JPH0338103A - 半導体電子回路 - Google Patents

半導体電子回路

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JPH0338103A
JPH0338103A JP1171802A JP17180289A JPH0338103A JP H0338103 A JPH0338103 A JP H0338103A JP 1171802 A JP1171802 A JP 1171802A JP 17180289 A JP17180289 A JP 17180289A JP H0338103 A JPH0338103 A JP H0338103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
electronic circuit
semiconductor electronic
voltage source
Prior art date
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Pending
Application number
JP1171802A
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English (en)
Inventor
Hidesato Horii
堀井 秀聡
Masayoshi Suzuki
鈴木 政善
Masuo Akamatsu
赤松 培雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体電子回路に係り、特に温度の影響をうけ
にくい電流検出に好適な電子回路に関する。
〔従来の技術〕
半導体電子回路において電流を検出する場合の温度補償
としては一般に差動回路が用いられる。
例えば主トランジスタとしてMOSトランジスタを用い
た電流検出は第2図の如く行なわれ、2個のトランジス
タ201,202、抵抗402゜403.405,40
6より差動回路を構成し温度補償を行う。
トランジスタ201のベース電圧はトランジスタ202
のベース電圧とほぼ同電位になるよう動作するので、抵
抗405,406により入力電圧を分圧し、トランジス
タ202のベース電圧を適当な値に設定することにより
トランジスタ201のベース電圧を定めるので温度変化
に関係なく常にほぼ一定の電流を検出することができる
なお、この種のものとして関連するものには例えば米国
特許第4319181号、同4553084号等が挙げ
られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、トランジスタのベース電圧として入力
電圧を抵抗により分圧して供給しているため、入力電圧
の変動及び差動回路を構成するトランジスタの対称性に
ついて配慮がなされていない場合が多く入力電圧の変動
に伴い検出電流値が変化するという問題があった。
本発明の目的は温度変化により検知電流が変化しない電
子回路を提供することにある。
本発明の他の目的は入力電圧の変動に係らず。
常に一定の電流検出が可能な電子回路を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために電流検出回路の一部にバンド
ギャップ電圧源を設け、電子回路全体の温度係数を零に
したものである。
上記性の目的を達成するために差動回路の一部にバンド
ギャップ電圧源を設け、入力信号の変動及び温度変化に
よる影響をなくし、電子回路全体の温度係数を零にした
ものである。
〔作用〕
バンドギャップ電圧源の一例を第4図に示す。
ト1ランジスタ205,206,207のベース・エミ
ッタ間電圧をVBEI * VBE2 、 VBE3 
、抵抗407.408の抵抗値をRz、Ra、抵抗40
8の電圧降下をvlとすると Vt=VaEa−VaEz”F (kT/ q) ・Q
n (If/ I2)となる。故にバンドギャップ電圧
源の出力電圧をVとすると となる。この式かられかるようにバンドギャップ電圧源
の出力電圧の温度係数はIt 、Izの比によって任意
に設定することができる。
以上のようにバンドギャップ電圧源は温度係数を零に設
定することが可能であるため、電流検出回路に設けた差
動回路の一部にバンドギャップ電圧源を設けることによ
り検出抵抗の電圧降下は温度変化、入力電圧の変動の影
響を受けず常に一定となるので検出電流値を常に一定に
保持することができる。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する0図中
、301で表示されている負荷素子は抵抗のみならずコ
イル、コンデンサあるいはこれらの複合素子等の電流が
設定できるインピーダンス素子を想定する。
トランジスタ201,202及び抵抗402゜403に
より差動回路を構成する。バンドギャップ電圧源501
の出力端子をトランジスタ202のベース、入力端子を
抵抗404を介して入力端子602もしくは電源端子6
01に接続する。トランジスタ201のベース電圧はト
ランジスタ202のベース電圧と同電位になるよう動作
するからバンドギャップ電圧源501の温度係数を零に
設定すれば抵抗401による電圧降下は常に一定となり
温度係数をもたない電流検出が可能となる。
本実施例では回路全体を半導体素子で構成しているので
IC化できる効果がある。
第3図に本発明の他の実施例を示す。電流検出回路内の
差動回路をバンドギャップ電圧源で制御するのは第1図
と同じであるが本実施例ではバンドギャップ電圧源の電
源端子を抵抗404を介してMO3IOIのゲートに接
続する。本回路構成としても第1図と同等の電流検出が
できる。本実施例では電位の安定点より抵抗4.04の
一端を接続しているので電圧の変動の影響をうけにくい
回路が実現できる。
第4図にバンドギャップ電圧源の一実施例を示す。トラ
ンジスタ206,207によりカレントミラー回路を構
成しそれぞれのコレクタを抵抗407.409を介して
出力端子604に接続する。トランジスタ205はコレ
クタを出力端子604に、ベースをトランジスタ206
のコレクタに、エミッタを接地端子606に接続する。
トランジスタ206のエミッタは抵抗4.08を介して
接地端子606に接続する。電流端子604はトランジ
スタ205,206,207に電流を供給するために設
けられている。以上の構成によりバンドギャップ電圧源
を実現できる。
第5図に本発明の他の実施例を示す。電流検出回路内の
差動回路をバンドギャップ電圧源で制御するのは第1図
と同じである。第5図の場合はMOSトランジスタのソ
ースの面積を1:n(n〉1)に設定して電流検出を行
なう。MOSトランジスタ102に流れる電流はMOS
トランジスタ101に比べて非常に小さいので抵抗40
1を大きくすることができ集積化し易くなる。また電流
検出用抵抗がトランジスタ101に接続されないので電
力損失を大幅に減少させることができる。
第6図に本発明の他の実施例を示す。第6図は差動回路
によりMO3IOIのソース電圧を制御するものではな
く、バンドギャップ電圧源501により直接MOSトラ
ンジスタ101のソース電圧を制御したものである。バ
ンドギャップ電圧源501の温度係数を零に設定してお
けば抵抗401の電圧降下は常に一定となるので検出電
流も一定となる。また、本発明では電圧源501の温度
係数をMOSスイッチの温度係数に対して打消すように
設定しておくことで検出抵抗401を不用とすることが
できる。
第7図に本発明の他の実施例を示す。第7図は第6図の
MOSトランジスタ101のソースの面積を1 : r
lにしたものである。
第8図に本発明の他の実施例を示す。第8図の実施例は
第7図の実施例の電流検出方法に比べて精度を向上させ
たものである。バンドギャップ電圧源501によってM
O5102のソース電圧を一定にするのは第7図と同じ
である。オペアンプ601の入力端子は同電位になるよ
うに働くので抵抗401の抵抗値をRとするとオペアン
プの入力端子はそれぞれ、R・Isnの電圧が生じる。
ここで抵抗410,411の抵抗値もそれぞれRに設定
すれば抵抗410にもISNの電流が流れる。この電流
はトランジスタ208のコレクタ電流とほぼ等しいので
抵抗411にもISNが流れる。これにより抵抗401
,411の電圧降下は共にR・ISNとなり入力電圧を
VINとするとMOSトランジスタ101,102のゲ
ート・ソース間電圧はVIN−R・ISNで両者同一と
なり精度の良い電流検出ができる。
第9図は本発明の他の実施例を示す。第9図は第5図の
MOSトランジスタの代わりにバイポーラトランジスタ
を適用したものである。バイポーラトランジスタにして
も同様の電流検出ができ、トランジスタのベース・エミ
ッタ間が0.7V程度で導通するので低い入力電圧での
電流制限が可能となる。
第10図に本発明の他の実施例を示す二第10図は第5
図のMOSトランジスタの代わりにIGBT(Insu
lated Gate Bipola Transis
tor)を適用したものである。IGBTにしても同様
の電流検出ができ、IC化した場合、チップ面積が小さ
くできる効果をもつ。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電流検出回路にバンドギャップ電圧源
を適用するので、回路全体の温度係数をなくし精度の高
い電流検出ができるという効果がある。
また、バンドギャップ電圧源はpn接合を利用した回路
構成であるので負荷素子301よりの電気ノイズ特に、
ソレノイドコイル等のスパイス性ノイズが電流制限回路
に侵入しに<<(pn接合の低インピーダンスで短絡さ
れるため)、このためノイズに強い半導体電子回路とす
ることができる。
さらに、これまで述べたバンドギャップ回路構成では回
路の故障時トランジスタ101の電流が制限値より低く
なるように動作することが多く。
回路が過熱状態になることを避は得るので異常時の信頼
度を向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は従来の電
流検出方法を示す図、第3図は本発明の他の実施例を示
す図、第4図はバンドギャップ電圧源の実現例を−示す
図、第5図〜第10図は本発明の他の実施例を示す図で
ある。 101.102・・・MOSトランジスタ、201〜2
07・・・バイポーラトランジスタ、301・・・イン
ピーダンス素子、401〜411・・・抵抗、5o1第 図 Wi3図 第4図 第5図 M7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トランジスタに電流検出部を設け、この電流による
    信号を差動回路の入力とし差動回路の出力により該トラ
    ンジスタの入力側を制御することで該トランジスタの負
    荷に流れる電流を制限する半導体電子回路において前記
    差動回路の入力の一端に、バンドギャップ電圧源を適用
    することにより検出電流値の温度による変化を少なくす
    ることを特徴とした半導体電子回路。 2、請求項1記載の半導体電子回路においてバンドギャ
    ップ電圧源の電気的入力信号は前記トランジスタの入力
    側の制御された端子より供給することを特徴とする半導
    体電子回路。 3、少なくとも2個以上のトランジスタを複合的に接続
    したトランジスタ群において、一部のトランジスタに電
    流検出部を設け、この電流値によつて複合体素子に流れ
    る主電流を代表させる半導体電子回路においてバンドギ
    ャップ電圧源を適用することにより検出電流値の温度に
    よる変化を少なくすることを特徴とする半導体電子回路
    。 4、請求項1記載においてバンドギャップ電圧源の温度
    係数を前記トランジスタの電流の温度係数に対して打消
    すように設定したことを特徴とする半導体電子回路。 5、請求項4記載のトランジスタは少なくとも2個以上
    のトランジスタを複合的に接続したことを特徴とする半
    導体電子回路。 6、請求項3記載のトランジスタ群において電流検出用
    トランジスタの電圧降下を他のトランジスタのゲートに
    て補なうことを特徴とする半導体電子回路。 7、請求項3記載のトランジスタがMOSトランジスタ
    であることを特徴とする半導体電子回路。 8、請求項3記載のトランジスタがバイポーラトランジ
    スタであることを特徴とする半導体電子回路。 9、請求項3記載のトランジスタがIGBTであること
    を特徴とする半導体電子回路。
JP1171802A 1989-07-05 1989-07-05 半導体電子回路 Pending JPH0338103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238313A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sanyo Electric Co Ltd 負荷起動集積回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238313A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sanyo Electric Co Ltd 負荷起動集積回路
JP4601455B2 (ja) * 2005-02-28 2010-12-22 三洋電機株式会社 負荷起動集積回路

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