JPS6136562A - スリットを備えたピストンリング - Google Patents
スリットを備えたピストンリングInfo
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- JPS6136562A JPS6136562A JP11688185A JP11688185A JPS6136562A JP S6136562 A JPS6136562 A JP S6136562A JP 11688185 A JP11688185 A JP 11688185A JP 11688185 A JP11688185 A JP 11688185A JP S6136562 A JPS6136562 A JP S6136562A
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- Japan
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- piston ring
- piston
- ring
- undercut
- internal combustion
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/12—Details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/12—Details
- F16J9/22—Rings for preventing wear of grooves or like seatings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は内燃機関ピストンの溝内にそう着されるべき、
スリットを形成された回転可能なピストンリングに関す
る。
スリットを形成された回転可能なピストンリングに関す
る。
従来の技術
上記形式のピストンリングはドイツ連邦共和国特許出願
公告第2138484号明細書で公知である。このピス
トンリングには、運転中に該ピスト/リングを回転させ
るための特別の機構が配設されている。この機構はピス
トンリングの切欠き内にはめ込まれた半径方向可動な挿
入体であって、該挿入体は内燃機関ピストンの、該ピス
トンリングを受容するリング溝の底部に対して圧縮ばね
によって半径方向で圧着されている。更にこの挿入体は
斜めの滑動路内で案内される係止ボールを有しており、
該係止ボールはやはり圧縮ばねによって負荷されており
、それによって前記斜めの滑動路とリング溝の土壁部と
を以って形成されたくさび部内に押し入れられて締付け
られている。ピストンリングはその突き合わせ部に隣接
した両端部の運動によって、前記締付は位置から解離さ
れ少し回転せしめられ得る。この公知の機構(挿入体)
は比較的に複雑な構造を有しており、また特に重油を用
いて運転される内燃機関に使用されるピストンリングに
は適さず、何故ならその比較的に劣悪な燃料の燃焼時に
生じる残滓が当該の機構内に侵入し、その機能を少なか
らず妨害してしまうからである。
公告第2138484号明細書で公知である。このピス
トンリングには、運転中に該ピスト/リングを回転させ
るための特別の機構が配設されている。この機構はピス
トンリングの切欠き内にはめ込まれた半径方向可動な挿
入体であって、該挿入体は内燃機関ピストンの、該ピス
トンリングを受容するリング溝の底部に対して圧縮ばね
によって半径方向で圧着されている。更にこの挿入体は
斜めの滑動路内で案内される係止ボールを有しており、
該係止ボールはやはり圧縮ばねによって負荷されており
、それによって前記斜めの滑動路とリング溝の土壁部と
を以って形成されたくさび部内に押し入れられて締付け
られている。ピストンリングはその突き合わせ部に隣接
した両端部の運動によって、前記締付は位置から解離さ
れ少し回転せしめられ得る。この公知の機構(挿入体)
は比較的に複雑な構造を有しており、また特に重油を用
いて運転される内燃機関に使用されるピストンリングに
は適さず、何故ならその比較的に劣悪な燃料の燃焼時に
生じる残滓が当該の機構内に侵入し、その機能を少なか
らず妨害してしまうからである。
発明の課題
本発明の課題は、内燃機関ピストンの溝内にそう着され
るべき、スリットを形成されたピストンリングにおいて
、前述の公知例におけるよりも著しく簡単な手段で回転
せしめられ得るものを提供することである。
るべき、スリットを形成されたピストンリングにおいて
、前述の公知例におけるよりも著しく簡単な手段で回転
せしめられ得るものを提供することである。
課題を解決するための手段
特許請求の範囲第1項記載の発明によれば上記の課題は
、該ピストンリングがその特別な成形影状に基づいて、
内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリングに作用す
る種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せしめられ
、このためにピストンリングの内壁面から上側のリング
面及び(又は)下側のリング面への移行部に、突合せ部
始端から突合せ部長端までら一旋状に延びかつ、次第に
大きくなる上面を有するアンダカット部が配置されてお
り、しかも該上面が平坦か湾曲形成されているか又は角
度を以って曲げ形成されていることによって解決されて
いる。
、該ピストンリングがその特別な成形影状に基づいて、
内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリングに作用す
る種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せしめられ
、このためにピストンリングの内壁面から上側のリング
面及び(又は)下側のリング面への移行部に、突合せ部
始端から突合せ部長端までら一旋状に延びかつ、次第に
大きくなる上面を有するアンダカット部が配置されてお
り、しかも該上面が平坦か湾曲形成されているか又は角
度を以って曲げ形成されていることによって解決されて
いる。
また特許請求の範囲第4項記載の発明によれば上記の課
題は、該ピストンリングがその特別な成形形状に基づい
て、内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリングに作
用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せしめ
られ、このためにピストンリングの内壁面から上側のリ
ング面及び(又は)下側のリング面への移行部に1環状
のアンダカット部が偏心的にかつ非対称的に配置され、
該アンダカット部の上面が周・面に亘って見て、その最
小部分から出発して最大部分まで拡大しそして再び最小
部分に向けて縮小しており、更に該上面が平坦か湾曲形
成されているか又は角度を以って曲げ形成されているこ
とによって解決された0 更に特許請求の範囲第7項記載の発明によれば上記の課
題は、該ピストンリングがその特別な成形形状に基づい
て、内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリングに作
用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せしめ
られ、このためにピストンリングの上側のリング面及び
(又は)下側のリング面内に、完全な環状ではないアン
ダカット部が偏心的にかつ非対称的に形成配置されてお
り、しかも該アンダカット部が均一か又は変化する深さ
を有していることによって解決されている。
題は、該ピストンリングがその特別な成形形状に基づい
て、内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリングに作
用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せしめ
られ、このためにピストンリングの内壁面から上側のリ
ング面及び(又は)下側のリング面への移行部に1環状
のアンダカット部が偏心的にかつ非対称的に配置され、
該アンダカット部の上面が周・面に亘って見て、その最
小部分から出発して最大部分まで拡大しそして再び最小
部分に向けて縮小しており、更に該上面が平坦か湾曲形
成されているか又は角度を以って曲げ形成されているこ
とによって解決された0 更に特許請求の範囲第7項記載の発明によれば上記の課
題は、該ピストンリングがその特別な成形形状に基づい
て、内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリングに作
用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せしめ
られ、このためにピストンリングの上側のリング面及び
(又は)下側のリング面内に、完全な環状ではないアン
ダカット部が偏心的にかつ非対称的に形成配置されてお
り、しかも該アンダカット部が均一か又は変化する深さ
を有していることによって解決されている。
実施例
各図面においてはそれぞれスリット付けられたピストン
リングに符号1、該ピストンリングに1つの横スリット
によって形成されたリング突合せ部に符号2、突合せ部
始端に符号3、そして突合せ部長端に符号4が付されて
いる。またピストンリング軸線に対して垂直に位置する
上側のリング面5、このリング面5に対して平行に延び
る下側のリング面3、ピストンリング1の摺動面7及び
軸線平行に配置された内壁面8が示されている。このピ
ストンリング1は公知方法で内燃機関ピストンの図示さ
れていない溝内にそう着される。
リングに符号1、該ピストンリングに1つの横スリット
によって形成されたリング突合せ部に符号2、突合せ部
始端に符号3、そして突合せ部長端に符号4が付されて
いる。またピストンリング軸線に対して垂直に位置する
上側のリング面5、このリング面5に対して平行に延び
る下側のリング面3、ピストンリング1の摺動面7及び
軸線平行に配置された内壁面8が示されている。このピ
ストンリング1は公知方法で内燃機関ピストンの図示さ
れていない溝内にそう着される。
本発明によればピストンリング1はその特別の成形形状
に基づいて、内燃機関ピストンの運動時に該リング1に
作用する種々異なるがスカ及び摩擦力によって回転せし
められ、その特別の形状に関して複数の発明が提案され
ている。
に基づいて、内燃機関ピストンの運動時に該リング1に
作用する種々異なるがスカ及び摩擦力によって回転せし
められ、その特別の形状に関して複数の発明が提案され
ている。
第1の発明は第1図乃至第6図に示されている。この場
合ピストンリング1はその内壁面8から上側のリング面
5及び(又は)下側のリング面6への移行部分に、突合
せ始端部3から突合せ終端部4までら旋状に延びかつ、
次第に大きくなる上面9を有するアンダカット部10を
有している(第6図にそのアンダカット部の形状が明示
されている)。このアンダカット部10の上面9は第2
図に示されたようにピストンリング軸線に対して斜めに
面取り部として形成されて似るか又は、第6図に示され
たように丸味付けされた中空溝によって湾曲形成されて
いるか又は、第4図に示されたように中空溝によって有
角形成(即ち角度を以っての曲げ形成)されている。ま
だ第5図に示されたピストンリング1では、その内壁面
8から上側のリング面5への移行部及びその内壁面8か
ら下側のリング面6への移行部のそれぞれに1つのアン
ダカット部10が形成されておシ、この両方のアンダカ
ット部10は同一に形成されてピストンリング1に鏡面
対称的に配置されている。第2図及び第6図に示された
ピストンリング1においてはアンダカット部10が、内
壁面8から上側のリング面5への移行部分にのみ配置さ
れているのに対し、第4図に示されたピストンリングに
おいてはアンダカット部10がその内壁面8から下側の
リング面6への移行部分に配置されている。
合ピストンリング1はその内壁面8から上側のリング面
5及び(又は)下側のリング面6への移行部分に、突合
せ始端部3から突合せ終端部4までら旋状に延びかつ、
次第に大きくなる上面9を有するアンダカット部10を
有している(第6図にそのアンダカット部の形状が明示
されている)。このアンダカット部10の上面9は第2
図に示されたようにピストンリング軸線に対して斜めに
面取り部として形成されて似るか又は、第6図に示され
たように丸味付けされた中空溝によって湾曲形成されて
いるか又は、第4図に示されたように中空溝によって有
角形成(即ち角度を以っての曲げ形成)されている。ま
だ第5図に示されたピストンリング1では、その内壁面
8から上側のリング面5への移行部及びその内壁面8か
ら下側のリング面6への移行部のそれぞれに1つのアン
ダカット部10が形成されておシ、この両方のアンダカ
ット部10は同一に形成されてピストンリング1に鏡面
対称的に配置されている。第2図及び第6図に示された
ピストンリング1においてはアンダカット部10が、内
壁面8から上側のリング面5への移行部分にのみ配置さ
れているのに対し、第4図に示されたピストンリングに
おいてはアンダカット部10がその内壁面8から下側の
リング面6への移行部分に配置されている。
第7図乃至第12図に示された第2の発明においてはピ
ストンリング1の、内壁面8から上側のリング面5及び
(又は)下側のリング面6への移行部に、環状のアンダ
カット部11が偏心的にかつ非対称的に形成されており
〜、該アンダカット部11の上面12は周方向で見て、
その最小部分13(第12図に矢印で図示)から出発し
て最大部分14(第12図に矢印で図示)へ向って拡大
し、そして再び最小部分13へ向って減少している〇 この発叫においてもアンダカット部11の上面12は第
1図乃至第6図に示されたものと類似に形成され、即ち
ピストンリング軸線に対して斜めにやはり面取りの形式
で形成されているか(第8図)又は、丸味付けされた中
空溝によって湾曲形成されているか(第一9図ン又は、
中空溝によって有角形成されている(第10図)。
ストンリング1の、内壁面8から上側のリング面5及び
(又は)下側のリング面6への移行部に、環状のアンダ
カット部11が偏心的にかつ非対称的に形成されており
〜、該アンダカット部11の上面12は周方向で見て、
その最小部分13(第12図に矢印で図示)から出発し
て最大部分14(第12図に矢印で図示)へ向って拡大
し、そして再び最小部分13へ向って減少している〇 この発叫においてもアンダカット部11の上面12は第
1図乃至第6図に示されたものと類似に形成され、即ち
ピストンリング軸線に対して斜めにやはり面取りの形式
で形成されているか(第8図)又は、丸味付けされた中
空溝によって湾曲形成されているか(第一9図ン又は、
中空溝によって有角形成されている(第10図)。
この場合のアンダカット部11は、第8図、第9図の例
では内壁面8かも上側のリング面5への移行部分に、ま
た第10図の例では内壁面8から下側のリング面6への
移行部分に形成されている。そして第11図の例では内
壁面8から上側のリング面5への移行部と内壁面8から
下側のリング面6への移行部とにそれぞれ1つのアンダ
カット部11が形成されている。この場合にも両方のア
ンダカット部11は同一に形成されて、ピストンリング
1に鏡面対称的に配置されている。また上面9の形状に
関係なくこのアンダカット部11は、容易に製造可能で
ある環状の面取り部又は中空溝によって有利に形成され
得る。このアンダカット部11の偏心的でかつ非対称的
な構造によって、該アンダカット部11の中心点15は
、ピストンリング軸線(第12図の点16)を含有する
左右対称平面(第12図の線1γ)の中ではなく外に位
置する。この偏心的なアンダカット部11の中心点15
の、ピストンリング軸線16からのずれは第12図上に
それぞれ矢印で、X方向ではずれ量18としてまたY方
向ではずれ量19として示されている。
では内壁面8かも上側のリング面5への移行部分に、ま
た第10図の例では内壁面8から下側のリング面6への
移行部分に形成されている。そして第11図の例では内
壁面8から上側のリング面5への移行部と内壁面8から
下側のリング面6への移行部とにそれぞれ1つのアンダ
カット部11が形成されている。この場合にも両方のア
ンダカット部11は同一に形成されて、ピストンリング
1に鏡面対称的に配置されている。また上面9の形状に
関係なくこのアンダカット部11は、容易に製造可能で
ある環状の面取り部又は中空溝によって有利に形成され
得る。このアンダカット部11の偏心的でかつ非対称的
な構造によって、該アンダカット部11の中心点15は
、ピストンリング軸線(第12図の点16)を含有する
左右対称平面(第12図の線1γ)の中ではなく外に位
置する。この偏心的なアンダカット部11の中心点15
の、ピストンリング軸線16からのずれは第12図上に
それぞれ矢印で、X方向ではずれ量18としてまたY方
向ではずれ量19として示されている。
第13図乃至第18図に示された更に別の発明において
はピストンリング1が、その上側のリング面5及び(又
は)下側のリング面6に加工形成されて偏心的にかつ非
対称的に配置されたアンダカット部20を有し、該アン
ダカット部20は完全な環状には形成されていすまた、
均一な又は変化する深さを有している。このアンダカッ
ト部20は第14図の例では、第18図に点21で示さ
れたピストンリング軸線に対する僅かな角度の傾きを以
ってピストンリング1の下側のリング面6内に形成され
た中空溝によって形成されており、この中空溝の深さは
最大部分から出発してその傾斜に基づいて一定して減少
している。815図に示された実施例ではアンダカット
部20がやはり下側のリング面6に、ただし均一な深さ
を有する中空溝として形成されている。第16図に示さ
れた実施例ではアンダカット部20が上側のリング面5
に、やはり均一な深さを有する中空溝によって形成され
ている。第17図に示された実施例ではそれぞれ1つの
アンダカット部20が上側のリング面5と下側のリング
面6とに加工形成されており、この際に両方のアンダカ
ット部20は同一に形成されピストンリング1に鏡面対
称的に配置されている。このアンダカット部20は、容
易に製造可能な環状セグメント形状の中空溝によって形
成されると有利である。更にこのアンダカット部20ば
その各々の形状に関係なく、ピストンリング1の周方向
で見て、180°以上、例えば240°の角度範囲(第
18図に矢印22で示された角度範囲)に亘って延びて
いる。壕だこの場合のアンダカット部20の非対称配置
は、その中心点23が、ピストンリング軸a21を含有
する左右対称平面(第18図に線24で図示)の中では
なく外側に配置されることによって行なわれている。ピ
ストンリング軸線21からのアンダカット部20の中心
点23のずれは第18図にそれぞれ矢印を以って、X方
向ではずれ量25としてまたY方向ではずれ量26とし
て示されている。
はピストンリング1が、その上側のリング面5及び(又
は)下側のリング面6に加工形成されて偏心的にかつ非
対称的に配置されたアンダカット部20を有し、該アン
ダカット部20は完全な環状には形成されていすまた、
均一な又は変化する深さを有している。このアンダカッ
ト部20は第14図の例では、第18図に点21で示さ
れたピストンリング軸線に対する僅かな角度の傾きを以
ってピストンリング1の下側のリング面6内に形成され
た中空溝によって形成されており、この中空溝の深さは
最大部分から出発してその傾斜に基づいて一定して減少
している。815図に示された実施例ではアンダカット
部20がやはり下側のリング面6に、ただし均一な深さ
を有する中空溝として形成されている。第16図に示さ
れた実施例ではアンダカット部20が上側のリング面5
に、やはり均一な深さを有する中空溝によって形成され
ている。第17図に示された実施例ではそれぞれ1つの
アンダカット部20が上側のリング面5と下側のリング
面6とに加工形成されており、この際に両方のアンダカ
ット部20は同一に形成されピストンリング1に鏡面対
称的に配置されている。このアンダカット部20は、容
易に製造可能な環状セグメント形状の中空溝によって形
成されると有利である。更にこのアンダカット部20ば
その各々の形状に関係なく、ピストンリング1の周方向
で見て、180°以上、例えば240°の角度範囲(第
18図に矢印22で示された角度範囲)に亘って延びて
いる。壕だこの場合のアンダカット部20の非対称配置
は、その中心点23が、ピストンリング軸a21を含有
する左右対称平面(第18図に線24で図示)の中では
なく外側に配置されることによって行なわれている。ピ
ストンリング軸線21からのアンダカット部20の中心
点23のずれは第18図にそれぞれ矢印を以って、X方
向ではずれ量25としてまたY方向ではずれ量26とし
て示されている。
上記の各発明によるピストンシリンダ1の構成によって
、内燃機関ピストンの運動時に該ぎストンシリンダ1に
おいて、有効なガス圧が周方向で種々異なる高さの摩擦
力を作用せしめ、この摩擦力がピストン運動と結びつい
1該ピストンリングを周方向に回転せしめる。
、内燃機関ピストンの運動時に該ぎストンシリンダ1に
おいて、有効なガス圧が周方向で種々異なる高さの摩擦
力を作用せしめ、この摩擦力がピストン運動と結びつい
1該ピストンリングを周方向に回転せしめる。
図面は各発明の複数の実施例を示すものであって、第1
図は第1の発明によるピストンリングの斜視図、第2図
は第1図のピストンリング軸線■線で断面して示した図
、第6図は第1の発明によるピストンリングの第2実施
例を示す断面図、第4図は第1の発明によるピストンリ
ングの第3実施例を示す断面図、第5図は第1の発明に
よるピストンリングの第4実施例を示す断面図、第6図
は第1図を上から見た平面図、第7図は本発明の第2の
発明によるピストンリングの斜視図、第8図は第7図の
ピストンリングを■−■線で断面して示した図、第9図
は第2の発明によるピストンリングの第2実施例を示す
断面図、第10図は第2の発明によるピストンリングの
第6実施例を示す断面図、第11図は第2の発明による
ピストンリングの第4実施例を示す断面図、第12図は
第7図を上から見た平面図、第16図は本発明の第6の
発明によるピストンリングの斜視図、第14図は第16
図のピストンリングをXff −XPI線で断面して示
した図、第15図は第6の発明によるピストンリングの
第2実施例を示す断面図、第16図はFS5の発明によ
るピストンリングの第6実施例を示す断面図、第17図
は第6の発明によるピストンリングの第4実施例を示す
断面図、第18図は第16図を上から見た平面図である
。 1・・・ピストンリング、2・・・リング突合せ部、3
・・・突合せ部始端、4・・・突合せ部終端、5・・・
上側のリング面、6・・・下側のリング面、7・・・摺
動面、8・・・内壁面、9,12・・・上面、10,1
1゜20・・・アンダカット部、13・・・最小部分、
14・・・最大部分、15.23・・・中心点、16.
21・・・(ピストンリング軸線)、17.24・・・
線(左右対称平面)、18.19.25.26・・・ず
れ量、22・・・角度範囲
図は第1の発明によるピストンリングの斜視図、第2図
は第1図のピストンリング軸線■線で断面して示した図
、第6図は第1の発明によるピストンリングの第2実施
例を示す断面図、第4図は第1の発明によるピストンリ
ングの第3実施例を示す断面図、第5図は第1の発明に
よるピストンリングの第4実施例を示す断面図、第6図
は第1図を上から見た平面図、第7図は本発明の第2の
発明によるピストンリングの斜視図、第8図は第7図の
ピストンリングを■−■線で断面して示した図、第9図
は第2の発明によるピストンリングの第2実施例を示す
断面図、第10図は第2の発明によるピストンリングの
第6実施例を示す断面図、第11図は第2の発明による
ピストンリングの第4実施例を示す断面図、第12図は
第7図を上から見た平面図、第16図は本発明の第6の
発明によるピストンリングの斜視図、第14図は第16
図のピストンリングをXff −XPI線で断面して示
した図、第15図は第6の発明によるピストンリングの
第2実施例を示す断面図、第16図はFS5の発明によ
るピストンリングの第6実施例を示す断面図、第17図
は第6の発明によるピストンリングの第4実施例を示す
断面図、第18図は第16図を上から見た平面図である
。 1・・・ピストンリング、2・・・リング突合せ部、3
・・・突合せ部始端、4・・・突合せ部終端、5・・・
上側のリング面、6・・・下側のリング面、7・・・摺
動面、8・・・内壁面、9,12・・・上面、10,1
1゜20・・・アンダカット部、13・・・最小部分、
14・・・最大部分、15.23・・・中心点、16.
21・・・(ピストンリング軸線)、17.24・・・
線(左右対称平面)、18.19.25.26・・・ず
れ量、22・・・角度範囲
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内燃機関ピストンの溝内にそう着される、スリット
を形成された回転可能なピストンリングにおいて、該ピ
ストンリング(1)がその特別な成形形状に基づいて、
内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリング(1)に
作用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せし
められ、このためにピストンリング(1)の内壁面(8
)から上側のリング面 (5)及び(又は)下側のリング面(6)への移行部に
、突合せ部始端(3)から突合せ部終端(4)までら旋
状に延びかつ、次第に大きくなる上面(9)を有するア
ンダカット部(10)が配置されており、しかも該上面
(9)が平坦か湾曲形成されているか又は角度を以って
曲げ形成されていることを特徴とする、スリットを有す
る回転可能なピストンリング。 2、アンダカット部(10)がら旋状の面取り部又は中
空溝によって形成されている、特許請求の範囲第1項記
載のピストンリング。 3、ピストンリング(1)の上面と下面とにアンダカッ
ト部(10)が配設されており、この両アンダカット部
が同一に形成されてピストンリング(1)に鏡面対称的
に配置されている、特許請求の範囲第1項記載のピスト
ンリング。 4、内燃機関ピストンの溝内にそう着される、スリット
を形成された回転可能なピストンリングにおいて、該ピ
ストンリング(1)がその特別な成形形状に基づいて、
内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリング(1)に
作用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せし
められ、このためにピストンリング(1)の内壁面(8
)から上側のリング面 (5)及び(又は)下側のリング面(6)への移行部に
、環状のアンダカット部(11)が偏心的にかつ非対称
的に配置され、該アンダカット部(11)の上面(12
)が周面に亘って見て、その最小部分(13)から出発
して最大部分(14)まで拡大しそして再び最小部分(
13)に向けて縮小しており、更に該上面(12)が平
坦か湾曲形成されているか又は角度を以って曲げ形成さ
れていることを特徴とする、スリットを有する回転可能
なピストンリング。 5、アンダカット部(11)が環状の面取り部又は中空
溝によって形成されている、特許請求の範囲第4項記載
のピストンリング。 6、ピストンリング(1)の上面と下面とにアンダカッ
ト部(11)が配設されており、この両アンダカット部
が同一に形成されてピストンリング(1)に鏡面対称的
に配置されている、特許請求の範囲第4項記載のピスト
ンリング。 7、内燃機関ピストンの溝内にそう着される、スリット
を形成された回転可能なピストンリングにおいて、該ピ
ストンリング(1)がその特別な成形形状に基づいて、
内燃機関ピストンの運動時に該ピストンリング(1)に
作用する種々異なるガス力及び摩擦力によって回転せし
められ、このためにピストンリング(1)の上側のリン
グ面(5)及び(又は)下側のリング面(6)内に、完
全な環状ではないアンダカット部(20)が偏心的にか
つ非対称的に形成配置されており、しかも該アンダカッ
ト部(20)が均一か又は変化する深さを有しているこ
とを特徴とする、スリットを有する回転可能なピストン
リング。 8、アンダカット部(20)が環状セグメント形の中空
溝によって形成されている、特許請求の範囲第7項記載
のピストンリング。 9、ピストンリング(1)の上面と下面とにアンダカッ
ト部(20)が配設されており、この両アンダカット部
が同一に形成されてピストンリング(1)に鏡面対称的
に配置されている、特許請求の範囲第7項記載のピスト
ンリング。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3420404A DE3420404C1 (de) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | Geschlitzter, drehbarer Kolbenring |
DE3420404.0 | 1984-06-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6136562A true JPS6136562A (ja) | 1986-02-21 |
JPH0637937B2 JPH0637937B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=6237348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60116881A Expired - Lifetime JPH0637937B2 (ja) | 1984-06-01 | 1985-05-31 | スリットを備えたピストンリング |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637937B2 (ja) |
DE (1) | DE3420404C1 (ja) |
IT (1) | IT1185627B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010529384A (ja) * | 2007-06-13 | 2010-08-26 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関のピストンに用いられるピストンリング |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10044241A1 (de) * | 2000-09-07 | 2002-03-21 | Mahle Gmbh | Kolbenring für Kolben-Maschine |
DE10308069B3 (de) * | 2003-02-26 | 2004-08-26 | Federal-Mogul Burscheid Gmbh | Kolbenring |
DE102010004684A1 (de) * | 2010-01-15 | 2011-07-21 | Audi Ag, 85057 | Zylinderformoptimierter Kolbenring und Brennkraftmaschine |
US20120112415A1 (en) | 2010-11-10 | 2012-05-10 | United Technologies Corporation | Rotating seal ring with targeted split surface orientation |
Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
DE7132379U (de) * | 1973-03-01 | Nippon Piston Ring Co Ltd | Kolbenring | |
FR522332A (fr) * | 1920-08-12 | 1921-07-29 | Henry Patrick Maloney | Perfectionnements dans les bagues de pistons |
CH541070A (de) * | 1971-07-27 | 1973-08-31 | Sulzer Ag | Geschlitzter Kolbenring einer Kolbenbrennkraftmaschine |
-
1984
- 1984-06-01 DE DE3420404A patent/DE3420404C1/de not_active Expired
-
1985
- 1985-05-31 JP JP60116881A patent/JPH0637937B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-05-31 IT IT20988/85A patent/IT1185627B/it active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010529384A (ja) * | 2007-06-13 | 2010-08-26 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関のピストンに用いられるピストンリング |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3420404C1 (de) | 1985-03-28 |
IT1185627B (it) | 1987-11-12 |
JPH0637937B2 (ja) | 1994-05-18 |
IT8520988A0 (it) | 1985-05-31 |
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