい
る。ロツクピン収納穴8は、コネクテイングロツ
ド1に形成された油圧通路6,7に接続されてお
り、ロツクピン5は、この油圧通路6,7に圧送
されるオイルによつて出没可能になつている。
偏心ベアリング3は、外周の中心と内周の中心
とが偏心しており、この偏心によつて薄肉部10
と厚肉部9とが形成されている。厚肉部9には前
述のロツクピン係合孔4が位置しており、偏心ベ
アリング3の外周面の中央には、ロツクピン5を
ロツクピン係合孔4に誘導するロツクピン案内溝
11が設けられている。
とが偏心しており、この偏心によつて薄肉部10
と厚肉部9とが形成されている。厚肉部9には前
述のロツクピン係合孔4が位置しており、偏心ベ
アリング3の外周面の中央には、ロツクピン5を
ロツクピン係合孔4に誘導するロツクピン案内溝
11が設けられている。
偏心ベアリング3の外周面にロツクピン案内溝
11が設けられていることにより、ロツクピン係
合孔4の内周面の一側に、偏心ベアリング3の外
周面とロツクピン案内溝11の溝底の段差分に相
当する衝突面4aが形成されている。
11が設けられていることにより、ロツクピン係
合孔4の内周面の一側に、偏心ベアリング3の外
周面とロツクピン案内溝11の溝底の段差分に相
当する衝突面4aが形成されている。
しかしながら、上述のようにロツクピンをロツ
クピン係合孔に誘導するロツクピン案内溝が設け
られている偏心ベアリングでも、偏心ベアリング
の回転速度が速くなつた場合には、偏心ベアリン
グとロツクピンの衝突時の衝撃が大きくなり、偏
心ベアリングがその反動で逆方向に動き、ロツク
ピンが偏心ベアリングのロツクピン係合孔に嵌合
されなくなるという問題が生じる。
クピン係合孔に誘導するロツクピン案内溝が設け
られている偏心ベアリングでも、偏心ベアリング
の回転速度が速くなつた場合には、偏心ベアリン
グとロツクピンの衝突時の衝撃が大きくなり、偏
心ベアリングがその反動で逆方向に動き、ロツク
ピンが偏心ベアリングのロツクピン係合孔に嵌合
されなくなるという問題が生じる。
つまり、偏心ベアリングをロツクすることがで
きず圧縮比を低圧縮比から高圧縮比に切換えるこ
とができなくなるという問題が生じる。
きず圧縮比を低圧縮比から高圧縮比に切換えるこ
とができなくなるという問題が生じる。
本考案は、上記の問題に着目し、偏心ベアリン
グの回転速度が速くロツクピンとの衝突時の衝撃
が大きくても、偏心ベアリングを確実にロツクす
ることのできるロツク機構を提供することを目的
とする。
グの回転速度が速くロツクピンとの衝突時の衝撃
が大きくても、偏心ベアリングを確実にロツクす
ることのできるロツク機構を提供することを目的
とする。
この目的に沿う本考案の可変圧縮比機構におけ
る偏心ベアリングのロツク機構は、ピストンピン
とコネクテイングロツドとの間に偏心ベアリング
を回転可能に介装し、該偏心ベアリングにロツク
ピン係合孔を形成するとともに該ロツクピン係合
孔に嵌合可能なロツクピンを前記コネクテイング
ロツドに摺動自在に設け、前記コネクテイングロ
ツドに前記ロツクピンを駆動させるための油圧通
路を形成した可変圧縮比機構における偏心ベアリ
ングのロツク機構において、前記偏心ベアリング
がロツクされる際の前記ロツクピンの先端部外周
面に衝突する偏心ベアリングの衝突壁を、前記ロ
ツクピン係合孔よりも偏心ベアリングの回転方向
に対して進み側に設けたものから成る。
る偏心ベアリングのロツク機構は、ピストンピン
とコネクテイングロツドとの間に偏心ベアリング
を回転可能に介装し、該偏心ベアリングにロツク
ピン係合孔を形成するとともに該ロツクピン係合
孔に嵌合可能なロツクピンを前記コネクテイング
ロツドに摺動自在に設け、前記コネクテイングロ
ツドに前記ロツクピンを駆動させるための油圧通
路を形成した可変圧縮比機構における偏心ベアリ
ングのロツク機構において、前記偏心ベアリング
がロツクされる際の前記ロツクピンの先端部外周
面に衝突する偏心ベアリングの衝突壁を、前記ロ
ツクピン係合孔よりも偏心ベアリングの回転方向
に対して進み側に設けたものから成る。
以下に、本考案の可変圧縮比機構における偏心
ベアリングのロツク機構の望ましい実施例を、図
面を参照して説明する。
ベアリングのロツク機構の望ましい実施例を、図
面を参照して説明する。
第1実施例
第1図および第3図は、本考案の第1実施例を
示している。図において、20はコネクテイング
ロツドを示し、21はピストンピンを示してい
る。コネクテイングロツド20の小端部の小端孔
22とピストンピン21の外周との間には円周方
向に肉厚が変化し、内周円と外周円とが互に偏心
している偏心ベアリング23が回転可能に介装さ
れている。
示している。図において、20はコネクテイング
ロツドを示し、21はピストンピンを示してい
る。コネクテイングロツド20の小端部の小端孔
22とピストンピン21の外周との間には円周方
向に肉厚が変化し、内周円と外周円とが互に偏心
している偏心ベアリング23が回転可能に介装さ
れている。
偏心ベアリング23には、径方向に延びるロツ
クピン係合孔28が設けられており、コネクテイ
ングロツド20側には両端が平面状に形成された
ロツクピン27が配設されている。ロツクピン2
7は、コネクテイングロツド20に設けられたロ
ツクピン収納穴26に摺動自在にかつロツクピン
収納穴26から偏心ベアリング23に対して出没
自在に収納されている。ロツクピン27が係合さ
れるロツクピン係合孔28は、偏心ベアリング2
3の半径の厚みが厚くなる部分に形成されてい
る。
クピン係合孔28が設けられており、コネクテイ
ングロツド20側には両端が平面状に形成された
ロツクピン27が配設されている。ロツクピン2
7は、コネクテイングロツド20に設けられたロ
ツクピン収納穴26に摺動自在にかつロツクピン
収納穴26から偏心ベアリング23に対して出没
自在に収納されている。ロツクピン27が係合さ
れるロツクピン係合孔28は、偏心ベアリング2
3の半径の厚みが厚くなる部分に形成されてい
る。
偏心ベアリング23の外周面には、前記ロツク
ピン27をロツクピン係合孔28に導くロツクピ
ン案内溝30が形成されている。ロツクピン案内
溝30は、円周方向へ延びロツクピン係合孔28
に近づくにつれて徐々に溝の深さが深くなるよう
に形成されている。
ピン27をロツクピン係合孔28に導くロツクピ
ン案内溝30が形成されている。ロツクピン案内
溝30は、円周方向へ延びロツクピン係合孔28
に近づくにつれて徐々に溝の深さが深くなるよう
に形成されている。
ロツクピン係合孔28は、円筒状に形成されて
おり、このロツクピン係合孔28よりも偏心ベア
リング23の回転方向Aに対して若干進んだ位置
には、偏心ベアリング23がロツクされる際にロ
ツクピン27の先端部外周面27aが衝突する衝
突壁31が設けられている。衝突壁31は、偏心
ベアリング23の中心を通りかつロツクピン係合
孔28の中心を通る軸線Bに対して角度θ1だけ傾
いた軸線Cに対して平行に形成されている。つま
り、ロツクピン係合孔28の衝突壁31が形成さ
れる側には段差が生じており、半径方向内方側が
ロツクピン27が嵌合される壁面28aとなり、
半径方向外方側がロツクピン27が衝突する衝突
壁31となつている。
おり、このロツクピン係合孔28よりも偏心ベア
リング23の回転方向Aに対して若干進んだ位置
には、偏心ベアリング23がロツクされる際にロ
ツクピン27の先端部外周面27aが衝突する衝
突壁31が設けられている。衝突壁31は、偏心
ベアリング23の中心を通りかつロツクピン係合
孔28の中心を通る軸線Bに対して角度θ1だけ傾
いた軸線Cに対して平行に形成されている。つま
り、ロツクピン係合孔28の衝突壁31が形成さ
れる側には段差が生じており、半径方向内方側が
ロツクピン27が嵌合される壁面28aとなり、
半径方向外方側がロツクピン27が衝突する衝突
壁31となつている。
衝突壁31は、ロツクピン27の先端部外周面
28aと同一形状に形成されており、第3図のロ
に示すように、偏心ベアリング23とロツクピン
27の衝突時において、ロツクピン27の先端部
外周面27aと衝突壁31が完全に密着されるよ
うになつている。
28aと同一形状に形成されており、第3図のロ
に示すように、偏心ベアリング23とロツクピン
27の衝突時において、ロツクピン27の先端部
外周面27aと衝突壁31が完全に密着されるよ
うになつている。
ロツクピン収納穴26には、ロツクピン27を
挟んでロツクピンロツク用油圧通路29aとロツ
クピンアンロツク用油圧通路29bとが接続さ
れ、ロツクピンロツク用油圧通路29aはロツク
ピン27を偏心ベアリング23方向に付勢する位
置に開口されている。すなわち、偏心ベアリング
23のロツク時には、ロツクピンロツク用油圧通
路29aにオイルが圧送されロツクピン27がロ
ツクピン係合孔28側に付勢されるようになつて
いる。また、アンロツク時には、ロツクピンアン
ロツク用油圧通29bにオイルが圧送され、ロツ
クピン27がロツクピン収納穴26に押し戻され
るようになつている。
挟んでロツクピンロツク用油圧通路29aとロツ
クピンアンロツク用油圧通路29bとが接続さ
れ、ロツクピンロツク用油圧通路29aはロツク
ピン27を偏心ベアリング23方向に付勢する位
置に開口されている。すなわち、偏心ベアリング
23のロツク時には、ロツクピンロツク用油圧通
路29aにオイルが圧送されロツクピン27がロ
ツクピン係合孔28側に付勢されるようになつて
いる。また、アンロツク時には、ロツクピンアン
ロツク用油圧通29bにオイルが圧送され、ロツ
クピン27がロツクピン収納穴26に押し戻され
るようになつている。
そして、ロツクピン係合孔28にロツクピン2
7が係合するとピストン(図示略)が高い位置に
保たれ高圧縮比となり、ロツクピン27による係
合が解除されているときには、偏心ベアリング2
3が自在に回転し、圧縮比上死点でピストンは低
位置となり低圧縮比状態が現出されるようになつ
ている。
7が係合するとピストン(図示略)が高い位置に
保たれ高圧縮比となり、ロツクピン27による係
合が解除されているときには、偏心ベアリング2
3が自在に回転し、圧縮比上死点でピストンは低
位置となり低圧縮比状態が現出されるようになつ
ている。
つぎに、第1実施例における作用について説明
する。
する。
圧縮比が低圧縮比の状態では、偏心ベアリング
23は、クランクシヤフトの回転と同程度の回転
数で回転している。圧縮比を低圧縮比から高圧縮
比に切換える指令が出されると、切換弁(図示
略)によつてオイルの流れ方向が切換えられ、ロ
ツクピンロツク用油圧通路29aにオイルが圧送
される。そのため、ロツクピン収納穴26に収納
されているロツクピン27は偏心ベアリング23
方向に付勢され、ロツクピン27の先端部が、回
転している偏心ベアリング23の外周面のロツク
ピン案内溝30に当接される。
23は、クランクシヤフトの回転と同程度の回転
数で回転している。圧縮比を低圧縮比から高圧縮
比に切換える指令が出されると、切換弁(図示
略)によつてオイルの流れ方向が切換えられ、ロ
ツクピンロツク用油圧通路29aにオイルが圧送
される。そのため、ロツクピン収納穴26に収納
されているロツクピン27は偏心ベアリング23
方向に付勢され、ロツクピン27の先端部が、回
転している偏心ベアリング23の外周面のロツク
ピン案内溝30に当接される。
ロツクピン案内溝30に当接されたロツクピン
27は、第3図イに示すように、偏心ベアリング
23のA方向の回転に伴なつて徐々に突出量を増
大しつつロツクピン係合孔28に至る。この場
合、偏心ベアリング23の回転速度が早いと、偏
心ベアリング23と衝突壁31の衝撃も大きくな
る訳であるが、衝突壁31の壁面形状はロツクピ
ン27の先端外周面27aと同一形状に形成され
ているので、第3図のロに示すように、偏心ベア
リング23とロツクピン27の衝突時の衝突面積
が十分に確保され、偏心ベアリング23の運動エ
ネルギは分散される。
27は、第3図イに示すように、偏心ベアリング
23のA方向の回転に伴なつて徐々に突出量を増
大しつつロツクピン係合孔28に至る。この場
合、偏心ベアリング23の回転速度が早いと、偏
心ベアリング23と衝突壁31の衝撃も大きくな
る訳であるが、衝突壁31の壁面形状はロツクピ
ン27の先端外周面27aと同一形状に形成され
ているので、第3図のロに示すように、偏心ベア
リング23とロツクピン27の衝突時の衝突面積
が十分に確保され、偏心ベアリング23の運動エ
ネルギは分散される。
つまり、偏心ベアリング23に作用する反動が
小さくなり逆転速度は十分減速されるので、衝突
壁31からロツクピン係合孔28までの距離は短
くてよく、ロツクピン27は第3図のハに示すよ
うに、確実にロツクピン係合孔28に嵌合され
る。
小さくなり逆転速度は十分減速されるので、衝突
壁31からロツクピン係合孔28までの距離は短
くてよく、ロツクピン27は第3図のハに示すよ
うに、確実にロツクピン係合孔28に嵌合され
る。
第2実施例
第4図ないし第6図は、本考案の第2実施例を
示している。第2実施例の構成は第1実施例に準
じるので、準じる部分に第1実施例と同一の符号
を付すことにより準じる部分の説明を省略し、異
なる部分についてのみ説明する。なお、後述の実
施例も同様とする。
示している。第2実施例の構成は第1実施例に準
じるので、準じる部分に第1実施例と同一の符号
を付すことにより準じる部分の説明を省略し、異
なる部分についてのみ説明する。なお、後述の実
施例も同様とする。
第4図ないし第6図において、41はロツクピ
ンを示し、42はロツクピン係合孔を示してい
る。ロツクピン41は、ロツクピン係合孔42に
嵌合される先端部の形状が先端にいくにつれて径
が小となるテーパ状に形成されており、その先端
は平坦面に形成されている。ロツクピン係合孔4
2は、ロツクピン41の先端部形状と相似形に形
成され、ロツクピン41がロツクピン係合孔42
に嵌合された時に、嵌合部分にガタが発生しない
ようになつている。
ンを示し、42はロツクピン係合孔を示してい
る。ロツクピン41は、ロツクピン係合孔42に
嵌合される先端部の形状が先端にいくにつれて径
が小となるテーパ状に形成されており、その先端
は平坦面に形成されている。ロツクピン係合孔4
2は、ロツクピン41の先端部形状と相似形に形
成され、ロツクピン41がロツクピン係合孔42
に嵌合された時に、嵌合部分にガタが発生しない
ようになつている。
ロツクピン係合孔42よりも偏心ベアリング2
3の回転方向Aに対して若干進んだ位置には、ロ
ツクピン41の先端部外周面41aが衝突する衝
突壁43が設けられている。衝突壁43の壁面
は、ロツクピン41の先端部外周面41aと同一
形状に形成されており、ロツクピン41と偏心ベ
アリング23との衝突時には、第6図に示すよう
に衝突壁43とロツクピン41の先端外周面41
aが密着するようになつている。
3の回転方向Aに対して若干進んだ位置には、ロ
ツクピン41の先端部外周面41aが衝突する衝
突壁43が設けられている。衝突壁43の壁面
は、ロツクピン41の先端部外周面41aと同一
形状に形成されており、ロツクピン41と偏心ベ
アリング23との衝突時には、第6図に示すよう
に衝突壁43とロツクピン41の先端外周面41
aが密着するようになつている。
なお、ロツクピン案内溝44の断面形状も、ロ
ツクピン41の先端部と相似形に形成され、溝の
深さが浅くなるにつれて溝幅も狭くなるように形
成されている。
ツクピン41の先端部と相似形に形成され、溝の
深さが浅くなるにつれて溝幅も狭くなるように形
成されている。
このように構成された第2実施例においては、
偏心ベアリング23のロツクピン41の衝突時に
は、ロツクピン41の先端部外周面41aと衝突
壁43との衝突面積が十分確保され、偏心ベアリ
ング23に作用する反動は小に抑えられる。した
がつて、第1実施例と同様に偏心ベアリング23
の逆転速度が十分減速され、ロツクピン41はロ
ツクピン係合孔42に確実に嵌合される。
偏心ベアリング23のロツクピン41の衝突時に
は、ロツクピン41の先端部外周面41aと衝突
壁43との衝突面積が十分確保され、偏心ベアリ
ング23に作用する反動は小に抑えられる。した
がつて、第1実施例と同様に偏心ベアリング23
の逆転速度が十分減速され、ロツクピン41はロ
ツクピン係合孔42に確実に嵌合される。
第3実施例
第7図ないし第9図は、本考案の第3実施例を
示している。図中、51はロツクピンを示し、5
2はロツクピン係合孔を示している。ロツクピン
51は、ロツクピン係合孔52に嵌合される先端
部の形状が球面状に形成されている。ロツクピン
係合孔52には、上述の先端部が球面状のロツク
ピン51が嵌合されることになるが、ロツクピン
係合孔52の形状はロツクピン51の球面状の先
端形状に合致されず、第1実施例と同様の円形の
ストレート穴となつている。
示している。図中、51はロツクピンを示し、5
2はロツクピン係合孔を示している。ロツクピン
51は、ロツクピン係合孔52に嵌合される先端
部の形状が球面状に形成されている。ロツクピン
係合孔52には、上述の先端部が球面状のロツク
ピン51が嵌合されることになるが、ロツクピン
係合孔52の形状はロツクピン51の球面状の先
端形状に合致されず、第1実施例と同様の円形の
ストレート穴となつている。
ロツクピン係合孔52よりも偏心ベアリング2
3の回転方向に対して若干進んだ位置には、ロツ
クピン51の先端部外周面51aと衝突する衝突
面53が設けられている。衝突面53は、ロツク
ピン51の先端部外周面51aと同じ球面状に形
成されており、偏心ベアリング23とロツクピン
51との衝突時には、第9図に示すように、ロツ
クピン51の先端部外周面51aと衝突壁53が
密着するようになつている。
3の回転方向に対して若干進んだ位置には、ロツ
クピン51の先端部外周面51aと衝突する衝突
面53が設けられている。衝突面53は、ロツク
ピン51の先端部外周面51aと同じ球面状に形
成されており、偏心ベアリング23とロツクピン
51との衝突時には、第9図に示すように、ロツ
クピン51の先端部外周面51aと衝突壁53が
密着するようになつている。
なお、ロツクピン案内溝54は、断面形状が円
弧状に形成されており、溝の深さが浅くなるにつ
れて溝幅が徐々に狭くなるように形成されてい
る。
弧状に形成されており、溝の深さが浅くなるにつ
れて溝幅が徐々に狭くなるように形成されてい
る。
このように構成された第3実施例においては、
ロツクピン51の先端部外周面51aと衝突壁5
3の壁面状を同一形状としたので、ロツクピン5
1と偏心ベアリング23の衝突時における衝突面
積が十分確保される。その他の作用は第1実施例
に準じる。
ロツクピン51の先端部外周面51aと衝突壁5
3の壁面状を同一形状としたので、ロツクピン5
1と偏心ベアリング23の衝突時における衝突面
積が十分確保される。その他の作用は第1実施例
に準じる。
第4実施例
第10図ないし第12図は、本考案の第4実施
例を示している。図中、27は第1実施例に示さ
れているロツクピンであり、28は、ロツクピン
27が嵌合されるロツクピン係合孔を示してい
る。ロツクピン係合孔28よりも偏心ベアリング
23の回転方向に対して進み側には、偏心ベアリ
ング23がロツクされる際にロツクピン27の先
端部外周面27aが衝突する衝突壁61が設けら
れている。
例を示している。図中、27は第1実施例に示さ
れているロツクピンであり、28は、ロツクピン
27が嵌合されるロツクピン係合孔を示してい
る。ロツクピン係合孔28よりも偏心ベアリング
23の回転方向に対して進み側には、偏心ベアリ
ング23がロツクされる際にロツクピン27の先
端部外周面27aが衝突する衝突壁61が設けら
れている。
衝突壁61は、偏心ベアリング23の中心を通
りかつロツクピン係合孔28の中心を通る軸線に
対して角度θ2だけ傾いた軸線Dに対して平行に形
成されている。すなわち、角度θ2は第1実施例に
おける角度θ1よりも大であり、衝突壁61は第1
実施例の衝突壁31よりもさらに偏心ベアリング
23の回転方向に対して進んだ位置に設けられて
いる。そして、衝突壁61は、ロツクピン係合孔
28の先端部外周面28aとは同一形状に形成さ
れず、先端部外周面28aの曲率よりもさらに大
きな曲率を有する壁面に形成されている。
りかつロツクピン係合孔28の中心を通る軸線に
対して角度θ2だけ傾いた軸線Dに対して平行に形
成されている。すなわち、角度θ2は第1実施例に
おける角度θ1よりも大であり、衝突壁61は第1
実施例の衝突壁31よりもさらに偏心ベアリング
23の回転方向に対して進んだ位置に設けられて
いる。そして、衝突壁61は、ロツクピン係合孔
28の先端部外周面28aとは同一形状に形成さ
れず、先端部外周面28aの曲率よりもさらに大
きな曲率を有する壁面に形成されている。
このように構成された第4実施例においては、
第12図のイおよびロに示すように、偏心ベアリ
ング23とロツクピン27とが衝突する際の衝突
面積は、第1実施例の場合よりも小さくなり、そ
の分、偏心ベアリング23の運動エネルギは第1
実施例の場合よりも分散されにくくなる。そのた
め、偏心ベアリング23に作用する反動も大きく
なり、偏心ベアリング23の逆転量も多くなる
が、衝突面61からロツクピン係合孔28までの
距離が長くなるので、偏心ベアリング23の逆転
速度が十分減速される状態でロツクピン27とロ
ツクピン係合孔28が一致することになり、第1
2図のハに示すように、ロツクピン41は確実に
ロツクピン係合孔28に嵌合される。
第12図のイおよびロに示すように、偏心ベアリ
ング23とロツクピン27とが衝突する際の衝突
面積は、第1実施例の場合よりも小さくなり、そ
の分、偏心ベアリング23の運動エネルギは第1
実施例の場合よりも分散されにくくなる。そのた
め、偏心ベアリング23に作用する反動も大きく
なり、偏心ベアリング23の逆転量も多くなる
が、衝突面61からロツクピン係合孔28までの
距離が長くなるので、偏心ベアリング23の逆転
速度が十分減速される状態でロツクピン27とロ
ツクピン係合孔28が一致することになり、第1
2図のハに示すように、ロツクピン41は確実に
ロツクピン係合孔28に嵌合される。
第5実施例
第13図ないし第15図は、本考案の第5実施
例を示している。図中、41は第2実施例に示し
たロツクピンを示しており、42はロツクピン係
合孔を示している。ロツクピン係合孔42よりも
偏心ベアリング23の回転方向に対して進み側に
は、偏心ベアリング23がロツクされる際にロツ
クピン41に先端部外周面41aが衝突する衝突
壁71が設けられている。
例を示している。図中、41は第2実施例に示し
たロツクピンを示しており、42はロツクピン係
合孔を示している。ロツクピン係合孔42よりも
偏心ベアリング23の回転方向に対して進み側に
は、偏心ベアリング23がロツクされる際にロツ
クピン41に先端部外周面41aが衝突する衝突
壁71が設けられている。
衝突壁71は、第2実施例の衝突壁43よりも
さらに偏心ベアリング23の回転方向に対して進
んだ位置に設けられている。この衝突壁71は、
ロツクピン41のテーパ状の先端部外周面41a
とは同一形状に形成されず、先端部外周面41a
の曲率よりもさらに大きな曲率を有する壁面に形
成されている。
さらに偏心ベアリング23の回転方向に対して進
んだ位置に設けられている。この衝突壁71は、
ロツクピン41のテーパ状の先端部外周面41a
とは同一形状に形成されず、先端部外周面41a
の曲率よりもさらに大きな曲率を有する壁面に形
成されている。
このように構成された第5実施例においては、
偏心ベアリング23とロツクピン41との衝突時
の衝突面積は、第2実施例の場合よりも小さくな
り、その分、偏心ベアリング23の運動エネルギ
は第2実施例の場合よりも分散されにくくなる。
偏心ベアリング23とロツクピン41との衝突時
の衝突面積は、第2実施例の場合よりも小さくな
り、その分、偏心ベアリング23の運動エネルギ
は第2実施例の場合よりも分散されにくくなる。
したがつて、偏心ベアリング23に作用する反
動も大きくなり、偏心ベアリング23の逆転量も
多くなるが、第5実施例と同様に、衝突面71か
らロツクピン係合孔42までの距離が長く設定さ
れているので、偏心ベアリング23の逆転速度が
十分減速された状態でロツクピン41とロツクピ
ン係合孔42とが一致し、ロツクピン41がロツ
クピン係合孔42に確実に嵌合される。
動も大きくなり、偏心ベアリング23の逆転量も
多くなるが、第5実施例と同様に、衝突面71か
らロツクピン係合孔42までの距離が長く設定さ
れているので、偏心ベアリング23の逆転速度が
十分減速された状態でロツクピン41とロツクピ
ン係合孔42とが一致し、ロツクピン41がロツ
クピン係合孔42に確実に嵌合される。
以上説明したように、本考案の可変圧縮比機構
における偏心ベアリングのロツク機構によるとき
は、偏心ベアリングがロツクされる際のロツクピ
ンの先端部外周面に衝突するロツクピン係合孔の
衝突壁を、ロツクピン係合孔よりも偏心ベアリン
グの回転方向に対して進み側に設けるようにした
ので、偏心ベアリングが逆転しても偏心ベアリン
グの逆転速度が十分減速された状態でロツクピン
とロツクピン係合孔とを一致させることが可能と
なり、ロツクピンを確実にロツクピン係合孔に嵌
合させることができる。
における偏心ベアリングのロツク機構によるとき
は、偏心ベアリングがロツクされる際のロツクピ
ンの先端部外周面に衝突するロツクピン係合孔の
衝突壁を、ロツクピン係合孔よりも偏心ベアリン
グの回転方向に対して進み側に設けるようにした
ので、偏心ベアリングが逆転しても偏心ベアリン
グの逆転速度が十分減速された状態でロツクピン
とロツクピン係合孔とを一致させることが可能と
なり、ロツクピンを確実にロツクピン係合孔に嵌
合させることができる。
したがつて、偏心ベアリングの回転速度が早い
場合でも、偏心ベアリングを確実にロツクするこ
とが可能となり、低圧縮比から高圧縮比への切換
が確実になり、可変圧縮比機構の信頼性を高める
ことができる。
場合でも、偏心ベアリングを確実にロツクするこ
とが可能となり、低圧縮比から高圧縮比への切換
が確実になり、可変圧縮比機構の信頼性を高める
ことができる。
また、衝突壁の壁面形状を、ロツクピンの先端
部外周面と同一形状に形成すれば、偏心ベアリン
グのロツクピンの衝突時における衝突面積が十分
確保されるので、衝突時の面圧を低くすることが
可能となり、ロツク機構の耐久性を著しく向上さ
せることができる。
部外周面と同一形状に形成すれば、偏心ベアリン
グのロツクピンの衝突時における衝突面積が十分
確保されるので、衝突時の面圧を低くすることが
可能となり、ロツク機構の耐久性を著しく向上さ
せることができる。
第1図は本考案の第1実施例に係る可変圧縮比
機構における偏心ベアリングのロツク機構の断面
図、第2図は第1図における偏心ベアリングの底
面図、第3図のイないしハは第1図における偏心
ベアリングがロツクされる作動順序を示した断面
図、第4図は本考案の第2実施例に係る可変圧縮
比機構における偏心ベアリングのロツク機構の断
面図、第5図は第4図における偏心ベアリングの
底面図、第6図は第5図における偏心ベアリング
がロツクされる直前の状態を示した断面図、第7
図は本考案の第3実施例に係る可変圧縮比機構に
おける偏心ベアリングのロツク機構の断面図、第
8図は第7図はおける偏心ベアリングの底面図、
第9図は第7図における偏心ベアリングがロツク
される直前の状態を示した断面図、第10図は本
考案の第4実施例に係る可変圧縮比機構における
偏心ベアリングのロツク機構の断面図、第11図
は第10における偏心ベアリングの底面図、第1
2図のイないしハは第10図における偏心ベアリ
ングがロツクされる作動順序を示した断面図、第
13図は本考案の第5実施例に係る可変圧縮比機
構における偏心ベアリングのロツク機構の断面
図、第14図は第13図における偏心ベアリング
の底面図、第15図のイないしハは第13図にお
ける偏心ベアリングがロツクされる作動順序を示
した断面図、第16図は従来の可変圧縮比機構の
断面図、第17図は第16図の−線に沿
う断面図、である。 20……コネクテイングロツド、21……ピス
トンピン、23……偏心ベアリング、27,4
1,51……ロツクピン、27a,41a,51
a……ロツクピンの先端部外周面、28,42,
52……ロツクピン係合孔、31,43,53,
61,71……衝突壁、A……偏心ベアリングの
回転方向。
機構における偏心ベアリングのロツク機構の断面
図、第2図は第1図における偏心ベアリングの底
面図、第3図のイないしハは第1図における偏心
ベアリングがロツクされる作動順序を示した断面
図、第4図は本考案の第2実施例に係る可変圧縮
比機構における偏心ベアリングのロツク機構の断
面図、第5図は第4図における偏心ベアリングの
底面図、第6図は第5図における偏心ベアリング
がロツクされる直前の状態を示した断面図、第7
図は本考案の第3実施例に係る可変圧縮比機構に
おける偏心ベアリングのロツク機構の断面図、第
8図は第7図はおける偏心ベアリングの底面図、
第9図は第7図における偏心ベアリングがロツク
される直前の状態を示した断面図、第10図は本
考案の第4実施例に係る可変圧縮比機構における
偏心ベアリングのロツク機構の断面図、第11図
は第10における偏心ベアリングの底面図、第1
2図のイないしハは第10図における偏心ベアリ
ングがロツクされる作動順序を示した断面図、第
13図は本考案の第5実施例に係る可変圧縮比機
構における偏心ベアリングのロツク機構の断面
図、第14図は第13図における偏心ベアリング
の底面図、第15図のイないしハは第13図にお
ける偏心ベアリングがロツクされる作動順序を示
した断面図、第16図は従来の可変圧縮比機構の
断面図、第17図は第16図の−線に沿
う断面図、である。 20……コネクテイングロツド、21……ピス
トンピン、23……偏心ベアリング、27,4
1,51……ロツクピン、27a,41a,51
a……ロツクピンの先端部外周面、28,42,
52……ロツクピン係合孔、31,43,53,
61,71……衝突壁、A……偏心ベアリングの
回転方向。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストンピンとコネクテイングロツドとの間
に偏心ベアリングを回転可能に介装し、該偏心
ベアリングにロツクピン係合孔を形成するとと
もに該ロツクピン係合孔に嵌合可能なロツクピ
ンを前記コネクテイングロツドに摺動自在に設
け、前記コネクテイングロツドに前記ロツクピ
ンを駆動させるための油圧通路を形成した可変
圧縮比機構における偏心ベアリングのロツク機
構において、前記偏心ベアリングがロツクされ
る際の前記ロツクピンの先端部外周面に衝突す
るロツクピン係合孔の衝突壁を、ロツクピン係
合孔よりも偏心ベアリングの回転方向に対して
進み側に設けたことを特徴とする可変圧縮比機
構における偏心ベアリングのロツク機構。 (2) 前記衝突壁の壁面形状を、前記ロツクピンの
先端部外周面と同一形状に形成した実用新案登
録請求の範囲第1項記載の可変圧縮比機構にお
ける偏心ベアリングのロツク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14587086U JPH048272Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14587086U JPH048272Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6352930U JPS6352930U (ja) | 1988-04-09 |
JPH048272Y2 true JPH048272Y2 (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=31057799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14587086U Expired JPH048272Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048272Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP14587086U patent/JPH048272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6352930U (ja) | 1988-04-09 |
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